50 桜散る 華の宴
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[ざわざわ。ざわざわ。
風に桜が揺れて、花が舞う。
空は青く澄んでいたけれど、何故だか気分は晴れない。]
お花見、か……
[あまりきちんとやった記憶はない。一緒に花見をする友人もそういない。
夢に見るような綺麗な桜の下で、仲のいい人と交わす時間は、どれほど素晴らしい思い出だろう。
なんて、感傷的に、桜並木を見上げていた。]
[桜が舞う中、必死に叫んだ言葉。
桜と涙が邪魔で何も見えないがムパムピスの言葉はしっかり聞こえていた。]
うん!
私を探して!!そして迎えに来て!!
ずっと待ってるから!!!
[風の音に負けて聞こえないかもしれない。
既にその場にはいなくなっているかもしれない。
だけれども黙ってはいられずむしゃらに叫んでいた。]
―朝―
…はっ!!
[眩しい朝日と共に目が覚める。中途半端に開いているカーテンを完全に明けようとベットから起きる。
さっとカーテンを開けると晴天だった。]
良い天気。何処かに出かけようかな。
[ぽつりと呟き、鏡を見る。頬には涙が流れた跡。]
私…眠りながら泣いていたの?あれ?
[そして胸にきらりと光何かがあった。]
…これ。ペンダント?
なんでこれを付けているんだろう。
でも可愛いからこのまま付けておこう♪
[そっとペンダントに触れながら疑問に思う。夢の記憶はうっすらぼんやり。とぎととぎれにしか覚えていない。それでも着替えて出かける準備をした]
よしっ!!
出かけよう♪
こんな良い天気に家にいるのは勿体ないもんね♪
何処に行こうかな?
んー…夢で見た桜の木にでも行こうかな!
[出かける準備も出来た。
胸にきらりと光らせて、意気揚々と外に出た。
少しでも記憶が蘇ることを信じて]
本当に良い天気だなぁ〜♪
また皆でお花見したいなぁ♪
……誰としてたんだろう。
何か忘れてはいけないことを忘れているような気がする。
[きゅっとペンダントを握りしめた。やがてしばらく歩くと夢に見た桜が目に映る]
綺麗…やっぱり外に出て正解だったな!!
[風が吹くと、花片が舞った。
一歩一歩その桜へ歩み寄る。]
……変、なの。
[そういえば、したことのない花見の夢を、どうして見たのだろう。
桜並木を歩きながら、まだ少し尾を引いていた眠気が、ふわあとあくびを呼び起こす。
ぼんやり歩いているその先に、誰がいるかも見えてはいない。]
[しばらく歩くと目的地の桜の木の下へ着いた]
立派な木だなぁ♪
ねぇ…君は何か知ってる?このペンダントのこと。
私ね、うっすらしか覚えてないの。
けどね、このこと…忘れちゃ行けない気がするんだ。
出来ることなら思い出したい。
何もかも…
[そっと桜の幹に触れ、苦しそうに桜に話しかける。返事はないことはわかっている。]
[寝ぼけ眼で時折人にぶつかりながら、桜並木の最後、大きな一本桜まで歩いてくれば、そこにはひとり佇む女性の姿。
見覚えのある姿ではなかったけれど、その姿がやけに苦しげに見えて。
むしろ知らぬ人だからこそ、思わず傍に寄った。]
……あの。
どうか、しましたか。
[声をかけられ顔を向ける。「あっ!」と言った表情になり]
ケイトん!
元気だった?脱がないの?
[と自然と口から出た言葉。何故出たのかはわからない。]
はっ?
[桂人、と名前を呼ばれたことも、「脱がないの?」にも、怪訝な顔をするしかない。
失礼だと思いながらも、目の前の女性をじっと見つめてみたが、やはり全く覚えが無いように思う。
というより、覚えがあったら話しかけたりしない。女装癖が他人から見てそう気分のいいものでないことくらいは、理解している。
そんな女性に開口一番脱ぐとか、何とか。空耳であれと願いながら、まず確認するべきは、]
……失礼ですけど、どこかでお会いしました、っけ。
[怪訝な顔をされればはっと我に返る]
あれ…?
私、変なこと言った?
ごめんね!気にしないで!!
ちょっと記憶が曖昧なの。
夢でね、この桜の木の下でお花見をしたの。
何か思い出すかなって思って来てみたんだけど…
[困った顔でケイトと桜を交互に眺めた。]
記憶が曖昧って……それ、結構大事、なんじゃ。
[すごいことを言われたように思う。けれど、ボクの名前を知っているということは、記憶が曖昧でもどこかで会ったろうかと、こちらも記憶を探った。]
夢でお花見……ですか。
奇遇ですね。ボクも、今日、お花見の夢を見ましたよ。
それで、桜が見たくて……ここまで、来たんです。
[それから、ほんの少し、考えて。]
えっと。
もしよかったら、なんですけど。
一緒に、ここでお花見しませんか。夢の中、みたいに。
なにか思い出す、かも。
ね。
だから今、大変なんだよ!
