人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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【人】 良家の息子 ルーカス

[罅入った世界。
自分の手で壊し、自分の手で拒んだ世界。
身を苛む後悔の波から逃れたくて、更に罪を重ね。

結果的に、自分は、一人になってしまって。

心を縛る、その茨の痛みを、自業自得と享受するだけ。
もう、血も涙も、流れない。]

 ……有難う。

[其の花が綺麗に咲いていると。
告げてくれた後輩に、ぎこちない笑みを向け、礼を言う。

壁に手をつくその様子に、ゆるり、首を傾げる。。
その先に佇む、こちらを窺うように見る後輩の姿>>81に気付けば。]

 ……オリオル?

[薔薇が、強く、香る。]

(90) 2011/08/09(Tue) 18時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[もう自分は誰からも必要とされていないと思っていた。
だから快楽を求め、縋りついてくる者達を拒む理由なんて、なかった。
自分の孤独を満たしてくれる者達を。
そうして、己を傷つける為の、新たな罪を与えてくれる者達を。

自分は、ただ、利用した。]

 この、薔薇の香か?
 頭が痛むくらいで……。

[こめかみに手をあて、目を軽く伏せる。
ぎしぎしと、軋むような、痛み。]

 ……大丈夫か? 
 この香に、……何か、あるのか……?

[ヤニクを、そしてテオドールを交互に見やりながら、問いかける。
薄々と感じていた異常の答えに、何か近付けるような気がして。

一歩、歩み寄る。]

(106) 2011/08/09(Tue) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 ……眠っている、者からも……

[耳元に、幻のように甘い響く、其の声>>108

もうあの声は聞けないのだと。
あの夏の日に、全て失ってしまったのだと。

自分に言い聞かせ、薔薇の香ごと振り払おうと、ゆるく、首を振る。
僅か、髪に残った柑橘が、ふわり香る。]

 ……セシル…に……何かあったのか?

[後輩が口にする、同級生の名に、震える声で尋ね返す。

知っている。

仮初の罰は、後にまた罪となりこの身を傷つけるのだと。
知っているのに、その、仮初の安らぎを、求める。]

(113) 2011/08/09(Tue) 19時半頃

―虚ろな体―

――……、…っ……

[深い眠りに落ちたまま。
目覚める気配は無く。
けれど事後の処理として。
中に侵入する指。
掻き出すために擦られる内壁。
薔薇の、淫靡な夢に囚われた体は。
眠るままに反応だけを返す。
長い睫毛が、ふるり。揺れた]


―茨の夢―

[気付いた時、居た場所は。
薔薇に囲まれた知らぬ場所。
咲き誇る薔薇は、狂おしいほどの香りを放ち。
くらり、眩暈がするけれど。
同時にそれは、とても、とても甘美で。
ぞくりと肌が粟立つ]

[現実で。
体に与えられていた刺激に煽られたかは。
定かではないけれど]

[そんなことはどうでもよかった。
ただ此処に居るだけで。
息をするだけでも。
おかしくなりそうなほどの、快感]

[囚われた魂はなおも、薔薇へ精気を与えていく]


【人】 良家の息子 ルーカス

 ……わかっ、た。
 医務室に、だな?……僕が、……運ぶ、から。

 今、セシルは……何処に……、ッ!?

[声は罅割れた心に甘く沁みる。
痛みを伴いながら、深く、深く、沁みていく。

震える息を、吐きだす。
胸の奥が、痛くて、痛い。]

 頼む、から……、その声を……

[懇願するように。]

 ……其れ以上、その声で、喋るな……ッ

[拒絶するように。]

[突き放すように、弱々しい声で叫ぶと、一歩、後ずさる。]

(118) 2011/08/09(Tue) 19時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[青磁に浮かぶ狼狽を隠しきれない。

黒い薔薇の茨が、胸を締め付ける。
幼かったあの時の自分を責めるように、ぎしぎしと。]

『どうしてお兄様は、あのとき私を愛したの?』
            『どうしてお兄様は、あのとき私を抱いたの?』

『どうして おにいさまも  しんでくれなかった  の?』

[軋む音。
脳裏に甘く響く、妹の声。]

(125) 2011/08/09(Tue) 20時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 ……嫌、だ……っ
 何も、もう、何も要らない、何も要らないッ

 何も望まない、もう、もう、……一人に、……――――――ッ!!

