人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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メモを貼った。


【人】 厭世家 サイモン

[ひとしきり笑った後、寝転がっていた身体を起こし、床に置いたままの絵へ向き直った。
 新しい鉛筆を手に取り、ガリガリと新たな少年をそこに描いて行く。

 次に描き込んだのは、茨の少年の前に中庭で見つけた金の髪の同級生。
 ノックスをモデルにしたと見て判るその表情は、茨に捉えられた虜囚のもの]

 …………ふん。
 あいつも既に取りこまれていたのか。

[木陰の下でみた青白い顔を思い出し、描きあがったばかりの少年の顔を撫でる。

 撫でた親指の腹の下。取りこまれてしまった少年の顔をじっと見詰めているとなにかが面白くないような、そんな気がして]

 ………気に入らんな。

[がり、と長い爪が一つ赤い筋を作った]

(1) 2011/08/09(Tue) 00時頃



      い

   す

     き

……。

[最期の言葉は、声にならず。
幸せな夢に溺れ]


[暗闇の後、目を覚ますのは。
囚われたままの魂が見る、真夏の夜の夢]


「…ううん、もう僕のものなんだ。
 ちゃんと薔薇の精の言うとおり、甘い毒で狂わせて、蔦に絡めて、根を生やして…
 もう、逃がさない。ずっと一緒にいるんだもん。」

[薔薇の蔦に囚われたまま、うっとりとヨーランディスは語る。]

「なんで君まで混ざってくるの?
 君が来なければ、二人でずっと幸せな夢を見られたのにさ。」


メモを貼った。


【人】 厭世家 サイモン

[新たな住人を増やした絵を置いて、ふらりと部屋を出る。
 閉ざしたはずの部屋にも忍び寄る甘い薔薇の芳香。
 それをさらに遮断するべく、窓の隙間を目張り出来る追うなものを探して、人気の少ない廊下をゆっくりと歩く]

 随分と静かだな。騒がしいのよりはましだが。

[そう言いつつも、寄せられる眉根が示すは不快感。
 濃厚な薔薇の香りは、媚香に慣れている少年にも酩酊に似た何かを与えるのか、じわじわと心を惑わす様に。
 伸びる茨の蔓の影を感じていた]

(13) 2011/08/09(Tue) 00時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[そうして眉根を寄せたまま廊下を歩いていれば、ルーカスの部屋の前で立ち竦むフィリパと精の香りを身に纏うジョージを見つけて、僅かに上がる片眉。
 清廉な上級生の姿はそこにはなく、まるで見捨てられた子犬のような姿は、憐憫を誘うようでもあり、また普段の姿を知っているだけにとても滑稽にも見えた。
 そしてその隣に立つジョージへは、ヒュウと口笛を一つ鳴らして]

 良い格好しているじゃないか。
 ザックが好きだと言っていた割には、誰にでもケツを振るんだな。

[嘲るような声音で、くつくつと笑う]

(14) 2011/08/09(Tue) 00時半頃

 それで、ヴェス先輩は幸せか?
 お前はこの人の見た目だけが好きなのか?

[頭のおかしい後輩。腕の中の先輩]

 夢の中の人形遊びなら、一人でしてくれないか。

[眼を覚まして欲しい。
でなければこの後輩を退ける為に酷い事をしてしまいそうで。
でもそんな姿、見せたくは無い]

 それに、先輩の意思を聞いたのか?


『そう、ダメだよ…』

[ざわりと風渡るように聞こえるのは、人ならぬ声。]

『まだ、足りない。もっと集めなきゃ。』

『だから…。解放させるわけにはいかないんだよ。』

[ヨーランディスの狂おしい恋慕も、
 ヴェスパタインの胸の中に積み重なった痛みも、
 全て上質な養分になるから。

 深く絡まった太い蔓は、
 心の鎧を失って脆く剥き出しになったヴェスパタインの魂を、
 深い深い奥底へと更に引きずり込もうとする。]

『側に居たいというのなら、その代償が欲しいかな。』

[望むのは精気。魂だけでも交わり犯せと。]


「だって、応えてくれたもん。
 好きな人じゃなきゃ、抱かないでしょう?」

[愚かな少年は、未だ甘い夢から覚めきらぬ。
 心などそこにはなかったなんて、気づいてはいなかった。

 抱いてくれた。それだけが、愛の証と信じ切っている。]


「それとも…ディーン先輩。
 …僕の先輩は好きでもない人を抱けるようなひどい人なの?」

[空の色を写したような、ヨーランディスの瞳が揺らいで潤む。
 ざわりと赤いバラの蔦が蠢いた。]


 ――代償?
 それで、先輩が守れるのなら。俺に払えるのならいくらでも。

[見えない声へ、そう返事をする。でも、どうやって自分が]


メモを貼った。


薔薇の精的には、セルフ以外なら手段を問わない…みたい。


メモを貼った。


 好意なんてなくても。
 出来るだろう。

[自分がそうしたように。
薔薇の香に狂わされていれば尚更それは簡単に叶ってしまうもの]

