人狼議事


197 獣ノ國

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【人】 抜荷 錠

 いやぁ、そうじゃないんだよ。
 トレイルは私の良い話し相手になってくれる。

 それに彼の若いセンスで喜ぶ顔も増える一方だろう
 ………いい拾い物をしたね、お二人は。

 やはり若者には若者を宛てねば、
 俺も店主さんたちも…年配は歳食う一方だからな

[そう年齢も変わらないし充分若々しい二人を見て、笑いながら。
 あいつはまだまだです、と告げる店主をよそに
 所望する花を告げてから、奥方に目を丸められた。

 そうだな、こんな何でもない日に買う花ではない。
 それに中途半端な本数も、やはり珍妙で。]

(177) 2014/10/10(Fri) 22時頃

【人】 抜荷 錠

[包んで貰っている間、スザンナにメールを打つ。
 少し早いが公園の前で車を停めているから、
 そこで落ち合おうと記述して、電子の鳩が文を運んでゆく。

 白い鳩のマークを見詰めながら思ったのは、白い大きな羽根。
 今は私室で眠るあの羽根が、金糸雀のものとは知らないが
 幸運を呼び寄せる白い鴉を、頭の中で彷彿とさせて。

 ――倖せは、いつも近くにあるものだ。
 青い鳥はただの鳩であり、身近に居なくてはならない。
 しかしまあ、呼び寄せてくれたのがあの白い羽根と思いたい。
 大学の図書館にまで連れていったあの白い羽根が
 倖せを呼んでくれたのだと、そう思えば人生は明るくなる]

(178) 2014/10/10(Fri) 22時頃

[コンコン、といつかの悪夢を思い出させるような音:334に、ベネットは身体をびくりと緊張させた。

そろりと窓を見ると、銀いろの―――銀河の岸のすすきとおなじいろの紙がはためいていて、声を失った。

半ば取りつかれたようにカララ、と乾いた音を立てて窓を開ける。]


君は…………



[つぶやいてから手を取って列車に招き入れると、折りたたまれる翼に、ふっと目を細めた。いつか落ちていた羽根は、彼女の物だったのかもしれない。

窓に腰掛けてつま先をゆらし、なにもいわない。本当に彼女だろうか。ジョバンニが見たカムパネルラのように、いつか消えてしまうまぼろしだろうか。]

『ぼく、白鳥を見るなら、ほんとうにすきだ。川のとおくを飛んでいったってぼくはきっとみえる。』


[音もなく列車が止まったとき、おもわずそう言った。彼女は振り向いたろうか。]


【人】 抜荷 錠

 ― 夕方・花屋→公園 ―

 『かすみ草もおまけでいれておきますね。』

[奥方の気配りに笑みを返し、代金を払う。
 助手席に花束を乗せ、花屋を離れてゆく。

 夕方の紅い日差しに包まれた公園へとミニクーパーを走らせ、
 車内でラジオを聞きながら、彼女の訪れを待つ。

 『子犬のワルツ』の軽やかなメロディラインに鼓膜を貸しながら。
 助手席には、かすみ草に包まれた19本の紅い薔薇が
 今はブーケに姿を変え、座るべき女性を待っていた。]

 ―――… かすみ草に間違えられては困るからな。

[情熱の色を持つ華やかな其れが、
 愛しい子犬を指しているのだと分からせる為に。

 彼女の年齢と同じ、19本*]

(179) 2014/10/10(Fri) 22時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 22時半頃


抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 22時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 22時半頃


[音もなく列車が止まった。
振動も何もないのに確かに『止まった』と思ったのは

車窓から光の尾を揺らし、後ろに流れる赤や橙の灯火や
燐光の三角標が後ろに止まって見えたから。

息をすることも忘れて、列車の止まった先を見つめ
窓から停車場に降り立とうとした時、ふと後ろから聞こえた声

こくんと息を呑み、声の主を振り返り。]

 時計は11時かっきりですか?