[逃れようと、後ずさる足が縺れる。
倒れこむように、壁に背を預けるように座り込むと、声にならない叫び声を上げる。

嫌だ嫌だ、と、駄々をこねる、幼い子供の泣き声に、似ていた。]

(126) 2011/08/09(Tue) 20時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[何も望むべきではなかったのに。
救いなんて求めてはいけなかったのに。

自分を信じて、自分を友人と思ってくれていた彼の優しさに。

甘えて、溺れて。]


[もしかしたら、まだ、戻れるのかもしれない、なんて。]


[抱いてしまったのは、そんな、希望。]

(127) 2011/08/09(Tue) 20時頃

[唇が微かに触れ合うかどうかで、ふっと顔を背け目を伏せた。]

…好きな人が、居たんだ。

[ぽつりと零れるのは、
深い傷の奥底に、それでも捨て切れずに抱えていた思い。]

周りとは何処か違う輝きを持っていて、ぶっきらぼうで何処か危うくて…でもなんだかほっとけなくてさ…。
悪い噂もあったけど、そんなの…信じないようにしてた。

…手紙貰ったんだ。とても嬉しかった。
中庭の、薔薇の木の下で…って。


【人】 良家の息子 ルーカス

 ……っ!

[テオドールの声に、びくりと身を強張らせる。
浮かぶ怯えを、戸惑いを、隠そうとしないで。

縋る様に揺らぐ青磁の瞳を、そろりと上げて。]

 もう、……求めては……いけないんだ……
 僕は……、僕は、……ぁ……

[震える指先を伸ばす。

黒薔薇の茨の絡んだ心は、近付く者を傷つける。
そうして、傷付けた事にまた後悔して。

結末はわかっているのに、見えているのに、縋るような指先は、その手に伸びる。]

 ……――――たす、けて。

[後悔と罪の海の中、空気を求めて、喘ぐように。]

(135) 2011/08/09(Tue) 21時頃

ルーカスは、テッドの掌に、指先が触れるのを、感じた。

2011/08/09(Tue) 21時頃


ルーカスは、ヤニクの呟きの意味を、考える余裕もなくて。

2011/08/09(Tue) 21時頃


テッド……

きみが、すきだよ。

そばにいたい。

あいたい、よ……


[白き魂の願いすら、薔薇は糧とするのだろう]

[けれどそれを知る由も無く]

[幸せな夢に溺れたまま]


[無数の薔薇に囲まれて]

[伸びる蔦は四肢に絡む]

[肌を伝うその感触が脳を溶かし]

[眠りの中、甘い陵辱に狂い続ける*]


…どうして、来てくれなかったんだろう。

俺の事なんか、なんとも思ってなかったのかな?
勝手に思い込んでのぼせ上がってた俺が馬鹿だったんだよね?

きっと…ホイホイ騙されて来ちゃった俺を、どっかで嘲笑ってたんだよね。

俺ってば…ホント馬鹿……。
[眉下げた、情けない泣き笑い。
思いは絶望に変わり、薔薇の毒に囚われてドス黒くそまってしまった。
その傷ついた心はきっと、さらなる花を咲かせる養分に…]


メモを貼った。


【人】 良家の息子 ルーカス

[一度薔薇の精に触れた体は、いとも容易く甘い幻に縋る。

誰でも良いから、忘れさせて欲しい、と。
一時で良いから、逃れさせて欲しい、と。

伸ばした指先。
其れを握りこむ、掌の暖かさに。]

 ……ぁ

[うっとりと、柔らかく、笑む。
幸せそうに、笑う。

黒薔薇の痛みから逃れられるわけではないのに。
唯、麻痺させているだけなのに。]

[深い、深い、後悔の海の中。

ヤニクの声>>141は、水に阻まれ、届かない。]

(145) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

[触れ損ねた唇に、急に我に返る。

息を詰めて話を聞く。
とても、心に痛い話、これが先輩の抱えていたもの]

 でも、先輩はもう一人ぼっちじゃないんですよ。


【人】 良家の息子 ルーカス

 ……ん、

[瞼を閉じるその頬に手を添えて、握った手を引くように屈ませると、唇をそっと重ねる。
触れるだけの口付けを、繰り返す。]

 ………

[幸せそうに笑みながら、愛おしげに寄せる唇。
空虚な青磁は、過去を重ね見て。

壁に手をつき、ふらつきながらも立ち上がると、その手を引いて再び、自分の部屋の扉を開く。

ジョージとの行為で乱れたままのシーツに、そっとテオドールの身を横たえた。]

(149) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

[一人ぼっちじゃない、そう呼んでくれる腕の中に身を預けて…]

…狡いよな。
優しくしてくれるからって、こうやって縋っちゃったりとかして…

きっと、甘えられるってわかったから、いいように利用してるだけ。
…それでも、いいの?

