55 【突発】つべこべ言わずに恋せよ若者【RP】
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― 食堂 ― [旅館に着くなり、一旦自室に戻ると声をかけたかと思えば、ぱたぱたと足取りも軽やかに食堂に現れる。手には、大きな白い箱と、小さな缶。]
本当は、この店のマカロンが絶品なのだけれどね。 あまり持ち歩きには向かないから、今回は焼き菓子だけにしたよ。
[心底残念そうにしながら、箱を開いた。 中には、フロランタンやマドレーヌ、パウンドケーキがぎっしり。
紅茶を淹れなくてはね、と缶を片手に厨房へ向かう。]
(9) 2011/07/02(Sat) 03時頃
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ゲイルは、ヤカンでお湯を沸かしている。
2011/07/02(Sat) 03時半頃
-連れ去られる前-
……ん、メール?
[問題ない、の人からメールが来ていたので確認]
あー。わんこだ。
[自慢したかったのか、と思いつつ、和んだ
しばらくして、ケイトがたずねてきて]
あれ、どしたん? 大丈夫ー?
[見るからに調子の悪そうな姿にたずねると]
あはは。薬剤師は仕事以外じゃ薬とか持ってないよー。
[と、言いつつ部屋にしっかり備え付けられていた二日酔いの薬と頭痛薬と胃薬を選び出して、渡した]
-連れ去られ後-
び、びびったー。
これが濃いとスリルとサスペンスなのか。なんか漢字が違う気がするが……。
[一通り事情を把握した]
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[湯気の立つ紅茶のポット、それから6客のカップを乗せたトレイを手に、厨房から戻ってくる。]
レディ・グレイだ。これも、私のお気に入り。 ……私の趣味ばかりだけれど。
[ノックスに変わったと言われると>>11、目を瞬かせ。]
……そう…、かもしれない。 ノックスは随分表情豊かだから、釣られたのかもな? あとは、人見知りなんだ、結構。
[手を伸ばすノックスには、どうぞと促す。 目を輝かせながら待て!の姿勢のペラジー>>13にも、箱を差し出した。
他にも食堂に居る面々には、目が合えば焼き菓子を勧めただろう。]
ああ、ヨーランダも待っていた。 おひとつ……、と言わず、好きなだけどうぞ。
(14) 2011/07/02(Sat) 03時半頃
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ゲイルは、紅茶をカップに注ぐと、自身もマドレーヌに*手を伸ばした*
2011/07/02(Sat) 03時半頃
[ケイトの姿を見かけたらやっほーと
二日酔いどう? と聞きつつ
探検する]
……ふうむ。古くて手狭だけど一通りそろってるみたいだな。
お、露天風呂まである。
ラッキー。貸切風呂だ!
[ドロだらけだったのでほかに人がいないのをいいことに露天風呂を満喫しに行った。石がごろごろの秘境風呂に近い趣
調子に乗ってお日様に向かって仁王立ちしていたらお猿さんが寄ってきたという**]
助手 ゲイルは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 03時半頃
山間部の天気は変わりやすいのであった(またすぐふるかも)
助手 ゲイルは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 16時頃
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[ヨーランダの視線を正面から返すと>>16、珍しく勢い込んで頷いた。]
……だろう! 気に入ってくれたか? 特にそのフロランタンなんて、さくっとした触感とヌガーの香ばしさが堪らなく好きなんだ。
ふふ、どういたしまして。 喜んでもらえたなら、私も嬉しい。
[満面の笑みを浮かべるペラジー>>19の様子も、嬉しそうに見つめた。]
(40) 2011/07/02(Sat) 16時半頃
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[ノックスが確かめるように口に出したレディグレイの名>>20を復唱する。]
そう、良くご存知で。 ベルガモットにオレンジ・ピーる。それから、ヤグルマソウ…だったかな。
