301 十一月うさぎのないしょ話
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[鮭は既に捌いて下処理を済ませてある。 切り身になったものから更に皮を取り除き、塩を振って暫く放置。余計な水分を出しておく。]
さっきの茄子のやつ、エリちゃんのか。 名前のない料理をさっと出せんのは狡いよなぁ。
[肩を叩く独自の綽名ルールを持つ彼女に、負けてらんね、と呟いて。>>83 高速でキャベツと玉ねぎをみじん切りにし始めた。 フードプロセッサーよりも己の手で刻んだ方が同じ大きさに切れるので口当たりが良い、というのは特にひけらかすことはないが密かな自慢だ。
塩を振った鮭をさっと洗って身を解し、小さな骨も取っていく。 その後包丁で叩いてミンチにした。 見た目が派手な料理は見るだけできっと食欲をそそることだろう。]
(98) 2019/11/23(Sat) 21時半頃
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[そして取り出したのは鮭の中骨水煮缶。 缶詰の中骨は食感のアクセントになるが噛めばほろっと崩れて刺さることはない。 中骨は身ほど細かくは叩かずにミンチとキャベツ玉ねぎと混ぜ合わせ、そこに潰したはんぺんを。 味付けは塩コショウとマヨネーズだ。
丸めて小麦粉卵、そしてパルメザンと混ぜたパン粉をつけて揚げる。 フリンジレタスを敷いた皿に油を切ったメンチカツを二つ盛り付けて、カツ自体に味がついているのでオーロラソースは皿の彩り程度にかけるのみ。
揚げ油で蕎麦を揚げてそれを櫓のように組み立てれば、昼には出せない盛り付けとなるだろうか。]
(99) 2019/11/23(Sat) 21時半頃
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お待たせいたしました。 鮭のメンチカツです。 上で組んであんのは蕎麦を揚げたやつ。パリパリして旨いですよ。
あああとこっち。 ビールに合うっつったらこれでしょ、鮭の皮せんべい。
[「期待値」に、どれだけ届いたか。>>91 少しだけ緊張の面持ちで、黄金比に注いだビールジョッキについた結露を見つめた。*]
(100) 2019/11/23(Sat) 21時半頃
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オトサカは、ヤカモトの耳聡さ>>96に、やべ、と内心舌を出した。
2019/11/23(Sat) 21時半頃
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[新たな来店者の気配に視線をドアのところに向ければ、ただいまを告げる直の姿。>>88 連れてきた女の子は初めて見る顔だ。 何故直が外に出ていたのか、経緯は知らないから疑問符が浮かぶ顔で小首を傾げ。]
……おかえり?
[距離感を考えれば彼女ということはなさそうだが。 此方に戻ってくれば経緯は聞けただろうか。
テーブル席を選ぶ「おひとりさま」はまだ物理的にだけではなく精神的にも此方と距離があるようで。 具材を極力なくしたシチューならば、冷えた身体にも優しいだろうかなんて提案するタイミングを計っている。]
(108) 2019/11/23(Sat) 21時半頃
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っしゃ!あざっす!
