人狼議事


226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】

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【人】 トレーサー キルロイ

[ケイトリンの残された時間は貴重だろう。
その姿を絵に留めたいというのは、自分の我儘だ。
だからせめて、自由に過ごして欲しいと伝えたのだが]


 ――――……ええ!?


[自分を見つめているという答え>>249は予想外だった。
スケッチブックの裏側で、慌てふためく声を上げる。
ちらりと黒の瞳を覗かせれば、
薄紫は此方を向いていただろうか。

絵を描くという意味では、大変助かるのだが、それは。
…それは、ちょっと。
恥ずかしくて、気が気ではない]

(257) 2015/06/10(Wed) 23時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[しかし彼女が望むならば、
頑張るのが男の意地という奴だ。

何度か深呼吸して気を落ち着かせ、改めて彼女を見つめ]


 分かった。俺が知っている、君の全てを。
 君の存在している今を、閉じ込めるよ。

 ……ずっと、一緒に、いられるように。 


[離れてしまう前に、時を止めるように。
スケッチブックと心に刻み込む、美しい彼女の姿。

男の手が、もう筆を握ることは無い。
震える指先に色を乗せて、不格好に描き出していく。
それでも画用紙を見つめる眼差しは、
きっとあの頃と何も違わない]

(258) 2015/06/10(Wed) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[――――…君が、喜んでくれるなら]

[其れが何よりの俺の幸せなんだ]

[昔から、ずっとずっと]

[何も、違わない]

(259) 2015/06/10(Wed) 23時半頃

食堂のおっちゃんや、せんせー。
ナースのみんなや、今までいなくなってきた患者のみんな。
憶えているよ。
――辛かっただけじゃ、なかったよね。
沢山、笑ってたよ。
この病院はさ。患者のみんなを閉じ込めいて、治療する気がなくて――。
嘘ばっかりで――なんていう冷たい感じの一面もあるかもしれないけれど。
あたしは、ここは暖かい所もあると思う。
その想いも、ここに歌ってみようか――。
ありがとう。って、想っているからね。

もしかすると、必死に助けようとしてくれた結果が――。
この、黒い小手とか・・・なのかなぁ、って。
良く分からないけれど。]


【人】 トレーサー キルロイ

[ケイトリンの瞳。
その、優しい温もりを宿した朗らかな瞳。
想いを表現するには、どんな色を使っても足りないけれど。

それでも指先で塗り重ねる、愛しい東雲色*]

(260) 2015/06/10(Wed) 23時半頃

[すらすらと、ペンは進んだ。
本当は、ヒナちゃんともう少し話したいけれど――。
ここにヒナちゃんを呼ぶわけにも、いかないだろう。]

・・・あ。・・・。

[ぱたん。とペンが転がる。
そして、急速に眠くなってきた。

――ああ。
柔らかな光が視える。

ナナオは、穏やかな微笑みを浮かべて――。
また、意識を失った。]


【人】 トレーサー キルロイ

[穏やかな、けれど何処か悪戯っぽい彼女の言葉>>274に、
少したじろいでしまうけれど]


 ……………駄目、じゃない。


[けれど、本当は駄目などころか嬉しかった。
その瞳が自分を見つめてくれていることが。

緩やかに細まる菫色に、どきりとする。
惹かれているのだと自覚して、頬は僅か熱を帯びる]

(294) 2015/06/11(Thu) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[太陽は次第に真上から緩やかに傾いていく。
どんなに祈りを重ねても、時は決して止まってはくれない。

彼女に完成した絵を見て貰いたい。
想いばかりが募れども、この指先は滑らかに動かない。

それでも描くことに集中する。
自己満足かもしれないが。
こうしていると、何より彼女の傍に居られる気がした。

少し肌寒い位の風も、鳥の囀りも、和やかな談笑も、
全て意識の遠くへ沈んで行って。
優しい君の眼差しだけを、間近に感じている。

―――とてもとても、幸せで。
息が詰まりそうな程の胸の痛みに、気づかない振りをする]

(295) 2015/06/11(Thu) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[絵画の中の君は、
幸せそうに柔らかな微笑みを浮かべている。

此処ではない、何処か遠く。
可憐に花が咲き誇る、広い広い草原で。
月と太陽が入れ替わる、東雲色の空を背景にして。
まだ空には点々と、白けた星々が小さく灯り。

君の笑顔はいつだって、瞼の裏に思い出せる。
君の心が笑ってくれるなら、其れが何よりの宝物。

―――…我儘が許されるのならば。

何より綺麗に笑う貴女の瞳に映るのは、
自分であって欲しいと願う。

君の瞳に花咲く日。
どうか、君が幸せでありますように*]

(296) 2015/06/11(Thu) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[絵を描いている間は、殆ど周りが見えない様子で。

ふと顔を上げたのは、どのタイミングだったか。
ひょっとするとヒナコとシーシャが中庭を訪れて、
随分経ってからかも知れない]

 …おー、来たのか。良かった。

 惜しかったなぁ。
 もう少し早ければ、メルヤの手品が見れたのに。

[いつも通りのように、
笑みを浮かべながら二人に声を掛ける。
それはたとえ刹那的なものだとしても、
この平穏な時間を大切にしたいという思いの表れで]

(318) 2015/06/11(Thu) 01時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[―――そして当然のように、
>>307その平穏は終わりを告げた]


 ………そっか。もう、そんな時間か。


[別に彼女と別れることが決まっている訳でもない。
ただ健診を受けるというだけ、それだけだ。
…そんな風に自分に言い聞かせてみても、
最早確信めいた悪い予感はどうすることもできなくて]

 ごめんな、少しだけとか言いながら。
 結局ずっと、絵を描くのに付き合わせてしまった。 

[まだ完成していない絵を見つめて、困ったように笑う。
絵を見せてと請われて―――…。
けれど、此れを見せれば、
本当に"さようなら"になる気がして]

(319) 2015/06/11(Thu) 01時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[躊躇、葛藤は一瞬だった。
男はスケッチブックを裏返し、
彼女に自分の描いた絵>>296を見せる]


 はい。まだ完成度は、七割くらいかな。

 ――――――…特別だよ?

 
[背景はまだ薄くしか色づけされておらず。
けれど絵画の中の彼女の姿だけは、鮮明に彩られている]

(320) 2015/06/11(Thu) 01時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[やがて、ゆっくりと伸ばされるケイトの白い腕>>308
スケッチブックを置き、確りとその手を取った]

 …勿論。
 傍に居るから、一緒に行こう。

[上手く笑えているだろうか。声は震えるけれど。

出来るだけ、穏やかに、優しく。
君が今まで与えてくれた微笑みを思い出して。
君が少しでも怖くないように、笑った*]

(321) 2015/06/11(Thu) 01時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ゆっくりと離れていく指先。
少し背伸びした姿に瞬いた刹那、頬に落とされる口付け]


 俺も大好きだよ、ケイトリン。

 ………ずっと、ずっと、 愛してる 。


[男も笑う。精一杯の笑みを浮かべる。
重い扉が閉ざされる。
君の姿が、見えなくなる*]

(337) 2015/06/11(Thu) 02時頃

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