114 bloody's evil Kingdom
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[立ち上がる。 図書館内は嵐が過ぎた後のように凄惨な有様だ。 一層重くなった足を引き摺って、外へ出ようとする。]
…………。
少し、
[ふわりとした感覚。 世界が90度傾斜する。]
つ、かれた……
[最後に視界に入ったのは、図書館の天井。**]
(292) 2013/02/22(Fri) 02時半頃
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旦那様に向かってその物言いはなぁに? [ゆったりと微笑んで、ピッパに歩み寄り、 その腹部をそっと撫ぜてやった]
モンスターと人間は滅多なことでは相容れない。 敵対するか服従させるか。 セウは服従という形で成り立っているのだけどね。
ピッパ。貴女は服従してくれないの? 私にまだ敵対するの?
(@29) 2013/02/22(Fri) 02時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/02/22(Fri) 02時半頃
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旦那……
[身重の自分を思うと、少し胸がきゅうと痛い。 憎んでいるはずなのに。 お腹の子供の誕生を待ち望んでいる想いを否定出来ない。]
服従なんて――…
[女として、彼女に惹かれる部分だって否定出来ない。 偽りだと分かっていても。 愛してると囁いてくれた声が耳から離れない。
しかしローズマリーに服従してしまえば、 反抗勢力はまたひとつ、減ってしまう。 団長を思えば自分の力など微々たるものだろう。 しかし―――塵も積もれば山となると謂い。こんなところで、ローズマリーに堕ちるわけにはいかない。]
……自由にさせて堪るか。
[腰からショートソードを抜きざま、彼女を傷つけようと]
(293) 2013/02/22(Fri) 03時頃
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太刀筋が甘い。
[とは言え人間の姿。 身を引いたが純白のドレスは引き裂かれる。]
今ここで大声を出してもいいのよ。 そうすれば貴女が王女に逆らった罪は 牢獄で贖うことになるでしょう。
……でも私って優しいから 今回は見逃してあげる。
(@30) 2013/02/22(Fri) 03時頃
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ピッパ・リシュカ。 貴女には期待しているの。 だって他の女達は簡単に堕ちてしまって―― やり甲斐がないじゃない?
いずれその気丈な態度を圧し折って、 私だけを求める奴隷にしてあげる。 理解してね?愛ゆえの行動だって。
[くすくす、夜の廊下に響くわらいごえ。 数分だけピッパの動きを魔法をかけ、その場から立ち去った*]
(@31) 2013/02/22(Fri) 03時頃
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[王女の言う通りだった。 身重な上、身体が傷だらけの動きで、 彼女の命を奪うことは容易くない。]
…――その慈悲に感謝すべきなのかね。 命取りになっても知らんよ。
[期待、という言葉にはシニカルに笑って]
あんたは結局私を堕落させることしか考えていない。 それも愉しんで、酷い想いをさせるつもりなんでしょう。
人間ってのはあんたが思ってるよりも 強いものなのだと、知らしめて見せるさ。
[あくまでも強気な言を吐く。 無防備に背中を見せるローズマリー。しかし身体の動きを封じられ、その背を狙うことも儘ならない。 身体の自由が戻ったのは、王女が消えて少し経った頃だった。]
(294) 2013/02/22(Fri) 03時頃
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――――欲しい。
[ローズマリーが消えた廊下で、 弱々しく呟いた。
遭遇すればすぐに淫靡なことを仕掛けてくる癖に 今回はセウ国がどうたらで何もしてこなかった。
身体はこんなにも熱を持っているのに。]
(295) 2013/02/22(Fri) 04時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2013/02/22(Fri) 07時半頃
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―夜・1F食堂付近―
[身体が重い、…――熱い。]
――あいつ、いねえ かな、
[いや、居たからといってどうする。 舌を打ち、頭を振る。 欲を発散したい、 発散したいのは性欲か、それとも、別の欲か。
気付けば使用人室を探すように一階へ降りていたけれど。]
――…、ピッパ 、か?
