283 突然キャラソンを歌い出す村2
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おもんは、シンイチの願いに気付いたが、抜け殻はルーズソックスになっていた。
2018/09/09(Sun) 23時半頃
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― 夕方:河川敷 ―
はぁっ……はぁ……
[両者は真っ赤な夕日の河川敷で力尽きていた。 両者肩で息をしている。
そもそも、なんで追いかけられているんだっけ…。]
(838) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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― 放課後/1年廊下 ―
……、……えへへ。
[心がつけてくれた風紀委員のワッペン――>>816 心とお揃いのそれを見て、笑みが零れる。 まだ、自分などには不釣り合いだと思ってしまう 気持ちはあるけれど。]
……ずっとこれでも…これの方が、良いくらい、です。
[憧れの先輩が最初に付けてくれたものだから。]
[心と横並びで初仕事。 道中、説明を受けたり質問したり。 心の言う事には素直に従うのだった。]
(839) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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シンイチは、ツッコミどころに第六感が反応しかけたが、所詮普通の人間だった。
2018/09/09(Sun) 23時半頃
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[誘われて、シークタイムゼロで引き受けた風紀委員。 考える間も無かったけれど、後付けながらも考えが 全く無いという訳ではない。]
[どうやら今は、風紀委員が忙しくなる程度には 物騒な噂とやらが立っているらしい。 そして、先程も言ったように>>756、こころの事 だって心配だ。 同じ委員で活動していれば心と一緒にいられる時間が 増えるし、噂に疎い自分にも情報が入ってくる。]
(840) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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[自分の拳は、自分を救ってくれた先輩の拳と違って 誰かを助ける事なんてできない。 だからもう決して振るわないつもりだけれど……]
[あの日、ナツミが真一と心を庇ったように、 自分だって大切な先輩たちに何か有ったときに、 守る事くらいはできるかもしれない。 盾となって。身代わりとなって。 体力には……耐久力には自信があるから。]
[まあ、勿論、そんな事にならないのが一番だけど。]
(841) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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― 巡回中/渡り廊下 ―
[心と校内を巡回している最中。 校舎と体育館を繋ぐ渡り廊下―― 室内と室外の中間のような場所……つまりは 外の空気を感じられる場所に来たときに、ふと 遠くの、けれど強い風の気配を感じた。]
[昼休みに、屋上から落ちた時に感じたような……]
――…??
[そんな気配に振り向いた先には何も無く。 ただ、遠くに裏山があるだけだった。**]
(842) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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おもんは、シンイチさえゆるせば、くさいくさいルーズソックスを渡してやることもできるが……
2018/09/09(Sun) 23時半頃
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ー 夕方・河川敷 ー
ぜ、…は…、あな、…ゼェ…たは、…ケホッ ケホッ、ケホッ…!
[呼吸を整えながら質問を投げかけるつもりが、咳き込んで言葉にならなかった。 久々に走ったせいなのか、それとも体調が良くないせいなのかはわからないが。 大きく深呼吸をして、ちゃんと息を整えてもう一度。]
あの、あなた…先程、屋根の上に居ましたわね? 悲鳴が聞こえましたけど、一体何がありましたの…?
[漸く本題を尋ねた。]
(843) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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─ 裏山 ─
[舌打ちされても気にはならない。雷の勘は間違ってはいない。少なくとも──これは普通の人間の態度ではない。]
あっははは! ……うん。 間違ってはないね [>>822 面の皮が厚い。と、その評価を肯定する。 ざあっと強く吹く風に目を眇める。]
(844) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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[風の中で目が細められる。 髪が巻き上げられて目にかかった。]
つまりは、…… ただの通りがかりってことかな。
[それなら──いいか。と生徒会長は、 あっさりと引く構えを見せる。]
まあ確かに、ここは九尾の封印地だから…
…特に。
どうも、自然と集まってきちゃうんだよね。 あやかしが。
[>>823 雷が言うとおりに、怪異は怪異を呼ぶ。力が強ければ強いほどそうだ。力場のようなものがあるのかもしれないとも感じるものの、正確な理論なんかはわかりやしない。が、]
(845) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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シンイチは、女装男の元身体の一部で靴下になっている色も謎で原型も留めてなさそうな物は既に蛇の脱け殻ではないと思うがまだ何も知らない…
2018/09/09(Sun) 23時半頃
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[怪異は怪異を呼ぶ。そして、ここは九尾の封印地だ。 どうしても呼び寄せてしまう。それも、賢く力の弱いものや臆病なものより無謀だったり──力の強いものをだ。]
まあ、それだと。 ……少し困るんだよね。今は。
だから───
原因の
・・・・・・・・・・・・・・・ 首の位置を移しちゃったんだけど。
[さらっと言って、生徒会長は、ふむ。と考える風を見せた。 流石の生徒会長でも千里眼というわけではない。誰が誰とどんな約束をしているのかまでは、わからない。]
(846) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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― 夕方:河川敷>>843 ―
ぜーっ……ぜーっ………
おいおぃ…… な、なのるときは
てめぇからと。
そうばが、ぜーっ……きまってるンだぜ?
