人狼議事


139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】

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視点:


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なっ……

[そしてその告白、信じ難くしかし日向の話と合致する
そして兄が妖だったと聞いて動揺の様子も見せないことに納得がいく。]

……夜にお前は、祟り神に会いに行っていたのか

[頷くか否定してもそう変わらない答えが返ってくれば、目を伏せて
祟り神にも申したという言の葉を、噛み締めた
そして顔を上げて白い掌をじいと見つめ。]

……いいや

美しい、よ。


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―下界―
[たまこが去って行くのを見つめ、その姿が完全に見えなくなるのを待ってから。
とぼとぼと屋敷裏の泉へ向かう。

久方ぶりに会えた神。
嬉しかった。
懐かしかった。

でも――。

邪念を振り払うように、頭を振ると、高天原でそうしていたように清らかな水に身を浸す。
湧き水が、凝った穢れや邪な考えを流していってくれるように。]


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機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 00時半頃


機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 00時半頃


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[それからその掌を、今度は自身が優しく握って]

今の志乃はまるで姉か母のようだけれど
僕はそんな君のほうが、好ましいかな。

[祟り神すら、妖すら受け入れ慈しむ妹
その凛とした姿は、恐ろしくなど無かった。]

……行こうか。

[それに気付けた闇神だったものは、陽光の下に出る覚悟を――決めた*]


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【人】 機織り 雪客

[>>141この勿忘草の反物。邸に持っていくのが、良いのだろう。しかし、何か良い方法は無いだろうか。無理だと分かっていても、出来るなら、彼女の手に届けたい。邸に居ても良い案は浮かばない]

……誰かに相談してみようか。

[女は軽食を済ませ、邸を後にした]

(0) 2013/08/16(Fri) 01時頃

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【人】 機織り 雪客

ーー邸→丘ーー
[どこに行こうか、誰に会おうか。考えもなしに、外へ出たのは初めてかもしれない。考え事をしながら歩く、…これが散歩というものかと合点がいく。

ふと、丘が視界に入る。昨日の事を思い出し、行ってみようかと。居ないかもしれない。また、忙しなく飛び回っているかもしれない。こんな時でも仕事に全うする、強い人。弱い部分も持っている。…そうか、だから強い人に見えるのかと、一人でほくそ笑む。

丘に着けば、居るかも分からない彼の姿を探してしまう。自分はどれだけ気になっているのだと、考えていると、心に描いていた人物を見つける。樹のふもとに。
速まる鼓動と共に]

…甚六さん。

[ここにいると言う事は、また心を痛めているのかと思い、彼の顔をうかがう]

(2) 2013/08/16(Fri) 01時半頃

― 回想:祭壇→自邸 ―
[ウトと別れれば日向の手を引き、
 痛む胸を片手で抑え、そのまま自邸へと戻る。

 まだ日向が泣いているようなら、
 その背を頭を優しく撫でた。
 あやすよう 慈しむよう 労わるよう。

 彼女の言の葉に耳を傾け
 文句を言うなら、両手で耳を覆うことなく、
 微笑んで聞いたろう。]


機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 01時半頃


機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 01時半頃


[――……その、夜半。
 部屋の中、舞い散る札に、鬱陶しげに眉を顰め
 顳かみを抑える手首には、鮮やかな紐が巻かれたまま。]

 嗚呼、もう、またか。
 ――……邪心ないなんて、戯れ言やったか。

[実りの神は、返し矢には当たるもの。
 そう、相場は決まっているのだろう昔から。
 抗う力も残っておらず、どうにも自嘲を堪えきれない。
 今度は苦痛を伴わなず、ただ力を奪われ堕ちていく。
 瞼を閉じればするすると。

 そうして最早余り残っていなかった、
 最後の神力で、叶うならばと――……

 男が居た処には、黄色い、花が二つ。
 鬱金香と、向日葵と。
 何処から現れたのか、ふわりと蝶が舞い、とまる。
 陽の色をした花片が 仄かに風に揺れていた。*]


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【人】 機織り 雪客

[彼が振り返り左頬に視線を感じて>>3どきりとする。しかし、自分の心配は余所に、いつもの様に話し掛けてくれた]

…ええ。隠さなくて良い…と、分かったので。

あの…お邪魔なら、私……

[帰りたくはないが、彼の邪魔はしたくない。しかし、彼はどう思うだろう。この姿は]

(6) 2013/08/16(Fri) 01時半頃

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[驚いた様子の、兄に。
夜の外出を気付かれていたのだと知れば、
少し気まずそうに曖昧な笑みを浮かべ、頷いて。

手を取られ、姉か母のようだと言われると。]

……三桁も生きていれば、
どちらが姉でも兄でも変わりませんわ

わたしたち、もう、人なのよ?
ここにいる人たちから見れば、化石みたいなものじゃない

[笑いながら、繋いだ手を引いて]


――……ええ、参りましょう


[*光の下へ*]


―― 天界・昨日のこと ――

[華月たちと別れて、投票を終えて。
手ぶらで行くのも悪いからと一旦邸に戻って味噌とお酒を持たせてもらい、朧の邸を訪ねた。

邸の主は留守にしており、門は開け放ってあったので失礼しますと頭を下げてくぐった。

縁側に持ってきた手土産を置いて、池の淵に腰掛ける。
ちゃぽ、ちゃぽ、と音を立てて寄ってくる鯉にくすりと笑いかけて]

――――…ずっとずっと、好きでした。

[そう呟いた。零れおちた言葉は、静かに空気にとけていった]


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【人】 機織り 雪客

[この姿を見ても、彼の態度は変わらない>>7背中を撫でる手がとても温かくて、それだけで嬉しくて、瞳が潤んだ]

……良かった。甚六さんと話がしたかったので…

[やってみてから悩む、]

ふふ……そうですね。甚六さんらしいです。
朝顔様のお言葉は私にも力になりました。

お元気にして、いらっしゃるでしょうか。

[朝顔様の様子を思い出せば、笑みが零れた]

(8) 2013/08/16(Fri) 02時頃

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機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 02時頃


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【人】 機織り 雪客

ふふふ、言われてみればそうですね…

[朝顔様なら、一人でもやってけそうだと、女も釣られて笑う。すると、甚六が動揺して]

