114 bloody's evil Kingdom
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――……、だ、誰なのです。
[ にこりと微笑む黒衣の姿。
不意に現れ、肩に置かれた手。
片翼の異形のそれに、
先ほどまで涙で濡れていた頬を強張らせた。]
[軽く額を抑えた。
さて、己の創り出したモノではある。
見栄えに関してならある程度色んな想定はしていたが、
中身がこうなるのは想定外だ。]
どうすればいいんだ……
[責任を感じもするが、手出しが出来ない。
とまれ、目の前の男は自分を殺した男だ。
ピッパを庇うような位置に立つ。
……意味はないが。]
……二度も酷い目にあわせてやろうとは思わんのでな。
さっさと逃げておけ。
[いいつつ、逃亡を選ぶようなら鳥に視線をやり]
その鳥も悪い鳥さんだ。
|
――王城廊下――
居た。
[目的の人物を見つける。ピッパに歩み寄り]
……貴方の幼児化、困るでしょ
[すぅ、と指で一つ線を引くと 彼女の意識が、年齢相応のそれに戻るだろう。]
さて―――、
そろそろ遊戯もお終い。 貴女も死んでおく?
(@0) 2013/02/25(Mon) 00時半頃
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また……逃げた。
[逃げる彼女を追う気はない。 所詮人間の力などたかが知れている。
静かにその場から離れ フィリップに声を掛けられれば歩きながら答え――
謁見室へ。]
(@1) 2013/02/25(Mon) 01時頃
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……全く。
[王女――否、今は女王か。
その言と、女騎士の今までの言動。
推測するに容易い事実。]
うちの子、泣かせるんじゃない。
[久しぶりに見るローズマリーの顔に向かって翻る右手。
――――当然当たらないのだが。]
……私もとっとと逃げておけばよかったな?
私はただ・・・・命が潰えようとも、
ローズマリーを誰かが討てば、それでいいだけですわ・・・
ああ、けれど―――――――
そうね、フィリップさんには、 気の毒な事を・・・ ごめんなさい、貴方方の子供は、
本当に産んで差し上げたかったのよ―――――
愛…ね
嘘…か
[閉じこもる魂にもどこからか聞こえる声に]
さあね 嘘じゃないかも
ただ 遷ろうものなのかもな
永遠の…なんて信じるのは
……この国のことなんざ、どうでもいい。
私は、あの子との約束を守りたかっただけだから。
[名前を呼んだら、来てくれるだろうか。
おかあさん。
もう一度そう呼んでくれるだろうか。]
[ できることがあるなら、やらなきゃ。 ]
……。
約束は、まだ有効ってこと?
[苦笑して、ピッパが駆け出した方を見る。]
まぁ……暇だしな。
顛末を見届けるのも、悪くない。
[ピッパが乗り込んだ荷馬車を見て、
女は、笑う。**]
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[>>14 刹那、ぞく、と厭な気配がする。 誰もいない謁見室には次第に足音が近づいてくる。]
……全く。
[転移魔法陣を描き、さて女は何処に運ばれるか?>>16**]
(@2) 2013/02/25(Mon) 01時頃
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