231 獣ノ國 - under the ground -
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……嗚呼、五月蝿い。
[私は大きく溜息を吐く。 ジリヤが意識を失う>>128様子に、もう一つ、溜息。 ほら。やっぱり、とても愚かだ**]
(131) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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ひとの血のにおい。
[ 惹きつけられるように、意識が動いた。微かな匂いの元を辿るよう、足がひたと冷たい床を叩く。
庭園内で競り合う>>104少女と>>121女医の姿に顔を向けるものの、ただでさえひと気のあるそこへ野次馬心を動かす気もなく。あれだけの騒ぎを起こしたなら、と小さな体を僅かに、余計なお世話を込めて見送るのみに留める。
途中、>>114ぽつりと落ちた声の主とすれ違えば、その背にある翼に興味と、また憧憬ににた視線を揺らしつつ。 しかしそれも一瞬のことであれば、彼女の意識が庭園に向かう間に廊下を歩み進んだだろう。
――果たして、足は広間に立つ相手に追いついたのだったか。もし歩みが届いたなら、硬い合成繊維の手袋で覆われたそこを彼>>113へ伸ばしただろう。 気配に気付かれないままなら、背後からその体に触れかける事すらあったかもしれない。
もしその姿がすでに他へと去っていれば、やがては諦め、辿り着いた第1棟内で進みを改めただろうが。]
(132) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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[ジリヤの拳>>128は、アマルテアの頬を僅かに掠めた。 薬が効いてきたのだろうか。 意識を失うジリヤを見て、へなへなとへたり込んでしまう。 今更ながらに、足が諤々と震えていた]
危なかったわ。
[自身の腕の傷を見て、苦笑した。 ノアの手当てをするつもりが、 どうやら自分にも治療が必要らしい]
あら、お兄さん。心配してくれたの?
[頭上の鸚哥>>123に微笑みかけて。 自分ひとりの力では、ジリヤを運ぶことはできない。 このままジリヤを置いておくのは気が引けたが。 どちらにせよ、医療室へ行かなければ。応援を呼ぶ意味でも。 振り返った瞬間]
(133) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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……お見苦しいところを見せちゃったわね。
[マユミと、目が合った>>131]
今は薬が効いてるから大丈夫だと思うけれど。 あなたも気を付けてね。
[そう声をかけて、医療室へと急ごうとするだろう。 途中、他の誰かとすれ違ったなら、 いくつか言葉を交わすことがあったかもしれない]
(134) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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―― 回想・第一棟、廊下 ――
[ ふわりとした彼女の髪が、視界に入った。>>118
よもや隣の彼と自分の三文字が比べられているなど、男は到底知り得ない。知り得たとして、どうすることも無く 。
提案を断られたのには、髪を肩にくしゃりと擡げて首を傾げるのみ。 ]
それはそれは、――残念。 ……何かあれば仰ってくださいね。
[ 喉を鳴らす様はまるで残念には見えないだろう。が、獣人への触れ合いの機会がひとつ減ったのは事実。 少しだけ、男のこころが萎む。 ――それも直に、戻るだろうが。]
また。
[ 男は離れるその背に、ひらりと軽く手を振った 。]*
(135) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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ん?えぇっと…キミは……
[さて、ここで管理人としての自分の記憶力が試される時が来ているのだが。ガスマスクを付けているだろう彼は管理人だっただろうか、それとも“観察対象”だっただろうか どちらにせよ、自分の傷を労ってくれているだろう事はよくわかって]
大丈夫だぞ…と ありがとね、心配は嬉しいってハナシ
[硬い合成繊維の手袋は無機質で、ヒトとしての…否、生物としての体温は決して自分に届かない それでも言葉を少なく交わしながら、心配だけはしかと受け止める]
(136) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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今アマル先生が治療してくれるってハナシ 庭園に居るはずなんだけど遅いなぁ…
[自分が先に来たのは間違いだっただろうか。なんて少し思いながら、逃がしたハリネズミの彼女を思うとやはりあの場に居ない方が正解だったかもしれない どちらにせよ、咎められたら言い逃れは出来ないのだが]
キミはどこか行く予定でも?
