人狼議事


234 麻雀邪気村-3rd season-

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【人】 幸運の科学 リッキィ

――勇者オスカーッ!!

[その牌を――そのままは、通さない!!

リーチ一発を防ぎ――そして、己が手を、一段階上にと書き換える!!]

――その捨て牌――貰い《カン》ます!!

[手牌から繰り出した3牌と結合し、並べられる4牌。
確率論的には愚手とされる、大明槓――だが、女帝にとっては、違う]

(44) 2015/08/09(Sun) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

――カンッ!!

[勇者の捨て牌で啼いた、大明槓。その嶺上牌は、彼女の暗刻に一致した]

まだです――もう一つッ!!

[更なる嶺上牌。それも、また]

カンッ!!!

[更に]

――カンッ!!!!

[四連続の、啼き――すべて、カン]

(45) 2015/08/09(Sun) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

……、通りますよ。通ります――、ですが、勇者《オスカー》。

[傍らに並ぶ、四つの槓を、指差して]

――私を無視して、龍帝のみに向かったあなたへの呪いです。

[勇者、王侯、皇帝――届かずとも、それを一刺しする毒は持つのだと]

包《パオ》――責任払いとも、いいますね。
この四槓子の確定――私がツモで上がれば、すべて、あなたの払いです。

[頭待ちの単騎で、くっと喉を鳴らした]

(49) 2015/08/09(Sun) 22時半頃

[生と死のハザマ、シルク……いや、オーレリアなる少女は在りし日の幻を見ていた。

 幼かったあの日、父は自分の目の前でマ王の凶牌に倒れた。
 やがて母方の祖父の家に引き取られる事となり、変貌した生活や多数の習い事に忙殺されて、歩くより先に打っていた麻雀の事すらもいつしか遠い過去となり、日々は流れていった。
 しかし、しばらく前に偶然テレビで冥王戦を見た時、強い衝撃を受けた。
 自分は決して、麻雀を忘れては居なかった――]


[裏闘牌場《アンダーグラウンド》に足を踏み入れるまでに、そう時間はかからなかった。
 姿を変え、名前を変え、それなのに何故だろう。
 ”生きている”という実感が深く胸の内から溢れ出て来たのだ。
 これが自分にとっての天命なのである――と]


[その時と似た感覚が、緋龍《ドラゴン》の死を予感した時にも広がった。
 彼を助ける事。
 そして、悲しい連鎖を止める事。
 それこそが麻雀を再び始めた理由。
 それこそが雀使として覚醒した理由なのだと]


【人】 幸運の科学 リッキィ

はっ……!?

[龍帝の、和了。それに、半瞬、亡失して。

『――私を無視して、龍帝のみに向かったあなたへの呪いです』

つい先刻、己が口にした言葉が、重苦しく響いた]

ああ……そうです、ね。
私も、知らず、同じ過ちを――龍帝《アナタ》を無視して、勇者のみに集中するなど。

[苦笑じみたものを浮かべて、点棒を払う]

ですが、次は――そうは、いきません。

[親番は安手で流されたが――まだやれる。改めて、決意を]

(62) 2015/08/09(Sun) 23時頃

[急速に己の身体から、魂から、力が抜けていくのを感じる。
 役目を果たしたせいだろうか。
 雀使としての力は少女から光の粒となり、まるで満天の星々のように天へと昇ってゆく。
 もう先ほどまでのような打ち筋は――奇跡《ミラクル》を起こすような事は出来なくなるのだろう。
 しかし、未練など欠片たりとも存在しなかった。

 何故ならそう。
 雀使の力は――羽の形となりて、真龍の帝王《ドラゴレット・カイザー》の元へと舞い降りているのだから]


【人】 幸運の科学 リッキィ

……こ、れは……?

[勇者の構築した世界――無垢なる天空の血潮≪ブラッド・オブ・スカイ≫]

私は、既に、点棒を支払ったはず……、

[だが、現実は――。そうして、すべてを理解した]

……余計なことを、勇者 《オスカーッ》!

[叫んで、ぎりっと]

ならば――その甘さの代償《パオ》は!
あなたに支払わせてあげましょう……!!

[手は、四槓子にドラ16――トリプル役満である]

(72) 2015/08/09(Sun) 23時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

いえ、その和了りも――私が観測するまで、確定しません。

[龍帝がそのつもりなら――同じ土俵で、書き換える!!]