[彼の方を見つめ、そう問いかけた。]


【人】 さすらい人 ヤニク

―公園―

[そのメール>>174が届いたのは昼に差し掛かる頃より後>>159
つま先を公園から一歩外へと向ける途中>>164

震える端末に指先を伸ばす。同時につるりとした表面の指輪が触れたけれど見向きもせず、素直に取り出したのは携帯。

表示された宛先を確認する。]

(180) 2014/10/10(Fri) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

――――――――――――――
差出人:黒ヤギ
宛先:クラリス
――――――――――――――
Re:君こそ配達は順調?
20xx年 10月4日
――――――――――――――

被せられたんだよ

僕が捨てないとでも思っているのかい?
君も大概ロマンチストらしい

人の持ち物…それも女性のものなんて持ち歩く趣味はないから君に返すよ

残念、呪いは一つで十分さ

夕方か夜ね 君と初めて会った場所
そこでいいかな?
――――――――――――――

(181) 2014/10/10(Fri) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[数行、手早く打ち込めば再び足を動かそうとする。
方角は商店街の方。訪れることが出来たかどうかは相手次第。]

(182) 2014/10/10(Fri) 22時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

――――――――――――――
宛先:ヤニク>>95
――――――――――――――
Re:白山羊さんったら
20xx年10月4日 xx:yy
――――――――――――――
本屋の鍵を開けたまま、どこかにお出かけしたみたい
そういう人なの? …早めに戻ってきてくれるといいけど

このまま、狼から赤ずきんに永久就職してみたら?
結構、赤ずきん似合ってたし

是非そうしてて。何せ、ベネットさんにまた会えないと、クロ山羊さんに何も届けられないんで

本? 國立図書館のそこそこ常連、ってぐらいには好きだよ
童話はもう何年もご無沙汰してるけどね

…別の意味で、食べられてないといいけど。なんてね
――――――――――――――

(183) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

― 現在:本屋内 ―

[――赤ずきんへと返り咲いたらしい狼へ、メールを送信する。
改めて文章にした現状に、自然と丸まり出す肩からずるりと鞄が滑り落ち、階段をがたり、と打ち鳴らした。

その拍子に、鞄の外ポケットに差し込んでいたボールペンが軽い音を立てて、下へ下へと転がって行く。その姿を見届けては、唸りに似た溜息を零し。やれやれと、重い足を浮かした。

そろそろだろうか、と呼び寄せた相手を思考の隅に浮かべながら。]

 (…――無駄な不法侵入を重ねただけのような)

[蹄を静かに立てながら一階へと戻ると、落し物に手を伸ばそうと腰を落とし。手を握り締めた、その時。
チリ、というカウベルの微かな音と共に、鍵の見つからなかった扉が動きだした。

静かに開かれた空間から、細い影が静かに店内へと伸びて。咄嗟に、その様子を視線が追いかけた。]

(184) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

 ――…本当に、いないよ。こんにちは、吉サン。

[姿勢を戻しながら、現れた来訪者>>134の姿に少し目元を和らげて。ペンを握ったままの手を、軽く持ち上げて見せた。

…不可思議な事件と噂に、彼の誘い>>102は繋がっているのだろうか。耳に届いた呟きを反復しつつ。そのどこか否定的な口当たりに、胸が騒めいた。]

 …… ……――ええと、呼び寄せてごめん。
 これ…が、先生に届けてほしい手拭い。封筒は、吉サンに。

[若干の折り皺が付き始めている手拭いと、厚地の白い封筒を取り出し、差し出す。
"鼬さんへ"と書かれた封筒の中身については、説明しなくとも大丈夫だろう。

気持ちばかりの紙幣を思い返しながら、相手の手が伸びるのを待つ。
受け取って貰えれば、視線は相手に向けつつも、足をカウンターへと運び。ヤニクが会いたがっていた事を記した便箋をその上に置いては、相手の元へと戻った。]

(185) 2014/10/10(Fri) 23時頃

[彼の方に向けていた顔を逸らすことなく、
けれども緩やかに瞼を閉じる。

自分と重ねてしまうことの多かった物語の登場人物。
その台詞が口をついて出る。]

『お母さんは、僕を許してくださるだろうか』

[それは遠い遠い三角票の辺りにいる母親を思って
どもりながら思い切ったように、カムパネルラが口にした言葉。

自分とは境遇も何もかもが違う。
けれども言わずにはいられなかったのだ。

空に近づけば逢えるのではないか―――と
遠いところに居場所を求め

翼をもらった自分のことを許してくれるのだろうか。

そんな不安が心の中にぽかり浮かんで揺れていた。]


【人】 手伝い クラリッサ

―昼・大学構内―

[再三問いを否定>>169されれば、喉元を通らない部分はあるものの申し訳なさそうに微笑んだ。]

 夢であったら……現実では、夢で会った人には出会えないですからね。

 獣人騒動で得た物……?

