171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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ハルカは、オスカーの力ずくっぽい様子を見て、何か言いたげな不満な表情を見せた。
2014/04/09(Wed) 01時頃
/*
どういう事だ説明をしろ
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
受けてしまったぞ
生半可な者ではないと信じたい
/*
相変わらずお前達二人のやりとりには
目を見張るものがあるな。光流、神宮院。
血など関係ないから早く婚姻届を出して来い。
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けれども、そんな事はさせません。 少し待ってください。あなた方に加護《たすけ》を授けましょう。
─保健室へ─
(113) 2014/04/09(Wed) 01時頃
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[俺の意志-ぼうろん-が勝利したのか、はたまた包帯の力なのか。 呪剣は…唸りを収め、次第に鎮まりをみせた… よかった、俺がふう、と安堵の息をつこうとしたその時>>109]
…………えっ、いつのまに……
…………え……?口元、あかい……
[俺はその時、真正面から見据えてしまった。 唇からダラりダラりと零れる、緋色、赤、血の臭いも若干>>9 俺がまず初対面である空気の薄さはいっそ幽鬼的で。 真剣な眼差しは、この状況では寧ろ恐ろしかった。
……鬼-キョクトーデーモン-だ]
(114) 2014/04/09(Wed) 01時頃
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ひっっ……!!??
[俺は勿論、尻餅ついて思い切り後ずさったけど。 凄い軽いノリの、ローラースケート履いた鬼《キョクトーデーモン》なんているわけない]
……なっ……あ、あなたが…… 進路委員《ガイド》……さん……。
存在だけは、いちおう聞かされてたけど。 「力になれること」とはいったい。
[少し不満な表情も伺える。やはりさっきの無茶苦茶な鎮め方はまずかったのかな。 いや、俺もまだまだ、この呪剣と心を通わせる領域には到れないけど!]
(115) 2014/04/09(Wed) 01時頃
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蒼舟。 あまり気は進まないが、力を貸そう。
[聴かん坊ブレイド、とその刃を無理矢理に押さえつけんと苦戦する様子>>107を見て、右手を一度握る。]
喜べよ。僕の唯一の、先天的能力《ギフト》を見せてやるんだ。
[血に汚れた右手。 雑に包帯を巻いただけのそこは、すでに滲んだ赤でまた汚れていたが。 その包帯を一箇所ゆるめ、自身の血を指先で拭う。 鍔、柄、巻かれた包帯。どこでもいい。 ついとその血液で色乗せれば、制御不要とは言わずとも、御すのは驚くほどに容易くなるはずだ。]
(116) 2014/04/09(Wed) 01時頃
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─保健室─
……………これで、完成です。
[日向は蒼舟とバスキンスに包帯のような白い布を渡す。]
(117) 2014/04/09(Wed) 01時頃
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/*
ローラースケート履いた鬼《キョクトーデーモン》
ローラースケート履いた鬼《キョクトーデーモン》
ローラースケート履いた鬼《キョクトーデーモン》
澪標の心中や如何に。
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[優雅に舞い降りる姿に不釣り合いな機関銃と弾丸の嵐。 当然ただの弾丸では無いだろう。 冥の気配を色濃く纏う彼女に笑みはそのまま。
弾丸は揺らぐ私を貫通し、地面を抉るだけとなる]
そう言って貰えると嬉しいわ。
……そうね…私…と言うより私の役目と言うべきかしら。
こちらこそ。少しぶりね。 それで…あなたは何番目になるのかしら?
[優雅な笑みに返すのは楽しげな微笑み。 彼岸花は一掃されてしまったが、 深淵と冥界を宿す2人が立つ中庭は まさしく境を越えた場所となった**]
(118) 2014/04/09(Wed) 01時頃
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[さて、蒼舟本人か、包帯か、血の力か。 いずれにせよ"聴かん坊ブレイド"は鳴りを潜める。 そのタイミングで、図書室にはもう一人の人影。]
澪標、か? そんな顔をしていたのか、お前は。 顔から出ているものを洗うか拭くかしろ。見るに耐えん。
[狼狽する蒼舟と真逆、彼女の存在自体には慣れているために、冷静なまま。 初めて見た表情は、しかし赤く、幾らか酸味臭がした。]
(119) 2014/04/09(Wed) 01時頃
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私は神出鬼没《アンダーグラウンド シーカー》
[などと言いつつ、彼の手に持つものをみて、 表情を真剣にした。どうやら力になれることとはこの件についてらしい。]
貴方が……ね。聞いてはいるけど、ロビンくんの方が カッコいいわね……。どうでもいいわ。
[などと言いつつ、ロビンの方をちらりと見たか。]
ロビンくんも気が向いたらやってみてね。 私からは、ひとつだけクイズです。
(120) 2014/04/09(Wed) 01時頃
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/* 言っておくがここに居る奴全員馬鹿《コワイア》だからな?
