人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 01時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 01時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[剣が男の手に渡った事。それがあの"卵"にとって本意なのか、或いは不本意なのか。
その胸中を知る術もない男には最後までそれは分からずとも、まるで助言のようにすら聞こえる言葉>>113には荒い息のまま同意を示す。

"それは結構。私にぶん回すだけの力が残っている事を祈るよ"、と。自嘲じみた言葉までが、彼に届いたかは分からないけれど。

此方も、そして彼方も。此方が肉なら、彼方は卵の白身か何かか。違いに皮膚を裂き、或いは殻を割られた痛みに呻くも、唯一共通しているのは――まるで愉悦を訴えるかのような、狂った笑みか。

膝をつき、先よりも少しだけ遠くなった"卵"の姿を見据えつつ。それでもこの手が小石を投げる事は、どうやら"許された"ようで。
空を切る音を遠くに聞きつつ、不自然な姿勢で吸った煙が肺へと入り込むのを防げずにいれば、生理的な涙と息苦しさを代償に、どうやら相手の視界は奪えた模様>>116。]

(122) 2015/06/25(Thu) 04時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[それならば、嗚呼それならばと。
痛みに軋む足を無理矢理持ち上げて、剣を拾い身を乗り出し。
せめて鉤爪を持つその足をやれば、あの"卵"は"塀から落ちる"のでは無いだろうかと向けた希望の切っ先は――"卵"の発した絶望>>117により、いとも簡単に塗り替えられる事となる。]


 ……あまりペットを飼いすぎると、餌代で破産しても知らんぞ!


[この煙の難点は、"此方からも相手の姿が見えぬ"事。だから彼がその塩のマントを翻した事にも、男は気付く事が出来なかった。
きっかり3秒の後、晴れた煙幕の中で。まず見えたのは上空から此方を睨む"もう一匹の"俊足生物≪バンダースナッチ≫"!

視界の端でしか捉えられはしなかったが、先程見事に肉を持って行ってくれたもう一匹の瞳の光がちらりと煌き。
――このまま進み、剣を突き立てるのならば。もしかしたらあの"卵"を落とす事は叶うかもしれないけれど、きっとこの二体からの攻撃を防ぐ事は出来ないだろう。

成果と、そして代償と。それらを天秤に掛けたのならば、決断だけは早いこの男はいともあっさりと――身を、引いた。]

(123) 2015/06/25(Thu) 04時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……さっきからネチネチネチネチと……挟み撃ちが好きな奴だなお前は……ッ、

 だが、これは幸いではあるのかな。
 "獲物"を捕らえるのは――これでも一応、得意なんだ。


[先程は、剣。今度は"俊足生物≪バンダースナッチ≫"か、と。二体で攻撃を仕掛けるのは、非常に憎らしくはあるけれど、それでも実に理にかなっている。

先程は、それでこの足の傷を負った。回転の加えられた剣を止めるには、この糸では少しばかり役不足ではあったから。
だが、しかし。飛んでいる獲物を捕らえるのならば話は別だ――それは蜘蛛の、十八番。

咥えたままの水煙管の口から煙を吸い。
その間に右手を剣ごと大きく振り上げて地面との間にありったけの糸を伸ばし、腕と地面との間に単純で簡単な、しかし大きな巣を作りあげる。
突貫だったものだから多少歪になりはしたものの、それでも俊足生物≪バンダースナッチ≫を絡め取るくらいはきっと出来るであろうから。

巣が出来たのならば、もう其方は決して振り返る事はしない。何故なら意味が無いからだ――獲物が巣に掛かるのならば良し、掛からないのならばもう自分に防ぐ手立てなど無いのだから。]

(124) 2015/06/25(Thu) 04時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……ッ、頼むから。
 3体目は、来てくれるなよ……!


