人狼議事


146 【突発恋愛RP村】 To you whom I love

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―学生ホール―

[もうじき先生来るかなあ、なんて、りいながほわほわしていると、やってきたのは錠ではなかった]

ふぇっ!?
え、えと?

[突然複数の教員に取り囲まれて、しかもそれが全員男性だったので、それはもう盛大に脅える]

あの、わた、し、何も、してない、です。

[パニックになったりいなに、昼間の理事長による特別室連行うんぬんという発想はなかった。
必死で釈明しながら、人違いじゃないかとか、何かの間違いじゃ、とか、靴下強盗関連の事情聴取!? あれでももう犯人捕まったよね? とか、それはそれはもうパニックになった]

や、私、ここで、待ち合わせ、してるんです。
どこ、連れてくつもりですか。
や、やだあ……!

[と色々極限状態になったところで、騒がれてはまずいと判断されたのか、口元にハンカチのようなものを押し当てられて。
そして、りいなの意識は途切れた]


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―????―

[目が覚めたら、見知らぬ部屋だった]

あれ? 私……?
――――――……!!

[ぼんやりと目を開けて、けれど見たことのない部屋にいることに気づくと、がばと起き上がる]

……ここ、どこ……?

[手元にあった上掛けを抱きしめて、きょろきょろ。返事はどこからも返ってこない。
部屋には他に誰もいなかった。ドアは見えているけれど、開けて出て行く勇気もなくて、小さくなって震える**]


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……!
そう、だ。
でんわ。

[脅えつつ途方に暮れていたりいなの目に、テーブルの上に置かれた自分の鞄が飛び込んできた。
慌ててベッドからおりて、鞄に駆け寄る。
中を確認すると、盗られたものはなさそうで。一番なくなっていたら困ると思ったスマホも、ちゃんと入っていた]

せんせい……せんせい……。

[うわごとのように呟きながら、震える指で呼び出すのは、もちろん錠の電話番号。
待ち合わせの約束をしていた。結果的にすっぽかすことになってしまった。
きっと心配していると思う。約束を守れなかったことを謝らなければならない。そんな気持ちも勿論あったけれど。
それより何より、今自分がどこにいるのか、どうしてつれてこられたのか、そんなことが何も分からないこの状況が怖くてたまらなくて]

先生、助けて。

[そんな気持ちで、一杯だった]


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― 特別室・一室 ―

 ……っあー、いって、くそ……

[低く呻きながら身を起こす。
後頭部に鈍い痛みがあった。その部屋の内装は宿泊施設のそれによく似ていたが。何がなんだか分からず、とりあえず部屋から出てみる。
そこには誰かいただろうか。
宿泊施設とも構内とも違う景色に悟った。
――理事長か]

 日場の忠告、聞いておくべきだったな……

[痛みの残る後頭部をさすりながら懐から取り出したスマホには既に約束の時間を越えた時刻が表示されていた。
と、同時に着信が入る]

 ……もしもし?悪い、理事長にやられた
 約束すっぽかしちまったな

[とりあえず自分の状況説明から。
まさか彼女も別に引っ張られていたなど思いもしない]


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[電話がつながった。かじりつく勢いで電話に出る]

せ、先生!
……ふぇ?

[やられた、という言葉に首を傾げる。すっぽかした?]

いえ、その、私、も。
約束、守れなく、て。
ここ……どこか、わからなく、て……。

[きょろきょろと部屋を見回しながら、心細そうに]

盗られたものは、なさそうなんです、けど……。


[加藤も約束に向かえなかった。
自分が何処にいるのか分からない。
盗られたものもない]

 ……ああ

[軽く頭を抱え。恐らく、向こうもやられている]

 ……その部屋、宿泊施設に似てるか?
 だったら多分鍵はかかってない。部屋から出てみろ
 そこに俺もいるから

[弱気な声に言い聞かせるように]


