人狼議事


226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】

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――ええ。いいわよ
任せなさい。恋のキューピットって柄じゃないけれど
ああ、じゃあ私も貴方に1つ、お願い事していい?

……もし、万が一タルトちゃんが、此処に来たら
貴方に案内頼んでいいかしら

[躊躇う彼に、...も何処か苦笑じみた声で頼む]

私じゃ、彼女の病を悪化させるだけ、だもの


もう二度と酒なんて呑まない。

[般若の降臨は実は酩酊状態だったメルヤはよく理解していなかった。
 鎮痛薬と酒を一緒に呑めば、当然の帰結でもあるが。]

ブーメラン苦手なんだよね。
手元に戻って来ないから
僕なんて手品師紛いだよ。

[手品の説明を受ければ、繕った笑みの中で小さな笑いを含めて。]

僕の手品とは次元が違うよ。……うん。

[常軌を逸しているという説明の方が正しいが、ピエロ大好きのメルヤはそう思っていないので伝わりにくい。]

手品でっていうか、僕は彼が大好きだったからね。
[やはり、ポーカーフェイスか。道化師のメイクのように繕った笑みを浮かべて、そう呟いた。]


小さなサーカスみたいだったよ。うーん、何か色んな色の旗とか、鮮やかでね
夜には七色に光ったんだ。光るステッカーとかだったのかなあ


[そんな部屋で暮らすのは、常人ならば発狂しそうである。]


単純に僕がトレイルと二人きりになりたくないんだけどね

[少しだけ本音を零す。ここだけの話は、隔離されてから多くなったように思う]

タルトが。来るとか考えたくないけど。
来たらもちろんだよ。
ナナオに会えたら喜ぶかもしれないね。

[表情が動かせないケイトと、他人の笑顔を見ていないと発作を起こすタルトでは、遠慮をするのはごく当然だと、素直に頷いて引き受けた。]


そうね、飲まない方がいいわ。貴方凄かったのよ?

[なんて言いつつ...はあの時の事を思い出す
今は遠き、日常の欠片を]

あらそうなの。コツは確か手首のスナップがどうとか聞いた事があるわね
難しそうよねぇブーメラン
……紛いかどうかは、決めるは観客次第
私は立派な手品と思うけれどね

[私が知るのは貴方の手品だけだから
次元が違う、と言われてもわからないの
――だからこそ、噛みあわぬ思いでも、ある]

……そっか。貴方が慕っていたわけか
その人に追い付きたかったのか、その人になりたかったのか
それとも思い出をなぞったか
分からないけれど、きっと素敵な出会いだったのでしょうね

[でも、その繕った笑みは私、少し苦手だわ]


割と凄い部屋ねそれ。私だったら色の洪水に発狂しそう
どうやって精神の均衡保っていたのかしら

[淡々と。...は無表情にそんな事を告げる]

光るステッカーってどんな感じかしらね。星とかあったのかしら


ああ、まぁねこじゃらしだから仕方ないわね

[ナナオのたとえを持ちだしそう告げよう
納得、と小さく呟きました

頼みを引きうけてくれたのなら、...はホッとした顔をして礼を述べた
とはいえ無表情が僅か、目元が緩んだだけなのだが]

……貴方、今の貴方の方がずっといいわね
私貴方の観察者じゃない姿って、トレイルの前以外ではあまり見かけなかったから
だから今の貴方はとても新鮮で面白い

[告げる声は無表情だが何処か面白がっているよう]


…そうだね。
記憶があるからなおさら辛いんだけどね。

[シーシャはバナナを喜んで受け取ってくれただろうか。
そんなことがちらりと、過ぎった。]

そうだね。そっか。
決めるのは観客次第、か。そうだね。
…ありがと、ケイト。

[ピエロの男の手品は手品というより最早魔術の域だが、ツッコミ要員が今は不在である。]

何だろうね?
一緒に過ごせたらそれで楽しかったから。なりたかったとかじゃないよ?

一緒に居たかった、それだけだったから、思い出をなぞったが正しいかな。

[何か。少しでも残して置きたかったのかもしれない。
ピエロの男がいたという名残を。無邪気に慕った、唯一の人の存在を。留めて置きたかったのかもしれない。]


…彼は24時間で記憶を失う人だったし。
僕と違って常にピエロだったからね。精神構造は…どうだったんだろう。

まあ、何考えてるかわからないとこが、素敵だったよ。

[メルヤの憧れの基準が謎過ぎることが、今ここに発覚した。]

僕もその頃はまだ、しっかり覚えていようとしてなかったから…朧気なんだよね


その例え忘れない?

[納得されれば、それでもいいか。渋々と引き下がる。
安堵の息を零す。]

ケイト。僕は…覚えていること、気づかない振りをすること。入り込まないのは、もう癖みたいなものだからね。
…変わってないと思うよ? 

