303 突然キャラソンを歌い出す村4
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人
狼
墓
少
霊
全
ニコラスに1人が投票した。
ジェルマンに2人が投票した。
レイに1人が投票した。
オトサカに3人が投票した。
ハロウィンに2人が投票した。
シーシャに1人が投票した。
ガルムに1人が投票した。
オトサカは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、キランディ、ニコラス、ジェルマン、レイ、キリノ、ハロウィン、シーシャ、ノッカ、ガルム、イースターの10名。
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/12(Sun) 08時頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/01/12(Sun) 10時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/12(Sun) 10時半頃
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─ 夜・自宅 ─
[提案通りに男子会は開かれる事になり、一行はのあの自宅である市内のファミリー向けマンションに案内される事になる。
男女一緒では何故いけないのか、そんな疑問の声があがっていたりもしたが、シロがヨーラの膝枕を要求>>331したあたりで、ダ〜メ!と却下した。 この青年がシロである事はのあも信じているが、今はもう犬の姿ではない。 駄々をこねてしょんぼりする様子は少しだけ可哀想にも思えたが、かと言ってヨーランダの膝枕を許す訳にもいかない。 勿論、ヨーランダの膝枕はのあのものでもないので、口には出していないが。
イースターについては、本人から言われるまで性別の事をすっかり忘れていたのもあったし、それに便利な機能もあるようで女子会への参加に異論はなかった。 それにイースターならまあ、変な事にはならないだろう、多分。などと思っていた。
シロから何故イースターはよくて俺は駄目なんだ!やら、部屋のとなりは駄目なのか!?なんて疑問が飛んできた折には、説明できる部分が限定される事もあり話がややこしくなりそうだったので、魅惑の撫でテクで天国を見せて黙らせたりしたのだった。]
(0) 2020/01/12(Sun) 13時半頃
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[のあは自宅につくなり、男子会メンバーをリビングに案内してエアコンのスイッチを入れ、好きに座って楽にしててと言い残して席を外した。
一行が通されたリビングは綺麗に片付けられており、シンプルな家具が置かれた落ち着いた空間だ。 ソファにローテーブル、ふかふかのラグマットの下には床暖房も完備されていて、この季節でも足元が冷える事はない。
そこそこの大きさのテレビの横にはゲーム機がいくつか置かれており、他には雑貨や家族の写真、それから、Mai Otosakaのサイン入りBlu-rayなどが飾られていた。 母親がMai Otosakaの大ファンで、いつぞやにサインを貰ってきて欲しいと頼まれたものだ。]
(1) 2020/01/12(Sun) 13時半頃
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おまた、せ♡
[程なくしてリビングにラフな格好で現れたのあは、先程までの可愛い女の子のような姿ではなく、中性的な顔立ちをした男の子であった。 エクステも外したので、髪も短くなっている。 別にそのままの格好でも良かったが、シロがどんな反応するか見てみたいという好奇心もあった。 驚いてくれればしてやったりであるし、馴染みのある姿だとピンときてくれるならそれはそれで嬉しくもある。
今日初めて会ったばかりのルイにはもちろんスッピンを晒すのは初めてとなるが、不思議と躊躇いはなかった。 あの時、逃げず、茶化さずのあに歌って説いてくれた彼。 ちょっと誤解されやすい格好と言動もあるかもしれないが、その人柄に触れれば、人を傷つけるような人ではないと思えたのだ。]
(2) 2020/01/12(Sun) 13時半頃
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さて、じゃー乾杯からしよっか!
[帰り際のコンビニで買った飲み物もどどんと並べる。 男子会には、高校二年生男子、住所不定無職の男(2歳)、年齢不詳の天使しかおらず、ルイの格好はあまりに目立つので買い物は、シロ、桐野、のあの三人で済ませたため、アルコールは並べられていない。]
好きなの注いでね〜。 お菓子も好きなの開けていいよ。
飲み物、持った? じゃあ、カンパ〜〜〜イ!
[ジュースの缶を掲げて高らかに宣言する。 こうして酒類の無い健全な男子会はスタートした。]
(3) 2020/01/12(Sun) 13時半頃
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…有働がぁ!? ええ…ちょっと待って、ウソでしょ…。
[男子会では、結局詳しく聞きそびれていた保健室での事の顛末を聞いた。 うーんと頭を抱えもしたけど、そういえば礼拝堂近くで会った時、意味深な事を言われたなと思い返す。]
イースターの事をさして、 友達なら大事にしたほうがいいって言ってた…。 味方になってくれるからって…。 あれ、よくわかんなかったケド、 イースターはすごいアイテムだから、 大事にしろって事だったのかな…。
(4) 2020/01/12(Sun) 13時半頃
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[しかし、すごいアイテムなら人間に託すより奪ってしまった方が好都合なのではとも思う。 あの場にはルイが居たので手を出せなかったのだろうか。 そんな疑問を話したり、そも、イースターってなんなの?といった疑問や、天国ってどんなとこ?天使っていっぱいいるの?なんて質問をしたりする。 そして、もうひとつ、ずっと聞きたかった事。]
のあ、ずっと気になってるんだけど〜。
ルイと伶ちゃんってどんな関係なの? 古い知り合いとか言ってたけど、熱いハグしてたじゃん? …もしかしてそぉいう〜?
[にまりとした顔で缶の中身を呷る。(※ジュースです) 話の振り方から、恋愛関係を疑われているのはきっと伝わるだろう。 この質問は、男子会を開いた理由のひとつでもある。 同性同士の方が話すハードルは若干低くなるだろうと見込んでの事だ。 ルイは答えをぐらかしただろうか、それとも、天使と人の恋について教えてくれただろうか。]
(5) 2020/01/12(Sun) 13時半頃
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ね、ルイ───────
[一通りの質問攻めを終えた後、ひとつ聞きそびれてたなと彼の方を向いたが、彼はうとうとと微睡みの中にいるようだった。]
……ふふ、天使も寝落ちるんだね。 疲れてるみたいだし、そっとしとこっか。
シロも寝ちゃってるし…。 そーちゃん、ゲームでもやる?
[なんて問いかけておきながら、了承を得る前にゲーム機の電源を入れて桐野へコントローラーをポイと投げた。 桐野は断らないと、のあは知っているのだ。]
(6) 2020/01/12(Sun) 13時半頃
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あ、おはよ。起こしちゃった?
[ルイが起きた事に気づくと、話し声や笑い声で起こしてしまったかと少し思ったりした。 また戻ってくるという言葉>>380には、嬉しそうに頷く。]
絶対だよ? いつでも帰ってきていいからね。 ベランダの鍵は開けとくから。
[空き巣が登って入ってくるような高さでもないし、盗られて困るようなものも特に置いてはいない。 聞きたいこと、には、んー。と唸ったが、ゲームに夢中で何を聞くつもりだったのか思い出せず、また思い出したら聞く!と言ってルイを見送った。 今生の別れでないなら、回復に向かう彼を引き止める事もない。]
(7) 2020/01/12(Sun) 13時半頃
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………ヨーラなら、 もっと素敵な天使になるんじゃないかな。
でも、のあは、………、
…なってほしくない、かも。
[桐野が口にした言葉>>377に、ぽつ、と零す。]
さ。寒いし中はいろ、そーちゃん! 続きやろーよ、続き。
[沈んだ声はそこにはもうなく、いつものように明るく桐野を呼んだ。**]
(8) 2020/01/12(Sun) 13時半頃
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――平和の残滓――
[コンビニで買い物中外で待たされたり>>3もしながら、聖愛の住むマンションの一室に通される。 姿消して買い物するという手段もあったが、消耗を抑えるために外の喫煙スペースで葉巻をくゆらせていたので、部屋には新しい草木の香りが微かに香ったろう。
聖愛のノーメイクノーウィッグノーエクステな姿>>2は初めて見る。 本当に男なんだなーくらいの感想は抱くも口にはせず。 シロが驚くなら、それを笑ってからかうだけ。 アルコールのない健全な男子会は、保健室での顛末>>4という、そこそこ重めの話題からスタートした。]
(9) 2020/01/12(Sun) 16時頃
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あの堕天使の真意は知らないけど、そうだね。 すごいアイテムには違いないよ。
なにせ、戦争起きてるらしいしね。
[イースターを大事にしろと言い残し離れていったのは、言われてみれば引っかかる。 力に相当な自信があったのか、力や権力よりも憂さ晴らしをすることが大事だったのか、候補生以外に興味はなかったのか。 可能性はいくつか考えつくも、可能性に過ぎない。 戦争の内容については、こっちに聞いてとシロに説明を投げた。]
(10) 2020/01/12(Sun) 16時頃
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[イースターってなんなの>>5、にはマイクだよ、と答えつつ。 天国は階級とか部署とか担当とかに分かれて、何人もの天使が暮らしてるとこ、あまりこっちと変わんないよと笑った。 それからレイの話が出れば、本題はコレだなと軽くため息をつく。]
そーだなー…… オレからは『古い知り合い』以上のことは言えないね。 本人が言うならまあ、別だけど。
[今まさに、その本人が別の場所で関係をオープンにしているとは知らず。]
(11) 2020/01/12(Sun) 16時頃
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でもま、キミの考えてるような関係じゃないから、安心して。 どっちかってーと、そうだな。 昔仲良くしてた、久し振りに会った遠い親戚の子、みたいな感じ。
[天使候補生は公正な判断が必要なこともあって、贔屓目で入れ込むことはできないが、今の彼女はただの人間の子。 だからこそ爆発しているフシはあるが、あくまでも親心めいた感覚だ。 恋愛というより、聖愛がシロを撫で喜ばせているののほうが、きっと近い。]
(12) 2020/01/12(Sun) 16時頃
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――天使と人間の恋は、ご法度だしね。
[ぽつり、零す。 まだ、桐野の背の羽を知らないがために。]
(13) 2020/01/12(Sun) 16時頃
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[それから。 気がつけばという調子で眠っていたのにはっと気づくと、のそのそと起き上がる。 起こしたか>>7については、寝ぼけ頭で無言のまま首を左右に振り。]
ん。 満足したら戻る。
[これが最後の瞬間でもなし。 質問を思い出そうとしている様子には、無理しなくていいよ、と笑って出ていった*]
(14) 2020/01/12(Sun) 16時頃
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――月夜の邂逅――
[痛い。痛い。 それ以外の思考が脳内から追い出されていく。 痛みは危険のシグナルだというが、それがわかっていたところで痛みが和らぐわけではない。 頭を抱えて、身体を丸めて。 空中に身体を留めておくのすら覚束なくなって、ぐらりと空から落ちかけた。
落ちていく、にならなかったのは、風に乗る呼び声が意識を引き止めたからだ。]
キラ――っ、ぅ
[見慣れた紫色が、隣にあった>>3:484。 そちらを見やると同時、またずきりと強い痛みが左目の最奥から走る。 反射的にきつく締めるよう頭を抑えたせいで、瞳のいろのさめた蒼には、気づけないまま。]
(15) 2020/01/12(Sun) 16時頃
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[痛みは危険のシグナルだ。 だというのに、あまりにも。 あまりにも慣れた間柄は、疑いを呼び起こしすらしない。]
ごめん、
[手伝いを申し出るキラに、今朝>>1:83と似た響きで返す。 六対羽の悪魔。飛び込んできた堕天使。現状は決して一切、気が抜けないように見えた。 協力すべき相手が誰なのか、それすら履き違えたまま、ふらつく身体を起こして悪魔を見据える。 降参のポーズが見せられていたとて、構いやしないとばかりに敵意を向けている**]
(16) 2020/01/12(Sun) 16時頃
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ジェルマンは、ノッカにアンコールした。
2020/01/12(Sun) 16時頃
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― 深夜 / 許宮邸 ―
[油絵は加筆がききやすい。細かい部分は後にして、ざっくりと色を置いたキャンバスの乾燥を待ちながら、ニコラスはスケッチブックに鉛筆で絵を描いていた。絵の息抜きに絵を描く、というやつだ。 本格的なスケッチではない、思いつくままにぽつぽつと描いてゆく落書き。]
[羽が舞い落ちてくるかのような雪の朝。 白の上に落ちていた虹色の羽。>>1:3 お弁当をつつく後輩の笑顔。>>1:492 音坂の優美で力強い踊り(と歌)。>>2:197>>1:198 懸命に歌うヨーランダ。>>2:476 翼が無いと歌った、変わらず美しい先輩。>>3:74 イメージと随分違う姿の天使。>>3:117 直感的に視線を外した、トリックアートみたいな人体>>3:140……は、思い出すと眩暈がしてきたのでやめた。美術解剖学的な常識からあまりに逸脱している。
ニコラスに全てをとらえて、理解するのは難しかったが。 ただ、知っているつもりの常識が通用しない事柄、人智を超えた存在。そういったものが目の前にあることを"そういうこともある"と受け入れられたのは、母のおかげだろう。 今日見た色々なことを、いつか母にも話せる日がくるだろうか。]
(17) 2020/01/12(Sun) 17時頃
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♪ 広すぎる部屋 埋めるように キャンバスだけが増えていく
静かすぎる なんてことはないんだ キャンバスを擦る音 絵具と油のにおい ここには好きなものがたくさんあるから
母さん ぼくはひとりでも大丈夫
寂しいなんて 思ったことはないよ 誰も彼もがいつか辿り着く 少し遠い岸辺 塀の向こうに行っただけ ただそれだけ たったそれだけなのに
母さん そっちの景色はどう? ぼくはきっと あなたの傍でも絵を描くよ―― ♪
(18) 2020/01/12(Sun) 17時頃
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[ひとつ息を吐いて、スケッチブックを閉じる。窓辺に置いたキャンバスに近づき、絵具の乾き具合を確かめる。 ふと顔を上げると、月明かりの下。 一片の白い羽がひらりひらりと落ちてゆく>>3:343のが見えた。]
こんな時間まで飛び回っているのかな。 大変だね、天使ってやつも。
[それが本当にあの天使の羽なのか、ニコラスに判別することはできないが。 きっと彼のだろうと決めつけて、そう呟いた。**]
(19) 2020/01/12(Sun) 17時頃
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ニコラスは、天使ってもしかしてブラックなんだろうか。などと思った。
2020/01/12(Sun) 17時頃
ニコラスは、ジェルマンにアンコールした。
2020/01/12(Sun) 17時頃
ニコラスは、ノッカにアンコールした。
2020/01/12(Sun) 17時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/12(Sun) 17時頃
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―月夜上空― [>>15 痛みに呻く天使に背を向けた。 天使については邪魔さえしなければ興味はない。 睨みつけるのは漆黒の六枚羽の持ち主だ。 階位の差は明白。 だが。
任務も、立場も、知ったことか。 激情に名をつけられないまま、 渇いた血が彩る唇をかみしめ引き結び、]
────ッ!