[>>295 視線の先に見えた女の後ろ姿に、そう声を掛けた**]
(296) 2013/02/22(Fri) 07時半頃
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――夜・一階食堂付近廊下――
[ぼぉっと佇んでいたが、声を掛けられると]
ミナカタ先生……か。
[誰が信頼出来るかわからない状況下ではあるが 同世代のよしみとでも言うか。 先日パピヨンと何事か話していた時は いつもの彼に見えていたから]
……先生は、正常?
[問うたあと、いや、と言葉を濁す様に]
異常な私が問いかける資格はないか。
[困ったような笑みを浮かべ、自然とミナカタに歩み寄っていた]
(297) 2013/02/22(Fri) 07時半頃
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……正常、なつもりではあるが、
[>>297 辛うじて理性が潰れるまでには至ってない。 ただ、朱に変わった左目がじくじくと疼く。 しんどそうに壁にもたれて、同じく困ったように苦く笑う。]
…はは。なんだそれ、 ……騎士職を退いてると、ドナルドから聞いた。
具合が悪いのか、
[額を抑えて、発散させたい欲を堪えるべく目を伏せる。]
(298) 2013/02/22(Fri) 08時頃
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それは良かった……のかな。
[つもり、という少し自信なさげな言葉尻には 彼もモンスターに何かされたのかと察しを付ける。]
その瞳は、何があった?
[彼の瞳が紅く染まっていることに気づき 単刀直入に問いかけた。]
いや、私はその――… モンスターの類に色々されて一時的に騎士職を退くつもりだったのだけれど、……。 具合が悪いというか――身重なんだ。
[そ、と少し膨らんだ自らの腹部を撫でては、複雑そうな顔をして。 本来なら十月十日掛かるものが、既に少し膨らんできているということは、普通の妊娠ではないことは分かる。]
(299) 2013/02/22(Fri) 08時頃
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ピッパは、ミナカタは、こちらの吐息が微かに上気していることに気づくだろうか。
2013/02/22(Fri) 08時頃
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…化け物のお姫さんに、 よく解らん目薬を入れられた、…。
[>>299 伏せる前の目の色を問われ、眉間に皴を寄せてそう答える。]
大人しかったロベリアが、狂暴な女になってた。
[助手に進言するか迷っていた彼女の変貌を告げる。一介の侍女をピッパが知っているかは解らなかったが。]
……レイプか、
外、見たか? 門前までモンスターが押し寄せてて、 …女達が肉を裂かれながら、ヤられてた。
五体満足なら、まだ少しマシかもな。
(300) 2013/02/22(Fri) 08時半頃
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…身重って、お前
[気の利いた慰めの言葉か出て来ず、見てきたものを報告するに留める。 身重と聞いて驚いた顔で彼女を見た。 話の流れからすれば、人間の子ではないと察しをつける。 腹を突き破られてスライムを産み、事切れた侍女を思い出して呻く。]
…最悪だな、
[せめて普通分娩できるサイズのものが宿っている事を祈りながら。]
……それだけか?
[近くにある彼女の口から零れる息に色を感じ、静かに問い掛ける。]
(301) 2013/02/22(Fri) 08時半頃
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目薬?