え。

[自分もいるという錠の言葉に目を丸くして。
スマホを耳に当てたまま、恐る恐るドアに近づいて、開いた。
錠の姿を認めたら、安心するやらわけがわからないやらで、どんな顔をしたらいいのかわからない]

ほんと、だ。
先生、いた。

[錠は目の前にいるのに、スマホに耳を当てたまま、泣きそうな顔でそう言った]


 ん、大丈夫だ、いるぞ

[近寄りぽすぽすと頭に触れようと。
抱きしめてやりたいところだが、おそらくフロアには誰かしらいただろう。自重する]

 武藤さんや歌南たちもいるんじゃねえかな
 ……悪いなぁ、うちの理事が
 いつ解放されるかは分からないが、多分危害までは加えて来ないだろ
 それまで我慢してくれ

[本当にいつ解放されるのか分かりはしないが。
無理を強いる申し訳なさから、軽く頭をかいた]


[頭に触れられると、ようやく少し落ち着いた。こくこくと頷いて、スマホを耳から離す]

レティちゃん、も?

[風邪かと思ったのに、風邪ではなかったというか、昼間りいなの考えたことは論理の飛躍ではなかったらしい]

先生の謝ることじゃ、ないです、し。
それに、原因がわかってるなら、いいんです。

[先生もいるし、とは口に出しては言えないが]

講義に出られないのは、ちょっと心配です、けど。


でも……。

[どことも知れないところに拉致されてひとりぼっち。そんな風に思っていた時ほど怖くはないけれど、それでも全然不安がなくなったわけじゃない。
スマホを握る手と反対の手は、無意識に錠のシャツのすその方をそっとつかもうとして]

こんなところに、閉じ込められて、何、されるんでしょうか。
それとも、何か、やらされる……?

[心配そうに、ぽつりとそんな言葉を零した。
まさか監視カメラでによによされているだけなんて、夢にも思わない。
もしもその事実を知れば、一番悪質な変質者は理事長なのだと認識を新たにするだろう**]


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[加藤の言葉に頷いて]

 悪ぃな。……原因もなあ……あやふやなんだよなあ、あの人の場合……
 あれ、そういや俺の講義どうなるんだ

[ふと、思い出し首を傾げると、服の裾を握られる]

 何する、も何される、もないと思うが
 まあ、いきなり拉致られて軟禁されれば誰でも怖いよな

[自分と二人、というのも不安の種であるだろうか。
とりあえずフロアを見回して人影を探してみる**]


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怖い、って、いうか。
意味、わかんない、です。

[ぎゅっと服の裾を握ったまま、つられたように不安げにきょろきょろ部屋を見回す。まさか二人が不安?なんて思われてるなんて思いもしない。
むしろあまり知らない人が現れる方がよっぽど不安だ]

……そういえば、明日も講義、ありましたよ、ね。
……休講?

[アンケート、書いたのに、なんて呟いた]


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―回想・特別室の一室

[彼女はどんな反応をしただろうか。
話が一段落すれば、手を離して。またそっとその頭を撫でてベッドから降りた。
落ち着いてくると、ずっと二人きりのこの状況が不味い気がしてきた。色々と。]

……さて、と。
少しここがどんなとこか、見てくるよ。
理事長のことだから、変な場所ではないだろうけど。

最低限の荷物も、ご丁寧に運んでくれてあるようだし。

[生活できるようになっている、ということは。食事やそれ以外に関する設備もどこかにあるだろうと。
そうして部屋を出た結果、まさかトマトゼリーが待っているとは思いもせず。*]


お?また新しい人…?
[ 織から受け取った赤いラムネジュースもとい、トマトゼリーを食べていれば、新たに連れ込まれてきた人らの人陰かちらりと見えた。

…見なかったふりしとこう。]

なぁ、武藤サン。
…これ、すっげートマトだわ。
食べきったけど、トマトの味がまだする
[さっきから食べてるけど、トマトの味しかしない。
自分が作っておいてなんなんだ、というものだが。]


[小田川にぴっとりくっつきながら交換してもらったりんごゼリーをまくまく。武藤に思いの外トマト味だったことの感想を言っているのを食べながらぼーっと聞く。]

…だからトマトって言ったのに。

[もぐもぐ]


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―現在・フロア―


だから言ったろ、ていうかトマトゼリー以外ないのか…?