[女医が来るまでの間、少しくらい会話をするくらいは許されても良いかもしれない 暫く会話をしていれば女医の姿は見えるだろうが**]
(137) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 23時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 23時半頃
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[ 赤い鸚哥の、喉を潰したようなわめき声は 針鼠がぱたりと意識を失うまで 途切れ途切れに続く。
女医がへたりと膝を折る>>133のを見たのなら すう、とひとつ前を過ぎり ばさ、ばさと 彼女たちが見える枝に足を下ろす。]
『 シンパイ! イタイ!イタイ! 』
[ 貰った目線>>133に鸚哥はまたひとつ喚いて 何かに気付いたように森の中を見つめる。
女医がその場を去っても赤い鸚哥はその場を動かず ちら、と見えた梟>>131に ]
『 オヤスミ! 』
[ と、いつもすれ違いざまにかける声で 啼いた。*]
(138) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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― 現在 / 広間 ―
お待たせして申し訳ないわね。
[管理室から医療室へ抜ける途中、 広間でノア>>137と落ち合うだろう。 腕の刺し傷からは、少量だが血が零れ落ちている]
あら、ひとりじゃなかったのね。ごめんなさい。
[さてはて、ノアと一緒にいる彼>>132は、管理人だっただろうか、それとも“被験体”だったろうか。 もしも管理人であったのなら、「力仕事を手伝ってほしい」と庭園のジリヤのことを伝えるだろうし。 “被験体”であったのなら、柔らかな微笑みを浮かべて腕の傷を隠すだろう]
……ノア。とりあえず、医療室へ。 私も、手当てをしなくてはいけないから。
[そうノアに囁いて、医療室へ向かった]
(139) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 23時半頃
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[図書館へ向かう途中、庭園の中で何かが起きていたようで。
扉の前にはいつも図書館内に居る"梟"の女性が中を覗いており、その中には]
ジリヤ?
["ハリネズミ"の彼女が倒れていた。
また何かやらかしたのだろうかと、これまでの彼女の行動を振り返りながら近付く。幸いにも、出ていった者が急いでいたのだろうか。硝子戸は開き放たれていた]
....今度は何したの、ジリヤ。
[話しかけるが、意識の無い彼女が返答をよこす筈もなかった。仕方なく、肉球の付いたこの手で顔をたたくことにする]
(140) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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―― 現在・食堂 ――
[ 目前に手を合わせる男は、如何も行儀も良いらしい。 ぱしんと合わされた音を傍らに聞き、そういえば己はしていないなと男は思った。思ったのみ、である。
見える湯気は温かに、男にとって扱いの難しい箸が使われるのを視界の隅で押さえつつ。こくりと食を飲み下しながら、綴られた獣人の名に思い出の頁を捲った。 ]
―――鸚哥。
ええ、ええ。知り得て居ります。…綺麗な獣人の子でしょう。 私は「兄」の方の生態も気になりますが――そうか、彼が。
歌、唄えるのですね。
[ 秘密棟の方へはあまり足を運ばない。 庭の花は男にとって眩しかった。造花としても、生を受けているような感覚が酷く胸を騒がせる。
桜の木。途端に、桃色の花弁が視界を遮った気がした。 ]
(141) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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おっと、ごめん。待ち人が来たようだ 楽しかったよ、またね
[結局彼とは話す事が出来ただろうか。それは定かでは無いけれど、心にない事を言ったつもりでも無い 『手当てをしなくてはいけない』と言われればアマルテアの腕を見て、大げさに驚いてみせる]
おや、アマル先生どうしたってハナシ “危険”な“動物”でも居たのかな?気を付けないと駄目だぞ…と
[傷を見る限り自分のものに似ていて。大体予想がつくし、自分のせいである事は間違いないのだが 傷に関しては罪悪感で胸が痛んだ。……気がした]
(142) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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傷、お揃いだねぇ 痛くないようにしてよ?ボカァ、痛いのは苦手なんだ
[腕に多量の傷を作っておいて今更何を、と言ったようだが それからガスマスクの彼に別れを告げて医療室の方へ足を進めたか]
(143) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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[ カサリ、草を踏む音。 この足は忍び足をするのにひどく向いていない。 視界の先の方で 兄が此方を振り向くのが見えた。
”飛んでいない”のなら、きっともう平気なのだろうと 僕はすこしばかりの安堵を抱えて兄に近寄る。
その場に既にアマルの姿は無く 足元には、猫>>140に弄られる銀髪の少女がひとり。 梟はまだその場にいただろうか。
僕はひどくゆっくりと 猫の背後から近付いて ]
何したの、ジリヤ。 ……だいじょーぶ?
[ ぼそりと、声を重ねた。]
(144) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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[やはり、足を止めるべきではなかった、と後悔しても遅い。 女医>>134と目が合ってしまった]
……いえ。
[言葉少なに答えると、私はそっと首を横に振る。 見苦しい。それは確かだ。けれど、同時に私は思う。 愚かだけれど。……けれど、もし、外に出られる獣がいるとするならば。 それはきっと、抗わない私ではなく、愚かに抗うジリヤの方なのだろう。 すれ違った相手>>132。いつもなら目礼くらいはするのだけれど、女医とそんな会話をしているうちに、通り過ぎていってしまった。無視しようとしたつもりはないけれど、結果的に無視したみたいになってしまう。 そのことを別に申し訳ないとは、思わないけれど]
(145) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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ン、ぐ、ぅ… [柔らかいものに頬を叩かれて、だんだんと意識が戻ってくる。薬が残っていて気持ちが悪い。倒れた時に、髪が背中に刺さっていた。巻いた包帯を貫き、服が血まみれになっている。…いつもの事だ]
クソッ…チャンスだったのによ…
[チャンスは逃した、気持ち悪いし、痛いし、気分は最悪だ]
…クラリッサか。あんまり触ってっと、刺さるぞ。
[乱れた髪を、ゴムで結び直す。まぁ、気休めでしかないが。]
(146) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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What a Friend we have in Jesus, ......
