156 カイレミネ島の雪
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
そう。 …相変わらずみたいね。
[予想通りのお騒がせぶりに、頭が痛くなる。 馬鹿馬鹿しすぎて、聞くんじゃなかったとすら思う。 それでも、明るく馬鹿をやっているのならいい。
数年前、彼の両親が亡くなった時みたいに。 一人で膝を抱えられるよりは、ずっといい。
そう思って許容してきたせいで、彼に対しての文句は、日々増加するばかりなのだが。 この雪の中半袖でウロウロするという奇行にかつての彼を思いだし少し心配したが、どうやら杞憂だったらしい。]
…ちゃんと元気でご飯を食べているのなら、いいわ。
[自分の耳にだけ届くよう、囁く。]
それじゃあ。ジリヤのこと、お願いするわね。
[そう言って立ち上がると、マドカが何もないようなら、彼女の家に行こうとする。**]
(28) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
|
|
お買い上げ、ありがとう。 ……モニカ、急ぐのはわかるけど、 転ばないように気をつけるんだよ。
[飛んで行く姿に目を丸くしつつ、見送る]
ふふ。こうしていると、まるでいつも通り見たいだ。
[少し疲れたように椅子へかけると、窓を見上げた。 広がるのは銀色の世界]
冬将軍は、酷い寂しがり屋だね。 だからこの島にきたのだろうか。
[独り言のようにつぶやく言葉は、静かな店内にすとんと落ちる**]
(29) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 01時半頃
|
ジリヤ、太っ腹だね。 こりゃ風邪引けねぇや。 なぁ、シー?
[楽しそうに肩を揺らして笑いながら、小さなマフラーを大事そうに抱えるシーの頭を撫でる。]
ああ、これだけ大きければ俺でも着られるだろう。 ありがとうな。
[ジリヤが大きめのセーターとマフラーを取り出したのをみて、自分の分も買うつもりだったことを思い出した。 すっかり忘れていたのは、暖かい部屋の中で寒さを感じなかったせいだろう。]
(30) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
|
|
それじゃ、また。 シーのセーター楽しみにしてるよ。
[会計を済ませて店を出ようとしたところで、入り口に見覚えのある木箱が置かれているのに気がついた。
海から拾ってきた流木を加工して作った物で、花柄の細工も自分で彫ったのだ。 たまたまアトリエに訪れたジリヤが気に入ってくれたのだが、売り物のつもりで作ったわけではなかったので最初は渋ったが、ジリヤにどうしてもと言われて譲ったのだった。 思えば彼女とも付き合いも長い。]
使ってくれていたのか。
[自分の子どもを愛でるように木箱を撫でる。**]
(31) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
|
|
はは。相変わらずと言や、その通りだなぁ。 マユミもそうカッカすんなよ。 口開きゃ、小憎らしいことしか言わねぇけどな。
[>>28マユミの杞憂など知らず。一瞬トレイルの危うげな表情が脳裏を過ぎったが、告げないまま。 からりと笑って、答えた後。マドカと共に出ていくようなら、玄関まで送って行くだろう。]**
(32) 2013/12/16(Mon) 02時頃
|
|
−回想−
そらをまう きらきらひかるかがやきを おとこのこ と おんなのこは いつまでもみあげていました。
『ねえねえ、これは何?』 『ゆき?雪っていうの?とってもきれいね。みてみたいわ!』
[図書館で借りてきた本に胸をときめかせるのは常だったが、その日は少しだけ勝手が違った。 蒼天に煌めく光の欠片。その輝きにたちまち心を奪われたのだ。 どうにかして見る方法は無いだろうかと、本を抱えて島中を走り回ったが、大人たちの答えは決まっていた。]
『この島では見ることはできないんだよ』
[年配のものの中には、「見られないほうがいい」と言うものすらいた。
それでも諦められなかった。 その光景がとても美しかったのと。
―――手を繋いで寄り添う少年と少女が、とても幸せそうだったから。]
(33) 2013/12/16(Mon) 12時半頃
|
|
当然じゃないか。 うちの大事な、看板娘だ。 ……あの時は、我儘言って悪かったね。
[少しだけ申し訳なさそうに言うも、それを補えるだけこの木箱を大切に使おうと思う。 やがて、ブローリンも帰路に着いただろうか。ジリヤは編み物を再開する。小さなセーターに、木箱と同じ花柄を、編み込んで。 ……もう少しで完成だというのに、うとうととまた、睡魔に襲われる]
(34) 2013/12/16(Mon) 15時頃
|
|
[最近、眠る時間が増えている気がする。 病気と長く付き合ってきた結果、自分の状態も、何となく分かるようになってしまった。
