166 あざとい村
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[なにしろ、あたりまえみたいに、ずっと傍にいたんだ。 背中をおいかけるようにして、ここまできた。
──セシルが危ないところにいこうとしているのも、わかっている気でいたから、頑張ってしまうのも知っている気でいたから、少しは支えられるようにと思ってきた。
心配なわけではないけれど、幸せでいてほしいヒトだ。 セシルが辛いんじゃあないかって思うと、胸が痛い。 カイルに責められてるのが、耐えられなかったみたいに。]
(86) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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… …
[痛いと思わないだなんてことは、できない。 ──できなかった。]
(87) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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……。
[小さな拳を、ゆっくりと開く。 当然、そこにはなんにも掴めていなくて。 肩をゆっくり、息を吐きながら落とした。]
あー… うー……
[呻いて、ぱたっと後ろに倒れこむ。 考えすぎで、なんだか、頭から湯気がでそうだった。]
(88) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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[ぺた。と両手の平を瞼の上につける。]
… 強くなるって、なんだろう…
[真っ暗にちかちかひかる、ちいさな光を見上げて、 アオイは、ぶらつかせていた片足を空に向けて、*けりあげた*。]
(89) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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[頭を悩ませていても答えは出なくて、寝そべった姿勢のまま、うーん…と唸って、こめかみのあたりを手首でぐりぐりとしていたが、かかる声にに、首だけを動かした。]
……セシル。
[地面を蹴る音がして、軽やかな身のこなしで、 朝礼台にすらりとした足が飛び乗った。
月が、視界に入る。見上げた先の幼馴染は、 密やかに、月影をを背負っていた。]
(92) miseki 2014/03/11(Tue) 19時頃
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…うーん。 ダン先生に言われたこととか。考え事してて、
ちょっと、知恵熱?
[なーんて。と、笑ってみる。 すぐに身体を起こさず、腕を上にあげて寝転んだままの姿勢から、腕だけを伸ばして、一本だけ差し出された花火を受け取る。
真顔になって、星空に花火をかざしてから、 影になった表情に下から見上げる目線だけを送った。]
(93) miseki 2014/03/11(Tue) 19時頃
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[す、と長身が屈み、衣擦れの音がした。 寝そべったままでいるアオイの隣にセシルが座る。]
……
[見上げた先のセシルの表情は、長い睫毛が 静かな影を落としていて、どことなく、 憂いの色を帯びているように見えた。
何をしているのか、の答えに続く言葉はなくて、 しんとした沈黙が続く。]
(102) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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…
[セシルの横顔を見上げたまま、足を大きくぶん。と振った ふりこの反動で寝ていた上半身を起こす。 ぎっ、と朝礼台の木がきしんだ。]
…
[沈黙がつづくようなことは、少し珍しくて、 なんとなく、落ち着かない気がする。 セシルの横顔から目線を外さないまま、 スカートの下で、膝小僧同士をすり合わせた。]
(103) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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[ぽう。とライターの小さい朱色が二人の顔を照らし、それはすぐに花火の先端から噴き出す白い光と煙にとって変わられた。]
───…
[薄らとした煙が、セシルの表情にかかり、 それは月にかかった叢雲のようだった。]
(104) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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[ぱちぱちとかすかな音を立てて、一本が終わる。 自分の持つ花火に火をつけるタイミングは逃してしまっていて、最初の花火の命が終わるまでを、ただ見ていた。
セシルの静かな声の促しに、少し、持っていた花火を、わたわたと持ち直した。]
え、あ。
…う、うん…
[細い持ち手を握って、手にしている花火の先を、 セシルの花火の先へと重ねた。とん。と腕が軽く触れる。]
(105) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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[明るい白の火は、すぐにさっと移ってセシルとアオイの表情を下から照らす。重なって、弾ける花火の先を見やってから、ちら、と下からセシルの顔を窺った。]
…、何か、あった?
[最初に、表情をみたときに、のみこんだ問いを、 小さな声で、セシルに向けた。]
(106) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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[小さい問いかけ、のち、また自分から黙って、 白い花火に、視線を投げた。移って、燃えて、 あっというまに終わってしまう火。]
… うん。
[隣をみると、今度は、視線があっただろうか。 小さく首を傾げると、頬に横髪がかかる。 問いかけに、先を促す調子で頷いた>>99。]
(107) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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[促しに喉に掠る頷きが返された。 続く言葉を、黙ったままの瞳で待ち、]
… そ、…っか 。 ……
[音楽室であったこと、見ていた。とそう言われて、よっつ揃えた指先が、ちょっとだけ目の端に添えられた。]
(126) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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[淀みのない言葉を、黙ったままで聞く。]
……
[普通科に。と、そう言われて、 向き会ったアオイの眉が自然下がった。]
(127) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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[セシルが言う通りに、今回のことで 知識と実際がどれだけ違うのかは、よくわかった。 大事なヒトがいなくなることがどれだけ怖くて、
──守れなかった悔いが、どれだけ痛いことかってこと]
(128) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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[途中、言葉が途切れて、その間も、 黙っておしまいまでを待った。
月が──セシルのブルーグレーにうつり、 その瞳を飾る宝石のように、光る。]
…… むずかしいなあ。
[黙って、聞いていた少女は、 いつかと同じように、 困り笑って、眉を下げた。]
(129) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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ん……
[悩むように、一度引きとって、言葉を整理する。 手の中には、燃えつきてしまった花火の柄だけが残る。]
あのね。セシル。
ボクは、…… どうしたって、弱いから。
…… みんなが──…セシルが、傷ついたりしたら、 やっぱり、泣いちゃうんじゃないか、って思う。
[へろりと笑って、さっき出した結論を、 そっと年上の幼馴染に伝える。]
(130) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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…でもね。
それは、その痛いのは、 …泣いちゃうのは、きっとね、
……目の前でなくたって、おんなじなんだ。
[下がり眉のまま、両端の口端を微かに上げた。 視線は、セシルの月に彩られた双眸に向けたまま]
(131) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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…セシル。ボク、ボクね。
… たぶん、どっか安全なところにいて、 後で…… 聞く方が、もっと、ずっと
……くるしいんだ。
[困って、笑う。]
(133) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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[安心できない。守られていてほしい。と言ったセシルの言葉を反芻する。ロビンに咎められた行動も、少し頭を過ぎって、下がり眉がさらに下がった。
ただ、でも。]
……どうしても、だめ?