しんど…?…あ…ちがっ…いえ…違うわけでは…

[暫し、考えを纏め]

水鳥神に鱗が生えただなんて、他の方々に知られれば異形な者思われるのではないかと、恐れていたのです。

…しかし、それは私の杞憂だと、朧様に教わりました。
邸の者も特に恐れた様子は無く、寧ろ以前より近くに感じました。

[彼に一歩近づき]

甚六さんも…
前と変わらず、接して下さって…。それが嬉しくて…

[その事実を噛み締めれば、また嬉し涙が溢れる]

(10) 2013/08/16(Fri) 02時半頃

― 下界:何処か ―
[手に梳く髪の黒。傍らの花の朱。一片の蝶の、その白さ。
 朧月のようにぼんやりとしたその面影は、徐々に薄れ。
 瞼を上げれば只管に、空の蒼さが目に痛い。]

 ―― 何処やここ。

[陽の光を遮るよう、持ち上げた腕がずしりと重く、
 手首に巻かれた紐の鮮やかさが目に留まる。

 そうだ。堕ちたのだ。]

 …………、泣いて、へんやろうか。

[最期に見た顔は、笑っていただろうか。
 そんな事を考えるも、記憶はどこか朧気で、覚えていない。
 針で刺したように、胸の奥の奥、
 確かに脈打つ心の蔵が、痛む気がした。**]


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【人】 機織り 雪客

[甚六にまた背中を撫でられる。彼の手が好きだ。顔も、声も、強い所も、弱い所も、自分が知ってる彼は、全部好きだ。嬉しさで目が細くなれば、また涙が流れる。

異形…。確かにそうだ。ふふっと声が漏れる。

強制はしない、と言われれば袖で目を拭い]

嬉しいですか……

私もです。
…甚六さんに背中を撫でられるのが、好きです…
…甚六さんの、手が好きです…

[素直な気持ちだった。以前の自分なら、こんなこと口が裂けても言えなかった。彼は、困ってしまうだろうか]

(12) 2013/08/16(Fri) 03時頃

―― それから ――
[目を開いて、暗闇の外を知った。
初めて見る光の世界、幾度も傍らの妹にあれは何かと問い色々なことを知っていって、それはとても楽しかった。]

これから、どうしようか。

[幾つかの時を共に過ごした後、そう問えば志乃はなんと答えただろう。
己には目的など何も無い、しかし彼女は違うのならばついていくのも悪くない。
それと同時に、以前の自分は暗闇に妹を閉じ込めようとしていたと自覚した今は共に在ることが縛ることになるならばいっそ……とも思っていて]


―― ??? ――

[その男を見つけたのは偶然だった。
二人あるいは一人での旅路の途中に。
二羽の烏の雛、巣から落ちたらしきそれをどうにか戻すことは出来ないかと、木を見上げていた時
ふと視線を下げ、何気なく辺りを見て
行き倒れか、最初はそう思ったが何処か痛ましさを含んだように見える表情と手首の鮮やかな紐が目に止まり。]

……

無様ですね、お互いに。

[自然とそんなことが零れ落ちて、唇を歪め笑んでいた**]


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機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 03時半頃


[そのまま柔らかい草の上に寝そべっていれば、
 ふと、降ってくるような誰かの声が聞こえ。
 腕を持ち上げ、顔を上げる。
 聞き覚えはあったけれど、
 予想していなかったその姿に、思わず目が丸くなる。]

 あはははは、そうやな。
 無様やなぁ、――……お互いに。

[すぐに、見知った顔に会えるとは思っていなかった。
 妙な安堵感から、自然と頬は綻んで。
 黒い雛をその手に持ち、此方をはっきりと捉える双眸は
 どうやら光を宿しているようだ。]

 ――……ずっと、見えてたんか?

[何故、見たことがない筈の己がわかったのだろう。
 ふと、思ってそんな、問いかけを。**]


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【人】 機織り 雪客

[彼の言葉に、顔いっぱいに微笑んだ。慕っている彼からの至高の言葉だ。]

…こちらこそ。
貴方を好きになって、良かった……

[手を取られれば、そっと握り返す。自分にどんな未来が待っているか分からないけれど、この瞬間だけは生涯忘れまいと心に誓った。]

(15) 2013/08/16(Fri) 03時半頃

【人】 機織り 雪客

[握った手の温もりを感じながら]

…ところで、ご存知でしたら、お力をお貸し願いませんか?

[聞いてくれるだろうか]

志乃に…反物を織ったんです。
邸に持参するのが良いと思いましたが…

…無理だとは存じておりますが、
何か、いい案はございませんか?

[彼は伝達の神。もしかしたら、役職柄何か知っているかもしれないと**]

(18) 2013/08/16(Fri) 04時頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 04時頃


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いいえ、光を得たのは堕ちてからのことです華月様。

[その口調、無様だと肯定し笑う声、やはり男は華月であったようで]

なんででしょうね、僕もよく分からないんです
もう一度会いたかった、そう思ってたからかな……

[華月の隣、草地へ座りながら
また咳き込むだろうか、反応を見てから続ける]

そして、化けの皮を剥がしてみたかったな、と。

[にっこりと笑いかける。
抱えた雛達は何故かしきりにそのまだ柔らかな嘴で華月を突こうとしていた]


[それから少しばかり言葉を交わしてから]

それで……
貴方様は行く宛ては、あるのですか?

