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ドナルドに1人が投票した。
セシルに4人が投票した。
ティモシーに2人が投票した。
セシルは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ドナルドが無残な姿で発見された。
キャサリンが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ルーカス、ジョージ、クラリッサ、ティモシーの4名。
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【人】 良家の息子 ルーカス―― 昨日・集会場にて ―― (0) 2013/09/01(Sun) 01時半頃 |
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ー昨日・集会所ー
[投票は結局白紙で出して。それは会ったことない青年にいれられた
彼の暖かい温度に触れて気持ちが安心する。家の前で深いキスをされれば幸せでいっぱいだった。]
また、明日
[初めて、初めて彼のその言葉にきちんと答えることができた。その言葉に背を押されるように生きる勇気が涌いてきて
ー明日は、明日はきちんとクラリッサさんと話をしよう。
そう、思った。]
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【人】 良家の息子 ルーカス―― 深夜 ―― (1) 2013/09/01(Sun) 01時半頃 |
[その夜、眠った先で見たのはあの露店商のおじいさん。
笑顔で声をかけようとして、ぐっと呼吸が浅くなる感覚]
ぁっ!.......
[目がばちりと覚める。首もとにまるで生き物のように絡み付くネックレスをはずそうと手をかけるがあまりにも強い力でその首を締め上げるそれに抗う術はこの小さな身体にはなかった。]
.....はっ、や、なっ..に..
[足をばたつかせ、掛け布団を蹴りベッドの上で一人丸まって苦しみに耐える。苦しみにベッドを頭が擦った瞬間髪結いがするりと髪から抜けてベッドから落ちた]
[視界の端、落ちた髪結いを追いかけて転がるようにベッドから落ちて髪結いに手を伸ばす。もう意識は飛ぶ寸前だった。
死にたくない
だって誰の役にもたってない。
死にたくない
だってこれは彼の為の死ではない。
死にたくない
だって彼と、彼と彼の故郷に]
ル........ァ.....
[ごきり、と嫌な音が部屋に響く。
その指先はあと数センチ、髪結いには届いていなかった。]
[ネックレスは力をなくしたように死んだ彼女の首にぶら下がる
その色は買ったときの鮮やかさの欠片もない灰色になっていた。]
【人】 良家の息子 ルーカス―― 翌朝・弦月の宿 ―― (2) 2013/09/01(Sun) 02時頃 |
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──3日目・宿──
[少年が、部屋を後にする。
…ジョージ。
後ろに居るよー。
[まさに背後霊だな、笑いながら少年を見守っている。*]
―回想昨日 宿→集会所―
[クラリッサとの話が終われば、その足で集会所へ向かった。
ジョージのことはやはり気にかかっていたが、自分が少年に言えることは何もないと感じて。
そしてまた、今日も名を沈めることとなる。
昨日処刑されたオズワルドのことを思い出せば、不用意に無効票に投じる気にもなれず。]
(怪しい奴、か……
くそ、俺にはわかんねぇ…)
[怪しい奴は分からない。
ただ殺してもいい奴、ならば――]
はっ…!
殺してもいい奴なんていねーよ
[自分の思考に自嘲気味に笑って、【ティモシー】と記し投票した。]
【人】 良家の息子 ルーカスキャサ、リン…? (3) 2013/09/01(Sun) 02時頃 |
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[キャサリン、と呼ぶ声が聞こえて
ふと、気づけば私はそこに立っていた。]
ルーカスさん?
[反射的に答えて、見えた彼の元へとかけよる。]
.....え、
[その身体は彼の身体をすり抜けて、放心しているうちに聞こえる彼の叫び]
うそ....
[その先に見える白い足首に昨晩の出来事が甦る。死んでしまったのだと、全く無意味に死んでしまったのだと気づいて。放心したように彼を見つめた]
【人】 良家の息子 ルーカス[いつまでそうして彼女の傍で蹲って泣いていたか分からない。 (4) 2013/09/01(Sun) 02時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス―― → 集会場 ―― (5) 2013/09/01(Sun) 02時半頃 |
[次に目覚めたとき、地に伏せる血塗れの自身の姿を見た。]
(ああ、俺は殺されたのか…)
[死にたかったわけでもなく、驚かないわけでもなく。
ただどうしてだろうか。納得はしていた。]
クラリッサ……
[ぽつりと零すは、いまや届くはずもない愛弟子への呼びかけ。
殺される前後の記憶が混濁とし、最期に見た、血に染まる彼女の表情も思い出すことはできなかった。]
[彼が私の身体を抱き上げるのを見てはっと正気に戻る。彼が首にネックレスをかけるのを見てダメ、と言ったけれども届くはずもなく
床に落ちたままの髪結いを拾おうと手を伸ばす。それでも髪結いをすり抜ける指先に眉を寄せて、そういえば彼は私の髪結いをどうしているのだろう、と思った]
....っ!だめ、ルーカスさんだめ、いや!
[大丈夫、直ぐ逢える。その言葉の意味を瞬時に悟って声をあらげて彼に近づくものの届かずただ彼の後を追って外へと]
[杞憂であるならば、自惚れであるならばそれでいい
ただそうでないのなら自分はどうすればいいのだろう]
【人】 良家の息子 ルーカス 僕が首無騎士だ!さっさと僕を吊れ人間ども! (6) 2013/09/01(Sun) 02時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサ ―― 前日:弦月の宿 ―― (7) 2013/09/01(Sun) 02時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサ ――深夜:弦月の宿・ドナルドの部屋―― (8) 2013/09/01(Sun) 03時頃 |
[何故自身の死体を見ても、これほどに落ち着いていられるのだろうか。
しかし見ていて気分のいいものでもなく。扉をすり抜け、大通りへと出た。]
今日もいい天気だな…
[空は晴天。なお祭が続く街の賑わいも前日の通りだ。
自分が死んでも世界は変わらずに動いている。そのことがドナルドを言いようのない気分にさせた。
哀切、不安、憤り、そして――]
ああ、俺は満足してるのか…
[声に出してみれば、その気持ちがさらに強くなる。
俺は、俺の生に満足していた。
実家を勘当されたことも。浮浪者のようなことをしたことも。クラリッサを傍に置いたことも。
後悔などしたことはない。俺は生きたいように生きた。]
クラリッサ、強く生きろよ
[いつものようににやりと笑って。
いつかのときと変わらぬ気持ちで呟いた。]**
【人】 手伝い クラリッサ
(9) 2013/09/01(Sun) 03時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス―― 露天商通り「星屑のきらめき」 ―― (10) 2013/09/01(Sun) 03時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカスああ、そうさ。 (11) 2013/09/01(Sun) 03時頃 |
ー→集会所ー
いや、ルーカスさんやめて違うそんなの
[真っ先に集会所に歩いていく彼に嫌な予感しかしない。]
いやぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!
[集会所に響き渡る彼の声に耳を塞いで叫びを]
ちがう、ちがうんです、ルーカスさんはっ!!!
[叫んでも誰にも届かない。そしてこれだけ叫んでも息切れひとつしない身体に死んだと思い知らされるほかなかった。]
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【人】 手伝い クラリッサ ―→ 時計塔・最上階 ―― (12) 2013/09/01(Sun) 03時半頃 |
―処刑場―
どうして僕が処刑されなきゃいけないんだ…
[人々の答えは投票で決まった事だから、と。]
(向こうの世界でも演奏家でいたい、チェロと共に逝かせてくれるだろうか…)
[ふふ、と笑ったその後、抵抗することも無く静かに目を閉じた。]
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