231 獣ノ國 - under the ground -
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出来るだけ早くしてくださいね。 私も、早くお薬が完成して欲しいですから。
あ、出来るなら今でもいいんですよ?
[俯いて、ふふ、と笑いを零した私の姿は、先生にどう映っているのだろう。
でも、出来れば。覚えていてほしい、なあ]
(56) 2015/07/12(Sun) 19時半頃
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……何かの比喩なのか、もしれない。 ”ここから出られたらどうするの” って きみに聞いた”声”。 覚えている?
彼……チェビイ。僕は、彼に言われたんだ。 「自分から”鍵”を奪いたいか?」 「鳥籠の鍵が欲しいと思うか?」って。
…その後、はぐらかされてしまったけれど。
[ ほう、と瑠璃の目を彼女>>54の羽に落とす。 指の隙間でするすると遊ぶそれは いくら触れても飽きなくて。 まだ赤みを帯びた目尻が、ふわりと 緩んだ。
泣いていた理由を聞き直されなかった事に ちいさく 感謝しながら。]
(57) 2015/07/12(Sun) 20時頃
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元自室
[部屋にはもともと部屋に備え付けられているものしかなかった。まぁ、独房や廊下で寝るよりはマシだ。安物のベッドに座って、大きくため息をつく。]
…なんなんだよ…まったく…
[ぶかぶかの上着にくるまるようにして、考え込む。部屋の前を通り掛かれば、空室のはずの部屋から声が聞こえると、訝しまれるかもしれないが、そんなことは気にしない]
(58) 2015/07/12(Sun) 20時半頃
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[その声には確かに覚えがあった。 聞き慣れないな、と感じた声。 獣にしか聞こえない、秘密の会話を始めた声]
奪う、というのは、穏やかではないわね。
[だとすれば、そのチェビイというのは、獣の味方ではないのだろうか。獣なのに? 鍵を持っている? 獣なのに? わからない。一つだけわかったのは、おそらくフィリップもチェビイを警戒していて。 だからこのタイミングを選んだのだろう、ということ]
それで、フィリップは、どうしたいの。 「鍵」を奪いたいと、思った?
[翼をフィリップに触れられるのは、嫌いではなかった。蒼碧と真紅を見つめながら、戯れにぱたりと翼を動かした]
(59) 2015/07/12(Sun) 20時半頃
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あら。クラリッサはせっかちさんね。
[柔らかい微笑を浮かべて、クラリッサの頭を撫でた。 そうよね。早くしてほしいわよね。 早くこの子は“ヒト”になりたいんだ。そうに決まっている。 だって、兄さんもそう言っていたもの]
でも、出来れば次のお薬は――― [無理をするように立ち上がったクラリッサの姿を、 冷静なアマルテアは見逃さない]
その副作用が抜けきってから、ね。
[幼子に言い聞かせるように、優しい声で言葉を紡ぐ。 前の薬の副作用が抜けきってからではないと、 正確なデータが得られないだろうから]
(60) 2015/07/12(Sun) 20時半頃
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本当に。クラリッサは、強い子だわ。
[お薬を怖がる子も、中にはいるから。そう付け足して]
ヒトになったら、自由が待っているわ。 外の世界に出られるの。 これ以上に、素晴らしいことはないわ。
[それはクラリッサに言っているのだろうか。 彼女の中に兄の姿を見ているのだろうか。 あの時。バケモノとして生きるくらいなら、死んだ方がマシって。 確かにそう言ったわよね。兄さん**]
(61) 2015/07/12(Sun) 20時半頃
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――――ッ……
[ こほり 。
僕の口から、見えない気泡が溢れた気がした。
―――出せるなら。 出して良いなら。 僕は、
でも。だってきっと、ダメなんだ。 背いたことをしたら、僕はきっと
―――振り返った途端に、首を切られてしまうから。 ]
(62) 2015/07/12(Sun) 20時半頃
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……モスキート。
[ 僕は彼の名前を呼んだ。まるでごめんねと意味を含めたような、ものだった。
彼の夢。 微睡みの奥、かなたの夢。 大海原に、身を浮かばせて。 真直ぐに体躯をしならせる彼を見られたなら ――― ぶつん、 僕の記憶の映像が途切れた。
僅か僕の瞳の奥、深い、まるで年月を経て錆びたような色に――赤みが一貫差したとも知らずに。