[と問い掛けた**]


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[禊を終えて屋敷に戻れば、どうやらたまこの忘れ物らしい包みが置き去りにされていた。
中を改めれば、彼女の作ったらしき団子が詰められている。

どうしたものかと思ったが、次はいつ来られるのか分からない相手だ。
食べ物をこのまま置いても勿体無い。]

皆でいただきましょうか。
お礼とお詫びは次にいらした時に言うとして。

[一応だが、神の食物なので人間が食べることの影響を考えたが、たまこは美味しいものを作りたいだけのようでもあったし、さすがに不老不死などにはなるまい。]


後で道の神の祠にも何か供え物を考えましょう。

[米と小豆がいいだろうか、と団子を口にしながら思った。]


団子はちゃんと普通ので美味しかった


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― 昨日:→華月邸 ―
[帰り際、昔のように手を繋ぎ、
 此方の存在を確認するかのように
 その小さな手に力が込められる。
 どうやら、己が追放されたと思ったらしい。
 その度に、ほろ苦く笑いながら、
 日向の頭を撫でてやる。
 何度も何度も繰り返し。
 離れたくないと言われれば、
 困ったような笑みを向け]

 ええよ。
 今日は一緒に寝ようか。

[名前を呼び、
 彼女の濡れる小さな頬を両手で包み込む。
 どうか、これ以上涙で頬を濡らす事がないように。
 なかなか寝付けない様子だけれど、
 眠るまでは、傍らに。]


[今にして思えば、
 彼女の処にも報せの虫が来ていたのかもしれない。 
 穏やかに、隣で眠るその柔らかく黒い髪を梳き、
 部屋に舞い、己の廻る白を見ながら、
 そんな事を思い、只、嗤う。**]


― 下界 ―
[懐から手に馴染んだ煙管を出せば、
 火を付けゆるりと燻らせる。
 その煙が蝶になることなく天に昇るのを眺めれば
 詰まらなさそうに眉を下げ。
 会いたかった、という言葉にまた一つ咳き込む。
 隣に座り込むのを胡乱気に見詰め、]

 ――神に化けてたのはそっちやろう?
 僕に化ける力なんてあらへんよ。

[へらりと笑い、黒い雛に、そっと指をつつかせる。]


[問いかけには、ぼんやりと空を仰いで、]

 行く宛てなあ……。
 行ってみたいところはあるなぁ。
 下に来るのは、百年振りやし。

[以前の騒動の時、月詠が堕ちた村。
 一度、尋ねて見た事があるけれど、今はどうなっているだろう。
 そうしてもう一つ、行きたい場所がある。
 拾い物をしてからは、暫く来てはいなかった。
 豊穣の祭りには、まだ早いけれど。

 立ち上がり、草を払えば頬にはたと何かが当たる。]

 ――……嗚呼、雨降ってきたなぁ。
 どっかで、雨宿りせんと。

[手の甲で拭ったその雫は
 何故かほんのりと、温かい気がして。
 もう痛まない筈の胸の奥が、また、微かに痛んだ。**]


[天に昇る煙に目を細める。それは地上へ留まり戯れることも、彼の神を追放されし場所へ導くことも無い。]

……ふふ。華月様は僕になど会いたくは無かったのですね、哀しいなぁ。

[古き神だった華月が己の言葉に咳き込む様を見れるとは、視力を得てからは楽しいことばかりだ。
嘯いて笑う己の表情は、まだ妖のようであっただろうか]

――おやおや、実りの神が月詠だったのですか。
通りで惑わせられなかったわけだ。

[大袈裟に肩を竦め、戯言と共に化けていたことを肯定する。]

さて、どうだか……僕には実りの君はお優しいだけではないように、思えましたけれど。

[雛の嘴は指先を傷つけることも酷く痛ませることも無いだろう、しかし何がそんなに気に食わないのか一心不乱につついている。
苦笑して二羽を華月から離し、へらりと笑う顔を見つめて]

こちらばかり見通して、貴方自身のことは何も見せてはくれないのですね。

[緩く首を傾げた**]


ああ、下界に来たことがあったのですか。

[確かに華月ならばおかしくはない、なるほど自分よりこちらを知っているのだろう。
立ち上がる彼を見上げれば、何かが額を濡らしたのを感じる。
そしてはたと何かに気付いたように視線を逸らす。]

……近くに村があるそうです。
貴方と共に、行っても?

[ふざけた色も妖しげなものもない、常の亀吉の表情で問う
嫌だと言うのならば、仕方ないが。
日向を置いて人と成ってしまったのであろうこの男を、少しばかり心配もしていて**]


―屋敷―

[驚いた。
流石の己も。

あの男がこの辺りでも有名な医者だとは。
あの時もそうだが、普段から余裕で帯刀しているし。
その腕前も相当なものだ。
山もいくつか所有しているらしい。

ある意味、生活に困ることはないこの男に拾われたのは白蛇の加護かもしれない。]

…そうでしょうね。

[数少ない使用人の話に頷く。
変わり者故、敬遠されているらしい。
それを本人が全く意に介してないのが、とぼやく。
そこへ。]


『あさたんあさたん、たすけて。』

[そんな声が聞こえて。
何だろ、と男の元へと足を運べば、多くの書物やら薬草やらで埋め尽くされた足場のないような部屋の机にぐてんと突っ伏している。]

何、してるの?

[己の呼び名に関しては最早何も言うまい。
無表情でそう尋ねれば、腹が減って力が出ないという。
そこで何故、己を呼ぶ。という突っ込みを心に仕舞いつつ。]

わかった、伝えとく。

[そう告げて、踵を返せば。]


『僕様、あさたんの手作りがいいなァ。』

[背中に届く甘えた声。]

……薬草、取ってくる。

[無視して、外出する。
薬草摘みはここに来てからの日課に*なったいた*]


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 あはは、虚言を、よう言うわ。

[少しの艶をのせたその表情は、
 哀しむどころか愉しんでいるように思える。
 ふっと神妙な面持ちになり、]

 亀吉、知ってるか?
 人間はな、虚言ばかり言うてたら、
 死んだ後閻魔さんに舌抜かれるらしいで?

[昔、人から聞いた事のある、そんな迷信を一つ。
 己は信じてはいないが、諫言とばかりに言い含め。
 煙を肺腑の奥へ吸い込む。]


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 ――……そんな力なんて無くとも
 その妖しさで、充分わかるやろう。

[此方に見せる亀吉の微笑は、
 瞼の裏に鮮やかに、焼きついているのと大差ない。
 肩を竦める亀吉に肩眉を上げて見せ、]

 へえ。
 僕はこんなに優しいのに?