 お前とヴェス先輩に何があったとしても。
 そこに先輩の意思がないのなら。薔薇に使われただけならば。

 先輩は酷くない。


「嘘だ!そんなことないもん!ちゃんと愛してくれたんだもんっ!
 そうじゃなきゃ、僕…何のためにこんなこと…っ!!」

[信頼は揺らいでも、それでも認めたくなくて、
 恋に狂った哀れな下級生は泣きながら走り去る。

 医務室で眠る少女のように可憐な姿も、ポロポロと涙をこぼしていたとか…]


【人】 厭世家 サイモン

[おどおどとしていた少年はもうそこにはいない。
 快楽と罪に堕ちた子供が、壊れた笑みを浮かべて笑うのを見る]

 そうか。それは何よりだ。
 突っ込む事しか知らんザックよりも、随分とお楽しみのようだな。

[ふんと、鳴らす鼻。
 壊れていく過程を見るのは好きだが、壊れた後には興味がないとばかりに。
 その視線はフィリパへと向けられる]

(24) 2011/08/09(Tue) 01時頃

【人】 厭世家 サイモン

 貴様も。
 下らん神への信仰など捨てて、心の命ずるまま生きればいい。
 神なぞ何もしてはくれんぞ。貴様の本当の望みを叶える者は、神ではなく貴様自身なのだから。

[力なく垂れたフィリパの肩に手を置き、耳元にそう告げる。
 サイモンにしては珍しく、その声には憐憫の色が滲んでいたことに彼は気付くだろうか]

(25) 2011/08/09(Tue) 01時頃

 お前がそう思い込むなら、俺には何も言えない。

[恋に狂っているのは、一人でなくて。
もしかしたら自分がヨーラだったかもしれないくて。

走り去る背中、何処に行けるのかわからないけれど見送るしかなく]


[代償、と言われたことを思い出して先輩をぎゅっと抱きしめた。
自分一人でどうにかして、薔薇を満足させられないかと悪あがき]


…いや、酷いさ。

[下級生の悲痛な叫びを聞いていなかったわけじゃない。]

結果はどうあれ、あの子の思いを踏みにじったのは、事実だ。
…自分と同じ目に遭えばいいと、確かにそう思ってたから……

[ぽつりと告悔する苦悩。
 胸の奥は、痛むばかり。]


だから、そんなに優しくしないでくれ。
…場違いな気がして、居心地が悪いんだ。


 そんなものをもらえる資格なんて無い。

 いっそ罰を報いを受けたほうが、気が楽だと思うのは。
 贖罪なんかじゃなく自分勝手な自己満足だと…わかってはいるんだ…けど……。

…すまん、なんか…どうすればいいのか…わからない。

[戸惑い隠せぬまま、動けずにいた。]


 俺はアディンセル先輩を、利用したんです。
 なので、酷いのはヴェス先輩だけではありません。

 俺の方がもっと、最低で。

[何の慰めにもならないけれど。
強烈なあのイメージはまだ残っていて、あれと同じことがヨーラや、この先輩にも起きていたのだとしたら]

 ……だから、自分だけを責めないで下さい。


ルーカスの件が出てきたおかげで、ますますフクザツな心境……


メモを貼った。


【人】 厭世家 サイモン

[挑発するように笑う子供へ向ける眸はとても乾いたものだった。

 花を咲かせてよ。
 そう笑ったのは子供か、それともその後ろの薔薇の精なのかそれは少年自身には判らない。
 だけど、自身を取り込もうとするように増す薔薇の芳香に、不快を露わにして]

 ご免蒙る。
 俺は薔薇の糧になるなどまっぴらごめんだ。

[ぴしゃりと一蹴する]

(32) 2011/08/09(Tue) 01時半頃

サイモンは、ふんともう一度鼻を鳴らす。近づいてくる足音には、未だ気付かぬままで**

2011/08/09(Tue) 02時頃


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 02時頃


 ……罰。
 先輩はもう充分苦しんできています。

 もう貴方を泣かせたくない、上手く出来るかわからないけれど。
 俺に愛されて下さい……。
 それがきっと、先輩の進むべき道だから。

[そんな自信本当は無い、でも。
こう言わないとそれこそ囚われたまま進めないと思うから。

抱きしめる腕、もう少しだけ力を込めて]


メモを貼った。


…愛され……?