−−ミナカタ先生。私は、あとどれくらい生きられるでしょうか。 昔、そう聞いて、酷く困らせてしまったから。もう、聞くことはできない。 …ただ、大人の振りをしただけの、私**]
(35) 2013/12/16(Mon) 15時頃
|
|
ブローリンさんに助けてもらって良かったね、シー君。 ジリヤもありがとう、またねー。
[行儀悪く足で扉を開閉して、ジリヤの店を後にした]
明日は図書館に行って、スキーについて調べなきゃね。 楽しみだなあ。
[外を歩きながら予定立てる。 外を知らないモニカには、スキーは板でスケートは靴ぐらいの知識しかなかった。
帰りは近道するために墓地を通る。 降り積もる雪が、その地をより深い静寂に包んでいるようだ]
遠くで一緒に暮らすってロマンチック。 早く、騒動がおさまるといいね。
[墓守のヨーランダに応え、 内心ではわたしがスキーを楽しんでからね! と付け加える。 工房にたどり着いた時には日はとっぷりと暮れていた**]
(36) 2013/12/16(Mon) 15時頃
|
|
[投げられたセーター>>3を受け取り、ありがとーと笑ってお礼を言った。]
えー? じゃあ善処しとくよ、ミナカタさ……じゃなくて、センセー。
[早くも普段通りに呼びそうになった。 痛いのだろう、唸り声を出すマユミ>>21に心配そうな目を向けるが治療の痛みだ。どうしようもなかった]
…終わったー?
[そこからの話は静かにしながら聞き、やがて終わったならマユミの後ろをついていくようにするだろう。 勿論借りたセーターはしっかり着用して。]
じゃ、せんせーバイバイ! 新しいの買ったら洗って返しに来るよー。
[ぶんぶか手を振り、そのままマユミと帰路をともにした*]
(37) 2013/12/16(Mon) 19時半頃
|
|
(……冬将軍、ね)
[ふと、聞いた話を思い出す。 人間の体に入り込み、周囲一体に冬を呼ぶというまるで童話のような。 薬を飲めば、人間ごと眠りにつく――。
もしも。もしも、自分が眠ったとしたら。 あの仕事以外まるで無関心な両親は、心配してくれるのだろうか。突然の冬でさえ、気にかけるような言葉一つくれないあの人たちは。
『ねぇ、明日は早く帰る? 明日はアタシの……』
誕生日なの。 そう無駄な問いかけをした苦い過去は、もし自分が眠ったなら、眠りが埋めてはくれないだろうか]
(でも薬を飲ませるって、飲ませる人間はどう選ぶんだろ? 無差別に……って、んな訳ないかなぁ)
[浮かんだ疑問は納得のいく答えなど自分で導き出せず、結局頭の中から放り出された。]
(38) 2013/12/16(Mon) 20時頃
|
|
─少し海辺の方にある、実家─
たーだいまー、なーうちって冬服ある? さすがに俺持ってなくてー、何か70年くらい前にも、 こんな風に雪が降ったりしたことあるって聞いたからさー
[包帯姿で帰ったら、両親には心配されるより前に笑われた。大工なんて職業をしていれば怪我のひとつやふたつ珍しくもないし、基本的に丈夫なことを理解されているのだ。 風邪なんて引いても寝れば治ってしまうから、引いたことさえ気付かない。ただ右腕が使えないのは生活上不便なので、当分は実家に厄介になることにした。 この腕じゃ仕事も出来ないことだし、と押入れや物置から数十年振りに引っ張り出されたのであろう冬に必要そうなものを眺めながら]
あ、なにこれ、便利そう、スパイク? これいいね、雪の上を滑らないで歩けそう 俺、貰ってていい?
[祖父母の使っていたものだろう、男物と女物スノーシューズが一揃えずつ。診療所でのマユミを思い出し、サイズが合えば女物の方を渡そうかな、と考え付く。 >>36外を見れば日が暮れる頃で、どの道明日だな、と息を吐いた**]
(39) 2013/12/16(Mon) 20時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 20時頃
|
−帰り道−
どうしたの?そんなに難しい顔して。
[何やら考え込んでいるマドカに問いかける。 先ほどのヒューのことだろうか。それとも冬将軍の話? なんにせよ、この子は笑顔が一番似合うのだ。 憂い顔を見せるこの現状を見過ごすわけにはいかなかった。
墓地を通り過ぎると、ヨーランダが佇んでいた。>>0 あなたもこんな薄着で、と呆れかけたが、彼女はそれどころではないようだ。]
『大切な人に会いに、島を出る。』
[その言葉を聞いて祝福するのと同時に、つい隣のマドカの様子をうかがう。 この子の恋はどうなるのかしら?ヒューの思い人の存在を知らないからこそ、そんな残酷なことを思い。]
(島を出る、か。)
[そして自分の未来のことを思った。]
(40) 2013/12/16(Mon) 20時頃
|
|
-帰り道-
んー、ちょっとね。 冬将軍ってどんなだろうって思って。
[まだ、マユミにはフられたことを言っていない。 隠すのは苦手だけど、失恋の傷を自ら抉るのは遠慮したかった。 それに、言ってどうにかなるものでもない。]
……ヨーランダ、島を出るんだ?