[訝しげな視線を隠す事なく相手に向けた。
一見、ヒトにしか見えない先生が獣人騒動で得られた物とは何だろう。学問のフィールドで新たなステップに登る為の見解か。

それとも、理屈では到底理解の及ばない情動にも似た何かだろうか。]

(186) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[問おうと口を開きかけた所で時間の事を先に問われれば、ガタリと忙しなく椅子を鳴らす。
手を滑らせながら取り出したサイフは、先に支払われた伝票を見て仕舞われることになった。
渡されたであろうサンドイッチの入った袋と、自前の時計の袋を抱える。

何度も何度もお辞儀をして礼を述べると、今はもう姿の見えなくなった時計の主にもしたようにその場を後にした。
また、繰り返す。]

 先生に護って貰える人は幸せでしょうね。
 何を護るべきなのか分かっている……先生に。

[無くさない為に、相手が抱えている物は何一つ知らないけれど。]

 それでは、また講義楽しみにしてますから。

[残りの仕事を片付けに、バイクへと向かう。*]

(187) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

―夕方・大学構内→自宅―

[先生との話を終え、仕事も終われば自宅の扉を開ける。
誰もいない部屋に"ただいま"と声を掛けて、返事が来ない事に安堵するのが日課であった。
サボテンと折り紙を玄関の靴箱の上に飾ってやる。
ドアに備え付けられたポストから、マンション管理に関する手紙を取り出した。

目を見開いた。
ガス代と電気代の領収書、廊下清掃のお知らせの間に仰々しい封筒が挟まっていたから。

鞄を床に落とす。その場で封を破った。飛び込んできた文字に、心臓が早鐘を打つ。

『出国手続き完了』

現実が、音を立てて崩れて行くのを、ただ聞くことしか出来ない。*]

(188) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[何秒、何分、もしかしたら何十分、放心していただろう。

慌てて取り出したのは端末。
そこには既に彼からの着信が入っていた。
渡りに船……というのは、この事。

どうして彼に会いたいか?

先生の言葉>>170を思い出した。
私を表す明確な言葉。
目に見える嘘吐きの証を手に入れたいという欲。
彼と出会わなければ、否……沢山の皮を被っていた彼に言われたからこそ、恐らく得られた物だろう。]

(189) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 同族嫌悪……

[だったのかもしれない。

いくらジーザスと叫んだ所で、神様は私を救ってはくれなかった。私にも神は救えない。
ヒトとヒトは?


残り僅かな現実にパン屑を落としても構わないだろうか。
例え、もう引き返せないとしても。
彼に願いを託す事がワガママだとしても。

……できれば願うだけではなくて、最後に与えられる物があればいい。

向かう先は、彼と出会った商店街。*]

(190) 2014/10/10(Fri) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

   ―今日>>145後夕刻・路地―

[ 雲影は一つも石畳にかからず、陽がこちらにかかるのを避けるように歩いていた。

通りかかりに通いの本屋への道を見かければ、以前買った文庫本を思い出した。朝の僅かな時間に読み進めては、栞を挟みサイドテーブルに載せてあるそれ。作者の他の作を店主に尋ねてみようかと思っては、普段通りに足が逸れる。
今は、と。
――カウンターに立つエプロン姿の彼が、行方不明だという噂も知らなければ。


再度端末を開けば、>>3:297.>>3:298 配達員の彼女へと返信を書き出す。そういえば、と。よく大学の講義に顔を出すのを、彼女自身から聞いた気もする。確か先輩の、と思い返し文を付け足しながら、路地へと背を寄り掛からせ。

また彼女の現状>>188を、こちらも知らないままに。]

(191) 2014/10/10(Fri) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

――――――――――――――
宛先:クラリス>>3:297
――――――――――――――
件名:この前ぶり。
20xx年 10月4日
――――――――――――――
傘持ってなかったみたいだけど平気だった?

