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![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[男が部屋を出たのはそれから随分経ってから。 (41) 2010/04/08(Thu) 11時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン 炙っても良いのかい? (42) 2010/04/08(Thu) 11時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン 何、No,4? (44) 2010/04/08(Thu) 12時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン …――そう? (46) 2010/04/08(Thu) 12時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン 嗚呼、今、「要らないもの」を取ったから。 (48) 2010/04/08(Thu) 12時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン っふふふふふ…あっはははははは…っ (53) 2010/04/08(Thu) 13時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン 嗚呼、そう…――? (55) 2010/04/08(Thu) 13時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン 人間なんて、ただの動物だよ。 (57) 2010/04/08(Thu) 13時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[喉が、小さく何度も上下するのを見る。 (59) 2010/04/08(Thu) 14時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[ごくり、音がしたのと同時。 (61) 2010/04/08(Thu) 14時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン ふっふふふふふ… (65) 2010/04/08(Thu) 15時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[鉄球を振り回した男に使用人達が慌てて駆け寄る刻 (69) 2010/04/08(Thu) 15時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン ふふふふ…うふふふふふ……―― (70) 2010/04/08(Thu) 16時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン うふふふふ…―― (73) 2010/04/08(Thu) 16時頃 |
[甘く掠れた喘ぎをあげながら、それでも手は求めて動く。
足りない。全然足りない。はしたないとかそれどころじゃない。
ただそれを切望するからだが思考を冒して、
今は他に何も考えたくなかった]
…『や、だ……も、おかしく、なる…っ』
[首を横に振って感覚を散らすこともできない。
中を抉られるたびに、まともな思考も持って行かれる。
粘質な水音は余計に羞恥心と感覚を刺激して
男を飲み込んで喰らう熱も、自身を追い上げる指先も
一層淫らな動きへと変わっていった。
けれど]
……?
[中の男の動きが止まる。
硬翠が男を見上げる。すっかり慾に溺れて融けたいろ。
無意識にねだるかのように腰が揺れた]
『…だって……足り、ない…』
[あかい舌をちらつかせながら濡れた声は告げる。
囁かれた言葉にすら感じるのか、微かに身を震わせて
理性なんてほとんど残っていない頭は、
ただ、足りないものを求めて喘ぎ混じりの言葉を紡ぐ]
『…ごしゅじん、さま…、お願い、です……
もっ、と…もっと、くだ、さい……っ
……足りな、い……いき、たい、です…』
[本人が思うよりも体はずっと男に従順だった。
濡れた指先は今は自分の性器から離れている。
絨毯に、粘質が染みを幾つも作っていた]
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[男が分娩台のようなものに縛られている図は、少し滑稽だ。 (75) 2010/04/08(Thu) 16時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[男は並べられた器具の中から、ボールギャグを手に取る。 (78) 2010/04/08(Thu) 16時半頃 |
[足りないと全身で告げる青年を見遣り
男は揺れる尻を強く平手で打つ。
恥ずかしい音がサンルームに響いた]
誰が勝手に動いて良いって言ったの。
[甘く低く囁く音は意地の悪いもの。
不自由な体勢で見上げてくる彼の濡れた声に男は哂った。
おねだりが出来た褒美だと言う風に一度熱棒を入り口ギリギリまで引き抜いて、ずぷりと奥まで嵌めてやる。
絡みつく内壁に、吐息を漏らしながら]
嗚呼、気に入りの絨毯だったのに、こんなに汚して。
何が足りないのか、言えるだろう。
Jade……何処に、何が欲しい?
[くく、と喉奥で哂う。
もう一度パンッと音を聞かせるように尻を打った]
ちらりと部屋の隅を見遣る。小さなカメラが此方を向いていた。
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン そういうと思ったよ。 (80) 2010/04/08(Thu) 17時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン ――ふふふふふふふ。 (81) 2010/04/08(Thu) 17時半頃 |
────ッ!!
[叩かれる痛み。
微かに身が竦んだけれど、けれど次には
その痛みによってもたらされた熱が身を苛む。
掠れた声は子供みたいな謝罪を一つ作って甘い溜め息と共に。
与えられた褒美に上がるのは嬌声。
嵌め込まれたものに熱は有りっ丈の歓喜を
以て迎え入れる]
『ごめ…な、さい…』
[絨毯を残念がる声にまた怒られると体が勝手に怯えて
それにつられて中まできつくなる。
もう一つ叩かれて、小さく喉が鳴った]
[融けた硬翠が揺れて]
…『ごしゅじんさま、の、くだ、さい』
[唇が揺れる。呟く。
まともなことなんてもう]
『おれの、なか、に』
[───もう、考えられない]
くくっ……
[男の煽情をかきたてるのは彼の痴態そのものではなく
堕ちて行く過程を感じる事にある。
悲鳴しかあがらなかった唇から、深く嵌めた熱芯に対する嬌声が上がるようになり、震える声で謝罪を口にするようになり]
ふふ、ははははっ
[蕩けた瞳を揺らして
あれほど睨みつけていた己に乞う仕草。
耐えられぬと言った風に、男は笑い出した。
その振動すら彼にとっては快楽になるのかもしれないが]
無様だね、Jade。
尻がそんなに気持ち良いのか。
[二度叩いた事で赤くなっている臀部を掌で撫ぜる。
欲しいといわれ、男は意地悪くゆっくりと彼の内から怒張した自身を抜いた。入り口で一度わざとらしく角度を変え、出て行くその感覚を彼の菊座に伝えるようにして。
中途半端に置き去りにされては、熱は燻り続けるだけだろうか。
もう少しで届く所だったその先の絶頂は、彼の身教え込んである]
ああ……凄いな、ぱっくり開いてるよ。
俺のハメ続けたら締まらなくなるんじゃない?
ま、良いよ。
欲しいならこっち、背中向けて俺の上に乗って。
自分から挿れられたら、ちゃんとあげるから。
[男は崩れるように伏した青年の腕を掴んで起き上がらせると
カメラに向けて彼が見えるよう、跨らせた]
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[男は瞳の奥をとろりと溶かし、No.4が苦悶の表情を浮かべるのをただだだ眺める。 (86) 2010/04/08(Thu) 18時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン そろそろ飲み過ぎた? (88) 2010/04/08(Thu) 18時半頃 |
[頭の中が、ぼんやりする。
考えられなくて、笑い声が上がったことよりも、
体が軽く揺すられたことのほうが、思考を促す。
おかしくなっている。その自覚は、あるけれど]
…っ
[ただ、小さく唇が揺れただけ。
細く、喉から声が上がっただけ]
『き、もち、いい』
[問いかける声が落ちてくる。それに、微かに頷いた。
蕩けた硬翠からは、抗うような気配など今は少しも見えない。
そこに在るのは請うような色と湿度。
薬はとっくに抜けているのだろうけれど、体が其れを覚えている。
だから、きっと一度火がついたらもう逃れられないのだろうと思った。
抜かれるのすら嫌だとばかり体が震える。
それでも赦されず、置き去りにされた体は膝が崩れて
重力に負けるかのように絨毯の上に伏せられた。
それでも、どうにか腕を掴む力に頼って体を起こす]
…『乗れば…いい、の?』
[首を傾げた姿は、子供のような仕草だった。
その先に、カメラがあるなんてことは当然知らない。
ただ、足りなくて、欲しくて、指示されたとおりに背を向けて、
自分で、という男の言葉に従う]
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン 謝ったら口のだけは外してあげるよ。 (90) 2010/04/08(Thu) 19時頃 |
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