大切な人………そ、っか。 おめでとうって言うのがピッタリなのかな?
[>>0ヨーランダの言葉は、今の自分にはぐさりとくるものだった。 幸せそうでいいなーと茶化しつつも、出来るだけ目線を合わせないように。]
アタシも島、出たいな。
[小さな声での呟きは、マユミには聞こえただろうか。]
(41) 2013/12/16(Mon) 20時頃
|
|
[冬将軍の名前がでれば、買ったばかりの水着を無駄にされたことを思いだし、怒りが蘇る。]
『冬将軍に魅入られた大地は。 一人、また一人と静かに眠りに落ち、やがて最後は雪で埋まる。
それを防ぐには、雪雫草による眠りだけ。』
[幼い頃。祖母が存命だった時に、聞いたことがある。 当時はおとぎ話の類だと思ったし、実際雪が島を包み始めた今も、完全に信じていると言えば嘘だった。 それでも、もしかしてという思いはある。]
大丈夫よ。何があっても、あなたのことは私が守るわ。
[安心させるように、ほほ笑えんだ。]
『島を出たい』
[そんな言葉を聞きとめれば、彼女の身になにがあったのか不安は増した。]
(42) 2013/12/16(Mon) 20時半頃
|
|
−墓地− [マドカの両親は子煩悩であるとは言えなかった。 そう思えるのは自分が幼いからであり、実際のところは違うのかもしれないが、小さいころからマドカはいつも愛情に飢えているように見えた。 幼い頃は、留守がちの彼女の両親に代わり、マユミのうちで面倒を見たことも少なくは無い。]
(あなたの願いはなんでも叶えてあげたいけれど)
[自分一人なら、島を出る見通しは何とか立ちつつあった。 もちろん何があるかはわからないが、それは自己責任だ。 だがマドカを連れて行く余裕は、とてもなかった。]
(ごめんね、マドカ)
[言葉に出す代わりに、ヨーランダに対してどこか切なそうに微笑む彼女を、後ろからぎゅっと抱きしめた。]
(43) 2013/12/16(Mon) 20時半頃
|
|
― 診療所 ―
おう、煙草臭いとか文句は言うなよ。 返す時は手土産よろしくなー。
[>>37手を振るマドカに、こちらも手を上げて応える。 少女二人の見送りを終えてふぅ、と息をつき。さて出掛けようとした時、島民の一人が雪まみれになって駆け込んできた。]
あ? 今から休診……。 はァ? 雪かきしようとしてぎっくり腰!? ったく、あのばーさんはー……わかった。 行くから家で大人しくしてろっつっとけ。 ついでに道滑るから、お前もあんま走んなよ。
[手早く指示をして、ひとまず用意していた冬服を着込むと診療鞄を持ち上げた。]
……こりゃ、今日は買い出しは無理そうだなぁ。
[空を仰ぎ、白い息を吐き出すと歩き出した。]*
(44) 2013/12/16(Mon) 21時頃
|
|
……うん、ありがとうマユちゃん。 アタシも頑張って、マユちゃんのこと守るからね。
[えへへ、と笑って見せる。 後ろから抱きしめられて>>43、どうしたのかと首を傾げた。 勿論、島から出たいというのが現実的でないというのは分かっていた。 何せ両親に話をすることさえ難しいのだ。]
ねぇ、マユちゃん。
マユちゃんは、眠らないでね。
[そしたらアタシ、寂しくて死んじゃいそう。 そう付け足して笑うと、後ろに手を伸ばしてマユミの頭をぽふぽふ撫でた。 普段は彼女がお姉さんのような立場だから、ちょっとだけ姉になった気分を味わいたかったのだ]
よーし、行こっか! アタシお腹すいちゃった。 またね、ヨーランダ。
[そういって問題が無ければそのまま家に向かおうとするだろう]
(45) 2013/12/16(Mon) 21時頃
|
|
― 自宅 ―
[ぎっくり腰の診療ついでに、夕飯をご馳走になり。ほくほくと診療所横の自宅に帰る頃にはとっぷり日が暮れていた。]
たーだいまー…。 って誰もいねぇよなぁ。
[雪で濡れた革靴を脱ぎ、居間に向かいながら胸ポケットから出した煙草を咥えて火をつける。 仕事場では控えている為、休憩中か家でたまに一服する程度だ。]
冬将軍、ねぇ。 じーさんばーさんは、昔のことほど覚えてるっつーが。
