182 【身内】白粉花の村
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――2F廊下――
[はたして、回診の予定はどうなっていただろうか。 確認しようにも、先の今で院長に顔を合わせるのは、プライドが邪魔をして躊躇われる。もうひとりの同僚には、なるべく借りを作りたくはない。 一階の診察室まで降りれば、予定は掲示されていただろうか、と。
なるべく誰かに会わないよう、人気のない階段を選んで、再び階下へ降りようとする、その途中で。 階段の踊り場に蹲る弟の姿>>215を認めて、思わず首を傾げた。]
…ガーディ? 具合でも悪いのか。
[一見すればその場で転寝でもしているような格好だけれど、彼に限ってそんな事はありえないと、自分は良く知っている。 埋められた頭に、上がる気配はない。なるべく足音を立てないように階段を降りながら、静かな声音で声を掛けた。]
(237) 2014/06/23(Mon) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/23(Mon) 00時半頃
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[遠くに去る背中>>232を見送る。 終始つかみ所の解らない人。そういう印象だった。]
レティーシャ?どうしたのぉ? え?腕輪?
[遠慮がちにかけられた声>>236に、向き直る 腕輪?腕輪がどうしたと言うのだ。 確かに中世の貴族のような、手首をすぽりと覆う大型の腕輪は珍しいかもしれないが―]
…!
[彼女は卒倒しそうになった。 醜く、最早黒い線となって横向きに何本も連なった傷痕が露になっていた。 何故 何故…! 焦るように腕組みをし、内側の傷痕を隠した]
(238) 2014/06/23(Mon) 00時半頃
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お、おか、おかしいわね… どこ…どこで落としたのかしら…
[彼女は記憶を辿る。 あのつかみ所の無い青年の手を両手で包み込んだ時には確かにあったのだ。 思考がぐにゃり と歪む
―あんまりいじめちゃ駄目だーよ?
何処かのらくらとしていたその声が頭の中に木霊する あの泥棒猫…挑戦状のつもりかしら…]
(239) 2014/06/23(Mon) 00時半頃
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ニハ、ニハハハー
[手に持つ大きなブレスレットをクルクルと回しては掲げてを繰り返す]
…あ、お話あったのにレティーシャさんに後で謝らなきゃなー
[それよりすべき事、ブレスレットを盗ってきた本人に謝るという思考は持ち合わせて居なかった。物を盗ったり物色したり、手グセが悪い事に関しての罪悪感など遠の昔に捨ててしまった]
くすんだ色…。どれもこれも、似た色になってきたなぁ
[進む病状。最初宣告された時はまだ黄色も、金色も綺麗に見えたのに今じゃ炭がかかったかのように、劣化してしまったかのように黒くくすんでしまった
そしてそれは、自分の寿命があとわずかと自分の体から警告されているようで]
(240) 2014/06/23(Mon) 00時半頃
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[狼狽えるマリーの姿>>239を見て、レティーシャは確信した。それが彼女の闇なのだ、と。自分のことのようにおろおろと周囲を見渡し腕輪を探すも見当たらない。途中、視界に同じ病気のカリュクス@33を見つけ会釈をして。]
……わ、わたし、猫さんにも心当たりがないか聞いてくるね。
[あの腕輪がなければ彼女はきっと困るだろうと考えて、声をかける。ほんの少しでも力になれれば、と思ったのだ。安心させるように笑むと、急いでトレーを返却し食堂を後にする。]
(241) 2014/06/23(Mon) 01時頃
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[醜い痕を見られてしまったのは不本意だが、相手が>>241心優しい人物で良かった。、そう思いながら、上ずり吃音気味の声で返事を返すのだった]
あ、あり、ありがとう… お願い、す、す、するわぁ…
[もし戻らなかったら仕方ない。この手段だけはどうして嫌なのだが、醜悪な弱さを晒しつつ生活するよりは幾分かマシだろう。最悪の事態も想定しなければならない。]
レ、レティーシャ… もし、もし見つからなかったら… ほ、ほ、包帯を持って戻ってきて頂戴… 頼んだわね…
(242) 2014/06/23(Mon) 01時頃
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[目を閉じていれば、何も見えない。 何もしていないから、意識もぼんやりする。 だけど完全に途切れることはない。 もやりもやりと半端な思考の隙間に不意に靴音が割り込む。
誰もいなければここは馬鹿みたいに静かだから、 唯一の音はいやによく耳に届いた。
それが間近に迫ってやんだ頃、 頭上から降る自分を呼ぶ声>>237がして、 ひどく気怠げな動きで顔をあげた。]
――…なんだ。アンタか。
[よく知った声だから、そうだろうとは思ったけど。 片腕から指先を剥がして、そっと袖で覆い直す。
先の問いに対しては、別に、と小さく返すだけ。 このまま此処で面倒な回診の時間をやり過ごそうと思ってたのに。]
(243) 2014/06/23(Mon) 01時頃
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[背中にかけられた声>>242に対して、うん、行ってくるね、と答えると廊下を走り出す。直ぐに息が上がって、胸が苦しくなって来たが走ることをやめることはしなかった。
間も無くして見覚えのある背中>>240が目に入る。]
ーー猫さん、待って……っ!
