8 DOREI品評会
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人
狼
墓
少
霊
全
良家の娘 グロリア は 記者 イアン に投票した。
良家の息子 ルーカス は 記者 イアン に投票した。
修道女 ツェツィーリヤ は 記者 イアン に投票した。
道化師 ネイサン は 記者 イアン に投票した。
小僧 カルヴィン は 記者 イアン に投票した。
若者 テッド は 記者 イアン に投票した。
子守り パティ は 記者 イアン に投票した。
ランタン職人 ヴェスパタイン は 記者 イアン に投票した。
長老の孫 マーゴ は 記者 イアン に投票した。
記者 イアン は 修道女 ツェツィーリヤ に投票した。(ランダム投票)
記者 イアン は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、良家の娘 グロリア、良家の息子 ルーカス、修道女 ツェツィーリヤ、道化師 ネイサン、小僧 カルヴィン、若者 テッド、子守り パティ、ランタン職人 ヴェスパタイン、長老の孫 マーゴの9名。
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[ヨアヒムに何事か囁かれ、女は少女のはしたなく丸見えになった恥部へと身をかがめる。
栓をされて震える小さなすぼまりと、先程引き裂かれたばかりの血の滲む花弁。 その下で茂みに隠れるようにぷくりと膨れた芽へとそっと顔を寄せて舌を這わせる。 向こうの子と違って、少女の口をふさぐものは無い。]
(0) 2010/04/09(Fri) 00時半頃
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では、ご主人様に誠心誠意尽くして、 可愛がって貰って(?)くださいね。
買い手のつかなかった奴隷たちは、 まだまだ舞台で頑張ってもらいますヨ。
[道化は枷の鍵を手に、側の個室へと姿を*消した。*]
(1) 2010/04/09(Fri) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 00時半頃
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[暫し舞台を見ていたが、席を立つ。 舞台から視線を向けられたなら、微笑だけ残して向かう先]
貴方の手並み、楽しみにしているわルカ。
[弟へ声をかけて、歩いていく]
(2) 2010/04/09(Fri) 00時半頃
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……らぃ、 ひょう、 ふ?
[大丈夫? と問いたかったが上手く発音できない。 頭の高さが同じところにある青年に、涙と水でぐちゃぐちゃの顔を向けた。 姿勢や裸なことはもう意識には上らない。それほど、水への恐怖に嘖まれて。]
(3) 2010/04/09(Fri) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 00時半頃
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[がぼっ。 ごぼ。
隣からの声に、言葉を返したくても水音だけが響く。 少女よりも前からこの体勢で、意識はあるけれど朦朧としてはきていた。足先から身体が冷えてくるのが解る。
それでも口の中に水が溢れてくれば出来る限り飲まないようにしながら、相変わらず抵抗の色を崩しはしない。]
(4) 2010/04/09(Fri) 01時頃
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[分娩台に括りつけられて怯えるカルヴィナの姿を、パティはどんな表情で見ていただろう。
マーゴで楽しんで調子に乗ったひらひらフリルのハゲ豚は、ニヤニヤと笑みを浮かべながらパティの方をじーっと見つめた。
曰く、「電動の張形をつけてNo2を犯す」か「X字の十字架で火あぶりになる」か、どちらか好きなのを選ばせてやる、と。 カルヴィナにしっかり聞こえるように、良い提案だろうとヨアヒムははしゃいだ。]
(5) 2010/04/09(Fri) 01時頃
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[自分からは見えないところで、 まだ、快楽の余韻が残って膨れていた芽を舌で探り当てられた 敏感な其処をくすぐる刺激は全身を貫いて、少女はびくっと跳ねる。]
……ぃ…っ…やぁーーーっ…。
[少女の甲高い悲鳴とも区別が付かない嬌声が客席まで届いた。 腹に来る衝動も際限なく襲い掛かり。苦痛とも快楽ともいえぬ表情]
はぁ…やっ…
[快楽と痛みに耐えかねて息も絶え絶えに開放を懇願する声]
(6) 2010/04/09(Fri) 01時頃
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[水飲まされる、腹を圧迫されて吐く、の繰り返しを聴覚情報で得る。 隣から聞こえるのは、正に溺れながら藁を掴む者の、口から迸る泡の音。 鼻頭がツンとしてくる。 それでも未だ、彼の方が酷い仕打ちを受けていることに、居た堪れない気持ちと、安堵している醜い自分と。 唾液混じりの呼吸音だけが五月蝿い。本当に見られたくないのは、一糸纏わぬ姿ではなく、利己的で醜い心だった。 そして、拷問にも関わらず敵意の失せない、心の折れない彼の強さが、羨ましくて憎らしくて。]
(7) 2010/04/09(Fri) 01時頃
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小僧 カルヴィンは、ヨアヒムの提案に、「前者でもいいよ」と目線だけでパトリシアに訴えた。
2010/04/09(Fri) 01時頃
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っ、… ――― げ、…ぅ、ごほッ
[ホースから水が止まれば、何度も辛そうな咳を繰り返して出来る限り水を吐きだす。同じ体勢の少女には咳をしつつ]
…俺なんか ッん、ゲホ… 助けようとすんな
[会話ができれば大丈夫だという返事にもなり、言葉を掛ける。 でっぷりとした男の顔、というか客席は見えずの体勢のまま声だけ聞こえる。――2、という番号は隣の少女だ。]
ッッ、あの糞豚野郎が。 てめぇが丸焼きにされやがれ…!!
(8) 2010/04/09(Fri) 01時頃
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あら…我慢出来ませんか?
…ここで、なさいます?
[ツラそうに訴える少女の茂みから離れると、心配そうな態度で顔を覗き込む。 つい…と指が背筋を通って可愛らしい尻の谷間をなぞった。 照明がまぶしく、丸見えの箇所を乾かすように照らす。]
皆様、見ていらっしゃいますよ? [客達や使用人の男たちの視線を、意識させるように囁いた。]
(9) 2010/04/09(Fri) 01時頃
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「じゃぁ、お前が身代わりになるかい?」
[テッドの罵声に、ヨアヒムは更に良い笑顔を向けた。 アマゾネス然とした筋骨隆々の美女に組み敷かれ、尻を犯される男の姿。これほど滑稽な見世物もあるまい。]
(10) 2010/04/09(Fri) 01時頃
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ろぉ、ひ、て ぉぉふほぅは、 はふふぇ、へ、……
[どうして? 僕のことは助けてくれようとしたのに。 伝わらない言葉の後、一つ瞬く。きょとり、と。 処女も失ったから、まだ痛みは残るけれど大丈夫だと。 心配そうな彼の目線に、ゆっくり首を振った。 それも全部、綺麗事。矜持以上に必死に守ろうとしている、優等生面だったけれど。]
(11) 2010/04/09(Fri) 01時頃
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― 客席 ―
[去る姉に再度何か告げる。 男の片手の指先は、買いあげた女の顎にかかったまま。 しかし、志乃に眺めさせているでない方向を、灰青は見ていた。]
No.1、2回目をする時の栓は、これを使いなさい。
[使用人の1人を呼びよせ、ステッキを預ける。]
上手く出来たら、何かご褒美をあげよう。 綺麗になったその子に突きいれる方が良い? それとも、お前がその子に突きいれられるのが良い?
[くくっと喉を鳴らして、No.1に命を下した後、ヨアヒムの提案を聴く。 顎に片手を宛てた女の髪を、まるで宥めるように逆の手で梳いた。]
(12) 2010/04/09(Fri) 01時頃
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ン、…女子供に、は 優しするもんだろ うが。
[飲んだ水が込み上げてくるせいで言葉はたどたどしいが、何か言ってくる少女の言葉のうち、「どうして」の部分だけ辛うじて理解した。
客席の中心の男の声にも相変わらずの態度。 墨色の髪の男の姿は見えないままでも器具を触れる音だけは聞こえてきている。]
―――… 勝手に しろ …っく。
[くらりと 頭に血がのぼって変な心地になってきているのが解った。下半身が冷たいのが感じ取れる。]
(13) 2010/04/09(Fri) 01時頃
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[顔を覗き込まれると同時に背中をつぅーとなぞり尻の谷間まで届く刺激。 それがまた、生理的衝動を促すことになる。]
…きゃっ…んっ…
[思わず、犬のような悲鳴を漏らした。 ぷるぷると震える首はもうどうにもならないとばかり。 見てると視線を意識させる言葉で視線を意識すると 余計にぴりぴりと全身に痺れが走る。]
…んっ。そんなの……もうっ……ダメェ……!!
[完全に顔が歪み、尻がわなわなと震えた]
(14) 2010/04/09(Fri) 01時半頃
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かしこまりました。
[ルーカスに呼ばれ、恭しくステッキを受け取る。 続く問いにはしばし考えて。]
ワタクシが教えてもかまいませんけれども…同じ日に大人になった姉妹同士で愉しむというのも一興ではございませんか? [準備してある道具の中には双頭の太いモノもある。]
(15) 2010/04/09(Fri) 01時半頃
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…………。
[ひゅうひゅうと呼吸だけが抜けていく。 果たして、「女」と「子供」のどちらに類されているのかが、気になったりもしたが。 紳士なのだな、と思う。寧ろ、まともな人間、というべきか。 こうありたいと思うのに、自ら買い手に擦寄り、性技まで覚えようとするのが、卑怯に思える。 パトリシアやテッドのような強さ。或いは折れて、マーゴやツィーのように従順に買われるのを待つか。 どちらも選べず、中途半端。その性別と育ちのように、身体と心がバラバラだった。 頭がガンガンする。それより、隣の彼の顔色が、身体の色が変だった。 赤紫色を帯びている顔から胸部、そのくせ唇は真っ青で、指先足先は白い。同じ人間の身体の色とは思えぬほどに。]
んーぁーーーん。 ひゃー、
(16) 2010/04/09(Fri) 01時半頃
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[そろそろ限界といった様子の少女のところへと戻ると、汚物用のブリキのタライをとって、尻の下へと設置する。]
ほら、見ていただきましょうね。 [震える窄まりを擽った後、栓を一気に引き抜いた。]
(17) 2010/04/09(Fri) 01時半頃
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[口が悪いのは工場や炭鉱での仕事のせいもあるが、男の育ちが悪いわけではない。父親の背を見て育ち、妹を 大切に思っていた。だからこそ、――― ここにいる。]
…っ
[頭に血が上りすぎたせいか気持ちが悪くなってきていた。頭痛もずっとするし鼻も痛い。込み上げてくる水と胃液、それから酒もまだ混じっている。
隣からの声、色がそんなに変わっているとは知らないから 青い唇をなんとか結んで金を細め、苦笑いを横の少女へ向けた。少しでも、安心させてあげたくて**]
(18) 2010/04/09(Fri) 01時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 01時半頃
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― 客席 ―
[ステッキを受けてのNo.1の言葉に、ルーカスは少し首を傾げる。]
おや、それは君へのご褒美になるのかい? 嗚呼、君は我々に悦んでもらうのが褒美…というタイプだったか。
……良いだろう。 そのステッキとNo.7を君が使って、私が愉しめたなら、 姉妹同士で君の思うまま絡ませてあげよう。
[良いだろう?とヴェスパタインに視線を向け、 ふっと分娩台の2人の様子に気が付く。]
貴方が『死』を見極められないとは思わないが そろそろ、どうですかね?