変わったように見えるのだとしたら、その由来は……”未練”だろうね

[なんて。小さく自嘲まじりに微笑んだ。
 望みのひとつぐらいは、叶ってもいいのにと思いつつ。]


でも忘れるよりはマシだわ。どれほどひどい記憶でも、忘れてしまえば唯の幻想になる
其処に誰かがいたなら、其れは尊い記憶

[と、...は思う。夢に記憶を食まれる老人を知っているからかそれとも]

どういたしまして
当たり前の事を言って礼を言われるのは何だか不思議ね

[突っ込み要員などいなかったのだ]

そう。思い出をなぞったのね
……私も、なぞれば良かったかもしれないわ
通り過ぎて行った人々。憶えているだけじゃなく、そうすればより強く
記憶も輝きを持っていたでしょうにね

[こうかいするのはいつも、おこってから
動かぬ身体だから記憶をとどめようとして
それは甘絵だったのだときづかされた]

―― 一緒にいたかったか。胸に響くわね


常にピエロはすごいわね
わたしにはとてもまねできない

[24時間くるくるり。映写機のフィルムをとりかえる様に
記憶を喪うのは怖い事だろうと思う

その奇病にかかる前の過去の記憶は?
おぼえてるの?わすれちゃうの?
名前すら、わからなくなるの?
――聞きたいと思えど其処に
彼の隣にピエロがいない、それがきっと″真実″なのだろうとおもう
だって此処は]

何も考えない事ってある意味素敵と思うわ
色んな事から解き放たれてるってことだもの

[でも解き放たれすぎるのもまずいよね]


嫌ね素敵な例えなのにどうして?

[扱く真顔で尋ねました]

あら、じゃあ未練って素敵ね本当に
貴方をより人らしくみせる
――叶えば其れは希望になる

貴方は希望を抱ける?メルヤ

[私は、抱いているわと...は精一杯口角をあげる
不敵にみえるように、笑みを形作る
望みを持ち続ける事、それは私達に許された最後の自由で
叶えることも不可能じゃないと、信じたいから]


僕は。何人か、忘れたくなくても忘れてしまうひとを知ってる。
だからじゃないけど。その分僕は覚えていようと思ったんだ。

その人の分までってわけじゃないけど、さ。
[ふ、と溜め息を零す。]


通り過ぎていった人が多過ぎるよ、ケイト
だから。全員の思い出はなぞれない。再現はされても、ね。
…普通の人だって、いつか忘れる。

忘却は、罪じゃないよ。
…誰もが皆、忘れるんだ。

僕は”忘れられない”性質なだけ。多分、病気の副作用だよ。

[それを伝えたかったのは、ケイトではなかったかもしれない。
それはメルヤにもよくわからない。]


そうだね。七年も前のことだから。
僕がこうなったのはそのせいかもね。
[おどけたように笑って見せた。その口元は微笑を浮かべる。]

だから彼はピエロだったんだよ。僕にとっても、みんなにとっても。

[当人が亡くなった。彼は死んだ。
それを聞いてまだ時間は少ししか経っていない。

ケイトが告げる彼の小さな変化のさざ波は、ピエロの男の死を確信してしまい、その心の傷みに気づいていないのもあっただろう。

ひどく心は渇いているのに、何故か雄弁になっていた。
その変化を、彼女はおそらく勘付かない。]


断固として否定したいからだよ。

[メルヤも負けじと、言い返した。]

人、らしくね。
…何だか僕が今まで人間らしくなかったみたいな言い方だけど。

叶うかどうかわからないよ。ケイト
ただの未練だから、叶ったらいいけどね。

……僕は観察者失格だとしても
諦観者には変わらない。希望なんて、無いよ。

現実を見つめ続けるだけ。


[淡々としたものには、諦観と退廃しか宿っていなかった。
メルヤの未練は、彼の望みではない。他の誰かの望みに触れてしまったが故の、未練。

――ピエロの男とずっと一緒に居たかった。
それがはじめの望みだった。

――みんなで穏やかで過ごしていたいだけだった。
次々と皆連れていかれた。

――…みんな、一緒に消えられれば良かった。
その望みが叶わないと知っていて抱いていた。心の中に望みを仕舞う箱があるとすれば、彼の箱の中身は空っぽだった*]


メモを貼った。


私も知っている。けれど
私もその人たちの分までってわけでは無かったわね

私が忘れたくないから。大切な記憶をとどめておきたいから
だから忘れない

[何れ蝋人形の様に生きながら死ぬ姿になる
覚悟して、私は宝石の涙を流すようになった
そうしても結局、弟は助からなかったけれど
でも此処で沢山の人に出会った

通り過ぎた人もいた
亡くなった人もいた
――でも皆に会えた。キルロイに会えたから私は]


忘却は罪ではない。けれど罪悪感は常に残るわ
私もその副作用が欲しかった
……と言ったら、怒る?