[トレイ上の小さな缶を手に取ると、確かめるようにラベルに指を滑らせた。]
ヤグルマソウの香りというのが単体でどういうものなのか、私もいまひとつ分かっていないのだけれど。
ああそう、飲み物は、さっぱりしたのが好きなのかも。 言われて初めて意識したけれど、そうだね。 甘ったるいフレーバーティーなんかは、どうも好んで飲む気にはならなくて。
[そうは言いながらも、自分は紅茶に手を出さない。冷めるのを待っているのだった。]
(42) 2011/07/02(Sat) 16時半頃
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[紅茶のカップを見つめながら、ノックスの話>>20に相槌を打つ。]
ああ、人見知り、というのは正しくないのかもね。 あまり他人に興味がなかった、というのが正解かな。 話すことは話すけれど、それだけだ。
でも、そうだね――、どうもここへ来て、"らしくない"行動も多いかな。
[先ほどのヨーランダとの一件を思い出して、苦笑いを浮かべた。 自分らしからぬ…と言えば、そうなのだろう。研究にリソースが割かれない生活なんて数年ぶりだから、最早研究以外のところでの"自分らしさ"すら、迷子の感はあるけれど。
強いていえば何に影響を受けたと訊かれれば、やはり目の前の男――だろう。初めて見る人種のペースに、良くも悪くも引きずられる。 だからと言って、自分が変わったとも自認しかねて。 暇だからだ、と一人結論付ける。
ノックスとペラジーが昔話に花を咲かせる様子を、漸く飲める温度になった紅茶に注意深く口をつけながら、興味深げに黙って見守っていた。]
(46) 2011/07/02(Sat) 16時半頃
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[ややあって、誰に言うともなく口を開く。]
そういえば、ヤニクやサイラスは暫く見ていないけれど、どうしているのだろうね。 少し出てくる。すぐに戻ると思うけれど…、折角のお茶会だから。
[全員の携帯のアドレスは、特に控えていなかった。アンケート用紙に記載がある人には、メールでも送ってみるかと気まぐれを起こす。
居ない間は、好きに紅茶も焼き菓子も食べていてくれ、と声をかけると、席を立った。]
(48) 2011/07/02(Sat) 16時半頃
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― 掲示板前 ― [食堂を出て少し歩くと、程なくして掲示板が目に入る。……前に、今日は目立つ長身>>39が視界に飛び込んできた。]
ああ、ヤニクか。丁度良かった。 今、少し探していたのだけれど……、と、どうかしたか?
[歩み寄りながら、食堂に誘おうと口を開く。 ところが、ヤニクの立ち尽くす様子は、いつもの元気な青年とは少し違っているように思えて、首をかしげた。
彼の視線を辿ってみると、一面に貼られたアンケート用紙。どこか、違和感を覚えたが、それが何なのかは咄嗟に思いつかない。]
(49) 2011/07/02(Sat) 17時頃
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助手 ゲイルは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 17時頃
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サイラスと、ケイトのアンケートが……?
[ヤニクに言われて>>50、再び掲示板に視線を戻す。言われてみれば、整然と並んだ用紙の間に、不自然な空間が二箇所あった。 失礼、と声をかけてから、何か連絡でもなかったかと、携帯を開く。丁度届いていたメール>>10にさっと目を通し、少し眉をひそめた。]
ケイトは、別館に移動になったらしい、とゾーイから。 サイラスは……、行方不明だそうなのだけれど…?
[行方不明との連絡、欠けたアンケート。これが事故だとしたら余りに妙。人為的な何かとしか、思えなかった。
床を睨みながら、暫し考え込んでいたが、問いかけに顔を上げた。]
ああ、大した用じゃないのだけれど。 食堂で軽いお茶会をしていて、ヤニクもどうかと思って。 ……君は、甘いものよりお酒が良い人だったっけ?
