人狼議事


222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】

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―昨日・処刑場―

[処刑が済み、閑散としたひときわ強い風が吹いた。
骸は揺れて、縄が軋む。
きぃきぃと耳障りな音で目が覚めた。]

いやああぁぁぁ!?

[身体から切り離された魂は一気に地面におっこちた。
踏み潰したはずの村人は気にもとめず、けろりと涼しい顔。何が起きたのかと辺りを見回せば、目の前でぶら下がっている自分の身体。]

――いやだ、ぶさいく。

[眉をひそめた。]

まぁ、お似合いよね。

[スカートの埃ををはらい――何も落ちなかった――立ち上がった。]


[後ろから、知った声がして振り返った
凛と、伸びやかに咲く花を持ったサイラスがいた。
どうやら彼は別人に投票していたらしい。]

まぁ、あなたには特別目をかけたものね?

[首を傾げ、はすな目を向ける。
彼は花を捧げるでもなく処刑人達に近づいていく。それを追う。どうやら骸を降ろせと交渉しているようだけれど]

いいのよ、そのままで。

[軽く手を振って見せるけれど、通じずにため息をついた。
罵声の後に取り出されたのは、いつかの薬草鋏。銘もなくちゃちな代物、とうに道具箱で朽ちているものと思っていた。]


[処刑人と大立ち回り、痣こしらえたその顔に手を伸ばし、途中でやめた。]

馬鹿ね。
――ほんとうに。

[サイラスが去った処刑場。
カラーの花が一輪、ころんと傾いた*]


メモを貼った。


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それを言うなら、私だってそうだよ。
私よりずっと頭が良くて…身体も動くのに。私に縛られてしまってたから。それなのに、それでいいって言ってくれたじゃない。

[「もう1人の私」の言葉に首を振るの。申し訳なく思わなくて良いんだよって、思っているの。私にとって「もう1人の私」はとっても、何にも代えられない存在だもん。

「もう1人の私」の身体をムギュってして、ギューってくっつくようにするよ。
こうして見ると、確かに大分細い事が自分でも分かるの。貯めてたお金ちょっと減らして、もうちょっとケーキ食べていたら良かったかな?]


―教会―

[村の騒ぎに疲れ、湖の周りをふわふわとさまよっていた。
それにも飽きてきた頃、近くにあった教会を覗いた。]

――レティーシャが、2人?

[やはり双子だったのだろうか。
愛おしげにお互いを抱きしめる姿を遠巻きに見つめる。]

あっ……!

[3人目のレティーシャを見つけ、思わず声が出た。
祭壇に寝かされたその身体は、間違いなくレティーシャだった]


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……ノーリーンさん?

[ふわふわとしながら「もう1人の私」を撫でていたらそこに入ってきたの。そちらのほうを向いて微笑むよ。]

ううん、2人で1人。私も、「もう1人の私」も私なの。

[謎かけみたいに、なっちゃったね。]


[「私」に頭を撫でられていたら、少し涙が出てきたわ。
赦されたような、そんな気がして。勿論最初から怒ってないこともよく分かっているけれど。

「私」が少し動いたからそちらを見たら、ノーリーンさんの姿が見えた。「私」が大体説明してくれたから、私はただ「私」と手を繋いで隣に立つ位。]

……いわゆる、二重人格というもので。

[もう隠すこともないのだから。それでもちょっと苦笑いしながらそう答えたわ。]


メモを貼った。


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レティーシャの中に2人、レティーシャがいたのね?

[ふわふわのレティーシャと、凛とした「レティーシャ」。]

あなたが、私の話を
聞きに来てくれた「レティーシャ」。
ありがとうね。

[「レティーシャ」に言う]

レティーシャ、って声をかけたら
2人とも振り返ってしまうのね。

[呼び分けした方がよさそうだ。
さて、なんと呼ぼう?]


[まぁいいか、とも思う。2人で1人なら、特に分ける必要はないのかもしれないし。

2人のレティーシャに驚きすぎて、一つ大きな忘れ物をしていた]

あなた達も、死んでしまったのね。

[チャールズは彼女も食べてしまったのか。あんなに可愛がっていた、レティーシャまでも。
人狼たる彼の運命は、未だしらない。

振り返り、ケーキ屋の方を見た*]


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「もう1人の私」は、私の自慢だもん。

[そう言って「もう1人の私」に微笑みかけるよ。目があったら、ニコニコと笑うの。]

こうやって会えたことは、良かったのかもしれないって。
それは…思うかな。


……私は「私」が守る事が出来たらそれで良かったけれど。
「私」に感化されたのだと思います…結局何の役にも立てなかったので、意味は無いのですが。

[ニコニコと笑う「私」の頭を撫でる私も、目元は少し緩むわ。
この笑顔までは、人狼にも奪われなかったみたいだから。

ケーキ屋の方角を見ている気がする彼女の方を見て。]

……私たちは、お互いがいればそれでいいとつい最近迄信じてきました。でも、転がり落ちるように1人の存在が2人ともの中で大きくなってしまった。
その報いなのかもしれませんね…それでも「私」には、生きていて欲しかったのですが。


そうじゃないとは言えないけれど。「もう1人の私」がいなくなるのは嫌だよ?

