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[2人の部屋は202。取り敢えず一旦、音声を拾えるようには準備して。
細々とした物資の入れ込みを行った。すでにこの人ならこんなものを入れるというのは決まっているから、その作業は中々に迅速に行われて。
少なくとも2人が此処に来るまでには準備はしっかりと終わる。
2人が辿りついて、暫くして落ち着いたら。
またスーツを来て、彼らの前にも姿を現そうか。]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[――いつの間にかに、少し眠っていたようで。
目をさませば。
夜か、朝かも分からない。
でも隣にはみっちゃんが寝ていることにほっとして。
半身を起こしながら髪をかきあげ、みっちゃんの寝顔を眺めて。
愛しそうに微笑み、]
……。
[つ、と涙が栗栖の頬に伝った。]
[朝、目を覚ますと。
泣いている彼女の顔が、目にとまった。]
どうしました
何をないているのですか
[再び、息を吐いて。2人に話しかけるか]
これで「選別」については終了でいいだろうか。
残っている男女は1人ずついるけれど、この2人が…という可能性はそれ程大きくはないと見て良いのではないかと思う。
勿論それは確認せねばわからないことだから、まだ注視する必要はあるけれど。
[ふるふると、首を振り。
寂しそうに、哀しそうな目をして。
みっちゃんの頬に手を伸ばして、キスを求めた。]
メモを貼った。
――朝方・花橘荘――
ひっく、ちゅー
[さすがに梨月の部屋に一緒に寝るのは、
まだ早いと思ったけれど
渉の部屋はエアコンないからだめ!っていうから
梨月の部屋でぼぅっと夜明けを眺めていた。
コンコン。
ノックが響く。
扉を開ければ木佐さんの姿。]
え?どうしました?
あ、いや、僕がここにいるのは決して不埒な理由じゃ……!
[動揺する自分を意にも介さず、
玄関のまえに車を停めてあるから
二人で乗り込んでね。とのんびり告げられた]
え?え?あ、はい。
梨月ー起きるよー。
[寝ぼけまなこの彼女を連れて、
たぶん僕も半分寝ぼけてたんだろうけども
玄関先の車に乗り込んだ。
あれ。これどこに行くんだろう……?]
[キスを求められれば、受け入れるけれど。
何が悲しいのか、わからないままでは。
やはり、気持ちもわるいもので。]
言わないと、ダメですよ?
私達は、まだ以心伝心ってわけにはいかないんですから
聞かせてください、君の話
[だから、彼女の涙をぬぐって。
ゆっくりと撫でよう。]
メモを貼った。
[涙をぬぐってくれて、みっちゃんはゆっくりと撫でてくれて。
栗栖は、最初はいやいやと首を振り、理由を話したがらなかったけれど。
そのうちに、]
……みっちゃんが。
[そう、名前を呼んで。
涙声で、]
いなくなる、夢を見た……から。
[小さく、呟いた。]
…―――
[最初は、首を振って答えたがらなかった彼女だけれど。
小さな声で、呟く声が聞こえて。
理由を聞いてしまえば、無性に可愛らしく思えてしまうから。]
馬鹿な子ですね
[そう言って、ぎゅっと抱きしめようと。]
私がいなくなる事があるとすれば
それは、君が私を嫌いになった時ですよ
大丈夫、私はずっと君の傍にいます
だから君も、私を捨てないでくださいね?
メモを貼った。
[抱き締めてくれる、みっちゃんに。
栗栖もぎゅうと、甘えるように返して。]
栗栖は、みっちゃんを嫌いになんて、ならないよ。
むしろ、栗栖はみっちゃんに嫌われるんじゃないか……、って不安になる。
栗栖は、たまに馬鹿なことしちゃうから……。
[うん、と頷いてはいても。
まだ、不安そうに。]
[202に帰っても、山梨との事は話さずにいた。
人を振ったのは生まれて初めてだったから、どこか態度がおかしかったかもしれないが、何も語らないまま。]
わたし?
寝袋には慣れてる。
病人はベッド!
おやすみ!
[同僚となら慣れている同室就寝も、恋心を自覚したばかりの相手とだと途端に恥ずか死にしそうになる。
それでも、エアコンのない部屋に帰すのが心配で――そしてほんの少し、「もっと一緒にいたい」という想いもあって、渉を自室に泊めたのだった。]
うー?
んー……ん、はーい?
[覚醒しきれないままタクシーに乗り込む。昼間の夢を見ているのかな、と寝ぼけて、帰り道のように、渉の手を握る。
随分幸せな夢だ。
気持ちの赴くまま、こてんと渉の肩に頭を倒して、へへー、と笑った。**]
メモを貼った。
馬鹿な事、確かにするかもしれませんね
でも、それは私だってやりますよ
嫌な事、確かにするかもしれませんね
でも、それはお互い様ですよ
君には伝わらないかもしれませんけれど
私は、君をたまらなく愛しく思っているのです
なんて可愛い子だろうって、今も思っているんですよ?