[そりゃよくわからんな、と、小首を傾ぐ。モンスターはオキュロフィリア(眼球愛好)の性癖でもあるのかと。]
ロベリア?……ああ、侍女の
[王族付きの侍女となれば余り親しくはないが、確か気弱そうな雰囲気のある侍女だったはず。それの変貌を聞けば、ふむぅ。と小さく声を漏らした]
レイプだね。それ自体はいいんだ。 ただその後がなー……
[疼く身体。会話の合間にも、熱い吐息を零す]
(302) 2013/02/22(Fri) 08時半頃
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外、そんな悲惨な状況に―― 悔しいな。騎士として民を守らねばならないのに。 [驚いた顔をするミナカタに、少し視線を合わせづらくてうつむきがちになりつつ]
王女との子供、だとさ。 どんなものが産まれてくるのかはさっぱりだ。 ただせめて人型同士なんだから、人の形をしているといいね。
[まさか子宮に植え付けられているのが、鳥の卵だなんてつゆ知らず、そんな希望的観測を漏らす。 続きを促すような問い。じ、とミナカタを見つめた後、べし、と手が出た]
謂わせんなバカ! ……正直、モンスターの媚薬だかで身体が疼いて仕方ないんだよ……。
(303) 2013/02/22(Fri) 08時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2013/02/22(Fri) 09時頃
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それ自体はいい、とか大したタマだな。 流石、男勝りのピッパ様か。
[>>302 パーティの時の様子を思い出す。 酔ってナンパをしようとする男騎士を引っ叩き、 どっちが男なのか解らない様で説教して居た彼女を。]
…先程王と王妃を安楽死させた。 怪物王女の懇願に唆されてというのも有るが… …最終的に判断したのは俺だ。
五体満足でも役立たないクソ医者も居る。 具合が良くない時は、大人しく菓子でも食ってろ。
[>>303 俯向くピッパに慰めになるか知れないが、 そう告げて、手の甲で軽く頭を小突く。 苦い薬を嫌がる子供用に持参している飴を、 白衣の内ポケットから取り出して握らせた。 薄紙に包まれたそれは、至って普通のニッキ飴。]
(304) 2013/02/22(Fri) 09時頃
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いやぁ……気持ちいいモンは、気持ちいいしょ。 相手がモンスターであれ、あの快感は他にないわ。
[男勝りというよりは女の本能だ、と 至極真面目に解説した。]
え――…? あぁ、そう……。
[安楽死という言葉に最初は驚いたが、面会謝絶だった王と王妃、それも致し方ないことなのだろうと沈鬱な表情で、頷いて。]
……あの女は実質の"女王"か。 はぁ。全く、この国はどうなるんだろうね。
[最早崩壊の一途を辿っていると言っても過言ではないだろう。だけど―――。 差し出された飴玉には、弱く相好を崩して受け取り]
……ミナカタ。 私は最後まであのモンスターに抗い、戦うつもりだ。あんたが正気であるなら、助力を願いたい。
[真摯な表情で、そう願う]
(305) 2013/02/22(Fri) 09時頃
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…あだ、 お前の馬鹿力で叩くな、俺はフツーの市民だぞ。
[>>303 べし、と振るわれた平手が肩に当たる。 態とらしくふらついてはみるが、 彼女の平手の威力は、大した痛みにもならず。 それが、話の通り妊娠によるものなのか、 盛られた薬によるものなのかは、知れないけれど。]
…媚薬、ね。 奇遇だな、似たようなもんを盛られたようだ。
[身体に回る熱に、額に汗が浮かぶのを腕で拭い。 今の状態には、目に毒なピッパから目を逸らす。 スラックスに包まれた下肢が反応するのを、 白衣の裾でごまかすようにしながら。]
(306) 2013/02/22(Fri) 09時頃
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……だってきもいだろ、にょきにょきしてて
[>>305 既に数回遭遇している触手を伸ばすスライムを思い出す。 気持ち良いどころか殺されかかっているので、 快感をもたらすもの、という印象は無く。
首の無いモンスターの女に迫られたりしても、 気持ちの良さよりも恐怖で吐き気を覚えそう。 余程、男と寝る方が抵抗無いという結論を覚えた。 この医者、傍目から見るよりもデリケートだった。]
…女王、だな。 うまくあの女の手の中で転がってる、全部。
……戦う、とはどうするつもりだ? この国から出る方法を、とかでは無くてか?