[「もう1人の私」だけがいなくなればいいみたいな言い方だったからそういうの。ちょっと、それは怒っちゃうよ。

……勿論この手は離さないから、大丈夫だけどね?]


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「レティーシャ」は素敵な人だものね。

[微笑みあい、慈しみ合う二人につられ、目じりに皺ができる。
相槌を打ちながら二人の話を聞いていた]

守れてたんじゃ、ないのかしら?
ねぇ?

[レティーシャに首を傾げてみせる。
「レティーシャ」には顔をしかめて]

ふたりとも、そのひとりを大切に思ったせいで
死んでしまったってこと?
何があったのか知らないけれど、
それじゃあ、想われた方はつらいじゃない。


勿論だよ。

[「二人とも」に伝えられるようにそう言うよ。
「もう一人の私」がどれだけ頑張ったかは、私が他の人よりはずっと知っているもん。]


彼が生きてさえいるなら、「私たち」の存在は最初からなかったほうが良かったのかもしれないですね?

[意図的に曲解してこう返すけれど、これは二人で思ったこと。]

…そうしたら最初から、辛さなんて感じさせることはなかったのかもしれない。


メモを貼った。


[レティーシャには強く頷いたけれど、「レティーシャ」の声は沈んでしまった。]

彼が大切なら、辛さだけじゃなくて
ちゃんと、彼の幸せもみてあげて。

[再び、ケーキ屋の方を見る]

「あなた達」がいなかったら、
彼は幸せも感じなかったでしょう。
「あなた達」のそばにいる彼、輝いてたわ。


メモを貼った。


……見て、何が出来るというのですか?

[首を傾げて問いかける。その間に噂の彼がやって来てしまって。「私」がビクリと身を震わせる。]

…行ってきて?お願い。

[もう一撫でしてから、そう言うわ。
何も変わらないとしても、そうすべきだと思ったから。]

あぁ、でもこれが答えなのかもしれませんね。

[彼の方へ向かっていく「私」を見て、ぽつり。]


[扉が開き、閉まる音がした。
ゆっくりとそちらを振り返ると、「彼」がそこにいた。
レティーシャとの間を遮らないよう、脇に寄る。

彼女の体を抱き、狂おしい声をあげる彼を、死者はただ見守る事しかできない。]


あなたも、行かないの?

[「レティーシャ」へ振り返る]

彼の大切な人は、あなたで、「あなた」なんでしょう?


[ダイミ君が来てしまったの。今まではこれでよかったって思っていたのに、胸が苦しくなってしまうよ。

動かなくなった私を抱き締めて叫ぶ姿。
彼を後ろから抱き締めるようにするの。通り抜けはしないように、出来るだけ頑張るの。]

…ダイミ君は死なないで?お願い…昨日も、何にも出来なくて…

[心に秘めた想いを伝えられなかったのはもしかしたら幸運立ったのかもしれないって思うよ。だって今でさえ、こんなに辛いのに。]


[泣きそうに…なっている「私」。涙が溢れていないのは、私もさっき泣いた気がしたのに流れていた跡も何もないからだと思うわ。]

「私」と私は、今も繋がってる。もしかしたら、生きていたときよりも。「私」が彼処にいるなら、それは渡しがあの場所にいるのと同じだと感じられるんです。

[そう言って、少し笑うわ。
今更だけど大事に思われていたと思う、なんて。そんなことを感じた。]


メモを貼った。


[ダイミとレティーシャを見ていれば、こちらまで胸が苦しくなる。
眩しさに目を細め、扉の方を向いた]

二人で一つ、ね。

[レティーシャと「レティーシャ」はいつから二人なのだろう?
そんな事を考えつつ、ゆっくりと壁の方へさがってゆく。
レティにも「レティ」にも、ダイミとの時間を過ごしてほしい*]


メモを貼った。


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/23(Thu) 23時半頃


メモを貼った。


サイラスは、ダイミに、マーゴのお礼を伝えなくてはと、思い出した。(@2)

2015/04/24(Fri) 00時頃


サイラスは、ヒューはどうしているだろう。処刑にはなっていないみたいだけれど…(@1)

2015/04/24(Fri) 00時頃


【人】 薬屋 サイラス

―― 前日夜中:湖に沈みながら ――
[もう、何度目になるかわからない潜水から浮上する。やはり船を出そう、そう思っていったん岸辺へと戻ってくれば]


フラン?