[不安そうな彼女が、甘えるのなら。
それは受け入れるべきものだから。
彼女をぎゅっと抱いたまま。]
でも、不安に思うのは悪い事じゃないんです
嫌われたくないから、もっと好かれようと努力できるし
良い方向への変化を、続けられるんです
だから、その不安は、あってもいいものなんですよ
メモを貼った。
[栗栖は、みっちゃんの言葉を聴いて。
噛み締めるように、少し黙り。
考えてから、頷いた。]
栗栖は、みっちゃんから愛されてるって想う。
……だから、不安だったのかな。
みっちゃんが、いなくなったらどうしよう……って。
幸せ、すぎて。
それが、もし、壊れる日がきたらって……恐い。
[だから、甘えたくなってしまう。
みっちゃんは、とても素敵な人だから。
そして。その、言葉を聴けば。
みっちゃんは、やっぱり素敵な人だと――。
栗栖は、切なくなった。――大好き、だから。]
うん。そうだね…、みっちゃんから好かれたいって。
嫌われたくないって。
もっと、綺麗にだったり、可愛くだったり、良い人にだったり、優しくだったり――なりたい。
いい女を育てるのは、男で
いい男を育てるのは、女なんです
壊さぬよう、大事にしていきましょう
崩さぬよう、大事にしていきましょう
君と私の恋は、変わっていく
手に入れる為の想いから、相手を大事にする為の愛に
手に入れる為の恋は、維持する為の愛に
ゆっくり作っていきましょう、私達の愛を
[怖いなら、何度でも伝えればいいさ。
どれだけ君を愛しているのか。
唇で、指先で、腕で、全身で。]
うん。……みっちゃん。
栗栖は、みっちゃんを好きになって――。
本当に、良かったなって想う。
[栗栖の不安そうな、様子は薄れて――。]
こんなに、素敵な人に――。
見合うような、素敵な人になりたい。
みっちゃんのこと、栗栖は尊敬してる。
栗栖は、あんまり頭は良くないけれど――。
……みっちゃんに、愛されていたい。
そして、ずっと、ずっと、愛していたい。
……。
[――ぽろぽろと、栗栖は泣いて。
何故、だろう――。
それでも、胸が締め付けられるような。
想いは、消えてはくれなくて――。]
私は神様ではありませんから
完全な人間には程遠いですけれど
それでも、恋人にリスペクトされるのは嬉しいです
[不安そうな顔が、消えても。
彼女の涙は、止まらなくて。
どうすればこれが止まるのだろうと。
考えては、いるのだけれど。]
私もね、君の事すごいって思ってるんです
君はとても素直な女の子だ
君はとても明るい女の子だ
君はとても優しい女の子だ
君はとても繊細な女の子だ
どれも、私にはないものです
自分にないものを、人は羨む
私はそんな君を、愛していますよ
[涙が流れる理由は、栗栖には分からなくて。
哀しい夢の、せいかもしれない。
みっちゃんの言葉が、嬉しくて。
それでも、涙は止まらなくて。
みっちゃんの胸に、顔をうずめるようにしながら、]
……栗栖も。
みっちゃんのこと、愛してる。
きっと、すぐに涙は止まるから。
もう少しだけ、こうしていたいな…。
もう少しと言わず
ずっとこうしていましょう
この先、ずっとずっと
不安なときは必ず
私の胸の中にいてください
[愛しい彼女を、抱きしめる事は。
自分にだけ許される、幸せなんだから。]
…うん。ありがと、みっちゃん。
ずっと、こうしていようね。
栗栖は、本当に幸せです。
みっちゃんと、出会えたこと――。
みっちゃんと、愛し合えたこと――。
話せたことが――。
伝えられたことが――。
恋して、愛して、愛してもらって――。
この、想いは。
恋する好きは、とっても大事なもので。
時々不安で、切なくなるけれど。
泣いてしまうような、よくわからない時もあるけれど。
みっちゃんを、好きになれて――。
恋せて――。
とっても、幸せです。
ありがとう、みっちゃん。
[そう言って、涙をごしとこすり。
精一杯の、笑顔で。にこりと、笑ってみよう。]
私も幸せですよ
君のように、真っ直ぐで素直な女の子に愛されて
君のような、優しくて温かい女の子を愛せて
誰よりも、何よりも、幸せです
[君が笑顔になってくれたなら。
私はそれだけで、幸せになれる。]
ずっと捕まえていてください
ずっと捕まえています
離れないでください
離しはしませんから
私こそ、ありがとう、クリス
みっちゃんと、離れたくない。
ずっと、ずっと一緒に居たいよ。
栗栖は、みっちゃんが離さない限り。
ずっと、傍から離れないよ。
好きだから――。
どうしようもなく――大好き、だから――。
……キスして、欲しいな。
いつもより、ずっと、ずっと長く。
栗栖が、良いって言うまで――ずっと。
…だめ、かな?
それなら、もう離れなくてすみますね
私はもう、君のものなんですから
心も、体も、全部です
[そう言って、彼女の頬に手を伸ばして。
彼女が望んだとおりに。]
しましょうか
息が止まるくらい、長いキス
[唇を合わせようと、顔が寄る。]
[ふふ、と微笑んで。]
栗栖も。
心も、体も、全部みっちゃんのものだよ。
[栗栖も、みっちゃんの頬に手を伸ばして。]
うん。
……みっちゃん。…大好き。
[そう言って、
長い、
長い、
栗栖の望んだ、
情熱的な、とても長いキスを――。**]
では、好きにしてもいいですか?
壊れるかもしれませんよ?