昨日なら黒い子。多分。会えたよ、ありがとう。
白い子の手の感触が不思議だったって、その白い子?

ところで、俺も聞きたい事あって。大学の講義についてとか。そっちこそ恋人について、とか。聞きそびれた事もあるし。また学校始まったら会える?

P.S.プロポーズって花束でいいの?**
――――――――――――――

(192) 2014/10/10(Fri) 23時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 23時半頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 23時半頃


【人】 営利政府 トレイル

["どうして僕を誘ったのかわからない"
友人の意見は尤もだろう。言葉足らずなんだ、いつも。

プラスチックの容器が変形した音を耳で拾い>>163、空気を変えた友人を見て、いつものように注意をしようとしたがそれも辞めた。]

 お前の問いに答えよう。

[替りに吐き出したのは先程の話題に対する答え。見下ろされる姿勢>>164のまま眼は友人はしっかり見据え]

 俺の誘いは冗談ではない。
 俺は日常から抜け出したかったのは事実だ。
 両親との思い出でもある御伽噺はいつも主人公に日常と違う"何か"が起こる。
 だけど俺は毎日毎日同じ日常の繰り返し。
 少しは御伽噺の主人公の様なことも憧れた。

(193) 2014/10/11(Sat) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[彼>>134の前に戻れば、僅かに低い相手の瞳を覗き、一寸喉を唸らせる。
どうせならば、菓子か飲み物でも用意しておくべきだっただろうか。我侭への労いが言葉…と紙幣だけなのも、素っ気ない。

とはいえ、今から外へ出る気にはなれなかった。]

 ――お店、放っておくのも何だし。
 ちょっと店番するつもりだけど……吉サンは、どうする?

[そう投げかけて。首を横に振りながら、苦笑する。]

 …――店番、と言っても。
 きっと、いないよりはマシなレベル、だけどね。

[バイト代が入ったら、真っ先に和菓子を送ろう。
そんな楽観を下しつつ。カウンターの裏へと回っては、置かれた椅子に腰かけて。徐に鞄の中から、春を思わせる花の描かれた便箋を取り出す。

手にしたままのボールペンの先を罫線の上へと置くと、静かに息を落とした。そうして、今日の日付を書き込んでは、物語のような長い話を筆に乗せる。

…もし、覗きこまれる気配があれば、さっと伏せて隠しただろう。]

(194) 2014/10/11(Sat) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

 でも今は違う。
 お前が俺を"筆者"だというのなら、お前の物語の続きを書きたい。
 お前が俺の物語にお邪魔をしているというのなら、"主人公"はそのまま友を連れて行きたい。
 …端役で俺は満足だ、お前の物語を書けるなら。
 どちらかと言えば今はこの気持ちの方が強いな。

(195) 2014/10/11(Sat) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

 書かせろよ、お前の物語の続きを俺に。
 "主人公"のヤニクさんよ。
 その魔法が完全に解けるまで、見届けさせろよ。
 だから――…

(196) 2014/10/11(Sat) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

 俺が、お前を、見つけてみせる。

[己の意志を言葉に乗せる。主人公に拘っていたのに自ら口にしたのは筆者としての自分だった。その事に自らが驚くのだが、友人の物語を紡いだことで心に変化を齎した。両親が語ってくれたように自らも語りたい、そう思った。]

 行けよ、それを返しにさ。
 言いたいことは言ったから、俺は。

[携帯でメールを返す>>180友人に促すように声をかける。追い払う仕草を見せては、悪戯の様に笑ってここまで付き合わせた礼を言う。そして恒例になったであろう挨拶をする為に、その手を挙げて友人を見送った。]

 ありがとな、気づかせてくれて。

[小さくなる後ろ姿にそう呟いて。]

(197) 2014/10/11(Sat) 00時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/10/11(Sat) 00時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/11(Sat) 00時頃