[その言葉に反応してか、それとも本当の限界を見極めてか、 適切なタイミングで分娩台の2人も解放されるだろう。 その解放が果たして『幸せ』かは分からないが。]
(19) 2010/04/09(Fri) 01時半頃
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良家の息子 ルーカスは、長老の孫 マーゴが催す様を、冷えた灰青で見つめた。
2010/04/09(Fri) 01時半頃
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[ひくつく窄まりを擽られ、腹がひくりと動くと同時に栓が引き抜かれ それを引き金にどどっと滝のように汚物が下のブリキの盥へと垂れ落ちた]
…んっ―――。…はぁっ…はぁっ
[顔はこれ以上にない恥辱と苦痛からの開放感で桃に染まり 閉じられた目許から露が一粒零れた。 汚物に塗れた菊花はまだひくつかせて震えている]
(20) 2010/04/09(Fri) 02時頃
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[少女が汚した白い尻を拭き清める指はあくまでも優しく。 ついでに指先をするりと滑り込ませると内側をほぐすように刺激する。
裂かれた女陰よりも、コチラのほうがずっとマシと思えるようにやわらかく刺激を繰り返し、少女の声がまた甘さを増した頃、つるりと冷たいガラス製の注入器を挿入する。 じわりと粘膜へ染みていく薬液。]
こぼしては、なりませんよ? [腹の中がとぷりと揺れるほど満たして、道具を抜き取ると、 ルーカスに渡されたステッキをあてがい、震える窄まりへ押し当てる。 先程の栓よりもそれは、太く硬く長さがあるもの。 内壁に傷をつけぬような深さで、それを片手で支えてみせた。]
(21) 2010/04/09(Fri) 02時頃
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修道女 ツェツィーリヤは、長老の孫 マーゴの背中をさすりながら、客席へと優雅に一礼した。*
2010/04/09(Fri) 02時頃
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[指で優しく清められていくと同時に、内側を指先で探られて ぴくぴくと尻が震える。 顔は真っ赤に染まり、頬には涙の後が残る。その表情はきっちりビデオカメラに映っていた。]
……ぁっ……んんっ………やぁ…っ…
[またしても悲鳴とも嬌声ともつかない甘い声が口から零れ落ち。 冷たい注入器の感触でひやりと冷たい薬液を染み込ませられる。 じわじわと粘膜に染み込むそれは 少女を苦痛とも快楽とも言いがたい場所へと誘わせた。 とぷりとお腹が完全に満たされて、道具が抜き取られて、 震える窄まりには栓の代わりに 先ほどより大きな物―スティッキ―が押し込まれる。 男性器より硬いかも知れないその冷たい固い感触を 内側は易々と受け入れてしまい 背筋をひやりと撫でられてふるふると少女の身体は*震えた*]
(22) 2010/04/09(Fri) 02時半頃
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長老の孫 マーゴは、修道女 ツェツィーリヤに背筋を撫でられて幾度も身体を*震わせていた*
2010/04/09(Fri) 02時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 04時頃
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>>5 別に、どちらでもよろしゅうございますわ。 [恭しくも冷ややかな表情で、ヨアヒムを眺め回す。]
No.2のあのコが望む方法の方がよろしいですかしら。
[電動の張り型を手にして、「娘」の方に向かう。]
……良い覚悟だと思うわ。 私もそうしなくちゃね**
(23) 2010/04/09(Fri) 04時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 07時半頃
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[何度も往復させられる水に、混じる胃液。 すんと鼻を鳴らすと、僅かに酸い香。 恍惚とした瞳の男の手は、>>19別の客の言葉に止まった。
無造作に突っ込んでいたホースをNo,4の口から抜き手を離すと、元気良く其れは足元で踊り舞台を跳ね回る。No,7の体にも、勢い良く水飛沫がかかった。]
嗚呼、すまないね。 どうにもボクは、「魅せる」事には鈍くてねェ。
[この場で死なせる事は決して、無い。 傷をつけることもしない。――その為に水を選んだのだ。 男は男なりに、未だ理性を手放しては、居ない。]
(24) 2010/04/09(Fri) 10時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 10時半頃
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[ヨアヒムの言葉に、張り型を手にするNo,5の姿が視界の端にうつり。男は伸ばした手を口枷を嵌められた侭のNo,2の少女の顎にかけ、つとその頬を撫でる。 指で押せば、硬い口枷との間、頬肉の弾力を感じる事が出来、眼を細めた。]
――ご指名のようだよ。
[No,2の分娩台のスイッチを押せば、張りつけにされた形のままそれは起き上がり、客席の方へと向かされる。 同時に、No,4の青年の分娩台も、同じように。
舞台から見える客席、灰青の紳士の足元にぺたりと座り、舞台をから眼を逸らせぬよう顎を手で固定されている異国の少女の姿。ひとめで、彼女に足が在る事は判ってしまう。]
(25) 2010/04/09(Fri) 10時半頃
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[水が床で踊る音しか聞こえない体勢。汚物の匂いも混じり始める舞台に奥歯をゆるく噛んだ。 頭に上りきっている血液が気持ち悪い。何度も咽る咳をして水を吐きだしていると機械音と共に体勢が元に戻される。隣の少女もまた同じように。]
… っく
[少女の方を見る余裕もなく頭から一気に全身を駆け巡る血液に、深く深呼吸をした。髪は水でぐしゃりと濡れていて、顔に水が滴っても拭う事は出来なかった。 それから、陰鬱な男を金の瞳で睨んでから、客席に座る灰青へと視線を向けて―――そこで、 止まった。]
…!
[息をのむ。どうしてここにいるのだ、という視線とこの醜態を視られていた、そして魅せられていたのだと気付く。同時に、暗いけれど彼女の足がある事を確認すると安堵を覚えた。]
(26) 2010/04/09(Fri) 10時半頃
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嗚呼。 No,8は我慢強そうだったから余ったら、とは思っていたけれど。 彼女は暫く舞台に帰ってこないかなァ? [舞台から別の場所へと向かう客人の背を眇めた眼で見送る。 グロリアが暫く客席に居ない状況は、品物達の不安を仰げるのかもしれないと、態と声に出して告げてみた。 視線を一度向けたのは、No,7という数字の患者(クランケ)熱心に処置するナースの方。他の者が落札される、その時の表情を見逃すのは勿体無い、から。]
[息を呑む様子のNo,4。 彼の水で濡れて顔にへばりつく前髪を、ほっそりとした指でかきあげ視界をさえぎるものを無くしてやった。]
彼女に何か言いたい事でも、あるかい?
(27) 2010/04/09(Fri) 11時頃
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[はりつけのまま身動きも取れず、濡れる前髪が横に流され金の双眸が客席に向かう。彼女に金を向けて漆黒を見るのは一寸。すぐに瞼を落とす。]
―――… ない。 言う事なんて ねぇよ。
(28) 2010/04/09(Fri) 11時頃
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ふぅン、そう? 意外と薄情だね。
[ふふと笑む視線をNo,4へへと向けた侭、手はNo,2の分娩台を彼の斜め前へと見えるように使用人へと指示を出した。 其れが移動を終えた後、No,2の頬を顎をゆっくりと、ほそい指で撫で回す。――No,4に見えるよう自身の立ち位置も気をつけながら手を耳元へ滑らせ、柔らかい髪を掬い、指先で優しく捻る。]
(29) 2010/04/09(Fri) 11時頃
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…ッ
[薄情だと言われれば、き、と睨むが、そのうち額から流れる水が目に入って瞬きを繰り返す。買われた彼女に何か言う方が、逆に辛いはずだと思えて仕方なかった。 その感情すら利用されている気がして、相手への怒りや憎しみと同時に、悔しさがじくりと滲む。]
―――… !
[No,2へと触れる男の手付きに、睫毛に触れていた水がぱちりと弾かれるような勢いで目を開く。]
やめろって…いってんだろ。
(30) 2010/04/09(Fri) 11時頃
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やめろ?って? ボクに命令してるの? 口の利き方が悪いと、更に傷を増やすだけだってまだ理解してないの?
[No,4へ言葉を返しながら、手ではNo,2の頭の後ろのベルトを外し口枷を剥がす。少女が何か文句でも言う前に片手で顎を手で押さえ頬を強く押し、一度No,4へと視線を投げてから。 左半分を紅く染めた男は、少女の顔に覆い被さるようにして、彼女の小さな口唇へと貌を埋めた。]
(31) 2010/04/09(Fri) 11時半頃
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―――… っ
[言葉を呑んでも謝罪はしない態。続く言葉が出なかったのは、抵抗出来ない今の状態を少しは理解していて、床に広がっている水と、異なる匂いが少なからず恐怖心を仰いでいるから。]
…
[視線を投げられれば、何だ、と陰鬱な男を見遣るがすぐに墨色の髪しか見えなくなって――――]
!
