226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[なんて、思っているうちに――額に、触れられて。
あたしは、何も、言わなかった。 言えなかった。 ――だって、自信がなかった。 ――化け物。悪夢に聴こえた、声が呼ぶ――。 トレイルは、あたしの毒は大丈夫でも――。 だから?――だから、あたしは好きになったのだろうか? ――違う、けれど――。 トレイルは、やっぱり、あたしを好きとは限らなくて――。 記憶を失っていれば、それはなおさらで――。 どれだけ想っても、トレイルが――。 ――。]
・・・。
[泣いた。 ――でも、一言だけ。言葉が出た。]
・・・トレイルの、ばか。
(93) Elliy 2015/06/18(Thu) 01時頃
|
|
ん・・・、
[目を瞑ったまま、されるがままに。 ぽたりと、また一つ涙を落とす。]
・・・。
[――。 抱き寄せられていても、どうしようもない喪失感が襲う。 トレイル。――やだよ。そんな約束――したくない。 でも、――言えなかった。 諦めたくない、って思ってても言えなかった。 素直じゃないね。あたしの中で、あたしが笑う。 ――あの時も。一緒に居て欲しいって、言えなかった。 トレイルも、素直じゃないなって思ってたけど。 ――でも。あたしも、素直じゃない。]
(111) Elliy 2015/06/18(Thu) 12時半頃
|
|
・・・うん。
[離れていくトレイル。 そして小声で聴こえた、その言葉。 どれだけトレイルは、あたしを泣かせるつもりだろう。
頷いたけれど、泣いていて歌いだせない。 喉に重苦しい何かが詰まったようだ。]
・・・。
[ぎゅっと、ベッドの上のシーツを握りしめて。 なんだか無性に、ヒナちゃんに会いたくなった――。 でも、うたおう。歌でなら、うたえるだろうか。 ――この歌は、失恋歌だ――。]
(112) Elliy 2015/06/18(Thu) 12時半頃
|
|
――…、
[最初は、歌とは呼べない泣き声だった。
いつも一緒に居たかった。 隣で笑って、一緒に過ごしていたかった。 寂しいよ。諦めたくないよ。 どうして、だろう。いつかまた、抱きしめて欲しかった。 言えなかったよ。――嫌だよ、って。 好きだから、言えなかったよ。やだよって。 嫌われたくないから、言えなかったよ。 どうしたら好きになってもらえるのかも。 何を好きなのかも。あなたのこと。もっと、知りたかったよ。 もっと時間が欲しかった。
涙の雨で、花でも咲きそう。 蝶さえ吸わない、毒の花。 しおれて残るは、水たまり。]
(113) Elliy 2015/06/18(Thu) 13時頃
|
|
・・・フラれちゃった。
[――何故だか、空を見たくなって――、 この部屋に、窓が無かったことに気がついた。 ぽふりと、倒れて。――ふて寝をしよう。]
(114) Elliy 2015/06/18(Thu) 13時頃
|
|
[――夢。夢、だろうか――。 辺りは一面、花畑。 ボヤけた意識の最中、まるで水の中に居るみたいに動きが重い。 知っている人の姿が、遠くに見える。 今まで知り合ってきた、患者さんや――。 トレイル。あたしは、手を伸ばして――。
まるで月のように、手を伸ばしても届かない。 ――待って。と、声を出そうとしても。 声が出ない。走ろうとしても、宙に浮いているように前に進めない。 遠ざかるその姿は、振り返って――。]
『――、約束して。 俺に、ついてきちゃ駄目だよ。』
[――言葉が響く。 嫌だよ。――行っちゃ、いやだよ。 どうして、いなくなってしまうの。 どうして。――花畑の向こうに、蝶が見える。 いかないで。置いて、いかないで――。]
(126) Elliy 2015/06/18(Thu) 22時半頃
|
|
[――泣いていた。 ああ。――今は、眼が覚めたのだろうか。
心臓の音が早鐘を打っている。 汗をかいていた。