[空を蹴る。黒の炎が舞い散る。 腰を低く落とし、下から切り上げる剣閃。
闇夜にオルガンとエレキ・ギターが鳴り響く──!]
(20) 2020/01/12(Sun) 17時半頃
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──It's totally silly!
永久凍土 裸足のままで 剣(つるぎ)を握る手は悴む
(Don't look) 雪黒く染まり 駆け出すは地獄 (Don't say.) 何処まで行っても闇だろう (Don't call.) 黙れ!黙れ!黙れ!
Blind Emotion 吹き荒ぶ風の名を知らず 灰を食んだまま吐き出せ Blind Emotion 羽をもがれた鳥が 牙を剥かぬと誰が決めた?
──It's totally silly!
(21) 2020/01/12(Sun) 17時半頃
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[尚メロディラインは古い記憶の オルゴールの旋律のアレンジである。
舞い散る黒い羽のまやかしを避け、空中で一回転し、下から見上げれば月を蹴るような格好で再度斬りかかる*]
(22) 2020/01/12(Sun) 17時半頃
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─ 夜・自宅 ─
そっか、…落ち着いたら、シロともお別れなんだね。
[彼が天界の所属で特例だというなら、用事が済んだら帰るのも当然の事。 そも、こうして死んだはずの、しかも犬と喋れている事が奇跡な訳で。 それ以上の事を願うのは、過ぎた願いだ。]
…ばかだなあ、シロは。 シロに謝られる事なんてないし、 のあたちは、何があってもヨーラの傍にいるよ。
(23) 2020/01/12(Sun) 18時頃
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ほら、顔あげて。 今すごい音したけど、大丈夫?
[顔をあげたシロの前髪をぺろりとあげると、おでこが赤くなっていた。 冷やした方がいいかな?なんて思っていると、桐野が物騒な事を言い出す。>>393]
駆逐ってそーちゃん、ゲームじゃないんだから…。 もっとこう、和平協定?首脳会議?みたいな? そういうやつじゃないの?
[政治とかに興味はまだなくて、お偉いさん方の話し合いなんてふわふわ〜っとしたイメージしか持ち合わせていなかった。]
(24) 2020/01/12(Sun) 18時頃
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[男子会が三人になって、そろそろ寝る準備でしようかなと思った頃。 桐野は心の内を突然歌い始めた─────>>399]
…え…、…
[唐突に見せられた、火傷の痕。 歌い終えた桐野に向かって、シロが叫ぶ。>>419]
…何、言ってんの? 羽根なんて、…どこにもないじゃん…。
[ゆるく、首を振る。 のあには、羽根見えないが、シロには視えている。 つまりは”そういうこと”なのだ。 わかりたくない、でもわかってしまう。 そんな訳ない、何かの間違いであって欲しいと祈る。
だが、桐野が紡いだ言葉は、のあの祈りを粉々に砕いた。>>402]
(25) 2020/01/12(Sun) 18時頃
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[謝る桐野には、何も答えなかった。 のあは俯いたまま、ずっと黙って桐野とシロの話を聞いていたが。]
…か、…やろ……。
[駄目なんだ、と言う桐野の言葉>>481に、漸く口を開く。 そして勢いよく立ち上がるとのしのしと桐野の前まで歩いて。 大きく息を吸ってから、両手でべちん!と桐野の顔を挟んでこちらを向かせた。]
そーちゃんの!!! 大嘘つきネガティブ思考根暗眼鏡スカタン馬鹿野郎!!
[ありったけの声でそう叫んだ。]
何で、無理って決めつけんのさ…! 何で、駄目だって言うんだよ!
……──── ♪ どうして諦めるんだよ
[悲痛な顔のまま、のあは突然歌い始める────────]
(26) 2020/01/12(Sun) 18時半頃
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♪
君の心まるで モザイクガラスみたい 輪郭はなぞれても 答えは見えないまま
ねえ教えてよ 本当の君を ねえ教えてよ 本当の願いを…
♪
(27) 2020/01/12(Sun) 18時半頃
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♪ セリフ「もっとワガママ、聞かせてよ!」
(28) 2020/01/12(Sun) 18時半頃
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♪ ───────Come on Music Change!
[のあがコールして指を鳴らすとガラリと曲調が変わり、ズンチャ♪ドンチャ♪と重低音が腹に響いた。 近くにある缶を手に取ると、のあはそれをマイクに見立てて握りしめ、胸に滾る熱い気持ちを歌に籠める!]
(29) 2020/01/12(Sun) 18時半頃
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♪ ごめんな、聴きたいのはそれじゃねえ言葉 それとも、あの時の全部嘘だって言うのか? 普通じゃナイ?(Ah!)この世とバイバイ?(Ah?!) フザけろ、さすがに怒り限界!! お前が言ったんだぜスリーマンセル ソロじゃキツい壁も越えられる
なら頼ってみろよこの腰抜野郎 知ってんだろ俺の名前言ってみろ 乗せてやるぜノアの方舟によ
世界中が敵になっても俺はお前の味方 それが親友(ダチ)の俺のやり方 誰にも文句は言わせねえ俺の在り方
これからもずっと一緒だOK? お前が拒んでも伸ばし続けるこの手 お前が笑って過ごせるその日まで!!
(30) 2020/01/12(Sun) 18時半頃
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It Beautiful word…NoNoNo It Beautiful world! You can Change your world…Ah yeah
[サビを歌い終えて、桐野の方へ強い眼差しを向ける。 作法なんてしらない、不器用でも、不格好でも構わない、ありったけの気持ちをぶつけた。 言い返せるものなら、言い返してこいよ!と、のあの目は語る。 そして、その眼差しはシロにも向けられる。 言ってやりたい事があるなら、言ってやれ!と、彼には伝わるだろう。
男たちの熱い眼差しが交錯する中。 音楽はまだ───────鳴り止まない。**]
(31) 2020/01/12(Sun) 18時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/12(Sun) 19時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/12(Sun) 19時半頃
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[――意識というものを自覚したのは、 何時の事だろう。]
(32) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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[模範的なその時は、淡い靄のように未熟な頃。 祝福の中、享受されるべきもの。
自分のその時は、そういう訳ではなかったというのは 物忘れがあっても理解していた。]
[祝福云々は横に置く。違ったのは はっきりとした意識。 されど、自分を形作る為の思い出も。 生まれ、生きれば積もるだろう祈りも願いも。 自分は何も持っていなかった。]
[有体に言えば、天使となった時に 記憶が全て欠けていたのだ。
それが今失ったのかも、 元から存在しなかったかも判らない。]
(33) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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[頭までも赤子であれば こうは成らなかったのかもしれない。 だがそうでは無かった為に、 自分と他者との比較と分別が付いた。]
[姿が只人の目にもよく映ったならば こうは成らなかったのだろうか。 だがそうは起こらなかった為に、 己を見つめる他者の目(かがみ)が無かった。]
(34) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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[主(かれ)が間違う筈は無い。 この断絶のような差も、未熟も。 彼は全てを正しいと決めて、自分達を生み出した。
だから、こう成るのは自分にとって自然な事。]
(35) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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[主が6日目に作った人間は、 あまりに脆く未熟な生き物だと。
とうに見切りも納得もついていて。]
[主が何日目かに天使とした自分は、 人間よりも足りない、劣った孤独な生き物だと。
天使になってそう経たないうちに、 気付いたらそのように奥底は形成されていた。]
[日毎、人に奉じる身。 人の為に生きるのが糧であるなら、 そこが問題になる事はそう多く無く。
実際、それで自分は問題無かった。]
(36) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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―回想:閑話>>1:428―
[廊下を歩く。 ガチャガチャと鳴る硬質な音が何処か遠い。 エーテルが足りない感じがする。 これを置いたら、少し休むべきだろうか。]
[胃が痛む。 感情が千切れては消えていく喪失感。
興味というものが判らなくなって、 少しずつ物覚えも悪くなってきた。]
(37) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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…、―――
♪
星がうたう あすの朝は あさ靄とけた ゆりをさがし 鳩とうたい ひつじを追う いまは帳 星をみあげ 祈りねむる やすらかに…
[アカペラの子守歌を口ずさみ 赤子を宿した人の母の様を真似て、 胃の辺りを擦ってやった。]
(38) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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[あの感情が、毒であったのか何であったのか。 答えが出ないから、今も消化できないまま。
―――満ち足りないと、 かつてのあの子が、燻っている。*]
(39) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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―現在/ 月夜の邂逅 >>15―
[ぐらりと揺れる友の姿に、瞬きを一つ落とす。 浮かべる微笑みは何時ものまま。]
[朝の時にも似た、謝罪のような懇願>>16。 青年は薄蒼の目を細めた。 ベンチから腰を上げ、カフェの横の暗い路地へと進む。
人目にはつきにくいそこで、虹の羽根を広げると 天使は上空へと飛んだ。
月が出ているとはいえ夜。 一般人の目に見えない天使はましてや、 肉の身体を持つ天使が居たとしても 人々の目がそれを見るには難しいだろう。]
(40) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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ん、随分具合が悪そうだ。 無理しないで降りた方がいいんだろうが…
如何したもんか。
[此方を見ると苦しむ様子は その原因を気付いていないかのように、 同僚へはそう声を掛けながら。
攻撃を始めた堕天使と悪魔の方を 冷たい色をした薄青色の目で追っている。]
(41) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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─ 回想:のあの家 ─
[男子会は楽しかった。 桐野は勝手知ったるといった様子で、のあの家でくつろいだ。 本当に楽しかったのだ。いつもの調子で話をしたり、買い物に行ったり、新しい友人と乾杯をして、真面目な話をしたり、のんびり時間を過ごしたり、ゲームをしたり。]
天使と人間の恋はご法度、なー… なら、もしヨーラは天使になったら ヨーラはお前らみたいのとしか恋愛できないってのか。 ……それは幼馴染的には歓迎しづらいな…。
[自分の話はひっそりと隠しておく。>>13天使の前で今の自分の正体を明かすと、落ち着いて幼馴染たちに告白をすることが出来ないと思ったから。]
(42) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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[やがて手負いの天使が淡い光を纏って飛び立っていく。その様は奇妙にも美しいと思ったが、続いたのあの言葉に頷く。>>8]
同感だな。 良い天使になるだろうと俺も思うけど みんなのヨーランダじゃつまらないんだよな ……俺らはさ。
おーい上空は冷えるぞ。風邪引くなよー
[飛び去る背中に小さく声をかける。届きはしないだろう。 のあに呼ばれて部屋の中に戻る。 ぶる、とした身震いは寒さのせいではなかった。]
ん、いやお前そろそろ手加減しろよ。 勝率を収束させろ。**
(43) 2020/01/12(Sun) 20時頃
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─ 夜/学園近くの高級マンション ─
[女子会に混ざっていた男の子の声をしたマイクは、女の子たちの様々な福音とも福音でないともいえる色んなことをきいた。 時間をみる時。連絡があった時。時折お手にとられるスマホを見てなんだか感慨深くなってしまい、イースターは『外を見たいです』と要望を出して、バルコニーに出る許可をもらって一人外に出てみることにした。]
………。
[バルコニーに立って、天獄市の街並みを見下ろした。 ひらひらと雪がおちてくる。長い耳が風にゆれている。 白い息を吐いた。
今見下ろすあちらこちらで、この街のなかだけ、隣にいる誰かとだけでなく、人々は遠く離れた誰かとも声を交わしている。
イースターにはそれだけで海綿構造の胸の奥が音でいっぱいになるような心地だった。]
(44) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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[風の音、動植物の自然の音。雪明り。 人々の営みの音。車とよばれる箱が走っていく。 なにかを喜ぶ人あれば、諍いの音もある。]
(45) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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[イースターは街をみつめている。]
(46) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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♪
On the seventh day ( 7つ目の日 ) God finished his work which he had made ( 彼はその作業を終えた ) His world has undergone a rapid change ( 彼の世界はめまぐるしく変わる ) Have to Pull the rabbit out of the hat ( ボウシから兎を取り出すように ) Please, preach the Gospel ( その福音聞かせて )
(47) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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この街の灯りから灯りが どこまでも続いていて とおく離れたどこかの誰か 知らぬ街に住むあの子のところにも 今日もみなの息吹が 日々を生きていくための糧が
キミたちは少しづつ分かち合っている
(48) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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That's a small seed ( それは小さな種だ ) That's a handy tips ( それはちょっとしたヒント ) Because, there is not just "good news" ( だって「すてきなニュース」ばかりじゃないから )
(49) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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また長い冬がきたら 冷たい季節を越すため ちょっとしたヒントをあげよう
それはいつか誰かから誰かに渡った小さな種だ
(50) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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Somebody said ( 誰かが言っていた ) “ the Good News which I preached to you ” ( 「前に伝えたコトだけどもう一度」 ) “ which also you received ” ( 「これはきみたちが今受け入れて」 ) “ in which you also stand ” ( 「拠り所としているものだよ」 )
(51) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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That's a small seed ( それは小さな種だ ) That's a handy tips ( それはちょっとしたヒント ) Because, there is not just "bad news" ( だって「いやなニュース」ばかりじゃないから )
(52) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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[イースターは夜空をみている。 諍いの音も、憩いの音も、この長い耳でききながら。**]
(53) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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──エンジェル様の電話/高級マンションで──
[お酒を飲むのを止めたり、 勧められたお酒をお断りしたり、 そんな賑やかな時間の中、わたしの携帯電話が震えました]
ごめんなさい、ちょっと電話に出ますね。 お酒飲んじゃいけませんよ、 ほんとにほんとに、だめなんですからね!