(77) 2015/08/09(Sun) 23時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

それで――その手を和了といいますか、龍帝。

[雀氣の応酬で、真っ赤な眼球に血涙を浮かべながらも、そう笑った。
そう、変化したのは、勇者が摩り替えた1牌だけではない――全てがばらばらの、14牌。
勇者の氣がぶつけられた隙に、そうやってのけた]

――チョンボですね。満貫払い、ですよ。

(78) 2015/08/09(Sun) 23時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/08/09(Sun) 23時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

馬鹿は――あなたもでしょう、オスカー。

[荒い息で、応じる]

あなたが――あそこで、聖剣を抜く理由がどこにありました!!
私は――私は、龍帝の發のみ、それにしてやられた!! それが全て!! だというのに!!

[情けをかけられた――それは、雀士にとっての屈辱!!]

(82) 2015/08/10(Mon) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

……な……、

[オスカーが、和了れた。それは、つまり――]

龍帝が、罰符で流局にしなければ――、

[――オスカーがツモれば、もっともダメージを受けるのは、親の私――]

ツモられていれば――飛《コロ》されていた……?

[呆然と、そう呟いた。そして、龍に視線を向ける――何故、助けたのかと*]

(88) 2015/08/10(Mon) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

――隠者《ハーミット》!!
いえ、よもや、あなたは――!!

[数牌に、その数と同等のドラを付与する能力――]

――争いを呼び!!
血で血を洗う闘牌を招き!!

後先考えずにレートをハネ上げる――あの伝説の、愚者《フール》では!?

(95) 2015/08/10(Mon) 02時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[気圧される。ひどく気圧される。

ともすれば、これも掌中なのかもしれない。

だが、だが――黙って、敗れるわけにはいかない!!]

そうまでして、見たいのですか! 青い地獄《ブルーヘヴン》を!!
ならば――、あなたが、その身で味わえばいい!!

[狂気じみた哄笑を洩らす、隠者の捨て牌を、啼く]

(96) 2015/08/10(Mon) 02時頃

[意識を失ってる間も、力の残滓が共鳴《リンク》を起こし、卓上《ヴァルハラ》の様子を、そして雀士《ジャンキー》の様子を教えてくれた。
 緋龍《ドラゴン》が復活した事。
 女帝《エカチェリーナ》の美技。
 勇者《オスカー》の愚直なまでの覇道。
 そして、倒れてしまった所を抱き抱えられた自分の姿すらも――]


 ……ん?

[抱き抱えられた?
 と、言うことは……]


 っきゃあああああ!! 何するんですのーーー!!

[救護室のベッドの上、己の叫び声で目を覚ます姿がそこにあった。
 起き上がった瞬間、体に繋がれたチューブに引っ張られてしまって身動きがとれず四苦八苦して]

 ……あ、あれ?
 こ、ここはどこですの?

 ――はっ!
 勝負《デュエル》、勝負《デュエル》はどうなってますの!?

[救護班の医師たちが慌てる中、焦りながら尋ね。
 モニターの存在を教えられてそちらへ視線を向け、息を呑んだ]


【人】 幸運の科学 リッキィ

カン――!!

[9s――ドラ36。]

――あ、がああああああああっ!!!!

[バチバチバチッと、指先に電光が迸る――だが!!]

カン――!!

[9m――ドラ36。手にした嶺上牌は――]

く、ふっふふふ……!! 足りない足りない足りない足りないッ!!!

[ぶっ、と。鼻血を溢れさせながら、四牌を露にする]

カン――!!

[9p――ドラ36。手にした嶺上牌は――]

(97) 2015/08/10(Mon) 02時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[ズ……アァァァァァッ――女帝の指先で、牌が、一瞬、黒いモノリスに変わりさえしたかもしれない]

チャンタ三色同刻ドラ108で、テンパイです――!!

――さあ……望みどおりの青天井《セカイノオワリ》ですよ、隠者。

[きっと、視線を向ける]

あなたの望んだ青天井――この程度で終わりではないのでしょう!?

[叫ぶように、牌を切った**]

(98) 2015/08/10(Mon) 02時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/08/10(Mon) 02時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

……、くっ……、

[天和、地和、人和――彼らは、容易に33万分の1を引いてくる。

私の届かぬ領域を、いとも容易く、引き当てる。
108の欲望《ドラ》を積んでも、その域には、未だ届かない。

何だ、何が足りない。何が不足している――、必死に計算を続ける脳に、静かな声(>>141)が染み入った]

……私が、望んだ情景……?