[宵闇の中から現れたのは、フランシスカだった。
なんだか久しぶりに見た気がする。
そういえば、この人狼騒動が起きてから一度も会っていなかったか。それはそうと]

おい、危ないぞ!!
フランのことだからどうせまた踊りに来たんだろ!

[夜中に、ひとりで。しかも女の子が。
ぷりぷり怒りながら近づいていく。*]

(78) 2015/04/24(Fri) 00時頃

【人】 薬屋 サイラス


ぃでッ!

[鼻先に盛大にデコピンを食らえば、顔が勢いよく上向く。なんちゅう力だ。本当に女か。

ヒリヒリする鼻先を押さえて、くぐもった声で言い返す。]

泳ぎの練習なんかするか!
その、…探し物を、してるんだ。

[最後のほうはバツ悪そうに目線をそらす。
どうしよう。彼女は今晩もここで踊るのだろうか。
不安げにもう一度湖を見やる。*]

(84) 2015/04/24(Fri) 00時頃

メモを貼った。


【人】 薬屋 サイラス


大事なもの……

[繰り返し呟いたその言葉は、
頭の中にひとつのビジョンを映し出す。

吹き抜けていく風の中、嬉しそうに笑う彼女。
揺蕩う黒髪は、おひさまの匂い。

大事なもの。]

うん。とっても、大事なもの。

[素直に、こくりと頷く。
手伝うと申し出てくれるフランには、ええ?と一瞬顔を歪めたけれど、すっと持ち上げられた手にびくっと肩を竦めて]

お願いします!光る藻をさがしてます!

[と咄嗟に叫んでいた。*]

(87) 2015/04/24(Fri) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス


高いって……か、考えとくよ。

[擦り傷用の軟膏をタダで、とかじゃダメかなあなんて考えながら、一緒に湖に入っていく。
途中何度も息継ぎをする自分に比べて、彼女の潜水時間はやけに長い。

(踊りで体を鍛えてるからかな)

[そんなことをぼんやり考えながら。
彼女のほうから「見つかった!」と声が上がるまで、そう時間はかからなかった。]

(91) 2015/04/24(Fri) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[感謝の言葉を、言い尽くせないほど伝えて、彼女から光る藻を受け取った。
これから急いで薬の作成を始めなくてはならない。
時間がないのだ。

けれど、青年は去り際、もう一度フランシスカを振り返る。]

フラン、小さい頃から、その。
ありがとう。

俺、いっつもフランに世話になってたよね。

ヤニク兄ぃとのこと、応援してるから。
花嫁姿、楽しみにしてる!

[最後のほうは茶化してしまったけれど。
素直な気持ちを伝えて。

気をつけてな!と手を振れば、一目散に家へと戻った。*]

(94) 2015/04/24(Fri) 01時頃

【人】 薬屋 サイラス

―― 翌日 ――
[翌日は一日、工房に籠って居た。
小さな薬壺のなかに、湖の水から作った蒸留水、光る藻、イモリの黒焼き、ローズマリーの花を入れて煮詰める。

壺の中の水は、無色から淡い月色に光り、やがて紫にかわり、そして空の色へ。

ずっとずっと、心に念じるのは彼女のこと。

彼女の声、彼女の髪、掌の温度、肌の柔らかさ、
笑顔、涙、瞳の色。

手伝ってくれたフランにも感謝の念を。
祖母には謝罪を。

そうして。
とっくに日が暮れて、窓から朝日が差し込むまで
繰り返し繰り返しかき混ぜながら煮詰めたら。
最後の仕上げ。]

(97) 2015/04/24(Fri) 01時頃

【人】 薬屋 サイラス

[彼女から手に入れた髪の毛ひと房。
そして]

……………よし

[たくさんのガーゼと薬草鋏。
左手で己の舌を思いっきり引っ張れば、ひと思いに]

………ッッ!!!!

[凄まじい痛みと口の中に溢れる血液。
すぐにガーゼを詰めこみ、止血を試みる。
真白な布はみるみるうちに深紅に染まって。

痛みに耐えながら、髪と舌を壺に放り込んだ。
途端、キラキラと星屑のような煌めきが壺の中から溢れ出して。]

(成功した!)

[急いで火鋏で壺を持ち上げたら、湯船で眠る彼女のもとへ。]

(99) 2015/04/24(Fri) 01時頃

メモを貼った。


【人】 薬屋 サイラス


(マーゴ…)

[もうその名前は呼べないけれど。]

(戻ってきてくれ)

[心の中で強く念じながら、水の中、マーガレットの花とともに揺れる彼女に薬を注ぐ。

やがて物凄い光の束が、彼女を包んでいって。]

(103) 2015/04/24(Fri) 01時頃

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