301 十一月うさぎのないしょ話
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イチジクも頂けるんですか? 良いですねぇ、そちらもくださいな。
お酒が欲しくなりますが、グッと我慢します。 一緒にアップルタイザーください、ジェネリックシードルです。
[優等生ぶってホットティーを喉に通していたけれど、彼女の誘惑にガス入りが欲しくなる。お菓子に鴨におつまみ。今日も好きなものを好きなだけチョイスして、ひとつふたつとフォークを刺す。]*
(147) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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[いざと意気込んだ瞬間、乙坂>>138の声に手を止める。]
は、はい。
[手を伸ばしかけたままの不思議な体制で固まっていると、彼の手元に白い何かが。 呼び寄せるような乙坂の声>>138に、その正体を知る。 アルミカップに乗った小さな雪山が、ボストンレタスの草原に色を添えた。]
ふふ、食べていいですか?
[ランチで手際のいい乙坂ばかりを見てきたからこそ、珍しい姿に少し楽しそうな様子さえ見せて。 両手を合わせて、二度目のどうぞを待ってみようか。*]
(148) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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[冷やしたグラスに大きく丸いロックアイスを入れ、選んだ銘柄はボウモア。 注いだ琥珀色をマドラーでなじませて。
カウンターへ戻れば、有馬さんの前へ。]
お待たせしました。 スコッチのロックとアップルパイです。
[皿とグラスを置いた後、厨房を振り返り。]
そういえば、カズさん。 何か冷やしてるって言ってませんでしたっけ?
[空気読みません。>>141 食べたいかどうか、選ぶのは有馬さんだ。*]
(149) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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おや、お隣さんをご存知でしたか。 御心配おかけしますがお蔭様で順調ですよ。 僕は中小企業の顧問を主体にしているのですが、雇われの身で持つにはちょっと角が立つ質量になってしまいまして。看板を背負い直しただけで中身は一緒なんです。
[元気ですよ。と右腕をL字に曲げて力を示すジェスチャー。>>98 夏の暑さも秋の切なさも冬の寒さも、然程気にならないのはこれも図太い神経のお蔭だろうか。]
桐野江さんもお困りごとがあればお気軽にどうぞ。 不得意な分野でも知人を紹介できますから―――、
[世間話の最中、彼女もアップルパイの花園へ辿り着いたらしい。感嘆の声を聞く。>>102>>103]
(150) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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桐野江さんは美味しそうに食べますねぇ。 僕も負けてはいられません。
美味しいものを、美味しいって顔で食べる。 これほど単純な喜びもそうないですね。
[薔薇をフォークで掬い、薄い花弁をシャリシャリ食んでいく。啖呵を切っておきながら豪快さに欠ける食べ方だが、折り重なる林檎の層が崩れる瞬間が愛おしい。
そんな風に夢中になっていると、彼女がまた目敏く暗躍し始める。忖度出来る人物というのは、彼女のような人なのかもしれない。 暫し観客に徹していれば、彼女が当てたアップルパイを福でも分けるかのように采配し、黒衣の男性に一切れ>>104、サミットの幹部に一切れ。>>105]
………、
[頬にパイの欠片をくっつけながら眺めていたら、とうとう此方にも気を配られた。ペタペタと指先で口角を確かめつつ。]
(151) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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[ランチならば、手慣れた工程にひと手間加えることもスムーズに出来る自信がある。 それに慣れる年月をこの店のランチタイムに費やしてきた。
けれど、ついうっかりが出てしまったのは―― カコが当初から自分を指名するつもりだったように言うものだから。>>142
出したパンにも目敏く気づいてくれるものだから。>>143
緩んだのは口元だけではなかったのだろう。 んん、と咳払いをして照れ隠し。]
お待たせしました、今度こそ、どうぞ。
[>>148顔はあんまり見ないでもらえると嬉しい。]