[この島にしては異常な寒さは、冬将軍のせいだという。 診療中ずっとその話を聞かされ、はいはい、と生返事をしていたが。]
(46) 2013/12/16(Mon) 21時頃
|
|
70年前っつーと、先代のじーさんも居たってことか。 ……取り込まれて眠るってなると、単なる病気じゃねぇよな。 んー。冬将軍を眠らせる薬っつーのも医者としちゃ興味はあるが……なんか残ってねぇかな。
[一本目の煙草を灰皿に押し付け。 よいしょ、と立ち上がると、久しく入っていなかった先代の部屋に入る。少し埃が舞ったが、寒いので窓は開けずに押し入れを漁り出した。]
(47) 2013/12/16(Mon) 21時頃
|
|
お。あった。よくつけてたなぁ、日記とか。
[押入れの中。段ボールに詰められた黄ばんだ何十冊と言う日記帳を見つけ、胡坐をかいてぺらぺらと捲り出す。探すのは勿論、70年前の日付。前回の冬将軍の到来。]
これじゃねぇ。これでもねぇし……ん?
[ぺらり、と日記を捲る手を止める。 ゆっくりとそこに並んだ文字を追いかけ。知らず唇を引き結び。僅かに眉根を寄せると、ぱたん、と日記帳を閉じた。]
今日は疲れたし、やーめた。 また明日にすっかなぁ。
[日記帳を、段ボールの一番上にぞんざいに投げる。 投げた拍子に、先ほどまで読んでいたページがバサリと開いたのをそのままに。先代の部屋を後にした。
暗闇に開かれたままの日付は、三十年ちょっと前のもの。
――そこには、先代の医者だったロミオの。 一人娘とその婿が亡くなった日のことが綴られていた。]*
(48) 2013/12/16(Mon) 21時頃
|
|
[どうしたのかと尋ねられれば。>>45]
寒いのよ。今日のマドカは私の湯たんぽね?
[そんなことを言って誤魔化す。]
ありがとう。マドカ。 大丈夫よ。私は眠ったりなんかしないわ。冬将軍なんてものがきても、返り討ちにしてあげるもの。
[自分を守ると言ってくれる彼女に、成長を喜ぶ気持ちと、雛鳥の巣立ちの時ような、少しさびしい気持ちが混同する。 本当に伝説の通り冬将軍が来たら、とても太刀打ちできないだろう。だが、それをそのまま言うほど愚かではない。
いつものお返しとばかりに頭を撫でられれば、この子ったら、と苦笑する。]
そうね。寒いし、今日はシチューでも作りましょうか。
[そう言って手袋に包まれた自分の手で、彼女の片手を握りしめた。]
(49) 2013/12/16(Mon) 21時半頃
|
|
[工房に戻れば、師(妙齢の女性)に腹巻を手渡して。 色気がない、だとかなんだとかぶつぶつ言っていたが、 寒さには勝てないようで、いそいそ着てくれたようだ。
それから遅くなったことでがみがみと怒られる]
『 まあでもこの気候だし、 しばらくここに来るのは控えた方がいいね 』 『 なんでもケガ人が出たらしい。 あんたに何かあったら、ご両親に顔向け出来ないしね 』
[夕飯の席。師のひとことに目を瞬かせる]
やったあ、スキー! あ、ううん、なんでもない。 お師匠ひとりで大変だったら言ってね。 いつでもお手伝いするから。
[そうは言ってもうきうきとした足取りで、食器を片付け、 寝床にしている小部屋にぱたん*]
(50) 2013/12/16(Mon) 21時半頃
|
|
はっは、看板娘ね。 そう言ってもらえると、作った甲斐がある。 ああ、あの時のことなら気にしなくていい。
体調がよくなったら、また遊びに来てくれ。 歓迎するから。
[最後に看板娘の木箱をひと撫でしてからジリヤの店を出ると、途端に身体が冷えていく。 地面の雪は、店に来た時よりも厚くなっているようだ。枯れ木の枝にもこんもり雪が積もっている。 早速、買ったばかりのマフラーを紙袋から取り出して広げてみる。かなり厚手に作られているようだ。首に巻くとそれだけで寒さが緩和された。]
ジリヤに感謝しなくちゃな。
[吹き抜ける突風に、帽子を手で押さえながら帰路につく。**]
(51) 2013/12/16(Mon) 21時半頃
|
|
湯たんぽかー、なんか新鮮な響き!
