205 Fluch〜禁忌の恋愛村〜
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[ぼぉっと眺めていたら 青年と目があうだろうか>>178]
……あ、
[禁忌。 この葬儀は、もしかして禁忌の果の結果なのでは。 実際は違うとは知らず――ただ、]
……
[ごしゅうしょうさま、です。と。 声は彼らに届かずに、象る唇だけが クシャミにだけ見えたかもしれず そのまま足早に、立ち去った。]
(200) 2014/12/09(Tue) 02時半頃
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[兄様の葬儀もこんな、細い雨の日だったなと 遠く遠く、思い出す**]
(201) 2014/12/09(Tue) 02時半頃
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いつも眠たいと少しは可愛いのかね
[>>199黒猫を見送り再び友人との帰路 道路は濡れて、遠く割れた薄い雲から差し込む 午前中の日差しを反射して光る
空を見上げる友人に自分も習ってそれを見た]
夕方には良い天気になりそうだな…
[友人が、てめえの煙草があるだろという 思い出すのは苦味をくれと言った、 狭い彼の部屋での出来事*]
(202) 2014/12/09(Tue) 02時半頃
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……ハァ? ほら、ビミョーに濡れているし寒ィんだよ。帰るぞ。
[>>202 そして自分は再び旧友の家に戻る。 その途中思い返すのは、今朝、彼の家で話した出来事。*]
(203) 2014/12/09(Tue) 02時半頃
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-回想:今朝-
[>>150 妹の生前の苦しみを訥々と話す旧友の背中は、いつもより小さく儚げに見える。 左手で目元を抑えながらも、なんとか言葉を紡ごうとしていた。
>>3:140 妹を見つけた時の旧友は酷く安堵したように見えたが、そういう想いを抱えていたからか、と。後になって知る。 その事情を、あの時の自分も知っていれば。 また未来は違っていたかもしれないのに。]
(204) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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[>>151 話は変わり。プラトニックがどうのこうの、という話に。 旧友はその関係は違うと反論した。 確かに、肉欲を伴っていないと云う、本来の意味からはずれた話である。そんな細かなところを、自分は問いたつもりは無かったのだが。
学生時代、確かに旧友の言う通り、女子にはモテていたのかもしれない。 特に年下には好かれていた。…気がする。 然し、実際のところ、あまり興味が無かった。 そして何故、自分なのだ、という理由は、]
ん、なんだろーね? ……テメェと居る時が、一番毒吐けるし?
くそ野郎とか、他のヤツに言わねーし。
[そんな、褒めているのか褒めていないのか解らないような言葉で返す。 本当のところ、理由なんて曖昧なものだ。 ただ、数年間離れていても、決して消える事の無かった気持ち。 それだけは事実。だからこそ、還ってきた。] [逢いに来てしまった。*]
(205) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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[強く熱く、夢のような一夜。 激しく互いを求め合う時間は、永遠に続くようにも思えて。
だが、やはり永遠など存在せず。 心地よい疲労感と温もりに包まれて眠りにつく。
本物の神罰が下って、このまま二度と目覚められない恐怖を、 少しだけ……ほんの少しだけ意識しながら。]
(206) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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−朝−
――なんだ。やっぱり神なんていないじゃない。
[目を覚まして、開口一番出てきたのがそれだった。 シメオンはすでに起きているだろうか? もしまだ眠っていれば、起きだすまで寝顔を眺めているだろう]
おはよう。 えっと、……シメオン。
[少しだけ遠慮がちに、敬語も敬称も外して呼びかけた]
(207) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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[身を清めるために風呂を借りる。 今日になってから先に使った形跡>>141を見れば、家の反対側で何が起きていたかは大体想像がついた]
ふふっ。 一緒にするな、って言ってたのにねぇ。
[だが、それであの少女の偽物の笑顔が癒やされたなら。 それ以上に価値のあることなどあるだろうか?]
禁忌なんて、クソ食らえだわ。 ――負けない、絶対に。
(208) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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[互いが身支度を整えて、ゆっくり話せる時間。 それは朝食時あたりだろうか?]