[がしゃ、と椅子が揺れる音が男の背から聞こえるだろう。]
(32) 2010/04/09(Fri) 11時半頃
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[少女の咥内の胃液の味と匂いを味わうようにねっとりと、じっとりと。だが噛まれる事は無いように頬を押さえる手の力は緩める事無く。 自身の舌で小さな舌や歯をなぞり、唾液を飲む音がこくりと鳴った。 随分長い間彼女の息を奪った後、舌はそのまま彼女の小さな形良い鼻をチロと舐め、ず、と派手に啜る音を立てた。]
No,5が火で炙られるか、君がNo,5にアレを突っ込まれるか、 選べ、ってさ。
[態と、告げられた事を繰り返す。 No,4にも聞こえるように。]
(33) 2010/04/09(Fri) 11時半頃
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なんでっ…、そんな酷い こと――― ゲホ…
[聞こえてしまった言葉に、憤りを滲ませて墨色の髪を睨む。 ぎり、と奥歯を噛んで悔しさを噛み締める。 徐々に躯には血液が巡り始めていて、血色の悪さは改善していく。]
(34) 2010/04/09(Fri) 12時頃
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見たいから、じゃない?
[少女の口と鼻と男の顎を繋ぐ透明な糸の中心、 小さな雫がぽたりと落ちて、糸が切れた。 少女の顎頬を押さえる手は離さずに、 No,4に首を傾けてみせる。]
嗚呼、君の態度が悪いからかもね。 こんな事して、謝る事すらしないんだから。
[湿った墨色から、左半分の紅が零れた。]
(35) 2010/04/09(Fri) 12時頃
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―― …ハ、相変わらず悪趣味だな。
[ゲホと、時折咽せながら卑屈そうな笑みを浮かべて男を見上げる。]
悪いことしてねぇんだから、謝る必要なんて ないだろ。
[弱音は見せないよう、ゆっくりと言葉を喋る。けれど、心音は激しくて緊張からか手足が冷たいのも解った。]
(36) 2010/04/09(Fri) 12時頃
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[彼の顔、左側へひたりと視線を止めて吐き捨てるように]
――… ざまぁみやがれ。
(37) 2010/04/09(Fri) 12時頃
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>>34 ……別に酷いことではないと思うわ。
[分娩台に繋がれた男を見て、しれっと呟く。]
常識を捨てた方が楽な場所というものはあるわ、「4」のおにーさん。
ここは普通の場所じゃないの。 「修羅場」。
常識から手を離さないことが「理性」を保つコツというのは概ね同意だけれども。
まずはご自分の心配をなさい? 貴方は、生きて「買われなくてはいけない」のでしょう? 最重要課題を忘れない方がいいわ。
(38) 2010/04/09(Fri) 12時頃
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うるせぇよ。
[5の番号をつけた女の声が聞こえて、視線は向けないまま突き放すように言い放つ。
買われなければ―――そうはっきり言われれば素性を知られているのかと疑問が抱かれた。無理やり連れて来られたではない事は、誰にも口外はしていないこと。]
…… うるせぇよ。
[げほ。と、また水を吐きながら繰り返す。 捨てたら楽になれるものがあるとは、思えない。]
(39) 2010/04/09(Fri) 12時半頃
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[ヴェスパタインの声につられて、客席を見る。 貴婦人のいた席は空のままだ。
あの方は逞しい男のモノに夢中になっているのだろうか。 手際もよく、反抗的でも無く、うまくやる人だと思ったから。 求めて連れていかれた相手への羨望が、僅か表情を曇らせる。
少女の後ろを刺し貫いた男物のしっかりしたステッキに、手にした女の動揺も伝わる。 けれども、その前に内側をほぐしながら塗りこんだ軟膏が粘膜に浸透してムズ痒い刺激へと変わっているだろう。]
(40) 2010/04/09(Fri) 12時半頃
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[男の素性は知らないし、知る必要も無い。 だが、この場所で最も酷い目に遭っているのに、自分から逃げ出そうとしない人間は、必ず裏に何かあるものだ。戦場に赴く「志願兵」の全てが、高い理想と理念を持っているわけではないのと同じように。]
減らず口を叩く元気があるなら、生き延びる労力の方に回しなさい。水、苦しいでしょ。下手に喋ると、呼吸できなくなるわよ?
[メイド服のスカートをたくしあげ、張り型を装着する。最初からガーターベルトとペチコート以外は着けてなかったらしく、着替えの介助は必要無いと下男に告げながら。]
私の方は心配しなくてもいいわよ。 ……まあ、最初からするつもりもないでしょうけれど。
(41) 2010/04/09(Fri) 12時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 12時半頃
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―舞台袖・個室→― [それから、個室に消えた彼女の姿が、イアンを伴って出たのはわずかな後。 導くのは自身に与えられた客間、その続きにある寝室。
廊下で立ち止り、何事か話す。 そのままイアンの腕に抱かれ、寝室へと消えたのは、彼女が客席を後にしていくらもなかっただろう*]
(42) 2010/04/09(Fri) 13時頃
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…ッ、 ぅ げ
[ごぷりと胃から食道を伝い、水と僅かに胃液と酒がこみ上げてきて床に吐き出すことを繰り返す。唇の下には拭えない液体が顎の真ん中あたりからぽたぽたと滴る。]
はは、そう簡単に死んで…たまるかよ
[強がるでもない口調だが、半眼の金の瞳はまだ誰かに屈するつもりはない獣の色を失ってはいない。
5が言われたとおりに電動の張り型を装着する音に、眼球だけ動かしてちらりと女の姿を見れば口の中に残っていた水分を唾と共に床に吐いてから]
… 、にあわねぇ格好。
(43) 2010/04/09(Fri) 13時頃
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>>43 お褒め戴き光栄ですわ。 [しれっとした表情で告げる。]
それじゃ、せいぜい頑張りなさいな。 貴方の「望み」が叶うように。
[スカートの中で張り型が己の存在を主張する。盛り上がったそれを見て、カルヴィナは何と思うのだろうか**]
(44) 2010/04/09(Fri) 13時頃
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[悪態をつくNo,4に向けるのは、寧ろ爽やかにすら見える笑顔。 水をこぽりと吐く様子に、喉を鳴らした。]
ふふふ。
[No,5の様子に、No,2から手を離す。 No,4の頭を固定する後ろに回り、彼の両耳に手を宛がった。 冷たい細い指が、水に濡れた彼の耳朶を擽る。]
君を嬲るより、他を嬲るのを見せる方が君には効果的、って君の取扱説明書に書いたほうがいいかな。 嗚呼――でも、もしかしたら、そう見せているだけなのかな。 そう思われれば、自分の傷は減るものねェ。
(45) 2010/04/09(Fri) 13時頃
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[ひやりとした指先で耳に触れられれば抵抗も出来ず、びくりと小さく震える。そのまま擽られれば、く、と小さく呻く声が時折漏れる。]
―――… 俺にそんな説明書は ねぇよ っ、
[くすぐったさを堪えながら口調を崩す姿勢も見せず]
ハ、…馬鹿馬鹿 しぃ。 そう思いたきゃ、勝手に …っ 思ってれば いい。
(46) 2010/04/09(Fri) 13時頃
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無い? 作ればいいじゃない。 どうせ君は、商品なのだから。
[言いながら、耳元に口寄せて 小さく囁く声は甘く、掠れた息と共に]
…男の中では売れ残っちゃったみたいだけどね?
[くすくす笑いながら。 弄っていた器具の中から取り出したのは大きなヘッドホン。 メモリスティックを入れる事が出来るそれはコードレスで、 引っこ抜いても音が途切れることは無いもの。
彼の耳に其れを被せると、まだ何の音も聞こえない。]
(47) 2010/04/09(Fri) 13時半頃
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…っ、く
[人ではなく、モノだと 売られていると縛る言葉に理解をしていても納得は出来ないといった面持ち。悔しそうな声が思わず毀れる。
耳に囁いてくる息が濡れた耳を冷やすように伝わる。]
っ、…だからどうした。
[売れ残っていてもひと際悔しさが浮かぶでもないが男の笑い声は癇に障った。視界に入る器具に、金の瞳を瞬かせる。 耳に宛がわれたヘッドフォンからは、しんとした音。その目を細めて何をするつもりだと、陰鬱な男を睨み上げた。 覚悟をするように、細く唇を引きながら。]
(48) 2010/04/09(Fri) 14時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 14時頃
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売れ残ったら嬲り殺されるだけだよ? 維持費が勿体無いんだって。
…まぁ死んだほうがマシってならそれもいいかもね?
[くすくす笑いながらヘッドホンの横のボタンに触れる。 彼の耳に入るのは、さざ波の音と鳥の声。 ざざと続くのは、風が木々の葉を揺らす音。
癒し以外の何者でも無い、心地よい音が頭蓋の中に響く。 それ程大きくない音量は周りの音も拾うだろう。]
(49) 2010/04/09(Fri) 14時頃
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――――…っ
[小さく、息を呑んだ。 買われた先が幸せかどうかなんて解らない。自然と、視線は客席にいる異国の女へと向いてしまっていた。衣服を何も纏わない姿のまま、ずっと四肢を拘束され続けていても羞恥心は襲ってくる。]
…く
[思わず瞼を落として視界を暗闇にする。 ヘッドホンから流れてくる音は、自然を思い出させる音。ライトがまぶしい舞台とはかけ離れた森の奥深くを連想させた。]
…なんの つもりだ?
[試しに言葉を発してみれば、自分の声も音と共に拾えた。]
(50) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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何の心算だと、思う?
[異国の少女は、紳士然とした男の足元。 その表情は穏やかなものではなく、髪を撫でる紳士を睨むように横目で見るその大きな漆黒から、ほろほろと涙が落ちている事にも気づくかもしれない。 癒しの音は、No,4の耳から体へと染み込んで行く。 穏やかさ故に落ち着きが取り戻されて行くのを、男は目を眇めて観察した。]
(51) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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[視線の先――異国の女の瞳から毀れる涙はライトで輝く舞台からでは感じ取るしか出来ないまま]
…、…
[問に返される問い。鋭く金の眼を向けるだけで言葉は続けない。 ただ、心地の良い音に、ふぅ、と普段と変わらぬ息を吐いた。 それを観察眼で眺める男とは視線を合わさないようにした。]
(52) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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[不意に。
ガラスを鉄の爪で引っかくような音が、 大音量でヘッドホンに流れ込んだ。]
(53) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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〜〜〜〜 っっっっっ!!!!!!