傍で、守りたいって、助けになりたい。って、 … できることをしたい、って
そういう気持ち、ボク、 …すぐに、手放せないよ、セシル……
[譲れない希望は、どうしたってあって。 それで、セシルをみたまま、 ぐっと奥歯を噛んで、食い下がった。]
(135) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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─── セシルが、狩人になる、ってこと、 絶対だって決めてるのは、知ってるよ。
[それは、アオイにすれば──だからこそ、余計にだ。 元々の夢ではあれど、セシルが狩人になると決めたからこそ、父親の反対も押し切って狩人コースを目指してきたのだから。]
……うん。 違うところで…危険な目に、 あっちゃうかも。ってことも…
手が、届かないかも、ってことも───
(149) miseki 2014/03/12(Wed) 00時頃
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セシルが、……
… いなくなっちゃうかも、ってことも、 わかってた、とは言えないけど、
… 覚悟は、しなきゃ。って、思った、かな
[呼吸と共に、微かに肩が震える。 セシルが、いなくなるかもしれないってこと。それは、今回で、わかったことのひとつだ。 狩人を目指すなら、どうしたって、消えない可能性だと、 はっきり、つきつけられた。]
(150) miseki 2014/03/12(Wed) 00時頃
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[ただ、苦い苦いセシルの声と比べれば、アオイの声は整理をするようで、たびたび立ち止まることはあっても、捩れたり濁ることはなかった。
──けれど、]
………
[セシルが、どこかに行くのではなくて。 ──自分が、どこかに行くのが怖いのだと。 そう言われて、声が止まってしまった。]
(151) miseki 2014/03/12(Wed) 00時頃
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…〜 ずるい。
[黙って、悩んで、膝の上で両方の拳をあわせて、全身に、むっ と力が入って──、それで。 だんっと、セシルとの間に手が突かれた。]
そんなの、ずるい……!
[身体の向きを変える。]
(153) miseki 2014/03/12(Wed) 00時半頃
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そんな、そんなの……そんないい方ずるいよ! だって、…っだって、
セシルを怖がらせるようなこと、 〜そんなのしたいわけない、のに、…っ [下がり眉を寄せて、眦だけをつりあげる。]
(154) miseki 2014/03/12(Wed) 00時半頃
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ないよ。ないけど、
でも、
〜〜〜自分は、どっかにいっちゃうかも しれないぞって、そういうのに、
…… ボクには、〜〜なにもするなっていうの?
[声の、言葉の勢いが弱まる。 かわりに、じわりと目に涙が浮かんだ。]
(155) miseki 2014/03/12(Wed) 00時半頃
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[目端の雫を落とさないように、これ以上視界が滲んで、 セシルの顔が見えなくならないように、目の奥に力を込める。]
…〜っ 無茶するところが心配なら、治す、 治すようにする。ひとりで突っ走ったりしないように、 ちゃんと回りのことも見るようにする……!
[自分の身を顧みなかった事には追い目があって、 だから。できるとは言い返せなかった。]
〜〜だから、だから、だから…っ
[大丈夫だよ。とは言えず、ただ、だから。と言葉を繰るしかできなかった。 ──大丈夫だよ、と、そう言えない事に、自分の未熟さにも、足りなさにも、涙が勝手に浮いてくる。]
(164) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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…だから…っ
[頬に、セシルの手が触れて、形のよい指先に、 透き通った、半円の雫が乗せられた。
先への努力を口にすることしかできない。 その歯がゆさに、唇が震えてしまう。]
…〜〜〜っ
[セシルを睨むようにも、見上げている瞳から、 つ、 と頬を一筋に涙が流れ落ちて、 言葉を重ねる代わりに、訴えるようにセシルの服を掴んだ。
──少女らしい丸みを残した頤に、指が触れる。]
(165) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[ふ と、近づいたセシルの背で、月光が遮られた。]
… え
[頬に微かに吐息がかかる。丸くなったアオイの目から、 雫が丸みを保ったままこぼれた。セシルの声以外の音が、 まるで何かに遮られたように、ざあっと遠くなった。]
(166) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[耳の傍で、セシルのテノールが響く。前を見たまま、セシルの胸元の服を掴んでいた手から力が抜けて、はたりと下に落ちた。]
わか……
[からかわれるときとは、なんだか、空気が違っていて、 声が出なくなってしまった。そのまま全身から力が抜けてしまいかけて、──理由もわからないまま怖い、と思った。心臓だけが、捕まれたようで、勝手に早鐘をうっている。]
(167) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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