[賛辞>>130に思わず脇を締めてガッツポーズ。 思いの外、己は彼の評価を気にしていたらしい。 「美味い」という言葉はそれこそ何年も何回も聞いてきたけれど。]
ワインじゃなくてビールだし、こないだのナポリタンの食べっぷりからしても、がっつり系が良いかなって。 勿論此処は居酒屋じゃないんで、それなりに気取った見た目は目指しましたけど。
[何てったってこれは、この店で乙坂の「夜シフト」を踏み出す記念の一皿だ。 それをこんな風に食べて貰えて嬉しいことこの上ない。 これは帰ったら己も祝杯をあげねばと、まだ勤務時間はあるのに夜中の一人酒に思いを馳せた。]
(136) 2019/11/23(Sat) 22時半頃
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あ、プリンももう出てきたみたいだし、このままデザートいっちゃいます? 今なら切り分けたの残ってますよ。
[横では直がホールプリンを切り分けている。>>134
……6つか。うん。]
(137) 2019/11/23(Sat) 22時半頃
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オトサカは、カコが少女のようにはしゃいで見えて目を細めた。
2019/11/23(Sat) 23時頃
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了解です。 シンプルだけど旨いですよね、皮せんべい。
アルコールはこのまま生中で良いですか? そんな珍しい種類はないですけど、日本酒と焼酎ならいくつかご用意がありますよ。
貿易商なら酒の種類詳しそうなんで、下手な蘊蓄は披露しませんけど。
あ、そうだ、あんこに合う日本酒もあるんで、今日でも別の機会でも良かったら試してみてください。
[どうやら何が何でもプリンという気持ちではないようだ。>>141 このまま客の好みに合わせて注文があれば酒も用意するし、つまみもまだ作る余裕はある。]
(147) 2019/11/23(Sat) 23時頃
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あ、ちょっとすみません。
[有馬の元を離れ、キッチンから出る。 男が近づくと警戒するかなと思いつつ、先程から注文もなく難しい顔をしている少女が気になった。>>145]
どうも、いらっしゃいませ。キッチン担当の乙坂と言います。 さっきはうちの奴に連れられてきたみたいだけど、まだ悩んでるみたいだったから。 メニューがなくて困ってるようなら、「何が食べたくないか」で絞り込むこともできるよ。
[メニューがなくとも此処はレストランで、客の中に明確に「料理の記憶」があるならば、ここまで悩むことはないだろう。 もしかするとそんなに空腹ではないのかもしれないし、体調不良やアレルギーを持っている可能性もある。 「食べたい」を主張できるのはこの店の利点だが、その主張を持たない客に「食べられる」経験を増やせるのもこの店の利点だと乙坂は考えている。*]
(153) 2019/11/23(Sat) 23時半頃
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……蕪のスープ。
[そうしていたら、彼女は律儀にブラックボードからおすすめ食材を選んだ。そして紅茶も。>>148]
できるけど……無理にそこから選ばなくても良いよ? あんまり噛みたくない気持ちなのかな。 シチューはあるけど鮭と玉ねぎが入ってるし……。
ポタージュか、あるいはお粥とか。 どうかな。
[怯えさせないようにゆっくり目のトーンで話して彼女の反応を待つ。*]
(154) 2019/11/23(Sat) 23時半頃
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できるよ、ポタージュならいけそう? お粥がしんどいなら、量も少なめの方が良いかな。
こういうカスタマイズが出来るのがこの店のウリだからね。
[彼女は何か事情を抱えているのかもしれない。 少なくとも、「どれも食べたくて迷っちゃう」タイプの客ではない。 未成年で――見えるところに虐待の気配はないし、通報案件ではなさそうだが、居心地の悪そうな彼女が少しでもこの椅子に座ることに罪悪感を覚えなくて済むよう、「できる」という言葉は自信たっぷりに告げて、キッチンに戻った。
提供するのはスープボウルやシチュー皿ではなく、マグカップくらいにしておこう。 まだ余裕があるならばお代わりをしても良い。
「残してしまった」という想いをさせるくらいなら、きっとその方が良いだろう。]
(163) 2019/11/24(Sun) 00時頃
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[キッチンに戻れば、有馬の注文は直が受けてくれたようで。 ポタージュを作りながらソーセージを手掛けようと思っていたが、「サンキュ」と任せることにしよう。>>165
蕪は皮を厚めに剥いて4つ切りに。 玉ねぎも軽く切ってバターで炒める。 ほんの少しだけ生姜のすりおろしを入れるのは、味付けというよりも身体を温める効能を期待してだ。