[平静らしく誘いをかけながらも、表情がいつもより暗いことに心配顔。]
(52) 2011/07/02(Sat) 17時半頃
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ゲイルは、声をかける間もなく、テッドに躊躇いがちに手を振った。
2011/07/02(Sat) 17時半頃
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[町に…という言葉を聞いて>>54、小さく首を振った。]
ああ、……聞いていない? 橋がね、爆破されて落とされている。 サイラスも……大事無いと良いのだけれど。
[それだけ言うと、深刻な話は切り上げた。胃の辺りを押さえる彼に、内心、深く同情した。]
飲みすぎはいけないな。 胃薬なら部屋にあったはずだ、後で届けようか? ……ふふ、何を隠そう、私も時々やるからね。 安酒を大量に飲んで翌日動けなくなる……なんてことを。 高いのをちびちびとやるほうが好みだけれど、偶には荒れた飲み方をしたくなる。
[肩を竦めた。
返答を聞くと、一緒に行くか、と先に立って歩き出した。胃痛を慮って、歩調は心持ちゆっくり。]
……何か、深酒のきっかけが?
[遠慮がちに聞いてみる。お節介はノックスから移ったかな、と少し苦笑。]
(55) 2011/07/02(Sat) 18時頃
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助手 ゲイルは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 18時頃
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[ヤニクの"アレ"呼ばわり>>55に、ちらりと町長の顔を思い浮かべて、背中にぞわりと鳥肌が立った。あれが未来の結婚相手だったらどうしよう、の鳥肌である。
感謝には、小さく笑みで返した。]
……意外? そうかな。 私は、結構無茶苦茶をするので、いい歳した女性がと、よく周りから怒られる。 ふふ、研究がなかったら、色々と社会でやっていけないタイプだね。
[ヤマアラシのジレンマ――とは思いがけない語を聞いた気がした。こんな場だから、恋愛関係のゴタゴタかな――と当たりをつけて、へえ、と横顔を盗み見る。深入りはしないけれど、]
まあ、……刺さったときのダメージと、離れたときのダメージ。 私は、刺さったときのダメージを過剰に見積もりすぎて、後で後悔することばかりだよ。
[ヤニクも後悔はしないようにね、と言い添えた。お節介はそれで仕舞い。言って、前に向き直った。]
(59) 2011/07/02(Sat) 18時半頃
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[ヤニクの言葉>>61に、そんなものだろうかと苦笑しながら。]
フォローしてくれる人…? そんな人が居ればいいのだろうけれど、研究室とアパートの往復の生活ではね。 ……家に帰ったらご飯と一緒に待っていてくれるお嫁さんが欲しいよ。
[冗談なのか本気なのかつかないぼやき方をしながら、再び食堂に足を踏み入れる。 そこで飛んできたからかいには、]
……っ、ちゃんづけは、気恥ずかしいと言ったろう!
[やめろ、落ちつかない!と、猛然と抗議。涼しい顔のヤニクに言い募る。 おまけに、優しいなどと言われ慣れていない言葉までくっついてきたものだから、なにやら決まりが悪い。
突然一瞬固まったヤニクの様子>>62には、僅か首を傾げたが、そのままテーブルに戻って紅茶を淹れると、カップを差し出した。]
(67) 2011/07/02(Sat) 19時半頃
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― 食堂 ― [ヤニクから放り投げられた毛布>>62を、取り落としそうになりながら、何とかキャッチ。]
……自分で掛けてやれば良いだろうに。
[呟きは、彼に届いたか届かなかったか。とはいえ、先ほどの彼の様子といい、何かあったのだろうかと、かすかに引っかかった。
ヨーランダには、肩から毛布をすっぽりかけてやる。背中を、ぽんぽん。
丁度食堂に入ってきたゾーイにも紅茶を勧めると、自分も席についた。テーブルに頬杖ついて、焼き菓子に手を伸ばす様子>>66を*見守った*]
(68) 2011/07/02(Sat) 19時半頃
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助手 ゲイルは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 19時半頃
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[具合が悪そうにするヨーランダ>>72から、ブランケットを受け取る。]
大丈夫か……? ああ、いや。これは、ヤニクが…、
[どうやら、誤解しているらしい。訂正の声は恐らく、ふらつきながら食堂を出てゆく彼の背には届かず。
なんだか、手柄を横取りしたようで少し居心地が良くない。体調も心配だし、後でメールを一通入れておくか、と心に決めた。]
(94) 2011/07/02(Sat) 22時頃
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[誰が持ってきたのかと問うメアリーには>>79]
ああ、私の働いている街の、老舗の洋菓子店のものでね。 残ってもなんだから、食べてしまってくれたら助かる。
[鈴に対しても>>81首肯を返して]
確か、……鈴、だよね。着いた日に、少し挨拶したきりだったね。 折角だから、皆におすそ分けしてティータイムにしようかと思って。 こんなときだから、ゆっくり出来た方がいいだろう?