(152) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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[大口でアップルパイを頬張る彼女にニコッと笑った。 容姿には人の努力が出るが、仕草には人の誠意が滲む。 方々へ配られるアップルパイも、TPOを弁えた一口も、彼女らしくて嬉しくなる。]
美味しそうですね、 ―――― えぇ、美味しいです。
[しみじみと語って最後の薔薇を、幸せな口腔の彩りに変えた。]*
(153) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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[出てきたアップルパイに少しだけ苦笑い。 明らかに手が加わっている、が大それたものでもない。ちょっとしたサービス精神と思えが嬉しくもある。 琥珀色のグラスを手にとって口元へ。癖のあるピートの香りと微かにバニラの香り。ゆっくりと香りを楽しんでからグラスを回す。カラカラとロックアイスが音を立ててアルコールを薄めてくれる。とはいっても総量は変わらないのだが。 一旦グラスを置いて、さすがに手袋のまま掴むわけにもいかずフォークとナイフでアップルパイを切り分ける。]
甘い。
[サクサクとしたパイ生地、広がるシナモンの香りと林檎の甘味。バターの香りと甘みそして砂糖の甘さが口の中で混然一体となる。 唇を白く染めた粉砂糖は舌で舐めとった。]
レシピを売ってくれ。 世界中で売ってきてやるよ。
[不敵に笑ってウツギにそう告げた。]*
(154) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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[テーブルにアップルパイと鴨カツ、バターフレーキまで並ぶ贅沢な視界の中、ふと視線を感じて振り返る。]
んっ、
[有馬>>131と宇都木>>133だ。 突然のお礼に意味を図りかねるも、宇都木の雄弁な視線と笑みに合点がいく。]
どういたしまして。 いい夜をお裾分けです、有馬さん。
[覚えた名前と共にこれまでで一番砕けた笑みを贈った。 繊細なグラスではなく、美しくも中身のたっぷり詰まったアップルパイ。色気はなくとも、美味しさは折り紙つきだ。 厨房に戻る宇都木を見送りながら、満足そうに目を細めた。*]
(155) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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おう、直。 何も内緒話してる訳じゃねぇんだけど。
エリちゃんに酒が美味いかって聞かれて答えてた。 こないだ二人で飲んだやつも美味かったよな? 通販じゃなきゃ買えねぇのが惜しいけど。
[薔薇の庭に雪化粧。>>146 そのアレンジをしようと思うに至った直の心を探るようにじっと見ても、よくわからなかった。
何せこの後輩、無邪気に掘り返してくるくらい、時々突拍子もない行動に出るし。>>149]
コンソメジュレ寄せの生野菜な。 まあご希望あればってことで。
[厨房からはそう答えるのみ。*]
(156) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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ホースラディッシュ、合うもんね。
[>>138慌てて追加される薬味を、くすくす笑いながら見ていた。 苦笑いにも微笑み返し。]
んん、お茶もコーヒーもすきだけど。 甘いお酒でいいから、ちょっとずつ慣れられたらな、って思う。
ノンアルの梅酒風、それいいかも。
[>>139紅茶の梅酒とか、響きはおいしそう。 それの入り口になるなら、試してみたい。]
(157) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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ごちそうさん。
アリマだ。 もう知ってるみたいだが。 アリマ タイガ、こんなナリだが日本人だ。 貿易関係の仕事をしている。
[アップルパイを平らげて、琥珀の水もなくなったころキリノエに近づいて白い手を差し出した。]
会うのは二度目か? この店に三度来て君と二度出合った。 これは運命かもしれないな。
[砕けた笑みでそう冗談を一つ。]*
(158) 2019/11/26(Tue) 22時半頃
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内緒話じゃないよー。 ウッチーもお酒、好き? だよね、こないだオットーと飲んだりしてた。
[>>146粉糖のふられるアップルパイ。 ちょっといいな、と思うけど、休憩時間にフィリングもらったし。 秘密の分け前があるとは知らないまま。]
