人狼議事


214 サンタ養成学校卒業試験

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【人】 お散歩隊長 アシモフ

 ぢゅ…っ

[ジタバタ。もがけばもがくほど深みに嵌る。
ミイラ取りがミイラでは、余りに余りだ。

出身であるモフモフ谷にも雪は降るが、
雪の降る季節は一族揃って冬眠してしまう。
故に、一度嵌ると中々抜け出せない。
自身は穴掘りが出来る鼠ではないのだ。]

 ………――――、

[最後にアリスの名を呼んだ鼠は、哀れ雪の下にしまわれた。
辛うじて覗かせた尻尾の先だけで、集中線を渇望しながら。*]

(37) 2015/01/23(Fri) 21時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

― 救出劇 ―

[それから、どれくらい埋もれて居たことだろうか。
アリスを救助に馳せ参じ、逆に遭難の憂き目。
入学して以来、何度目か分からないアリスSOS>>0:183

雪を越して、人の声が聞こえる。
ミナカタと、アリスと、それに朧だろうか。
他にも何人かの声が聞こえた気がするが、幻聴かもしれない。
体温を奪う冷気と急激な睡魔に行動制限を受けながら、
ちゅぅ…、と力なく鳴いた。>>0:195>>0:196>>0:197]

(40) 2015/01/23(Fri) 21時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[雪の中からサルベージされた時には、
すっかりと雪をもろもろに付けて、力尽きる鼠一匹。
眼を回している鼠は、魘されるように前後不覚のまま呟いた。]

 ……怪我は、しなかった…かい、……アリ…ちゅぅ、

[最後まで人語を吐き出せず、
朧の体温に触れると同時に、軽く気が飛んだ。

びしゃびしゃの鼠を襟巻きで包んでくれる優しい学友。>>0:185
なんの迷いも無い所作に、堪らない至らなさを噛み締めて。*]

(41) 2015/01/23(Fri) 21時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[浮いたり沈んだりする意識の中で、
自責の念に駆られながら、同時に増える声に鼻先を鳴らした。
仮にも世界中の子供達の為に尽くそうとする面々である。
飛び出してしまった自身を按じてくれる。>>4>>5

クリスの至極最もな言葉に、垂らした尻尾を揺らして応じた。
成人も済ませて尚、自分には危機感が足りない。>>11]

 すまない…、また心配を…。

[うんうん唸りながら、朧によろよろ前脚を伸ばす。>>17
ポン、と彼の腕を撫でて、労わり。>>18

何か呟いた言葉は、鼠の言葉。
彼の言葉に応えたつもりだが、上手く声にならなかった。*]

(42) 2015/01/23(Fri) 21時半頃

お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。

2015/01/23(Fri) 21時半頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

 へぇっぷしっ!

[暖かい教室に迎えられ、タオルを借りて水気を拭ったが、
背中を這い上がる悪寒の忘却には至らない。
それでも、小さな頭に座学を叩き込み、最後まで授業に出た。
しかし、鼻先が何時もより赤いのは気のせいではない。

クリスに借りたハンカチを防寒具代わりにぐるぐる巻いて、
如何しても気になる事があるからと、共に教室を後にした。>>45

彼女の特別な力が篭ったハンカチは、
仮令、おまじないだとしても、
何故か暖かく感じて、首をもすりと埋める。>>46

自身の体格を気遣ってくれる優しさがひしひしと身に染みた。
ハンカチは洗ってから返すから。と頼み込んで借りて良かった。

これが無ければ、今にも前のめりに行き倒れそうだ。]

(54) 2015/01/23(Fri) 22時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[ほとほと。向かう先は気温計の設置された屋上。
廊下に出た途端、吐き出す溜息は重い。

両手でハンカチの下に隠して持つチーズ>>47>>48を、
ごそりと引き出して、眺めながら、ちゅぅ、と嘆息を増やす。]

 俺は、いつか―――…、
 彼らに貰ったものを返せる予報士になれるだろうか。

 ……いや、違うな。
 返したいって、俺が逸って振り回されているんだ。
 
[ほとほと。とぼとぼ。
階段の手すりによじ登り、木枯らし吹く屋上へ出た。
長距離を飛ぶソリ用のカタパルト、星を観測する望遠鏡。

そして、広い広い夜色の空。
余りに小さい鼠は空を見上げて、はぁ。と呼気を濁らせた。*]

(56) 2015/01/23(Fri) 22時頃

お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。

2015/01/23(Fri) 22時頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

― 夜の屋上 ―

[ぼんやりと白い毛玉が闇夜に浮かび上がり、
彷徨う姿はウィル・オ・ウィスプ。

と、ととと。

小さな歩幅で屋上を進み、ハンカチーフを翻す。
見上げた温度計は屋上に設置されたもの。
この場所からは、校舎の天辺に設置された風見鶏も良く見える。

鼻先を金星から、月へ向け、雲の上を抜ける風を読みつつ、]

 ――――…ミナカタ?