[勿論そんなもの家にはない。 北国では必要らしいが、この島で使う機会などそうそうないのだ。]
返り討ちって……マユちゃん強いなあ。 アタシなら吃驚して腰抜かしちゃいそうだよー。 ……そもそも見えるのかな?
[他愛ない話をしながら歩みを進める。 冬将軍。やはり勇ましい姿なのだろうか、それとも可愛い女の子だろうか。]
わーい、シチュー! ニンジンは星形ねっ!
[片手を握りしめられると、くすぐったそうに笑って握り返した。 頭の中は久しぶりのシチューへの思いでいっぱいだ。 何とも単純である。]
(52) 2013/12/16(Mon) 21時半頃
|
|
―ジリヤのお店(日暮れ時)―
……ん。
[どさり、と屋根に積もった雪が落ち、その音で目を覚ます。 辺りはすっかり薄暗い。 ゆらりと立ち上がると、木箱の横に置いてあるランプに火を灯した。儚げに揺れる明かりは、ふんわりと店内を照らす。
所狭しと、並べられた商品の数々。その殆どが、ジリヤの手作りだった。誰かに喜んでもらいたくて、誰かの記憶に残りたくて、大切に大切に作り上げた作品たち。 元々は、裁縫は少し好きな程度だった。床に臥せていることが多い自分は外で遊ぶことも碌にできなくて、暇に任せてせっせと何かを作っていた。 ある日、ふと気が向いて、その一つを幼馴染の少年にプレゼントしてみた。きっとあまり出来が良くなかったであろうそれを、彼は存外に喜んでくれたのだ。 …嬉しかった。はじめて、誰かの役に立てた気がした。
そうして、時は流れて]
(53) 2013/12/16(Mon) 21時半頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 22時頃
|
[ランプを手に取って、窓に翳してみる。 銀世界に反射した橙の柔らかな光は、幻想的な彩りを見せる]
――――…ふふ、懐かしい、な。
[故郷の雪国の景色は、微かな記憶しか残っていないけれど。
ああ。外にはどんな世界が広がっているんだろう。 誘い出されるように、足はゆっくりと扉の方へ。緋色のブランケットを頭巾にして、しんしんと雪が舞う白い大地へ足を踏み出した]
(54) 2013/12/16(Mon) 22時頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 22時頃
|
[マドカと冬将軍についての話で盛り上がる。 勇ましい姿…だったら、ちょっと勝てそうにない。 可愛い女の子だったら。]
………。
(勝てそうな相手が、いないわ。)
[先日島の5つも年下の女の子と腕相撲をして、負けたことを思いだす。]
そうね。普段の気温だと、なかなかシチューは食べる気にならないものね。 はいはい、星形ね。そのかわりマドカもちゃんと手伝ってよ?
[出かける時はあんなに寒かったのに、今は繋いだ手からほんのり暖かさが伝わってくる。 冬将軍が本当にいるとしても、このぬくもりだけは消させない。
そんな決意を抱きながら、雪の夜道をさくさく、踏みしめながら歩いた。]
(55) 2013/12/16(Mon) 22時頃
|
|
『 モニカは大きくなったら何になりたいの? 』
うーん、叔父さんみたいに世界中冒険してみたいな。
『 ……あまりあちこちフラフラしてほしくないわ。心配だもの 』
じゃあ、勇者もダメ? 魔王退治とかしたいなー。
『 あなた、ケンカなんてできないでしょう。痛いのよ 』
痛いのはイヤかも。ようし、一国一城の主!
『 あなた適当に言ってるでしょう、もういいわ 』
…………。 (適当ってわけじゃなかったんだけどな) (難しいよ、仕事はね、何でもってわけじゃないけど、) (何でもいいんだ。割とね)
(56) 2013/12/16(Mon) 22時頃
|
|
(楽器作るの、少しずつ形になっていくの、楽しいし) (そうじゃなくて、なんていうんだろう) (もっと別のこと)
(大工さんでも、お医者さんでも、職人さんでもいいの) (ただ)(そう)(ただ)
誰かの。
(そうだ、それ) (誰かの)
王様? みたいな。 ちょっと待って。王様はお髭があるから。
うんそうだ。王子様みたいになりたいな。*
(57) 2013/12/16(Mon) 22時頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る