[耳を劈くような音。 不快音としか感じられない音に、思わず目を細めて歯を食いしばる。]
…ッ な、
(54) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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[甲高い音は、暫く続く。 高さや音量に緩急をつけ、何度も何度も。
キュィイイイ キィイイイイイ ギギギギイィイイイイイイ
背骨に、芯に響く音。]
(55) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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ぁ、 う… っく
[耳を塞ぐ手は動かない。 必死で目を閉じても意味を成さなく、耳から頭蓋骨に響いてそのまま全身に強弱をつけて振動を与えてくる。 苦悶の声は、音に時折掻き消されて自分では聞こえない。]
は ……や、やめ…ッ ろ
[拒めない甲高く不快しか与えない音に、耐えきれないといった声がしばらくしてから 毀れる。]
(56) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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せめて、「やめて下さい」じゃない?
[聞こえた声に、くすくす笑いながら ヘッドホンに手を伸ばして小さなボタンに触れる。
その内側では、ピ、と機械音。 次に流れ出すのは艶かしい女の喘ぎ声。 緩やかに音量が上下され、溶けるように消える声に別の声が被さり、官能的な合唱となる。]
(57) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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[頭に集中していた血が、全身へと拡散していく。強張っていた手足の爪先が、びくりびくりと痙攣を繰返した。同時に視界は、照明の眩しい天井から舞台へと。 思い思いの衣装を着けた、或いは裸の、奴隷たちの痴態が目に入る。薄暗い客席の人数は分からなかった。 イアンは買われたのだっけ。そう思い出すと、喜ばしいより悔しい気持ちが先にある。]
…………、っは、はぁ、はぁ、
[喋ろうにも、ボールギャグが邪魔をして、荒れた呼吸と咳が続くだけ。 ヴェスパタインに触れられても、抵抗することはなく――その力も落ち着くまでは奪われていた。葡萄酒色の瞳を細め、No.4の彼と向かい合わせに、男の妙に優しい手を受け、気持ちよさそうに喉を鳴らす猫のふりさえして見せる。]
(58) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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[音が弱まった時に聞こえた男の声に、きっ、と視線を向けて口を閉ざす。言うつもりはないと―――向ける目は語る。]
…? ――― っ…!!
[機械音と共に甲高い音が消えたと想えば次に聞こえてきたのは女の嬌声。驚きつつも聞かないように極力努力するけれど女性経験の少ない彼にとって、声だけでも刺激は十分だった。いらない妄想が巡り、だめだと目を強く瞑る。]
(59) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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若者 テッドは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/04/09(Fri) 15時頃
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[とにかく酸素の美味さを噛み締めているところに、口枷を外されても口を閉じることはできない。と、至上の空気を奪おうと男の唇が被さる。ぷん、と鼻まで突き抜けていく香の馨り。]
ふっ……んー、んんーーっ
[重なるのは蟲ではなく、破瓜の悲鳴と嬌声を閉じ込めるイアンのそれ。ぎりぎりと頬に力を入れられずとも、噛む気はない。それどころか、おずおずと舌を差し出しそっと絡める。それも、呼吸の余裕がなくなれば、苦行でしかないのだけれど。ひちゃり、唾液の弾ける音、それを飲み下すと男の香に全身が支配される錯覚を覚えた。
そして、突きつけられる選択。]
……後者で、いい。僕 ゲホッ、 は……
[彼女なら、無碍に自分を傷つける真似はしないだろうと、どこか信頼も込めて。]
大丈夫、だから。自分の心配をしなよ。
[丸裸のNo.4に向かって、強がりの笑みを浮かべる。]
(60) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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眼を瞑って、想像するのは、誰?
[ヘッドホン越し、貌を近づけて耳元で囁く。 そっと触れたのは、音量のボタンを上げる為。]
(61) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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…あぁ、そういうことでしたのね?
[二人の少女の蹂躙された性器と、逞しい男を連れて別室へ下がった貴婦人。 気づいて声をかけるのは、客がそう言う責め苦を好むと察してか。]
彼の具合を確かめるために、おふたりを使い捨てに…。 お買い上げになった商品は、満足の行くものだったようですのね。
[少女の後ろをゆるりと杖で嬲りながら、消毒用のアルコールを染み込ませた脱脂綿で貫かれた傷口を丁寧にぬぐう。 傷に染みる薬品の痛みが、破瓜の事実を魂にしみこませるように。]
良い子ね…ガマンできるかしら? [専用の栓と違ってステッキの先では、裡を満たすものを無理に押し留めることは出来ない。 少女が限界を超えてしまえば、杖の先と出口の隙間からはしたなく中身が漏れ出る恐れもあろう。]
(62) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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―――― っ、…!
[ひくりと身が震える。官能的な声は、彼女のものとは違う。 俺が彼女に与えたのは痛みの方が多かったと 言い聞かせる。]
っ、 ちがう。 ちがうッ… !
[否定する自分の声は、音量を上げられたせいで聞こえない。 否定しても聞こえ続ける女の声に、数刻前の情事を思い出しては消してを繰り返す。]
く、…
[苦しそうな声と、吐く息が 少しだけ熱い。]
(63) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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[少女>>60の言葉に、ぴくりと片方の柳眉を上げる。 ふるふると頭を横に振り、彼女の頬を指の背で撫でて]
彼女「で」じゃないでしょ? 彼女「が」、の間違い。
[優しい家庭教師が生徒に教えるかのような口調。 No,1の言葉には笑みと同意の頷きを。 彼女の手つきを眼を眇めて暫く眺めてから、 No,4が呟く言葉にくすくすと笑みを零し、 ヘッドホンに口近づけて声を掛ける。 どうやら、近くからの声は内へ聞こえる仕組み。]
「誰」、としか言ってないのに、思い浮かべるひとがいたの? それも否定したいような相手なのかい?
[彼の頭蓋骨の内側に響く喘ぎ声は甘く、切なげだ。]
(64) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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――― やめろ!!
[耳に響く女の艶めかしい声が大きくて、叫ぶ声も自然と大きくなる。それに気づいてないのは本人だけ。 耳に聞こえてくる男の声と、女の 切なく甘い声が 僅かだが男の芯をまた熱くしていく。]
いない。 誰も… 誰も、いねぇよ!!
[目を閉ざすのは、客席を見ないようにするためもあった。 首も振れずの状態でも、ライトの熱で渇き始める髪を僅かに揺らしながら抵抗の色を見せ続ける。]
(65) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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[眼を開ければ、客席。 閉じれば何も浮かばぬ闇。 どちらも望むものではないだろうと、眼を開ける事は強要しない。
全裸で拘束された侭の彼が声を張り上げる様子は、客席の彼女にどう見えるのだろう。まだ売り先の決まらない品物によく見えるよう、台にはライトが照らされていて。 男がNo,4に耳元で囁く時、視線は客席の志乃へも向いていた。]
だから、「やめろ」じゃなくて「やめてください」だって。 何度も言ってるでしょう?
[言葉と共にヘッドホンのボタンを再び押す。 10秒程の癒しの音を挟んで、また、ガラスを鉄の爪で引っ掻くような異音が彼の耳を蝕み始めた。]
(66) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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修道女 ツェツィーリヤは、長老の孫 マーゴを弄びながら、憂いを帯びた微笑を浮かべた。*
2010/04/09(Fri) 16時頃
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[目を閉じても闇が支配する中では聴覚しか頼りがなく、女の切なく甘い嬌声が脳を、体を刺激してくる。それでも、肉体的な苦痛に比べれば―――と、言い聞かせる。 耳元で、男が囁いてこない限りは、だけれど。]
ッ…
[ライトが閉じた瞼の中にも光を当ててくるのが解る。醜態が見られている事にも慣れず、悔しさで奥歯を噛む。
口調を訂正されても唇は引いたまま。 そして再び、短い癒しの後に訪れたのは甲高い音。]
――― あ゛ ぐ、ッ… 。
[必死で、耐えようと苦悶の声を上げても 男が促す言葉を言う姿勢はまだ、見せない。]
(67) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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[それでも、でかい音量はまるで脳を揺らされている感覚も与え、全身で不快音を拒絶するように体が時折震え始める。]
う、… ――― ッ、 ぁ 。
[薄らと瞳が開けば光が眩しくてそれ以上開けない。 客席の様子なんて当然見えないまま、墨色の髪がぼんやりと見えた。]
(68) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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眼を閉じていたいなら、瞼を縫い付けてあげようか?
[くすくす笑いながら墨色を傾けつつ 手でを自身の額へと上げ、鉄球掠った傷へと触れた。 僅かに熱い。 鉄錆の匂いは水飛沫を被ったせいでなかなか固まらず、 男にとってそれは好ましい事ですらあった。]
まだ、色々あるよ。 こんなモノとかはどうだい?
[伸ばした手、ヘッドホンのボタンを押すと聞こえるのは 蟲の羽音。 近く、遠く、近く、近く近く――
大群が自身の方へ向かってくる、小さな羽音の大きな音。]
(69) 2010/04/09(Fri) 16時半頃
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…ッ、く
[薄く開いた瞳を、ぐ、と瞼を押し上げる。 耳からは甲高い音。視線は客席を見ないように努めながら 鉄球で負わせた怪我に触れる男の顔には違和感しか抱けない。]
どうせ …また、悪趣味なンだ …ろ
[機械音と共に次に襲うのは蟲の羽音。ブゥンと飛ぶ音もあると思えば、羽を擦り合わせて奇怪な音を立てる音も聞こえて眉を寄せる。臨場感があるような音に、その羽音が勢いを増したときに]
――― ヒ…ッ
[明らかに恐怖を表す声。]
(70) 2010/04/09(Fri) 16時半頃
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[青年が僅かに漏らした恐怖を示す声に、口端と頬を上げ満足げ。 男はついと少し離れると、使用人から清潔なタオルを受け取って自身の傷口に当てた。赤が移る、白いタオル。水滴も同時に吸って湿ったそれを口唇に咥えちゅうと吸いながら、舞台の端から端、客席まで視線を這わせ、No,7のはしたない姿に、またNo,2とNo,4のあられもない姿に、No,1の慣れた手つきに、No,5のスカートを押し上げるものに、鼻から息を漏らす。
男は未だ、何一つ買っていない。 「味見」を遊んでいる、だけだ。 自分の買い物は何時も博打、自覚しているのはその辺り。
ヘッドホンの中、羽音は遠く近く、右へ左へ、No,4の周りを忙しなく飛び回る。それは何群も、交互に。 そして、彼は気づくだろうか。 全ての音の奥、聞き取れるか聞き取れないか判らない程の小さな音と僅かにずれた周波数で、心臓の鼓動とは重ならないテンポで、一定間隔でずっと鳴り続ける音は、酷く機械的にずっと続いている。 それは無意識に不安感と苛々を募らせる為のもので。
羽音が不意に止んだと思えばまた、男女の睦くみの声と粘着質な音が響き始める。]
(71) 2010/04/09(Fri) 17時頃
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[涎と胃液の付着した口元を、手首で拭う。 分娩台から解放されても閉じられぬ脚で、ふらふらとパトリシアの側へと歩いた。]
キミが、僕の王子様だったらよかったのに。
[パトリシアにだけ聞こえるように呟いてから、失礼だったね、と苦笑する。 メイドのスカートを押し上げる存在は、本来ならあるまじきもの。 服の上からそっと撫でても、何も反応は返らないし、熱くもない。無機物。触れなくとも、常時勃起時の男性器の平均的な大きさを保っている。]
イアンのよりは小さいから、入ると思う ……多分まだ痛いけど。 キミが言ったように、きっと僕の矜持は死なない。 望みを叶えるなら……男の人を、身体で悦ばせることを、覚えないと。 でも、キミにも気持ち悦くなって欲しいな、どうすればいい?