[――勝利? 栄光? うつろな眼で、卓上を見回す。
暴力を暴力で斃し、流血を堀に満たし、敵の躯で城壁を組む――そんな王国を築きたかったのだったか?]

(188) 2015/08/10(Mon) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

……、……ああ。

[――いまの自分に足りないのは、力でも運でも、ましてや計算でもない]

ええ……楽しくは、ありませんね……いまは。

[――そう、初めて牌に触れたとき、卓を囲んだときの緊張と興奮。
あれは――確かに、楽しかった。勝つことではなく、打つこと自体が楽しかった。
確率を計算し、どうすれば和了りやすいかを考えているのが、楽しかった。

血反吐と鼻血に塗れて、勝利それ自体を目的に修羅の道を往く――そんなことのためだけに牌を握るには、人生は短すぎる]

(189) 2015/08/10(Mon) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

……力を貸してくれ、ですか。
いえ、貸しにはしませんよ、龍帝――私だって、楽しい麻雀が打ちたい。

[小さく微笑して、彼女もまた、参戦する――]

――あなたの相手は私です、伝説の愚者《フール・ザ・ディザスター》!

(199) 2015/08/10(Mon) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

――舞い遊ぶ黒牌《モノリス・イン・ザ・ダーク》!!

[その指先が放ったのは、己の和了に向かう業ではなかった。
こちらに牙を剥く隠者、あるいは、愚者に向いたものでさえなかった。

ツモるため山牌に伸ばした指先。その牌が――"黒く染まる"。

一枚ではない――二枚、四枚、八枚。
倍々ゲームのように、あっという間に山牌のすべてが黒に染まる。

その色だけ視れば、女帝もまた冥王の軍門に下ったかと思われるだろう、が]

モノリスの増殖――実況さんなら、判るかもね。

[次に、何が起こるのか――]

(204) 2015/08/10(Mon) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

光が足りないのなら――足せばいい!!

(205) 2015/08/10(Mon) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

昇れ――育む新陽《セカンド・ソル》!!

[カッ――と、山牌がまばゆい閃光を放る!!

冥王に与するものには不利に、それに対する可能性には有利に――!!

だが、決して、積み替え、イカサマの類ではない!

彼女は物理的には、なにもしていない――ただ、可能性の種を撒き、水をやっただけ!!]

ッ……あとは、あなたたちに……、任せますよ。

[あとに残されたのは、暖かな光熱を放つ山牌。それに――力を遣い過ぎたか、迂闊な捨て牌]

(209) 2015/08/10(Mon) 23時頃

メモを貼った。


[モニターの向こう側では自分が居なくなった後もなお、更なる死闘が繰り広げられていた。
 その熱気は離れた場所に居てすらも痛いほどに伝わってくる]

 こんな時に、寝てることしか出来ないだなんて……!

[悔しさと不甲斐無さで強く歯噛みする。
 医師団からは絶対安静を繰り返し諭され、また、自身も立ち上がろうとするだけで強いめまいを覚えた]


[流れてくる音楽、そして――]

 きゃあ!?

[扉を開かれ、思わず叫び声が出てしまい。
 同時に、ゴフゴフと咳き込んで]

 さ、先程の……変態さん?

[変態というイメージで定着してしまったらしい。
 訝しげに呟く。
 しかし、雀使としての力を失った自分に――
 やれる事など存在するのだろうか]


【人】 幸運の科学 リッキィ

……やった、ん、ですか?。

[意識としては、背後。三者の闘牌が、輝く光を放つ]

はは――認めますよ、もう。
いまの私の力量では、伝説の主人公《あなたがた》には届かない。

ですが――百年ほど先の雀記物語に、格好良く登場は出来る、かもしれません。
龍帝と勇者が冥王と戦う最中、その背中を守った女雀士リッキィ――……、ふふ、いい響きです。

――そうでしょう、伝説の愚者《フール・ザ・ディザスター》。
あなたほどの雀士を……足止め、出来たのですからね。

[龍に向かって吼えた伝説のひとり>>248に、精一杯の雀氣を叩き付けて。

かれらの決着まで、その注意をどうにか逸らした。
成した役割は、ただ、それだけだったが――それでも、いい。清清しい疲労が、満ちている]

(264) 2015/08/11(Tue) 00時頃

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