227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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[そうしてまた、舞台を見つめ。
始まろうとしている戦いの予兆を眺めていれば、ふと返された声に視線をそちらへと向ける。]
……"知っていた"、か。
それは私としては不満なんだがね…、死に際は、誰にも見られたくはなかった。
[こんな席があると言う事は、少なくともあの"観客の役"には全てを観られていたのだろう。
嗚呼、嗚呼。何と口惜しい。
死に際の無様で惨めなその姿を、"お前"以外の誰かに見られる事があってたまるかと。
その思いだけで、壊れかけた身体をひきずり息絶えてやったというのに――それも全て、無駄だったのかと。
その事に奥歯を噛みつつも、表情には出さず。
彼が自分への招待状の話をしたのなら、"それじゃあ書かれた会場の名も読めそうにないな"、と軽口を返したりなんかして。
しかし、彼の死に際の話をされたのなら。流石にその眉をほんの少しだけ顰めてみせた。]
……、へぇ。あの時計ウサギが?
それは意外だな、あれは誰も殺せないと思っていたよ。
[自分はあの時計ウサギの事をそう知っている訳じゃあない。
この夢で出会い、そして少し言葉を交わした程度。名も知らなければら語れるだけの情報なんて持ってはいない。
しかしそれでも、その時に話した雰囲気から。あまりそういった事とは縁のない者だという印象を受けていたものだから。
だから小さな驚きに目を見張りつつ、肩を竦めて。そして差し出されたポップコーンには、ほんの少しだけ笑って見せた。]
あぁ、頂こう。塩かキャラメルかどっちかな。
ついでに飲み物も貰いたいが……ポップコーンと言えば、コーラは無いのか。
[そうして冗談のように言葉を紡ぎ。差し出されたポップコーンを一つ摘めば、口の中へと放り込む。
嗚呼、そう言えば。"お前"と映画に行った時にも、確かポップコーンを食べたんだったかな、なんて。
先程から胸にのし掛かる、沈んだ気持ちを拭いされる事は無く。
それからはそのまま、舞台の上をぼんやりと眺めるばかり。]*
[舞台の上では、二つの戦いが繰り広げられる。
その両方を、さもつまらなさそうに見つめながら、指は自然と手にした時計の文字盤へと。
この時計は、自分の一番のお気に入りの時計。集めるのが趣味だった時計も、嗚呼今はこの一つだけあれば良いとすら思う程に。
舞台の上では、物語は既に終焉に近付いており。
時計ウサギの喉が掻き切られる様を――その時に紡がれた言葉を。
それを聞いたのなら、男は観客席の端っこで、自嘲気味に低く、低く嗤った。]*
……あっそ。
[まだ叶ってない、といわれて小さく相槌をうつ。
視線はどこか遠くを見ている。
只今上演中の悪夢では、焔を纏った双剣が、
遠く見える女王の体を貫いたところ。
ラルフはそっちに駆け出しそうになって
――目の前で横たわる白兎と、
未だに生きているアルヤスの姿に釘付けになって
動けず]
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