手袋の着られる前、触れたら傷付く肌のそこには、視線を落とすだけに留める。 だって彼に触れたら、また彼が興奮する紅が落ちてしまうかも、しれないから。 僕は管理人なんだ。管理人でなければならないんだ。 鶴が滑って、僕も滑った。 後ろの正面、 ―――みてはいけない。
……されどはたして、>>24彼の言葉は冗談だったのだろうか。 僕の心が軋む。 知っているよ。冗談じゃない。 彼の声は、本心だ。切望だ 。 作られたプールではもう、満足できない。きっと、きっとそうなんだ。……少なくとも僕は、そう思う。 ]
(63) 2015/07/12(Sun) 20時半頃
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そと。 ……いきたいよ
[ 蚊の無くような声だった。 それでいて、蛙の潰されたように無様な音だった。 潰れた声が、彼に届いたかは知らない。
うみ。 ではない、みずうみ。 僕の居た、―――ふるさと。 でも、うみに近い森だった。 鬱蒼とした緑を抜けると、浜辺に出る。 うみがめがたまごを産んでいる。 うみねこが空を泳いでいる。
そんな世界はある日―――弾けて消えた。 ]*
『 ぼくも、” ” 』
[ 言葉は機械を空の筒として通った。 しゅこ、と空気の洩れ掠れた音が溶ける 。 ]
(64) 2015/07/12(Sun) 20時半頃
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[ プール → ]
[ 霧がかかって、朦朧とした思考は>>25彼の声で晴れた。 僕から離れながらくつわをはめ直す彼に、また近付くほどバカではない。僕はぼうやり先の名残が残ったまま彼の仕草を見つめた。 こん、と叩かれた吸収口。俄かに軽い音に、替え時だろうかと思いつつ。 ]
うん、君と。でも僕と居ると、…あんまり、ほら。 視線もあるから。ダメなら平気だよ。
[ 濁した言葉の奥、浮かぶのは僕自身の「立場」。 管理人の上の上、あくまでも施設を統率する側なのだ。本当だって、ここに居てはいけない。 すぐに戻らなきゃ、ならない。――けれど、 ]
僕らはきっと、「 さみしい 」んだね。…モスキート。
[ ―――まぼろしを求めて飢えた渇きが、孤独が。 僕らを長い間、襲っている。
僕はそっと彼に手を差し出した。 誰かを傷付けないように、手袋の嵌められた手を求めて、そっと伸ばした。直された足先の横に僕のそれを並べて、 着替えることも出来たら、過程を通りつつ。
「 知りたいこと、何でもいいんだよ。」 ……僕はやっぱり、中途半端な亀だなあ。 ]**
(65) 2015/07/12(Sun) 20時半頃
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………「鍵」を奪いたい、と………
[ 繰り返した言葉がすぼまる。 ……そと、は。 そとは、怖い。 また物のように扱われて、大切な人と引き離されて ヒトに捕らわれる日々。
けれど。 手の中で遊ぶ羽>>59が 夜空にひろがるさまは とてもとても、見たいんだ。]
……僕、 は…………
[ ベッドのわきに肩を預けて、床から梟の目を見上げる。 吸い込まれるように 赤い飾りのついた手を伸ばして 近くて遠い 白い頬は ]
(66) 2015/07/12(Sun) 21時頃
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………この、翼のため ……なら。
[ ”きみのためなら” と言えるほど 僕は大人ではなかったし 目を腫らして言うせりふじゃあないよね、と苦笑する。
翼のない僕が抱えるこの気持ちも 憧憬ばかりで かたちがよく見えなかった。
彼女と飛ぶ空に憧れが無いと言ったら嘘になる。 此処の鍵が開いていたのなら外へ行くだろう。 ”奪ってまで” 外へ行きたいという理由は 「僕自身」には そこまでなくて
この翼を夜空に。 その想いでだったら、出来そうな気がした。]
(67) 2015/07/12(Sun) 21時頃
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ごめんなさい。 ちょっと席を外すわね。
[クラリッサなら大丈夫だろう、と思った。 アマルテアはクラリッサを、“信用”している。 普段は“彼ら”が医療室いるときに、 貴重な研究結果を放置することに抵抗を覚えるのだが。 すっかり警戒が緩んでいた]
……また、いらっしゃい。
[そう言って、微笑んで。 医療室を後にするだろうか]
(68) 2015/07/12(Sun) 21時頃
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―→ 第三棟 監視室 ―
……やっぱり、ジリヤは戻ってないわね。
[監視カメラに映る各々の部屋の映像を見て。 アマルテアは大きくため息を吐いた。 秘密棟の映像を見るに、そこにジリヤの姿はない]
ヴェスパタインは。まったく、もう。 まあ、そんな気がしていたけれど。
[元は聖職者だったというあの同僚が、 無理強いをするような男ではないのは知っている。 さて、気になっていたことは確認できたし。 戻ろうか、と席を立ったところで]