[貴方が見ているのは誰
私に話しかけているのか、それとも私の背後に話しかけているのか
それとも第三者か其れはわからない
それでもわすれたくないと、心は叫ぶのに、ね]


7年、長いわね
――あっという間のようで、長いわ
皆にとっての道化師なら。それは……ストロボみたいに
記憶に残ってはなれないでしょうね

[黄昏のシネマみたいに貴方は再現するのね
フィルムを映写するように何度も何度も

道化師の戯れを
道化師の生きざまを

ふと彼の、手品の前の口上を思い出す
あれもきっと、そのピエロの口癖だったのだろうと
普段より多弁になる彼。されど...はその変化の理由は思い至らず
真実の歯車は歪み噛みあうことはない]


あらそうなの。でも私は其れを却下する
 
[言い返す言葉を一刀両断]

あら、そうとは言ってないわ
人であれど観察者という枠組みに自ら囚れたように見えただけ
貴方が諦観を抱くなら私は希望を抱きましょう
現実を見つめながらも私は最後まで希望は捨てやしない

例え諦めても、何度でも
私は再度、希望を持ち続けるわ

[空の絵の様に。あの光景の様に
もう一度、私は彼と景色を共に眺めたいから]


[きっと私、一昨日連れ去られていたのなら
メルヤと同じ気持ちを抱いただろう
諦めと、退廃と
未練を残すのが嫌だから、唯、記憶して心の宝石箱に閉じ込めて
時折其れを眺める余生を歩もうとしたろう

でも私は光を知ってしまった
未練を抱いた
欲を抱いた
希望を、抱いた

だから私は、諦めない
瞳の中に花が咲く。希望という名の花が咲く
彼の箱は空っぽかもしれないが、私の希望を仕舞いこむ宝石箱は、
輝くもので満ち溢れているのだ]


僕も忘れたくなかったから。感情も、鮮明に留めて置きたかったからね。
だから、僕は傍観者だよ。

[の瞳の奥に微かに灯るものを、眩しくなってメルヤは目を細める。
メルヤは両親から、およそ愛情というものを受け取らなかった。生意気で小賢しい性格が災いして友達と言える相手も外の世界にはいない。

何も残してきていない。だから何も遺したくなかった。]

知ってるよ。知ってる。嫌という程知ってるよ。
怒らない。

……僕には、忘れてしまう恐ろしさがわからない。
そして僕には、忘れる救いも訪れないって言ったら皮肉にしか聞こえない人達がいるかもしれないからね


[芯を捉えていないような瞳は、ケイトにどう映っただろう。
ここにいるようで、いないような感覚。過去と、今。錯綜する想いは何時だって、現実的だ。

それでも過去と今が混ざることが、なかった。]


君も最近僕にひどくない
 
[ついに聞いてしまった。]

うん。別に囚われようとしたんじゃないよ。僕がそう位置づけた。
そうだね。いいと思うよ。

僕には何の望みなんて無いからね。
[声は抑揚がなく、何かを隠している風ではなかった。]


[彼女の瞳には、一昨日までの絶望が嘘のようだった。

瞳の中に花が咲く。そう比喩したのは誰だったろうか。
それは希望なのか、生きる気力なのだろうか。

彼自身、彼の心などわからぬまま。希望などない心の中を見つめずに、ただ、静かに現実を見つめることを、選んだ*]


[忘れえぬ記憶、

それはとても残酷で
それはとても素敵で

前提が違い過ぎればそれは、何も生まないのだ
――認識の祖語のみ、紡がれる
価値観の違いのみ、紡がれる]


其れは貴方があまりにもいじりやすくてつい

[全く悪びれもせずにしれっというものの、
最後の言葉にゆるりと菫色は細まる]

――ああ。また戻ってしまったわね
貴方の言葉(こころ)は、虚ろだわ

[メルヤの声に抑揚を感じないのに気づけば
ただ、...はそう返した]

扉の音が聞こえるわね
また、誰か――くるのかしら

[耳欹てれば音が鳴る
重厚な音。扉が開く音がする
あちらとこちら、つなぐもの

...は、そろそろ部屋に帰らなくていいの?と尋ねる
今日はもう、疲れで部屋から自分は出れそうにはない]


[傍観者よ、君自身が1歩進もうと思わなければ
眼前の道も見えはしまい

現実の前に転がる未来地図
あまねく未来への道は無数にある
それを見つめ、誰かが選ぶのを唯黙って見ているのだろうか

――私には、彼の苦しみなどはわからない
寄りそう事も出来ない

唯、道はあるのにと呟くだけしかできやしない
歌いながら真実紡ぐ鳥の様にはなれない
キーウィット、キーウィット。其れはなんて哀しいお伽噺!

同じく他者を見つめ記憶するのに
どうしてこんなに、違う思いを抱くようになったんだろうね*]


そうだね。邪魔したね。ケイト。
……それじゃね。

[メルヤは長く話していたから疲れただろう。巡回がまた来るかもしれないと思い、暇乞いをした。”また”とは口にせず。]

頼んでたこと、よろしくね。


[それが明日でなかったとしても。
 もう――長くはないのだろう、とメルヤはほとんど確信めいていた。

彼が”連れて行かれる”ことを望まなくても。
足取りよりは帰りよりは、軽い。筋弛緩剤の効果が無くなってきたのだろう。

心はどこか虚ろだった*]


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