[此方をつつく烏の雛に、気を悪くする事もなく
 離れていけば、もの寂しそうにそちらを見やり。]

 その眸で見透かしてみたら?
 せっかく、見えるようになったのやしな。

[首を傾げる亀吉に、ふっと殊勝な笑みを向けた。]


[その雫の根源を、探すかのように空を見上げ
 次いで、共に向かうという亀吉へ
 ゆるりと視線を巡らせ首を傾ぐ。]

 ――……別に、ええけど。
 僕ご老体やから、ゆっくりな。

[特に拒む理由もない。
 されど一つばかり、注文をつけたのは
 何となく、少しでも長くこの雨に
 触れていたいと思ったからで。**]


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【人】 機織り 雪客

――少し未来・祭壇の水鏡――
[女は考えた末、華月様の名を札に書こうと決めた。理由は、追放の力を弾いた事と、あの何を考えてるか分からないひらひらした中で、自分には計り知れない数々思いがあるのだろうと。理由には若干薄い気もするが。
人との信仰と深く関わり合っている我々は、自ら命を絶やす事はできない。そうすると、天界と下界の均衡が崩れてしまう恐れがある為だ。
もし本当に華月様が祟り神だったら、堕ちたくてともそうできない柵に縛られているかものかもしれない。また、まのがれる事も、追放されるかもしれない事も、確証はないが。自分に出来る事は、一つ]

…華月様、貴方様の幸せを祈ります。

[鱗の掌を翻し、札がひらひらと落ちて、水鏡の中へ溶けていった。

水鏡に視線を落とせば、昨日の札が目に入る。たまこが置壱様に入れている。何故だろう…]

(29) 2013/08/16(Fri) 17時頃

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2013/08/16(Fri) 17時頃


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【人】 機織り 雪客

――少し未来・我が屋敷――
[帰路に着けば、邸総出で出迎えられた]

今戻った……どうしたお前たち…?

[聞けば、皆女の帰りを待っていたと言う。今まで関わり難かった主人が、優しく接するようになったのが嬉しいと。姿が変わった事ではなく、自分自身に興味を持ってくれた事が、素直に嬉しかった。こんなにも自分を案ずる者たちを、酷く蔑ろにしていたのかと、今までの自分を呪った]

…皆、ご苦労。

[女は嬉しそうに、彼ら元へと歩み寄る]

(30) 2013/08/16(Fri) 17時半頃

【人】 機織り 雪客

――少し未来・機織りの部屋――
[暫くは触る事はないと、機織りを手入れしていた。
女は今日あった事を思い出している。ふと、機織りを拭きあげる手を見れば、水掻きが増えていて、まるで手はもう魚のようだ。しかし、鱗が現れた時と比べて、出現速度がかなり落ちた気がした]

…心一つで、こんなにも変わるものなのだな…

[それは鱗の事だけではなく、自分自身の事も。
自分を取り巻くすべての者たちに思いを馳せ、感謝したのだった。もう、自分を嘆く事はないだろう*]

(31) 2013/08/16(Fri) 17時半頃

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2013/08/16(Fri) 18時頃


雪客は、たまこが元気でいますようにと、祈った。

2013/08/16(Fri) 18時半頃


雪客は、たまこは、元気だろうと思いなおした。

2013/08/16(Fri) 18時半頃


雪客は、日向も元気でありますようにと、強く祈った。

2013/08/16(Fri) 18時半頃


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2013/08/16(Fri) 19時半頃


―下界―
[井戸水を桶に汲み、柄杓をからからと鳴らしながら小道を行く。
村の中に数多ある祠を祀る日々。
一日ですべてはまわれないから、数日に分けて。それを繰り返せば、毎日何かの神と向き合うことにはなるのか。

晴れた空を見上げる。]

――はしけやし、

   わぎへのかたよ


         くもゐたちくも

[こうして仰ぎみていれば、たまこに、高天原の神たちにいずれ見えることもあるだろうか、と。

戯れに古歌を口ずさむ。]


【人】 機織り 雪客

――未来・我が邸――
[翌朝、華月様、朧様、ウトが隠れた事を邸の者から伝え聞いた]

…そうか。

[世話になった者たちがいなくなる。自分は彼らにとって何か助けになっただろうか。貰った沢山のものを返し切ってはいない。女は、此処ではない新しい世界へ旅立った者たちへ、感謝と気持ちと、幾多の幸せを願った。
窓辺に飾っていた、紅い花が美しく咲いていた]

(35) 2013/08/16(Fri) 19時半頃

[道の神の祠には米と小豆を供え、機織りの神の祠には水と花を置く。
花は、いずれこのように、美しい布を織れますように、と里の子供たちが摘んできたものだった。]


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【人】 機織り 雪客

[女は支度をし、邸を出る。向かう場所は、呉服屋。
魚の手になってしまっては、当分機は織れない。その旨を呉服屋の店主に伝えようと。

店に着き中へ入る]

…御免。店主は…

[店主を呼ぼうとしたが、先客が居たようだ。その人物は背を向けていて、顔は見れない。しかし、女はある事に気付く]

…えっ…?

[着物が物凄く汚い。汚いってもんじゃない。今までこんなに汚く着られた着物を見るのは初めてだ。女は、無言で足早に近付きその人物の背中と左袖をがっと掴み、着物を食い入る様に見た。相手は、驚くだろうか

しかし良く見れば、着物自体は極幸せそうだった。女は安堵の息を吐くと、直ぐさま己のしている事に、漸く気が付き、硬直する。挨拶もせず、人さまの召し物に掴み掛かるなんて。相手が浄の神置壱様だとは、まだ気付いていない]

(37) 2013/08/16(Fri) 20時頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 20時頃


――兄妹二人旅、後――

[毎日が驚きの連続であったと思う。
雨に打たれれば寒さに震え、日に差されれば暑さで茹だる。
人の身は不便なことも多かれど、
それもまた新鮮で、興味深く。

――何より兄に、こんな表情があったとは。]

(……ようございました、お兄さま。
お兄さまは、立派に「ひと」と生きられましょう)

[兄の抱き続けた、浮世離れしたような、
妖しい雰囲気が柔らかくなったような気がして。
闇夜に縛り付けていたのは己も同じかと、苦笑したり。

そんな折だったろうか。
これからどうするか、問われたのは。]