[裸のまま腕を広げ、豊満な胸に顔を埋めるようにして抱きつく。いや、縋りつく。 母の記憶の薄い少女は、ディルドを装着した女に、倒錯した愛惜を抱き。服の上から手を這わせるのは、兇悪に反り返った張り型の、裏筋にあたる部分。]
(72) 2010/04/09(Fri) 17時頃
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[視覚では捉えられない蟲が自分の周囲に群れとなって飛び交ってい錯覚。ぐ、と歯を噛んで堪えるも耐えきれず時折、苦悶の顔と共に声を上げる。 大音量を聞き続けた影響か、奥で聞こえる機械的な音を男は解らずのままだったけれど肉体はしっかりとその音を刻んで脳に伝えていく。だからこそ、音だけの苦行が思いの外、苦痛を、苛立ちを――恐怖も交えた不安を与えてくる。]
ッ…は、…
[蟲の羽音が止まれば、大きく息を吐く。]
!!!! う、…
[けれどまた聞こえる、声と生々しい音に 頭がおかしくなりそうになる。手足を拘束する器具に抵抗する力が、いつの間にか失われているとも気付けていない。]
ぁあ、う… も …ァ、 ああ
[喉の奥から絞り出すような声が 止めどなく毀れてくる。]
(73) 2010/04/09(Fri) 17時頃
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[横目には、気が狂わないのが不思議なほど、苦難を強いられているNo.4の青年の姿。どうも、自分が庇おうとすると余計に彼は嫌らしいと学習して、必死に見て見ぬフリを決め込む。罪悪感が、黒く胸中を塗り潰していく。 結局、誰かを助けたいと思うのも自己満足の範疇で、これから行われることも自分を助けるためにすることだ。利己的過ぎて嘔吐が出る。 その点、ここに集った者と何の違いがあるのだろう。 彼の醜態、反応を見せつつある男根に、とろりと濁った双眸を向けて。気持ちはお構いなしに、身体の中心がじり、と疼いてしまうのだった。]
(74) 2010/04/09(Fri) 17時頃
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小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインの攻め方を、蟲より忌む心地で見詰めていた。
2010/04/09(Fri) 17時頃
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もう、何?
[それとも、客席の彼女から声があがるだろうか。 ちらりと横目で、異国の少女の方を見る事も忘れない。
No,4の耳元に自身の顔を近づけ、 癒しの音を挟んでまた、ガラスを引っ掻く音に変える。 音量は既に、男の声を聞き取りにくい程の大きさに、 それでも鼓膜を傷つける程のものではなく。]
ちゃんと言えたら、叶えてあげなくもないかもね?
(75) 2010/04/09(Fri) 17時半頃
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[客席からの声はきっと嬌声で妨げられる。届かない。 男女のまぐあう声と、肌がふれあう音でまた芯がじわりと熱を覚えていくがそれはまだ些細な程度で止まる。]
は、……く、ッぅ も、 …う
[視線が彷徨う余裕もなく間近に近づく男の顔しか見れない。 脳から痺れて麻痺してくる気さえする。]
!!
[10秒の癒しは短すぎて、劈く音に びくんと体が震えて 誰の声も聞こえず、苦痛と苛立った思いに支配されていく。]
ッあ、うあ ぁあ、あ
―――− やめ …も、 やめ て くれ。
(76) 2010/04/09(Fri) 17時半頃
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やめて下さい、でしょう? 言い直してご覧?
[男の手は優しくNo,4の髪を梳く。 長い指は、音量を上げ下げして彼の脳を揺らすよう]
それともこれを聞き続けていたかったり、する?
[癒しを挟まずに、生々しい女の声へと変わる。 間に誘うような、言葉が挟まる。 異国の言葉。――志乃の国の言葉とは違うかもしれないが、それは青年にどう聞こえるだろう。]
(77) 2010/04/09(Fri) 17時半頃
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[何を言っても、ヘッドホンからの音に追い込まれている青年には届かないだろう。あんな責め苦もあるのか、と半ば感心しそうなほど。
下衆が。
言葉にせぬまま、ただ顔には思い切り表れていただろう、音量の摘みを弄る男を一瞥する。]
パト……No.5は僕と遊ぶのより、炙られる方がいい? それとも、No.4と戯れたいのかな。
[どちらでも、と促すのは、青年ほどではないにしろ反抗心を封じ込めた、諦めた風の口調。酸素の美味さは、やがて身体全体に染み渡って、すぐに当然になってしまう。奪われて始めて知る、呼吸の有り難味と人の尊厳。]
(78) 2010/04/09(Fri) 18時頃
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っっ……―――――――――!
[言い直しを要求されれば、それだけは言わないと半眼の瞳は語る。乾きつつある髪を梳く手に触れられるだけで嫌なのに、官能的な声のせいでそれすら愛撫に思えて、ひくりと身体が震えた。]
… …――― ぐ、 ぁぁ、あッ …い やだ。
[それでも 苦悶の声に混じらせて、拒絶を言葉に示す。]
や め …、っっ
[これ以上聞きたいわけがない、と半眼の瞼がひくりと動く。 再び、女の声が 聞こえて何かを言ってくる。理解できないけれど声色で感じるものはある。嫌だ、聞きたくないと声はうめき声を熱く漏らしていく。
何も出来ない無力さと苛立ちと、不安が全身を襲ってどれくらい経ったかも解らない。それでも、これを何度も繰り返されれば―――耐えきれないと 本能的に悟り始めてもいた。]
(79) 2010/04/09(Fri) 18時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 18時半頃
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強情な子だねェ。 我慢しすぎると気が狂うよ?
[言う言葉は表面だけ。 もちろん「検分」段階で狂わせる気などない。 とはいえあまりに続けると本当に狂う可能性もあるかな、と思い、チャンネルは女の嬌声へと固定した。]
他人の為なら言えるのかな?
[器具のおかれた机から手に取ったのは、透明な粘液の入った瓶。 蓋を開け長い指を入れてひと掬い、紅い舌で舐ぶるそれは酷く甘い。]
仕方ないなぁ。
[言いながら、指でつと彼の頬に線を引く。 あまったるい匂い。]
(80) 2010/04/09(Fri) 18時半頃
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小僧 カルヴィンは、ジャムとは違う甘ったるさを嗅ぎ付けて、ひくりと鼻腔が蠢いた。
2010/04/09(Fri) 18時半頃
修道女 ツェツィーリヤは、小僧 カルヴィンの様子をちらりと伺いつつ、
2010/04/09(Fri) 19時頃
修道女 ツェツィーリヤは、ランタン職人 ヴェスパタインの手にした瓶に少し興味を惹かれたよう。*
2010/04/09(Fri) 19時頃
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[指を瓶に戻し、とろりとしたそれ―水飴のようだ―を首から鎖骨、円を描いて乳首を滑る。 また瓶に指をつけて臍から腰、と線を引き、茂みを指でつまみ擦り込んだ後、分娩台の真ん中に息づく彼の中心とその下のものにもねっとりと塗り付けた。]
甘いねェ。
[指に残るそれを舐めとって、彼から身を離す。 ライトの下、ぬらりと光る肢体。]
(81) 2010/04/09(Fri) 19時頃
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|
[視線は飴のようなものでコーティングされていく青年の裸体に釘付けに。オイルでも塗られたかのように光る肉体は男独特のラインが照明を反射して少女の胸を高鳴らせる。 ただ、それより先に、蟻にでも集られそうだと哀れむ気持ちが強い。自分がジャム塗れにされた時を思い出して、我知らず熱い溜息が溢れた。]
どうせまた、催淫効果もあったりするんだろうな。
[ふと、あれが貰えれば挿入の痛みも薄れるだろうかと考えて、此処に染まりつつある自分に自己嫌悪を覚えた。]
(82) 2010/04/09(Fri) 19時頃
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|
[視線を向けたNo.1へ、ゆらりと光る指を揺らす。 ほっそりとしたそれは、まるで女のよう。]
欲しいの?
[柔い声で首を傾けると、濡れて重くなった髪から見えるのは紅い傷。 瓶を持つと逆の手にいつの間にかものは別の瓶。それを脇に抱えたまま、No.2の少女を振り向く。]
そんな効果無いよ? 嗚呼、君がそういうもの、欲しかった?
[少女の想像はあながち間違いではなく。 笑顔で振り向く脇の瓶の中から、かさかさと音がした。]
(83) 2010/04/09(Fri) 19時半頃
|
|
……別にっ
[見透かされて上擦る声。ポーカーフェイスにはほど遠い。]
痛いよりはマシだって程度、だ。 無理矢理恥ずかしいことをさせられるの、も、
[言いかけた言葉を呑み、思わず自分の身体を守るように抱きしめる。 カサコソと聴覚を侵す、擦れるような音は、苦手な蟲を想起させて。]
――ヒッ
[瓶の中身を見るのも嫌だとばかりに、パトリシアを盾にして後方に隠れてしまう。]
(84) 2010/04/09(Fri) 19時半頃
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小僧 カルヴィンは、子守り パティの背に縋りながら、ガクガクと身体を震わせた。
2010/04/09(Fri) 19時半頃
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[瓶から指で摘まみだしたものは、少女には見覚えのあるもの。 だが少女の上を這って居たものより二回りは大きい。 もぞもぞとずんぐりと短い足が蠢く。]
ちゃんと言えたらやめてあげるよ?
