情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[ その手助けができないのは歯痒いけれど。
君達ならきっと大丈夫だと。
暇を持て余した三年生は、
再び雪のグラウンドに降り立つと。 ]
消える魔球とか投げてみたいけど、
当たってもノーカウントなのかな?
[ 一人首を傾げながら。負けず嫌いの王子様は、
再戦に備えて雪合戦の練習に励んでいた。 ]**
戻ってきたのか。
[ ーーー戻ってこれたのか……?
吹雪に包まれて白い世界になった。
そして次に目を開けたらそこはどうやら校舎前にいた。
戻ってきたと確信するには情報が足りない。
あの時は吹雪いていた。
今は綺麗な夕焼けだ。
振り返ると見え覚えのある合宿所。
手にあるソレらを見て。
夢ではなかったと戻る前のことを思い出し、
はーー。と息をつく。
ーーーー戻ってきたんだ。 ]
前はあんな学校だったんだね。
みんなが無事に戻れますように。
[ 校舎の中に入り
壁に手を当てて改装前の先ほどまでいた学校を思う。
当時は子供達の元気な声で溢れていたんだろうな。
その様子を見ていた妖達がいてーーー。]
オスカーは戻ってきている…よね?
お風呂かな?
[ 彼女も一緒に戻ってきたはずだが
どうやら姿は見えなかった。
戻ってきた場所が違うのか。
うんそうだきっとお風呂だ。雪合戦したし。汗かいたし。
僕も入りたい。
最後の理由が一番大きいがそうとなれば行動が早かった。]
― 浴場 ―
ん、いいお湯……。
気持ちいい……ね。
[ ふ〜〜と大きく息を吐く、
チャプ……とお湯を手で掬ったり
白い湯気をのんびりと見つめて温泉を堪能する。
身体に温かさが浸透していく。
雪のように白く、滑らかな肌が
温泉でさらに磨かれたようだ。]
[ そうして静かな時間が過ぎた頃
ヨアヒム先生がやってきた
まさかオスカーに連れてこられたとは思いもせず
突然やってきた先生に驚き。]
先生の…えっち。
[ 赤く火照った躰を隠すように手で隠し
ー(湯船に浸かったままであったが)ー
目を伏せ、恥ずかしそうに先生を見た。]
ふふふっ、冗談ですよ先生。
お背中流しますよ。
[ ヨアヒム先生の反応を見て満足し
すぐに安心させるように先生に笑いかける。]
先生、無事で良かったです。
僕とオスカーも戻ってこれました。
もうすぐ皆も戻ってこれると思いますよ。
大丈夫です。
信じて待ちましょう。
そうだ先生、
ロビンがパウンドケーキの心配をしていましたよ。
どうしました?顔色がーーー…
僕にこっそり教えてください。
うん、うん、半分食べてしまった…。なるほど。
大丈夫ですよ先生。
半分残してくれてありがとうございます。
[ 半分残ってたよ……!
そうロビンに心の中で呼びかけた。]
[ ほかほかぽかぽか
浴場を後にし心も体もほかほかだ。]
オスカーは……
[ 浴場には姿が無かったみたい。
んー、と思考を巡らせ彼女の性格なら
もしかして……。と思うところへと向かった。]
消えたらカウントされないんじゃないかな?
[ オスカーの姿を探しグラウンドへ。
またもや完全防備の格好をし
今度は赤い運動帽が無いので雪と同化するレベルの白さだ。
もしかしたら雪合戦の練習に、
そう思えたのはオスカーの性格を考えた故だ。
予想通りのその姿が見えて、
おかえり。とふんわり微笑みを向ける。
そうして呟きが聞こえたならそう返事を返して
早速練習?熱心だね。
消える魔球は相手の視界から雪玉を消すんだよ。
会得できたらすごい必殺技になるよ。
でもねオスカー。
あの時の僕に向けた君の本気、覇気があったよ。
ソレを思い出して?
あの時の君の闘志、すごくドキドキさせられたよ。
闘志を乗せた君の雪玉は鋭く重いんだ。
練習付き合うよ。
あの時の延長戦…するかい?