【人】 機織り 雪客

――四日目・丘の上――
[まさか、たまこの名が出るとは思っていなかったので>>39、少し驚く]

…たまこ…ですか…

屋敷に…そうですね…。
分かりました。彼女に聞いてみようと思います。

…お力添え、感謝いたします。

[と、優しく微笑んだ。たまこの団子も、また食べたい。]

…よかったら今度、たまこの団子を食べにいきませんか?
…一緒に…

[好きな殿方を誘う。初めての試みだった]

(42) 2013/08/16(Fri) 20時頃

【人】 機織り 雪客

――未来・呉服屋――
[硬直していたら、声をかけられ肩が跳ねあがる]

…ご無礼をお許しっ…はっ…

[お顔を拝見すれば、自分が掴んでいるのは、置壱様だった]

…あっ…ああっ…

[全身が震え上がる。位の高い先達の神に、こんな無礼を働き、唯では済まされないのでは。置壱様とは、この様に対面した事がなく、勝手に気難しく怖い印象を持っていた。しかし余り怒った様子は見られない。女は、恐る恐る手を離した]

(43) 2013/08/16(Fri) 20時半頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 20時半頃


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何処へ、参りましょうね
……この頃まれびとの訪れがあった、
そんな里の噂を聞きましたけれど

[それが事実であれば、天上での知己に会えるのでは?
言えば、兄はどんな顔をしたろうか。
どのように、答えたろうか。
何にせよ、いつものように微笑んで。
ひどく穏やかに廻る日々を、噛み締めて]

[あてのない旅の途中か、目的ある移動の最中か。
兄は、鳥の雛が巣から落ちているのを見たのだそうで]

……志乃には、見えなかったけれど……
それより、嫌な風の音。一雨来るのではないかしら。

[早く巣に戻してあげるか、助けてあげないと。
そう言って、眩しげに空を見上げ。手分けしようと。
木など上れぬ自分は、雨を凌ぐ道具を取りに、
一旦兄と別れたのだったか]


【人】 機織り 雪客

――丘の上――

…良かった。

[彼に聞こえるか分からない、小さな安堵の声が漏れた]

はいっ。
では、その時はお呼びしますね…

ふふっ、たまこには、いつも驚かされます。

[女は至極幸せだった。だが、考える時間をあまり邪魔してもと思い、その場を去る事にした]

では、また…
楽しみにしています…

(49) 2013/08/16(Fri) 21時頃

[麓の村まで下りて、傘を手に戻ったのは、
ぽつぽつと雨粒が落ち始めた頃。

懐かしいような、声を聞いた。]

(華月さま?)

[思わず声を上げ、顔を覗かせそうになるも、
それはできぬと己が両足を戒めて立ち。
心から気遣いの言葉をかける兄を認めれば。

ホッと、胸を撫で下ろすだろうか]


――……ようございました、お兄さま


[吐息だけで囁くと、そっと道の傍に傘を置いて。
自分が来たことも、村へ戻ったろうことも、
おそらくこれで伝わるだろうと、そう思っている]


[心配、なんて情を向けられている等とは思わずに。]

 ……志乃さんは、一緒やないのか?

[甚六の術に因って、共に堕ちたと触れがでていた筈だ。
 古い神だからとて、己の力に縋ろうとする程に、
 守りたい、離れ難い相手であったろう。
 その姿が見えない事に、首を傾げ。]

 その、雛は。
 怪我でもしてるんか?

[亀吉の手の中で蠢く、黒い雛に眼をやって。]


【人】 機織り 雪客

[>>47気を悪くはされていない。少し拍子抜けした。やはり、実際その者に会ってみないと分からないものだな、とぼんやり考えていると、店主が白い布を持ってきて、私が織ったと置壱様に伝えた。

何を封印するんだろうと思いながら]

…恐れ入ります。
その子も…置壱様に手に取られ、喜んでいます。

[子供たちはいつもそう。主人になるべく方に早く会いたいと願って止まないのだ。

布と置壱様を見ながら、鱗が疼くような感覚に自分の手を擦った]

(54) 2013/08/16(Fri) 21時頃

【人】 機織り 雪客

――丘の上――
[>>51甚六の零す言葉に、ええ、と笑顔で頷く。会釈をしてその場を後にした。
背中に残った彼の手の感触、貰ったあたたかさを胸に感じながら…]

(58) 2013/08/16(Fri) 21時頃

メモを貼った。


――どこかの村――

[村へ戻れば、先ほど傘を貸してくれた宿へ。
髪についた露を払いながら、書くものを、と女将に請うた]

……お兄さまは……怒るかしら。
もう、いつかのように泣かないとは、思うけれど。

[身体は元気、筆を持つ手も確かだが、
白く滲む視界は最早どうにもならない]


【お兄さま、志乃は嘘を吐きました】


[まずはそんな書き出しで、お別れを]


【人】 機織り 雪客

[>>57布に掛けられた言葉に、優しく微笑んで。

祟られたかと聞かれれば]

これは……
祟り神に……そう思っていましたが…

[祟り神の障りだという確証はない]

その神が、私の未熟さを呪ったものではないかと…
もし…そうなのであれば、

…私は、祟り神に感謝しています。

[大きな声では言えませんけれど、と苦笑して。
しかし、そのお陰で、いままで見えなかった大切なものを、見つける事ができたのだから]

(62) 2013/08/16(Fri) 21時半頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 21時半頃


機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 21時半頃



 怪我してへんのやったら、
 その辺に捨て置いたらええよ。

 烏の雛は、巣立つ前に一度、巣から落ちるものや。
 それで翔ぶ練習するのやて。
 怪我してるのやったら、差し伸べて、
 連れていったらええとは思うけど。

[さて、これは。
 一体何処で聞いた智慧だったか。
 永く 永く、在り過ぎて最早忘れてしまったけれど。]

 ――……いつまでも、鶸やと思うてるのは人間だけやな。

[煙を一つ、吐き出して そっとその火を掻き消した。]


メモを貼った。


[気付いたのは何時だったろうか。
もう聴こえないはずの"声"が、未だ、耳に届いていると。

朧に会いに行く、と。>>4:*3
引導を渡すのだ、と。>>4:*2

そう呟く声は、最早あの醜い音に包まれてはいなくて]