[言いながら、ぬらり光るラインの上に、置いた。 ゆっくりした動作で樹液の代わりの甘味を、追う。]
(85) 2010/04/09(Fri) 19時半頃
|
|
[メイドの格好をした女の後ろに隠れた少女に、笑み含む視線を投げる。 もう一匹、虫をつまみながら]
素直じゃないなぁ。 マシ、じゃなくて、欲しいのなら欲しいって言えば、ボク優しいから考えなくもないのに?
[にっこりと 目を糸にしての笑顔]
(86) 2010/04/09(Fri) 19時半頃
|
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優しい人間は、そんなことしない。
[絶対に裏がある人間の笑い方をしているのは、見なくとも分かる。 とにかく虫を視界に入れないために、No.4でもなくヴェスパタインでもなく、ただただパティの背面の生地だけで視界を埋めて、呻くように答えた。]
(87) 2010/04/09(Fri) 20時頃
|
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君が欲しそうだから、言ってるのに。 素直じゃないなァ。
[少女が望むなら、誘淫薬を与えようと思ったのは、本当の事。 器具を置いた机の上から、カプセルの沢山入った瓶を持ってきて振れば、かさりと音がした。
それから虫を摘まみ上げ、また、No,4の鎖骨へ、頬へ、肩へと置いていく。 中心へ置く事はしない。 ゆっくりとじっくりとした動作でそれらが甘い場所を辿り、じわじわと下へと降りて行くのに任せる心算で。その間にも、彼につけたままのヘッドホンは、その脳へと甘く切ない声を届け続けるのだ。]
(88) 2010/04/09(Fri) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 20時頃
|
No,5にこう言う事してみたい気もするんだけどサ。 なんか君、何をしても平気そうな顔、してるんだよねェ…
[No,2を背後に立つ女を、しげしげと眺めて呟く。 彼女はどうしたら、赦しを請うような真似をするのだろう。――否、彼女なら形だけでそれも出来そうな気がして、男の思考は巡る。]
(89) 2010/04/09(Fri) 20時頃
|
|
そうだろうな。 どんな責め苦にも屈しない、彼女は強い。
[一種好感を滲ませて、その背に隠れた臆病者は我が事のように自慢する。 少しでも、彼女の強さを分けて貰えれば。 そう思う縋る手は、情けなく小刻みな震えを止めることができないけれど。]
彼女は死者だそうだよ。 死体を嬲っても……それ以上死ぬことはないしね。
(90) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
|
|
… くるわ ねェよ。
[狂ってやるかという反骨精神を持ち、意識を保とうと必死に震える身体で耳から入って来る官能的な音に耐え続けている。 続けられた言葉には、咄嗟に声が出た。]
――― や 、…めろ。 他の 奴 、巻き込むン じゃ ねェ。
[は、とむかつくくらい熱い息が自分から吐き出ていた。 嫌だと心で思っていても耳から入る女の甘い声が誘ってくる。]
ンッ
[頬に引かれたとろりとした液体が何か最初解らず、顔を顰めるが次には甘すぎる匂いに、鼻をひくりと動かす。]
(91) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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[不意に、客席から声があがる。
「――――もう、やめて…ッ!!」
異国の少女の、透き通るような声。 男が眼を細めてヘッドホンの脇に顔を寄せ、No,4の青年に声をかける。]
彼女が、やめてってさ? 止めて欲しければ…どうしようかねェ?
[甘い掠れ声。 その姿勢のまま、少女の方に視線を向け>>90]
死者? へぇ…――死者、かァ。 …――じゃあ、死ぬのなんて怖くないんだ?
[男の声には、僅かに興味が沸いた色。]
(92) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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――― ッ、…あ
[首から鎖骨とぬめりと指が肉付きのよい胸板の上を這い乳首に触れれば、高めの声が思わず出る。そのまま腹部、下腹部へと訪れる心地は知らないものばかりで、びくりと身体が震えて椅子もその都度、がたんと揺れを伝える。]
っふ … なに 、す ――― っっぁあ!
[耳からの女の声と同時に訪れる肉体の心地に、じわりじわりと熱を戻す男の中心をとろりとして冷たい液体が塗られれば堪え切れない声が口から出た。 は、と熱い息をまた吐いて――― ぎ、と男を睨むけれど 耳では女が何か誘うような声で囁いてくる。]
…ハ、…今度はまた 蟲かよ… 芸がねェ な
[もう1つの瓶から取り出された大きな芋虫、恐怖感は苦手ではないのでさほど生まれはしなかったはずなのに――あの羽音が蘇ってきて、く、と一度奥歯を噛む。]
―――― … 言う か、よ。
[強がる言葉を必死で搾るが、その虫が身体の上に落ちて這い始めれば]
(93) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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ッッ、…
[もぞり、と頬を這う虫の顔が金の眼にも見えた。可愛い顔だとは思っても飴の上をゆっくりと這う動作が、優しく小刻みに触れていくようにも感じられた。肩や鎖骨からも同じような感覚。]
…、 悪 趣味
[甘い匂いと、艶めかしい女の声と、身体を這う大きな蟲。酷い姿だと―――心の内で乾いた笑い。 鎖骨にいた蟲がじわりじわりと下って乳輪まで辿りついて囲うようにぐるりと這えば、小さく呻き声もあがった。 耳から聞こえるのは女の声ばかりで、異国の女の叫びは聞こえない。だが、それを伝えられれば―――金の眼は半眼から徐々に開いていく。視線を固定されて、また俺の責め苦を見続けさせられていたのだろうかと思う。]
――――… おれの、 心配 …なんて、すんな
[ヘッドフォンのせいで自分の声の大きさも調整できないので、届いたかどうか解らないけれど、客席の方へ視線を向けてそう言った。]
(94) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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それを君が言うの? ふふふ、本当に面白いね。
[客席に言う男に、くすくすと笑う言葉を囁いて。 虫はじわりじわりと、男の身体を下へ這う。]
芸が無いのは仕方ないんだ。 此処では規制が大きくてね。
[少し苦笑めいた表情を作り。 虫を彼の鼻の頭に、そっと乗せた。]
(95) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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そうやって他人を気にかけるから、 余計にこの人が面白がってるのに。
……それが、キミの矜持? 捨てられないもの?
[ふと、パトリシアの背中越しに、静かな客席で人を探す。 グロリアの姿がいつの間にかない。 伝えたいことがあったのに、と嘆息。 イアンは、彼女に買われたのだろうか。単純な答えに行き着く。]
(96) 2010/04/09(Fri) 21時頃
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…――面白がる、ね。
[肩を竦めて僅かに眼を眇め、No,2の方を見る。 客席を眺める様子に、首を傾けて]
買ってもらえるアテでもあった人が いなくなった?
[低く呟くような、問い。]
(97) 2010/04/09(Fri) 21時頃
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―― ……うるせェ、この 変態 。
[長身で細身の相手の性別は時折、男でも女にも見えた。 胸元から脇腹や臍を通って茂みまで蟲が辿りつけば、苦しそうな声は上げる。同時に、女の甘い声と囁きも聞こえてくる。蟲が飴の上を這うたびに与えてくる心地は、もぞもぞとして不思議な感覚を全身に伝えていった。]
――…そいつは、 残念… だったなァ。
[規制。恐らくそのおかげで何とか耐え凌いでいるのは解っていた。血を見て恍惚とした様子の相手、常人とはかけ離れているのが解った。]
っ、と…
[鼻の上に乗せられた蟲は、蜜を求めるように頬の方へと這いはじめる。途中、何度か視線が合った気がした。 少女の言葉はヘッドフォンから聞こえる女の嬌声で途切れ途切れにしか聞こえず、ん?と目をそちらに向けるしか出来なかった。]
(98) 2010/04/09(Fri) 21時頃
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|
[変態、との言葉にはにんまりと笑みを向ける。 虫這わせる男の様子に、異国の少女やその飼い主は何か言うだろうか、視線はそのままそちらへ向けて。]
…――喉、乾いた。
[ぽつりと言えば、使用人がまた陶器に酒を持って来るのだろう。 受け取ると、機材の並べられた机に行儀悪く腰を掛けた。]
(99) 2010/04/09(Fri) 21時半頃
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まあね。 ここからじゃ、よく見えないけど。
[鷹揚に返して、視線を舞台に戻しかけ――後悔した。 樹液に集る蟲を見て、当の本人よりこちらがぞわりと背筋に悪寒を走らせる。 平気な神経の方が信じられない。けれど、見たくないものほど、一度網膜に焼きついてしまえば離れないもの。瞬きする度に、目蓋の奥で再生される、てらつく肌の上を我が物顔で這い回る、太くいやらしげな蟲の色。]
(100) 2010/04/09(Fri) 21時半頃
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っ、…
[頬を伝う蟲が顎の裏へともぞりと這って下って行く頃、茂みをさ迷う蟲達が男の中心へと辿りついた。 蟲が棒やそのしたに下がるものについた液を求めるように這えば、気持ちがいいでも悪いでもない感覚がして思わず視線を下げた。 下腹部でうぞりと蠢くものたちが視界に見え隠れしていた。]
―――…は
[女の甘い声で固定された声はどこかで巻き戻るでもなく続けられていたが、それだけしか聞こえないのは有り難かった。]
(101) 2010/04/09(Fri) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 22時頃
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― 回想から現在にかけて/客席 ―
[自分が渡したステッキが、少女の尻へと埋められていく。 ナースもどきが一礼をすれば、ただ微笑を返す。 それはルーカスにとって、無表情(ポーカーフェイス)に近い表情。 まだ、愉しめてなど、いない。
その表情が僅か、崩れたのは、足元より聴こえる志乃の声による。]
――――――…
[何事か囁きながら、優しく梳いていた黒髪を絡め取り、少し強く上に引いた。舞台からは、汚物の匂いと、胃液の匂いと、鉄錆の匂いと……――そんなものが入り混じった異臭がする。
>>24 ヴェスパタインの纏う香りもこれでは台無しか、それとも彼にとってはそんな異臭にその香りを混じらせることも好みなのかと思いながら、彼の人の応えを聴く。]
(102) 2010/04/09(Fri) 22時頃
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いや。そうでも、ないですよ。
[自分の好みと合うかは別だとしても。 ヨアヒムは愉しめているようであるから、「魅せる」ことができていないという訳ではないだろうと、世辞でない言葉を向けた。
――むしろ、規制のある中、良くここまで責めのアイディアが浮かぶものだと、感嘆の想いすら抱くのは、No.4に向けられるさらなる責めを見れば思わずにはいられないことだった。
新たな責めが繰り広げられる中、男は志乃の顎ではなく、頭髪を掴むことで視線を固定していた。それは反抗的な態度や、あげた悲鳴への仕置きのように、舞台からは見えるやもしれない。]
(103) 2010/04/09(Fri) 22時頃
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嗚呼、ステッキの先が汚れてしまったら どうやって綺麗にするかは分かっているだろうね?