ポタージュは通例コンソメかチキンブイヨンを使うが、乙坂が取り出したスープストックは野菜の皮やセロリから取ったベジストックだ。 あまりたくさんの食材を所望していないのなら、野菜が持つ栄養価だけでも彼女の身体に届いて欲しい。 蕪と玉ねぎをベジストックで煮て、ミキサーで滑らかにした後牛乳を入れてまた少し火を入れる。 最後に少し白みそを隠し味に加えてマグカップに注いだ。
柔らかな白いキャンバスに、普段なら蕪の葉をあしらいたいところだけれど、固形物はきっとハードルが高いだろう。 葉も生クリームと一緒にミキサーにかけてペーストにして、極細の口金で絞り出す。 ラテアートではないが、ぷくりと膨らむように蕪の葉クリームのうさぎが淡いスープの上にちょこんと現れた。]
(172) 2019/11/24(Sun) 00時半頃
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お待たせしました、蕪のポタージュです。
[煮込んでいる間に用意したアイスティは日本産の茶葉だ。 品種としてはセイロンだが、日本で育てると日本茶に似た味わいになるのが不思議である。 野菜だしの蕪ポタージュの繊細な味を消さないように、ストレートで出すけれど、お好みならばミルクと砂糖はご自由に。*]
(173) 2019/11/24(Sun) 00時半頃
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ああいや、今忙しかったならもう少し後の方が良かったかな。
[慌ててノートを仕舞う仕草に少しだけ眉を下げる。>>182 何を書いていたのかまでは見えないし詮索をするつもりもないが、今時の若い子にしてはスマホやタブレットではなくちゃんとしたノートとペンを使うんだなと何となく仕舞う様子を目で追った。]
普段はランチタイムスタッフでね、こういう風に見た目を凝ることは中々難しいんだけど。
ヨウコソ "murmur coney"へ! ……っていう気持ちを兎に喋らせてみました。
[兎を裏声で喋らせるのは二回目。 どうにも芸の幅がない。
ゆっくりとスープを口にする彼女の反応が気になって、プレッシャーを与えるかなと思いつつも傍で見守っている。**]
(186) 2019/11/24(Sun) 01時頃
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[これは……ウケた、のだろうか。>>190 唇を噛んだ少女を見ても、内心までは読めなかったが。
わかりやすく感情を表さず言葉にもしない彼女は、己の視線があれば気に入らなくても無理して食すのではという危惧もあったが、一口目と二口目に然程間が開かなかったのでひとまずほっとする。 がっつりした味を好む人には少し素朴が過ぎるかもしれない塩気と香辛料の少なさは、飲食店では中々冒険レベルであるが、濃い味付けが好みではない人にとっては野菜が持つ「旨味」がしっかり感じられるようになっている。]
……良かった、じゃあ、ごゆっくり。
[呟きを拾って、口に合わなかったなんてことはなかったのだと此方もホッとする。>>192 望むならおかわりも出来るが、まだ飲み干していない内は言い出さずに。 恭しくお辞儀をして、少女の前を辞した。*]
(201) 2019/11/24(Sun) 15時頃
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[キッチンに戻ったところで聞こえてきたのはバゲットの不足を危ぶむ声。>>197>>208]
焼いとこうか、バゲット。
[匙代わりにするなら薄くバターだけ塗るけれど。
少しだけ考えて、乾燥ポルチーニを戻し、バターとすりおろしにんにくを混ぜて塗ったものも焼いておいた。 ポルチーニの香りだけ、横で焼くバターバゲットに移して、食事の味覚は邪魔しないように。]
(216) 2019/11/24(Sun) 21時頃
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[ポルチーニトーストはワインや甘めの果実酒に合うのだが、有馬はどうやら次に選ぶのは日本酒のようだ。>>204 それでは此方はワインを注文する別の客に提供した方が良い。 牛肉のリクエストがあった客にローストビーフを出す時に一緒に提案しよう。 日本酒の銘柄もツマミも直がはりきっているのでそのまま任せて。
手際よく出来上がる鶏肉の梅シソ包みの断面を店員特権でいち早く見れば、思わずほうと感嘆の息。>>216]
綺麗だな、ロールケーキ思い出す。
[食べればそれは蕪餅から続く和の美味だとは知っているけれど。 デザート担当は見た目のセンスがそもそも良いのだなと、運ばれていく皿を微笑みで見送った。]
(221) 2019/11/24(Sun) 21時半頃
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昼を辞めた訳じゃないんだけど。 こっちで色々挑戦してみたくなったから、期間限定で夜入らせて貰うことになったよ。
[>>220熱々のバゲットを皿に並べて二人の間に置く。 シェアをする二人は見ていて微笑ましい。]
今日は結構注文頂いてるようだから、今度は是非「パスタじゃない俺」も指名して貰えるかな。
一人でも、 ――またお二人でも。
飲み物は?足りてる?