[伸ばされた手。
大好きという言葉に、そんな言葉を返して。
言葉にするのは、簡単だけれど。
湯水のような言葉より。
たった一つの情熱を、唇に込めて。
朝から、なんて言われても仕方ないけど。
情熱的なキスと共に。]
[もう、言葉なんていらなくて。
いいよ、なんて今更言わずとも。
栗栖も、みっちゃんを求めていたから。
情熱的な、キスの中に。
愛を。たっぷりと、注ぎ込めて。
栗栖なりの、想いを伝えようと。
まだ、足りないと。
もっと、欲しいと。
長く、長く。
みっちゃんに、伝えようと。
どれだけ、栗栖がみっちゃんを愛しているかを。
大好きなのかを。
長く、長く、キスをしながら――。
そこに、愛を込めて――。
幸せを感じて、ずっとこの人とこうしていたいと――。
壊れるくらい、みっちゃんの好きなようにして欲しいと――。
そう、想いをこめて。
――長く、長く、キスを続けた。]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
――高級マンション――
[車の運転手に、202号室へ入るように指示されて。
肩に凭れて眠りに落ちそうな梨月をそっとなでると]
行ってみよう、梨月。
[手をつないで、その建物に入っていく。
202号室――あの花橘荘の部屋の構成は同じなのだろうか。
けれど202号室を開くと、一室は二人暮らしできるくらい広い。]
……し、新居??
[きょとんとして梨月を見る。
[眼鏡を外して目をこすっている様子を見れば
ふっと小さく笑みを浮かべ]
二度寝しよっか。
よくわかんないけど、自由に使っていいみたいだしね。
[用意されているのはダブルベッド。
顔が赤くなるけれど
梨月を寝かせれば、落ちそうなくらい端っこで
眠りにおちた**]
メモを貼った。
―翌朝/202―
〜〜〜〜っっ?!?!
[思わず叫びそうになって慌てて口元を押さえる。
一連の流れを全て夢だと信じていたから、覚醒した今、手を繋いだり肩に凭れたりした自分が酷くはしたなく思えて頭を抱えた。]
渉……
[自分とは思えない程小さく彼の名前を呼べば、胸が温かいもので満たされて、涙が出そうになる。
ダブルベッドの隅にいるのは、大切に想ってくれている証拠。
それなのに、その距離が少し寂しくて、起きる前に離れる、と言い訳しつつ身を寄せた。]
メモを貼った。
[朝方。幸村さんと猫村さんのいる部屋に、木佐さんがやってきて。
2人が車に乗るのを確認した。
その確認を行う迄の間、僕は暫しの微睡みではあったけれど。
その時の2人を暫し眺めていれば、少し心が和んで目が覚めた。
時刻は起きる時間を指しており、今日も日課のランニングをしようと。
再び着替えて外へ出た。]
[外はこの時間だから、まだ涼しくて。
走ることによって生まれる風が、僕を心地よくさせる。
普段から唐突に気分が落ち込んだりする僕ではあるが、この時になることは殆どない。
花橘荘にいる、残り4人を思う。
山梨さんが動くかどうかについては注視しなければならないけれど。彼が研究の面で何かあるということは無いだろう。
湯来島さんについては、猫村さんとある程度以上の関係なのではないかと最初想定していたけれど。結局どうなのかはよく分かっていない。山梨さんとは一度生ゴミ処理の時に会話をしていた筈だがそれ以上の関係になる可能性はあまり高くなく、まず安田さんとは会っていただろうか?九十九さんと…の方が可能性なら高いのではないかという位だ、口には勿論ださないけれど。
その九十九さんは、佐藤さんの事を好きに思っていたと思うけれど。結局今の気持ちは、隠されている。勝手に、長期的に見れば安田さんと仲が深まるのかも知れないけれど、今すぐにはならないように思った。安田さんも同様だろう。2人は職務に忠実であったように思う。僕よりも、ずっと。]
[僕は結局、誰かを好きになったのだろうか。
高校の時「フォローの人」「絶対安全な協力者」なんて言われたように。誰かを思うことは中々無いように思われたけれど。此処で研究を行ったからか、一時期勝手に縁を感じるような事があった。それで研究の最中なのに、2人にも迷惑をかけてしまったな。
今はその感覚はプツンと途切れた。それはこちらに来ることで、頭が切り替わったからか。何にせよ、僕の妄想だったのだろうけれど。
今でも、フォローに回る必要性はあったのか?なんて。そんな事を思う。まだあの場所に、いても良かったのではないか。
もっと住民の皆と、話す事もできたのではないか。
でも、まぁいいか。此処で僕が誰かと特別な関係を構築しなければ、僕は花橘荘を、出ることになっているのだから。
湯来島さんに、メールを送ったのもそう。会わなく、なるからね。
此処で過ごす皆しか、今僕の存在を保証してくれるような人は、いないようには思えるけれど。その彼らが幸せになって行くところを見れたのだから。
僕ももう、いいじゃないか…と。
心が一つ疼く。その理由は、よく分からなかった。]
[割り当てられた部屋へと帰ってくれば、再びモニターの映像を確認して。殆どの部分における、纏めを始めようか。
花橘荘に住んでいた人は、皆いい人だった。彼らと過ごせたことそれ自体が、僕には過ぎた幸せだったのかもしれないと、そんな事を思う。
まっすぐな心が、一途さへと変化した…今日結局来てしまった彼女も。何もないと言いながら憧れの気持ちまでは捨てなかった為に。大事なものを見つけて、守ることの出来た彼。
今は2人を祝福すべき時だろう。
そんな事を思いながら、記述を進めていくけれど。筆は中々進まない。何をやっているのだろう、何を考えているのだろう。
淋しいから?周りが仲良くなる中、自分には何も無かった事が。
悔しいから?自分が誰の、力にもなっていられないことが。
悲しいから?自分の薄汚い気持ちばかりが見えることが。
……それとも、今更になって。]
幸せになりたいなんて…僕には認められる訳がない事を。求めて…いるからか?