そのステッキは気にいりなんだ、よろしく頼むよ?
[男の視線はというと、好きに舞台を横断し、>>62 ステッキの様を確認するとNo.1に新たに命を下した。]
(104) 2010/04/09(Fri) 22時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 22時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 22時頃
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[紳士の姿を見つけて、双眸を眇める。 休憩中に唯一訪れられなかった彼の部屋。 彼には、自分を買ってくれる気はあるのだろうか、尋ね損ねていて。 彼を見詰めながら、問うように小さく首を傾げて見せる。]
(105) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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[買う、買われる―――こんな事をされて 誰に買われたいと 思えるのか、 と 思える。
それでも、あの少女の言った言葉と自分の思いは重なる。
――― 家のため。]
ぅ、…ぁ
[低い呻きが 口から時折漏れる。]
(106) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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>>72 私は「王子様」にはなれないわ。 ……だって、私に生えた「男」は、贋物だもの。 [メイド服の下でいきり立つ、贋の男根を指さす。]
そうね。「男の人を悦ばせる」方法を覚えるのも、アナタにとってはとても重要な「生きる術」になるでしょう。
コツは、目の前の男を嫌がらないことね。 それから……私にも「気持ち良くなって欲しい」という気持ちがあれば、第一段階はクリアかしら。
(……そしてそれは、彼女が「貴婦人」には二度と戻れなくなるという証でもあるのだけれども。)
[心の中で呟く。それは、決して言ってはならぬ言葉だ。]
まあ、私は放っておいても「気持ち良く」なる術を知っているから十分よ?
……さあ、いらっしゃい?
[No.4の方をじっと観察するN0.2の身体を引き寄せる。]
(107) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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小僧 カルヴィンは、若者 テッドの呻き声に、切なそうな瞳を向けた。彼に宿る志が同じとは知らず。
2010/04/09(Fri) 22時半頃
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>>89 [長髪の男を見つめて、くすりと笑う。]
……ええ。 私も人間ですから、弱いところはございますのよ。 ですが、それを先に言ってしまっては、貴方様の征服欲は満たされぬでしょう……。
「それ」をお探しになるのが、貴方様の役目かと存じますわ。
(108) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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|
生きる、術……。
[パトリシアの言葉に、自ら騙されたフリをして、こくりと頷く。 少なくとも、そう思い込めば、傷は最小限で済む。]
嫌じゃない、嫌じゃないよ……多分。 教えて、どうすれば気持ちよくできるの。
[自分も、相手も。優等生の生徒の顔をして、眼前の女性に集中する。 それは、蟲から目を反けるためでもあった。 一人善がりな快楽への逃避。]
(109) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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― 客席 ―
[灰青の映す視界の端に、此方を見詰める葡萄色があった。 それにルーカスは気が付き、少しだけ視線を向けてやる。]
やあ、No.2。 私に何か云いたいことが、あるのかな?
[云って見たまえと、ある方向から見れば傲慢。 ある方向から見れば、優しさともとれる言葉を向けた。]
(110) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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|
[抱き寄せられた格好のまま、]
試してみる? それなら僕は、このメイドと遊ぶのは遠慮しておくよ。
[パトリシアを屈服させたそうな色を含むヴェスパタインの眼差しに、けろりと返す。 彼女のことは嫌いではない、そしてどんな責め苦にも屈さないだろうと思って。]
色々教わろうと思ったんだけど、 あっちの紳士風の人にでも聞いてみるから。
(111) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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アナタは、自分を悦ばせてくれる奴隷が欲しい? そうだったら、僕は頑張ってやり方を覚えるよ。 他の女(ひと)のように上手くはできないけれど、 買って貰えないと困るんだ。
[パトリシアの纏ったエプロンをきゅっと握りながら、全裸の少女は紳士の視線を受け止め、恥らうように少し肩を縮める。]
……教えて、欲しい。
(112) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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役目? ――ボクに役目なんて、ないよ?
それが楽しいかどうか、かなァ?
[>>108メイドの女の言葉に、笑み浮かべたまま首を傾ける。 それから彼女がNo,2の腰を引き寄せるのを、眼を細めて見物する。 No,4の方は、薄い汗が光でぬめった。]
(113) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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[No.2の言葉には、「どちらでも構わない」と言いたげに、じっと見下ろす恰好になる。
いつものように、意志は表に見せない。]
(114) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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>>113 成る程。至極分かりやすいお話ですわ。 「役目」ではなく、あくまで「興味」が向くか否か。
それは即ち、「飽きたら捨てる」ことを前提にしたお話と同義と捉えても構いませんわよね。
(115) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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――… っは
[んく、と喉を鳴らしてから口を開いて熱い息を吐く。 蟲から与えられる不思議な心地は恐怖はないけど、根の裏から這い上がられれば、ぴくりと身体が揺れる。それでもねとりとした液を離さないと蟲は身体から落ちる事はなかった。 耳から常に入る女の甘い囁きと嬌声は耐えれても、客席で前髪を掴まれた彼女が視界に入れば ふつりと灰青への怒りがそのまま睨む形で表れる。]
っ、 く…
[会話は何も、聞こえない。 じわりと汗ばむ身体は仄かに熱を持ってきている。]
(116) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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子守り パティは、No.2と長髪の男を交互に*観察している*
2010/04/09(Fri) 23時頃
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勿論 構わないよ。
[No,5の>>115言葉には、笑みで頷く。 べたつく髪を、手で掻きあげて]
(117) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 23時頃
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[グロリアに充てられた客間。そこに彼女の付き人の姿は今はない。 廊下にもなく。
舞台で繰り広げられていることからも離れて、彼女は寝台の上にいる。 逞しい男の腕の中で、幾度も零す吐息は、いつか嬌声へと変わる。
部屋の外までそれは聞こえてこない。 扉は閉められて、侵入者を許さない。
扉の前、片方落ちたヒール。
扉の向こう、寝室から、彼女の名を呼ぶ声が聞こえた]
(118) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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分かりやすく言うとね、
「なんでも言うことを聞くから 僕を買って下さい ゴシュジンサマ」
っていうこと。
[恐らくは、ヴェスパタインがNo.4に言わせたいだろう服従の言葉を、丸っきり棒読みで紳士の方へと投げる。]
……どうすれば、買って貰えるのかな。
(119) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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No.1に2ポイント入りましたー!
……へ? って感じですね。 さぁさ、上乗せする方はいらっしゃいませんかー?
[実質、この競売場に残っているもう一人に、道化は首を傾げてみせた。]
(120) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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[何度も部屋で鳴る電話の音。 取るつもりはないらしい。
誰もいない客間にはテーブルの上に水差しとグラスだけが置かれている。 窓は半分開かれていて、外から風が入ってきていた]
(121) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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― 客席 ―
[灰青の視線を向けると、お世辞にも大人の女性らしいとは云えない少女が、裸体を晒しNo.5のエプロンの裾を握って在った。]
――――……
[少女の言葉に、少しだけ、ほんの少しだけ呆けた表情を晒した。 何がおかしかったのか、喉をくっくっと、数度鳴らす。]
(122) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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そうだな……。 しかし、君は私の本来の商品購入ポイントからは 外れてしまっているんだよ。
[男はまだ彼女が成長が止まってしまっていると知らない。 ふくらみの足りない胸を見て、考えるように顎に手をあてる。]
少し考えてみても良いが。 嗚呼、そう謂えば姉さんにアプローチはどうなったんだい?
[少女の願いを聴くような素振りを見せたのは、己の足元にある女に『願えば聴くかもしれない』という希望を与える為でもあったか。 それは等しく、自分に願いを棒読みで向ける少女に対しても、だが。
そこに道化の入札コールが響く。 現時点でのポイントは2ポイント。上手におねだりすれば、点数をいれてもらえそうなポイント。さて、少女はどうでるだろうか。]
(123) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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|
[道化のアナウンスに、チッと舌打ち。]
僕には2ポイントとやらの価値もない、か?
[ヴェスパタインのにやついた笑いの先で、少女は歯噛みした。 挑むように見詰める紳士は、何やら笑っているようで。]
……何がおかしいんだ!
(124) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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若者 テッドは、アナウンスで何か言っていても何かよく聞こえてない…
2010/04/09(Fri) 23時頃
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…お願いする態度じゃないなぁ、と思って?
[棒読みの様子の事を言って居るようで。 くすくす笑いは止める事は、ない。]
(125) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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[ぴしゃりと、むき出しになった白い尻に冷たい水飛沫が飛ぶ。 微かな刺激ですら少女の裡には衝動を齎す。 敏感になった肌にはそれは酷なもので。 耐え切れぬ悲鳴は、小さく、しかし甘やかなもの]
…ゃんっ……
[客席からは、少女の脚の間に、薬剤をたっぷりと注入され、 とぷりと膨れ上がった腹が見えるだろう。 看護婦の微かな動揺がその手に持つ、 少女の蓋代わりをしているステッキへと伝わる。]
…んんっ――…。
[その小さな揺れは少女の内側に塗りこめられた軟膏で刺激を増幅し、 腹全体へと波を伝えた。ひくひくと、高く上がった桃尻が、 たぷたぷと少女のお腹が微かに揺れる。 再び催しそうになりそうで、それだけでも少女の顔は真っ赤になり、 閉じられた瞼から露が台へと一滴落ちた。]
(126) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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肝心の、その取引相手が、 今この場に見えないんでね。
それに、彼女に確かに買って貰えると 確約を貰えたわけではないから。
[紳士の視線がどこを辿っているのか、少女はパッと頬を赤らめてささやか過ぎる胸元を手で覆った。そう、小さい手でもすっぽり隠れてしまう、悲しいことに。]
僕が、色々な条件で不利なことは分かっている。 プライドの安売りだって、できない性格だけど……ああ、もう。
[低いポイントは、またとないチャンスに思えて。逃してなるものかと食いつく。]
考えてみる、か……。 あまり期待はできなさそうだけど……できることなら。
僕にできることや聞きたいことは、ない?