私、……革命組織に志願する。 世界を変える。変えてみせる。
[この小さな町を覆う、禁忌という絶対のルール。 執政官という実行力を伴っているそれと戦うには、こちらも力に身を寄せるしかない]
「革命家」が、こんなちっぽけな町のルールをどこまで本気で気にしてくれるかはわからない。 私たちなんか、便利に利用できる駒扱いでもおかしくない。
でも、それでもいい。 私だって、……シメオンと堂々と結ばれたいっていう私欲のために、「革命家」の理念と組織を利用してやるの。
(209) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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[たとえ、その動機が完全に私欲だったとしても。 それで禁忌に踊らされる者がいなくなるのなら、それは十分に価値のあることではないか?
目的は手段を正当化しない。 生み出した結果だけが、目的も手段も正当化するのだ。
――正当化できるだけの結果を挙げられれば、だが]
それが、……それが私の理想であり決意。
[幸か不幸か、身近で本当に禁忌の犠牲になった者はいない。 だからこそ、このルールを甘く見ているかもしれない。 執政官の恐怖を実際に知れば、足が竦むのかもしれない。
けれど、今はまだそんなことを知らぬがゆえに]
応援してくれる? それとも止める?
[果たして愛する人は、なんと答えただろうか**]
(210) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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[墓地から自宅まではそれほど遠くはない この区画に住む者達は大抵そこに埋葬される
罪を犯したものはどこに埋められるのだろう 家族とも引き離されるのだろうか
帰りしな、ポケットから煙草の箱を取り出し 友人に手渡し、火をつけてやるよと、 彼から奪った銀のライターを左手に掲げる]
どうせ吸えないくせに
[案の定むせる様なら銀それをポケットにしまい 彼の煙草を奪い取るつもりで]
(211) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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[自宅に戻り、 小雨に濡れたコートを友人に手渡し 怪我をした右手を上げてみせた
それで通じるだろう]
着替えさせてよ
[襟元のネクタイを指差して 戯れに彼にねだる**]
(212) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 03時半頃
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はい、これ。
[メアリーと食べるのは朝食として用意したトーストに目玉焼きが乗ったもの。普段なら美味しいとは思わないし、こんな時に美味しいという感覚はどうなんだと思うが、それでも美味しいと思う。]
どれくらい休めるかな。 一本道を避けて山を抜けるしかないかもしれないね。
[急いでいたとはいえ防寒対策はちゃんとしている。 しかし、夜は冷える。 行く先で運良くこうした洞窟のようなものがあればいいが、そうでなければ…――]
とにかく、今は少しでも体力をつけよう。
[メアリーを抱き寄せた]
(213) 2014/12/09(Tue) 07時半頃
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[>>206欲望のままに求めあい、そのすべてをリッキィに注ぎ込んだ後もまた求め、眠りについたのは朝方近くのことだった]
神なんて偶像だよ?
[>>207小さく笑い声を漏らして、こつりとリッキィと額を重ね合わせた。 恋人に名前で呼ばれるのは擽ったい感じが強かった、 一緒にお風呂に入り、そこでまた求めてからの朝食]
(214) 2014/12/09(Tue) 08時頃
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そう、だな……止めはしないよ 何せ俺も似たようなものだしな
[リッキィの覚悟は受け止めて、必要があれば協力すると申し出る。 しかし――]
強い力は同じく強い力に狙われるものだ 表舞台に立つならばそれは覚悟しないといけないよ?