[狭い視界に納まるのは、己よりも年上の大先輩。>>71
何故か卒業もしないが、落第もしないと云う低空飛行上手の姿。

きゅ、と鼻を鳴らし、丸い眼をくるりと返す。
酒香に混じる気配に、己と似たものを察して足を止めた。]

(82) 2015/01/23(Fri) 23時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 こんな所で勉強かい?
 俺は居ても立っても居られなくて、空の具合を見に来たんだ。
 
 立ち止まっていたら、迷いと懊悩に捕まってしまいそうでね。
 
[彼が近付く度、見上げる角度が鋭角に。>>72
髭先と尻尾を下げて、空笑いを足した。

差し出される聖人の血には、少し悩んでから1滴。と指を立てる。]

(83) 2015/01/23(Fri) 23時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[腰を落ち着けた彼の周りをちょろちょろと回り、己は彼の膝の上へ。クリス印のハンカチーフは彼の膝と温もりを分ち、緩くなった傾斜は保温で循環させる。>>92]

 そうなのか。
 俺は――…、浮いてしまいそうな気がして。

[両手で蓋を抱え受け取ると、感謝を込めて鼻先を下げた。
赤鼻は寒気に痺れ、アルコールをまろやかにしてくれる。]

 ……心配はするさ。
 定期試験の点数も、実技の評価も知っているけれど、
 俺の何処が駄目かって、俺が一番知っているから。

 直せれば良いんだけれど、それは口で言うほど簡単じゃない。
 なんとかなる人は、なんとかしてきたんだろうな、って考えて、
 余り良くないのに、自分のしなかったことを数えてしまう。

[げっ歯をアルコールに浸し、少し舐める。
苦くは無い、けれど、味が良く分からない。
満天の空の下で盃を交わすのに、贅沢な悩みだ。]

(96) 2015/01/24(Sat) 00時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[そよそよと夜風に髭が揺れる。>>105
教室で相伴した茶のように、体内にじんわりと拡がる温もりではなかったが、アルコールは小動物の体温も引き上げてくれた。]

 はは、耳に痛い。
 
[最良の選択をしてきた心算だけど、彼の言い分は良く分かる。
病欠が重なる度、出席簿を抱えおろおろした事など数知れない。
自分が鼠であることをハンデだなんて思わなかったが、引け目が無いとも嘘を吐かない。]

 ………俺はね、ミナカタ。
 俺は多分、結構日和見で。

 ミナ――…、いや、誰かが止めてしまったら、
 彼に無理なら、俺にも無理だろうって考え方をする。
 …違うな、ていの良い言い訳にしようとするんだ。

[ごそごそとハンカチの中を探ると、テッドに貰ったチーズの包装を解き、器用に半分に割る。一口分の夜食を差し出しつつ。]
 
 俺が良く頑張ってるように見えるのは、
 乗っかる言い訳を与えない良い学友に出逢えたからさ。

(114) 2015/01/24(Sat) 01時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 俺も君も、見られて居る方が頑張れるのかもしれない。
 ―――…ええっと、なんだっけ。
 観測されていないと事象は収束しない?

[年齢故か、何処か達観した嫌いのある学友。>>107
また少し笑って咽喉を鳴らし、尻尾を振った。]

 ミナカタは心が良すぎるんじゃないかなぁ。
 
[ぽつりと呟くと、赤い眼を空に持ち上げた。
雲の流れが少しだけ早い、月は膨らみ始めて明るさは十分だ。]

 明日の風は北北西、粉雪だけど高い場所ほど風が強くなる。
 低く飛んだ方がトナカイ達の消耗も減るんじゃないかな。
 ミナカタはコース取りは終わったかい?