[レモン水は二人ともに補充して、バゲットを摘まんだ後に拭く用に新しいおしぼりも用意して。 空いた皿を下げるついでにドリンクの意向を尋ねた。*]
(222) 2019/11/24(Sun) 21時半頃
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何。言えば俺用に作ってくれんの? 夜シフト最高だな。
[プリンもマカロンもモンブランも食べたい。 先日のムースも絶品だった。]
(226) 2019/11/24(Sun) 22時頃
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そうだな、今日作ってくれんならどら焼き。 俺が帰って作ろうと思ってたんだ、こいつで俺の夜シフトデビューを祝う為に。
[選んだのは和のスイーツ。 指さしたのは、紅甘萬という日本酒の銘柄。 これが有馬にも言った「あんこに合う日本酒」だ。
珍しい銘柄が置いてあるのは店長に乙坂が掛け合ったからである。 デザート担当の新人が入ってきたと知った時、彼のデザートに合う酒を出したかったから。
それを1本自宅用に購入させて貰って、今日の閉店後は酒盛りの予定。 そこに直のどら焼きがあればきっと素晴らしい時間になるに違いない。*]
(227) 2019/11/24(Sun) 22時頃
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ん、昼シフト希望が急増してあぶれたらこっちに回ることもあるかもだけど、この規模の店じゃそうスタッフも増えないだろうし。 やっぱり色んなパスタ作ってる俺が俺自身もしっくりくるし。
ありがとう。頑張ってる人を見たら、勇気が貰えたからね。 ……店長に聞いた、昼に来れなかった間、大きな仕事頑張ってたって。 だから、 …貴女も、俺に勇気をくれた一人だよ。
[また少し、呼ぶのを言い澱んだら、彼女の方が上手だった。>>225]
……参ったな、カコちゃんほんとイイ女。
[ペリエを注いだグラスに、苦笑した顔が映る。 コトリと置いて、「引き続きごゆっくり」と声を掛けた。]
(231) 2019/11/24(Sun) 22時頃
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コンマスって……オーケストラで指揮者の横でバイオリン弾いてる人ですよね。 そんな立派な職業に例えられると照れるな。
[>>229カウンターの男女が同級生であるという件は知らないので、宅本が自分より年下というのも知らないが、カコに対しての口調と異なるのは単に知り合ってからの期間の問題だ。
胸のバッジはたゆまぬ努力の証、そんな彼がスイーツの話でウキウキしているのはギャップが強くて可愛らしい。>>230 此方が敬語を外すのも時間の問題かもしれない。]
(232) 2019/11/24(Sun) 22時半頃
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それさ、俺が食いたいモン言って作って貰ったところで売切れたら俺が食えねぇんだから余計辛くね? 客として夜来るのは暫くねぇし……
[呆れ顔に、むぅ、と唇を尖らせて抗議する。>>235 けれど、その呆れ顔が日本酒を見て輝くのには思わず噴き出した。>>236]
元々は「もみじ饅頭に合う酒」ってのがコンセプトらしいけどな。 何年か前に土産でもみじ饅頭と一緒に貰ってさ、最初に飲んだ時は日本酒にしてはかなり甘くてびびったんだけど、もみじ饅頭を齧ってあんこ舌になってるとこでもう一杯飲むと、今度は酒自体の甘味が嘘みたいに消えて後味すっきり爽やかになんだ。 だから、どら焼きなら同じ感じで味わえそうだな、と……。
[期待の目。 犬みたいだなと思う。]
(241) 2019/11/24(Sun) 22時半頃
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店じゃ飲む訳にいかねぇだろ。 ほんとに今日作ってくれんならお前うち泊まれよ。 飲ませてやるし。
モーニングコールだってしてやるし?