[呟く言葉は空間に溶ける]
[自分より背が低く、自分より年下の彼の寝顔を見つめる。
何で年上のデカ女選んだんだろう――――]
……やだな、こんな考え。
[自分よりお似合いだろう「誰か」を想像して切なくなって。
呟いて身を起こそうとする。
起きる前に、ばれる前に離れよう。]
[身体に触れるぬくもりに、薄く目を開いて]
んー……り、つき?
[寝ぼけてごろんと身体を返すと
離れようとする彼女に体当たりする格好になった]
うっあ?
ごめ……ふゃー……
[寝ぼけた頭が、そばにいてくれた梨月がいとしい、という答えだけを導いて、相好を崩して腕を伸ばす。]
すき……
[普段なら梨月が男慣れしていないこととかも考えるのだけど、なんせ寝起き。そんなことまで頭が回らず、寝転がったまま抱きすくめようとした。]
[――どれほど、時間が経っただろう。
長く、長くキスをし続けて。
やがて、ほんの少し離れても。
まだ、栗栖は良いとは言わなくて。
長く、の次は何度も何度も。キスを求めて。
ほんの些細な距離さえ、埋めたいと。
わずかな距離さえ、まだ遠いと。
栗栖は、大好きな気持ちをもっと伝えたいと――。
求めれば、求めるほどに栗栖は切なくて。
――良い、なんて。
結局、疲れ果てるまで言わなかった。
だって、まだまだ、全然――して欲しかったから。]
メモを貼った。
はへぇっ?!
[寸前で渉が寝返りを打って。
触れる身体。
腕を掠める唇。
「弟」じゃない、「男の人」――「すきなひと」の、匂い。
愛を囁く声。
狼狽えて、硬直したら。
腕が伸びてきた。]
やっ ややややややめっ……
[情けない位弱々しく甘い声。]
メモを貼った。
んー……?
[動揺の声が聞こえた。
回らない頭なりに、梨月がいやなことはしたくないなって。
伸ばした腕の目的を変えて
やわらかくそのボブの頭を撫でる。]
……おはよ、梨月。
[離れちゃや。と前髪の間から覗く瞳で訴えて
くすっと笑う。
頭をゆるく撫でる手で、このまま彼女の頭を自分の胸に引き寄せてしまいたい衝動をこらえた。]
メモを貼った。
[最初に来た2人の様子は、今はもう一切写していない。
報告を行なうのに十分な情報は既に得られたし、元来覗き趣味があるわけでもない。否定しても、誰も信じないのかも知れないが。
後から来た2人についても、有る程度の情報が纏まり次第音声も切ろうと思う。他人に監視はさせない。皆が僕にとって、「大事」な人達であるのだから。]
ぉ、はょ……ゎ、わたる、
[前髪から覗く目に、きゅんと胸が鳴る。
震えてしまいそうな身体を必死に鎮めて。
ぎゅっと目を閉じた。]
どどっど、どっど、どぅぞ?!
[おはようの声にふわっと目を細め]
ん。
[ここで改めて、いいの?とか聞くのは
きっと彼女が余計に恥ずかしいだけだから。
据え膳食わぬは男の恥というわけではないが]
――大丈夫、いきなり変なことは、しないから。
[そう囁いて、梨月の頭を抱き寄せ自分の胸に落ち着ける。
そのまま、ふわふわとやわらかく髪を撫ぜた。]
[長い長いキスのあとは。
咲いては散る、キスの華。
足りないと言うのは、よくわかったけれど。
知っている。
彼女を埋める手段など、存在しないのだ。
例え唇が何度触れようと。
例え指先がどこを撫でようと。
何度重なろうと、離れれば再びやってくる。
それに飽きてしまうまで、何度でも。
そう言った類の物だというのは、よくわかっている。
だから何度でも、飽きるまで、咲かせればいいさ。
君という華を、何度でも。]
何度でも触れよう
君がそれに気付くまで
何度でも撫でよう
君がそれに触れるまで
知っているかい
君の傍に僕がいるんじゃなくて
気づいているかい
君の中に僕はいるんだよ
君が僕を見つけるまで
何度でも君のドアをたたこう
今はまだ気がつかないかもしれないけれど
君が僕に出会うまで
何度でも君の鍵を開けよう
今はまだわからないかもしれないけれど
体を重ねるだけじゃなくて
君と心を重ねていこう
体は容易につながるけれど
心は容易につながってくれない
一度触れれば一歩だけ
君の心に近づいていく
体を合わせるだけじゃなくて
君と心を合わせていこう
体は容易に触れ合うけれど
心は容易に触れ合ってくれない
一度重ねれば一歩だけ
君の心に踏み込んでいく
君の心の中の小さな部屋に
やっと住み始めた僕を
君が見つけてくれるまで
何度でも君のドアをたたこう
[君がもういいというなんて、期待してはいないよ。
今はまだ、抱き合っていないと怖くなる。
まだ、重ねた想いの数が足りなくて。
張りたての接着剤みたいに。
いつ離れてしまうかって、恐ろしい時期。
だから求めるし、だから急ぐ。
だから焦るし、だから不安になる。]
それでもいいさ
何度でもしよう
[君が安心するまで、何度でも。
何度でも君の中に、一歩だけ。]
メモを貼った。
ふぇ、
[覚悟の上で目を閉じたのに、触れ合う面積が広がれば、じわじわと耳まで緊張に支配される。]
お、お尻が、むずむずする……っ
[恥ずかしくて、尾てい骨が浮くような感覚を覚えた。]
そんなこと言ったら
触りたくなるでしょ?