[ 誘うようにオスカーに微笑みかけた。**]
[ 背にかかる声に振り向いて。
誰もいないと錯覚し、一瞬瞳を瞬かせた後。
雪と同化した完全武装に、小さく笑う。 ]
やっぱり?
でも球が消えたら、みんな楽しんでくれるかな。
[ ただいま、と応えれば。
彼と同じ顔で微笑んで。 ]
おかえり、フェルゼ。
[ 彼も戻っていると聞いてはいたけれど。
実際に目で確かめられたなら、やはり安堵して。 ]
雪合戦。
付き合ってくれるの?
なら、喜んで。
[ 相手としては、申し分ない。
弧を描く唇を向け、フェルゼ対峙すると。
雪玉を握った拳をぎゅっと強く握りしめ
大きく肩を揺らせば、
夕陽に照らされた二人分のシルエットが、
雪のグラウンドに踊った。 ]**
うん。だたいま。
[ オスカーの笑顔は人を安心させる効力があるね。
ふふっと笑って雪を手に取り雪玉を作りながら。]
見世物としては注目の的になっちゃうね?
んん?消える球…一発芸になりそうだね…
僕もそろそろ考えておかないと……。
[ 手に持った雪玉を眺めながら
何かできないか?といつになく険しい顔で考える。]
いいね、その表情。
僕も熱くなれそうだよ。
[ 対峙するオスカーに気分が高まる。]
雪玉は自分の手の平で包み込める位の
大きさがベストだよ。
僕は少し小さめなのかな。
手に馴染む感じで固すぎると滑るから
程よく固めて…と。
この加減が難しいよ。相手に当たった時も
痛すぎない固さが大事なんだ。
でも雪玉作ってる時って楽しいよね。
[ 自分流になってしまうがそんなアドバイスを
はさみつつ]
消える魔球は理論上ではわかるんだ。
相手の視線から雪玉を消す
言うならば注意を逸らす。
ミスディレクションだね。
球を高く上げて行方を見せなくする。
ぶれる球で錯覚させる。
考えられるのはそういう方法だけれど
理論上では可能な方法だけれど
実際どんな感じになるかやってみよう。
[ そうしてオスカーに向かって雪玉を投げる。
あの時と同じように20球を投げてみる6は鋭い球が
向かっていったようだ。]
[ 消える魔球も試してみたけど
これは、なんていうか難しい。]
うーん…難しいね消える魔球。
難しいものじゃなくって
消える魔球なら投げた時に飛散して消えるくらいの
面白い方が楽しませられるかもね?
消える魔球でびっくりさせてる隙に
相手に当てる…とかね?
[ 難しいことを考えるよりインパクトがあったほうが
楽しいよね。なんてふふっと笑う。*]
うん。私もね。
みんなに驚いてもらえるの、好きだよ。
[ ふわりと笑顔をこぼせば、一瞬足を止めて。
手の中に残しておいた、最後の一球を真上に放る。
一見すれば大暴投。
ただ、僅かにカーブがかかった球は、
スピードに乗せた他の球とは違う速度で
ゆっくりと緩やかな放物線を描いた後。
そのままフェルゼの頭上に落ちる計算。 ]**
ハハハッ!凄いねオスカー。
飲み込みが早すぎて驚いたよ。
[ こちらに届く球を手で弾いたのが合図のように
四方八方から飛んでくる。鋭いその球の連打に
避ける方も全力だ。
ステップを踏むように足元からくる雪玉を避け
バック転で綺麗に回避する。アクティブに避けていくが、
それでも12球のうち8球は
当たっているので急成長に驚いた。]
[ 最後の一球
高く上がるその球はブレて一瞬のうちに見えなくなる
その雪玉を目で追いかけるうちに
ボフンッ。と背中から仰向けに倒れる。
その顔の横に雪玉が落ちた。]
まいった。これが消える魔球か…
オスカー、おめでとう。
[ 夕日に照らされるグラウンドで
目を丸く輝かせてオスカーの方を見上げた。**]
君のおかげだ、フェルゼ。
私一人だったら、
ここに至ることはなかった。
[ 戦いの激しさを示すように、肩で息を吐く。
呼吸が落ち着いてきたのなら、
まるで映画のワンシーンの様な台詞を吐きながら
雪に沈むフェルゼへと近寄って。
どさり。自身もその横に倒れ込む。
…… なんとなく、そのまま隣に並んで。
彼の見ている景色が見たくなって。 ]
綺麗だね。
[ 頬を茜色に照らされながら、僅かに首を傾けると
隣にいる彼に笑いかけて。 ]
早く。
みんなと一緒に、見たいな。
[ 刻々と色を濃くしていく夕焼けに向かって
寂しそうに洩らした。 ]**
[ ーーーフェルゼも来るだろう?
