184 【肩書遵守】Lunatic Nights in Heathling
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[如何な"存在しない"人間であっても、件の狼を捉えた上に、無抵抗な人間を撃ちはしないだろうと踏んでのこと。
予想通り、自警隊長は銃を下ろした。フェンスの向こうで、フェンスの向こう側の人間が暴れたところで、自警団の取り締まるところではない。
それで意識が離れたのが、敗因だ。これでしばらくはまた凌げる。そんな、甘さ。]
っ、 が、ぁ
[熱い。はじめに感じたのは、それ。
それから、すっと冷たくなる。痛みでは、なかった。
心臓の音が、やけに耳につく。背中に心臓があるような錯覚すら覚えた。
どくりどくりと、命が、流れる。]
は、
[荒い吐息が、喉を灼く。真逆の温度で、汗がこめかみを伝った。
ぽた、と落ちたのが、赤なのか透明か、もうわからない。
最後に見たのは空の色、だったように思うのに。
それが青か白か黒だったのか、記憶には残らなかった**]
ガキって、私、子供じゃないよ。
[不機嫌そうな表情でそう示す。]
じゃぁ、ドナルド。
[ドナルドの顔を見て、そう呼ぶ。
呼び捨てで。
隙あらば、足踏みに行こうかと彼に近づいて動いた**]
なんだよ。ペラジー。
[まっすぐに、ペラジーを見据えて。
仕方ないから名前を呼んでやる。
死んでまで意地を張るなんて、ばかばかしい]
……見てたんだろ。
[拗ねたような響きが、その声にはあって]
怖くないのか。
俺は、おまえを殺した人狼の仲間だぞ。
[がおー、と爪を立てて威嚇する動作**]
[拗ねたような声。
『怖くないのか。
俺は、おまえを殺した人狼の仲間だぞ。』
と、
がおー、と爪を立てて威嚇する動作に、びくりとして、きょとんとして首を微かに傾げた。
何故?という風に。]
見てたよ。
それに、怖かったら近づかないよ?
[驚きはするけれど。*]
……そっか。怖くない、か。
[どこか力が抜けたような声を出し]
ありがとな。
[出てきたのは、感謝の言葉。
ドナルドは憑き物の落ちたような表情で、
そっと目を閉じると――]
って、馬鹿じゃないのかクソガキ!
[カッ、と目を見開いて]
そんなんだから!
危ない奴にホイホイ着いていって!
殺されちまうんだよ!
[白いフードの上から、こつんと小突いて]
ばーかばーか!
俺様が忠告してやったってのに!
[子供染みた口調で言い放った**]
-回想/「事件」直前-
金が……ないんだ。私の金がないんだ。
[話しかけてきたペラジーにそう言ったのか、
それとも独り言だったのか。
生前の威勢はなりを潜めて、ただ金、金と。]
金は活力……私のエナジーはどこへ行った?
[そんなことを譫言のようにぶつぶついっていたものだから、
件の「騒動」はよく把握していなかった。]
-そして今も-
…………もうすべて「トばし」ちゃったのか?
張った方にはこなくて、すってんてん……なのか?
[などとぶつぶつ言っている。
「殺された」ことよりも、「失った」ことを
嘆くとは、ある意味では筋金入りである。
一応、「他者」の認識はあるらしい。
話し掛けられれば、反応するだけの世界観はあるようだ。]
ん…………誰かいるのか?
[と、今更ながら反応した**]
なっ…!いたっ!
[クソガキと言われて文句言おうとしたら、こつんと小突かれた。]
馬鹿って言う方が馬鹿なんだよ!おっさん!
うー…。
[何か言いたげに唸る。
警戒を怠ったのはこちらであって、人狼だなんて信憑性がまだなかったし、と言い訳を脳内で並べる。
なにより、彼女が、ミッシェルが危ない人だと、見えなかった。]
…ごめんなさい。
[どちらにせよ不用心であったのは事実だ。**]
『馬鹿って言う方が馬鹿なんだよ!』
[ペラジーの言葉に、ドナルドはぐぬぬと顔を歪ませて。なにかを言い返そうとして、結局できずに。大きく、ひとつ嘆息]
そうだな。俺は大馬鹿者だ。
[がっくりと肩をすくませて。
ごめんなさいと言うペラジーの頭を、励ますようにポンポンと]
死んじまったら、どうにもならねえもんなァ。
[ぽんぽんと頭を撫でられるのは励ますかのよう。]
ドナルドは大馬鹿者じゃないよ。
警戒しなかった私が悪いんだし…。
[馬鹿というほうが馬鹿だとは言ったが、矛盾しているのはおいておこう。
『死んじまったら、どうにもならねえもんなァ。』
その言葉に、同意をし]
それでも。
んん、なんというのかな。
見届ける、ことはできるんじゃないかなと思うよ。
[言葉を探しながらそう口にした。]
――おしまいのエレジー――
[男はただ、見下ろしていた。
どれほどそうしていたかは、わからない。
わかるのは、死ぬということは案外、何の救いにもならないということだ。
狼の爪は深々と背中を抉り、出血もさることながら筋肉等内部へのダメージも男に死を齎した。
そうして、苦しみを理解するより早く死んでしまえば、消えない憎しみと、それをどうすることもできない虚しさだけが、ひたすらに責めてくるのだ。
男はただ、見下ろしていた。己の亡骸と、フェンスを警護する自警団員の後ろ頭を。]
[生きていたその時と何も変わらない様子で、懐からトランプを取り出す。
ぱらり、ぱらり、手の中で遊ばせて、細ぅく、歌を歌うのさ。
今度こそ、クラウンらしいか、そんなのもね。
聞く人がいりゃ、それもいい*]
見届ける、ねェ……。
[ペラジーの言葉に、ドナルドは顔を顰めて]
どうせ俺が死んで喜んでるような奴しか、あの街にはいねえよ。
[拗ねた子供のような声を出す。
す、と目線を地上に戻して。金髪の同胞に目を遣ると]
(弔いのつもり。か。聞こえてるぞ。おまえの遠吠え)
[静かに目を伏せるのだ**]
うっせーぞ! くそ道化師!!