一体、どれほど時間が過ぎたのだろう。 数分だけしか、寝ていないような。 はたまた、数年過ぎたような。 ――長い長い、悪夢を見ていた。何度も何度も。 ぼうっと、部屋の中を見回して――。
――管が、揺れた。]
(128) Elliy 2015/06/18(Thu) 22時半頃
|
|
[ナナオは、そうっと手を伸ばして――。]
(129) Elliy 2015/06/18(Thu) 22時半頃
|
|
[――手を、止めた。
――。]
・・・。
[伸ばしかけた手を、見て。 あたしは、考える。 ――理由を、考える。
――死にたくなったら、生きる理由を考えることで止める。 せんせーが、誰かに言っていた言葉だったろうか。 そうだ。・・・あたしが、殺した子へ。 殺して欲しいと願うあの子に、せんせーが言っていた言葉だった。]
(130) Elliy 2015/06/18(Thu) 23時頃
|
|
[それは、戦いだった。
――ねぇ。死んでしまおう? あたしが、疲れた顔でそう呟く。 まさにやる気の無さそうな、生きる気力の無さそうな。倒れ込んだまま呟くあたし。
――それは、駄目だよ。 反面、そう思うあたしがいる。それに蝶の翅がついているのは、あたしにとっての天使を象徴しているのかもしれない。
――どうして、生きたいの。 倒れたあたしが、そう問いかける。
それは――。 言葉に詰まった。]
(132) Elliy 2015/06/18(Thu) 23時頃
|
|
――死んでしまおうよ。 ――消えてしまおうよ。 ――そうすれば、楽になるよ。 ――辛いんでしょう? ――終わりにしようよ。 ――さぁ、手を伸ばして。 ――外してしまおうよ。 ――命の鎖を、さぁ――。
誘蛾灯のような、輝きを持って――。 蠱惑的な、魅力を持って――。 ゆらりと、死神が誘う。 死んでしまおう?さぁ。
誘われるままに、手がそろりと動き出す――。]
(133) Elliy 2015/06/18(Thu) 23時頃
|
|
[――約束。本を読む、約束。 蝶の翅のついたあたしが、そう呟く。 タルトちゃんとの、約束――。
そう、それは――図書室で――。 トレイルとの記憶が、フラッシュバックのように浮かぶ。 ざぁ――と、まるでテレビのように思い出される――。 ――そう、トレイルとのこと。 あの時、一緒に居たんだ――。
それを、思い出すことで――涙がこぼれる。 蝶のあたしは、逆効果だったようだ――。 視界が滲んで、よく視えなくなってしまった。 空振りしながら、手探りで――。]
(136) Elliy 2015/06/18(Thu) 23時頃
|
|
[――歌を作る、約束。 それならばと、ヒナちゃんとの約束のことを持ち出して。 ――それこそ、もう意味は――。 きっと――、もう。トレイルと、会うことはない。 あなたの為に、作るのに――。もう、いなくなってしまう。
伸ばした手は、何かを掴む。 ――。]
(137) Elliy 2015/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
[――なら、さ。
『――ひとつだけ、約束して。』
――覚えている?
『俺に、ついてきちゃ駄目だよ。』
――……。]
(138) Elliy 2015/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
……どうして。 ……どうして。
[それは、意味の無い問い。 どうして、最期まで一緒に居させてくれないの。 どうして、ついていってはいけないの。 ――ひとつだけ、約束して。 あたしは、約束なんてしてない――。 あたしは、もう生きたくない――。 なのに、どうして――。どうして――。
――約束、破るの? ――最期の、約束だよ? ――生きようよ。 ――もう一度、ねむろう? ――起きたら、うたおう? ――トレイルのばか、ってさ。ね?
やさしい声で、あたしの天使が囁いた。]
(139) Elliy 2015/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
[――死のう? ――生きよう?