[そうして、地面から襲い来る一体を完全に視界から外し。張った巣に"手応え"がある事を祈りつつ、上空からのもう一体には、粘性を持たせた煙と共に、手にした剣を突き出して見せた。

そうすれば、さて。二匹の俊足生物≪バンダースナッチ≫の足を止める事は出来ただろうか。
――何方にせよ。"卵"が遥か上空へと展開しているその塩の群れには、未だ気付く余裕などありはしなかったけれど。]*

(125) 2015/06/25(Thu) 04時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 04時頃


[ うすっぺたなカードはまだポケットに入ったままで
 僕はそれをうらめしげに取り出す。

 そして視界の端っこに見えた”帽子”
 ちょっとした確認含めて声をかけてみた]

   兎だよ。李だ。
   なー、サイラス。あんた、「あっち」で死んだ?

[ 今はもう何処もなんともねーけども
 腹の中身が持ってかれたのもわかったし、
 首を撫でてった鉄の感触は今でもリアルに蘇る。

 最後の記憶は、体ごと1人の双子へ駆けてったとこで
 ぱったりブラックアウトしてやがるけれども

 多分、悪夢の舞台で”死んだ”んだろーと思う。

 このみょーに平和な、みょーに暖かい場所が
 余計にそれを納得させていた。**]


メモを貼った。


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 13時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 13時半頃


 おや、キミは……


[背後から話しかけられれば先程感じては居たけれど掴めなかった人の正体
一度は会ったものの、二度と会う事も無いと思っていた彼とこんな所で会うなんて偶然と言うべきだろうか]


 李。あぁ、俺は確かに“死んだ”
 どうやらこの悪夢から目覚められないみたいでね


[死んだか、と問いかけられれば今ここで嘘をつく必要なんて無い
素直に頷けば、被っている帽子をそっと取って礼をしながら]


 お気に入りのステッキまで失くしてしまったよ
 こんにちわ。いや、こんばんわなのかもしれないな
 李、これからどうするんだ?


[自分の足は観客席の方へ向いていて。彼がこの後舞台の上で演じ続けるのならば止めはしないし、会話を続けるのならば付き合ってやるのも悪くない**]


メモを貼った。


【人】 良家の息子 ルーカス

[糸と、そして粘つく煙と。その両方で獲物を絡め取ろうとすれば、聴こえる嘲笑じみた声>>127の何と忌々しい事か。
挿絵の怪物≪ジャバウォック≫と言う"塀"の上に陣取ったまま、高みの見物とでも言うように落ち着いた素振りを見せるあの腐れ卵に舌を打ち。

矢張り意味の分からぬ黒だか醤油だかの話はもう理解しようとすらせずに。右から左へと聞き流しつつも、此方の言葉に不思議そうにする"卵"の姿には自棄と嘲笑を込めて鼻を鳴らす。]


 ――君の餌代を浮かしてやったんだ、少しは感謝して欲しいものだがね!


[煙と共に突き出した剣は、どうやら俊足生物の一体を割く事に成功したらしく。眼前に迫る顎にぞっと背筋を凍らせつつも、その牙が自分の元へと届く事が無かったのならばほんの僅かにだけ安堵の息を。

張り巡らせた蜘蛛の巣もまた、その役目を果たしてはくれたようだから。右腕に感じる重みがこれ以上増えない間に、糸に絡まるもう一体へと奪った剣を突き立てる。
そうして、当面の危機が去ったと思ったのも束の間の事。血を失い痛みで侵された身体を何とか持ち上げて、突き立てた剣に体重を掛け上空を見上げれば――聞こえてくるのは、耳障りな"皮蛋"の笑い声。]

(170) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……は、その呼ばれ方は、出来れば遠慮したいんだが。
 君とは本当に――夢の外で会いたかったよ。


[異形の怪物の上、高笑いを上げる様>>128は英雄≪ハカタノ=シオ≫と言うよりはむしろ魔王≪ショウユ≫か。
呼ばれた不本意な渾名には、苦く眉を寄せつつも、呟かれたその言葉には、その視線には――嗚呼。なるほど"同類"か、なんて。