[>>3:344聞こえてきたのはやさしくて、包むような温かな声。]
キラさん、こんばんは……、
[電話がよく聞こえるように部屋の隅っこ、窓の近くに佇みます。賑やかな声が遠くなると、……遠のいたと思っていた不安や、心配がふと過ぎって。……天使様は、お見通しみたい>>3:345>>3:346]
(54) 2020/01/12(Sun) 20時半頃
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―エンジェル様の電話―
……はい、実は…
[>>3:346ほろり、ほろりとこぼします。 不思議と心になじむようなキラさんの声。 包み込むような、言葉。 なんだかどこか、懐かしい気がします。 電話越し声だけ聴いていると、余計にそんな気持ちになってきて。]
……、ゴールにするかは…わたし次第…
[自分の胸にあて、刻み込むように繰り返します。]
……聞かせてほしいです。 ……長くなっても、かまわないですから。
[そうして、キラさんは語り聞かせてくれたのです。 ご自分の権能──>>3:348 そして、曰く“失敗談”を。>>3:349]
(55) 2020/01/12(Sun) 21時頃
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─ 夜/学園近くの高級マンション ─
>>54
はーい。 わかってる、わかってるって。
[誰かからの電話に出に行ったヨーランダにひらひらと手を振って見送る。 広い部屋の隅っこに行く様子を見届けて、]
―――……、
[ワインボトルを手に取り。 じゃあ飲もっか?と声には出さず口の動きでハロルリラと頷き合ったりするのだった。]
[銀鏡伶。悪魔>>3:442をそれとしらず恩師と仰いでいた女。 その甘い毒はすっかり元天使候補生の身に行き届いていたのかもしれない。]
(56) 2020/01/12(Sun) 21時頃
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[>>46 夜空に上る微かな歌声。 ベランダに見えた白い影]
――――………ん。
[その影を見つけると、目を一つ瞬かせた。]
……おお。
[その姿に覚えがあった。対面したことは無い。 覚えがあったのは、先にとある情報を得ていたこと。そして、アイデアスケッチでの方だ。
重ねた年月は伊達ではなく、この天使はこの聖遺物制作時の際の、アイデアスケッチを知っている。
かと言って関わっていたわけでもない。 何せ自分はその部署では無かった。
その辺は、人間社会でいう、「飲み会の席で酔っ払いがてら教えてもらった」みたいなもの。年の功が為せるツテで偶々知っただけの事だ。]
(57) 2020/01/12(Sun) 21時頃
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[感情を飲み込む、とは如何なるものなのでしょう。 離れ離れになる、──わたしにも経験がありますから、重ねてしまいます。 シロとお別れしなくてはならなかったこと。 伶おねえちゃんが留学する、って言ったときのこと。 それから、それから────。]
……、キラさんが、…間違っていたとは思いません。 きっとその子は、…キラさんのお陰で、助かったと思うのです。
押しつぶされそうなほど悲しかったこと… わたしにも、…あるから。
ふしぎです、…キラさんの声を聴いていると、 その時のことを思い出すの。
[わたしは電話を両手で持って、そっと目を伏せ、微笑みました。]
(58) 2020/01/12(Sun) 21時頃
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ノッカは、キランディにアンコールした。
2020/01/12(Sun) 21時頃
シーシャは、ノッカに話の続きを促した。
2020/01/12(Sun) 21時半頃
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ああー、あれならちょうどいい。 ちょっと離れるよ。
[同僚の方へそう言って、 大きく翼を傍目かせてから旋回した。
降り立つのはベランダの手すり。 虹色の天使が裸足で立つ]
お前、拡声器だね?
[それは、酷く簡潔な確認の問いだ。薄青色の双眸が冷えた目で、イースターを見下ろしている。]
(59) 2020/01/12(Sun) 21時半頃
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―エンジェル様の電話―
……あの、 飲み込んだ感情は…いまは…?
[そっと、心配して尋ねました。]
────、キラさん…
[それは。とても、とても重いものなのではないでしょうか。 なんて、…天使様のお仕事を心配するなんて、ですぎたことかもしれません]
……不甲斐ないなんて、そんなこと…。
[キラさんは、未熟なわたしの言葉をさえぎって────>>3:351 流れるメロディに聞き入ります。 嗚呼、…何か、何かを思い出せそうなのに。 わたしはまだ、分かりませんでした。]
(60) 2020/01/12(Sun) 21時半頃
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―エンジェル様の電話―
……ありがとうございます。 おやすみなさい、キラさん。
[そっと電話を切って、ふっと窓の外を見つめました。
──なんだか、妙に胸騒ぎがしたのです**]
(61) 2020/01/12(Sun) 21時半頃
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― 学園近くの高級マンション ― >>59
[ハロウィンの部屋から街をみていたところ、雪とともに虹色の羽根をもつ派手な天使から空から下りてきた。 こんなとき、ふと声をかけてくるのは……
大概、 ――天使か、そうじゃなければ悪魔と。
物語じゃ相場がきまっていたりするものだ。 (2020年人狼議事調べ)]
(62) 2020/01/12(Sun) 21時半頃
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肯定。 イースターは拡声器です。
確認。 天使様はイースターに御用ですか。
(63) 2020/01/12(Sun) 21時半頃
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─ 回想・天使が飛び去った後 ─
ふーん…?
[天使と人間の恋はご法度、という言葉に反応する桐野>>42を、ちょっと探るような目で見る。 そしてルイが飛び去った後。]
…みんなのヨーランダじゃつまらない、か。 ふふふ、そーちゃんそんな事思ってたんだ? へえ〜?ふ〜ん?
シロも寝ちゃってるし、そーちゃんの思う、 つまらなくないヨーラについて…
…詳しく聞かせてもらっちゃおっかな?
[ニマ〜っと小悪魔な笑みを浮かべた。 怒られる前に冗談だよとはぐらかして、中に入る事を促す。>>8]
(64) 2020/01/12(Sun) 22時頃
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手加減してもいいけど、それで勝っても悔しくない? のあはぜ〜んぜん構わないけど〜…っと?
[軽口を叩きながら部屋に戻って、時間を確認しようとスマホの画面を見て目が丸くなる。 ン゛っ、という短い声の後、何度かむせて。]
ごめ、ちょっとだけ待ってて。 のあちょっと…トイレ…。
[スマホを手に、そそくさとトイレへ向かった。]
(65) 2020/01/12(Sun) 22時頃
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[トイレに入ると鍵をかけ、蓋がしまったままの便座の上にちょこんと腰をかける。 スマホのロック画面に映し出されていたのは、「エンジェルさん」からのメッセージ通知。>>3:284]
…………あ゛あ゛あ゛…、この…連絡先… マジじゃん…本物じゃん…。
本物のエンジェルさんじゃん…。
[屋上で会った時、連絡先を交換する”フリ”をした。 本物のエンジェルさんとは既に連絡先を交換済だったからだ。 のあは、彼が自分の知るエンジェルさんでない事を願っていた。 何故かって? 人に聞かれたくないような質問を、ここぞとばかりに彼に投げていたからだ。 彼がもしうっかりヨーラや、桐野に口を滑らせたら。 考えるだけでも顔を覆って転げ回りたくなる。 ただラッキーだったのは、このエンジェルさん、どうやらとても空気の読めるイケメン天使のようだ。 メッセージを読んで、ひとまずほっと息を吐く。]
(66) 2020/01/12(Sun) 22時頃
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[あまりトイレに長居するのもよくない。 ささっと返事を打ってしまおう、とスマホに指を滑らせる。]
『こんばんは、エンジェル』 ポコンッ♪
だあっ!?送っちゃった!? っ〜〜〜〜〜〜〜〜…
[メッセージを書く途中で送信し、優男のようなメッセージを送信してしまった。 残念ながら取り消す事はできないので、深呼吸してもう一度スマホと向き合う。]
(67) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
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― 学園近くの高級マンション>>62 ―
それは結構。
[端的な返答>>63に端的な返事。道具の確認点呼、もしくはただの常套句でしかないやりとりだ。]
何。具合の悪そうな友が、 仲の悪い者に絡まれてしまってるようでね。
これ以上怪我をしたら可哀想だ。助けてやらねば。
[派手な見た目の天使は、喧嘩の仲裁、そのような事を目の前の拡声器に告げた。整い過ぎて無機質な天使の笑顔を浮かべ、]
仕事だ、イースター。 来なさい。 [差し出した手は、手を握る為と言うよりは 「マイクを握る為」の形になっていた。]
(68) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
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『(ごめんなさい、途中で送信しました…)
こんばんは、エンジェルさん。 お返事遅くなってごめんなさい。
私も、まさか本物のエンジェルさんに会えるなんて 思っていませんでした。 とても驚きましたが、会えた事は嬉しかったです。 エンジェルさんには色々お世話になったので…。 直接お礼を言えなくてすみません。
あと、気を遣わせてしまってごめんなさい。 でも助かりました。 あの二人には、特に知られたくなくて…』 ポコンッ♪
(69) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
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『もし良かったら、今度改めてお礼をさせて下さい。 それと…また、話を聞いて貰えたら嬉しいです。
対面はちょっと、照れくさいけど…。 空いてる時間があったら、また連絡下さい。
子羊より』 ポコンッ♪
(70) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
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[つい、いつも「エンジェルさん」にメッセージを打つ文面でメッセージを書き上げてしまった。 これも誰かに見られたら恥ずかしい事のうちのひとつだ。
メッセージを立て続けに送って、はあ〜と大きな息を吐く。 本当に色んな事が起こりすぎている。 改めてそんな事を思いながら、のあはトイレを出てリビングへと戻った。**]
(71) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
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─ 夜/のあの家 ─
[のあが言う。『ゲームじゃないんだから』 そうだよなあ、と漏れそうになった声は奥歯で噛み潰した。 きっと、のあは怒るだろうと思った。 ──だから言いたくなかった。]
決めつけてるんじゃない…ッ!! "決まってる"んだ!!