重なる声が、心に響く。 何かを握っていた、手。 ――手繰り寄せられた手の中には、ペンが握られていた。]
(140) Elliy 2015/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
[――つくろう? ――もう一度、うたを。
虚ろな眼で、ペンを見る。 まるで、そう語りかけてきているような――。]
(144) Elliy 2015/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
[――もう一度だけ。 ――もう一度だけ、つくろう? ――だから。 ――ねむろう。 ――だから。 ――子守唄を、うたおう? ――じぶんのために。 ――うたを、うたおう? ――ねむるために。
ペンをじっと見たまま、優しい声が心に響く。 でも、喉が急に狭くなっているような――。 声なんて、出る気がしなかった。]
(148) Elliy 2015/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
・・・。
[泣いていると。 泣きながらだと。 とても、歌いにくい。――だから。 ぐしりと、涙を止める。
――子守唄を、歌おう。 ――自分の為に。眠る為に。 ――鎮める為に。眠る為に。 最初は、やっぱり、鳴き声みたいな。 泣き声からで。]
(149) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時頃
|
|
[――何かの為に、うたを歌う。 それがうまくいくコツだと、知ったのは――。 子守唄が、きっかけだったろうか――。]
――…♪
[眠くなんて、ない――けれど。 眠りの為に、歌をうたおう――。]
(150) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時頃
|
|
[――生きたいって。 思う理由は、無いけれど――。 ――約束してくれって。 格好つけて、いっちゃってさ。 破ったら、きっと凄く格好悪い――。]
――…♪
[トレイルの、ばか。 歌いながら、少しづつ、喉が広がるような。 身体が悲鳴をあげているけれど、そんなの知ったことじゃない。 無理してでも、あたしは今、うたうんだ。]
(151) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時頃
|
|
[――何の為に、生きるのだろう。 ――何の為に、生きたのだろう。 あたしもたぶん、長くない。
――タルトちゃんは、大丈夫だろうか。 歌いながら、ふとあの子を想う。 そうだ。容態は、どうなったのだろう。 願わくば、あの子は幸せになれますように――。 願わくば、あの子がよく眠れますように――。]
(156) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時頃
|
|
[――何の為に、生きるのか。 ヒナちゃんは、今どうしているだろう。 もう一度会いたい、と思った。 あたしにとっての親友で、天使で。大好きだ。 ――願わくば、また会えますように――。 でも、ここは閉鎖区域だから。 ヒナちゃんと会うなら、あたしが治った方が良い――。]
(157) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時頃
|
|
[歌を、うたう。 子守唄を。眠る為に。 気持ちを鎮める為に。
――ケイトリンさんは、キルロイさんと会えただろうか。 優しいお姉さん。表情はちょっと硬いけれど、優しい人だった。 ――幸せになってほしい。少しでも長く。 願わくば、あたしの分まで幸せに。]
(163) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時頃
|
|
[――歌は、不思議なものだと思う。 ――あんなに、絶望的な死神が。すぐそこまで迫っていたのに。 うそみたいに、今はそんな気がしない。]
――…♪
[メルヤは、大丈夫かな。 気がつけば、ここを抜け出しそうな気もする。 トレイルがメルヤをかまう気持ちは、ちょっと分かる。 面白くて、ついね。
願わくば、メルヤも元気になりますように――。]
(164) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時頃
|
|
[――願いを込めた、歌なんてどうだろう。 それはきっと、希望の歌。 完成してない、歌を。作り直してみようか。
――何の為に、生きるのか? 残された時間は、歌を作ろう。 ――約束の為に?ううん。 あたしだって――、格好つけよう。 トレイルのこと、好きだったよ――だから。 君を格好悪くなんて、させたくないから――。 あたしだって、最期まで――生きよう。 その瞬間まで、ちゃんと生きて――歌おう。 願いの歌を。希望の歌を。子守唄を。
――未完成の、歌を歌おう。 君の瞳に花咲く日まで――。]
(167) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時半頃
|
|
[子守唄は、作りかけの歌へと変わり――。 忘れないよ、と歌をうたう――。 ここで過ごした、日々を。 幸せだったことを。好きだったことを。 何の為に、歌うのか? ――きっと、歌いたいからだよ。 そう。歌いたいから、歌を歌う。
――君の為に、作った歌を。 約束、するよ――と気持ちを込めて。 忘れないよ――と心を籠めて。]
(168) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時半頃
|
|
[――身体の奥で、何かが割れる。 ぶつりと途切れて、熱くなる。 構うものかと、声をあげる。]
――……♪
[切ない気持ち。 辛い気持ち。 恋する気持ち。 幸せな気持ち。 あなたを想えば、沢山、過ぎる。]
(173) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時半頃
|
|
[君の歌が、好きだったよ――と言う声が。 言葉があたしに、歌わせる。
――嬉しかった。 歌を好きと、言われたことが――。 あなたのことを、好きであったことが――。
――あたしは結構、幸せだったな。 歌いながら、そう想う。]
(174) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時半頃
|
|
――…。 ・・・ありがとう。
[歌い終われば、一言呟き。 目を瞑れば、闇――。 でも、よく眠れそうで――。 悪夢は、きっと視ない。*]
(175) Elliy 2015/06/19(Fri) 00時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る