[あまりに希望の無い宣言を真剣にされ、眉を顰め。]
(307) 2013/02/22(Fri) 09時半頃
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[砕け散る直前の事。
意識はもうすでに事切れていた。 愛していた女の最期も、彼女の夫だと名乗る男の断末魔も見ることもなく 逝った女に最後に掛けられたのは、不肖の弟子で申し訳ないといつも思っていた師からの言葉]
馬鹿弟子で……ごめんなさい。
ありがとう……。
[唇が動いたわけではなかった。
ただ、僅かに残っていた魔力の残滓が、 人としての言葉をパピヨンに届けたのかもしれない。
そうして女の身体は完全に砕けて、 星が降る様にさらさらと流れて消える。 苦悶を微笑みに変えて、さらさら…さらさら――**]
(308) 2013/02/22(Fri) 09時半頃
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人を怪力女みたいな言い方をしおってからに。
[冗談じみた言葉に小さく笑う。 ミナカタも先程から何処か様子がおかしいと思っていたら、似たようなものという言葉で納得し]
盛るだけ盛って、 人間様が簡単に堕落すると思ったら大間違いだ。
[僅かにこくんと喉を鳴らすが、一旦その話題は横に置いた。]
にょきにょきしたのは苦手だよ。 ただ、その――
[無意識に、白衣の裾で誤魔化そうとしているけれど、彼の下肢に視線が行ってしまう。]
(309) 2013/02/22(Fri) 09時半頃
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[雑念を振り払うように頭を振り]
そう、……女王だ。 叶うならば寝首でも掻いてやりたいところだけども 私自身、戦力が著しく落ちてるのは実感してる。
最悪、逃げて状況を立て直す方法もあるけどさ。 思うに、女王だけの力でこんな状況になっているようには思えないんだよ。 あの女、なんだかんだで王女の体裁は取っているから城下にモンスターを放つなんて隙があったのか怪しい。 それを思えば、協力者がいるんじゃないかってね。
(310) 2013/02/22(Fri) 09時半頃
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違うのか? 騎士団長が背中を預けられると称賛してたぞ。
[>>309 常のようにからりと笑う顔も、 今の状態では、すっかり余裕の失せたものだ。]
触手に頭ふっとばされそうになった…、 ハワードが助けに来なかったら、死んでたな。
[>>310 執事が殺された話も聞き及んでいる。 生前の執事を見る最後になってしまった事を、 苦々しく思いながら、彼女の言を聞く。]
ふむ……確かに。 王女が来てまだ3日程度、 それでこの整い様は、幾ら魔物と云えど早いな。 この国の兵力は決して弱い訳ではないし。
分かった、出来る限りの事であれば協力しよう。
(311) 2013/02/22(Fri) 09時半頃
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…あの女の傀儡にされるのは厭だしな。 [そう告げると、視線を返そうとピッパへと顔を向ける。 色付く肌と服の下にある大きな胸に目が向く。 死ね、と自分に悪態をついてから目を見返し。]
……自分で、処理してるのか? 媚薬の、
[それでも、薬を盛られているせいか、 興味はそちらに向き、尋ねた後に後悔を覚える。 壁に彼女を押し付けてしまいたい衝動を、 拳を握り、爪を掌に食い込ませて耐えながら。]
(312) 2013/02/22(Fri) 09時半頃
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あのね、怪力と剣裁きは違うし、こんな靭やかな腕を見て…… って団長か。
[腕まくりして、普通の女性よりは筋肉のついた腕を見せたりしていたが、団長の名前が出れば]
団長は過大評価しすぎなの。 最前線で戦ってた頃の私をまだ思っているんだろう。
[団長から色恋の感情を抱かれているらしいことは伏せて。次いでハワードの名が出れば、あぁ、と小さく声を上げ]
あの爺さんはタフだからね。 下手すりゃあんたよりよっぽど強い。 今はどうしてるんだろう。
[ハワードの死までは聞き及んで居なかったから、素朴な疑問とばかりに呟いて]
……うん。 有難う、恩に着る。 何か情報が入れば教えてほしい。
