56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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[音のした場所へ辿り着けば、 何となく窓から外を覗いてみたり。
…ビンゴとでも言うべきか、 そこには、地面とべったり仲良ししている女の子が。]
…おーい? 何やってんの。新しい遊び?
[彼女が王女であると知ってか知らずか、 無礼の極みの軽い口調で、皮肉交じりに話しかけた。]
(26) よつば 2011/07/05(Tue) 19時頃
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[フィリスの事やメディにセディーの事。 特にムパムピスには行き成りな形で託して、僕はララントを後にした。
ローゼスベルグまで。 王宮までアチャポを走らせる。
もう可能性は薄いけど、それでも回線を避ける術が無いか。 僕一人の力じゃ無理だけど。 それでも、ギリギリまで頑張ってみたい――]
(27) 十六夜 2011/07/05(Tue) 19時頃
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― ローゼスベルグ・赤国王宮 ―
[二、三日は城を空けた。 長年仕えてる従者は慌てふためいてすっ飛んできた]
弁明なら後でする。 そんな事よりも、本日の父上と姉さまの御予定を。
姉さまは、今すぐ会える?
[昔から左手を不自由にしている、公女オスカレティア姉さま。 今は特別な予定も無いらしく、突き進む様に僕は廊下を歩む。 片手には、開戦の火種を持って]
(28) 十六夜 2011/07/05(Tue) 19時頃
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痛いですわ•••
[肩から地面に激突して。 それが右肩だったから右腕も痛みで動かせずにうまく立ちあがることができない。 途方に暮れていると頭上から声がかかって]
何をぼやっと見ているのです! 早く助け起こしなさ...
[そこまで口にしておきながら思い出す脱走中の身。]
助けていただけません...かしら。
[ばつが悪そうに。]
(29) みう 2011/07/05(Tue) 19時半頃
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あー… 何だ王女サマか。
[どこか見覚えのある顔と、 気の強い態度にポン、と手を叩いて。]
ちと待ってて下さいな、っと。
[窓から器用にその身を滑らせ、 ひょいと地面へと着地する。 そして数々の無礼な態度とは裏腹に、 彼女を優しく抱き起こして、声をかけた。]
…で、何でこんなとこに居るんすか。
(30) よつば 2011/07/05(Tue) 19時半頃
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な、何を仰っていっしゃるのか私には...私はただの侍女ですから。
[ここで捕まって部屋に連れ戻されたくはなくて。 無意識に視線はそらされてしまうのだけれど。 それでも優しく助け起こしてもらうと、素直に御礼を。 男性に触れられることは父親と弟以外には殆どなかったから、何だか顔が熱くなってしまって。 腕が動かせなかったから扇ぐ事もかなわずに。]
人を探しに行こうかと...
(31) みう 2011/07/05(Tue) 20時頃
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実はこの村未参加だったパルック神です、こんばんは
ほとんど読めてない状態ですが、エピローグ延長希望の声は把握しました。
現状、鯖に余裕があるとみて、延長いたしました。
では、引き続きお楽しみください(´ ▽`)**
(#1) 2011/07/05(Tue) 20時頃
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[廊下の曲がった時、窓から何かが抜け出した影]
……?
[王宮でそんな粗相が出来る人間は限られている。 諸侯の関係者でもそんな事をする真似と言えば……
…恥ずかしながら僕以外見たことない]
(32) 十六夜 2011/07/05(Tue) 20時半頃
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まさか姉さま、窓から……? 怪我とか、してないかな。
[気になって、窓から下を覗き込んでみると。 兵士の誰かと、今丁度探していた姉さまの姿。 ―― 一体何をしたんだ? 姉さまがこんな所で]
(33) 十六夜 2011/07/05(Tue) 20時半頃
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[兎も角"降りよう"、と僕も窓に手を掛け、身体を滑らせるが…… ビリ、と衣服が破れる音]
――――うわっ…!?
[普段足から真下へと感じる浮遊感が、可笑しくなってる。 服を引っ張られた反動で、足を前に突き出す形で窓から落下する。 ――何とか体勢を整えて……間に合う…? 地面に思い切り打ちつけられるのを覚悟する]
(34) 十六夜 2011/07/05(Tue) 20時半頃
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― 草原 ― [中立地帯にある馬車道傍。 木陰には気持ちの良い風が吹いている。 遠くに見えるのは、朽ち果てた砦。
そこで昼寝から目を覚まし、伸びをしたのは。]
にゃぁ。
[アイボリーの毛並みを持った、一匹の猫。]
(35) okomekome 2011/07/05(Tue) 20時半頃
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― 戦場にて ―
…――――
[オスカーの事をよく知る人物であれば、彼のその表情が何時もと何処か違うものである事を悟られたかも知れない。 けれども、それを悟る事が出来る人物…、ファーレンハイト親子は既にこの世には、いない。]
やるしか、ないか。
[左手は、完全に握力を失っているどころか、指を曲げる動作ですら、激痛を伴う。 この状態で戦場に出向くなど、死にに行くようなものであったが…。]
……。
[オスカーは、無言で漆黒の馬を、赤い狼の隣につけた。 黒い馬に黒い戦闘服。 赤狼の中においてオスカーは唯一黒一点、黒の狼だった。]
(36) みう 2011/07/05(Tue) 21時半頃
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あれ、侍女? へー…じゃあ敬語はいらねーな。
[逸らされた視線を追って、顔を覗き込みながら。 すると顔が赤に染まっているものだから>>31 おや、と不思議がりながら、その頬へと手を伸ばして]
…熱、か? そんなんで人なんか探せんのかよ。
[手の甲で、彼女の頬の熱を感じつつ聞く。]
(37) よつば 2011/07/05(Tue) 21時半頃
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[刹那。
上の方からビリ、と得体の知れない音が響き、 人の声がしたと思えば影が出来て。>>34 咄嗟に、王女を庇うように背を向け、 落ちてくる影に向けて手を広げた。]
――――… ッ!!!
