人狼議事


194 花籠遊里

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座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 02時半頃


【人】 座敷守 亀吉

─自室─

[ふらふらと目覚めたのは昼頃。
すっかり匂いの消えてしまった寝具から身を起こし、自室へと戻れば崩れるように布団へ溺れて眠りについたのも昼頃。

それからどれくらいの時間揺蕩っていたことだろう。
夢と現実。曖昧な線引きであったそれが、はらはらと舞い散った花吹雪によって見ないフリ、聞かないフリをしていたにも関わらず、はっきりと隔てられた壁の中。

鍵など無いというのに、鉢の中で揺らぐ金魚を眺めながらその尾びれに指を這わし、遡るは甘い接吻け。]

……何を、夢見てるんだか。

[眉を寄せては掠れた声で囁く。
その顔はぐしゃりと崩れ、唇は曲がっては歪んだもので。
やがては口元隠すように膝に顔を置く。

部屋に設けられた窓辺から覗く月が照らす室内で手を握りしめながら、楼主の言葉>>3など知らない花は僅か欠けた月を上目に見つめては、迫り来る宴に翳り落としながらも廊下へと香りを漂わせた。]

(6) 2014/09/17(Wed) 12時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 12時頃


【人】 座敷守 亀吉

─書斎─

[今夜も月が宵闇を薄ぼんやりと彩っているのだろうか。

昨日のように月見を楽しむのも趣きがあるような星空ではあれど、花が向かったのは年代も種類も疎らな書誌が並んだ部屋。
歩を進める度に埃がふわりと花のように舞う。]
 
‘Tis better to have loved and lost

 than never to have loved at all.

[唇綴るは、広間にて耳にした花の囁き。
鸚鵡のように囀りながら分厚い表紙を捲れば、一枚、一枚と頁を繰り出す。

やがて親しんだ言語で綴られた言葉の葉の意味を知れば]

……嘘吐き。

[小さく小さく囁いては紙面に綴られた文字を辿り、嘆息して。
やがて鉛のように重みを持った身体は意思とは裏腹に花を眠りへと誘い──…]**

(19) 2014/09/17(Wed) 15時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 15時頃


【人】 座敷守 亀吉

……ん、

[ギシリ、とソファの軋む音に揺り起こされるように睫毛を震わせれば、片頬に硬い感触。
それが辞典だと気付けばそっと左右へと視線を泳がせる。

意識が浮上する前、脳裏に浮かんでいた光景は昔の、花籠に束ねられる前の話。
今更どうしてあの夢を見たのか疑問に持ちつつも、断ち切るよう辞典片手に物思いに耽ること寸分。]

(誰かに見られでもしたら、面倒じゃないか)

[そんな魂胆一つで手早くソファから立ち上がることを決めれば、別所から届く物音>>37]

──…誰か、いるんですか?

[尋ねる声は恐々としたもの。
けれどもいつかの約束を思い出せば、頬は綻び目元を和らげ]

…櫻子さん?

[月を背に扉近くの影に声かける。]

(46) 2014/09/17(Wed) 21時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 21時頃


【人】 座敷守 亀吉

[鼻先掠めるは高貴な櫻の香りではなく、宵闇にも映える櫨色の翅>>50を捉えれば口許に描いた三日月を袖口にて隠す。

片手で空気が切られてしまう頃には曖昧に揺れていた輪郭は鮮明になっており、灯りの元現れた姿に双眸眇めて唇開け]

…貴方が誘われたのは花の蜜でなくて墨の香りでは?

[“本の虫とも言うでしょう?と喩えてはズシリと圧力加える書物に指を這わして首傾げる。

けれども躊躇なく此方の距離につま先進められつつ、示された道筋を見やれば、眉間に皺が寄るのはいつも通り。
それでも大人しく腰を据えれば横目でチラリと視線を送り]

翅を休める場所をお間違えでは?