[低く飛ぶほうが得意だろう。と、首を捻っての問い。
ただし、最後に思い出したようにはにかんで丸い肩を下げた。]

 ……あんまり、俺に気を使うなよ。

(115) 2015/01/24(Sat) 01時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[もさもさ。頬袋には貯めず、カロリーを補給。
何時も持参する胡桃弁当(1個)よりも豪勢だ。]

 俺にはね。
 
[チーズを胃袋に詰め込むと、少し幸せな気分になった。
ご飯が美味しく感じる内は、大丈夫と断じる楽天家。
一滴の酒を時間を掛けて飲み干すと、蓋を返盃。
ごちそうさま、と頭を下げるのも忘れない。>>119]

 ……ああ、そうだ。ミナカタ。

(123) 2015/01/24(Sat) 01時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 髭は今くらいの方が似合うと思うぞ。

[ぴょん、と彼の膝から降りれば、温もりを余韻に変え。
ハンカチを顎の下で結び直して、笑みを噛み殺す。>>120]

 あんまり、型に嵌るなよ。
 チョイ悪だって良いじゃないか。
 
 ――…俺も見てるよ、先輩の背中を。
 君のプレゼントを待っている誰かは、きっと居るから。
 
[最後に年下の特権付け足すと、温度計の確認へ。
針の振れを記憶してから、小さな掌と尻尾を振り、
北風に背中を押され、屋上からの撤退を決め込んだ。*]

(124) 2015/01/24(Sat) 01時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

― 夜の廊下 ―

[ほとほと。
ハンカチーフのおまじないと、一滴の酒精は少し元気をくれた。
それでも、時折、へっぷしっ、と鼻を鳴らしてしまうが、大丈夫。

ハンカチーフを汚さぬように、鼻先を擦り、
ふと顔を挙げれば、明りの灯る教室が見えた。

松明持ちのウィリアムの悪戯か、それとも誰か残っているのか。

少し開いた教室のドアから、そろりと顔だけ覗かせ、
まだ、誰か居るのかい?と、静寂を壊さぬ小声を響かせた。**]

(127) 2015/01/24(Sat) 02時頃

お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。

2015/01/24(Sat) 02時頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

― 教室 ―

[紅色の瞳に映すのは彼女の横顔。>>141
遭難してから此方、話す機会に恵まれなかった相手。
巡り合わせにアッと声を挙げかけたが、慌てて口を前脚で塞ぐ。

降雪音すら拾う聴力が、流星発見の一報を聞いたからだ。

二本足に混ざって生活していても、決して衰えることの無い五感。
無論、自らに厳しいサンタ見習いの語も逃さず拾っていた。
彼が素直でないのも、黙して言葉を削いでしまうのも知っている。
やっぱり駄目だった。と割り切れないのは自分も同じだ。>>151]

 !

[振り返る彼女に口元を押さえたまま、窓辺に走った。>>142
しかし、四角く区切られた夜空のカンバスに、箒星は留まらない。見逃してしまった、とがっくり肩を落とし、顔を上げ直した。]

(154) 2015/01/24(Sat) 16時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 アリスは間に合ったかい?
 
[気さくに声を掛けながら、机の脚を避けて彼女の傍へ。>>143
柔らかい掌まで辿り着けば、自身の足の裏を払う。
学友とは言え、アリスは女の子だ。
朧のように気易く乗る訳には行かない。>>144]

 俺達は煙突までは行かないけれど、
 配達係とトナカイが空を繋げてくれる。…感慨深いよな。

[静かに引き上げられた身体は彼女の卓上で下車。>>145
マントのように翻るハンカチーフは未だ未だ暖かい。
そっと彼女の腕に寄り添い、半分優しさで出来ているのかも。と、
温もりを評し、笑気と洒落を挟んで、振動させる髭が緩やか。

拡げられたノートはクリス語と違って読めたけれど、図解が多い。
鼠から突然トナカイに進化する変異種も居るのだろうか。>>106]

(155) 2015/01/24(Sat) 16時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 心配を掛けてすまない。
 ――…アリスが転んだのが見えて、慌てて駆け出してしまった。

[無謀であったのは確かで、自分の未熟さだ。
恥じるように後頭部をカリカリ爪で引っ掻いて、
ハッと気がつく此方も今更。>>149]

 そうだ、アリス。
 あの時、俺は君を呼んだんだ。

 ―――― アリス、アリス、

[前脚を彼女の手背に揃えて乗せて、仰ぎ見る。>>150
鼠の表情はトナカイよりも読み難いだろうが真剣だ。]

(156) 2015/01/24(Sat) 16時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 
 ――――…怪我は無かったかい?