[戸惑う。
 腕の中でおずおずと上げる視線は、野良猫のように怯えていて。
 どうしていいのか分からないと眉を下げた。

 ふわりと薫る薔薇色の風が通りすぎる。
 妖精の囁きに、瞳は熱帯びて潤み…]

…ディー………
[薔薇の香りに酔わされて、強請るように縋り付く。
 淡く色づいた唇から、綻ぶように吐息が零れた。**]


【人】 厭世家 サイモン

[かぶりを振り顔を覆うその横で。
 囁く言葉は堕天へと導く蛇の言葉。
 その昔楽園の住人に禁忌を犯させた狡知なる蛇と同じく、神の信仰者へと言葉を紡ぐ]

 何も知らぬのは貴様の方だ。フィリパ・メルヴィル。
 神と言う曖昧なもので全てを覆い隠して、何も見ようとしない。
 己の心すらも。

[表情をゆがめて懊悩する身体を抱き、その背を撫でて]

 俺は何も奪わぬ。何も壊さぬ。
 ただ教えるのみだ。貴様が見てこなかった世界を。
 そして真なる願いを。

[壊れてしまえば、と。
 無意識にも口にするその唇へ、己のそれを柔らかく重ねて]

 これは魂の救済だよ。
 

(47) 2011/08/09(Tue) 11時頃

【人】 厭世家 サイモン

[狂おしいほどに香る薔薇の芳香の中、微笑み誘う。
 神の使徒としての彼にではなく、ただの人としての彼へ。

 そして抗う事が無ければ、その手を取り近くの部屋と誘うだろう。
 その際ジョージが共に来るならば、特に止める事はなく**]

(48) 2011/08/09(Tue) 11時頃

【人】 厭世家 サイモン

[フィリパの手を引き誘った小部屋。
 空き室だった其処に置かれたベッドへ、座る様に促して。
 心を閉ざす扉を一つずつ開く様に、一つずつシャツの釦を外し、その衣を取り去っていく。

 薄暗い室内の中、白い肌は淡く其の身を浮きだたせていて。
 その美しさに、ほう…と溜息が一つ漏れた。

 長い髪を指で梳き、もう片方の手はフィリパの柔らかな頬の稜線を撫でて、首筋を通り、肩へ。そして擽る様に胸を通り、脇腹へと滑り落ちていく。
 それは身体の形を確かめる様でもあり、また愛撫する様でもあり。

 己が齎す温もりに、彼がどんな反応をするのか。
 一つ一つ確かめる様に、何度も繰り返して]

(70) 2011/08/09(Tue) 14時頃

【人】 厭世家 サイモン

[胸の飾りを擽る様に指先でつまみ、もう片方を口に含む。
 甘く唇で食んだ其処を舌先で嬲り、シフォンのような甘い快楽を与えて]

 貴様がどんなに厭おうとも、人と言う生き物はこうして互いの温もりを分け合うようにできている。
 その行為に男女の隔たりなど、些細な事。
 大切なのは、それを拒まぬ事。
 求め、求められて。互いに与え続けることこそ、大事だと思わないか?

[もっともらしい事を口にして、口端を上げる。
 ジョージが傍にいる事で、ますます薔薇の芳香は増し、フィリパの心を淫蕩に染め上げていくだろうから。
 彼の心が堕ちるまで、焦らすかのように柔らかな愛撫と、そして甘く誘う言葉は続く**]

(71) 2011/08/09(Tue) 14時頃

 そうです。

[見た事の無い表情をする先輩にどきりと腕の力を緩め、そっと涙の痕の残る頬を撫で。
必死で堪えようとしているものがぐらりと揺れる]

 ……せんぱ、い……。

[また薔薇の香に踊らされて、それでも腕の中の相手は望んでいるようにみえて。
いけないと、ここで触れてしまっては繰り返しになってしまうと理性の欠片は警鐘を鳴らしているけれど。

唇を合わせようと、顔を近づけてしまうのを止められない]


【人】 厭世家 サイモン

[ぷくりと大きく硬く尖る飾りから唾液の糸を引きながら唇を離す。
 フィリパの腕に包まれる中、ふ…と淡く笑みを浮かべて]

 怯える事はない。
 貴様の身体は此処で感じる様に出来ているのだ。
 其の事を受け止め、甘受することこそ正しい。

[詭弁にも似た言葉を、薔薇の香りとと共に甘い声音で囁き、
 またも唇は美味しそうに存在を主張する果実にも似たそれをぱくりと食み甘く吸う。]

(102) 2011/08/09(Tue) 19時頃

【人】 厭世家 サイモン

[事実、誰にも触れられた事のない果実の味は極上で。
 失楽園に描かれる罪の木の味はきっとこんな味なのだったのだろうと、我を忘れて貪ったのは自身の方かもしれず。

 それでもフィリパの声が次第に戸惑いから艶めくものへ。
 そして続きを強請る様にすり寄せる様い泳ぐ脚を感じれば――]

 良い子だ……。

[ふわりと笑んだ後に、フィリパの膝を割開く。

 その中心に熱が燈りつつあるならば、それを確認するようにスラックスの上から形をなぞるように弄る手。
 その動きはまるで蛇が長い尾をうねり、這って、
 楽園に住む佳人を地へと誘うかのよう]

(104) 2011/08/09(Tue) 19時頃

―虚ろな体―

――……、…っ……

[深い眠りに落ちたまま。
目覚める気配は無く。
けれど事後の処理として。
中に侵入する指。
掻き出すために擦られる内壁。
薔薇の、淫靡な夢に囚われた体は。
眠るままに反応だけを返す。
長い睫毛が、ふるり。揺れた]


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