[あくまで口調は柔らかに微笑みかけた。]

(57) 2014/09/17(Wed) 22時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 22時頃


【人】 座敷守 亀吉

[思い悩むように暫し頭を傾けど、寸分後に顔を顰めてため息一つ。]

──月来光は一夜にしか咲きませんから。

[墨の香りが仄かに漂うその場所で、鼓膜揺らす声の通りに言の葉返し、視線を送り。

重なり合う線の先では>>63ただ眉を寄せて、名を紡がれれば今が月昇る常闇の刻だと嘆息を覚える。]

……怒られるのは私なのですが。

[呆気なく宙を舞い床に伏す書史には一瞥暮れた後顔を強張らせて。
慌ててつま先に力を入れつつ、文句一つ垂れようと口を開いた瞬間、腿にかかる圧に瞬きをした。]

(73) 2014/09/17(Wed) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[状況に理解が追いおらず、頬を強張らせること少し。
客と直接関わりなくとも傍若無人な振る舞いは幾度となく目にしたために、諦念の息を吐き出す。>>64

暢気に欠伸しながら膝に落ち着かせた相手の頭を見下ろし、手持ち無沙汰に無精髭を引っ張ってやろうと指先伸ばしたところで]

辛気臭い?

[不思議そうに言葉を繰り返しては、蝶に視線を送った。]

(74) 2014/09/17(Wed) 23時頃

亀吉は、トレイルに話の続きを促した。

2014/09/17(Wed) 23時頃


亀吉は、シーシャに話の続きを促した。

2014/09/17(Wed) 23時頃


【人】 座敷守 亀吉

[惰性に指摘を受ければ否定は口を突かず、沈黙を守ることにする。

膝下から伝わる体温と短く切り添えられた毛先の感覚に唇は曲がるままであったけれども、合わさった視線を逸らすことはしなかった。>>82]

…嘘ばかり。

[「好いちゃいない」の言葉にはしれっと否を唱える。いつだって花籠を好き放題漁っては毟ってゆく有様を眺めていた花は一笑送り。

口許に添えていた片手が落ちるのと同じく、輪郭を男の指がなぞっていく。

ちくりと指先に触れる痛みに唇歪めど、眼下で弧を描き花弁に翅下ろす蝶を見やれば、その笑みに咽喉が締め付けられるような錯覚を覚え。]

……何か?

[背筋を伝う冷たいものに肩を揺らしながらも、掠れた声で囁き水面を揺らす。]

(91) 2014/09/18(Thu) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

[時計の針が響くこの部屋では、蝶の聲もいとも容易く拾い上げる>>86

驚嘆したように見下ろす瞳は瞬き一つせず蝶の貌を眺めていたけれど、やがて膝上の頬を手のひらで押しどけようと力を籠めて。]

……着替えて参ります。

[淡々とそれ以上の情は滲ませずに告げれば、自室にて身を清めようと。]

(92) 2014/09/18(Thu) 00時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 00時頃


【人】 座敷守 亀吉

[躊躇なく突き付けられる現実。
いつしか歯を立てた唇は口端を赤く彩り、双眸の上 眉間の皺を一層険しく刻み付ける。

息を吐く暇もないまま、身に浴びせられる鄙劣な物言いに呼吸が詰まり。>>97

掌に落とされた唇に、ぐしゃりと顔を歪めさせる。>>98]

──ッ! ……っ、

[せめて崩れた面を見られたくまいと顔を逸らすが、意味のないものに過ぎなかっただろう。

軋む家具が奏でる起立の気配を感じれども、共に立ち上がる気にはなれず。
相手の気配が完全に消えてしまうまでその場で俯いていただろう。*]

(105) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─自室─

[自室に戻るや否や、慣れた仕草で纏っていた着物を寛げ手早く白を身に纏う。

衿元を正しながら裾を引き上げる過程が慣れたばかりであるのは、昨日行われた閨での記憶がまだ真新しい為か。

戯れに揺らめく魚を鉢上から指を伸ばすのは何時ものこと。
ぷくぷくと泡を膨らましては割れる絵は常と同じく愛らしい様であるというのに。

硝子に映る自分の顔は血の気の失せたみすぼらしいもの。]