[なんだか相手がめちゃめちゃ呼吸が苦しそうな上、いま相手の正体を確かめてみれば、なんとあの金髪野郎ではないのである。 だから多少は慮って、大丈夫かぇ、なんて訊いた。]
(847) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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悲鳴……? なんもねぇよ(※どうだろうか) アタシが不細工で叫んだみたい(※どうだろうか)
ショックで屋根から飛び降りて…(※あってる) それで驚かせたかもしれないけれど……(※うーん)
[おもんはどうにか息を整えようとしながらそのように、部分的にはあっている説明をしてから]
あんた……… 足、はやいねえ……
[と、夕日の河川敷に突っ伏した。]
(848) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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―放課後:教室― [ヨスガと雷君が出て行ってしまうのを見送る。 ここで一緒に行こう、って謂えればまた違うんだろうか。何となく気になって窓から彼らの行く先を見てみたのだけれど────]
……裏山…?
[鞄を抱えて、首を傾げる。 おかしな風が吹いた。]
(849) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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― 放課後・校舎裏の水場 ―
[口元を抑えたままよろよろと歩き始める。 ひどいものを見せられた。ひどいものを見せられた。 (大事なことなので以下略) 正直なところグロッキーな自分も美しい、と大げさに弱ったふりをしているところもある。 校外へ駆け出していったおもん>>815と、もうひとりは前生徒会長の…真堂だったか。二人を視界の端で見送った。彼女は陸上のIH出場選手でもある。>>830彼女に任せておけばそのうちあの男も音を上げるだろう。せいぜい追いかけ回されるがいい。]
(850) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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ふふ、ははははははは…!!! ざまあみろというやつですね…!!!!
[と、悪役さながらに高笑いをして。 出来ることならご遠慮願いたいが、あの変質者に再び見えることがあれば聞いておきたいことがある。自分で追いかけるなどとおぞましいことは思いつきもしなかったので、麗亜にはぜひ頑張っていただきたいところであった。]
(851) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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……。
[はた、と何かに気づき ぎょるん、と音をたてるような動作で物陰を振り返る。 知っている気配がそこにはあった。>>834 まだ新しい記憶だ。気のせい、ということはないだろう。 音もなく一歩、また一歩とアーサーの背後に影が近づく…。**]
(852) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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セイルズは、シンイチにグランドピアノを贈呈したい。
2018/09/10(Mon) 00時頃
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――補講部屋――
[別に聞いても良かったのだけど、案外精神力が強かった。 受け取られる寸前で止まった手はふたたび課題に戻る。 じゃあがんばれ、と再び自分の耳へ。これが最後であれと思ったが、案の定あと3回外すタイミングがあった。
そして>>836。]
いや知らないし。 埋まってるなら、終わったんじゃない。
早く提出しにいったら――
[聞かせてあげる、と続けようとしたところで、外からなにか悲鳴じみたものが聞こえた>>793。 今度こそ屋上から生徒が落ちたりしたろうか、と窓の方を振り返る。]
(853) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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― 裏山 ― >>844>>845
どうにも俺は…てめぇのその 笑い顔と声が気に食わねぇみてぇだ
[クラスメイトであり生徒会長であるその顔から発せられる笑い声にガンを飛ばす。]
そういうこった
俺はただの嵐 嵐は長居できねぇ性質(たち)だ
[毎度毎度そうだ。今回はむしろ長い方に分類される。 九尾の、という言葉に顔色は変えないが、同居人の顔が浮かぶのは仕方ない事だろう。
風太の周囲に纏う風が風力を上げると、ピューピュウと口笛のように音を鳴らし始めた。]
