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――!ナナオ?
私、わたしよケイトリンよ。
貴女、無事だったのね……!
[その声に、...はぱっと顔をあげる
開けなきゃ、この扉
――どうやら隔離病棟は各部屋への施錠はされていないらしい
だから...に残された筋力で何とか扉を開ける事が出来た]
ヒナコも、心配してたの……
貴女を、探してっ……!!!
[私が扉を何とか開ければそこには、拘束具で手を覆われた彼女がいた
小手に覆われた、異様な姿
女の子なのに。なんで。こんなこと
彼女を拘束した者たちへの怒りをそのままに
...は車椅子を動かし、ゆっくり彼女に近寄りその小手に触れた]
ナナオ、ななお。
だいじょう、ぶ?
[自室には目覚めて以降帰っていなかった
そろそろ荷物が届くだろうか――でもとりあえず、は
私は、目の前の彼女の手が拘束された姿に、
息をのんでいた]
【人】 トレーサー キルロイ―元メルヤの部屋前― (42) 2015/06/11(Thu) 20時頃 |
【人】 トレーサー キルロイ―シーシャの部屋― (43) 2015/06/11(Thu) 20時頃 |
[再びの目覚めは最悪だった。
頭痛とも目眩ともしれぬものが、間断なく押し寄せる。
まだ鱗の生えてない右手首に注射の痕。おそらくは、筋弛緩剤系の何かを投与されているのだろう。
手首には手錠がされており、両足も鎖を長めで拘束されている。体を横にして、動かす。
普段通りとは言えないが、十分に歩くことは出来そうだった。
ふらついた足取りで扉の前まで辿り着く。ドアノブを回せば鍵は掛かってなかった。]
……なるほど
[気怠い体を叱咤しつつ、ひとりぼやく。
薬の投与や手錠は、肉体的には健康な彼を警戒しての措置といったところか。
廊下には簡単に出られるようだ。頭痛と目眩が同時にして、足取りはやや覚束ない。
倒れている間に鱗が増えたようだが、どこがどうとは確認する気が起きなかった。
左半身の背中は、おそらく覆い尽くされているような感触がある。
包帯は、まき直されていない。]
[廊下は前の病棟よりも広いだろうか。開放されたままの部屋があれば、彼がいた部屋よりも厳重な部屋もある。
狂おしげな声が、聞こえる。耳を劈くような声は、彼には少し有り難かった。
幻聴を消し飛ばすような、辛苦の声は、彼の見る甘やかな幻を一時的にも打ち消すかのようだった。
一歩。進む事に金属が擦れる鎖の音も、現実を見せ付けるのに役立っているとも言える。
彼は自分が思うよりもずっと現実主義で、理性が強い。
逆にその強い理性が、冒していく病に呑まれずに苦しませる要因となっているとも言える。]
喜びに満ちた幻に意志すべてを委ねられたら、苦痛など無くある側面に置いては幸せになれたのかもしれない――。
――…それでも。常ならず、彼を呼ぶ幻聴に耳を傾けない。名前を呼ばれて振り返りそうになるのを必死で堪えて、現実に足を踏み留めながら廊下を当て処もなく歩んだ
じゃらり。彼の四肢の自由を奪おうとする鎖の音が耳朶に響く*]
ケイトリンさん。
…大丈夫?無理しちゃ…、だめ、だよ。
[扉を開けようとするケイトリンさんの方が、心配になって。
ここにいると言うことは、ケイトリンさんこそ悪化してしまったのではないか…と想い至り。
ナナオも身体を起こそうとするけれど――固定をされていて無理のようだ。]
――なんだか、久しぶりだね。
[部屋に入るケイトリンさんの様子とは裏腹に、ナナオは穏やかに――。
と言うよりは、枯れた花みたいに静かに微笑んだ。
生気が抜けている。]
[手錠をされたまま、当て処もなく歩く。ナナオとユリが、まだどこかにいるだろうか。
薬の副作用で動く足取りは鈍く、鎖の音は重々しい。
幻聴がずっと、メルヤの頭に木霊する。
『メルヤ』と呼ぶその声が、誰のものかは判別出来ない。どこか懐かしく、どこか聞き覚えのない声がする。
少なくとも一番頻繁に見る、ピエロの男ではない。彼はメルヤのことを『メルやん♪ メルやん♪』と呼んでいた。その愛称はどうかと思う。
ふと、過ぎる。彼のすべてのはじまりを形成したとも言うべき、ピエロの格好をした男。
本当に一体どこから取り出したのか。一輪車に乗りながらジャグリングをしている。廊下の真ん中を歩いていたので、メルヤの周りでぐるぐる旋回している。
『マジック♪ マジック♪』
愉快な男はいつだって愉快だ。幻だが真実こうであった。そう思う余裕が彼にできてきた。
リノリウムの床は、スリッパ越しでも冷たい*]
…そっか、ヒナちゃんが。
[そして、困ったように眉を寄せる。
大丈夫?――と聞かれたことには、頷かなかった。]
…約束。
ヒナちゃんとの約束が、まだ、あるから――。
あたしは、まだ生きてるよ。
[だから――、まだ、大丈夫だって。
悪あがきをして、かろうじて死んでないよ――。
そんな、風前の灯火のような――微笑みだった。]
…ケイトリンさんこそ。
ここにいて。
だいじょうぶ?