めっ。
[くすくすと笑って、背に手を回し、
こそばゆさも感じないくらい、ぎゅっときつく抱きしめる。]
僕を感じてごらん。
心臓がドキドキ言ってるの、聞こえる?
梨月の心臓も、すごくドキドキいってる。
変な事しないって、言ったじゃないかぁ……っ
[頭が湯だる。
鼓動が重なる。
抱き締められてますます身体にむず痒さが走る。
覚えのない感覚が怖くて、すがるように彼のシャツを掴んだ。]
……ドキドキし過ぎて死にそう……っ
何度、触れても。
何度、感じても。
言葉の数だけ、好きになり。
触れた数だけ、好きになり。
キスするたびに――、
――終わりのない、感情の渦。
キスするたびに――、
――始まりの様な、感情の渦。
飽きなんて、想像することもできず――。
一つするたび、新たに好きに。
一つするたび、新たに愛して。
何度でも、何度でも、栗栖はみっちゃんを求めて。
絡めて、キスして、受け入れて――。
心と体を、混ぜるように――。
大丈夫。
大丈夫だよ。
君のこと、本当に大切に想っているから。
君のいやなことは、したくないから。
[抱いたまま、背中をゆっくりと撫で
落ち着けるように、ぽんぽんとあやす。]
死んじゃ、やだよ?
つらいなら離す?
簡素な部屋は、あなたの色に染められて。
栗栖の心は、独りじゃないと。
舞い上がるように――、確かめたいと。
浮かれるように――、もっと欲しいと。
もういいよ、なんて。
ノックをされても、答えない。
栗栖は、答える代わりにキスを求めた。
栗栖の色を、あなたの色に染められて。
栗栖の心は、あなたの心に奪われて。
栗栖の体は、あなたの体を求めて。
[何度でも。
何度でも、
何度でも、
何度でも、
何度でも、
何度でも、
何度でも、
栗栖は、みっちゃんを求め続けて――、
それでも、人の体には限界があって。
幸せそうに――、栗栖は深くて短い、眠りについた。]
[――やがて。
深くて短い、幸せな眠りから目が覚めれば。
今度は、不安を夢見ることもなかったようで。
みっちゃんの寝顔を眺めてから、
我慢できずにキスをして。みっちゃんの目が覚めてくれるなら、栗栖はにっこり微笑み。]
おはよう、栗栖の王子さま?
[なんて、冗談めかして。
流石にお腹が空いてはいたけれど――。
その前に、もう一度だけ。
大好きを伝える、キスをしたがった。]
[疲れを取る小さな眠り。
朝から何をしてるんだ、と思わなくてもないけれど。
今は、これは必要な事なのだろうと思う。
その眠りは、彼女のキスで破られて。]
眠り姫なら、物語になりますけれど
眠り王子は、ゴロが悪いですね?
[そんな事をいいながら。
彼女が欲しがるキスをして。]
何か食べましょうか
[それが終われば、時計を見ながら。
そろそろだろうと、首を傾げた。]
ばか……っ
[上手く言葉が出て来なくて、感情も感覚も制御出来なくてもどかしい。
本当は嫌じゃないから困っているのだ。
背を撫でる手は幼子をあやすような手つきなのに、触れられるだけで吐息を噛み殺さなければいけない自分がいる。]
……無理矢理こじ開けた癖に。
[胸に当てた額をぐりぐり動かして拗ねた声を出した。]
じゃあ、人魚姫なら良いんじゃないかな?
[くすくすと笑ってから、みっちゃんとキスをして。]
うん。おなか、空いちゃった。
[お腹を撫でて、微笑んでから。]
えへへー。
でもその前に、シャワー浴びてこよっか。
[なんて言って、後ろから抱き着いてじゃれてみたり。
一緒に入る?とほっぺにキスをしつつ。]
人魚姫は、泡になって消えてしまうでしょう?
消えてしまうのは嫌ですから
[それでもお腹がすいたと言うから。
何かを作ろうと、立ち上がれば。
シャワーが先だとの言葉に、そうだよなとも思って。]
一緒でも構いませんが
女性にはプライベートも必要でしょう?
調理の準備をしておきますから
シャワーを浴びたら、一緒に作りましょう?
[頬に触れた唇に、そう言って。]
泡になって消えるのは、王子様が他の娘と結婚するから――だよ。
[くすくすと微笑んでから、ちょっと考え――。]
そっか、そうだね。
うん。一緒に作ろー!
…でも、みっちゃんなら入ってきても、良いよ?
[なんて、悪戯っぽく微笑んでから。]
みっちゃん、これ着てみて良いかな?