──……ッ、

[まだ生温かい唇の質感が残る手に爪を立てれば食い込ませ、嫌々をするように銀糸を垂らす様は駄々を捏ねる稚児。

自覚しつつも水面にて雫が一滴落ちれば波紋を作り、泡と同時に呆気なく弾けていく。]

(112) 2014/09/18(Thu) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

─好いてなど、夢を見てなど…決して、ない。

[何度も否と呟きながら目尻を擦り付けて濡れた甲を乱雑に拭い取れば、霞む視界にて見える金月。

誘われるまま、ふらふらと窓辺に近づけば、月下蝶の香り>>42を色濃く感じた気がして。

覗かせた場所は中庭。月下の元櫻の傍に佇む蝶の姿を視界に入れる>>106>>111]

……ええ、判っています。判ってる。…わかってた。

[ぶつぶつと一人部屋にて呟く独り言。
血が滲むことなど構わず、爪を立てた掌はそのままに、一度硬く瞼下ろしては息を吐く。

間も無く濡れた睫毛が上がれば窓辺には一瞥も暮れずに背を向けて。
身を裂くような冷たき牢へと*足を踏み入れた*]

(113) 2014/09/18(Thu) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

─地下牢─

[そして今夜も繰り返されるは享楽の宴。

足を踏み入れた先、木で出来た格子の中に踏み入れれば布団の近くへと歩み寄り。

蝶の姿が見えれば首を傾げてゆぅるりと微笑みかけただろう。

咲いて散る花の如く、翳りある貌で。]**

(115) 2014/09/18(Thu) 01時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 01時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 02時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 10時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 10時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 18時頃


【人】 座敷守 亀吉

[ひらりと空気を揺らす手のひらに躊躇なくつま先を忍ばせる。>>142

間も無くして鼻を掠める男の匂い。
体躯に回る腕の力に頬を引き攣らせども口許の笑みはそのままに鼓膜を揺らす聲に耳を傾ける>>143

囁く色は、背に回る腕の力は、廊で書斎で視線交わした時とは別のもの。
抱かれながらも応えるよう蝶の翅へ伸ばそうとしていた指先は一度空を切り。
誘われるまま、格子の外を見やる。

そこには昨晩閨を共にした月下蝶と、寄り添うように傍にて香を漂わせる櫻の梢>>125>>126

乾いた咽喉は大した音もせずに喉仏を嚥下させ、その様子を双眸眇めて見やり]

…朽ちてしまった花より、瑞々しい櫻の蜜がお好きなのでしょう。

[掠れた声でやっと紡げば、寄り掛かるようにして体重をかけて一笑を送る。]

(160) 2014/09/18(Thu) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[渇きつつある目尻の先に顔を近付けられたとして避ける様子も見せない>>144
されども徐々に花と蝶の温が重なり合うことに眉間を寄せれば、歪む唇。歯を立てぬように引き結んでは視線を逸らす。

やがて幕を上げるだろう悪辣な遊びには先程まで視界に収めた蝶の姿を探すように追って、その片手の黒布が失せていることに気付く>>124]

──はは…。

[震える声は咽喉を揺らして唯々嗤う。
一通り肩を揺らし終えれば、そっと顔を上げて熾烈な瞳に鼻を鳴らす。]

……成り代わりたいのは貴方の方では? 蝶が今更蛹のように葉に成りすまし、隠蔽することに何の得があるのか、私には分かりません。

[からからと花弁揺らし花は心底愉快そうに滲んだ瞳を歪ませる。
されど蝶の願いはこの宴にて絶対。
やがては情人のように胸元へ指先を伸ばし、そっと囁く。]

…お慕い申しております。 …ペティンガー様。

[名を呼ぶ声は小さく直ぐに空気溶け込む。果たして蝶の耳に届いただろうか。]