[やっとのことでクシャミに追い付き、声をかけるとその場にしゃがみ込む。体力の無い身体の上、普段から運動などしない為、少し走るも辛かった。]
ごめんね。
[呼吸を整えると、まず最初に謝罪の言葉を述べた。あの場に居づらくさせてしまったこと、直ぐに気付いてあげられなかったこと、謝りたいことはたくさんあって。]
(244) 2014/06/23(Mon) 01時頃
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[クルクルとブレスレットを回していると後ろから声を掛けられた(>>244)]
ニハハ、レティーシャさんだ。どうしたのー?
[ごめんね、と謝る彼女の言葉の意味を理解出来ず、頭に手を置くとさっきのようにまたクシャクシャと撫でた]
(案外バレるの早かったかなー。隠しても良いけど…素直に言おう)
もしかして探し物はこれかにゃー?
[片手に持った大きなブレスレットをレティーシャに見せるとニハハ、と笑った きっと失望されただろう、やってる事は犯罪と変わらないのだから。それでも仕方無いと思っていたが、何故か彼女に失望されるのは目の前の世界が白黒になるよりも悲しい事だ、と思い始めた]
(245) 2014/06/23(Mon) 01時頃
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[背もたれに寄りかかり休息しながらも、辺りの話し声は否応無しに耳に入っていた。]
………。
[薄目を開け、フードのついた衣服を纏った少年を見る。
彼の病名までは知らないが、手癖のことは耳に入っている。 けれどもそれに口を出すつもりや、警戒するつもりは微塵もなく、立ち去るその背中を視線だけで見送ったが。
彼が立ち去った後、レティーシャと連れの女性の周囲が騒がしいことに気が付けば、やれやれ。と口の中でぼやき、飲みかけのアイスティーを一気に呷り]
(@34) 2014/06/23(Mon) 01時半頃
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[何やら慌ててレティーシャが出て行った>>241のを見届け、ゆっくりと足音を立て、女性に近寄る。]
どうかした?大丈夫?
[何かを隠すように腕組みをする女性>>238にそっと声をかければ、嗅ぎなれた血の匂いが幽かに鼻につき]
手首に水滴がついてるよ。 よかったら、これ使えば。
[包帯が巻かれた自分の手に気付くよう、青いハンカチをわざとゆっくりした仕草で差し出す。]
(@35) 2014/06/23(Mon) 01時半頃
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あのね、マリーさんの腕輪がね……。
[言いながらふらふらと立ち上がる。慣れないことはするものではないな、と心から思って。
クシャミの言葉>>245を聞いて手元の腕輪に気付き、目を見開く。それは紛れもなくマリーのもので、何故彼がこれを持っているのかレティーシャには理解できなかった。]
猫さん、どうして……。 ーーマリーさんの、だよね……?