[のあの歌、その余韻は今も部屋に、脳に、心に…──!
鳴り響いている………!!]
(72) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
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♪
ごめんなbrother 言いたい言葉と聞かせたい言葉 Chig-Hug 噛み合わないTonight 冗談じゃナイ(Yah!)この世とバイバイ!(Aha↓) 大真面目だぜ よく見ろよ世界!!
(RAP) Yo!Yo!Yo! 言ってくれるぜ ノアの方舟? 乗り込んだやつが壊しちゃうんじゃホント意味がナイ やって来るのは大洪水 ナメてかかるな神の抒情詩! Nothing Bad 信じられるのはお前らだけ
It Beautiful word…NoNoNo It Beautiful world! I can Change your world…Ah yeah
♪
(73) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
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[音楽は転調して、終わりを感じさせるかのようなバラードへ…]
♪ 守らせてくれよ 俺の世界を ずっと一緒だって言っただろ
壊させないでくれよ 俺の世界を 誰よりも 俺なんかに壊されたくないよ…
♪
(74) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
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[守りたいのは、壊したくないものは 変えたくないものは…! 自分だけじゃない… 何よりも、お前たちだ…なのに!!
───ドウシテ 俺ハ……!
悲痛な音楽は…桐野の心に共鳴するように… 鳴り止まない!**]
(75) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
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[――― 背景は、黒一色。
漆黒の翼、羽ばたく音で存在を示す。
六対十二枚の羽根を背から生やす悪魔。
雲の隙間、月明かりが照らす。
裸に近い身体は、はだけた胸元以外は黒に染まる。
頭の上からつま先まで、完成された肉体美がシルエットを象る。
冷たい風が吹き抜けた。]
(#0) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
>>3:444>>3:446
[天使の扱いは相手がどんな天使であれ、自らの牙を隠し続けていれば向けられた剣先を納められる事を、漆黒の闇に嘲笑隠した悪魔は知っている。
姿格好がどんなものであれ、天使は無垢な魂を持っているのろうから。]
…キラ、――
[繰り返す、エンジェルさんの名。
君が僕に教えてくれなかった、その名前。
僕がずっと知りたかった君の――]
――
[降参ポーズに毒気を抜かれた天使は、レイピアを粒に返した。
その首を鎌で容易に刈り取る瞬間を待っていた悪魔。
甘い言葉、嘘だらけの演技は思考を麻痺させる麻薬のよう。]
(#1) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
[―――けれど、鎌は振り下ろされる事はなく]
[頬横掠る、黒炎の弓矢―――>>3:450]
(#2) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
[頬に焦げた黒い痕、遅れて紫の粒がまばらに並ぶ。
黒く整えられた爪の手で紫の粒に触れて確かめるように見て、ぐい、とその血で唇を塗る。]
自分の血を見たのは久しぶり…
[黒炎の剣を構えたシシャの姿。>>458
その背後、突如呻いて落ちる天使の姿を漆黒の瞳で、見下ろす。]
(#3) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
どうしたの、シシャ
[仕事じゃなければ、面倒な口調は終いにして]
[隠し切れない柘榴の奥>>3:459を覗き見る。]
憎いんでしょ
…そんな唇になるくらい
[シシャの瘡蓋残る唇の痕>>3:431>>20
布越しの唇の感触を思い出させるよう
漆黒の羽根を一枚畳み口許に添えながら
先が尖った舌で紫の唇をぺろりと舐める仕草。]
(#4) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
[>>15>>16>>40>>41 落ちた薄桃の羽根の天使、
それから増えた虹色の羽根の天使。一人増えている。
見上げてくる視線。ひとつは敵意。>>16
もうひとつ、薄青の視線>>41―――]
―――…『キラ』、
[僕は虹色の天使、腹の裡にまで響くように声を届けた。]
[言葉はそれ以上続けないし続けられるような状況でもない。]
(#5) 2020/01/12(Sun) 22時半頃
[>>20黒い炎が牙を向いた。
どろどろに入り混じった自分に向けられた感情が、拗れて消化できなくなって、どす黒いタールのようにその身に絡みついて離れなければいいと悪魔は願う。]
おっと
[>>22予測済みの攻撃を、アラベスクのポーズで軽やかに避ける。背景に白い月を背負いこちらへ向かってくる黒い羽根の堕天使の一閃。
まるで白と黒を隔てるかのような一撃。
瞬間―――、ギュイィィン、とエレキの音が切なげなメロディを奏で始める。
漆黒の背景の中、歌が始まる。
残念な事にこれが彼のラストソングだ。]
(#6) 2020/01/12(Sun) 23時頃
[聞いて下さい。
―――『オセロ』]
(#7) 2020/01/12(Sun) 23時頃
――♪
中心の白(blanc/ブロン)
盤上に置かれた君と僕
さあ勝負を始めようか
君は白(blanc/ブロン)
僕は黒(noir/ノワール)
[シシャの剣戟、悪魔はしなやかな肉体でそれらを避ける。]
角の黒(noir/ノワール)
足音隠して策を練り
油断をさせて駒を返す
君は白(blanc/ブロン)
僕は黒(noir/ノワール)
[月が雲で覆われ、背景が全て黒に変わる。
悪魔が闇夜に瞳を光らせて牙を魅せて笑う顔が近付き、]
(#8) 2020/01/12(Sun) 23時頃
セリフ(アンク)「…僕の勝ち。」
(#9) 2020/01/12(Sun) 23時頃
再戦は君が忘れないうち
熱が冷める前に始めよう
[黒い炎は再び悪魔を狙い、斬りかかる。
悪魔はそれを避けながら歌を続ける。]
(#10) 2020/01/12(Sun) 23時頃
君は黒(noir/ノワール)
僕は白(blanc/ブロン)
端の黒(noir/ノワール)
裏に白を隠した黒は
自らの手で黒を増やす
[――、執念の、憎悪の、絶望の、貫き。]
[予想を上回る動きか、はたまた、聞こえた歌のせいか。(カメラはキランディとイースターへと向くでしょう)]
[ズ、という柔い肉の筋を突き、腹の奥へめり込む振動をシシャの手に伝える。]
打つ手なしの白(blanc/ブロン)
パスばかりでは攻められない
盤上を見れば勝負は明確
君は黒(noir/ノワール)
僕は白(blanc/ブロン)
(#11) 2020/01/12(Sun) 23時頃
セリフ(マイ)「今回は、君の勝ち。
――…なんてね。」
(#12) 2020/01/12(Sun) 23時頃
[悪魔は口から一筋の紫の血を流した、
かと思えば黒い細かな粒子となりシシャの視界から消えて]
角の白(blanc/ブロン)
忘れられた一手
盤面を全て白に染める
けれどその裏は全て黒
君と僕は裏表の勝負
終わらない戦い
再戦はお預け
[――、シシャの背後に再び現れる。]
(#13) 2020/01/12(Sun) 23時頃
次はどちらの色を選ぶ?
君と僕の終わらないオセロ
[漆黒の空を映し出す。]
――♪…
(#14) 2020/01/12(Sun) 23時頃
[上空、羽を広げた悪魔は牙を隠さず笑みを浮かべる。
向けられる熱い視線、浮かべる笑みは恍惚に似る。]
…、シシャ。
[重ねて囁く、悪魔の囁きは優しく甘く、]
君の憎悪も忿怒も絶望も悲憤も哀惜も
ぜんぶ、…僕のものだ。
(#15) 2020/01/12(Sun) 23時頃
嗚呼、…シシャ、君を
[堕として尚、堕とさせて、尚、
この悪魔は、君の全てを離すつもりはないくせに
サラサラと黒い砂のように身体を左の羽根から霧散させながらその場から消えるのだ。]
―――、愛してる。
[BGM:『零』オルゴールバージョン。徐々にフェードアウト…。]
(#16) 2020/01/12(Sun) 23時頃
*
…―――
[消えゆく途中、顔半分の悪魔は視線を下に向ける。
二人の天使はまだそこかと探れば、
虹色の天使はどうやらイースターの元だった。
次の瞬間、
ザァァァァアア――と黒い砂嵐が、キラへと向かう。
正確には、キラの口から腹に飛び込むような形だ。]
[*お裾分けだよ、友*
水音の奥へ、響かせる声を聞くのは君(キラ)だけで。]
(#17) 2020/01/12(Sun) 23時頃
[そして悪魔は砂は霧散して。
漆黒の羽根を一枚残すのみ。]
(#18) 2020/01/12(Sun) 23時頃
*
[砂の状態のまま自室>>3:387へと戻ろうとすると、
悪魔はまさかの事態に陥った。
ズ、と突然、重力が何倍にもなって背に押し乗る感覚に襲われたのだ。
自らの欲に任せて住んだマンション。
そこに居住している>>1:34>>3:224悪魔退治の家系の存在に気付いていなかった。何せ、いまそこに住んでいる彼女には力がないのだから気付けるはずもない。
けれど、彼女が家から持ってきた昔から使い慣れた家財やなんとなく小さい頃からよく読んでいた本、それらに施された悪魔祓いの紋が音坂を襲った。
女子会中の彼女らが酒を飲む中で
家具が光るとか本が光るみたいな
幻視をみたかもしれない…
恐らく、今まで平気だったのは人の皮を思いっきり被っていたからだったのだろう。]
(#19) 2020/01/12(Sun) 23時頃
ッ、… いてててて
廃れても、やはりマスカルウィン…でしたね
あー…お腹の傷、…思ったより酷いじゃないですか
なんて事(歌)してくれたんですかね、君(とも)は
[さらさら、黒い砂は逃げるように部屋から消え、悪魔界へと戻っていった。溜まりに溜まった有給休暇の申請のためだ。労災は期待していない。
故に伶が例え、電話をしたとしても残念ながら悪魔界には電波が届かないため、電源がオフ状態の電子声が返るのみとなる。
とはいえ、ひどい目をみたのに彼がイースターの存在の報告を怠った故に、悪魔が大勢イースターを襲うといった事態は避けられたとは皆が知らずの事だ。]
(#20) 2020/01/12(Sun) 23時頃
*
*
*
(#21) 2020/01/12(Sun) 23時頃
[――翌日の学校。
体育教師の音坂舞の退職が全校集会で伝えられた。]**
(#22) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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― 学園近くの高級マンション>>68 ―
[友人を助けるためだというその天使の言葉をイースターは目を瞬いてきいた。]
(76) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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承認しました。
イースターはあなたの福音ライフの助けとなります。 本日も救世主たらんことを。
(77) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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[イースターは羽織ったパーカーを脱ぎ簡単に畳み、ハロウィンのバルコニーに設えられた品のよいチェアの背に、そっと置いていくことにした。
天使の手は人に手を差し伸べる手ではなかった。
その陶器のように滑らかな手指は、絵画の中で百合を持つ手やはたまた槍持つ手のようにして、このマイクという道具を受け入れんとしている。
イースターの体は糸のようにほどけ、マイクの形状に変更されながら、その天使の手にしっくりとおさまっていく。 悲鳴のようにマイクからは機械音がした。]
(78) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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――― ィィィイ……キュルルル……キュゥゥゥ………!