[なんてこと無い労いは、遭難と引き換えにもならない。
けれど、すてーんと転んだ彼女を放っては置けなかった。

自分は、病弱で軟弱な鼠だけれど、列記とした男だ。
鼠が西向きゃ尾が東であるとは云うが、
それ以上に、彼女の元へ駆け出すのは当たり前に過ぎた。**]

(157) 2015/01/24(Sat) 16時半頃

お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。

2015/01/24(Sat) 16時半頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

― 回想 ―

[自分はクラスでも一番もっふりしているが、
負けず劣らず、うっかりもしている。
ついでに、なんの自慢にもならないがのんびりもしていた。
そんな気質が災いしたのは、入学して間も無い時分。

その頃の気象学部は、設計工学部との合同授業が多かった。
主に流体力学とソリの耐久性について学ぶのだ。

ソリは風に乗り加速する。
形状と構造を理解してなければ、どれだけ正確に風を読んでも、
適切なルート選択など出来はしない。

初めての合同授業で、手帳サイズのノートを盾に、
野武士如く背負った筆記用具を剣にして参戦したげっ歯類。]

(191) 2015/01/24(Sat) 22時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[右往左往と生徒の脚を避け、目指したのは黒板に近い座席。
しかし、最中に鼻先へ些細な気配を覚えて、気が逸れた。]

 ―――…凄いな。
 あんなに小さいソリもあるのか…。

[呟いた先に居たのは、昏い金色の髪した青年で。
彼の卓上にはプリントで折られたソリが在った。

自分とて、サンタクロースに憧れを抱き、門戸を叩いた身だ。
ソリの操縦に憧れが無いわけではない。
当時から器用なサミュエルが、手隙に製作した折り紙に見惚れ、
モニカに尻尾を踏まれたのも、それが原因。>>23

ぢゅぅ!と、悲鳴諸共飛び上がって以来、
なるべく尻尾を、ゆるりと持ち上げることにしている。
――― 痛みよりも、暫く尻尾に巻いていた白い包帯が、
なんだか、とても気恥かしく情けない気がしたのだ。

まるで、空に夢見る、無謀者の象徴のようで。*]

(192) 2015/01/24(Sat) 22時頃

お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。

2015/01/24(Sat) 22時頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

― 教室 ―

 俺の分も流れてくれると良いけれど。
 
 こう云うとき、テッドやイアンや、ピート達なら、
 流れ星にも追いつけるのかもしれない。

[ミナカタは余り加速に重きを置いていない気がする。と、
些細な言葉を付け足して、赤い瞳を窓へ浮つかせ。>>213

窓の外に見えた箒星の尾は、覚えのある長い軌跡。
頭の隅を学友の顔が過ぎり、憧憬にも似た息を吐く。]

(227) 2015/01/24(Sat) 23時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 ……アリス…?

 あっ、見たって言ってもね。
 転んだ後だったからね、可笑しな所は見ていないよ…!

[彼女の声がワントーン下って聞こえれば、先立つ弁明。>>221
慌てて左右に振る小さな頭は、少しの羞恥を散らかして。]

 君の所為…って、アリス。 如何したんだい?
 
[彼女の袖口を握りこんで、訴えてるも、
変わった空気に疑問の色を乗せ、彼女の口元を注視。]

(228) 2015/01/24(Sat) 23時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[伏せた顔に、掛かる影。>>224
しびび、と尻尾が階段状に曲がる。
喜怒哀楽は顔に出るが、驚きは尾っぽに出る。]

 アリス、何処か痛いのかい。
 やっぱり、怪我をしたのかい…?