……道連れに堕ちたのでしょうか
わたしが、――……祟り神の幾分かを

[実のところは分からない。何がどう天上で変化したのかも。
けれど何にせよ、"声"が聴こえる代わりにか、
瞳は段々ものを映さないようになってきた。
天の神に仇なした、おそらくこれは天罰かと]

後悔などありません。むしろ清々しい程ですわ。
わたしはわたしの思うままに在っただけ。
恨むなら恨めばいい。憎ければ憎めばいい。



その憎しみごと笑い飛ばして、愛しましょう。

[それが最大の反撃だろうと、くすり、笑って]


【人】 機織り 雪客

[>>72これはもしかしなくとも、褒められているのか。そう思えば、頬に熱を感じる]

…そう…でしょうか…

[そして女は、はっとする。彼は、なんて純粋に笑うのだろう。
”いい心”と言われれば]

…勿体無いお言葉でございます。

[彼の言葉は素直に嬉しかった。だから、]

恐れ多いことではございますが…

そのようにお考え出来る置壱様こそ、素敵なお心をお持ちのようですね…

[会ってみないと分からない。
置壱様がこんなに素敵な人だとは、知らなかったと思い、素直な気持ちを述べた。]

(81) 2013/08/16(Fri) 22時頃

[何の神を祀っているのか、分からない祠が一つ。
水で清め、灯明を燈す。

里人にも伝えられることの無かった、無名の神の祠。
供え物を置くよりも先に怖れ気もなく、その扉をかちゃりと開ける。
朽ちるかと思った扉は、存外しっかりとしており小さく軋んだだけだった。
小さな木彫りの神像が、真正面でなく横を向いて安置されていた。]

…これが。

[月神が、巻物に書き残した願い。
扉を再び閉ざすと、香を焚き神酒を供える。

『彼の―の、―――神の安寧――願――』

おそらくは人目に触れないよう――里の人間が見ても分からないように、巻物の隅に書きつけられた擦れ文字。]


[急にこんなことを言い出そうと思ったのは、
華月の姿を目にしたからだろうか。
神として祈りを捧げることはできずとも、
少しは安心させられる知らせを、持っていると思う]

……日向ちゃんは、きっとこの先も無事でしょう
縁の切れる音は、もうありませぬ

雷門さま、明さまの時には、間に合わなかったけれど
この頃下界へいらしたでしょう朧さまも
御身は人になれど、障られてはおりますまい

怨嗟の音は、止みました。

……ようございました。ようございました。

[筆を走らせながら、ぽつり、呟き]


……彼の神の安寧を願う、でよろしいのでしょう。先代様。

[真正面には向けられぬ神像。

――名を残すことのなかったこの祠は、
            祟り神のためのもの]


[おそらく先の騒動の時に、堕ちた月神がこの地に作ったのだろう。
今となってはその本意も分からないけれど。

祟り神が憎いかと問われたら――明はよく分からない。]

でも、安寧を祈らずにはいられなかったんですね。先代様は。

[祠に静かに満ちていく香気に、目を閉ざす。
先の祟り神のことは知らないが、その神を知る月神が祈りを捧げていたのであれば。

明も、同じようにしても構わないはずだ。

高天原に残された神に早く安らげるよう。
祟り神がこれより先、神に仇なすことなく安らげるよう。
静かに祈った。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


― 少し先の未来 ―
[辿り着いた、かつての月詠の村で
 稀人が現れたとの噂を聞いた。
 その稀人と出会えれば、一つ、お願い事を。]

 明、
 祠参りが日課って聞いてるけど、
 祠をもう一つ、作ってくれへんかな。
 ――……桃の木を、植えようかなと思って。

[かつて、教えてもらったその方法で
 祟り神を鎮める事が、できるのだとか。
 そう言えば、既に、その祠が作られている事が知れただろうか。]


メモを貼った。


【人】 機織り 雪客

[だからこそ、思った。
彼が祟り神だと。こんなにも純粋な心を持った神は見た事がない。その通りだ。会って話さなければ、その者の心など分からない。純粋で綺麗な心を見抜かれ、祟り神に憑かれたのだと。

確証はある。彼の持つ我が子が訴える。

「主人は祟り神に憑かれている。主人を解放せよ。」 と。

主人思いの我が子に、分かった、と心で伝え、微笑んで返した。

>>85頭をかく彼が放つ言葉に、自然と笑みがこぼれて。
小走りで店を出ようとする彼の背に]

あのっ…
…置壱様に、お会い出来て良かったです…!

[と投げかけた。祟り神だと分かったからではない。本当に心からそう思ったからだ。声は届いただろうか]

(87) 2013/08/16(Fri) 22時半頃

そうか。

[持ち合わせが無いと話す置壱へ、感慨に浸り頷く]

遅れても構わぬ。払いにくるのだぞ。

[だが、付けには利子が付くからな、と穏やかな声で付け加え]

では、またな。置壱。

[酒を酌み交わす事で、言葉少なくとも語ることは終わった。
満足したのではないかと思う。ただ一つ心残りを除いて。
長椅子から立ち上がると、一度置壱を見つめてから
最後にからりと笑って、その場を後にした]


機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 22時半頃


――夜――

[置壱が訪ねてきたのは、夜半を過ぎた頃だった。
珍しく酒を飲まず、縁側に座って月を眺めている所へ。
よく見れば、黒い衣を羽織っており、
ただ見れば、いつもと変わらぬ笑みを浮かべていた。
友の右手には、見たことの無い大きな鋏が握られ
友の左手によって、掴み、引き寄せられるのをただ見ていた]

酒代は、用意できたのであろうな。

[さもそれが今の大事であるかのように。
それだけを言ってしまうと、友の姿から視線を外し
見られていては、さぞやり難かろうと
天を仰ぎ、月を眺めていた。

自らの傍で、じょきりと音が鳴るまで]


この手が汚れているかと問うた時、
確かに志乃は穢れていたのでしょう

独りにするなと言ったのは志乃なのに、
今はここにいることが辛いのです

……北へ、向かおうと思っています
何も見えなくなる前に
――……北の、まつろわぬ民の下へ

[その名を忘れぬと、約束した。
なれど独りで守り続けるのは、あまりにも]