[天使の手元のマイクが煌々と光る。 エーテルが塗り替えられていく。]
(79) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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─ 夜/学園近くの高級マンション ─
んんっ? ハロ〜 今そこの本棚で何か光らなかった?
え、見てない? うーん 気のせい……? そっかー 飲み過ぎたかなー あっはっは。*
(80) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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[人の世でいうところの天使ミカエルの絵画に携えられた槍よろしく、天使の手元に生じたのはスタンドマイク。ローマのある橋にある天使像に持たれた海綿さながらの、長い柄に海綿のような塊をつけた道具。
――――虹色の
スタンドマイクである。 ]
(81) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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[痛む目が壊れて、幻覚でも見たのかと思った。]
(82) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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[舞う黒炎>>20は剣のかたちを取り、それを手にした堕天使は、悪魔の方へと斬りかかる。 彼らふたりの内部事情など知る由もないから、それは素直に仲間割れに見えた。 下位の堕天使が、上位悪魔に向かっていく。命知らずとしか言いようのない行為。 だが、オレはそれを好機と思ってしまった。 止まない頭痛が、耳鳴りが、眼前の悪魔所以のものだと思いこんでいたせいだ。]
(83) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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ヘーキだよ、っ…… 手伝ってくれりゃ、それで。
[>>41具合が悪そうだとか、降りたほうがいいだとかいうのは、余計なお世話だと首を横に振る。 自分を客観視する余裕もなく、思考が短絡的で攻撃的になっていた。]
クソ、
[そのくせ、レイピアの生成には失敗している。 掴もうにも光の粒となってかき消える得物に、舌打ちをひとつ。]
(84) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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[そこに微か、歌声がある>>47。 どこかで聞いたような声が、イースター〈マイク〉のそれとは認識できないままに、耳を傾けた。 福音もたらすマイクの自発的な福音(うた)は、耳に届けばエーテルを産む。 頭痛も弱まる気がするのは原因が離れたからに他ならないが、因果関係より結果が思考を落ち着かせる。 そこに、エレキのメロディ>>#6。]
(85) 2020/01/12(Sun) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/12(Sun) 23時頃
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― 女子会での事 ― >>3:462 [福音は対話(セッション)から生まれる。 とてもいい言葉だと思った。 ついつい笑ってしまうのも無理はない。
だってこの時間はとても大切で、 とびきり大事な時間になったのだから。 イースターの言葉を訂正する必要はない。]
ふふん、わらわ達も、イースターから いろんなものをもらっておるのじゃ。
お互い様じゃのう。
[ついつい笑ってしまう顔、 優しさを優しさだと言ってくれる言葉。 福音、救世主、アメイジング! 一口のワインは勝利の証だ。]
(86) 2020/01/12(Sun) 23時半頃
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ハロちゃん! 嬉しいのじゃ、ヨーラおねえさま!
[今すぐにでもという言葉>>3:471に、 また思わず両手をとりにいったかもしれない。]
男子会をするとかいっておったのう。 向こうも楽しいものになっておるとよいのじゃが。
どんな話をするんじゃろうな〜。
[なんて、私も気軽に返す。 まさかあんなこと(ラップバトル)になっているなんて、一体誰に予想がつくだろう。]
(87) 2020/01/12(Sun) 23時半頃
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[イースターがバルコニーにいって、 ヨーラが電話に行って、>>56]
―――…!
[即誘われる言葉に笑顔で頷いた。 ※※お酒は二十歳になってから!※※]
[そうして同じく悪魔>>3:442をそれとしらず憧れ先生と慕った女だった。 こうなる事は仕方のない事なのかもしれない。]
(88) 2020/01/12(Sun) 23時半頃
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…ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜、
うむぅ〜? みえたよーな見えなかったよぉな、
…いや!?!? めちゃ光っておるぞ!!?
あっきえた! 今の本はどれじゃどれじゃ!
[ダダっと本棚に向かうとその辺りの本を物色し始めた。]
(89) 2020/01/12(Sun) 23時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 00時頃
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─ 夜/乃束家 ─
[殺されたくない。とそう言った桐野が>>3:476、話の途中で、俯いてしまう>>3:478。]
…… ……
[立ったままで、ぎゅっと奥歯を嚙み合わせる。ぎゅっと拳を握った。]
(90) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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[>>3:480 祖父からの血なのだと、黒い羽根を背負わされてしまった桐野が言う。離れたくない。とはっきり言われて、身体の横に降りた拳をぐっと強く握りこんだ。
どうして、と戦う理由を言われて、下を見る。]
規律を、守れなくなる、から。
欲を、抑えられないから、 …… … 他を、堕とすために、 その力を振るうから……
[天には、ルールがある。規律がある。天使候補の査定の件にしてもそうだ。堅苦しいいとも世知辛いともいえたが、野放図な弱肉強食の世界で生きられない存在に居場所を作れることもある。]
(91) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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[でも、 でも。
そんな「対立の理由」は、結局のところ 腹の底から来たものじゃあない。]
(92) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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[音楽は鳴りやまない──>>31 ノアの視線に、ぐっと顔を上げた。]
♪
なあおい、まだ何もやっちゃいねぇだろ雛鳥 背負わされた翼の運命になんて負けるなよ! 決まってる?(Ah!)この世とバイバイ?(Ah?!) 逃げ出すにゃ早すぎる選択!!
これまでの我慢の上にさらに誘惑 暴れだしそうでしんどいなら
所属の垣根なんて跳躍超越 堕ちそうなら引きずりあげてやる 服の裾 噛みついて離さない
ぶつけてこいよ 繋がった鎖(きずな)も 箱舟も ちょっとやそっとじゃ堕ちはしねえ!
(94) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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♪
ぶつかりあうのだって 友達だから 遠慮抜きの拳だって受けとめてやる!
戦う相手も理由も 一緒にいるためだ
だから お前も 抗ってくれよ!!
♪
(95) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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[腹に力を込めて両腕を脇に引いて全身で吠える。 余韻と共に、口を引き結んで眉を寄せた。 制服の胸のシャツ、さっきの桐野の鏡返しのように、 ぐっと掴んで、]
(96) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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── キツイこと 言ってるよな 誘惑 期待 欲望 願い事
自分の本音(エゴ)と戦うのは自分自身
でも 壊したくない その未来予想図 今も確かに胸に輝いてるなら── ♪
(97) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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ガルムは、めいっぱいに息を吸い込む。
2020/01/13(Mon) 00時頃
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♪
It Beautiful word…NoNoNo It Beautiful world! You can Change your world…Ah yeaaaaaaah…!
手を伸ばせよ!
どんな嵐がお前を攫おうとしても きっと ここに 繋いでてやるから!
(98) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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[叫ぶように、歌をぶつける。
悪あがきで、もしかしたら、相手に望まれてすらなくて、一直線に行くしか知らない犬が、また一方的に突っ走っているだけで、もしかすれば最初の最初から、間違っているのかもしれなかったけれど。]
…〜〜 ソウが、
[引き結んでいた口を開く。二年前まで犬だったような生き物に、その前はただの兵器だったような存在には、或いは誰にとっても選択の正誤の判断なんてものは難しかった。ただ、引くか進むかだったら、進む方を選ぶ性質だというだけで。]
(99) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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ソウが、諦めたくねぇって そう言うんなら、 おれは、おれも、ソウの味方でいる。
堕天使とか、悪魔とか、天使とか。 そういうので考えるの、いっかいやめる!
(100) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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[その態度がばれた後で、天界に属する自分にどういう処分が下されるのかは、二の次、三の次だ。それよりは、大事にしたいと思えるもののために動く方が、よほど足が止まらずにすむと思った。]
なんかしちまいそうで怖いってなら ぶんなぐってでも、そのときに止めるよ。 だから!
そのまんまじゃ…… なくても。 いままでどおりじゃなくても。
ソウとも一緒にいられる道じゃ、なきゃ
おれは、いやだ。
[絞るような声といっしょに、少し濡れた目で。犬から人間に変わった青年は、音楽の中で桐野を、強く睨んだ*。]
(101) 2020/01/13(Mon) 00時頃
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― 学園近くの高級マンション>>68 ―
[現れたスタンドマイク。それを虹の羽を持つ天使は嫋やかに握った。くるりとスタンドマイクを回すと、その先を斜め上の天へと向ける。斜に構えた立ち方のまま、首だけをマイクと同じ方に向け、ポーズを決めて虹の羽根を大きく広げれば、
ファァァァァァァ…と高めのSEと共に 天使の頭の後ろに円形の虹が掛かった。天使の輪である。]
(102) 2020/01/13(Mon) 00時半頃
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[柔らかに伸びた手指が、つう、とスタンドマイクを沿うように滑る。その頂点、海綿のような塊(集音する部位)にたどり着くと、そこを包むように優しく握り。 薄蒼色の目は伏せがちに、天使は口元にマイクを添えて、息多めに囁いた。]
イースター。
範囲は悪魔の彼に。 増幅機能を上げなさい。 『デュエット』だ。
[これは、難しい話ではない。 歌声であれ、福音であれ。それが音であるならば 一人より二人の方が声は大きい。良く届く。 そんな当たり前の理論だ。]
(103) 2020/01/13(Mon) 00時半頃
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[戦う六対十二枚の羽根を持つ悪魔を眼前に、 マイクへ歌いかけようとしたその時の事。
ふいに、天使の目がほんの少し、 驚いたように見開いた >>#5]
(104) 2020/01/13(Mon) 00時半頃
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[真名と言うものは、大きな力を持つ事もある。 恐ろしい悪魔とて、真名を呼ばれるのが苦手な者だって居る程に。一説には、呼ばれると魂を縛ってしまうとも云う。]
[カイロ、暗示、不老、吸魂、etc…
この天使は、気が遠くなる程の永い間を人に奉じ。 人に奉じる為に権能を重ね、 ―――そして、重ねに重ね過ぎた。
奇跡で歪められた肉体はあまりにあやふやで、 もはや存在を定義するには、魂を語るしか術は無く。 肉体より、魂に依存した存在に成り代わった。]
[故に、この天使にも真名が効く。 むず痒いような。無視し難いような。 まるで犬の躾>>1:138にも似たその感覚を、 この天使は苦手としていた。]
(105) 2020/01/13(Mon) 00時半頃
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[―――それが、本当に「真名」であればの話だ。]
[驚いたように見せたのは一瞬の事。 薄蒼色の双眸は、再び薄く細められたのだった。
す、と静かに息を吸う―――……♪]
(106) 2020/01/13(Mon) 00時半頃
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ニコラスは、イースターに話の続きを促した。
2020/01/13(Mon) 00時半頃
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―高級マンションから飛び立つ天使の腕の中で…―
[スタンドマイクの回る軌跡はまさに、虹の輪と呼ぶにふさわしいものであった。虹の羽の天使の腕のなかでマイクに口元が近づく。その息(ブレス)とも祝福(ブレス)とも呼べるなにかすらも、このマイクは夜空の星よりも眩く増幅した。>>103>>102]
音量・指向性に関するご希望を承認しました。 ―― 準備を完了しました。
デュエットの申請を承認。 夜間ですが、多少目立ちます。 宜しいですか?
[マイク形態のイースターには音声が備わっている。 対話(セッション)に重きをおいたマイクは、歌い手の望む歌唱の形態のお手伝いができるようにデザインされていた。 天使に握られたスタンドマイクにも、この時だけは虹の輪がかかった。恐らくはこの天使に持たれているが故だろう。]
(107) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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[二重の虹となった天使とマイクは、六対十二枚の羽もつ深い闇(あくま)と対峙した。>>104]
(108) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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何、まあ何とかなる。
そうじゃないと届かんだろ。 やりなさい。
[>>107 イースターの問に、派手な色と派手なマイク(エフェクト実装)を持った天使は、事も無げに返答した]
(109) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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♪
fall in sky 衝動が君を襲う 一筋の熱が伝う 解けぬ鎖のように 君に向かうその刃 それさえも受け入れたなら 心臓の止まるような残響 深く強く 胸と響け
[歌うのは、現状の光景。 堕天使が悪魔に立ち向かう目の前の光景だ。そこに彼の刃が避けにくくなるような、そういう心理を込めた歌である。
それらが二人の見た目に合わせ、鋭いギターとストリングス、パイプオルガン等からなる楽器で、ビジュアル系讃美歌みたいなBGMに沿って奏でられている――――!!]