(854) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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>>846
俺は他の奴らは他で 好きにやりゃぁいいだろ
[そういう雰囲気ではなさそうな口ぶりと、首の位置を移した、という言葉に、ぴく、と眉を動かす。
どこに。
と問いかけた口は噤む。 好きにすればいいといった矢先だ。]
だから、 俺は てめぇの邪魔をする気はねぇっつーの
それでいいだろ
[やれやれと肩を落としてヨスガを見た。]*
(855) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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─ 放課後(ちょっと前):補講部屋 ─
[課題真っ最中の話。締め切られた教室の中にいたから、 その風を感じることはできなかった。
第六感もない、正真正銘、いわゆる普通の人間だ。 怪異を見る目もない、感じることもできない。
向こう側からの譲歩がなければ、 きっと側にいても気付く事すらできないだろう。
今までの人生、だからこそ無縁だった。 信じてなかった。
だけど。今日。屋上で。 目に見えるものとして、出会ってしまった。
だからか何となく、ふと窓に目がいってしまう。 何かを感じたわけじゃないけど……少しだけ、窓を開けてみた。風が入り込むとプリントが宙に舞って、落ちて、上がって、まるで昼休みの二人だ。 少し笑って、それを拾った。*]
(856) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2018/09/10(Mon) 00時頃
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─ 放課後:補講部屋 ─ [ごほうびはとっておくものだから! いや事前にもらっても嬉しいものだけど。
知らないと返ってくる言葉は尤もだ。>>853 うまったうまった、と頷いている。
相手が続けようとした言葉、 こちらが返そうとした言葉、 すべてをぶったぎって、悲鳴が聞こえた。]
は!?
[先程窓を開けたので悲鳴はよく通る。 バッ、と窓へ向かうと顔を出し辺りを見回した。 遠く見えるのは部室棟の屋根の上…]
あそこ、誰かいる
[一人きりの姿しか見えないが、確かに居た。ケンマに振り返る。]
(857) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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[開いた窓>>85は声をよく届ける。 数歩近寄って、外を見下ろした。]
クラウザー先生だ。……と、真堂先輩?
[悲鳴。絶叫。事件の香りだ。 だが、二人の走っていく方は真逆で、外と中。 先輩は具合悪そうだったけど、走ったりして平気なんだろうか。
何にせよ、また何かあったのかと思いつつ、あの悲鳴はただ事じゃなさそうだった。 対して変わらない表情に、それでもどこか喜色のにじませて、補講部屋を出ようとする。 シンイチの提出に付き合う半分、こっちに来たらしいクラウザー先生を探すつもりだ。 中の方を選んだ理由は単純。外に行かれると探しようもないし、中なら近いからだ。]
(858) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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シンイチは、非常に悲しいが誰かの思惑など解らない……
2018/09/10(Mon) 00時頃
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― 放課後・校舎裏―
[ふと、自分に降りる物影が伸びた気がした。 夕刻か、そろそろ生徒達も帰るだろう…。 さあ、どう説教をくれてやろうか。
…猫は気付いていない。 伸びる影の原因が、時間ではなく 人影だと言う事に。>>852]
[どこかから、音楽がかかる。 コントラバスが奏でる怖ろし気なメロディが じわじわと大きくなっていく……]
(859) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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[名乗る時は自分から、と言われて麗亜は瞬いた。 夏休み前までは生徒会長として全校生徒の前に立つことがあった。 だから、1年生だとしても麗亜の顔と名を知らない者は殆ど居ない。 もし、知らない者がいるとしたらそれは、転校生か、よっぽどの不良だろうか。]
失礼しました、私は真堂麗亜と申しますの。 あなたは、お名前はなんと…?
[名前を控えておけば、後で調べればきっとわかるだろうと、女生徒が何者であるかはさておき。]
(860) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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[言ってる間に新堂先輩の姿が増えた。>>858 うんうんと頷く。]
たぶんそうだと思う。 先輩どこにむかってんだ…?