志乃はお兄さまの妹で幸せでした
ご縁があれば、いつかまた……

[あまりにも、いろんなことがあり過ぎたから]


メモを貼った。



[兄はきっと、自分がいなくとも、もう大丈夫だろう。
ごめんなさいと囁いて、記した言葉は、]


[愛してくれて、*ありがとう*]


メモを貼った。


メモを貼った。


―少し未来―
[旅人が稀人を訪ねてきた、と聞かされすぐに応じる。
鄙にはまれな、そうとしか表現の出来ない垢抜けた顔立ちの知己に、上の騒動は終わったのかと聞いて望む答えでないことに肩を落とす。
終わったのでないなら、彼がここにいる理由は追放されたか、堕とされたか。
そのどちらかだから。

その後に続けられた華月の願いと、祟り神の鎮め方に軽く目を開く。]

桃の木を……。
実りの神、…いいえ華月様。


――祟り神のための祠は、すでにこの地にございます。

ただ、先代月詠が人としての生を終えてから、名すらない祠を祀る者がおりませんでした。

[華月がなぜ祟り神の浄化を願うのか、それには踏み込まないで。
そっと笑った。]

桃の木を、植えましょう。
厄払いの、木をいくつも…。

名すら残せない、神の祠の周りを埋め尽くして…たくさんの人に祀ってもらいましょう。

[先代の月神が祟り神のために祠を建てていたことをあかし、静かに、祈りを重ねた。]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 機織り 雪客

――呉服屋→祭壇の水鏡――
[置壱様が去った後、呉服屋の主人に用向きを話せば、驚いた顔をしたが「待ってますぞ」と言われた。嬉しい気持ちと申し訳無さで、頭を垂れた。

女が向かうのは、社。あの純真な心を持つ彼の為。自分を思ってくれた者達の為。確りとした足取りで。

水鏡の前に立てば、新しい御触れが。

「華月は潔白」
「ウトは追放の注連縄による自堕」]

そうか…華月様には悪い事をしました。しかし、この祈りに偽りはございません。

[と己の未熟さを呪って]

ウト、…いやウト様。貴方の幸せを心から祈ります。

そして、たまこ。お前は何者なのだ…

[とたまこに対して苦笑すれば]

(96) 2013/08/16(Fri) 23時頃


 へえ、先代さんが?
 ――……あの人らしいな。

[今まで思い出すこともなかった先代の事を思い浮かべ
 ふと、笑んだ。
 嗚呼、確かに、そういう神――いや、人であらせられた。]

 いっそ、桃の名所にでもしたったらええのとちゃう?
 そうしたら、祠が荒れる事もなくなるやろう。

[荒れた祠は避けて通るが人の常
 とは、よくいったものだ。]

 嗚呼、それと――…… いらんよ、様も。
 僕はもう、神でも何でもない、ただの人やし。

[そんな事を言い、名も無き祠に祈りを重ねたろう。**]


機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 23時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


ええ、桃の木も、葡萄も、筍も植えましょう。
良いとされるもの全て。

[華月の声にそっと笑う。]

いつだって人の訪いの絶えないように。


メモを貼った。


[そして、華月の言葉にきょとりと瞳を瞬かせる。
かつて神同士であった時には、呼んでいた名。
人として神を呼ぶときの尊称。
人同士の呼び名。

自分なりに分けていたつもりだが――]

華月様…目上の方をいきなり呼び捨てにするのは無理です。

[困ったように言えば、彼は聞いてくれたろうか。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[明の眸が瞬いて、少し、困ったような表情になる。
 このまま困らせるのも愉しいかもしれないが
 なんとはなし、そっと、引いておいた。]

 そう?
 じゃあ、いきなりが無理やったら、そのうちにでも。

[元来、様、なんて柄ではない。
 そんな事を思っていたけれど
 呼んでもらいたい者に、
 そう呼んでもらえる機会はもうないだろう。]


[彼が引いてくれたことを察し。微笑む。
優しいばかりの人でないことは薄々気づいてはいるが…。
それが、優しくないと同じことではないことも、また知っている。]

いずれ、それすら気にもならない間柄になりましたら。
気安く、お名前を呼ばせてください。

[その時までは、華月様と呼ばせてほしいと少しだけ年下の甘えを含ませた。]


―― 朧が堕天した朝 ――
[早朝、靄のかかる中、白装束を身につけて注連縄を身体に巻き付けた女が、下界へと繋がる穴から静かに身を投げた]

[朧が祟り神によって堕天したという報せを、池の鯉を見に伺った際に心配で放ってきた火鼠から知った。

そのあとの事は、良く覚えていない。

ただ、明が堕天した時のような暴走はせず酷く冷静に準備を進めていた。
祭壇から注連縄を持ってきて、朧の邸に寄って水を貰い、身体を清めて白装束を身に付けた。

底の見えない雲海が広がる穴の淵に立って静かに目を閉じて。ただただ下界で朧に出会えることだけを一心に祈った。

いざ、飛び込もうとしたとき、ふっと置壱の顔が過る。
ひとりぼっちになる置壱。大好きな置壱]

―――…一緒に堕ちるという約束、守れなくてごめんね。

[最後の力を使って火鼠に託し、放てば。
女の横をひと際強い風が吹き抜けて。
その風に抱かれるように、女の身体は穴に吸いこまれていった]


【人】 機織り 雪客

[女は鱗の掌から、神の名を綴った札を水鏡へ落とす。

────純粋で綺麗な心の持ち主”置壱”────

彼の解放。彼への感謝。彼の幸せを祈って]

貴方様の言葉を決して忘れません。
私の心の中で、生涯輝き続けるでしょう…

ありがとうございます……

[女は微笑む。
大切な彼ら彼女らに、多くの幸せが降り注ぐようにと、心から祈った]

(100) 2013/08/16(Fri) 23時半頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 23時半頃


ねえねえ、おきいち!
おぼろさまってほんとにすてきよねえ!

わたし、おぼろさまのおよめさんになるの!