[衝動をなるべく和らげるために、膝を柔軟に使う。 しっかりと受け止められれば、その顔を見て]
…ったく、何なんだ。 此処では窓から飛び降りんのが流行ってんのか?
[大きく息を吐き出し、肩を落とす。]
(38) よつば 2011/07/05(Tue) 21時半頃
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[主の言葉 >>5:32 には、騎士団長らしくはないが彼らしい言葉だと小さく笑って。 続く言葉には、彼には聞こえない程の、小さな鳴き声を洩らした。]
(39) みう 2011/07/05(Tue) 21時半頃
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[其の為に、これまでの自分はあったのだから。]
(40) みう 2011/07/05(Tue) 21時半頃
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[敵軍との衝突に向けて馬を走らせれば、手首に手綱を巻きつける様に。 これで、咄嗟に馬から降りる事は出来なくなったけれど、イアンを敵将の喉元まで届ける為には、そんな事は言っていられなかった。 体重も軽く、足の筋力もそんなにあるわけではないから馬上での闘いは苦手だったけれども。
散っていった者達を想い、勝利の為に。]
…――――っ!
[緋色の眼が、燃えるように赤さを増した。 片手に剣を抜き放ち、敵軍との衝突に、備えた。]
(41) みう 2011/07/05(Tue) 22時頃
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ベネットは、ミッシェル>>-268 直観で だ !
十六夜 2011/07/05(Tue) 22時頃
ベネットは、波状攻撃間に合わなかった(´・ω・`)
十六夜 2011/07/05(Tue) 22時頃
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[衝突の後、自分の道を切り開くイアンに邪魔が入らぬ様、彼の後ろについて寄ってくる敵をひたすらに薙ぎ払った。 それでも、馬の手綱を取る感覚が何時もと全く違えば疲労のたまり具合はまるで違っていて。]
…っち。
[段々と鈍くなる剣筋に苛立ちを覚えながらも、馬を走らせる。 目の前に、ぽかりと開いた空間が見えようかという矢先、物凄い勢いで彼に突進しようとしている騎兵が目に入り、その行く手を阻むようにして馬を走らせた。]
(42) みう 2011/07/05(Tue) 22時頃
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[鈍い音をたてて剣を合わせる。 相手は強かった。 自分が騎兵では無いことを、これ程までに歯がゆく感じたのは初めてだった。
剣が流される、弾かれる。 このままでは、殺られる、と思い馬から降りようと。 けれど――― ]
……!
[手首に巻き付けた手綱が、それを邪魔して。 イアンは行っただろうか。 少しでも、時間が稼げれば良い。]
(43) みう 2011/07/05(Tue) 22時頃
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ムパムピスは、ヤニクをトンデモ理論で弁護した。
snow03 2011/07/05(Tue) 22時頃
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[剣が降りあげられた。 咄嗟に、左手を引いて、身体を守る様に。 次の瞬間、半身がふ、と軽くなった。]
(44) みう 2011/07/05(Tue) 22時頃
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[左腕に加わった衝撃の次に全身を襲う衝撃。 ごろごろと血にまみれた大地を転がりながら、絶叫をあげた。]
う、あ、あああああああっ…!