[なんとか最後の一口を食べきって、容器を置いた。
むしろ、苺ぜりーを期待して食べるから悪いのだ。最初からトマトゼリーだと思って食べれば、食べられないことはない。]

……ん?
誰かきたのかい。

[物音と話し声に振り返った。]


……ゼリーなのに、トマト食ってる気分だ。
[考えたくないけど

 リンゴゼリーをもぐもぐ食べているオスカーの頭へ手を伸ばす。
嫌がらなければ、ぽんと頭に手をおくだろう]

リンゴゼリー、うまいか?


[精神的に一杯一杯なりいなは、見なかった振りされてることには気づかない。
気づいたら男の人ばっかりいる……!という事態に直面することになるわけで、気づかなくて幸せなのかもしれない]

……あ、アンケート、お渡しした方が、いいですか?
えと、あんなのでいいのか、よくわかんないんです、けど。

[アンケートは部屋に置きっぱなしの鞄の中だ。ちらりと自分が寝かされていた部屋を振り返って]

えと、取ってきます?

[本当は、いつ人が来るか知れないところで読まれるのは、ちょっと恥ずかしいのだけど。でも、この間、部屋に入るのを嫌がられたことは覚えていて。どうしましょう?と首を傾げた]



ん?ちゃんとあるぜ。
トマトゼリー以外に苺、リンゴ、サクランボ、オレンジがあるな。
どれがどれなのかは食ってみねぇと分かンねぇようにしてあるから、そこは運次第だな、くっくっく。
[ニヤリと悪戯っぽく笑う。
はずれは赤いラムネジュースゼリーだけだし、当りやすいはず、である。]

ん、あぁ。
なンかまた誰か連れ込まれた…んじゃねぇか?
誰かまでは見えなかったンだけど。

ま、落ち着いたら来るンじゃね?
連れ込まれて状況分からンねーだろーし。


取ってきます、ね。
……あ。
あああ、ご、ごめんなさい。

[アンケート用紙を取りに戻ろうとして、ようやくりいなは錠の服の裾を握り締めていたことに気づく。ばっちり握り締めたしわができてしまっていて、あわあわぺこぺこと謝った。
一度部屋に戻って。その間に、錠がフロア奥のキッチン? 食堂?の面々に気づいたか]

こんなんで、いいのかなあ。

[フロアに戻る前に、もう一度アンケートを確かめて、首を捻りながら戻ろうとして]

……?
話し声、する……?

[その時になってようやく、りいなはドアの向こうに複数人の気配があることに気づいたのだった]


他に、連れてこられちゃった、人?
誰かな……。

[レティと武藤がつれてこられたみたいだけど、他にもいるんだろうか。
そんなことを考えながら、ドアを開けてフロアに戻ろうとして]

……男の人の声しかしない、気がする……。

[ぴしり、固まった。ドアが開けられない]


[頭にぽすんと手をおかれ、ゼリーの
感想を聞かれる。食べる手は止めないまま答えた。]

んまい。凄くりんごでうまい。
……。せんせーはまたトマトあたったの…。

[りんごゼリーをおいしそうに食べながら、武藤をちらり]


おう、そりゃよかった。
トマト以外のはちょっと味美味しいかどうか不安だったからな。

[自分で食べても美味しいかどうかは定かではないからなと思いつつ、食べている歌海の頭をそのままわしゃわしゃと撫てる。わしゃわしゃ。]


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……すごく、トマトだったよ。
トマト以外もあるなら食べたいね。

[小田川に撫でられている双海の視線に苦笑を返しつつ、フロアを見回せば壁沿いのドアの前に一人立っている姿を見つけた。]


あれ、錠先生…?

[こちらに気づいたなら、手を上げてそちらに近づいただろう。]


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