[マイクを抱えるようにして歌っていた身体が離れ、 ダンスを踊るようにしてポーズを取る。 そう、ここからイースターの歌へ委ねるように―――]
(110) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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[>>#1天使は、知らない。 どうあっても、悪魔は悪魔であること。 首に鎌が当たらなかったのは、堕天の弓矢に助けられていたからということ。 狩る気なら、隙だらけの天使など簡単に落とせたはずなのに、そうならなかったのは悪魔と堕天使の間の関係性あってのことだということ。 いくつもの幸運が重なって、天使は舞台に立っていた。]
(111) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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[とはいえ、得物も作れず落ちぬのが精一杯という現状では、戦闘に直接加勢することもできない。 ならば、出来ることはひとつしかない。 普段ならば受け取る側のそれ、慣れない行為は決して強い力は産まないかもしれないが。]
――Gloria,
[ただ呟くように、歌う。 旋律もなく、伴奏もなく、けれどこれは歌だ。 あるいは堕天使には逆効果となりかねない、真実そのもの天使の"福音"を唇に乗せる。]
(112) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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Gloria,高きみそらの上に 振るう剣 かがやき 悪しきものをつらぬく
Gloria,貴方のみ名のもとに 強き力 降り注ぎ あまねくもの守らん
[届ける相手が堕天使というのが非常に癪だが、今はこれが最善に思えた。 二度とやらないと内心誓いながら、堕天使の力を増幅するために、歌詞を風に乗せていく。 堕ちた天使であっても、今なおどこかに清らかな心を持つのなら、届くはずだ。
そうして福音の力あってか、あるいは『デュエット』の力か、奇跡が重なったのか。 黒炎の剣は悪魔の腹を貫く――]
(113) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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─ 夜・自宅 ─
[想いが、激しくぶつかり合う。 譲れない願いが、叫ぶ祈りが、熱く、熱く胸を揺さぶる。 今まで聴いたことの無い、二人の本気の音。 のあの目頭も熱くなっていく。]
シロ、よく言った! …そうだよ、のあたちはそーちゃんの味方。
願うものはみんな、同じなんだよ? のあだって、そーちゃんも一緒にいられなきゃヤダ!
[ドンチャ♪という音が穏やかな曲調へ変わっていく。]
(114) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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♪
一人で守ろうとなんてしないでよ 一緒に守らせてよ 君の世界を 君は一人じゃない 怖がらないで さあ手を伸ばして……
♪
(115) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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♪
It Beautiful word…NoNoNo… It Beautiful world…OhOhOh… You can Change your world…say come on!
It Beautiful word…NoNoNo… It Beautiful world…OhOhOh…
We can Change your world…yeaaaaah yeah yeah!
a-ha!lala lala uh—-yeaah Fu!
(We can change…you can change…)
♪
(116) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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[後奏のメロディーに、力の限りの高音を乗せる。 フェイクではなくアドリブ。 この叫びは、予め用意されたものなんかじゃない。 今此処で感じた熱を、鼓動を元に、即興で作り上げた魂の音。 その音は、桐野の胸に届くだろうか。
のあと、シロが伸ばした手は────────**]
(117) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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─ 朝・自宅 ─
[PiPiPi…PiPiPi…PiPiPi…。]
……んあ…?
[聞き慣れた電子音が聴こえて、のあは重い瞼を少しだけ持ち上げた。 意識がまだ朧気で、うまく頭が回っていないようだ。 昨日はあれからいつ寝落ちたのか、あまり覚えていない。 とても熱い夜だった事だけは身体が覚えていた。
のあは寝付きがよく、眠るとちょっとやそっとの物音では起きたりしない。 目覚まし時計の音で起きる習慣をつける努力をした時も苦労をしたものだ。 だから、眠っている間に誰かが戻ってきても、あるいは、誰かが出ていっても、目覚めるまでのあは気づかない。
リビングには、客人の姿もまだ在っただろうか? もし居るならば。 この後、残念ながら朝の登校チキンレースに巻き込まれる事になる。
のあが気付いた電子音────それは三度目のスヌーズのそれだった。**]
(118) 2020/01/13(Mon) 01時頃
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― 翌日 / 全校集会 ―
[全校集会で体育教師の退職が伝えられた時>>#22、3年生の列に膝から崩れ落ちる生徒がいた。許宮ニコラス瑛二である。]
……そんな、音坂先生が。退職……? あの美しい準備体操はもう、見られないというのか……!? いや、そうだ、もしかしたらバレエの世界に復帰する可能性も……???
[ふらふら立ち上がりながら呟くニコラスは、普通に「そこ、静かにしなさい」と叱られた。 3学期の成績表でなぜか体育の成績が下がるのは、まだ少し先の話。**]
(119) 2020/01/13(Mon) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 01時半頃
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♪ >>110
bound hand and foot 諍わないで 一振りの昏い垂水 溶けぬ氷のように 君の手足その翼 まっすぐに引き込まれてく 瞳奪われるような炎に 昏く永く 誘われるまま
[>>21 >>110 月を蹴るようにして切りかかった堕天使を見る虹の天使。 彼は事実として天使の歌声を夜空に披露した。 虹色を纏ったマイクに、歌声が流れ込む。 マイクは要請に応じた。 音とは振動だ。 夜空にサンバを舞い踊り狂うが如き激しきうねり。 切り裂くギターとストリング。 パイプオルガンの音色が神聖に夜空を染める。 今宵夜空に輝くのは星だけではなく 音色までもそのようであった―――!]
(120) 2020/01/13(Mon) 01時半頃
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[それを巡り戦争まで起こった聖遺物。 そこから歌われた歌は、 上級悪魔が漆黒に染め上げた背景>>#8に干渉し 星のような輝きを生む程の力を発揮した。 漆黒の闇に、導となる星空を作り出す。>>120
少なくとも背景まで染め上げる程の歌を 阻害することは出来たかのように見えた。 さて、歌の力は、彼らにどれだけ届いただろうか。 やがて堕天使の刃が悪魔の腹へと届く――――!!>>#11]
[貫かれるその一瞬を、 薄く細めた薄青の相貌がそれを見つめている。]
(121) 2020/01/13(Mon) 02時頃
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[黒砂となって消えていく悪魔。 それの全てが霧散していくのと思われた。
――その砂が、黒い嵐のようになって 天使を襲うまでは。>>#17]
[薄蒼の目が見開かれた。 咄嗟の事に、天使は身動きもしなかった。 途端、取りつくように襲ったそれは 遠慮もなく口の中に強引に侵入する。]
[中空に飛んでいた天使に、 その不快感と衝撃に耐えきれるわけもなく。 虹の羽の天使は、地に墜落するように空から落ちた。]
(122) 2020/01/13(Mon) 02時頃
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─ 夜/のあの家 ─
[二人の歌が、叫びが。桐野の胸を強く締め付ける。 彼らの願いが心からのものだと、自分を受け入れようとしてくれているのだということがわかる。受け入れてくれるというのだ。引き止めてくれると。自分がどんな生き物であったとしても良いと。>>100]
俺は、…… 俺は ここに、居たい お前らと同じが、いい…っ
[差し出された手に、手を伸ばしても良いのか。 そんな迷いが未だ断ち切れない。けれどこの迷いを断ち切ることは、自分にしかできない…! 最後のあと一歩、最後の迷いを越えられるよう、のあの高音アドリブが、優しく背中を押してくれているような気がした。]
(123) 2020/01/13(Mon) 02時頃
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[優しく、頬を撫でるような音色がワンフレーズ空気に馴染んでいく…─]
♪ I love you, My friends....… ♪
もう、俺…我慢しなくてもいいんだな…
(124) 2020/01/13(Mon) 02時頃
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―夜空と月夜―
[月の光を遮って漆黒が躍る。 紫水晶の血を掠めた黒煙は甘ったるい花の香りをあたりに漂わせた。]
────。
[>>#4 柘榴色の奥に炎が揺れる。 唇をうすく開きかけて、閉じる。 蜂蜜を煮詰めたよりももっと甘い声はcantarellaよりも質が悪い。]
くそが……ッ!!
[翻弄されながら>>#8至近距離の笑みを睨みつけた。 月夜にプラチナブロンドは白を示す。 回れ回れ冥府の炎。 月は白。陰りて黒。夜のオセロ。 星は瞬くか?否、アレは悪魔の翼に撫でられたのだ]
(125) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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[──>>110シシャにとっては突然。 虹色の歌声が響き渡った。 >>113高らかな讃美歌が響き渡った。 ざわりと体が熱くなる。 黒い羽に月光ではない光がさした。 長らく感じていなかった“神の威光”である。 背が熱く、焼けるように痛む。 その癖間違いなく体が軽くなっていた。
漆黒の羽が散る。 まるで雪のように!
──ああ、煩い!煩い!煩い!煩い!煩い!
激情を後押しされて、 黒炎の刃を構え、己の体ごと飛び込んでいく。
“Gloria,貴方のみ名のもとに”!>>113]
(126) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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[月を背にした 刺し貫くシルエット。]
(127) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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はぁ、…はあ、…は、……っ
[肉を裂く手応えがあったはずなのに。 それは容易くすり抜けていく。 嗚呼、届かない。 また届かないのだ。
──そう直感した絶望!!
>>#15 粒子になって消えていく悪魔は甘く囁く。 旋律が宵闇に吸い込まれていく。 喉が張り付いたように声が出せない。 この激情を何と名付けよう?知らない、知るものか、見えない。何も。]
(128) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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──てめえなんざ嫌いだ。
──大嫌いだッ!!!!!