[愛馬の手綱がぶら下がり、その先端に自分の左腕がぶらぶらとぶら下がっているのが見えた。 霞む視界、けれど、血の噴き出す左腕をかばうもせず、ふらり立ち上がると、主の後ろ姿を追おうと踵を返す騎兵に向けて、右手の剣を投げ付けた。
剣はあの騎兵にあたっただろうか。 薄れゆく意識の中で、主の背中を追う様にその緋の視線をそちらに向けた。]
どうか、勝利を―――…
[掠れた声で祈りを呟いて後、オスカーは地面に崩れた。**]
(45) みう 2011/07/05(Tue) 22時半頃
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[>>12>>13 ムパムピスを伴って向けた背に聞こえるメディの声。 降りむいて、眉を寄せて笑う]
僕は自軍の諜報部が国境地帯のこの地での出来事を見逃してくれているとは到底思えないんだ。 黙っていてもいずれ露見するさ。
そう、先輩は僕を勝手に助けにきたんだ。隊長の判断に逆らってさ。 だから、僕も僕の勝手にするだけ。 もしも少しは早く牢から出られても僕のお陰なんかじゃないんだから、勘違いしたりしないでね。
[小さく舌を出す様子は、普段自軍の駐屯地で過ごす時のよう。 再び前を向き、足を進める]
解ってる…それでも、上層部の方針は多少なりとも抑止力にはなるはずだから。 ……僕が守りたいのは国境なんかじゃない、人なんだ。
[独白のような言葉は、ムパムピスには聞こえただろうが、メディまでは届いたかどうか。 そのまま、牢を後にして外へとでは。]
(46) hinaki 2011/07/05(Tue) 22時半頃
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[覚悟した衝撃は無かった。とさ、と抱き留められる感触>>38 代わりに空を向く視線に、僕を視るその人の顔が飛び込む]
っ……!
[顔に熱が走った。姉弟揃ってとは知らなかったけど。 僕のは、きっと服を破いて降り損ねた失態を視られたからなんだと、おもう。たぶん。 大きく息を吐き出す、彼の顔を思わずまじまじと見る]
(47) 十六夜 2011/07/05(Tue) 22時半頃
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[ムパムピスに頼んでベネットを訪ねるが、あいにくとベネットはローゼンブルグに戻った処でいつ帰るかわからないという。 帰った理由も勿論教えては貰えない。恐らくその兵も知らないのだろうが]
……じゃあセディーは?
[ベネットと一緒だと言っていなかったか。 しかし、駐屯所にはいない様子に、心配げに首を傾げて]
ムパ、セディーを探さないと
[結局ベネットに司法取引を持ちかけることができぬまま。 セドリックなら何か知っているかと思い、再び街へと出るのだった。]
(48) hinaki 2011/07/05(Tue) 22時半頃
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……あ、ありがとう。
[妙な既視感に、心で…?が飛び交うけど、慌てて降ろして貰う。 一応、僕男なんだから。これは結構恥ずかしい……]
君は…父上の近衛…? 名前とここに居る理由は…。
――――あっ…姉さまっ、御無事ですか!? 怪我はしてない!?
[少しの間彼が気になって名前なんかを聞こうとして。 時間を置いてから、傍らの姉さまの存在を思い出す。 そうだ、元々僕は姉さまが居たから降りてきたのに……]
(49) 十六夜 2011/07/05(Tue) 22時半頃
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― 草原 ―
[小鳥がさえずる広い草原に一つの音楽が奏でられる。即興なのだろうか…その音楽には楽譜がない。] やっぱ音楽って良いよなぁ〜。
[そこに一人で奏でるのは、金色の短髪に翡翠色の瞳を持つ男の姿。手には小さな横笛を持っていた。]
俺はさぼっちまうのはしょうがねぇよなぁ〜訓練とかまじ嫌い。めんどくせぇもんなぁ。
じゃあなんで俺は軍にいるの? さぁ…なんでだろうなぁ。それは神のみぞ知るってか?
[何が楽しいのか顔で手を押さえながらけらけらと自問自答を繰り返し、空を見つめた。]
でもなぁ〜…そろそろ帰らないとメディに怒られそうだもんなぁ。 あいつ、口うるせぇんだよ。俺のなんなんだっつーの。
[「よっこらせ」とめんどくさそうに躯を起こし、ぽりぽりと頭を掻いてその場を立った。]
(50) BAlliance 2011/07/05(Tue) 22時半頃
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えーっと…砦はあっちだっけ? 帰りたくねぇなぁ。怒られるのかなぁ。
めんどくせぇのは嫌いなんだよ。
[自分が来たであろう方向を見つめ、ぶつぶつと独り言。 男はポケットに手を突っ込み、がに股気味で歩き出す。 さぼっていた間に国が…友人が…大変なことになっていることを男は知らない。]
(51) BAlliance 2011/07/05(Tue) 22時半頃
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ベネットは、ソフィアから逃げ出した!しかし、回り込まれてしまった!
十六夜 2011/07/05(Tue) 22時半頃
ソフィアは、ベネットにロケットシューズを差し出した。10、9、8、……
marimo 2011/07/05(Tue) 22時半頃
ベネットは、ソフィアに月まで吹き飛ばされた。 夜空にダイイングメッセージ ま り も
十六夜 2011/07/05(Tue) 22時半頃
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[赤い布を首に巻きいたその猫の鳴き声につられ、目を覚ます。]
ん?アルクか。 なんか変な夢見た。
[擦り寄る猫の頭を撫でながら、大きく欠伸をして砦の方を見る。 こんなところで寝ていたから、あんな夢を見たのだろうか。 知らない昔の、戦場の夢。]
妙にリアルだったような。 もう覚えてないけど。
(52) okomekome 2011/07/05(Tue) 23時頃
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