261 甘き死よ、来たれ
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/15(Thu) 00時半頃
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― 北シェルター付近 ―
[ふと、虚空を見上げる。 たましいが立ち上って行ったのは、東シェルターの方と感ず。 誰なのかはわからないけれど、流れ込む想い。]
……地球は、何色だった?
[ぽつ、と呟いて、虚空から視線を落とす。 メリー。メリー。あなたのまぁるい瞳に映るのは?]
(7) 2016/12/15(Thu) 00時半頃
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[軽自動車の主、そして雑貨屋である彼女に 注文するは、食べ物と、そして]
陽菜子ちゃん、クラッカーある? 食べ物じゃなくて、その、おもちゃの。
あと、飾り付けとか ケーキ……は、ないか
余ってるガラクタあったら、頂戴。 お金は、払うから。
[くしゃくしゃの紙幣で彼女は取引に応じてくれただろうか。 とても、こんな時に必要としないものばかりを買い求め、礼を告げれば、ふらりと何処かへ歩き出す。]
(13) 2016/12/15(Thu) 01時半頃
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―桜咲く、公園―
[そこに人がいても、自分から声を掛けることはしない。
紐に葉っぱを結わえてリースにしたものを太い幹に飾り付け、花柄の布は破いて、桜に似合わぬ小花を散らしたそれを、細枝に括りつける。 まぁるいボールオーナメントに模したのは、ビー玉や、メロン味のアイスクリームの空き容器、あらゆるガラクタを駆使して、桜の樹に施すお化粧。 最後に、星の形に切ったダンボールを天辺に飾ろうとするも、木が高すぎて届かない。]
……。
[桜の花は風にさわさわと揺れる。 踏みつけられれば醜く変わってしまう花弁も、今は樹木を彩る、"飾り"のひとつ。
だけれどやっぱり不似合いなのは 本来の飾りつけが求める色が、針葉樹だからだろう。]
(15) 2016/12/15(Thu) 02時頃
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は、ぁ
[疲れた。 こんな風に行動していれば、無駄な体力を使って、なんて普段の私は叱咤していたかもしれないのに。残り少ない命を削ってまで。]
木登り、ね……
[少し考えた後、メリーを休ませ 木の窪みに足をかけて、登ろうともがきはじめる。 無理だとしても、どうしても完成させたいと願うのは 季節はずれの、クリスマスツリー。*]
(17) 2016/12/15(Thu) 03時頃
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――っ、ん
[届かない。これ以上登ることは不可能だ。 仕方なく、星型のダンボールは桜の枝に引っ掛け着地する。
出来上がったのは、随分と不格好なクリスマスツリー。 飾り付けを連想すればかろうじてそれと分かるか、ただのガラクタをくっつけただけの悪戯だと思われてもおかしくはない。]
……めりー、めりー。
[細めた眸は、やがてゆるりと彷徨い、 少し離れた場所に三人の女性をみとめることが出来る。]
メリークリスマス。
[聖夜で止まったままの時間は、私にそんな言葉を紡がせ、 そろそろ気が狂ったと思われても、仕方ないかもしれない。
一つ微笑みを湛え、黒猫のメリーを抱きしめた。**]
(22) 2016/12/15(Thu) 03時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/15(Thu) 03時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/15(Thu) 03時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/15(Thu) 14時半頃
アイリスは、みょんこはクリスマスツリーだと、認識してくれたかな、とふと思う。
2016/12/15(Thu) 21時頃
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[視線の先。>>67 みょんこは何処かへ行ってしまったようだけれど 二人の姿に、軽く手を振って、それから手招きを。]
めるちゃん、春。
[見て、と言うように、両手を広げて不格好なクリスマスツリーを仰いだ。]
あなたたちのクリスマスは、もう終わった?
(70) 2016/12/15(Thu) 22時頃
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[何と問われれば、クリスマスよ。と答えよう。]
綺麗でしょう? イルミネーションに、オーナメント、てっぺんの星。
[私の眸にはそんな風に映る。 ただ、現実も知らないわけではない。]
……なんて。 そういうわけには、いかないけれどね。
[メリーを抱いて、ゆるりと微笑む。 追懐は、同じ響きの名を持つ女性に重ねて その目に映すのは、春なのか、晴なのか、もう、曖昧で*]
(75) 2016/12/15(Thu) 22時頃
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[あら。と、クリスマス全否定の言葉に笑う>>81]
そうね、その方が良かったのかも。 皆浮かれて、バカみたいにはしゃいで、 くだらないイベントよ。
[それでも私にとっては忘れがたい日だった。 そんなことは、目の前の彼女たちには関係がないのだけれど。]
本当!? ありがとう、おねがい。
[直してやろうか?>>87 その善意に素直に甘えることにして。 彼女が位置を変えてくれる間、その姿を見つめ問う。]
春はやっぱり、春…――季節は春の方が好き?
[こんなふうに桜の雨に降られて、 いつしか宵に満ちた空が、残酷なほどにきらきらして綺麗。*]
(91) 2016/12/15(Thu) 22時半頃
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[覚えてない、そんな言葉に、そっか。と相槌を打つと>>101 ほぼ時を同じくしてか。>>100]
春は、
[やっぱり春なのね、と微笑み、 彼女が声をあげた、その時]
……え? 春!!?
[慌てて駆け寄り、大事でないかと、僅かに唇は震えたけれど]
(103) 2016/12/15(Thu) 23時頃
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[よかった、無事だった。>>102 ほっと胸をなでおろす。]
……無茶しちゃ、だめよ。
[その顔を覗き込むように、体を屈める。 怪我はないかと体を見て、幸い血が滲んでいる場所もない。 起き上がれるかを問いかけるが、その声は届いたかどうか。*]
(104) 2016/12/15(Thu) 23時頃
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[春が何かを思い返すような所作を見せたなら 芽桜と一寸、視線を合わせるか。]
……?
[私たちの身体を蝕む、死魔。 刻一刻と、命を削り生きている私たちなのに。
呑気すぎるほど、生きていることが当たり前になっていた。 それは死ぬことも当たり前だと思っていたからだ。]
(112) 2016/12/15(Thu) 23時半頃
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―――、うん
[大丈夫。本人がそういうのなら、それ以上の言及はない。>>119 立ち上がる春の覺束ぬ足取りに、少々不安を覚え
離れていく背中が、 とても、 遠く感じて。]
いってらっしゃい。 またね。
[次もまた。会えるように。 勝手な約束を押し付け、春の姿を見送った。*]
(120) 2016/12/16(Fri) 00時頃
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