見上げた夕日が眩しい。
ボフンと倒れたその時に眩しさに目を取られ
頭にふと甦ってきたその言葉と青い空。
卒業の寂しさが薄れたようで
嬉しくて、少し…せつなくて、
「楽しみにしてる。」
なんて恥ずかしそうに言ったよね。
卒業はお別れじゃない。
それは離れた縁を放さなければ
繋がっているからだ。
今の楽しさがこれからも続くと思えば
この先の未来も楽しいものになるだろうと
冬の空に望み願った。]
[ 隣に倒れたオスカーと一緒に笑い合う
静かに流れる雲、
綺麗なグラデーションのオレンジ色の空、
頑張っているだろう皆へ頑張れと空に向かって応援する。]
うん。皆に早く会いたいね。
……でもね。
君とこの夕焼けを二人占めできた今の時間も
僕にとっては大事だよ。
二人だけの夕焼けなんて豪華だね。
[この夕焼けの輝きを心に記憶するように
はあ、と吐いた息は白く空へと吸収された。**]
なんだか、フェルゼの方が王子様みたいだ。
[ 負けてられないな。
くすっと吐いた息は、透明な空気を伝わって
彼まで届いたかな。 ]
うん。私も忘れないよ。
君と見上げた空も、
交わした雪と言葉の事も。
[ 次第に色を変えていく空を瞳に焼き付けて。
激闘の後に訪れた静かな時間の流れ。
惜しんでいる自分に気付きつつ、身体を起こす。 ]
ん、身体を動かしたおかげで。
なんだかちょっとスッキリした、かも。
[ 帰還直前、ジャーディンとの事は、
小さな靄となって心の奥に残っている。
どうやら自分は“男女”の恋愛には疎い様だから
彼の内心を推し量ることも、
気の利いた台詞も吐けそうにない。
どうしても、傷つける結果になるのなら。
せめて、無事戻って来た彼の前では笑っていよう。
そんな風に心に決めて。 ]
[ それでも、どうにも晴れぬ思いを、
受け止めてくれたフェゼルへと。
彼がまだ寝転がったままならば、
すっと片手を差し出して。 ]
ありがとう、フェゼル。
私と友達でいてくれて。
今、この場にいてくれて。
[ 心からの感謝を伝えた後。
夕陽を背に大きく伸びをすると。
帰ってくる誰かのために、せめてお茶でも淹れようと
校舎に向けて、雪を踏みしめた。 ]**
メモを貼った。
王子様……?
ふふっ、オスカーと一緒の王子様になれて
光栄だよ。
[ 黒と白でモノクロコンビだね?
柄じゃないのは自分でもわかっているけれど
オスカーには自分がそう見えていたのなら
光栄なことだと素直に喜んだ。]
どういたしまして。
僕もオスカーが友達で嬉しいよ。
[ 差し出された手に自分の手を重ね
しっかと握る。
握った手から伝わる熱が心地良く感じた。
校舎に向かうオスカーに続き校舎へと目指す
皆ももうすぐ帰ってくるのかなと期待して。**]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ
の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ
人狼議事lobby
人狼議事morphe
人狼議事cafe
人狼議事perjury
人狼議事xebec
人狼議事crazy
人狼議事ciel
SoyBean
Sangria
@hello_giji
@7korobi