……おっと。 私は音痴なのでいけませんねェ…
[ 以前に唄ったそれにまた出逢えるかもしれないとは。
男は喉を鳴らし嗤った。 フィリップ君はキリスト教なのだろうか?――「だった」のだろうか? 疑問は浮かび、消えた。 泡沫であると思った。男は彼を深く知らない。
別段桁外れて音痴であるというわけでも無いが、何故か憚られる。 ピアノなら良かった、と。男はここに無い楽器を願う。 ]
しかし、思い出してくださるなんて嬉しいですねえ。 確かに元は神父ではありますが、―――
(147) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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[ ――ふと、男は彼の視線が自分の十字架に遣られていることに気が付いた>>126 気付いてその模様を指先でなぞる。 今は信仰も何も無い。残ったのは、ただの「知識」である。 「善」である。 祈りを捧げ身を清め――それで得たものは何であったか。 男はまだ、知らない。
そうしてやり返すように、彼の首元に下げられたネックレスを見つめた。誰かからの贈り物だろうかと、以前から考えて居たこと。 青白い石は妙に彼に馴染んでいる気さえした。 錯覚かもしれない。]
女医はそうですね…。実験差中の姿は、サディストにも思えますが。
[ くるくるとパスタを巻いたフォークを持ち上げ、ぱくり。 冗談めいて言ってはみたが、当の本人が居れば何と言われただろうか。彼女の目立つ髪色を思って、男は少しだけ笑えた。]
月見さんはこの後、何か用事でも?
(148) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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―1棟:広間→医務室―
で、それは何されたんだってハナシ
[自分がへらへらとあの場を去った時、インコが仮病でイタイイタイと喚いていたくらいしか記憶に無くて 自分がそこで治療するかい?なんて言っても良かったけれど、それはきっとインコに嫌がられるだろう]
普段世話してる子に牙を向かれた?なんて あんまり怪我するもんじゃないぞ…と
[危険が伴う仕事である事もわかっているし、いつ殺されるかもわからない。例えば自分が怪我するように、彼女が怪我するように 獣人と共存するのは決して安全では無いのかもしれない]
(149) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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…あの薬、結果はどうだったんだってハナシ どうせ使ったんでしょ
[決して責めるわけでもなく、あくまでいつもの口調で問いてみる 返答が返ってきても、別段期待していたわけでもないのでため息とやっぱり。なんて無責任に呟いてみたか**]
(150) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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[オヤスミ!とかかる声>>138に、我に返る。そういえば、もうとっくに眠っている時間だ。 女医は立ち去った。私もさっさと部屋に戻って休めばいい。 理性はそう囁いたけれど]
……怪我。
[乗りかかった船とか、毒食らわば皿までとか、そんな言葉が脳裏を過ぎって。 私の足は、自室の方へではなく、ジリヤたちの方へ踏み出していた]
(151) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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大丈夫。ちゃんと気をつけてる。
[ジリヤからの忠告。もともと爪で傷つけないようにと手元をよく確認していたこともあって、私に刺さっている髪はない。
後ろからの声(>>144)に一度振り返り、その声の主が"インコ"の彼であることを確認すると、もう一度ジリヤに向き直って]
チャンスって、何の。
[少し呆れたような口調は、彼女に伝わっただろうか]
(152) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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[ 回想 秘密棟 ]
[ >>120>>121振りかざされた鋭利なそれを僕は、茫然と見つめていた。
止めた方が良いのか悩む反面、これでハリネズミが落ち着いてくれでもしたら、脱走される可能性もぐんと下がる。 ―――だから僕は、茫然と、…そのまま景色が流れるのを傍観していた。
>>123耳を劈く鸚哥の声が鼓膜を揺らそうと、僕の足は動かない。 仕方ないだろ、亀なんだもの。 兎に負ける、亀なんだもの。 だから、動けなくても、仕方ないよね。
機械に隠された口元が、僕の意識の外でにやりと嗤った気がした。 「僕」の意識が、理性が、人間性が。まるで削がれて行くような感覚がした。 ]
(153) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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…――あ、
[ 軈て、>>127桜の木から降り付近を通った鸚哥の飼主には。僕は何を言おうとしたのだろう?