(159) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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ー緑川書店ー
お疲れ様でした。
[蕪のポタージュのカップの底を見たあの日から今日でさて数えて何日か。
流石におかわりはできなかったけれど、バランスブロックに頼り切りだった胃に久しぶりに入ってきた食品にありがたみを感じると共に、緑茶と紅茶の合いの子のようなアイスセイロンを不思議な気持ちで飲み終えた学生はカウンターの中の住人たちに向けて一度、それから会計を済ませる時にもう1度頭を下げて店をでた。 半ば夢見心地だったのか、預けた上着を忘れて外に出てしまい、真っ赤な顔で上着をとりに戻る羽目になった未成年を扉の兎たちはあの日どんな顔して見送ってくれたことか。
気温はますます下がるばかり。 クローズを終えて店の外に出れば驚くほど寒くなった。 少し前々では秋物で頑張っていたがもうこれではコートを引っ張り出すしかない]
(160) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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(あったかいものが飲みたい)
[じんわりと痺れる指先をポケットの中で持て余しながら慣れた道を歩く。 あまり遅くに帰ると親に怒られるのをついこの間初体験したばかりなので、遅くなると言わなかった今日はさすがに兎の店を覗きにはいけない。 スープの滋養のあたたかさと共に思い出す、柔らかな明かりと店の空気に一度しか行ったことがないのに郷愁なんて感じてしまって]
(161) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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…。 へんなの。
[呟くと、息が白く濁った。 今度行くときには、もう少ししっかりしたものを食べられるだろうか。 あの日、カウンターの大人たちは随分と楽しそうだった。 突然あんなふうに開眼とはならなくても、少しずつバランスブロックとの距離をおけるようになるだろうか。
そんなことを考えながら、三つ編みを揺らして足は駅へと向かっていく**]
(162) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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店で頼んで飲み切れねぇのが不安なら飲めるやつと言って残りは飲んで貰えば良いし、酔うこと自体が不安なら、瓶買って女子会でもするって言やぁ店長あたりが「呼んだ?」って出てくるんじゃねぇのかな。
[見よこの年下スタッフの優しいフォロー!>>157 それに比べてこの乙坂は店長をオフ〇スキーに例えることしか出来ないのだからアドバイス役としては不適切かもしれない。]
(163) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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― 飲みすぎ注意!>>108 ―
[食道楽であるこの身は飲兵衛でもある。 その日は確か、つよいピート臭をオンザロックでレイヤー分けして楽しんでいた。ストレートも美味いが、グラスの中でぐるぐると琥珀が渦巻くのが可愛らしい。]
私はあの方を今も昔も尊敬しているので、それが思慕に見えたのでしょう。でも、良い友人ですよ。
[飲酒が進むと眼鏡を外す癖がある。 だらしなくジャケットの袷に掛けるから、忘れることはないけれど。
そうして一拍空けて、グラスを傾け小さく笑う。 話の目的はともあれ、意図が読めぬでは弁舌で食うに困ってしまう。彼が問いたいのは男女の仲であるか、という話ではなく。]
……僕はお慕いしている方がいますから。
[瞳だけで笑って答える些細なやりとり。 彼女の印象については首肯しかねるものの、例えるならタンポポ。なんて言っても恐らく通じない。酒で妄言を咽喉奥へ追いやり。]
(164) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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[が。 まったり俗な話に花を咲かせていたのもそこそこ。
話の道筋が逸れて、矛先が戸崎へ飛べば、軽く瞳を瞬いた。眼鏡を外しているお蔭で視力は虚ろだが、声は聞こえる地獄イヤー。>>109>>111
客と店員が懇意であるのは喜ばしいし、そういった雰囲気も好んでいる。しかし、ふたりのやり取りを見やりつつ、ゆっくりと身体を折って腕を組み、小さく唸る。 眉根を寄せた姿を泥酔の素振りで隠し。]
それは、困っちゃいますね……。
[誰にも聞こえない素面の声が、ひっそり。]*