[もしかしたら拾っただけなのかもしれない、そんな淡い期待を込めて彼に問う。この状況でも、レティーシャは彼を信じていて。
クシャミが人の物を盗るなんて、微塵も考えていなかった。]
(246) 2014/06/23(Mon) 01時半頃
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兄さんって呼べって、言ってるだろ。
[階段を踊り場まで降り切ったところで、ゆるりと重々しく上げられた顔>>243は、自分のそれと良く似ていた。 並んで歩けば、たとえ相手が初対面であろうと、ふたりが肉親であることは容易に想像できるだろう。…そんな機会は、なかなか無いのだけれど。
手早く袖で覆われた腕に何があるか、それくらいの情報共有はできている。常に眠気と戦う彼は、自傷とまではいかないものの、自身の扱いがひどくぞんざいだ。 薄く眉を寄せつつ、あえてそれに触れることはせずに。 蹲る少年の前に、腰を落としてしゃがみ込んだ。彼はきっと、見下ろされるのは好きではない。]
そろそろ回診の時間だ。……知ってるだろうけど。 用がないなら部屋に戻った方がいい。
[彼の好きではないものに、回診という言葉が含まれているだろうことも、予想はできるのだけれど。 結局掛ける言葉は変わらないまま、がらんとした階段に小さく反響した。]
(247) 2014/06/23(Mon) 01時半頃
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[予想だにしない人を疑わないレティーシャを見て、罪悪感など全く感じなかったがズキズキと、胸の辺りが痛んだ]
に、にはは……
[笑顔が作れない。大体腕についていた物が簡単に取れたり自分が持っていたりするだろうか。どうしたら良いのかわからず、沈黙を作ってしまう。自分が一番苦手な沈黙を]
なん…で、だろうね。これ、渡しておいてくれるかな
[それだけ言ってレティーシャに手渡すとフラフラと階段の方へ向かった]
(248) 2014/06/23(Mon) 01時半頃
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はっ…はっ… はぁ…はぁ…
[喉は渇き、動悸が治まらない。 不安で堪らない。今すぐ切りたい、自傷したい。 そんな縋る様な思考でおかしくなっていた彼女は、押さえた左手首をがりがりと爪で引っかいていることを自覚出来ていない。痛みなどないのだから当然である]
っ…!? [不意に投げかけられた声>>@35に目を白黒させる。 今の彼女に、気の聞いた挨拶をする余裕はない。 深呼吸ひとつ。冷静―あくまで自分の中で―に、返事をする]
あ、あ、ありが、とう… で、でも、汚しちゃ悪、悪いから…
[肩で息をして、額に脂汗を流しながらすんでのところで返事をする。 心配をかけているのだろうか?しかしここで医者―特にセシルを呼ばれては敵わない。自傷は知られているのだろうけど、傷痕など絶対に見せられない]
(249) 2014/06/23(Mon) 01時半頃
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[手首を爪で引っ掻く様子>>249に、自分の姿を見ているようで、一瞬目を伏せる。
普段ならばわざわざ関わることなどしない。 じきに死ぬと信じていた時には、少しでも人の記憶に残らぬよう、人から離れようとしていた。 それなのに……自分らしくない。と自嘲的な笑みが浮かびそうになる。
肩で息をしながらも、なんとか返事をする彼女を見れば、出来るだけ柔らかい声をかける]
大丈夫。僕も同じだから。 誰も呼ばない。
[おそらく人がいるだけでも辛いだろう。と、ハンカチだけをテーブルに残し、その場からそっと立ち去った。]
(@36) 2014/06/23(Mon) 02時頃
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[ふらふらと歩くクシャミを追いかけるのは気が咎め、レティーシャはその場に立ち尽くした。マリーの腕輪を返さなくてはいけないし、何よりもこうして自分が彼を追い込んでしまった、と罪悪感を感じていて。
それでも、このまま彼をただ見送ることは出来なかった。]
……わ、わたし、猫さんのこと嫌いになってないよ。だから、えと、……その、待ってるね……っ!