(127) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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[耳元で、看護婦が発した言葉。 嗚呼、今になってはっきりと分かった、その意味。 うすうす分かっていたけど、それは、優しかったけど残酷な――。]
『確かめるために使い捨てに――…』
(128) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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―回想― [唇が重ねられ、それきり快楽の渦に巻き込まれて とうとう返事を聞くことがなかった―――「助かる」 背中に触れる優しい唇の感触。全身を襲う快楽の波。 あまりの衝撃に反り返る体。 思わずきゅっと締め付け、自分の裡で力を失っていく―――…。]
(129) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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[なんとなく分かっていたはずなのに、なのに、 どうしようもなく涙が零れて台を濡らしふるふると身体は揺れる。 それにあわせて、ステッキで軽く嬲られ、衝動の波に幾度も襲われて。 脱脂綿の冷たい刺激がぴりぴりと粘膜に伝わって、破瓜の、事実を、 その裏の残酷さを知らしめさせた。]
んんっ――…。
[我慢できるかしら、との言葉になんとかこくりと首を下げる。 事実を知った今、それ以上に彼女を苦しめるものはもう何処にもなくて]
[>>104客から伝えられた命令。 それは衝動に耐え抜こうとしている少女の耳にも入る]
…(汚さないように、でも汚したら?)
[どうさせられるか、想像がつかなくて、また少女の身体は微かに震えた]
(130) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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|
……お願いやおねだり、ってあんまりしたことがないんだ。
[決して甘やかされて育ったわけではない、その逆だ。 厳格すぎる父に、陳腐な願いなど聞き入れて貰えるはずがなく。 ただ与えられるものだけで生きてきた箱入りの結果がこれ。 庇護者を失った途端に、生きる術も失った。 少しはしおらしく俯いて、今度は様々な匂いが混ざった会場で尚、彼独特の空気を背負ったままのヴェスパタインに向き直る。]
アナタは、僕がお願いをしたら買ってくれるの……?
(131) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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[白い貌を染める赤い色。 舌に残る痛みと血の味は、あの色をそっと舐め取る妄想。
戯れにでも、点数が入った事に胸は高鳴る。 少なくとも他のものよりは、間違って手に入っても構わないのだろうから。 きっと、いま本当に手に入れたいのは違う者なのだろうと思うけれど。 茶番でも構わない、ほんの僅かそう思ったのは否めない。]
(132) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
|
|
[聞こえないけれど、少女が客と何か話をしているのが解った。
アナウンスはよく聞こえないけれど誰かがまた買われるんだろうと思う。自分とは決して思わないし思えない。]
…っ、ふ
[熱い身体に這う蟲と、嬌声と飴に包まれた身体。誰かに見られていると、彼女に見られているのかと思えば――。 奥歯を噛んで 漏れる声を必死で抑制しようとする。]
(133) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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|
…――お願いの仕方次第では、ね?
[No,2の言葉に、薄く笑う。 其れは嘘の心算もない言葉だけれど、 少女が思うよりも男の期待は大きいかもしれない。]
(134) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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|
― 客席 ―
嗚呼、姉さんは今頃No.8とお愉しみ中だろうからね。 確約を貰えたわけでないなら、よほど 忘れられてなければ良いけれど…―――
[頬を赤らめて胸を覆う様に、また男は喉を鳴らす。 笑い声はヴェスパタインと共鳴していたか。]
頭隠して尻隠さずではなくて 胸隠して陰部隠さず、かな?
[わざとのんびりと言の葉を紡ぐ。]
できることや聴きたいことか……。 逆に君は何ができて、何を聴いてもらいたいのかな。
[足元にある女の髪を絡めながら、問いかけ。 ヴェスパタインにも願う少女の様子を灰青に映した。]
(135) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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|
定刻ですネ!
本日のお買い上げは、No.1の方です。 あらら、えらく破格でしたけれども。
買われてもいい声で啼いて下さいねぇ。
[ひらひら〜っとポケットから取り出したハンカチを振って見せた。 命の明暗を分けるのに、あまりに呆気ない幕切れ。]
(136) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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若者 テッドは、小僧 カルヴィンに話の続きを促した。
2010/04/09(Fri) 23時半頃
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[そのまま決まってしまったことに、きょとんと意外そうな顔をした。
けれどもきっと、それ以上に愕然としているのは買われようと必死になっていた少女の方か。]
…ワタクシで、よろしいのですか? [未だ必死で耐え続ける娘を責めていた杖を、屈強な半裸の下男へと受け渡し、戸惑った様子で道化の方を見た。]
(137) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 23時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 23時半頃
|
仕方……?
[分からない、分かりたくない。周囲の客たちが、自分に望んでいることなど。 けれどそれが分からないと、いつまでもここで嬲られ続けるのだ。 嘲笑の二重奏に、くたりと膝をついて秘所まで痛みを堪えて閉じた両脚で隠すと、戸惑ったようにパトリシアを見上げる。 彼女も、何も教えてはくれなかった。]
お願い、ええと……。 できることは、分からない。 だから、多分ここでは価値がないんだ。 それは前に、言われた。
[ヴェスパタインの部屋を訪ねた時のことだった。 そして、脳裏に閃いたのは、ツィーが彼に傅く聖画のようなワンシーン。 跪いて靴をお舐め、と世の女王様が全員思うのかは知らないけれど。]
…………、
[額ずいて慈悲を乞おうか。思いついてはみても、頭を下げることには抵抗が大きくて、何度もヴェスパタインの陰鬱そうな瞳と足元を、視線が往復する。]
(138) 2010/04/10(Sat) 00時頃
|
|
[何か、またアナウンスがあった。
ヘッドフォンから聞こえる女の声――声だけではなくてその身のこなしの音も耳の右から左、背後から伝わってくる。それにぞくりとさせられる事も多い。]
…… っつ、
[熱い、と汗ばみ始める身体。吐く息はまだ熱いまま。]
(139) 2010/04/10(Sat) 00時頃
|
|
ヨロシイのですよ。 ともあれ落札されたのですから、 胸を張ってご主人様のモノになっちゃってください。
あちらの部屋で、お待ちしていますねぇ。
[道化はそう残して、舞台袖に引っ込んでしまう。]
(140) 2010/04/10(Sat) 00時頃
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|
[舞台で、彼女の意図と反することが言われているとは知らない。 否、それを知っても彼女は否定も肯定もしないだろう。 ただ微笑んで首を傾げるだけ。
定刻を知らせる声も、誰が買われていったのかも、知るのはまだ少し先か]
(141) 2010/04/10(Sat) 00時頃
|
|
[紳士の呟きに、ああ矢張り、と頭の奥で思った。 イアンは、グロリアに必要とされるだけのものを持っていた。自分は持っていなかった、それだけ。 少女の矜持のためには、どちらがよかったのだろう。]
忘れられていたら、僕はここでどちらかに乞うしかない。 僕はもう、この身体しか持っていないから、
……できることを増やそうと、 彼女に教わろうと思ってた。
[パトリシアのを見上げ、少し情けなさそうに唇をへの字に歪める。]
(142) 2010/04/10(Sat) 00時頃
|
|
僕はそこの男(ひと)みたいに、拷問には長いこと堪えられないし……、 身体だって女らしくはない。
でも、教えられたら、 ……父が生きていた頃は、悪い生徒ではなかったはず。
頑張って、覚えるから、だから……っ!
[膝の次に、床につくのは肘。それから手首、掌。 膝を折り畳んで屈辱に顔を歪めながら、視界に近づくのは、汚物の流れた床。]
お願い、します。 ……買って くださ い
[震える声を絞り出して、頭を下げた。]
(143) 2010/04/10(Sat) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/10(Sat) 00時頃
小僧 カルヴィンは、運命を告げる道化の言葉が、土下座の姿勢の耳に届いた。
2010/04/10(Sat) 00時頃
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[道化師のアナウンス。 少年のような少女が買って貰おうとお願い、しようとしているのが聞こえる。 入ったポイントから察するに客の駆け引きなのだろう、と。ならば。]
……っ
[行動に出る前にあっけなく、定刻。ふるりと力が抜けた途端]
…んん―――っ!?
[少しばかりの緊張が緩んだのと杖を持つ相手が変わった所為もあったか。 …蓋になりきっていなかったステッキの脇から汁のような――がわずかに垂れ それが引き金となって、二度目の―――]
…はぁ…っ。はぁ…っ。
[緊張からは開放されたけど、汚してしまった罰は受けなければいけないだろう。 それを思うとまたしてもはちきれんばかりに真っ赤になった顔の目許に 涙があふれて、留まることを知らない。 汚れた尻は、今度は拭かれる事もなく。醜態を客席へと晒し続けている]
(144) 2010/04/10(Sat) 00時頃
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[道化の声に、弾かれたように顔を上げる。 鼻先も、頬も額も前髪も、シャワーから流された異臭のする液体で濡れていた。]
…………ッ!
[減っていく奴隷たち、何もできない自分、現れない婦人。]
…………っふ、…………ぁぁ。
[絶望に、喉奥から嗚咽がこみ上げてきた。 ここに来てから、泣いてばかりだ。]
(145) 2010/04/10(Sat) 00時頃
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― 客席 ―
[姉が果たしてどう思っているかは、弟である男にも判らないこと。 >>142 少女の言葉を受けて、再度、くっとルーカスの喉が鳴った。]
……手段と目的が逆になった、以前の問題か。
[小さく零す言葉。 少女の願いは家の復興だったという記憶。 買ってもらわねば始まらないが、買ってもらったとて、その願いがかなえられるかは……さて。
道化が落札を知らせるコールをする。
視線をチラリとNo.7に移した。]
(146) 2010/04/10(Sat) 00時半頃
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一先ず、どうかな、No.1の代わりに、あの子の相手を。 嗚呼、とりあえず私のステッキをNo.7に清めさせてみなさい。
愉しめたなら、次の段階を私は考えてあげなくもない。
[泣き崩れているように見えるNo.2に、まるで慈悲を向けるかのようにそんな指図を。しかし、それは強制ではない響きで。]
(147) 2010/04/10(Sat) 00時半頃
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