[そう言って、栗栖はみっちゃんのシャツを示してみた。
栗栖にサイズは合わないけれど、一度着てみたかったらしい。]
では、人魚姫と結ばれれば消えないのですかね
声を失ったお嬢さん
[入ってきてもいいよと言われても。]
一緒に入ったら、また汗かいちゃいますから
意味がなくなりますし、今は遠慮しておきましょう
一緒にはいるのは、夜にね
[そう答えると、自分のシャツを取り出した彼女が。
着てみてもいいか、なんて聞くから。]
別に構いませんよ
[ウインクをしてから、笑って。
そうだね、なんて意味で頷いてみつつ。
返事の代わりにみっちゃんの頬にもう一度キスをしてから、みっちゃんのシャツや着替えを持ってシャワーへと向かった。]
[彼女がシャワーに向かえばキッチンへ。
今日は何を作ろうか、と考えたけれど。
朝だし、味噌汁とかにしようかって。
下準備だけ、始めた。]
〜♪
[栗栖は、とても機嫌が良さそうに。
身体を洗って、シャワーを浴びて。
みっちゃんのシャツと夏らしい短パンを着てみた。
やっぱりぶかぶかだったり、でも胸はきつめだったり。
髪の毛を右側にまとめてタオルで拭きつつ、キッチンへといき。]
えへへー。
[なんて笑いながら、どうかな、なんて。]
僕が、こじ開けたとしても。
君が僕を選んでくれたのは、事実でしょ……?
[少し深呼吸してごらん、と優しく告げ
ゆっくりと背中を撫で続ける。
君が苦しそうで、でもそれがうれしい苦しさなのなら
少しでも、少しでも安心を覚えられるように]
大好き、だよ。
[やはりもういいやと、202の音声も切って。
面倒になったので、パソコン自体の電源を落とす。
一つだけ溜息を再び零してから、納豆ご飯と卵焼き、そしてサラダというような、僕にしては若干しっかりとした朝食を手早く作って食べた。
観察を行なう事も、もう殆どやることは無くなっており。
文書も…もうある程度は完成に近づいていた。
何もやることがないと、色々な事を思い出してしまいそうで嫌なのだが。とはいえ早々何処かへ行くことも出来ない。
どうして花橘荘の人が、幸せになっていっているのに。
僕は辛さを感じるようになるのだろうか。]
[シャワーからあがった彼女。
濡れてる女性というのは、なぜこう色っぽいのだろう。
ぶかぶかのTシャツも、可愛いけれど。]
押し倒したくなるくらい可愛いですよ、マイレディー?
では、一緒に作りましょうか
日本の朝食、味噌汁とご飯
[彼女にそう答えて、隣を促す。]
[とろけるように、嬉しそうな笑みを返して。
みっちゃんの言葉に、促されるまま隣にいって。
ゴールデンレトリバーがもっと褒めて欲しそうな眼で、みっちゃんを見ている。
みっちゃんが料理をそのまま始めるなら、ちゃんと喋るようになるつもりだけれど。]
[褒めてほしそうな目で、こちらを見るから。
仕方ないなと、手を伸ばして。
彼女の腰に手を回そうと。]
胸が挑発的で、今すぐ食べてしまいたいですけど
まずは朝ごはんにしましょうね
美味しそうな足は、デザートということで?
[そう言って、調理を始める。
と言っても、ご飯を炊いて、味噌汁を作るだけだけど。
作り方を説明しながら、作ろうと思う。]
お米は、ゴシゴシ洗わなくていい
表面の汚れをとるだけでいいんです
三度ほど、さっとすすいでから
ザルにあげて、水を切って
それから、炊飯器の中で暫く水につけておきましょう
あとは、スイッチだけいれれば大丈夫
お味噌汁には、味噌の種類が沢山ありますけれど
朝は塩分の多い味噌を使いましょう、味も濃い方がいい
夜寝てる間、汗もかいていますし
寝起きで、舌が目覚めていませんから
塩分補給と、濃い目の味付けで目を覚ますんです
お出汁を温めて
お豆腐は食べやすい大きさに揃えて、賽の目に
具材から出るアクを取ったら
お味噌をといて、完成ですけれど
味噌汁は、一度味噌をといたらにたたせてはいけない
味が濃くなって、辛いですから
[そんな説明をしながら、出来上がったものを。
はい、と彼女に手渡して。]
えへへー、ありがとう。
楽しくて、つい。
[栗栖は、たぶんそうはならないだろうな――という時にみっちゃんを誘ってみるのが楽しくて仕方ないらしく。
満足したらしく、頷いた。]
えっと、こう、かな?
[いつも栗栖はお米から出る白濁とした液が出なくなるまで、洗っていたけれど。
三度ほど、なら栗栖はいつも洗いすぎだったんだな、なんて思いつつ。ザルに移す時には、だああ、とお米をこぼしてしまう。]
あう。ごめんね。
[とお米とみっちゃんに申し訳なさそうにしつつ。
お水の量は?とみっちゃんに首を傾げて。]
[最早涙目で睨んだり頷いたりする事しか出来ない。
深呼吸と言われても、鼻しか使えないのだ。口を開こうものなら、とんでもない事態になりそうで。
それでも、「大好き」には、同じ言葉を返したかった。
指が白む程力を入れてシャツを掴み、勇気を出して口を開く。
そうして、誰にも聞かれた事のない、熱い吐息混じりの声で想いを伝えたのだった。]
[成る程、と頷いて。
みっちゃんのこういう物知りな所には、聴いていてなぜか栗栖は嬉しくなってしまう。]
みっちゃんがやってると、なんかすごく簡単に見えるね。
[そして栗栖は味噌を入れてから煮て、酷い味になっていたことを思い出し。
みっちゃんから手渡されたものを飲んでは、]
えへへー。すっごく美味しい!
[と、嬉しそうに笑った。]
メモを貼った。
[その声は、どこか上擦っているようで、ドキドキして。
同じ想いを伝えられることは嬉しいのに その。]
梨月、なんか、……ちょっと、えっち。
[気恥ずかしそうにそれだけ告げて、
腕から解放する。
これ以上涙目の彼女をみていられなかったのもあって。]
こんな。顔、するんだ。
すごい、……ご、ごめん。
[赤くなって、そっと体を離すと、ぽん、と頭を撫ぜて
トイレに向かった。]
[腕から解放されて、ぽふ、とシーツに沈む。]
……?