[悲鳴を思い出すとゾッとする。 口許を引き締めた。ケンマの表情とは逆だ。]
あ、俺も!
[思惑までは解らないが、とりあえずばばっと荷物を纏めた。 課題がぐしゃっとなった気もするが気のせいだ。
ケンマに少し遅れて補講部屋を出た。 どうせ目的地は部室棟付近だと思うから、 別に見失っても構わない。]
(861) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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[屋根での出来事を聞かせてもらうと、麗亜は口元に手をあてた。 不細工?まさか、そんな風には見えないし、先生がそんな事で叫ぶだろうか。 でも飛び降りてしまう程ショックを受けたならば、それは真実かもしれず。]
まあ、そんな事が…。 でもあなたが不細工だとは思えないし、 きっと何かの間違いじゃないかしら…。
[うーん?と考え込んでしまいそうになるが、相手が河川敷に突っ伏すと少し慌てて側に寄る。]
だ、大丈夫ですの…?
[覗き込むと、さらりと髪が揺れる。 麗亜は気づいていないようだが、その髪は夕陽を浴びて煌めくと共に、微かな冷気を帯びていた。**]
(862) 2018/09/10(Mon) 00時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/10(Mon) 00時半頃
旅籠 おもんは、メモを貼った。
2018/09/10(Mon) 00時半頃
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―放課後:下駄箱― [今日はひき肉を買って帰らなくちゃな、って思いながらの夕暮れ時。遅くなる用事、っていうのは雷君との話なんだろうか。裏山で何を話すのか気になるし、変に胸騒ぎみたいなものを感じるのだけれど。]
……気のせい……
[と、言い聞かす。スマホにメモした買い物リストを見ていた時、急に悲鳴が聞こえ──>>833]
ひっ……!?
[びっくう、と肩が震え、 冷や汗がたらり、と落ちた。 孔の空いたような目を見た所為だろうか、嫌な、怪異だとか妖怪だとか、事件だとか、そういう方に思考が傾く。]
(863) 2018/09/10(Mon) 00時半頃
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― 放課後・校舎裏 ―
やあ、猫くん。
[そう呼びかければ油断まみれの猫も身構えただろうか。>>859しかし身構える前の隙を突き、再び猫の首根っこをつかみ、持ち上げた。 ただし今度はとおっても優しい手付きで猫の脇とお尻を支え、ゆっくりと顎の下を撫でてやった。赤ん坊を抱くように、少し体を揺らしながら猫に話しかける。そのさまはまるで聖母マリアのようではないかとクラウザーは思った。]
猫くん。 聞いてくれますか? 私は今とてもむしゃくしゃしています。
[お尻にやった手でぴこぴことしっぽを揺らすクラウザーの表情はにっこりと微笑んでいるが、声色が完全にむしゃくしゃしている感じである。**]
(864) 2018/09/10(Mon) 00時半頃
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[>>861そもそもシンイチの提出に付き合うのが先だと思ってるから、追い越したまま先に行きはしない。 ただ、先に足が向いたのが部室棟方面じゃないのは疑問に思われたかもしれない。]
提出が先でしょ。 こっち戻ってきてるんだから、部室棟行くより職員室とかのほうが会える可能性高いよ、きっと。
[クラウザー先生が校舎内に入らないで水場にいるままとは知らずに、そう諭した。]
(865) 2018/09/10(Mon) 00時半頃
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─ 裏山 ─
[睨まれても、態度は変わらない>>854 むしろおかしそうに笑う。]
君のことは嫌いじゃないんだけどなあ
[嫌われていることは気にならないようで、 飛ばされるガンつけには笑みが返る。]
そっか。 少し寂しいね。
[ピュウピュウと口笛のような音が鳴っている。 手を前に出すと、風を少し強く感じられた。]
(866) 2018/09/10(Mon) 00時半頃
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[他は他で。と雷が言う。飲みこまれた言葉は聞こえないから、伝わらないまま、生徒会長は不可侵協定に納得したようだった。]
……此処はうちの領域だから、 好きにされると困ることもあるけど……
あまり派手に学校の一般生徒の前で 力を見せないでくれるなら こっちも雷君の邪魔はしないよ。
約束する。
[そうはっきりと言葉を口に出して、いちど話を切り、]
(867) 2018/09/10(Mon) 00時半頃
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