[その微笑むを携えたまま――。
ナナオは、静かに訊ねた。]
無理なんてしてないわ
[身体より、約束を守れなかった事
其れに今、貴女のその声を聞く事の方がよっぽど心が痛いの
綺麗な声だったのに。何があったのかしら]
……ええ、久しぶり、かな
貴女が、私が隔離されてそんなに時はたってないのにね
ナナオ、貴女に何があったの?
[元気はつらつとしていた、輝いていた貴女
中庭で皆と歌っていた姿
ヒナコと笑い合っていた姿
その姿が褪せる程に、貴女の顔には生気が見られない]
メモを貼った。
――これのせいなの?
[...は車いすを動かし彼女に近づけば固定している拘束具
そして小手に静かに触れる
きしり、と関節の音が自棄に響くだろう]
コレを外せば、″貴女は元通り″になる?
ねぇ、ナナオ
[困った様に眉寄せる姿に...は無表情だが心配げな色を映した瞳で見つめる
大丈夫という言葉に頷かないことに、...は気付いていた]
……生きながら。死んでるみたいに見える
ナナオ、貴女に、なにが、なにが……
[嗚呼言葉に詰まる
静かに尋ねる言葉に...は小さな声で]
私は症状が悪化したから連れてこられたの
もう直ぐ荷物も私の部屋に届くでしょうね
[告げる声は平坦ではあるものの、悲哀が滲む]
[ふと立ち止まったのは聞き覚えのある声がした。
弱々しい声と、悲哀まじりの声は、幻でないと断言できる。彼の幻覚は、ただひたすらに喜びに満ちているものだったから。]
…この声、まさか。
[怠い体を叱咤して、足早に近づく。開かれたままの扉の向こうで、見知った二人を見た。]
ナナオ…!
それに…ケイト?
君まで、いたのか。
[動揺が僅かに声に混じったのは、せめてケイトの時間を伸ばそうと思っていたのもあった。叶わぬことかもしれない、と思っていた。
歯噛みするような思いで、二人を見つめる。手錠と、足首の鎖の音が嫌に響いた。]
メモを貼った。
……ああ、メルヤ貴方もいたのね
[動揺を閉じ込めた声
なに、その拘束されたものはと、声にならぬ声
私と違い、何故2人にはこの様な厳重なものが]
痛くないの?それ
……擦れたり、とかしそうだわ
[じゃらりと響く鎖の擦れる音
それに僅か眉を顰め尋ねよう
隔離病棟というより牢獄だわこれでは
そんな負の側面を見れば...は歯噛みした]
たぶん…、限界、かな。
[何があったか――って?
ナナオは、知らない。
せんせーは、ナナオに何も言ってないから。
寝ている間に、ここにいて――。
寝ている間に、これがついていた。
だから、それ以上は話せなかった。]
これがあたしの毒を吸いとってくれているみたいだけど…、たぶん、…。
[そう言って、黒い小手のような機具を示した。
誰かが入る気配に、言葉は途切れた。]
[――まるでその毒を、採取するために用意をされていたような――黒い小手。
…外しちゃ、駄目な気がする。
だから、ケイトリンさんが外そうとすればナナオは止めるだろう。
外したら、みんな死んじゃうよ。
あたしにさえ効く毒なら――きっと、今は誰にでも効くんじゃないかな。
そう言おうとしていたから――。]
あ。ごめん、これ外せるんだ。
関節外して…ほら、マジックショーとかで、縄抜けとかそんなの見たことない?