[ネイサンの歌が聞こえてきたなら、青筋を立ててドナルドは怒るだろう]
アーアー。てめえの薄ら寒い声なんざ。
死んでまで聞きたくねェや。
[耳を塞ぐ仕草をして、仏頂面でそう言い放つのだ。
しかし、ドナルドの瞳には、もう憤怒の炎は燃えていない。
昔馴染みに話しかけるようでいて**]
お前のほうが、うるさいじゃないか。
女の子泣かせてんじゃないぞ。
女泣かせは夜だけにしとけ。
[ひとたび歌声取りやめて、ひょい、ひょい、ドナルドの方へと足進め。
昔通りに戻ってしまった、馴染みの目線に、ふんと鼻鳴らした。]
つまんない顔つきになっちまって、まあ。
[それから手の中、再びカードが舞っていた*]
うっせ。
てめえなんざにマジになるのが馬鹿馬鹿しくなったんだよ。
[もう全てがどうでもよくなったというように、ネイサンにヒラヒラと手を振った。意地を張るのは、もうやめたのだ]
てめえこそ道化師ってタマかよ。
なんだよそのふざけた格好は。
[この街を出てから、ネイサンになにがあったのかは知らない。
だが、並々ならぬ苦労があったことは容易に想像できた]
……。
[ドナルドはそっと地上に目を移す。
“モノ”のように捨てられる自分の死体を、無感情に見つめる。
隻眼は何の感情も映さず、ただ事の成り行きを見守っていた]
ヨーランダの隣の墓に入ることもできねえんだな。俺は。
[ぽつり、と呟いて。深く嘆息]
まあ。仕方ねえよな。
[頬杖をついて、むすっと自警団の奴らを見下ろした。
せめて人間の姿で死にたかった、と独りごちながら]
[まるで拗ねた子供のような声だったので、背伸びして頭を撫でようかと手を伸ばすが、はたして己の身長で、頭をなでることは出来ただろうか?]
[ネイサンの歌が聞こえてきてそちらを見る。
広場で見かけた、あの道化師のネイサンだと分かって。さらに、ドナルドと知り合いのよう。
女の子泣かせてるのは、はて?誰のことなのだろう?と首を傾げたか。]
すごいなー。
[手の中でカードが舞うのを見てそんなこと思ってた。]
おやおや、そりゃひどい言い草だ。
タマなら、ほらよ、この通り。
[手の中、トランプ消し去って、赤青黄色ぽいぽい回す。
どこから出るのか、一体どうして触れられるのか、そんな細かいことは、やめだやめ。]
ぼろのきったねえクソガキが、表舞台に戻ってくるにゃあ、その手が一番だった、てえだけかねえ。
ま、それも拾ってくれたあいつらがいなきゃはじまんねえ話だ。
野垂れ死なないってだけで、選択肢がなかったんかもしんねえな。
[ひょい、ひょい、青、黄色だけ右手に持って、残った赤はドナルドに弾き飛ばしてやった。
当たるかどうか、すり抜けるかもしれない、八つあたりのような悪ふざけだ。]
お前なんかに墓が出来んなら、末代まで呪ってやんわ。
ああ、あの豚が生きてたら、まだあり得たか。
[そんなら、まだ俺は生きてたかね、なんて嘯く。]
おおー、すごいすごい。
[話しながらもトランプが消えて、赤青黄色ぽいぽいでてくる。]
うわっ。
[残った赤はドナルドの方へ飛んでいくのをびっくりしたが
凄いとしか言葉がでてこず、拍手することで表しただろう。
一礼したのをみて、慌ててこちらもぺこり*]
……いつまで撫でてるんだ。
[ペラジーになされるがままに頭を撫でられて、ドナルドはバツが悪そうに俯く]
俺はガキじゃねーぞ。
良い年したおっさんだぞ。
[ついには自らおっさんだと認めてしまう。
顔が赤いのは、おそらく気のせいではなく。
しかし撫でられる手を払いのけることは、絶対にしない]
[す、とトランプが唐突にネイサンの手から消える。赤青黄色の玉が現れる。
思わず驚きに目を開きそうになるが、ドナルドのプライドがそれを許さなかった。
ふぅん、と気のないそぶりでネイサンの奇術を眺めて]
表舞台、ねえ。真っ当なところで生きてたんなら、おとなしくしてれば良かったのによ。
[嫌味ったらしく言ってやる。
刹那、赤い玉がびゅおんとこちらに向かって飛び跳ねてきて]
うおっ。あぶね!
[間一髪避けるのだ]
殺す気か!
[もう死んでいる]
てめえも拍手してんじゃねーぞ!くそガキ!
[ネイサンに向かって無邪気に拍手するペラジーに向かって、ドナルドは空しく抗議した]
くそガキじゃない!
[問題はそこじゃないが、不満顔で抗議する]
いいじゃない。
芸はなかなか見る機会ないんだし、凄いんだもの。
何より見てて楽しい。
[悪気はない]**
大人しくしてんのなんて、性に合わねえ。
――そんなことの為に出たんじゃねえしな。
[あくまでも、自分の中には復讐心しかなかった。
だから道化を選び、素顔も、声も捨ててここに戻ったのだと。
ペラジーの拍手を聞いて、ついでに青と黄色もドナルドに投げておいた。]
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