[上っ面の言葉は時に凶器になることは痛いほど分かる。だから、本心を自分の言葉て伝えようと言葉を捻り出す。 こんなことを言って何かが変わる、とは思わなかったし、自己満足だとも思った。 ただ、このまま猫さんとお話し出来なくなるのはあまりにも寂しい。
心が落ち着いたら、いつでも話しかけてね、という意味で投げかけたこの言葉は、彼に伝わるだろうか。]
(250) 2014/06/23(Mon) 02時頃
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……はぁ、には…にははは……
[レティーシャから逃げるように去り、壁に手を付きながら階段を登って自室に向かおうとする 後ろから自分を追ってくる様子は無く、あのままちゃんと渡しに行ってくれただろうと安心した。全て言って失望されるのは…嫌だった
通り道、少年とその兄であろう医者を見かけたが気に止める余裕は無く、小さく「通らせて…」と言うとフラフラと2階に上がった]
ダメージ大きいなぁ、ニハハ……
[悪い事をしたと思わなかった。興味本位で、腕を見た。マリーの言葉の真意はそれだけで確かであり、何が言いたかったのかも理解した
自室に付くとベッドの上に倒れ込み、寝るわけでもなくただ脱力した この部屋は恐らく全員が知っているだろうから、怪しんだレティーシャが来るかもしれない。もしそんな事になったら出るべきか居留守を使うべきか。ただただ迷うばかりだった]
(251) 2014/06/23(Mon) 02時頃
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[僕も同じ>>@36と告げられた声に、少し安堵が過ぎる。 ああ、彼も同じ境遇の輩か。 その手首に巻かれた真っ白な包帯を見て、せめて装飾品で覆い隠そうという発想の自分が哀れに思える]
ありがとう… 新しいの、返すわね…
[立ち去る背中にそう話しかけ、ハンカチを手首に宛がう。圧迫すれば血は止まるだろうか? こんな姿を見られたくなかったのに、彼が居たことによって救われた。そんな錯覚を覚えた]
(252) 2014/06/23(Mon) 02時頃
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やだよ。
[呼称について咎められても直す気はない。 これまでも何度もそう言われた事があったに違いないけど、例外なく突っぱねてきたはずだ。そろそろ諦めてはくれないものか。
見上げていた視線は目の前の人物が屈むとことによって自然と下りる。 さすがによく、分かってる。だけどそんな細かい気遣いも、それはそれで若干の苛立ちを呼び起こさせるのだから。僕も大概ガキだな。分かっちゃいるんだけど。]
それも、嫌だ。 行きたくないからここにいる。
[我儘みたいな嫌だの連続は肉親に対する甘えみたいなもんもあるかもしれない。自分ではそうとは気付いていないけど。
日々の診察になんの意味も見出せない。 何をしたって眠れないままなんだから。]
(253) 2014/06/23(Mon) 02時頃
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[彼の背中が見えなくなると、再び今来た道を走り出した。相変わらず、直ぐに息を上がらせて。
それでも行きよりは早く走れている気だけはした。]
マリーさん、お待たせ。 ……あったよ、腕輪。
[食堂の重い扉を押し開けて、彼女>>252に駆け寄り腕輪を差し出して。もちろんクシャミとどんな会話をしたのか、腕輪がどこにあったのかは伝えなかった。…彼女が疑問に思わないといいけれど。もし、聞かれたらどうしようか、なんてレティーシャは考える。]
(254) 2014/06/23(Mon) 02時頃
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ー2F自室ー
[カチャリと音を立てて扉を開く。
部屋の隅、ゴミ箱の方へ視線を向ければ、いつの間にやら鏡の欠片は全て片付けられていて、テーブルの上には新しい手鏡が置かれていた。 前のと同じ形状、まるで鏡が割られたこと自体が嘘だったかのような、そんな錯覚を起こしそうになる。
室内に足を踏み入れると程なく、ズルズルと崩れ落ちるように、壁にもたれかかりながら床にしゃがみ込む。 どこか張り詰めていた気持ちが、一気に緩むのを感じれば、ただぼうっと何もない空間を見つめる。
腕に傷がある女性"新しいのを返す">>252と、彼女は言っていたが、はたしてそれまで自分はここにいるのだろうか。 『返さなくていい』と伝えるべきだったかもしれないが、それは拒絶を表しているようで……頭を一つ振り、思考を打ち消す。
そのまま、壁に持たれて瞼を閉じた。]
(@37) 2014/06/23(Mon) 02時半頃
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[肩で息をしている少女>>254がその手に持った輪っかを見て、彼女は顔をくしゃり と歪ませる
その大きく派手な腕輪を嵌め直すよりも先に駆け寄ってきた少女を抱き寄せた。]
ありがと…ありがと…
[この装飾品が何処にあったかなんて興味はない。ただ手元に戻ってきた。この少女が取り戻してくれた。ただそれだけが事実だ]
(255) 2014/06/23(Mon) 02時半頃
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……あ、あのっ、