(165) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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それは何より。 じゃあ、独立おめでとうだね。
[同級生の活躍は嬉しい>>150ものだ。いい刺激にもなる。無意識の内に背筋が伸びた。 スーツを着た腕が曲がる様子を見ながら、お返しみたいに自分の左腕を曲げてみよう。 元気なのは、いいことだ。]
んん……そう? 食べるの好きだし、美味しいからね。 宅本くんは、食べる前から美味しそう。
[食べる前から、注文する段階から、来店した瞬間から。 デザートのプリンを先に食べると持ちかけた時も彼はいつも楽しそうで、その表情は普段より幼く見える気がした。 手を伸ばしたのは、そんな印象が影響していたのかもしれない。 指先が捜索>>151に、もうちょっと右と声をかける。]
美味しいねぇ。
[宅本>>153に遅れて少し、薔薇の花へ辿り着いた。 フィリングのないパイ生地は少し冷めてもまだサクサクで、枯れ葉の上を駆けるような音に表情を幸せで彩った。*]
(166) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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[あ、笑われた。>>154 けど、食べてくれるらしいからよしとしよう。
切り分けられて運ばれてくアップルパイに、桐野江さんと宅本さんに出した時みたいな、ほんの少しの緊張感。 美味しくできた自信はあっても、好みに合うかどうかは人それぞれだ。
甘い、の短い一言にホッと頬が緩む。
足りないって言われたら、カスタードクリームを乗せるか悩むところだったのは黙っておく。それをやったら、明らかに甘たるい。
有馬さんの不敵に笑う顔に、きょとんとして。ニッと笑い返せば。]
それじゃあ、世界中にビラ配ってきてください。 ここにこんな美味しいアップルパイありますって。
世界中のひとに食べてもらえんのも嬉しいっすけど。 それより俺は目の前のひとがおいしそうに食べてるの、 もっと見たいんすよね。
[営業お願いします、と図々しい返事を。*]
(167) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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え。エリちゃんがお酒の話するの珍しい。 カズさんちで飲んだ日本酒美味かったっすねー。
俺もお酒好きだよー、エリちゃんお酒に挑戦するの? じゃあ今度慰労会しようか、店長のおごりで。
[途中から割り込んだせいで、話は見えないまま。>>159 同僚で一緒に飲むなら店長も勿論加わると思っている。
そして冷やしてたのは、ジュレだったらしい。>>156 おいしそうなそれは、余れば賄いになるのも嬉しいけど、でもせっかく作ったならお客さんにも食べてもらいし。 なんてどうしようもない葛藤をしつつ。]
(168) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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[ふと、先日の宅飲みを思い出す。 結婚について聞かれたっけ。>>12 全然想像できないっすねー、って苦笑しながら返したあとに、同じ質問をカズさんにも向けてみたけど。 その頃には結構酔いが回ってたのか、記憶は曖昧だ。
年上で面倒見よくて料理できて。 彼女の話は聞いたことがない上に、突然後輩泊めるくらいだからたぶんフリーなんだろう。
半分冗談で付き合おうって告白されて、長続きせず別れる自分より、よっぽどモテると思うんだ。 何よりめちゃくちゃ大事にしそうだし。*]
(169) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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[そうして、バターで焼くためのいちじくを皮のまま四つ割りしつつ。]
そうですねぇ…… 名前のある料理って、普遍的になったものってイメージなんですよね。
だから、誰かのために作る料理は――そのときにはやっぱり、名前のない料理なんじゃないかなって思います。
[>>145名前のあるなしについて、ぽつぽつと語る。 なにかポリシーがあるわけではないのだけれど、名前のない料理は、自分の中ではそれだけで特別。]
(170) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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俺の仕事は需要と供給を繋ぐことだ。 ウツギのレシピならすぐに注文が殺到するだろうさ。