[渉がトイレに向かうのを見て首を傾げつつ、ゆっくり起き上がった。
姿見に映る格好はいつものスウェットなのに、顔は見たこともない女の顔で、こんな顔を晒したのかと思えば逃げ出したくなる。上気した頬を冷ます為に顔を洗った。]
よし、朝ごはんを作ろう。
[心を落ち着けるには、料理が一番。
ピザトーストにグリーンサラダ、はちみつバナナヨーグルト。]
[トイレがちょっと長かった理由を言及してはいけない。
やがてトイレから出れば顔を洗って、身支度を整えて。]
ふぅ。
[意味深なため息など零しつつ、
料理をしている梨月の後ろ姿を見れば微笑み
食卓で待つことにした。
梨月の料理はたまにごちそうになっていたけれど
改めて二人きりで、なんて。]
なんか、新婚さんみたい。
[言ってから少し目元に赤みがさす。]
[努めて真顔で手順を踏む。
冷蔵庫の中身は自分が買ったものだけではなかったので、渉のものもあるのだろう。
飲み物は、コーヒーにしておいた。
紅茶は、山梨に貰ったものだから。]
もうすぐできるよー。
[ヨーグルトにはちみつをかけながら、渉を振り返って、言われた言葉に赤面して俯く。
何言ってんの、と笑えないのが乙女思考。]
……そう、なれたら。
[呟きは、ごく小さく。]
ふふ、次からは最初からザルにお米を入れて洗いましょう
そうしたら、移し替えなくてもいいですから
[米をこぼしてしまった彼女にそう言って。
水の量はここを見るんですよ、と指差しながら。]
簡単に見えるのは、毎日やっているからですよ
最初はゆっくりでいいんです
はじめは時間をかけて、ゆっくりと
それを繰り返して行けば、だんだん早く、簡単になる
そういうものですよ、なんでもね
[それでも美味しいと言ってくれるから。
微笑みながら、席について。
自分も朝ごはんを始めよう。]
楽しみ。
梨月のご飯、美味しいからすき。
[運ぶのは手伝おうと、席を立つ。
小さな呟きは上手く聞き取れなかったけれど
俯いて反論をしない彼女に、益々照れくさくなる]
……、今は、
まだ始まったばかりで、大きなことは言えないけど
―――必ず梨月を、幸せにする。
[仕事も今のエアコンも買えないようなものじゃなくて
ちゃんとスーツを着て働こう。
会える時間は短くなるかもしれないけれど
一緒の時間に彼女に不自由をさせたくない。
ちゃんと将来を見据える、男の顔。
但し前髪で隠れて見えない。]
わたしは今も幸せだよ!
[えへん、と薄い胸板を張る。
盛り付けの終わった皿を渉に手渡しながら]
手伝ってくれてるから、早く食べられるし、ピザトーストのチーズは零れずに済んだし。
[向かいあって座る。
彼の決意の目は見えないが、目の辺りを見て微笑んだ。]
目の前に渉がいて。
好きだなぁって思えて。
幸せにしたいって思えて。
本当に幸せ!
わたしが君に幸せを教えてあげるよ。
毎日横で、いっぱい幸せって言ってあげる。
一緒に、もっともっと幸せになろうね。
ん。そっか。
僕もしあわせ。
[へらっと口元に笑みを浮かべて
料理を盛り付けた皿を運ぶ、
向かい合って座った]
――梨月。ありがとう。
[名前を呼んでくれることが嬉しいから
君の名前を呼ぼう。
こうしていてくれることが嬉しいから
ありがとうって何度でも伝えたい。]
幸せに……
[幸せな食卓、自分のために作ってくれた料理。
久しく感じる、愛情に――
はらりと、涙が一筋落ちる。]
あ、ぁぇ、ごめん、なんで……僕。
[頬を擦って、それから両手を合わせる。]
なんでもないよ、いただきます!
[ピザトーストを咥える。
生地の仄かな甘さがじんわり舌に広がって
美味しくて―――ぽろぽろと涙がでる。]
[唐突に、ホロリと頬を伝う涙。
その理由が分からなくて、首を傾げて_____淋しいのかもしれないと認識して。
涙は中々止まらないのにも関わらず。だんだん、何故かおかしさがこみ上げてきた。]
………誰かがいて欲しいなんて思える程に、僕は出来た人間じゃないだろ。
[何度か、それを呟けば。
突然襲う「発作」は収まっていくが。
再び感じた、自らの卑小さ。
他人の幸せを妬んでいるのかもしれないという怖さ。
羨ましがっているのだろうと認識することによる、悲しみ。
僕も幸せになれと、誰かは言ってくれたけれど。
中々、分からない]
メモを貼った。
うん、分かった。
教えてくれてありがと、みっちゃん。
[頬にキスをして、お箸などを用意して。]
栗栖も、お掃除なら得意なんだけどなぁ。
でも、明日は栗栖が朝ごはん、作るね。
[にこりと微笑み、手を合わせて。
頂きます。
お味噌汁を美味しそうにすすりつつ。]
ね、みっちゃん。
今日、少し出掛けてみたいな。
どこか出掛けるのに良いところ、あるかな?
[なんて、楽しそうに聴いてみた。]
メモを貼った。
メモを貼った。
どーいたしまして!