少しづつ思い出してはいるんだけどさ。
[花見をしていたと聞けば驚いた顔でケイトを見つめる]
あっ!本当に?
[だからさっき、この子の名前を口走ったのかと一人で納得。
きっと「脱ぐ?」と聞いた言葉も、夢で自分が言っていたことなのだと少しづつ思い出して来た。]
この桜、綺麗だよね!!
すごく立派だし♪
ケイ…君のお花見の夢はどんな夢だった?
[お花見を提案されればにこっと笑い]
良いよ!!
お花見しよう♪
天気も良いし、絶好のお花見日和だもんね!!
[うきうきとその場に座り込んだ]
思い出せてる、んですか。それはよかったです。
[記憶が曖昧なんて、自分がなったら怖いだろうから。
思い出してるという言葉に少しほっとした。]
ええ。綺麗な桜、です。
でも、全然覚えていないんです、夢のことは。
これくらい立派な桜の木の下で、何人もの人と、お花見をした夢、だったんですけど。
ボク、友達なんて全然いないし、お花見もちゃんとしたこと、ないのに。
なんで夢を見たのかすら、わからなくて。
本当ですか!
ふふ、お花見、こうやって誰かとするの、初めてですよ。
夢で見たお花見とは、ぜんぜん違うかもしれませんけど。
それでも何だか、嬉しいです。
[座り込む女性に、なにか買ってきましょうか、と問いかけながら。]
お花見したことないの?
楽しいよ!
お酒飲んだり、皆とわいわいしたりしてさ♪
私はお酒ばかり飲んじゃうけどね。
[えへへと言うように舌をぺろっと出す。]
二人しかいないけどさ、お花見を楽しもうよ!!
もしかしたら同じような人がまだいるかもしれないし♪
お酒も、飲んだことないです。
まだ未成年ですし。
[だから、買出しに酒を頼まれたらちょっぴり困る。]
ええ、二人でも、お花見しましょう。
最初から大人数でも、どうしたらいいかわからないですし。
[嬉しそうなケイトを見れば、つられて微笑む]
そんなに喜んでくれると嬉しいよ!!
[なにか買って来ようかと尋ねられれば、調度良いとお礼を良いながら]
えっ!買ってきてくれるの?
ありがとう♪
じゃあねぇ〜ビールを沢山買って来て!
調度飲みたかったの♪
本当は納豆も欲しいんだけど…多分売ってないから。
私はこの場所が他の人に取られないように見張ってるよ♪
あっ…でももし大変だったら言ってね?
そしたら私も一緒に行くからさ!
[ケイトがもし着いてきて欲しいと言えば立ち、いらないと言えばその場で留守番をしているだろう**]
[未成年だと聞けば申し訳なさそうに]
あれ?そうなの?
じゃあビールはダメだね!
でも私は飲みたいから…
じゃあ一緒に買いに行こう♪
[元気よく立ち上がり、二人でお店に向かった**]
―朝―
[リリリリ、リリリリ、と目覚まし時計にしては控えめな音が室内に響く。
音よりもその振動に目覚めを促されて――…]
………。
[カチ、と目覚ましをオフにした。
そのまま何も声をださず、のびをするわけでもなく。
静かに身支度を済ませる。
朝食はとらず、珈琲をいれた魔法瓶だけ持って
最後に腕時計をして外に出る。
これが、いつもの朝の風景。変化のない日常。]
[いつもと違うことが起こったのは、部屋を出て道路に出た瞬間。
空を、いや正確には桜を仰いだ。
いつもなら、何にも意識をとられることはないのに。]
…お花見。
[そんな浮かれた単語、口にしたのはいつぶりだろう。]
[首を振って、視線を前に戻す。
必要ないことだ。
休むことはできない。
全ての人に『当たり前』に郵便が届けられるように
影で支えるのが自分の仕事だから。]
[職場へと向かう途中にある商店街へ。
此処にあるパン屋で朝食を買うのも日常だった。
"いつもの"くるみあんぱんと
"いつもの"クラブサンドと
そして最後に冒険する三つ目。
新しい"いつもの"を求めて
どれにしよう、なんて頭を悩ませている時は
少しだけ、表情にも動きが見えるかもしれない。]
あ、えっと、そうですね、お酒だと買えないかも……
[困ったように眉を寄せていると、一緒に買いに行こう、と。]
はい、一緒に行きましょうか。
人、増えるかもしれないですけど。そしたら、一緒にお花見したいですね。
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