男が、あの"卵"が化物を出した時に見せた反応。それと似たものを受けながら、きっと夢の外で会ったのならば世間話くらいは出来たかもしれない、と。

――しかし、そんな呑気な事を考えていられるのも少しの間。
"三匹目"への号令>>134を聞けば、向けた顔が引き攣るのも、そしてそこに絶望が浮かぶのも、それは仕方のない事だろう。]

(171) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……、流石に大きすぎるな、そんな餌を捕らえても"喰いきれない"。


[奥歯を噛み締め、何とか軽口だけを絞り出し。
唸る"挿絵の怪物≪ジャバウォック≫"を捕らえるには、自分の持つ煙も糸も――嗚呼、役不足だとも!!

……だが、しかし。]


 (……飛んだ!?)


[そう、その瞬間。"卵"の身体は"塀"から離れ、塩のマントが宙に舞う。
何故、あの脆い"卵"が自ら"塀"から離れたのか。その意図はわからないけれど――それでも、あの"卵"は決して"馬鹿"では無い筈だ。
何の手立ても無しに、"塀"から身投げするなんて。そんな愚かな真似をする男には、到底見えない。

だけれど、その足が"塀"から離れたのは、事実。
――うまくすれば、このままあの"卵"を……地面に叩きつける事が、出来ないだろうか?]

(172) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そうして、血の滲む足を引き摺り一歩だけ。
"挿絵の怪物≪ジャバウォック≫"と"卵"を結ぶ線の上にできるだけ近づく事ができるように、一歩だけ足を踏み出す。
それだけでも、肉の裂けた足は悲鳴を上げはしたものだから。その場に崩れ落ちるようにしたのなら、一度剣から手を離し、再び拾った小石を上空の"卵"へと向けて投げつける。

それは、先程も起こした行動と同じもの。愚かで滑稽な二番煎じ。
だがそれでも、脆い"卵"は避けなければならない筈だ。防がなければ、ならない筈だと。]


 ……は、は。
 俺だけが"喰われて"たまるか……!


[乾いた嗤いを漏らしたのなら、口に含んだ煙を"挿絵の怪物≪ジャバウォック≫"へと吹き付けて。
男と、怪物と。その間に広がる煙は、3秒を待たずに――"破裂した"。

至近距離での圧力だ、男の身体とて無事では済むまい。
少しでも被害を抑えようと、破裂の瞬間にもう一度煙を吐き出してはみせたけれど、そんな僅かな煙ではその威力を殺しきれる筈もなく。]

(173) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[怪物の身体の大きさを考えたのならば、きっとダメージなど大して与えられはしなかっただろうけれど。
しかし吹き飛んだ男の身体は"挿絵の怪物≪ジャバウォック≫"の射程からは外れた事だろう。傷は広がり圧力に触れた肌は無残に裂けて、地面に叩きつけられるように転がろうとも。

その圧力は、怪物の動きを少しは止めてくれはしただろうか――あわよくば、"少しでもその巨体を卵と引き離す事は叶っただろうか"。
そうして、もう一つ。投げた小石はきっと当たりはしなかっただろうけれど、密かに付けた粘り気のある糸は、"何かを絡めとってはくれただろうか"。
希望を言うのならば、"卵"自身を。もしくは足場になりそうな何かでも、絡め取れてくれれば良いのだけれど、と。]

(174) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……絶対に。
 貴様を、"塀"から"落として"やる……、


[痛みと衝撃で息を詰まらせ、霞む視界を見上げたのなら。
そこには一体、どんな光景が広がってはいただろう?