(161) 2014/09/18(Thu) 22時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 23時頃


【人】 座敷守 亀吉

[背に回る手のひらの圧は依然として戯れるようなもの。
瞳を覗き込めば鏡のように映る蝶の貌。>>167

揺らぎはそのままに導かれた先に腰を下ろせば、泡沫の夢が薄っすらと浮かび上がる。]

……お嫌なら、添え木でもして下されば良いのです。

[曲がった唇のまま捻くれ者は言葉を紡げば咎める代わりに刻まれる印。
赤い花の形を模した痕に唾液嚥下し、体躯を拘束する枷が音を立てて蝶の元へと落ちていく。]

(173) 2014/09/19(Fri) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

……ッ、

[耳元掠める聲は背筋に冷たい水滴を一筋垂らす>>168
貌を、指先を視線で追いつつも視界の月が眩むのは一瞬。
閉ざされた世界の中、口角を上げて花は綻ぶ。]

……趣味が悪い。

[恨めしいような言葉投げかけては、知らぬ男の胸元に寄りかかり、結局は小さく唇に歯を立てつつ。]

………触れて下さい、早く。

[周りから聞こえる囁きが満ちる牢の中で、甘ったるい声色を作っては強請った。]

(174) 2014/09/19(Fri) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

[目元を覆う布地の感触。眸は開いたままであるというのにいつまでも明らむことのない腕の中で、潜むように息を吐く。

首筋にあたるはちくりとした無精髭の感覚>>185
似ても似つかぬ感覚を与えつつ、黒蝶を思い出させるような触れ合いに鉄錆の唇を引き結び声を噛み砕く。]

──ど、こが。

[直に触れる指先は、昨晩身体を掠めた硬い革手袋とは異なった温かみのある掌。>>186
だというのにそれを黒蝶の翅だと喩える唇に咽を震わせた。

それがその蝶の目的であることに気付かず、まだ殆ど芯のない柔らかな胸先を弾かれれば指先を走る感覚に、息を詰まらせる。

追い打ちをかけるように指先を蠢かし、執拗に与えられる毒には熱を孕んだ息が一つ漏れて。]

──……っ!

[吐息の狭間にまろびでた声に、それが色のあるものだと自覚すれば頬に血が溜まり赤く色付いていく。]

(191) 2014/09/19(Fri) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

ち、ッが…ぅ

[しな垂れるように身を寄せていた胸元を押し退けるように力を添える。

視界が閉ざされたことにより、鼓動鳴らすその音が香る匂いが全て昨晩の記憶を揺らしては、朧気なものへと塗り潰していく、そんな錯覚を視界に覚えれば]

ぃ、や…っ、だ…

[言葉とは裏腹に布擦れの音と共に腰に響く毒牙に打ち震える身体は弱々しく、塗り潰される視界により深く黒を刻みつけた。]

(192) 2014/09/19(Fri) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

[どれ程自分を偽ろうと真似事したところで脳裏にこびり付いた月の気配は失せることはない。

虚飾は劔にて散り払われ、呆気なく地に伏していく。
思い描けと名を囀れと望む癖に暴く指は唇は声は似てもにつかない他人のもの。>>198

他人にその影を重ねる虚しさ。
名を呼び請うたところで姿を見られぬ現実。

叩きつけられた言葉はゆっくりと左胸に暗雲を移し、澱ませた。

心は氷水をかぶったように冷ややかなものだというのに。与えられる甘いまやかしに呼吸は熱を帯び始める。>>199

廊の時と同じくして、捉えられた腕と背に走る痛みに咽喉を突っ返させれば、加わる手の圧。そこに優しさなど感じず、己の身に起きるであろう遠くない未来に。]

──…た、…け

ピィン、と。
いつか聞いた雅楽の音と共に張り詰められた琴線が、ぷつりと。
途切れた音を揺すられるまま、聞いた*]

(206) 2014/09/19(Fri) 02時頃

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