(313) 2013/02/22(Fri) 10時頃
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[横に置いておいて、出来ればそのまま思い出したくなかった話題だったが]
……正直、参ってる。 自分でしてもちっとも満足なんか出来やしない。
[自嘲的に笑った。はぁ、と零す溜息は微熱混じり。 男嫌いなのは確り自覚している。 ミナカタに関して言えば正直男というよりも、これは本人に言ったら失礼だろうけれど、同世代の友人としか思っていない。]
……。 ミナカタ。 その。
[少し言い躊躇う。けれど、本当に奇遇にまだまともな思考をした二人が、モンスターによってこんな辛い思いをするくらいなら]
私を女だと思わなくていい。 自慰の道具か何かだと思ってくれていい。 だから、その―――
[肝心の言葉が上手く出てこない]
(314) 2013/02/22(Fri) 10時頃
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犠牲も少なくないからな。 余計に、お前さんの力は貴重なんだろう。
[>>313 死んだ女房よりかは太い二の腕を見せられて破顔する。 二人の間で為された色恋の話は知らないので、 純粋に頼りにされているのだと思い込んでいる。]
ハワードのじいさんは殺された、そうだ。 ジジイっつったって逝くには早ェ、気の毒だな。
[ハワードの死を彼女にも伝えて、息を吐く。 呆れや悲しみからでは無く、情欲に濡れたそれ。 >>314 満足出来ない、と素直な様子に苦笑を浮かべる。 試してはいないが、此方も恐らくそうなのだろうと。]
(315) 2013/02/22(Fri) 10時頃
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[王子の訃報が届いたのは宵のことだった。 疲れ果てているであろうコリーンの代わりにフィリップが受け答えに出たことを伝令はどう思っただろうか。 部屋の中ではソフィアも居る以上、それらは全て戸口でやり取りが行われた。 無論、部屋の中にもその内容は聞こえただろう。 伝令を返すと扉を閉めて鍵を掛ける。 二人のところへ戻ると――]
王子様が御隠れになられたそうです。 心労のせいでしょうか、王様と王妃様もお倒れになったそうで……。
[深くため息をついた]
これであのモンスターの王女様……いや、じきに女王様になるのかな? 一人勝ちと言うわけです。 コリーン、お願いがあるのですが聞いてくれますか?
[それはセプテント領へのお父上への手紙をしたためてもらうこと。 内用は王女様の告発、セウ国の内情の暴露……。 まだ領地が無事であれば、無事な領地通し外側で結束してもらうのは悪くはない。 まぁ、コリーンが受け入れれば、の話だが――]
(316) 2013/02/22(Fri) 10時頃
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[ピッパに対しては特別な感情は抱いていない。 というより、女房が死んでからの此処数年。 女を求める事も無ければ、買う事も無く。 ある意味でそれは修行僧と変わらないのでは無いか。 だから、 欲を得ようとする目で、友人を見てしまう自分に、 腹立たしいと苛立ちを覚えてしまう。]
…莫迦か。 道具扱いは、出来ない。
が、患者として「診る」のなら、
[彼女の身体を静める目的で、 或るいは自らの身体を落ち着かせる目的で。
途切れた言葉の先を言わせるのが可哀想で、 数歩動き、壁へ彼女の背を預けさせるようにし、 声を奪うように顔を寄せ、唇を押し付ける。]
(317) 2013/02/22(Fri) 10時頃
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まぁ、ね。 私も早く戦線に復帰したいと願ってるさ。
[>>315破顔するミナカタに軽くどやぁといった顔をしたが ハワードの死を聞けばそんな表情も掻き消えて]
死んだ……? 女の尻ばっかり追い掛け回してたあの好色爺さんが?
……嘘みたいだ……。
[気の毒、ということはには愁傷に頷いて ただ、その死を上手く受け入れられない、 悲しめる程の平常心すら、 今は失われつつ、あって。]
(318) 2013/02/22(Fri) 10時頃
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