252 【飛び入り歓迎】学園の七不思議
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先輩、どこへ行きます。
オカ同ならうちの部の近くなんで…こっちですね。
[ざわついている中を有る程度脱したら、
前を歩く先輩にひそひそと行き先を聞いたり伝えたり。]
う、うん……。
遠目に見ただけだけど、間違いないと思う。
…大丈夫。
あのひとも言う程、悪いひとじゃないから。
[歩き出すガストンを見遣りながら、グロリアを宥める。
実際問題、あの熊さんの人柄なんて知らないのだけど。
でも。]
───…いいの?
[無言で差し出された懐中電灯。
瞬いて、見上げて、そして微笑んだ。]
ありがとう。
[ああ、やっぱり。
幼馴染の人を見る目に狂いはない。
後でこのお付きの人(エリアス)にも、彼のことを聞いてみよう。]
[って部室だった聞いてた。うっかり。
もちろん場所を伝えて。]
あと他に話があるならうちの部室とか使ってもいいですけど…まあ散らかってますが。
わかりました、こっちです。
[そのまま促され先頭に立つ前に、
二人を見る。
手を振られたのは自分にとっては予想外。
どもです、といった感じに小さく振り返した。]
ああ、貴方がガストン…
とすると彼はエリアス……?
[熊さんより自己紹介を受けて、お付きの人(しつこい)に視線を送る。
第三者目線、エリアスはどうしてもそのように見えるのは許して欲しい。]
私たちは貴方達の次の、おみくじで。
[懐中電灯で足元を照らしながら。
必要ならグロリアの手を繋くか腕を貸して、ガストンの後を付いていく。*]
…ああ。
[なんとなくしっかりしてそうだから、任せた。そんな心の声を届いた…気がするようなしないような。
受け取って微笑むケヴィンと一緒にいた後輩からうかがえるほど知り合ってはいない
先導してくれるエリアスにありがたや。と心の中で拝みつつ、部室については少し考える。
この二人のようにすぐに戻ってきたらいいが、事件性が露呈するような時間に戻ってもらうのはよくない。最悪一緒にいた。といえるアリバイ作りの場所に使わせてもらうのはアリかもしれない]
必要な時は借りる
[何かあったときは、申し訳ないが巻き込ませてもらおうかな。と苦笑した。何か悪だくみをしてるようにしか見えない顔であった]
[言う程、悪い人じゃない()。
パエリヤの仲のヨーランダがそう言うのだから、一緒に行ってあげるけど。あの熊が怖いでしょうから腕も絡めてあげるけど。]
わたしはグロリア。
[ガストンとエリアスへの説明諸々はヨーランダに任せて()、自分は簡単に名前だけを伝えておく。
それにしても、どこへ向かっているのだろう。
手をふりかえしてくれたエリアス()が道案内をしているらしいあたり、目的地ははっきりしているのだろうけれど。
本当に着いていっていいのかしらと、暫し逡巡。
熊さん御一行は妙な緊張感に包まれている。少なくともグロリアはそう感じている。*]
サイモン先輩、いてほしいですね。
[などと口を開きながら進む。
先導中、やけに道が開いていくように思えた。]
あっはい、エリアスです。
それではくじで二つ大当たりでしたか…。
[はて、七不思議でくじ引きとは如何に?
なんて考えているが、その前がPKだったしのとも。]
…そうか
[こちらの紹介について頷いて返し、帰還の二組目であるなどをを知る。
自分たちが戻ってからどれぐらいだったかとおもうが、そう長くたってないように思えるが次がいつかはわからない。
当たり前に思える反応をしてくれる、グロリアという女生徒]
七不思議の件は他人に話さないでほしい。
…今、残ってるやつらは、現実的に見て、行方不明だ。…帰ってきた時、何を言われるかわからん。
[必要だとおもうから気合をいれて長文をしゃべって、二人に軽く頭を下げた]
今は、サイモン・バチューを探している。休みたかったら休め。教師にいえば、いろいろもらえる。
[目的もいっておく。こちらからは黙っててくれれば無理についてこなくてもいい。というのもある。
サイモンにも口止めを。とあるが、七不思議に詳しいのはあいつだ。順当に戻ってくればいいが、もし戻ってこれないなどということがあれば…情報をもってるやつに会うのは先決でもあった]
[そうこうしているうちにオカ同の部屋が見えてくるか。]
寝るときはダンボール敷くか…
床よりはね。
[途中自分とこの部室を横切る際にそう思う。
床が柔らかく、かつ保温され、明るくても暗闇が確保できる!デスマーチのお供に!
なんて社会人のいとこに言われたことがあるが、そうはなりたくないな…ってひとり苦笑した。]**
[はたして向かった先にはサイモンはいるだろうか?**]
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― 調理室 ―
[2人指定に沿えない時、どうなるかわからないなら、直に屋上に行くべきだった――後悔先に立たずとはいうものの、後悔しきりの中、英物教師にはおっとりと聞こえた声(>>101)と、プリンの甘い香りにどっと脱力をした]
……カトリーナセンセ。 なんでこんな時にプリン作ってるんですか……。
[いや、それが彼女なりの配慮なんだろうとは分かっている。 実際、プリンを喜ぶ奴もいるだろう――みたところ、居ると確信していた園芸部の彼の姿が見えないことに不思議は覚えるけれど。 思わず零れる恨み節の後、更に脱力したのは、頭に響くのは最後になるだろうケヴィンの報告に安心したから]
(117) 2016/08/25(Thu) 08時半頃
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あ〜……1人でも受けてくれたか。 ケヴィンが説得してくれたんかな。助かった。
[調理室の壁に背を預けながら紡ぐ言葉は、家庭科教師に向けたものではなくただの独り言。けれど、彼女がそれを拾っていたなら、なんとなく状況は察せられるものだったかもしれない]
……悪いんだけど、水、もらえます?
[次の言葉は、ちゃんと家庭科教師に向けたもの。 ケヴィンがダイブして(彼がダイブできないということは疑ってなかったが)、その後、ちゃんと戻れるのか?という心配はないわけではないけれど、ひとまず自分の状況を整えることにした。 流石に全力疾走の後にプリンは無理なお年頃なのです**]
(118) 2016/08/25(Thu) 08時半頃
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