[繋がる眸の蒼は、自身の持つ紅よりも冴えた色。
ジッと見つめて、髭をてれん、と下げた。>>232]

(241) 2015/01/25(Sun) 00時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 アリス。
 泣かないで、アリス。

 アリスがそんな風に自責の念に駆られると、
 俺は身体中の水分と絞って皆に詫びないといけない。

[彼女の袖口を柔らかく引き寄せ、
うんと伸ばした指で彼女の頭を撫で―――届かない。
仕方が無いので、手首を変わりに撫でて慰める。>>235]

 俺が飛び出してしまったのは、
 居ても立っても居られなかったからだ。

 転んだアリスを放っておく自分になりたくなかっただけさ。

[彼女を労いながら、少し照れくさそうに、ちゅぅと笑み。]

(242) 2015/01/25(Sun) 00時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 ……俺が言えた義理ではないけれど、
 つい昼間に「もう少し人を頼れ」って俺も言われたよ。

[優しい友達に。と語尾に足す語り口。>>238
女の肩にのしっと被せてしまった責任を払う口調。]

 もう、助けに来ないで良いとか――だと、
 戦力外通告みたいで、聞けないけれど。

 ―――…なんだろう、アリス。

[耳を欹て、爪先を伸ばして、集音に努めて、拝聴の態。
聞き逃さぬように、本来丸い筈の毛玉が伸びて楕円状。]

(245) 2015/01/25(Sun) 00時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[どうせ、皆ぎりぎりまで起きているのだ。
空が気になって、ソリが気になって、明日が気になって。

同じツリーを彩る仲間が気になって。>>250]

 アリスだって、俺のことを何度も助けてくれたじゃないか。
 …俺が鼠でなくて、小さくなくても、助けてくれたと思うんだ。

 ……って、これじゃあ、俺が凄く現金みたいだな。

[僅かに顎を引き、頭蓋の中に詰まった人語を探る。
良く噛み締めて、瞳を瞬きで洗う。]

(265) 2015/01/25(Sun) 01時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 ………、

[あ、届いた。>>253
下ってきた頭部に甘え、桜色の髪に細い手櫛を入れる。
柔らかい感触と、温かい色合いに呼気を漏らし。]

 俺も、すまないって言いたい時はあるさ。
 人の言葉は難しいから、全部は理解していないけれど、
 アリスがどんな気持ちで言っているのかは何となく分かるよ。

[流れ星よりもキラキラとした軌跡は、放物線を描かない。
一瞬、左胸が跳ねて、あわあわと空を滅茶苦茶に掻き混ぜると、
素数を数えて、深呼吸をひとつ、ふたつ。>>254]

 ―――…泣かないで、アリス。

[自身の毛皮で覆われた前脚を、静かに彼女の眦に寄せた。
手背を宛がえば、白は涓滴を吸い込み、濡れた蒼を覗き込む。]

(267) 2015/01/25(Sun) 01時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 !
 ―――勿論、……勿論さ、アリス!

[涙を指で拭うなんて、ロマンスキネマでも最近見ない。
二枚目俳優が芝居がかってやるなら未だしも、自分は鼠だ。
奇妙な気恥ずかしさに尻尾の先まで焼かれる。ぢゅぅ。>>258]

 俺も、もっと体力を付けて、雪に負けないようになるよ。
 今度は――…今度は、きっと助けて見せる。

[いつも、自分が助けて貰ったように。
彼女の落涙を毛皮に染みこませ、涙袋まで柔く慰撫。
もふもふとした冬毛はきっと、少し、擽ったい。]

 …………あ、

[濡れた瞳が撓んで、月明かりが差す。
垂直に落ちる涙星に願いを忘れたが、勿体無いと思わなかった。

彼女の微笑みがあまりにも可愛かったから。]

(268) 2015/01/25(Sun) 01時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 ―――…俺、
 屋上の温度計、見て、こないと…!

[先程、見に行っただろう。と内なる自主突っ込みは無視した。

泣き腫らした学友の顔を評するなんて破廉恥だ。
焦燥に駆られるまま、挙動不審に首を振る。

張子のように尻尾が連動し、ぺたんぺたん。机に刻むビート。
彼女の髪に癖を残さないよう、そろそろと手を引いて、
弾かれたように机から近場の椅子を経由して、地に下りた。]

(274) 2015/01/25(Sun) 02時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[月明かりに囃され、逃げるような背中は自身に似合いすぎる。
けれど、扉の隙間に手を掛けたところで、彼女を振り返り。]

 ……アリス。
 俺も、ありがとう。

 ちょっとずつ、上手く行きそうな気がしてきた。

[もっと相応しい礼がありそうなものだが、今はこれが精一杯。
チラリ、もう一度だけ彼女と視線を繋げ―――、ぴゅぅ。

脱兎ならぬ脱鼠の退場であった。**]

(275) 2015/01/25(Sun) 02時頃

お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。

2015/01/25(Sun) 02時頃


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