心地いいからって頼っちゃうとか…かっこ悪いなぁ…ほんと。

[なんだかとても、自分が情けなく思えた。]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 良家の息子 ルーカス

[行為の前の常套句を、口にしないのは恐らく、初めてだろう。

初めて男を知ったのは、まだ、妹も生きている頃。
少し名の知れた家の出身という、それだけで上級生に目をつけられた、それだけだった。
自分の身を守るための、二つの条件。
それを考えつく前は、一方的な暴力にも近い、相手を満たす為だけの行為ばかりだったから。]

 ……     ―――

[耳元で、掠れた息で囁く名前。
声にはならない其れは、その耳朶を擽っていく。

シャツ越しに、その身体を優しく、優しく撫でていく。
明らかな違いにも気付けない程に、溺れていて。]

 大丈夫、……大丈夫、だ

[その琥珀色を見つめ返し、また、口付けを落とす。
頬に触れる指先の感触に、壊れた笑みを浮かべて。]

(156) 2011/08/09(Tue) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[重ねた唇を薄く開き、相手の唇をつ、と覗かせた舌先でなぞる。
そっと目を伏せ、口付けに酔う様に。
零れる吐息は熱く、小さく震えて。]

 ん……ん、っ……

[僅か残る理性は、目の前の相手が“彼女”ではない、と叫んでいて。
薔薇に酔い、壊れた心は、それでも構わない、と嗤い返す。]

 ……オリオル

[行為中は決して口にしなかった、腕の中の相手の名を小さく呼ぶ。]

 僕を、……軽蔑してくれて、構わない、から……

[だから、其の姿に、あの面影を重ね見る事を許して欲しい、と。
其の、祈るような言葉を最後に、理性は、灼き切れる。]

(164) 2011/08/09(Tue) 22時半頃

 別に、先輩に甘えられるなら俺は嬉しいですし。
 俺なんか利用できるならどんどん使って欲しいし。

 ましてや、頼られるなんて。

[さらりと髪を撫で、手の中で遊ばせる]

 ああ。なら交換条件、出しましょうか?


メモを貼った。


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 23時頃


…交換条件?

[その言葉に瞬き、ディーンの瞳をじっと見る。
 痛い思いをしすぎてきて臆病になった魂は、不安そうに揺らいだ。]


 俺を、ぎゅっと抱きしめて下さい。
 それが交換条件です。

[悪戯を達成した子供の顔でにやりとしてみせる]


【人】 良家の息子 ルーカス

[笑みを浮かべる唇の間を割って入る様に、強引に舌を捻じ込む。
相手が応じるようならば、ゆるゆると、舌と舌とを絡めて。

シャツ越しに薄い胸板を撫でていた指先が、裾からその下へ滑る様に入りこみ、その肌に直に触れた。
たくし上げていく様に、指は上へ向かい、胸の中心の突起に触れる。
其れを二本の指で抓み、転がすように、弄んだ。]

 ……僕の、……望みは―――

[独り言のように呟く其の先は、声には出さず、胸の奥に仕舞い込んで。]

 君は別に……何も、気にしなくていい。
 素のままでいてくれれば、其れで、構わない……

[これ以上、彼に望んでしまっては。
本当に、何かが、終わってしまうような気がして。]

(179) 2011/08/09(Tue) 23時半頃

…え、

[出された交換条件は、あまりに予想外で。
 思わず両目を見開いたまま暫くぽかんとしていた。]

こ…こう……か?

[虚を突かれたせいか、姿はいつの間にか普段通りの猫背気味の長身。
 おずおずと長い腕を背中へと回す。

 肩へそっと顔を埋めて、しっかりと身を抱き寄せれば、
 胸郭越しに伝わる鼓動は、戸惑いと高揚と羞恥とを掻き混ぜたような、動揺のリズム。]


【人】 良家の息子 ルーカス

[拙い動きを導く様に、舌を絡めていく。
少しでも、快感を引き出せるように、ゆっくりと、時間をかけて。]

 僕が、許せない……。
 ……其れは、……其れだけは、嫌だ、から……
 
[唇を離し、唾液に濡れた口元を袖で拭う。
胸元から再び手は下り、下腹部を擽る様に撫でる。

ベルトに手をかけ、慣れた風にそれをするりと外して。
下をはぎ取り、露出させた内腿に、指を這わせた。]

(189) 2011/08/09(Tue) 23時半頃

[自分で言い出したことではあるけれども。
実際されるのは、とても恥ずかしくて何を言えば良いのか]

 …………。ヴェス先輩、好きです。

[小さい相手を抱くのとは違う、ちゃんと先輩の体温で。
どきどきと、いつもより早い心音と伝わる鼓動が混じってひとつに]


[温もりも、呼吸も、心音も、全て伝わって溶け合いそうで…

 聞こえたその言葉に、顔を上げられなくなってしまう。]

……あぁ…、うん……。

[今はまだ、上手に返答できないけれど。
 自分の知る人々の中では、一番信じて大丈夫そうな、そんな気がした。]


【人】 良家の息子 ルーカス

[触れるか触れぬかの間を辿る様に、指先は内腿を滑る様に撫でていく。
僅か隙間が開くのを見れば、膝を割る様にして、自分の体を其処に捻じ込み、足を大きく開かせて。
指で辿った跡を舌先でなぞろうと、唇を近付ける。]

 ……っ、は……

[内腿から、其の熱の中心へ、舌は伸びる。
ちゅ、と、小さく音を立て、その先端に口付ける。

指先は後孔にそっと触れ。
爪の先、傷のつかぬほどの力で、その縁を引っ掻いた。]

(202) 2011/08/10(Wed) 00時頃

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