[朝食の用意の事と解釈して、にっと口角を上げた。
手を合わせて食べ始める眼前に、泣き顔。
暫くじっと見つめて――微笑んだ。]
なんでもなく、ないよ。
「幸せ」でしょ?
[涙の伝う頬を指差して、にっこり。]
なら、お掃除お願いしましょうかね
得意な事を分担してやるのも、いいことですから
[用意して貰った箸を使って。
頂きます、今日の朝ごはん。]
よろしくお願いします
君の味を、味わってみたいですから
[お漬物がないな、明日は用意しておこう。
そんな事を考えながら、彼女の問いを聞いて。]
そうですね
映画もいいですが、今何を上映しているかわからないし
水着なんかがあれば、プールにもいけますけどね
うん。そう。
幸せで―――
[へへ、と照れくさそうに泣きながら笑って
指で涙を拭い]
僕にはもったいないような気すらして、
夢みたいで、嬉しくて嬉しくて。
梨月が幸せをたくさんくれる。
梨月を見てると、梨月が幸せだと
僕もすごくしあわせだよ。
だからね。"いてくれてありがとう"。
かわいい。
[口をついて出る、「愛しい」と同義の言葉。]
今までわたしが幸せだったのは、育ててくれた親や、傍にいてくれた友達のおかげ。
今わたしが幸せなのは、渉がいてくれるからだよ。
わたしがいて良かったって思ってくれる渉のおかげで、わたしは今までよりずっとおっきな幸せに気づけたんだよ。
だからね。
わたしからも、"いてくれて、ありがとう"!
……乾杯、する?
[コーヒーカップを掲げた。]
えへへー、この前に一緒に見てたの、買ってあるよ。
じゃあプールいこうっか。
あ、ご飯の後片付けは栗栖がやるよ。
みっちゃんがシャワーしてる間にやっておくね。
[栗栖は、とても楽しみなようで。
食べながら、久々にだし泳げるかな、なんて。]
お、それは楽しみですね
では、プールにしましょうか
[片付けをやってくれると言うので。
お言葉に甘える事にして。
食事を終えれば、ごちそうさまと手を合わせてから。
シャワーに行くことにした。]
[思い出すのは「施設」での光景。
同じ学年の子がいなかった僕には、「お兄ちゃん」や「弟」。「お姉ちゃん」や「妹」は……まぁ、いたけれど。
横の繋がりなんてものは無かった。
友達について弟に相談されても、分かるはずがないし。
同じ学年の友達が欲しいと、兄に相談なんて出来なかった。
僕はいつも、顔に笑みをたたえて。
敵を作らないように、出来るだけ争わずに済むように。
そうやって生きてきたつもりだったから。
だから、何も持ち得ない。]
メモを貼った。
【人】 白銀∴秘星 マユミ――夜・自室―― (6) 2014/07/21(Mon) 22時頃 |
【人】 白銀∴秘星 マユミ[目標が簡単に見つかるのならば (7) 2014/07/21(Mon) 22時半頃 |
【人】 白銀∴秘星 マユミ
(8) 2014/07/21(Mon) 22時半頃 |
【人】 白銀∴秘星 マユミ
(9) 2014/07/21(Mon) 22時半頃 |
【人】 白銀∴秘星 マユミ
(10) 2014/07/21(Mon) 22時半頃 |
【人】 白銀∴秘星 マユミ――夜・廊下―― (12) 2014/07/21(Mon) 22時半頃 |
【人】 白銀∴秘星 マユミ――夜・玄関―― (13) 2014/07/21(Mon) 23時頃 |
[中学の時に、1人だけ付き合っていた女の子がいた。
後輩で、僕の雰囲気に惹かれたのだと言った。
幾つかの話をした。両親の話や家の話は…躱していたけれど。
傷をつけないように。笑えるように。僕としてはそう思っていた。
少しずつ、僕はバイトが。彼女は部活が忙しくなれば。携帯さえ持っていない僕との交流は、自然と薄いものになって。
気がつけば何事もなかったかのように、僕は中学を卒業していた。
同じ学年の中では「施設」にいることは秘密裏に流れていたから。
それはそれで色々なことはあったけれど。それは言っても仕方はない。思い出したくもないけれど。]
[後片付けをしながら、ご機嫌の鼻唄を歌って。
夏らしいワンピースに着替えて、お化粧もすれば。
あとはみっちゃんの用意を待つだけ――。]
……、
[――になって、栗栖は鼻唄をやめて。
楽しそうな様子は、急に静かになった。]
メモを貼った。
可愛いって、言葉も
むず痒いけど、嬉しいな。
[幸せの意味。幸せの理由。
彼女の瞳に自分が映ることだけが、ただただ嬉しい。]
――君と出逢えて、本当に、嬉しい。
うん。乾杯しよう!
[コーヒーカップを掲げて]
梨月。
"大好きだよ。"
[乾杯の音頭なんて思いつかなかったから
素直なありのままの想いを口にして
カップを、かつんと触れ合わせた。]
[そう言えば、と呟いて。僕は再び掲示板を開く。
映った言葉
ドキリとする。
僕は最初の段階から、彼女に嘘をついているというのに。
会いたいと、彼女は発言している。
僕は僕で、言わなくてはならない事がある筈だ。尋ねなくてはならない言葉がある筈だ。
けじめを付ける、必要がある。
此処を、離れることが正式に決まってしまえば。直接の声を伝える事など出来ないのだから。]
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