【人】 抜荷 錠

[車内で待ち人の到着を待つまでの間、
 急いで戻っていった姿>>187と、
 時計やらが入っていた袋を思い出す。]

 次に中身を改める時、気が付くかな。

[よく講義に顔を出してくれた配達員の娘が
 誰かにメールを返している間、
 午前中の講義の合間に寄ってきた雑貨屋で
 仕事中の足労に対し勞いを籠めて購入した
 金属で出来たアンティーク調の
 ブックマーカーを混入しておいた。

 目的の物を探すついでではあったけれど、
 女性が好むようなデザインを選んだつもり。]

(198) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

 手渡してしまうと、効果が消えるからなぁ
 自分で探し出してこそ、…

[四葉のクローバーのデザインの本留め具。

 局長からはドジだと評価を受けているが――
 倖せを与えることばかり考えていそうな
 他人に対して、真面目な彼女の為に。

 幸福の四葉を見つけられるのは、いつのことに為るか*]

(199) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[5年前に受け入れてくれた店主たちは自分の中ではもう一人の両親だった。悪いことは本当の子供のように叱ってくれて、良いことはまるで自分たちのように喜び、褒めてくれた。

彼らに子供はいないらしい。だから余計に可愛がってくれたのかもしれないが、例えこの國を出ることになっても実家があの店なのは変わらない。悲しむ姿を見る可能性はないとは言い切れないが縁が切れるわけでもない。]

 子供じゃないんだよ、もう俺は。

[自らの足でこの地に来た。だから自分の足で出て行くことも。
何か考え事をしては持ってきた御伽噺の本をぱらぱらと捲っては物語の冒頭を指でなぞって、続きは見えない文字で"狼"の物語を綴る。そして今出来上がった新たな一頁を口にして、物語の頁は厚みを増した。]

(200) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/10/11(Sat) 00時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

――――――――――――――
差出人:皇マユミ
宛先:チェシャ猫さん
――――――――――――――

20xx年10月4日
――――――――――――――

こんにちは、こんにちはチェシャ猫さん。
今夜もとっても月が綺麗ね。

突然ごめんなさい、でも御伽の国に時間は無いわ。
時間に縛られるのは白兎だけで十分よ。

ねえ、聞いてくれる?私の最後のお噺かもしれないの。

(201) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/11(Sat) 00時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

白雪姫は、毒林檎の眠りからキスでお目覚め。
眠り姫もまた然り。糸車の棘はキスに溶けた。
アリスだってお母様に起こされて。
そうして、私も、

チェシャ猫さん、チェシャ猫さん。
進み始めた物語、そうして終わりはいつか来るのね
それを分かってたけど認めなかった私と、きっと貴方もわかってる。

―――『ウェンディは大人になっては、空は飛べない。』

ネバーランドに永住する方法なんて、現実に生きる私達には無いの。

現実は苦しいわ。まるで砂糖の無い珈琲みたいに。
この前私、飲んだんだ。苦い苦い、真黒なそれをね。
到底飲めるものではなかった、だって苦くて――見たくない色を、してるから。

ねえそれでも。
どんな形でも砂糖があれば、飲めそうだって、思ったの。
きっと貴方も好きになる、誰かが嫌っていたその味をね。…私は当分ムリだけど。

(202) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

チェシャ猫さん、チェシャ猫さん。
私の噺は分かりにくいかなあ。
私ね、自分もリアルも大嫌いよ。それは今でも変わらない。
でも、だいすきな王子様が好きなものは好きだから。

チェシャ猫さん、これはしあわせと言うのかしら。
遠いこころの中で焦がれていた彼の瞳に映ったこと、そうして彼の唇が私の名前を、恋を紡いでくれたこと。
それだけで夢の国から飛び出してしまいたくなったのよ。

チェシャ猫さん、私はこれをしあわせと謳いたいの。

――例え魔女が見せるわるい夢だとしても。

貴方は御伽の国から出られたのかな。
また逢えたなら、お茶会を開きましょう。
砂糖にケーキにクッキーに。飛び切り苦い珈琲も添えて。
大丈夫、グレープフルーツは飾っておくわ。*

――――――――――――――

(203) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

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