[彼女の視線は何か顔以外のところに向けられているような気がする、と僅か首かしげ。 鈴とメアリーが二人で仲良く焼き菓子を選ぶ様子を、ほほえましく見つめた。]
(96) 2011/07/02(Sat) 22時頃
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― 食堂→ロビー ― [ヤニクに頼まれた胃薬>>62を部屋から取ってこよう、と再び席を立つ。日常のことに関しては、存外忘れっぽいのが悩みの種である。
階段に向かおうとしたところで、ロビーの椅子で物思いに耽っている風情のベネット>>92に声を掛けた。]
午前中は、話の途中で席を立ってしまってすまなかった。 先ほどまで、食堂では軽いお茶会をしていたのだけれど、ベネットも良かったらどうかな。 まだ、焼き菓子は余っているから。
[昼間はドーナツを食べていたくらいだし、甘いものが嫌いということはなかろう。そう判断して。
彼のぼんやりした様子に気づくと、自分も雨の降り続く外に目を向ける。]
……何か、悩み事でも?
(97) 2011/07/02(Sat) 22時頃
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ゲイルは、手に持ったブランケットを抱えなおした。
2011/07/02(Sat) 22時頃
助手 ゲイルは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 22時頃
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[すまない、とベネット>>100にはもう一度謝った。]
ああ、…傘も差さずに雨に打たれている者が見えたから。 風邪を引いたらいけないと思ってね。
[答えられない質問ではなかったのだけれど、名前を濁したのは、雨に打たれていた彼にも何か思うところがあったように見えたから。
お茶会への返事には、ただ、笑みを返した。乗り気でないのならば、強制することでもない。
彼のいう"悩み"には、あごに指を当ててみせ]
ふふ、それは重大な悩みだな。 いつもは、ベネットが店番をしているのか?
[何か、もっと深刻な顔をしていたように見えたけれど、という言葉は、喉元まで出かかったが飲み込んだ。]
(102) 2011/07/02(Sat) 22時半頃
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――回想――
[サイラスに薬をもらって、自室で少し寝たら大分回復した。
ドアをノックする音が聞こえて出てみたら、ゾーイがいた。
言いにくそうにしている様子に、どんな用件かすぐにわかった]
わかった。…別館いけばいいのね…
…ゾーイちゃん、気にすること無いよ。
…悪いのは、全部町長さんのせいって、わかっているから…
橋が繋がったら、町長さんボコりに行きましょうね…
[ゾーイを慰めるように、頭をわしゃわしゃ撫でた]
一人は寂しいけど、でも、ゆっくり本でも読んで、皆を待っている――
え。一人じゃない……?
[サイラスも行くと言う言葉を聞いて、目を丸くした]
――別館――
[別館は本館に比べると、こじんまりとしていた
廊下を歩くとみしみし音が鳴るのが、とても気になった]
…二日酔いは大分、よくなってきましたけど…
センセーの方こそ大丈夫ですか……?泥だらけで…
[確かに先程まで土砂降りだったが、自分がここまでやってきた道はそこそこ整備されていて、泥が付くことがなかったので驚いた]
はやくお風呂入ってきた方がよいですよ…
[探検をつづけるというサイラスをそう言って見送った]
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[ベネットに律儀に会釈されて>>106、かぶりを振った。]
いや、まあ…ただのお節介だ。
[急に響いた着信音に、思わずびくりとした。 彼の電話が終わるまで、なんとなく視線を外す。雨は降り止む気配がない。 通話終了ボタンの電子音が響いた後に、口を開いた。お疲れ様、と声をかけ。]
そういえば、家が本屋とアンケートにも書かれていたか。 ……家族思いなんだな。 私は、実家を離れて研究一筋だから、そういうの、尊敬するよ。
しかし、五年前からということは…、まだ中学生くらいから……?