何故だか彼を止めようとして腕を伸ばしたら、僕の湿った指先は彼の何処かにぶつかることも、あっただろうか。
…そうでなくても。僕は彼の歩いた後、抉られた土に横の土をざりざりと被せながら、その騒動から背を向けた。 ]*
(154) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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…いつもの事だよ。 [怪我を心配して来たらしい>>151マユミにはそう言う。本当にいつもの事だからだ。…いや、強がりも、含んでいるが]
イカレ女医に診せるぐらいなら、このまンまにしてたほうがマシだよ。 [これは本心だ。あいつに治療されるなんて、腹立たしい。]
イカレ女医をぶン殴るチャンスだよ。いつもやられてるお礼をな [>>152クラリッサの質問へはそう答える鎮痛剤を刺されても、全く反省の色は見えない。]
…クソッ、身体が思うように動かねえ…すぐにでもイカレ女医もっかいぶン殴りに行きたいのによ…
(155) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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『 セナカ! イタイ!イタイ! 』
[ 声を上げながら兄が羽ばたき、僕の肩に帰ってくる。
僕は口元に人差し指をあてて しぃ、と空気を吐いて 静けさを大事にする梟>>151を見てすまなそうに笑った。]
(156) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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――回想・第1棟広間――
……ああ。…先生
[ 掛けられたお礼>>136にはたと意識が動いては、触れかけた手を下ろす。普段通りのあまいにおいが排気口をすり抜けて入り込めば、目の前の相手をようやく管理者と認識した。 名前は知りえなかったが、区別をこめて敬称を呼べば、相手も自らの立場に気付くことはあったろうか。 ――また、ひとを傷つけて、秘密棟へ度々送られる“観察対称”であることも。]
――心配? 俺、
[ 頓着もなければ、素直に“おいしそうだったから”と零すものの。 ガスマスクでくぐもった声は相手に届かなかったかもしれない。……やがて溢れる「アマル先生」の名前には、面体の下顔を歪める。外聞ですらその“実験”は獣人の身には気持ちのいいものでなく。 先ほど庭園で見かけた姿がそれとも知らず、ここに来る、と予期されたなら僅かに後退りすら。]
(157) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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……プール。 おわ、
[ 行き先を尋ねられれば(個人的に心中で決めた)ホームを告げる。今あいているか、と尋ねる直前、
>>139訪れるウワサの主には情けない声を上げ、高い図体を場から離れさせる。 トリップじみた意識もマトモに――本当にマトモであるかは別として――なっていれば、腕の傷を隠されたのにも気付かないまま。柔い笑みと、>>142投げられる声に素直に従いつつ。]
ええと。…怪我、お大事に。
[ “心配”と称される言葉のまま、返事すら従い投げては、離れる並ぶ2つの背を見送るだろう。
――大理石に落ちた血を一瞥しては、硬い靴裏で匂い立つそれを隠すよう、踏みにじりながら。*]
(158) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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治療した方がいいと思うのだけれど。 ……まあ、そうよね。
[ジリヤの背中は血まみれになっている>>146。常識的に考えれば、医務室で治療すべきなのは明白で。 けれど案の定、このままにしていた方がましだとジリヤは言う>>155。 いつものことだと言うけれど……そしてそれは事実なのだろうけれど、いつものことだって、痛いものは痛いだろうに。 痛い痛いと主張するのはジリヤ本人ではなくフィリップの方の兄>>156で。 溜息を吐きそうになるけれど、フィリップが申し訳なさそうな顔をするから飲み込んだ]
でも、そのままにしておくわけにはいかないわ。 医務室に行かないなら、消毒は無理でも、水で洗って着替えるべきよ。
[放っておいて傷が化膿でもしたら、嫌でも女医の世話にならなければならなくなる。 それはジリヤとしても本意ではないはずだ]
(159) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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[ 第一棟 廊下 ]
[ 庭から廊下に上がると、全身覆われた獣人の彼を見つけた。>>132
どこかへ行く途中なのだろうか? 去って行く姿を見届けながら、彼の口元に充てがわれた吸収缶は、僕のこれと同じなのだろうか、と―――そんなくだらないことを考えて、切り捨てた。多くのことを、考えてはいけない。
…しかし>>129先程、僕から見ると苦しそうに噎せていたけど、何だったのだろう。 僕は硝子戸の隙間から手を伸ばして、紫陽花の花を手のひらに捕まえた。捕まえたら、握り締めた。 ぱらりぱらりと、こわれた花弁が床に零れる。ため息だか、諦念だかの息がこぼれる。
匂いはやっぱり、しなかった。 ]
[ そうしてのそのそと足を運ばせた先は、第一棟の廊下。第二棟とを繋ぐここの電球は、切れているのだろうか?――少しだけ薄暗いそこは、妙に居心地良かった。 ]*
(160) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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