だけれどそろそろ此方も"弾切れ"だ。左手はもう動きはしないし、叩きつけられた身体は思う通りに動いてくれるとは思えない。
引き攣れた息を肺から絞り出しながら、常時の半分ほどの大きさになってしまった右手の爪を指の腹でそっと、なぞり。
此れで何の成果もないのならば、そろそろ覚悟を決めた方が良いのかもしれない……なんて。

――嗚呼。
まだあの時計も、見つかってはいないのに。]*

(175) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 16時半頃


  そ、か。 やーっぱ死んだか。

[ 常日頃、死線と仲良ししてそーな雰囲気もないくせに
 死んだにしちゃー、落ち着き払ってんのなあ。
 湯のみを両手で包んで蹲って はぁー。なんていう
 湿った溜息してるヤクザは、一体どーしたらいいんだよ。

慇懃に礼をする男に抱いたのはそんな感想。
それともなんだ、あんたの………]

  しょーたいじょーは、もう全員に配り終わった訳?
  受け取ったヤツ、まだ開いちゃいないんだけど
  一体何処で何する招待状?
  せめて、うさ耳の悪夢からは醒めてーんだけどなあ。

[ずるっと取り出した招待状は、血どころか皺ひとつなく
四次元ポケットの健全ぶりが際立って、若干いらっとする。

やっぱり受け取らなきゃよかった、っていう狡い思考は
丸められない招待状のかわりにぐしゃっとしておいた。]



  俺は………そー、さなぁ。
  もーしばらくここで腐ってる。

  コレも未練がましく、まだ全部飲んでねーしさあ。

[湯のみをくるりと回して、すっかり冷めた茶に波を作り。]

  もしだーれか来たら、
  あんたがそっち行ったって案内しとくよ。
  道案内の猫は此処にゃーいねえみたいだし。

[湯のみを持った手の腕で、折り曲げた膝を抱えて
空いた手の指をなびかせながら”いってらっせー”の仕草。

その背中が見えなくなるまでは、変わらず座り込んだまま
そばかすの消えない顔を、膝に乗せているだろう。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


 いや、残念ながらしっかり渡せたのはキミと…
 あとは俺を殺した者のみだ


[残念、とばかりに。折角だから手紙を読み上げてやろうかと思ったけれどそれはそれで自分が恥ずかしい
どこで何をする、と言われればふむ。と考えこんで]


 この世界で、楽しむために
 ここではないどこかで、お茶をする招待状だ


[ナイトメアもきっと喜んでくれるような。なんて言っても彼に通じただろうか
わからなければそれでも良いし、わかったならば彼もきっと楽しんでくれると信じて]


 そうか。それは助かるよ
 どちらにせよ俺に会いたいなんて人物は居ないだろうけれどね
 いや、居るかもしれないな


[淡い期待を抱きながらも別れを告げて、そっと観客席の方へ歩みを進めていく**]


 おや…悪趣味だ。いや、良い趣味なのかもしれないな


[たった今観客席に辿り着いたサイラスはただクスクスと笑うナイトメアの背後から挨拶をして
劇をチラリと見ればそれはそれは。悲惨と言うべきか、喜劇と言うべきか。なかなかどうして“狂っていた”]


 残念だよ、早く退場してしまって
 キミに招待状が渡せなかったではないか


[渡そうと思えば渡せたのかもしれない。それでも彼女は最後に受け取ると言ったのだから、渡すわけにはいかないのだ
そして、今も。結局2人にしか渡す事は出来ず、自分が彼女に招待状を渡すのは些か問題がある]


 座っても?
 劇中に寝てしまったらすまないけれどね


[どうにも観客には向いていないんだ。と
劇を見るよりも本を読む方が大好きなサイラスは許可が降りる前にナイトメアの直ぐ傍の席に座って劇を眺め始める**]



  此処で愉しむためにたぁ、あんたも努々気狂いだねぇ。

[ その”ここではない茶会”は何処なのか
 それを尋ねることはしなかった。

 ナイトメアなんぞを喜ばせてどーすんのよ と
 ついた溜息は鼻先を揺らすだけの小さなもの。

 観客席と書かれた木札の向こうへ消えてゆく背を見つめ
 僕のあたまは ひとつのことでいっぱいだった。]