[血を吐くような叫びが上がる。 ──嗚呼、シシャは、嘘が下手だ。]
(129) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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[叩きつける衝撃が背に襲おうと、それを知覚するだけの余裕は無かった。地面が己の身体に接していることで、地面に落ちたことを自覚する。
食道を無理に押し広げられ、胃が膨れて千切れるような。 肉の裂ける感覚が始終襲い続けた。]
、うぶ、 げっ、え゛ぇ゛っ っえ゛、ぉ゛、
[生理的に嘔吐しそうになるも、中身は一向に出てこない。 潰れたような嘔吐く声と、詰まった息だけが喉を通って口から出るのみ。]
(130) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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[悪魔は霧散し、再び結合する>>#13。 腹に刺し傷を食らってなお再形成されるさまは、さすが上位悪魔だ。 が、歌声に、その行為に、疑問を抱く。 まるで、目の前の堕天使ただひとりに、ひどく執着しているような―― 惑わせ、狂わせ、なお深淵に堕とす。 悪魔の一挙手一投足が、そうした振る舞いに見えてくる。]
(――だから嫌いなんだ、こいつら)
[行いがいちいち気に障る。 悪魔のいざないに踊らされるのを見ると、じりじりと怒りで脳が灼けそうだった。 福音をうたう。今や、二度とやるかなんて反発心は溶け消え、堕天に心からの祝福(ブレス)を届けようとしている。]
(131) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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―上空―
[黒い羽吹雪が降る。
──>>113 E-starの増幅を端から受けたせいか、“福音”が作用したのか。或いはそう、ジェルマンの持つ強い浄化の力が旋律に織り込まれたのかもしれない>>1:19
月夜にぽつりと浮かぶ堕天使の漆黒の羽、 その片翼に白が射す。
黒から白へと移り変わる片翼。 さながらそれはオセロの白黒。 最早堕天使とは言えず、 天使ともいえない半端な存在だ。 項垂れて己の顔を覆うシシャ自身はまだ知らず。。
──地上に落ちた虹色の天使のこともまだ気づいてはいなかった>>122]
(132) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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[かくして、悪魔は砂と散った。 砂は、黒い嵐めいて巻き起こる。 視界さえ覆ってしまえば、砂嵐を防ぐことは造作もないが。
反面、盟友の裡に飛び込んでいく粒子も、見ることはかなわない>>#17。 暴れ砂が顔に身体に翼にと当たるのがおさまった頃。 開けた視界で捉えたのは、ひとひらの羽だけ>>#18。]
(133) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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[否。]
(134) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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[墜ちていく天使もだ>>122。 それに気付けば、一もニもなく急降下して受け止めようと先回る。 両腕広げることすら間に合わず、身体で受け止めるようなかたちになったが、どうにか捕まえて夜の街にふたりで落ちる。
もはや月も傾き、とうに深夜と言って差し支えない時間。 通行人も少ない中、こちらを気にする人間もいない。]
(135) 2020/01/13(Mon) 02時半頃
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ちょっ、と、なに、どしたの。
[直後、キラの激しく嘔吐きだすのを聞けば>>130驚きに目を見開くも、せめて助けになればと虹翼のあいだ、うすい背に手を伸ばす。 上下に擦れど、何かが出るわけでも落ち着くわけでもなさそうだ。 砂が飛び込むさまを直視しなかったのもあって、困惑が思考いっぱいに広がる。
混乱は正常な思考を妨げる。 本来はこのタイミングで気づくべきだったのだ。 悪魔は砂と散った。羽ひとつ残して消えた。]
(136) 2020/01/13(Mon) 03時頃
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[頭痛がやまない*]
(137) 2020/01/13(Mon) 03時頃
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─ 夜/のあの家 ─
[のあが眠りについた後、窓を開けて外を眺める。冬の空気に冷えた窓枠に指が跳ねる。 月の光を浴びれば、先のルイ程ではないが薄く体が光を飲み込んでいるのがわかった。それと同時に、不完全だった背中の黒い羽根は大きく、広く形を成していく。]
……柘榴のにおいだ。
[呟くと、背中の羽は光の粒となって消えた。─正しくは、他者の目につかぬよう隠しただけだが。
夜風に乗ってかすかに届く、甘く酸っぱい香りに柔らかく口角を上げた。]
(138) 2020/01/13(Mon) 03時頃
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[背中に擦るような感覚。>>136 内側から引きちぎられるような感覚が襲っている今、それすら付け焼刃で、体で受け止められ凭れ掛かりながら蹲る天使は、時折痙攣するような震えを上げていた。]
[やがて、嘔吐く声が止むと、 蹲ったまま、潰れ掠れた声が小さく上がった]
……――、急に、口に突っ込むとか 「お友達」は酷い奴だなぁ……
フルコースとか、 行儀の良さそうに言っておきながら、
(139) 2020/01/13(Mon) 03時半頃
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|
[空から堕ちたといえど、手にはまだ 虹色のスタンドマイクが握られていた。
ぽつ、と冷えた声がイースターへと掛かる。
蹲った顔を、静かに上げた。 酷く冷えた薄青の目が、友を見上げる]
イースター。 範囲を上空の堕天使と、この友の二人に。
デュエットまでは要らない。
(140) 2020/01/13(Mon) 03時半頃
|
|
[>>139嘔吐き苦しむのが落ち着くまで、隣に付き従った。 この状態の友をひとり置いて動けるやつは天使の中にはいないんじゃなかろうか。 お友達。フルコース。耳慣れない単語がキラの口をついても、追求することはない。 自分が倒れそうになっていたくせ、他人の調子のほうが気にかかるし、快復するまでは仔細も聞かない。 学園生徒曰く誤解されがちだが、男はどこまでも天使の心根をしていた。]
(141) 2020/01/13(Mon) 04時頃
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|
[虹色のスタンドマイクが、イースターと呼ばれる。 ずいぶん派手にされて、と同情めいた気持ちになるも、次の瞬間ずきんと響いた頭痛に邪魔され霧散する。 ――冷えた薄青が、こちらを見ていた>>140。 頭の裏に心臓が出来たみたいに、ずくずくと脈打つ。
天使の歌が、広がる。]
(142) 2020/01/13(Mon) 04時頃
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ジェルマンは、キランディの歌を、その耳で受け止める。
2020/01/13(Mon) 04時頃
|
[それから。 空が白み、濃紺が冬の空色に明けようとも。
玄門瑠依の――ジェルマンの姿はファミリーマンションに戻らず。 ましてや、翌朝登校するヨーランダの傍にも、花の香りひとつ届かない**]
(143) 2020/01/13(Mon) 04時頃
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|
─ 朝/のあの家 ─
[いつもの起床時間より早く目が覚めた桐野はいつもより早めに学校へ行く準備を終え、人数分(念の為ルイの分もね)の朝食の準備をし、家を出る間際まで何度ものあに声を掛けてみたが起きないので諦めて先に行くことにした。 のあが一度眠ると起きるまで起きないのはもう十分すぎるほど知っていたことだ。>>118
かくして桐野はチキレに巻き込まれることはなく]
(144) 2020/01/13(Mon) 05時頃
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─ 朝/全校集会 ─
[全校集会に参加することができた。]
音坂が…。
[そういえば、昨夜は語りかけても 彼からの返事は無かったな、とぼんやり思った。 案外おしゃべりなやつなのに不思議だな、くらいのもので。彼の身に何が起きたかなんて知る由もない。 桐野も堕ちた身であるといえ、今はこの天獄学園の生徒の一人に過ぎなかった。**]
(145) 2020/01/13(Mon) 05時頃
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─ 回想:夜/学園近くの高級マンション ─
[キラさんとの電話を切って見た、窓の外。>>61 その時はまだ、暗い夜空に何かが見える事はなくて、胸騒ぎの理由はわかりませんでした。]
―――……ねえ、伶お姉ちゃ……
って、 ああー!? 二人とも、ダメって言ってるじゃないですか!!
[>>56>>88 気付けばまたお酒を飲もうとしている二人を止めに入ります。 どうしてそんなに飲みたがるのかな……まるで悪魔にでも唆されたかのよう。なんて。 ※※お酒は二十歳になってから!※※]
(146) 2020/01/13(Mon) 11時頃
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――――!!
[ざわり、と胸騒ぎがもう一度。 私は、バルコニーの方へと振り返ります。 そう言えば、イースター君が戻ってきていません。]
……え、
[私の目が捉えたのは、イースター君のかわいらしい人の形ではなく。 暗い空の下、漏れる部屋の明かりを浴びるだけでも目立つ―――
―――虹色の、スタンドマイク>>81でした。]
(147) 2020/01/13(Mon) 11時頃
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[長い柄に海綿のような塊をつけたかのような神々しさを湛えたスタンドマイクは、美しくくるりと回ります。>>102 まるで歌い手がそうしたかのよう、重力に逆らった挙動でしたが……私の目には、その誰かが映りません。 もっと近くで……そう思って、私は窓の方へと向かい――――
響いたデュエット。>>110>>120 それはおそらく、離れた場所にいる別の誰かに向けられたものでした。 けれどその強い歌の力はただ横から覗き聴いた私にも伝わります。]
―――……ぁ、
[神聖な調は、私の動きを止めました。 今の私は、きっと目の前の暴漢がゆっくり刃物を突き出してきてもそのまま受け入れてしまいそうな……そんな"雰囲気"に中てられています。]
(148) 2020/01/13(Mon) 11時頃
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今の、うた……
[イースター君の声と共に響いた、見えない誰かの声。 その声は私の記憶にあるものだったように思います。 それは、先ほどまで話していた――……]
――――!!
[虹色のマイクが、落ちるように視界から消えました。 それでもしばらく私は動く事もできず、ただ立ち尽くします。]
……伶お姉ちゃん、ハロちゃん。
[少し後、後ろでふたりが騒ぎ始めた物音>>80>>89でようやく我に返り、言葉を発することができるようになりました。]
ねえ……大変なの、イースター君が……!!*
(149) 2020/01/13(Mon) 11時頃
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― 夜/高級マンション ―
[その問題の本はすぐに見つかった。 私がお家から持ってきた幾つかの本のうち、 悪魔についてかかれている本だ。
それを開いて中を確認しようとしたところ、]
えっなんじゃ?
[ぼやぼやしてた事もあり、 バルコニーについて全然気付いてなかったけれど、 ヨーラ>>149の言葉にそちらに視線を向ける。]
イースターが?
[慌ててバルコニーに向かうももうその姿はなく。]
(150) 2020/01/13(Mon) 12時頃
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どこにいったのじゃ?! まさか落ち… あわわ!
[バルコニーから下を覗いても見えるのは真っ暗闇だけだ。 下まで降りて探せば見つかるだろうか?]
(151) 2020/01/13(Mon) 12時頃
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[――― 見付かっても見つからなくても、 どちらにせよ、今日はもう寝ようと言う事になる。
そんな騒ぎがあったのに、その夜の寝付は不思議なほどに良かった。 気付けば眠り込んでいた程に。
眠りは深く、 恐らく朝になって起こされても、 そう簡単に目覚める事は出来ず。
学校には遅刻するだろう。
その夜見たのは、虹色の天使の夢だった。]*
(152) 2020/01/13(Mon) 12時頃
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[苦しみを今も尚覚えながら、此方を労わる天使。>>141 その立場に相応しい優しい心根も、薄蒼の瞳を持った天使には今は届かない。
スタンドマイクを口に添える。 嘔吐いて傷んだ喉で、す、と息が吸われ―――…♪]
♪ 彼(か)の話じゃそうだっけな 頭垂れる黄金畑 それを天国と嘯いて 此処を天国とするならば 此処のすべては黄金畑 頭を垂れるその頭 ひれ伏して さあ祈り願え
(153) 2020/01/13(Mon) 12時頃
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♪
「如何か毒麦じゃありませんように」 「私は敬虔でありますように」 蹲って願っている 誰がそれを決めるんだろな?
太陽は堕ちて 時が来て 御使いは来りて 君に問う
その首に何時か 鉈がかかる
[ギターリフの効いたそれは、 天を謳うようで意図は逆。天を皮肉った讃美歌だ。
まるで聞いた者に、 自分が最後の審判を待つ信者であると思わせるような。 「地に跪き、その時を待つかのように動けなくなる」、 そう意図を込めた歌だった。]
(154) 2020/01/13(Mon) 12時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 12時頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 12時頃
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― → 朝/屋上 ―
[屋上のフェンスに背を預けながら、缶飲料のホットしじみ汁を口にする。 その立ち姿からは二日酔いだけでない疲労感がにじみ、目の下には少し隈もできていた。 眠そうなハロルリラとヨーランダが寝た後も、バルコニーから消えたイースターを求めてマンションの周囲を探してみたが、未だ見つかってはいない。]
――…僕の時とは、随分と事情が変わってきている じゃないか。
[ひとりごちる。 この言葉を一番聞かせてやりたい相手と言えば、当時の知り合いであるルイだ。 しかし、今朝になってもヨーランダの側に花の香は無かった。>>143]
どこ行ったんだよ、まったく……
(155) 2020/01/13(Mon) 12時半頃
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[どこ行った、と言えばもう一人。]
――…音坂先生。
[しじみ缶を足下に置いてから、スマホを取り出す。 学内で噂になっている音坂舞の退職というニュースは、卒業生の伶にも届いていた。 「とくべつ」と教えてもらった番号にかけても、普通の旨を機械的な音声が告げるだけ。]
♪―――…
(156) 2020/01/13(Mon) 12時半頃
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♪
空を見上げて走っているうちに いつしか距離は開いていたね 少し前まで 並んで歩いていたのに
俯き地べたと語っているうちに あっさり追い抜かされていく 一緒にゴールしようなんてただの甘え
確かにそこにいたのにさ 気付く頃にはいつも遅くて 縋って伸ばした手は空を掴む
(157) 2020/01/13(Mon) 12時半頃
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♪
独りで見上げた空は広すぎて 吸い込まれそうな錯覚が襲うけれど それも僕には許されなかった
落ちる穴があれば入りたいと 思ったところで遅かった 先着順なんて聞いちゃいないよ
さよなら それすら言わせてもらえない
(158) 2020/01/13(Mon) 12時半頃
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…―――♪
……なんて、感傷に浸ってる場合でもないな。 何か…何か探す手は無いのか……?