っと…、ケイトは余りいなかったし、ナナオはピエロの彼知らないからよく知らないか。
一応ね、これ以上拘束されたら溜まったもんじゃないから。付けてるだけなんだ。
[
…メルヤ。
[つい先日まで、あっちにいたのに。
みんな、こっちにきたの?…なんて、思って――困ったように微笑んだ。
力なく微笑むだけで――言葉は、名前を呼んだだけだった。]
……。
[ややあって。彼も部屋に入り込む。
角度を気にして僅かに重々しい扉を閉めた。締め切るのを躊躇ったのは、ここの設備が気になったからだ。]
ナナオ。おとといの朝振り、かな?
と、言っても僕が食堂で見掛けただけだけど、ほら、近くに座ってたから、ね。
[
静かな声で近づきつつ、ナナオの痛ましい姿を見つめる。]
…ナナオ
重要なのは黒い小手だけ、かな?
[じいっと観察するような、問い掛けるような視線を送る*]
……そう
[限界、という言葉を聞けば...は歯噛みする
あんなに、元気だったのに
あんなに――明るく笑って、いたのに
私も隔離病棟で治療を受けたほうが良いとは言われたけれど
彼女程は悪化はしていない
――外見、上は]
それは毒を吸い取るものなのね
でも、何だか物々しいわ
[その毒は何処に捨てられるのだろう
外そうとすれば止められて。その事に小さく眉寄せよう
硬石化した身体なら大丈夫な気もしたけれど
メルヤも現れた事で...は外そうとする手は止めた]
……。
[そしてやってきた彼の発言
思わずジトっとした視線を送ったのも致し方ないか
ピエロやマジックはあまりみた事がない
...の家庭は清貧であったので
外せるなら外しなさいよなんて思うも、
確かにこれ以上拘束されたら自由には動けまい
...は無言を貫く事ことにしたのだった]
分からない…。
[
ナナオには他にも、点滴らしい管や――用の管や瓶もベッドについていたりする。
開放区にいたころのように、歩き回るのは難しいだろう。
力なく首を振った。]
[
ケイト、ちょっとあっち見ててくれる?
[指差したのは扉の向こう側。暗に、少し見張ってて欲しいと頼む。
なるだけ、女性の視界の入らないところに言って、手首の関節を捻る。ごきっ、ばきっ…余り聞きたい音でもないし、メルヤも余りやりたい技でもない。
手錠を外せば再び手首の関節を戻す。はずした手錠は指で一回転させた後にポケットに忍ばせた。]
ナナオ。
[
鱗が増えているのをぼんやりと眺めながら。
覇気のない
会いたいひととか、いるんじゃない…かい?
タルトは、君の約束を健気に待っていたし。
ヒナコだって……いなくなって悲しんでいた。
[僅かに間が空いたのは、彼が逡巡だった。]
あと、トレイルが凄い動揺して僕がびっくりしたよ
[普段からやたらトレイルに構われるので、実は気づいていた。
トレイルとメルヤがいる時に、ふとナナオがこちらを見ていること。
視線はメルヤとは合わない。その意味がわかったのは、やたら構われてたせいだろう。
……鎌掛けも入っていたのはご愛敬である。]
・・・うん。
[――ああ。そうだ。
ぼんやりとメルヤの鱗を眺めながら。
あたしはきっと、だから、まだ生きていられるんだと思う。
でも。――もう、このままでは会えないような気さえする。
また眠りに堕ちたら、帰ってこれないかもしれない――。
目覚めるたびに、生きている感触が遠のいているのだ。
――もう、長くはない気がする。次は無い――。
その不安は、とても現実的だ。
――それでも、会いたい、と想った。
だから、あたしは頷いた。]
・・・会いたい。
[――でも。会えない、と思って。
哀しそうに、眼を伏せた。]
――ええ、わかったわ……?
[何をするつもりかわからないが、素直に頷き
すると何か関節の外れる音
割と きいていて こわい
振り向けば手錠が外されているのを見て成程と思う
でもやっぱり...はちょっと怖いなと思ったのだった
そして、ナナオとメルヤの会話を聞いて
――ナナオにも、どうしても会いたい人がいたのかと思い至った
それが、トレイルとは気づかないまでも
タルトやヒナコだろうなと...は思い]
――会いたいけれどあえないというのは
気持ちはわかるわ
[あう時はきっと、隔離病棟の中だから
私は平和な思い出を、抱いて生きていける、はず]
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