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免罪布・皇式薔薇十字《クロス・オブ・パードゥン・アコムパニード・ロゼ・エンペラー》─────
(121) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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[えー、嫌われる?などといいつつ、 ロビンのいう通りに口を拭った。が。 いつもと違う鬼の気配は消えず。]
クエッション。 あるところに《機関》がありました。 私の友達は機械にされてしまいました。 私は……。
[そう言いながら、口を開けて見せた。 そこには 舌が なかった。]
辛いもの以外は、感じることのできない身体になりました。 ここで問題です。
(122) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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私たち、「選ばれし者」は幸せになれるでしょうか?
貴方はその手に持ったものに答えてください。 ロビンくんは、答えたかったら私に答えて?
[クイズとは、それのこと。 一瞬、ロビンに悲痛そうな目を向けた。]
(123) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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そうだな……。
[改めて問うその声>>110に振り返らない。 その目は真っ直ぐに対峙する泰山峰を見据えたまま。]
答える前にひとつ訂正がある。 俺は別に俺の血……、いや、力を否定していない。
この力は俺自身の意思で、誇りにも思っている。
[それから一寸、言葉を止めて。]
(124) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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なあ、神宮院。 お前はJKDS派の、十三血流《リネッジ・サーティーン》の掲げる思想をどう思う。
――能力者の能力者による能力者の為の世界。
それは本当に素晴らしい世界か。 力ない者を足蹴にし、踏み躙る世界じゃないか。
(125) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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――『Noblesse Oblige』それは力なき者の為に。
それがこの力を持って生まれた俺の信念と誇りだ。 [それが光流の曇りなき意志。]
(126) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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十三血流《リネッジ・サーティーン》である皇家に代々伝わる製法で作られた特別な物です。 見よう見まねではありますが。これを身につければ、皇くんのように対等、いやそれ以上の能力を得られるかもしれません。
[2人に包帯を渡せば、彼らを見送って。]
(127) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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/* ????? ?
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwww wwwwwwwww wwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwww は?
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俺の意思を挫きたかったら。 背後からでもなんでも仕掛ければいい。
[そして、意識は目の前の相手へと戻る。]
待たせたな、誡流。 ……んじゃ。始めようか。
[に、と笑うのが合図。 速射で泰山峰の足元に三本の矢を撃ち込みながら、背後へと跳んだ。**]
(128) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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さて、俺も動き出さなくてはなりませんね。
[日向は包帯をスルリと伸ばし、保健室のドアを開けると。]
(129) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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/*
そんなもの知っていてたまるか
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
おい誰か保健委員《プリースト》を呼―――……
しまったこいつが保健委員《プリースト》だった。
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ふん、……――
[澪標の語るクイズ>>122。機械化した友人、舌のない身体。 眼鏡を外《ゲームチェンジ》す程もなく、自身には愚問だったが。 蒼舟の答え待ち、どこか悲痛そうな色見せる澪標を見やった。]
(130) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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/*
僕の親友は歪みなく恰好良いな。
奴に沈められたのは本望だった。
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愛部・ラディス・トレートル……… 彼女も、新生派だというのなら。その、狙いは。 やはり、神《零艇紫亜》の存在を無に帰すことが目的でしょうか。
[日向は、包帯を締め直すと、戦場へと足を運ぶ────**]
(131) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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神出鬼没《アンダーグラウンドシーカー》、あなたが…
[剣を一瞥した彼女、基本的に表情が薄い人なのかな>>120]
うっ、うるさいな…! どうせ俺は、カッコいい系じゃないす!
[思わず抗議の声をあげたが、本題はそこじゃないらしい。 ひとつだけクイズです。そんな言葉に俺は首をかしげる]
(132) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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[口を拭いはしても鬼の気配は消えない、やっぱ怖い。けど]
…………クエッション……。
機械にされた友達?それってヒ… ……!!
[舌の無い口 俺は瞳を瞠り反応を取りこぼした>>122]
(133) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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……………………選ばれし……者は……。
[……………………。俺は手にした剣を握る。 視線を落として、再び彼女、ハルカさんを見て。 また視線を掌の中の剣に視線を落とした]
(134) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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[こちらを振り返らずに語るその言葉は、ある程度予想していたものではあるけれど。実際に聞くと、やはりこみ上げてくるものがあった]
違うぞ、それは。持てる者が、その力を捨てて一体何ができる。 良い意志を持つ者なら、変えていく事ができる。 我々は歴史の陰にあって世界の維持に努めてきたはずだ。
確かに…今の『機関』は。いや、正確には以前から少しずつ歯車が狂いだしているのだろう。剃刀の当て方を履き違えているのかもしれない。
だけど、未来は我々のものだろう!変えていくのは我々の役割だ!それを放棄して、人間誰も自然に良い方向へと向かっていくなどと思うな! 貴方は… あまりに世界を信じすぎる…
(135) 2014/04/09(Wed) 01時半頃
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