ん。
[第二図書室の映像に目が留まった]
(69) 2015/07/12(Sun) 21時頃
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……なにやってるの、ノアは。
[イライラした様子で本とペンを薙ぎ倒す彼の姿>>44。 いつもへらりとした印象のある彼らしくもないと思った。 そして何より]
真面目に仕事しなさいよ。
[なんて本音が漏れるだろうか。 ふと、昨日彼が漏らした“ここにいる理由”が頭を掠めて]
人それぞれ。事情はあるんでしょう、けどね。
[こんな異常なところにいる者は、 きっと誰もがそれぞれ事情を抱えていて。 何かに当たりたいこともあるのだろう、と**]
(70) 2015/07/12(Sun) 21時頃
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もしも、本当に、フィリップが外の世界に行きたいのなら。 私は、その役に立つ秘密を、持っているのかもしれないわ。 チェビイの言う「鍵」と関係があるのかは、わからないけれど。
[私にはない色を持つ腕を、手を、眺めながら、私は静かに告げる。 こちらを見上げる>>66フィリップの目を、見つめ返した。 ああ、彼は、目の色もとても綺麗。 そして、フィリップの下した結論>>67に、瞬きをすることはない。もしかしたら、少し瞳が揺れてしまったかもしれないけれど]
私だけ、外に行っても。 一緒に、飛べないわ。
[ゆっくりと、噛み締めるように、私は言う]
私も、外の世界に、行ってみたいわ。 夜の空を、飛んでみたい。 ……でも、もしも失敗したら。 処分、されてしまうかもしれない。
(71) 2015/07/12(Sun) 21時頃
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[私のその予想は、決して悲観的過ぎるものではないだろう。私たちは、管理されている。尊厳ある人として、扱われているとは思っていない]
……私、は。
[息を吸って、吐いて。 私は、ジリヤほど自分の命に無頓着ではなくて。 けれど、それでも。 そのことを考えた時に、真っ先に浮かんだことは]
(72) 2015/07/12(Sun) 21時頃
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私は、あなたが処分されてしまうのは、嫌だわ。 ……だから、迷っているの。
[いつもより少し早口で、そう言い切って。 は、と息を吐くと、フィリップをじっと見つめた]
(73) 2015/07/12(Sun) 21時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/12(Sun) 21時半頃
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―第三棟/自室周辺廊下―
責任者って誰だったかな そういや、覚えてないぞ…と
[いくらのんびり屋だとしてもずっと庭園でボーッとしているのは飽きて、ふらふらと移動する 途中誰かとすれ違ったのならば、適当に会話を交わしたかもしれないし、ノアには珍しく無視を決め込んだかもしれない]
良い相談相手が居るってわけでもねぇし…
[敵対視してる女医にお化けな年上。それから何を考えているかわからない柔和な人。誰も彼もが自分にとっては相談出来るとも言えない相手で 否、一人口を滑らせたくらいの相手は居たが]
(74) 2015/07/12(Sun) 21時半頃
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八つ当たり…だよなぁ
[なんであんな事話したんだか。と思うと同時に、第二図書室の時のように苛立ちが増してきて 尤も、それが本人に見られているとも知らずに自室に入れば今度こそまともな寝床に飛び込んで、携帯端末をタカタカと打ち込む**]
(75) 2015/07/12(Sun) 21時半頃
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あ、いえ、もう副作用は....。
[言いかけて、途中で止める。気付かれているのならば、ここで私が何を言おうと先生が考えを変えることは無いだろう]
分かりました。ヒトになるのは、もう少し待ってからにします。
[その言葉に、先生は頷いて。そして、すぐに出ていってしまう]**
(76) 2015/07/12(Sun) 21時半頃
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― 第三棟 廊下 ―
[かつかつ、とヒールで靴音を立てて。 第三棟の廊下をアマルテアは歩いていく。 やがてノアの部屋>>75の前で立ち止まると、 こんこんとノックした]
……ここにいるんでしょう、ノア。 真昼間から、サボりとは良い御身分ね。
[やっぱり飛び出すのはいつもの嫌味だ]
クラリッサが、喜んで実験に協力してくれるって言うの。 あの子は良い子だわ。 もっともっと、強い薬を試そうと思っているところ。