[急に抱きしめられて動揺を隠せずに、声を漏らす。近すぎる距離感も、人に抱きしめられることも、レティーシャには初めての経験で。どうすればいいかなんて、検討も付かなかった。]
お礼を言われることなんて、してないよ。
[困ったように笑むと、ぽつり、と呟く。ただ、クシャミを追いかけて腕輪を渡されただけで特別なにかをしたわけでもない。 それなのに、手柄のように思われるのはなんだか釈然としないのだ。]
だから、お礼なんて言わないでいいよ。
[そのあとほんの少しの間があいて、もしお礼をしてくれるっていうなら、今度お酒の作り方を教えてよ、なんて彼女が気負いしないように続けた。]
(256) 2014/06/23(Mon) 03時頃
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………、
[説教じみた提案>>253をことごとく却下されて、はあ、とひとつ溜息を吐いた。 彼から受けるこんな態度は、もう慣れたものだけれど。
自分に向けて我儘を言うのならば、まだいい。けれどこれで、他の医者達にまで世話を掛けさせたくはない。 そう思ったのは、職場の仲間への気遣いというよりは、借りや負い目を作りたくないという、自己中心的な考えが優っていただろう。]
あんまり人に迷惑をかけるなよ。 …子供じゃあないんだから、
[そんなこともあって、聞き分けのない子供のような拒絶に、咎めるように続けて、けれどそこで言葉を詰める。 "子供ではない"と。 そう掛ける言葉は小言の一環であって、目の前の不満ばかりの少年は、子供以外の何ものでもない。
――けれど、彼は、"子供でなくなる"ことはないのだと。臨床医である自分は、それを他の者達よりも理解している。 そう思い至ってしまえば、続ける説教は喉の奥で詰まって止まった。]
(257) 2014/06/23(Mon) 03時頃
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……?、あ、ああ。
[背後から突然掛けられた言葉>>251にも、咄嗟に敬語を繕うことを忘れて、素直に身をずらす。 ふらふらと階段を登っていく様子のおかしな猫耳フードを見送りながら、ただ彼もそうなのだろう、と。彼よりも弟の方が、提示された寿命は長いと。そんな医者として許されない事を考えて、小さく息を吐いた。]
………回診、したことにしてやってもいい。
[吐き出した息が空気に溶け切ったころ、ぽつりと。 定期的な回診は、いまだ不明なところの多い奇病を管理できる唯一の情報源だ。 ばれでもしたら大目玉だろう。何より自分でも、そんな事は許せなかった、けれど。
回復するどころか日に日に悪化していく弟のカルテは、自分も見たくなかった。 ここにきて初めて、医者としての自分の誇りも裏切ることになる妥協案を、小さく呟く。]
(258) 2014/06/23(Mon) 03時頃
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[気付かれないように涙を拭いつつ、>>256柔らかい感触をそっと胸に抱きとめる 「生きた心地がしなかった」 例えるならば本当に其れである
ーパチン 左腕に、いつもの腕輪を巻く。 キモチが楽になる。これで私は常人なのだ。]
任せてっ♪ 美味しいお酒、飲ませてあげるわぁ
(259) 2014/06/23(Mon) 03時半頃
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うるさいな。 アンタだって人にめーわくかけたからこんなトコ来たんだろ。
[元々人の神経逆撫でするような言葉はよく口にする。 それでも普段多少はあるかもしれない他人への気遣いみたいな物も、目の前の人物を相手にすると一切失せて、口の悪さがより顕著。
"めーわく"。異動の話は上っ面しか聞き及んでないから。 内情なんてさっぱり知りはしないんだけど。]
…。……どーも。
[何を言われたところで回診の為に部屋に戻るつもりはなかったが。彼にしては珍しく口にした妥協案>>258に、小さく瞬きをした。少しだけ、驚いたな。
途中通りがかった先刻の猫耳>>251は、目線だけ向けて過ぎ去るのをぼんやり眺めて。]
一回や二回、どーってことないと思うけどね。 どっちにしろ寝れないんだし。死ぬんだしさあ。
[驚かされた事への意趣返しか。駄々っ子みたいな我儘を寛大にも受け入れられた事の居た堪れなさか。 兄がわざわざ口にせず飲み込んだであろう言葉を向けてやった。]
(260) 2014/06/23(Mon) 03時半頃
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っ、僕は迷惑なんてかけてない…!
[売り言葉に買い言葉か、遠慮なく投げられた屈辱的な言葉>>260に、思わず声を荒げかける。 それはプライドの為でも、弟の前での体裁のためでもあった。…こうして反論している時点で、意味を成しているかは怪しいものだけれど。]
……色々、あるんだよ。
[そんな下らない揉め事の詳細を、弟に教える気にもならない。逃げるように、曖昧な言葉で誤魔化して。
自分の提案に驚いた様子の彼に何かを思う間もなく、続いた言葉に、自身の弁解なんてどうでも良くなってしまった。 やはり同じ事を考えていたのか、なんて、こんな事で、自分と彼との思考が似ていることを再確認したくはなかったけれど。]
(261) 2014/06/23(Mon) 06時頃
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