[目立てば目を付けられ、出る釘は打たれてしまう。 歴史の中で繰り返されてきた権力者の争いが、この街でも始まってしまうかもしれない
珈琲を飲みながら、リッキィの言葉を待った*]
(215) 2014/12/09(Tue) 08時頃
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苦ぇ、
[>>211 やはりタールの重い煙草はくそ不味い。喉の奥にバージニア葉のような芳醇な薫りが溜まっていく感覚がして確かにそれは良いのだが、やがて限界が来て、何度か噎せる。紫煙が白羽根と共に舞う。]
って、おい。
[次の瞬間には煙草は己の口から無くなっていた。 そして自分はまた文句を吐きながら、彼のアパートの玄関を開けてやるのだろう。*]
(216) 2014/12/09(Tue) 08時半頃
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………、眠ィんだが。
[旧友は怪我した右手を免罪符にして、自分に着替えを求めてきた。 吐息をつき、強請る彼に近付く。彼の襟元に手を掛け、ネクタイを緩めてやる。そしてシャツのボタンをひとつ、ふたつ。丁寧に開けてやれば、その精悍な体つきが見とめられただろうか。]
風邪ひくぞ。
[濡れたコートを(>>48)木製の椅子に掛けてやり、皺になったシャツは洗濯機に投げ入れる。いつか晴れた日に洗えば良い。 半裸になった旧友に、そのまま適当に見繕った服を当てがう。]
つか、シャワー浴びたい。 濡れたし、寒い。
[そんな我儘を吐きながら、ソファーに座る。旧友が先にシャワーを浴びるというならば、ここで転寝しながら待とうか。少しでも気を許せば、たちまち夢の世界に連れていかれそうだ。]
(217) 2014/12/09(Tue) 08時半頃
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[友人は渋々自分の頼みを飲んだ わざとだというのに、わかっているのか わかってないふりなのか
付け入る隙はなく淡々と]
シャワーか、そうだね あったまってからのが眠れるかな
じゃあ、着せなくていい
[あてがわれた服を断わり ソファーに座る彼に、悪戯げに笑いかけ]
一緒にどうだ? 頭でも洗ってよ、片手は 大変だから
(218) 2014/12/09(Tue) 09時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 09時頃
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うん、シメオンはそう言ってくれると信じてた。
[彼が自分の道を理解してくれるという、それだけで十分だった]
ありがとう。でも、もう私たちは禁忌を犯した身だから。 これ以上何もしなくても、いきなり殺されるかもしれない。 覚悟というなら、……昨日の時点でとっくにしている。違う?
[口の中に広がる珈琲は、砂糖もミルクも多めなのにどこか苦い]
もし私が指名手配とかされても、こっそり会ってよね。 ――約束。
[もう平穏に戻れない。 生きるためには道標が必要だから、誓いを求めた]
(219) 2014/12/09(Tue) 09時頃
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[朝食を終えると、シメオンに礼を述べて帰宅することにする。 友人と少女は自室で食事を取っているのか、顔を合わせることはなかった。 それならそれでいい。昨日まで敬語を使っていた相手と気安く会話している様子を見られるのは、いかにも「何かありました」と喧伝しているようで気恥ずかしい]
ヤニクにもお礼を。 あと、あのカリュクスって子にもよろしく伝えてね。
[結局、彼女の事情は聞かずじまいだったろうか。 だとしても、傍にいるべき人がいれば平気だろうと考える]
週末のデモで、組織の人と接触できるように手配してあるの。 だからそこまで何事もなく過ごせば、ひとまず私の勝ち。 お互い、気を付けようね。
[最後にもう一度、熱い口づけを求めて。 大切な思い出の生まれた家を後にした**]
(220) 2014/12/09(Tue) 09時頃
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[鍵を開けて、店の中に戻ると 当然のように、静寂が居座っていて]
ただいま…
[返ってくる言葉などないのは慣れていても ついつい、いってしまう 自分の愚かさに、嗤いながら 脱いだコートを手に台所へいった
兄の持って帰ってきたケーキの箱を開くと ヒューの>>198いってた通りで しばらく、眺めていた]
(221) 2014/12/09(Tue) 09時頃
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[そして、食器棚からよく磨かれた フルートグラスと、甘い発泡ワインを出す
箱から出したケーキをテーブルの中心に それを挟むように置いたグラスと 自分のグラスにワインを注いで席に着くと]
おめでとう、イリスさん
[と、2つのグラスを鳴らして]
…それから、俺