  ………………他力本願、かあ。

[ ぽつり落としたのは帽子屋が見えなくって暫くした頃。

 招待状の下に隠した
 「アリスが片方生きてりゃ僕は死んでも別にいい」
 要約すると そう書いてあるカードを、
 僕はなんとも言えない顔でポケットに仕舞う。

 1人のアリス以外全員殺さにゃならんのか?とか
 それとも、片方のアリスを殺せばいいだけ?とか
 色々頭をこんがらがらせていたのだけれど、
 どー読んでもとりあえず理解できたのは
 「ハッタは僕の邪魔になる」ってこと。]

   その条件はクリアできた、っぽいよなあ。

[ ”どっかの誰か”がハッタを殺した。
 だから僕の幕は、まだ完全に降りてねーんだろう。]


[ 蜘蛛の糸一本垂らされているよーな
 琵琶の糸一本垂らされているよーな

 ほっそい希望だけ残されて。

 僕はひとり このテーブルに
「アリス」が2人着くことがないのを願うばかりの
 愚鈍な兎。 ]

   笑っちまうよなーぁ。
   手前じゃなーんにもしてねーのに

[ 自嘲めいた笑みに口角が上がる。
 棚ぼたのような未来を願うのも
 「劇」を見に行く踏ん切りがつかねーのも

 格好悪い。とんでもなく、格好悪い。

 片手に持ったままの湯呑みの中は、
 まだ暫く 乾せそうになかった。 ]


[ テーブルのほど近く、樹の根元に腰を下ろす兎は
 耳をぺったりと垂れ下げて

 まだ中身が入ってる湯呑みを握ったまんま
 腕の中に顔を埋めて押し黙る。

 気狂い兎はどこへやら。もう泣いちゃあないものの
 藁を握ったまま離すことができない惨めな自分を
 どこか遠いところから「僕」は見ていて。

 あのひとがこんな僕を見たんなら、きっと
 何も言わずに頭をくしゃっとしてくれるんだろうけれど]

   ばっかじゃねーの、僕……。

[ このまま還れなかったら、”置いてった”のは僕の方。
 ”置いていきゃあしねえよ”
 あのひとの”答え”は今ですら、耳鳴りのように響くのに。

 そんな所に訪れた、からりころり鳴る少女の声。]


   あんた……………いつから、
   っつーか、だれ。

[ はじめて見る”少女”のキャストに、
 僕は座ったまま、首を捻って林檎色の目を見上げる。
 僕のながーい耳はまだ、垂れたまんまだ。]

   …………あんたが淹れてくれたのか、これ。

[ 片手に収めた湯呑みを彼女へ差し出して
 くるり、さいごのひとくちを回す。

 乾してしまったら、
 水面に見える”背中”が見えなくなってしまうのではと
 そんな理由で飲めなかった さいごのひとくち。]

   代わりは、………いいや。
   ……それか、俺が淹れる事はできる?

[ 葉と、湯と、急須と。幻のように映る日常が、痛い。*]


【人】 良家の息子 ルーカス

["卵"が塀を蹴るその間際。見えたその僅かな笑み>>182には、果たしてどんな意味があったのか。其処までは分からずとも――分かりたくもないけれど――投げ掛けられた言葉の意味だけは、否が応でも理解せざるを得ずに。

そう、肉へと。文字通り、この身を動かぬ肉塊へと変えようと襲い来るその牙と爪は、濁ったこの世界の光を浴びて鈍く煌めく。
しかしその鋭さに気を取られている暇など、今の男にはありはしない。遥か上空で聞こえた呪文めいた言葉>>186だって、其方を向く余裕すら無いのだから。

だから、"卵"が如何様にして男の放った小石を防ごうとしたのかは。それは、最後まで分からず仕舞い。
しかし、それで構わない。

  ――指から伸びるこの糸に、"獲物"が掛かった手応え>>187さえあるのなら、それで!]