[目の前の青年は、20歳前後に見える。それとも、見立てが甘かっただろうか、と言葉を濁しぎみにした。]
(111) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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[自分は外が見える窓辺のソファーに腰掛けて、
持ってきた本から適当に選んだ本を開いた]
『そして誰もいなくなった』か……。
何回か読んでいるから、犯人しっているけど…
[本館でサイラスの失踪が問題になっているのは知らず。
その推理小説を呼んでいるうちに、いつのまにかすやすや寝始めていた]
ふーいいお湯だった。
[秘境気分でさっぱりして出てきた]
おや、疲れちゃったのかな?
[うとうとするケイトに、担がれてきたのである意味楽だったのかなあと思いながら、手近にあった毛布をかけた]
……わあ。
[本のタイトルが見えてちょっと身震い]
[毛布をかけられた感触で、ぱちりと目を覚ました。
結構なサイラスのどアップが目に入って、あわあわ]
あ、センセー…
寝顔、みられちゃった……恥ずかしい…
[身体を起こしながらも、顔は赤面した]
ん。……確かに閉じ込められた場所で、密室系トリック物を読むのは
リアルすぎて、怖いかもね……読みます?
[本のタイトルに身震いするサイラスに勧めてみた]
おおっとお。
[毛布をかけながら、何気なく寝顔が目に入ったところでケイトが目を開けて、びっくり。]
おっはよー。
寝顔? あはは、疲れてたのかな。
[赤面する様子になんとなくこちらも恥ずかしくなりながら、本の方に目がいって]
や。ちょっと。本気で怖いからそれ…!
実は犯人が隠れてる的な落ちだったよねそれ…。
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[目を見つめられての笑顔―午前中お手本にしようと思ったあれ―>>116には、思わず見惚れた。ああ、笑顔の鑑だな、なんて再び思いながら。
首を振って、苦笑いを返す。]
研究というと、偉そうに聞こえるけれどね。 結実すると限ったわけでもない、……まあ、半分は道楽みたいなものだよ。 地に足をつけているという意味では、全然だ。
君の店も、どんなところだか、是非一度見てみたい。 ……本屋は好きなんだ。 個人の本屋は、店主のセンスが表れるね。 品揃えと言い、レイアウトと言い。ひとつの、…作品のようなものだと思うよ。
[立ち上がったベネット>>120には、それじゃあと会釈で返し。 自分もブランケットを抱きしめたまま、自室に向かった。]
(123) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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― 自室 ― [かちゃりと、静かにドアノブを回して部屋に滑り込む。真っ暗な部屋の電燈をつけて、ごそごそと鞄をあさる。幸い、お目当ての胃薬は直ぐに見つかった。
届ける前に、メールの送信作業をしなければな、とふと思い立つ。部屋の座卓に向かって正座すると、携帯用キーボードを端末に接続した。 改めて、携帯端末のメールボックスを確認して、送らなければいけないメールの量にわずか、瞑目した。元々、マメな方ではない。
ぱん。 軽く頬を叩いて気合を入れると、一気に打ち始めた。]
(125) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[まずは、一通目。
宛先:ヨーランダ 件名:大丈夫か 本文: 体調が悪そうで心配だったから。返信は要らない。 何かあったら、遠慮せずフロントに電話をかけたらいい。 私や他の者にメールしても、多分すぐ駆けつけるだろう。
それから、あのブランケットは、ヤニクのものだ。 とりあえずは、私が代わりに返しておこう。 心配していたようだから、元気になったら、礼を言っておくといい。
……送信完了。あと二通。]
(126) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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ゲイルは、ベネットのメールが気にかかったが、お節介だと首を振り、意識から追いやった。
2011/07/03(Sun) 00時頃
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