ねえおきいち



おきいち




―――……置壱。



―― 火守の神 ウトの最期 了 ――


雪客は、日向を見つけた。華月様の事を思い出した(促し

2013/08/16(Fri) 23時半頃


―― 回想:兄妹の旅路 ――
[人の身体で生きる下界は愉快なことばかりではなく
それでも、花々や蝶、闇夜を照らす月光、美しいものを幾つも志乃が教えてくれたから、人の世を愛することも悪くはないと思えるようになっていた。


――何より妹が、こんなに明るく笑う娘だったとは。]

(お前は、僕などいなくとも、闇などなくとも歩いていけるのだね。)

[何より美しいのは強く明るい妹の姿だった。
それに気付くのは、きっと遅かったのだろう。]


メモを貼った。


【人】 機織り 雪客


……日向。

[何と声を掛けようか迷った末]

…元気か?

[何と無粋な。もっと気の利いた言葉は出ないのかと嘆く]

(101) 2013/08/16(Fri) 23時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


……まれびと、か。

[そうして妹に問い掛けた後、一つの噂を彼女から知る>+30
天上の知己、過ぎるは穏やかで慎ましい堕とされた月光の神。
その里を目指そう、決断は直ぐに。常のように微笑む妹と共に、穏やかな日々を過ごして]

[その里へ向かう最中、烏の雛を見つける
見えなかったけれど、その言葉を未だ深くは考えることはなく]

ああ、頼むよ

[と、別れたのだった*]


―下界・泉―
[ぱしゃり、と泉の中に体を潜らせる。

たまこに会えた。
華月に会えた。

まだ、祟り神の騒動は治まったとは聞かないけれど。
大丈夫、大丈夫。

自分に言い聞かせて。自分の知っている神々の名前が聞こえてこないように祈る。
大丈夫。

人として生きていく覚悟は出来つつある。]

…。

[でも。]


――会いたい、な。


[一人の時だけ。こぼす本音。]


メモを貼った。


―― 漁師の家 ――
[天界から自ら堕ちた自分が果たして人間になれるのかなんて全くもって考えていなかったけれど。
どうやら誰かさんの編んでくれた注連縄のお陰で、無事人間として生まれおちる事が出来たようだ。

女が堕ちた場所は海であった。

水中で息ができないことに驚愕しながらあっぷあっぷと溺れていたら、ちょうど沖に漁に出ていた船に救いあげてもらった。

どこからきた、歳はいくつだ、何してた、と散々質問攻めにあったが、話せたことは「ウト」という名前だけで。

いく当てがない事を話したら、漁の手伝いをしてくれるなら置いてやると言われ、今に至る。

朧がどこに堕ちたのか、明が、志乃が、華月が、朝顔が、亀吉がどこにいるのかもわからず。何の手がかりも得られていない。

ただの人間に、この中つ国は広すぎた。]


【人】 機織り 雪客

気に入ってもらえて何より。
……ああ、その子も嬉しそうだな。

[自分の無粋な問に丁寧に答えてくれた。]

そうか、ならば良かった……

[多くは聞くまいと微笑む。彼女の笑顔と言葉に陰りは見えなかったから。
鱗の事を聞かれ、やはりと思うが、以前の他人への恐れはもう何処にもなかった。彼女の純粋な問いはどこか温かかった]

……ああ、鱗だ。
魚の食べ過ぎでな。

[と、一瞬置壱様の顔が浮かび苦笑する]

悪い。
冗談だ。原因は………分からぬ。

[以前は分からない事が不安だったが、今は分からぬ方が気が楽だ思えた]

(109) 2013/08/17(Sat) 00時頃

―― そうして出会ったは:追放されし豊穣の神 ――
[虚言を、そう華月が言えばくすくすと意地の悪い笑みを零し
急に神妙な面持ちを見せられたならなんだ、とこちらも真面目な表情になるが]

――ふっ、ふふふ……
魑魅魍魎、闇に這いずる妖だったものが閻魔を、地の獄を怖がると?

[残念ながら諫言は妖だったものに笑い飛ばされてしまう。]

虚言ばかり口にしてるわけではございませんよ、華月様。
もう貴方を誑かす理由も、正体を隠す必要もないのですから。

[只、天に遺した未練が貴方だったなどと言えばまた咳き込むのだろうからその真実は口にするつもりは無いが。
そういえばあの子は髪紐をどうしたのだろうか、自分無しで高天原にただの妖は存在出来ないだろうに――まさか華月に届けたなどと知る由も無く]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


―― ある町の市で ――
[あがった魚や昆布なんかを売りに、女たちは漁師を見送った後、町の市へ赴く。ついでに布や糸なんかも仕入れたりして、昼過ぎにはまた小屋へ戻っていくのだが。

今日は不思議な噂を耳にした。
とある村に数百年ぶりに稀人が現れたというのだ。
なんの確証も得られなかったが、女の胸は酷くざわついた。

行かねば、逢いに。

その日から女の心を占めるのはその思いばかりだった]


―下界―
[里人の、近隣の住人の駆け込みが今日も続く。]

「運気が良くない。きっと悪霊が憑いているに違いない。」

「作物の出来が昨年よりも遅れている。」

[悪いものは憑いてなどなく、無精や偶然の原因を他に求めることを諭し。
天の理が乱れ、地に影響を与えている間は我慢するように、とひとつひとつ、言って聞かせ。

ずっと、待ち人たちの姿を待っている。]


ふぅん――…天上の僕は華月様にどう見えてたのでしょうね。

[妖しさで分かる、そう聞けばくつくつと低く笑い。]

おやおや、自分でおっしゃるのですか……。

[僕はこんなに優しい、それは否定も肯定もせず呆れたようにぼやき]

……ええ、そうですね、
そうさせていただきましょう、時間が掛かりそうですけれど

[笑みにそう返せばふとこの男をもう嫌ってはいないことに気付いた。
そうして、行く宛てについて問うたのだったか*]


【人】 機織り 雪客

[日向の言葉に、驚いて思わず顔を赤らめるが。ぱたぱたする日向が可愛らしくて頭を撫でた]

…ありがとう。

その言葉、とても嬉しいぞ。

[温かい子だなと、目を細めた]

(119) 2013/08/17(Sat) 00時半頃

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