[先日の話題を持ち出して、クッと口角を上げた。 因みに自宅は徒歩圏内の単身者用マンション。 夜シフトの店員が終電を逃したとかで泊りに来ることもあるので人を泊めることには慣れている。*]
(242) 2019/11/24(Sun) 23時頃
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あんま褒められると手元狂うから勘弁してよ。
[美味い、という賛辞は喜びと励みに変えられるが、それ以外の賛辞には免疫がないから、カコの追い打ちにパタパタと手扇。>>237 そして更にストレートに宅本に言われて、「恐縮です」以外が出てこない己の語彙力よ。>>243 こんな姿、店長に後で揶揄されるかもしれないなと、視線を向けなくても見られている気もしたが。]
パンも、テイクアウトで渡す時には時間が早いから仕入れたやつですけど、夜に出すなら昼から焼いとくこともできますよ。 サンドウィッチ用食パンはパンくずも出にくいし食べやすさ重視だけど、こっちで食事で出すならナイフとフォーク前提でハード系のパンもイケるし。 個人的に好きなのはコルネの中にツナとレタス入れたやつとか、ベーグルでクリームチーズとサーモンとか。
[料理の話を始めたらいつもの調子を取り戻すから、カコの応援>>245や反応>>246には「うん、ありがとう」と落ち着いて改めて礼を言えた。]
(256) 2019/11/24(Sun) 23時半頃
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渋いのがお好みなら、抽出眺めで取りますね。 黒烏龍用意してますよ、トクホで出てるし食事の時に飲むのは健康に良いっぽいですね。
[>>243食事も終盤ということだろうか。 注文を受けて、茶葉を取りにいく。 「温かい」がお好みなら、少し冷ましてから出すことにしようか。
ほら、カウンターではあみだくじで盛り上がっているようだし。*]
(257) 2019/11/24(Sun) 23時半頃
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ああ有馬さん、お帰りですか。 ありがとうございました。
[会計の声に、湯を急須に落としながら顔を上げる。>>244]
あ、上着……すみません気が付かず。
またお越しくださいね。 俺は暫く夜にいますんで。
[急須の蓋を閉めて蒸らしてから、紳士めいた格好の客の元へ。 キャッシャーは直がやってくれたので、己はただ見送りでドアを開けた。]
ご自宅はお近くで? それともホテルかな。
寒いんで、お気をつけてくださいね。*
(263) 2019/11/24(Sun) 23時半頃
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[そうして泊めることになった後輩の元へと戻る。>>260]
どっちかってーとこしあん派だけど、どら焼きはつぶあんのが美味いと思う。 どっちも置いてあるし後の材料も揃ってるから、そうだなうちで作って貰おうか。
[住まいは手狭だが調理道具や食料品は潤沢にある。料理人あるあるである。]
(266) 2019/11/25(Mon) 00時頃
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モーニングコールは電話か、そういえば。 直接起こすのは何て言うんだろうな。
あ、モーニングコーヒーは出せる。
[ふーふーふふーふーふ、と鼻歌は小さい頃音楽番組で見た女性アイドルグループの歌を。 あの頃も今も「モーニングコーヒー」が内包する意味をあまりよくわかっていない31歳だ。]
(267) 2019/11/25(Mon) 00時頃
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あったかいのが良いならホットサンドっつー手もありますからね? 角煮と青梗菜のホットサンドとかドライカレーのホットサンドとか、プレスしてあるのを切り分けた瞬間がもうクセになるから是非お試しください。
[>>269宅本に次への期待を膨らませるように告げて、今度は二人分の会計係と行こうか。 シェアを希望するならば、合計金額から電卓で割った金額を提示して。]
ご一括で良いですか?
[スマートな支払い方に良い男の仕草を見た、とばかり尊敬の眼差しを。>>273]
(275) 2019/11/25(Mon) 00時半頃
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[客が帰れば後は片づけだ。 今日は後にどら焼きを作って貰うというイベントが控えているから心持ち浮足立っている。
明日の朝アラームがきちんと機能するかは別として。
朝食は勿論用意をするつもりだった。 誰かを泊める時にはいつもそうしているから。
昨日今日からの夜シフトに緊張して無心になりたくて焼いたパンがある。 モロヘイヤを生地に入れた緑色の食パンは、苦味もあの粘り気も感じられないし、トーストして発酵バターを塗って食べたら最高に美味い。
直の反応を想像して口元に笑みを浮かべたまま、手は恐ろしく速いスピードで洗い物を片付けていた。**]
(281) 2019/11/25(Mon) 00時半頃
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