(77) 2015/07/12(Sun) 21時半頃
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[アマルテアの手には、サンプルの入った小瓶が握られている]
あなたの意見が聞きたいわ。 研究者としての。
[冷静な声で、ノアに問いかけた。 さて、部屋の中から返事はあっただろうか**]
(78) 2015/07/12(Sun) 21時半頃
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うげっ……
[あまりの焦りに携帯端末を顔面に落とすという失態を犯す 血は出てない、鼻は付いてる。よし、おーけぃ。なんて事思いながら、呑気に扉を開けようとした時に聞こえてくる続かれた声]
クラリッサ…
[あぁ、彼女もまた無意識に怪我を負わせるタイプの獣人だったか そんな事を思いながら、扉を開ける気は一切無くなって扉に寄りかかってから会話を続ける]
…別に。ボカァ、もう研究者じゃない 研究する事をやめた、一般人だ
[一人を犠牲にしてから、もう何にも手がついていない 誰かを救おうと思う事も無くなったし、ただ批判だけするクソ評論家みたいな奴に成り下がった]
(79) 2015/07/12(Sun) 21時半頃
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キミの事だ。どうせ“ヒト”にしてあげるとか“無責任”に言ったんだろ 嘘でも真実でも無い希望は残酷だ
[その薬が果たして本当にヒトに戻れる薬なのかという確証は無い 強力な物、と言われても自分がその薬を見たわけでも無いしなんとも言う事が出来ない それでも、クソ評論家として言うならば]
(80) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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――キミは、誰かを殺しても気がすまないのか
[八つ当たりをするように言葉をぶつける それは自分の事を言うように、嫌悪の篭った声で**]
(81) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/12(Sun) 22時頃
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[ ( そうだね、いっしょに ) ( 僕が彼女の聲になって 彼女が僕の羽になって ) ( 星の中で飛べたら、どんなにいいだろう )
きみだけでもいい、そんな滲み出た僕の狡さは 彼女>>71のとてもよく利く夜目の前には 隠すなんて無理だったみたいで。
ひとつ、ひとつ ことばを区切って零される制止は 僕のちいさな心臓を締めあげてゆく。
「飛んでみたい」 きみのその言葉だけで、僕には十分なんだけれど。
いつも 感情の乗らない彼女の瞳が揺れて 僕の指先が迷う。 赤い指先は何にも触れずに僕の足元に帰ってきた ]
(82) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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[ ”処分” そうだね。 モノを棄てるみたいに僕等 獣の命は軽いのだ。 ( …明にとっては、そうではないかもしれないけれど )
もしも、と言葉を濁す彼女>>71を見上げて 目の前の翼が床に落ちるのは 見たくないと思った。 目の前の瞳が閉じてしまうのは 見たくない。
目元に触れた熱い指が 冷たくなるのは――。
自分の命にあまり頓着がないのは何故だろうか もう、兄には会えないと思っているからか 外にも此処にも あるようで無い居場所。
――――だけれど、彼女は 嫌だ。]
(83) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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[ そう、想うのと 彼女の口から 普段なら考えられないような言葉>>73が出るのとは たぶん だいたいいっしょだったように思う。
短く吐かれた息。 向けられた瞳。 僕はそれを全身で受け止めて ]
(84) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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僕も、きみが死んでしまうのは 嫌だ。
[ 僕は別にいいのに、とは 言えずに。]
ねえ、まゆみ。
……………触れていい?
[ ベッドに両手をかける。 床に膝をついて、腰を上げ 彼女の瞳を覗きこむ。 卑怯な僕は どこに、とも 言わずに
ただ 下から 彼女を見上げた。]
(85) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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