[当時、父も他界し兄も不在だったため 出来ずにいた自分もついでに]
(222) 2014/12/09(Tue) 10時頃
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[自分の背に羽根が現れた当時 結局、何もせずに届け出と式への顔出しくらいで お祝いらしいお祝いなどしてなかった
それ以上に、この町特有のルールで 未婚であってもみなし成人みたいな部分もあり これで、店を再開出来るという安堵感が大きくて
それどころではなかったともいうが]
(223) 2014/12/09(Tue) 10時頃
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[母の死後、表向き店は父ひとりでやってはいた
けれども、父の元へ頻繁に悪魔の男が訪れて 臨時休業の札を下げて、2人で篭ることもあり
店番を頼まれる時には大抵2人で出かけていた 2人一緒にいた後の父からは しょっちゅう石鹸の香りがしていたし
2人が篭っていただろう時の男からも 大抵、父の愛用してる石鹸の香りがしていたので そういうこともしていたのかも知れない]
(224) 2014/12/09(Tue) 10時頃
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[ちょっと、早熟であっても 多感なお年頃でもあったのだから 心中複雑というか、亡き母の記憶は消せない故 それを笑顔受け容れられるほどの余裕もなかった
自分の家でもあるはずなのに まるで、自分の価値も意味もないようで ただ、さびしく悲しかった
2人が一緒に死んでいたのが外だったのは もしかしたら、父なりに子を思ってのことだったのか 今なら、その可能性も拾えるようになった]
(225) 2014/12/09(Tue) 10時頃
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…くっつくいい訳出来るのにね
[狭くていやだと>>198いったヒューは 彼なりに気を使ったのか それとも、何か後ろめたさでもあったのか 推し測ることは敢えてしないが]
とーちゃの時みたいなドジ …さすがに、何度もしないって
[2つのグラスは空であり すっかり酔いが回ってしまったらしく へらっと笑いながら、つぶやく
父と男性が忍び足で帰って来た自分に 2人で交わした睦言を聞かれ それってなぁに? なんで2人は…、と訊かれ 慌ててそんな切り返しをしてきたこともあったのも 今では、いい思い出なのかも知れない]
(226) 2014/12/09(Tue) 10時半頃
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[そして、2人の睦言の中に 「同志」や「革命家」などの 不穏な響きのする言葉が紛れていたのも 今なら、朧げながら理解出来る 多分、2人は禁忌と合わせてそこから始末されたのだろう
自分は学生運動には触れたことはないが 父の遺品にあった、恋文にはその痕跡がしっかりあった 彼らは幼馴染みであり、友人であり、恋人同士であり
そして、同志だったのだと**]
(227) 2014/12/09(Tue) 10時半頃
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そりゃまた随分と、 ……………狭そうだな。
[>>218 どうやら彼の冗談だったらしい。面食らったような旧友の顔を見やれば、唇の端を上げる。若しかしたら、シャワーの誘いも戯れなのかもしれない、が。
湿った自分のシャツとスラックスを躊躇う事なく脱ぎ捨て、もう一方の木製の椅子に掛ける。
肋骨が浮いて見える程に痩せた自分の身体は、痛ましく見えただろうか。その背には天使の象徴である、羽根も無い。傍目には人間族と何ら変わりない姿。ゆえに、その寿命を悟ったのも随分と前の話になるのだけれども。 なかなか発現の兆候が現れない自分を、両親は、そして黒猫はどう感じていただろうか。]
へぇ、 なかなかイイな、其れ。
[見やるのは彼の左肩口。>>1:30>>2:20 やはり予想通りの典型的な悪魔の模様。蛇が纏わり付いたような其れは、彼の引き締まった身体によく似合っていた。 自分にもそういうものがあれば、まだ多少は天使らしく見えたのだろうか。]
(228) 2014/12/09(Tue) 13時半頃
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じゃ、行くぞ。 ゴテイネイに洗ってやろう。
[シャワールームを開ければ、男性用のシンプルなシャワーセットと、女性用の可愛いらしいシャワーセットが、少しだけ距離を置いて据えられていた。
バスタブの淵に座り、栓を捻る。旧友はついて来ただろうか。もし来たならば、自分は彼の身体を少しだけ見据え。そして普段とは僅かに違う笑みを唇の端に浮かべて、目を逸らしたか。
足下にかかるシャワーは、温かい。]
(229) 2014/12/09(Tue) 13時半頃
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