(214) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 は、……漸く、目線が揃ったじゃあないか。
 久々の地面の感触はどうかな――あぁ、しかしもう少しで君も "割れてしまいそうだ"。


[自らの身体を串刺しにして衝撃を抑えるとは、中々奇抜な発想だ、と。常ならば喉を鳴らして感嘆と共に拍手の一つでも送ってやるのだが、いかんせん今はそんな力はありはせず。
だから、剣を携えた"卵"が傍に立ったとしても>>189。立ち上がる力などとうに失った足は、男の意思に反して地面に縫い付けられているだけ。

そうして呼ばれた名には、掠れた息と共に顔を上げて。ひび割れ今にも砕け散りそうになりながらも、その手に剣を携えて見せるその"卵"の言葉に――男は、凄惨な笑みを浮かべて見せただろう。]

(215) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 やるならやればいい、"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"。
 見ての通り、私はもう足も動かん。此処から一歩たりとも、動く事は出来ないよ。


[大きく弧を描きながらゆれる剣先を目を細めて見つめつつ、静かに静かにそう答え。
事実、しこたま打ち付けた身体はとうに悲鳴を上げていて、血の止まらぬ右脚は既に感覚が失われつつあったから。
口に咥えていた水煙管の口は、先の衝撃で口から離れ。それを取ろうにも、水煙管に近い左手もまた、まともに動いてくれそうにない。

もう、希望も何もありはしない。
だけれど――絶望もまた、してやるものか。]

(216) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ――……だが。
 私としても、君が"割れる"姿を見ないと――死んでも、死に切れないものでね。


[言うが早いか、"糸が繋がったままの"右手を勢いよく引き寄せる。そうすれば、糸の先にある"卵"の足もまた、引き寄せられる事となっただろう。
その足が"割れた"か、否か。それは分からずとも、何方にせよそのまま立っては居られなくなりはしただろう、と。

そうして、そのまま右手を振り被り。自ら糸を切ったのなら、手にした剣を相手の胴へと目掛け力一杯投げ付ける。
折角手に入れた武器だけれど、此処で死ぬのならばもう必要などありはしない、と。先よりもずっと至近距離だから、欠片も掠らぬ事は無いだろう。]

(217) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 私を"狩人≪King of spider≫"と言うのなら。
 是非とも君を狩らせてくれよ、塀から落ちた"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"?


[先程>>181向けられた言葉を、揶揄混じりに繰り返し。くつりと愉快に喉を鳴らして"卵"を見やれば、さてその切っ先は今何処にあっただろう。

最後の、最後の抵抗に。
投げ付けた反動を利用して身体を転がし、かろうじて動く右手を地面に落ちた水煙管の管へと伸ばしたけれど、果たしてその腕は届いただろうか。
尤も、例え届いたのだとしても。呼吸もままならないこの状況ではまともに煙など吐けないだろうから――吐き出した煙があろうとも、無傷とまではいかないだろう。]

(218) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 (――……時計。)


[ほんの一瞬閉じた瞼の裏に浮かぶのは、この世界で無くしたあの時計。結局見つける事が出来なかったそれを思えば、募るのは悔しさと申し訳無さと。
あの時計は、もう二度と動く事は無いのだろうか――もう二度と、あの短針の蝶へと出会う事は、無いのだろうか。

そうして、せめて"卵"の割れる姿をこの目に映してやらねばと。割れてくれねば困るのだと。
忌々しいこの"卵"が小気味の良い音を立てる事を心底願い、迫り来るであろう攻撃の中、大きく大きくその目を見開き、"卵"の姿のみを視界へと映す。]*

(219) 2015/06/26(Fri) 00時頃

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