[注文も入ってない品に売れると太鼓判を押す。 それはアリマ流の賛辞だった。]
ビラ?そんな遠回しなことはしない。 直接売り込んでやるよ。 その気があるなら……な。
[半分冗談で半分は可能性の模索。 もしウツギがその気なら商品化から流通までそろえてやってもいい。パティシエとして独立させるのも手かもしれないと、脳内でさっそく算盤を弾いていた。 ウツギがこの店を止めて勝負に出るというのなら。]
(171) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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今まで此処に在ったアップルパイが消えた……。
[ぺろりと平らげてしまった一切れ。 冗句のように呟いてみても林檎欲を満たされた顔は隠せない。若干高揚感に頬が紅潮しているのは笑いどころだ。]
いつも、甘いのしょっぱいのと交互に食べれる注文を心掛けるのですが、出てきた端から食べてしまいます。 ―――…とても美味しかったです、クリスマスも期待していますね。
[少しの照れ笑いは、腕を奮ったパティシエが傍らを通った折に。>>117 美しい装飾に心躍らせるのはなにも女性だけではない、自立する立体はどうしてあれほどにアラサーに残る少年心を擽るのか。]
そういえば、先日の柔らかい落雁も美味でした。 クッキーよりも食べやすいですね。
[それから声が届くうちに、メレンゲクッキーのお礼も告げておこう。 例えに出てくる菓子は渋すぎるチョイスだが、レジの横で焼き菓子も売れば良いのに。なんて唆す声も添えて。]*
(172) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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でも、もし名前をつけるとしたら―― わたしが決めるんじゃなくて、その特別な人につけてもらいたいです。
わたしの作ったものを、受け止めてもらいたい。 それからはその人に、特別な名前のついた料理を作れるでしょう?
[皮ごと切ったから、分けやすいように皮と実の間にナイフを入れる。 それからバターをひとかけのせて、オーブンで数分。]
そういうのは、どうでしょうか。
[いちじくをオーブンに任せたら、改めて宅本さんに向き合った。]
(173) 2019/11/26(Tue) 23時頃
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[料理人の中には、折角作ったものは全部客に食べて貰いたいと思う人もいるのだろう。 勿論食材を廃棄にするよりは、そちらの方が余程良いのだけれど。
乙坂はそういった料理人とは異なった想いを抱えていた。 多分、料理を通じて愛されたいのだ。 乙坂一馬じゃないと駄目だと、 ――そこまでトップシェフの才がない癖して。
後輩の記憶が曖昧なことまでは知らなかったが、あの日は静かにグラスを傾けてこう言ったのだった。>>169]
『随分長い事恋愛してねぇからな。わかんねぇけど。 強く俺の事を好きだって言われたら、そういう形になることもあるかもな。』
だから、強く「それが食べたい」というリクエストがない限りはきっとジュレは冷蔵庫でまだ冷えたまま。>>168*]
(174) 2019/11/26(Tue) 23時半頃
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[乙坂>>152が調理している間、視線は手元を向いていることが多い。 しかし今、料理は完成してこの腕の中。瞳は彼の顔を映している。]
それじゃあ、いただきます。
[料理に向き合うと、きっとまた隠れてしまう表情だ。 数量限定のバターフレーキよりも貴重かもしれない機会を目に焼きつけて、けれど意地悪をしたい訳ではないからただ微笑むだけ。 待ち望んだ二度目のどうぞに、素直に手を合わせた。]
(175) 2019/11/26(Tue) 23時半頃
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[断面から覗く赤と肉汁。 フォークに刺した一切れを、まずはとんかつソースをつけて口へ。]
……んー。
[とんかつソースの甘みにワインが加わり、濃厚な甘さが口の中に広がる。ワインの酸味は飛んだようにあまり感じられない。 そこに鴨の肉汁が噛む度に混じり合っていき、柔らかなお肉を包み込むように口腔内へ絡みついた。]
……。
[手は自然と次の一切れへ伸びる。 次は、アルミカップの白を少しだけ乗せて。雪を被った鴨肉を一口。 爽やかな辛味が鼻の奥を突き抜け、思わず目をぎゅっと瞑った。小さく息が漏れる。 辛い。でもこの辛さがいい。鴨の油やソースの濃厚さを北風のように攫い、違う顔を覗かせるように鮮烈な旨味が襲ってくるのだ。]
(176) 2019/11/26(Tue) 23時半頃
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