[ヨーランダの選択を見届けに来た身ではあるが、身近な友達や知り合いが巻き込まれたなら傍観者を気取ってもいられない。 とはいえ、伶はただの人間だ。 天使絡みとなると自力でできることなど殆ど無く、誰かを頼らざるを得ないのが実情。 一番話しやすかったルイも今は頼れない。]
…もどかしいな。
[暫し考えても埒があかなければ、いよいよ「エンジェルさん」>>1:10にでも縋るしかない。*]
(159) 2020/01/13(Mon) 12時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 12時半頃
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[上空の堕天使と、この友の二人に>>140。 福音の届けられる範囲を聞けば、無意識に視線を上に向けた。 黒い双翼を宿していたはずの堕天使が、片側を白に染め替えている。 まさか。目を見開くも、それを問う暇もなく、歌が聞こえる>>153。]
……――
[歌声に、耳を傾ける。 聞いてしまった。その詞がかの地、天の高くを謳っていると思えてしまったために。]
(160) 2020/01/13(Mon) 13時頃
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な、
[背中に鉛をくくられたように、ずんと重みがのしかかる。 暗示だ、と気づいたところでもう遅い。 耳は音を捉え、福音は拡散され、力を強めている。 同じ天使から紡がれたものとはいえ、おいそれと逆らえる権能ではなかった。 友の隣に付き添い地に膝をついていた、その姿勢のまま身動きが取れなくなる。]
(どうして)
[口を動かすこともにわかには叶わず、問いは音にならない。 ひどく冷たい薄青の視線が、脳裏に蘇る。]
(161) 2020/01/13(Mon) 13時頃
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[何かが、どこかで、間違ったのか。 もしくは、最初から。
急に友の姿が遠くなったような錯覚。 続いていた頭痛の意味が、いまさらわかった気がした*]
(162) 2020/01/13(Mon) 13時半頃
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[蹲っていた身を起こす。 大抵何時でもそこにあった整い過ぎた微笑みは無く。 今は薄青の目の冷たさに沿った無表情。
薄蒼の瞳が、傍らで跪く天使の方を見てから ふい、と逸れる。 興味が無い、そこに価値を見出してないという様子で。
ある意味、頭痛の答え>>162となりえるだろうか。
少なくとも、こういう反応をこの天使は友へはしなかった。 飄々とはして、冗談交じりにからかう事だってあるが 根底で彼を尊重している意思があった。]
(163) 2020/01/13(Mon) 13時半頃
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──上空── [項垂れて動けぬ堕天使にその歌は届く。 聖なるかな、聖なるかな、くそったれ。 体に合わない福音《くすり》を無理矢理ブチこまれてブーストした後にこれは“効く”。]
───あ、──ッぎ、ぅ
ッ、ざ、けんなよ、クソ天使…………!!
[片手でこめかみのあたりをキツく抑えながら、左手で黒炎の弓を形作る。強制力を押し除けようとすればぎちりと肉体を構成する元素が悲鳴を上げた。]
(164) 2020/01/13(Mon) 14時頃
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────燃やされンのはテメェだくそっ、たれ──!!!
[引き絞る指先に決定的に力が足りない。
──毒麦とは誰のことか?
嘲笑い皮肉る声が聞こえた気がした。 虹色の天使を見据える柘榴色を見開く。
──“あれ”は“何だ”?]
(165) 2020/01/13(Mon) 14時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 14時頃
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[冷たい舗装を、ひたひたと裸足が進む。]
[虹のスタンドマイクを地に引き摺るようにして持ち、 ざりざりざりと舗装を引っ掻く嫌な音がした]
[歩みを進めるたびに、虹の羽が揺れ動く。
揺れ動くたびに、色が混ざり濁り。 煌びやかなカーニバルみたいな派手な羽根が、 色の彩度が落ち、くすんだ様な虹色になる。]
[進むのは、片側を白に染め直した堕天使の方。>>164 上空で耐える彼を冷たい目が見つめている]
(166) 2020/01/13(Mon) 14時頃
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[黒い粒子が微かに見えた気がした。 覚えがある。 知っている。 あの時桐野に吸い込まれ、 そして今、虹色に滲んだ“それ《黒》は”。 “堕ちた己側”に似過ぎている。]
──────ッ……!!
[指が弦から離れる。 射抜くためにでなく、旋律の力に負けて虹色の天使から大きく逸れて地面に落ちる。 空中でシシャもまたぐらりと体が傾ぎ────]
(167) 2020/01/13(Mon) 14時頃
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耐えるねえ。 ぼろぼろだろうに。
[とん、と地を蹴って上空へ飛ぶ。 弓を絞ろうとする堕天使の側頭部を狙って、 地面に叩き落さんと、虹のスタンドマイクを振り下ろす。]
(168) 2020/01/13(Mon) 14時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 14時頃
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[深く頭を垂れていれば、キラの表情>>163は見えない。 けれど影の動きや感覚で、視線を逸らされたことはわかった。 隣にあった身体が、離れていく>>166。 後ろめたさでの振る舞いなどではない、無関心の行為。 そう悟ったとき、頭の中で何かがふっと切れた気がした。 ひどかった頭痛も遠くなる。同時に、天使ジェルマンの意識も遠くなる。
暗示の根は、肉体の意識という柵が失われれば容易く自身の奥まで伸びてくる。 この身は審判を待つ信者だ。信ずるべきは歌の主。 空に飛び上がるさま>>168を、はっと顔を上げ縋るような目で追った*]
(169) 2020/01/13(Mon) 14時頃
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────っぁ゛──…!!
[>>168虹色のマイクが罰のように振り下ろされた。 張り詰めてぎりぎり耐えていた糸がふつりと切れるように意識が遠のく。 力が霧散し羽が消え失せ、真っ逆さま。 街路樹に引っかかったのは不幸中の幸いか。 しかしまだ目が覚めることはなく、 額を伝う血は瞳と同じ色。 柘榴の香りはなお濃く在る*]
(170) 2020/01/13(Mon) 14時半頃
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― 翌日・どこかの休み時間 / 2年教室 ―
[全校集会の後、休み時間。 許宮ニコラス瑛二は白鳥ヨーランダのクラスに乗り込んでいた。 ノックをするでも断りを入れるでもなく、普通に扉を開けてさも当然という顔で入ってきた3年生(しかも校内では変人で有名な男だ)は呆気にとられる生徒達の間をスタスタと抜けて、まっすぐヨーランダのところにやってきた。 驚いた表情を浮かべる彼女に構わず、その前に立つ。抑えきれない興奮故か、いつもより数段キラキラしいオーラを放っている。]
白鳥ヨーランダ! 昨日は名乗りもせず、失敬したね。 何と言ったらいいのか……そう。一度頭を整理したくて。
ぼくは許宮ニコラス瑛二。美術部の部長をしている。 ぼくには描きたい絵があった。これまで何枚も同じ画題で描いた。納得いくものはずっと描けなかったけど……
[薄紫の瞳を伏せて、長い睫毛の影が落ちる。]
――だけど昨日、君の歌声を聴いて確信したんだ。
[かっと目を開くとヨーランダの手を両手で掴み、自らの胸に引き寄せた。薄い色の双眸でじっと顔を覗き込むと、甘やかなピアノのメロディが流れ始める――]
(171) 2020/01/13(Mon) 14時半頃
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♪ やっと出逢えた 待ち望んだこの瞬間 羽の降るような雪の朝 探していた描くべきもの やっとぼくは見つけたんだ 初めまして ぼくの天使《アンジェ》 驚かせたかな でもきっとこれは必然
ずっと待ってた 夢見ていたこの刹那 君の声が聴こえた朝 燻っていたものが燃えるように ぼくの芯に火が灯った
こんな感覚 初めてなんだ――
(172) 2020/01/13(Mon) 14時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 14時半頃
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[穏やかだったメロディが一転して螺旋階段を駆け上がるような、情熱的で激しい旋律に変わる――]
君となら極致 届きそうさ 芸術的(artistic)に 審美的(aesthetic)に その瞳の奥 覗かせて
君となら絶頂 至れそうさ 分析的(analytic)に 解剖学的(anatomic)に 君のこと深く知りたいよ
初めまして ぼくの描くべきひと《アンジェ》 求めていたのは――
(台詞)「――君だ。」
灯ったばかりのこの火 その声で焚きつけてくれないか? ♪
(173) 2020/01/13(Mon) 14時半頃
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[歌い終わりには彼女の手をとったまま跪き、熱っぽい瞳で見上げる。]
白鳥ヨーランダ。 ぼくに君を描かせて欲しい。ありのままの姿の君を。
[一晩かけて頭を整理した結果がこれである。 耳触りのいい言葉で包んではいるが、要はほぼほぼ初対面の素人女子高生にヌードモデルを要求している。張り倒されても文句は言えない。]
ん。あっ、そうか。モデルは初めてかな? 大丈夫! 手取り足取り教えてあげるから……
[困惑と不審の表情を浮かべるヨーランダを勇気づけるように手を更にぐっと握り(多分逆効果だ)、力強く頷く。別にやましいことをするつもりはないが、傍からどう聞こえるかは別問題だ……]
(174) 2020/01/13(Mon) 14時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 15時頃
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蛮勇は利を生まない。 あと、言葉遣いも気をつけなさい。
思慮が足りないのかな。 堕天したのもそれが原因だったりするのかい。
[天使へ矢は当たらず、地面にただ落ちるのみ>>167]
[街路樹に引っ掛かった、羽も消え失せた只の青年の前。>>170天使は上空から降り、ばさりと羽根を羽搏かせた。 意識の遠のいた様子の青年に、 その腹を踏みつけにするように降り立とうとする。]
(175) 2020/01/13(Mon) 15時頃
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…ん、あらら。聞いちゃいないかな。 困るよ、フルコース。
もうちょい恐怖だの怒りだの何だのを 溢れさせてもらいたい。 わたしが満ち足りないだろ。
それとも所詮、彼が食べ尽くした残飯だったかな。
[裸足の往くところには、タールのような黒い足跡が残っては、そこから見覚えのあるだろう黒い粒子>>167が、薄く立ち上っている。]
(176) 2020/01/13(Mon) 15時頃
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──っぐ、…………
[厭な、気配が近づく。 痛みが振り返して無理矢理叩き起こされるような心地。 血が目に入り眇めながら、>>176]
────だれ、が、残飯だ、クソが……ッ!!!
[踏みつけにする様な足首を掴もうと手を伸ばす]
(177) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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[天使ジェルマンは、天使キランディに信を置いていた。 天使同士、仕事は違えど過ちは犯さないと思っていて。 軽口を叩き合う仲で、楽しくやっていると思っていた。
その実、天使ジェルマンは天使キランディのことを何も知らない。 知ろうとも思っていなかった。過去の詮索よりも現在の共有ばかりを重視して、享楽的に過ごしていた。 それが仇となるとは、欠片も思わずに。]
(178) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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[キラの歌った詩がこれほどまでに影響しているのは、様々な不運が重なった結果だ。 保健室での堕天使とのやり取り。回復のためにエーテルを消費。自身の権能に振り回されて、摩耗し。 疑いも知らず信じていた友が、今まさに離れていこうとしていて。 普段であれば、否、どれかひとつでも条件が欠ければ、あの堕天使のように抗い、得物などなくとも身体で当たりに行って交戦の意思を見せたかもしれない。目を覚ませと叫んだかもしれない。
なのに今は。 かけられた暗示に身を任せるように、ふらり、タールの足跡を追っていく*]
(179) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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[掴まれた足首。>>177 それを無視したまま踏みつけにしようと そのまま体重をぐ、とかける。]
そうそう。でももうちょっとは欲しいところだ。 わたしも、頑張って此処まで来たのだから。
溢れさせる感情がわからないなら、 そうだなあ、喜びなさい。
[そうして胸倉を掴もうと、陶器のように滑らかだと称された手をシシャへ伸ばす。]
(180) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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|
聞いてるよ。君が悪魔に落とされた堕天使だろ? 運命の再会だったと。
もう一回会わせてあげよう。 彼の悪徳は、今わたしの腹の中にある。
ここで君の感情を、魂を呑んだなら。 もう一度運命の再会だ。
わたしは満ち足りるかもしれない。 君は彼と腹の中で運命の再会。 ええと…そう、win-winだ。
[無表情だった顔の口角が上がる。 薄青の相貌が、細められた]
そら、嬉しいかい?
(181) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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|
[>>149 その後、ハロちゃんと伶お姉ちゃんが一緒に探してくれたけどイースター君は見つからず。 まるで一週間くらいに感じられた長い1日の疲れがどっと押し寄せてきた頃、伶お姉ちゃんが私を気遣ってくれたので、申し訳なかったけれど私は眠りに就きました。 夜通し伶お姉ちゃんは探し続けてくれたみたいだけど>>155、結局見つからなかったみたい……。]
私…のあちゃんや奏くん、シロたちにも伝えておくから……
[ハロちゃんは起きられないみたいでした。>>152 色々と、みんなと話したいことが溜まっています。 私だけでも行かなくっちゃ……]
(182) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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[私の頭ではまだ、昨晩のことに理解が追いついていなくて……
デュエットの声に関する心当たり>>148>>149については、まだ伶お姉ちゃんやハロちゃんにも相談できていません。*]
(183) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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― 翌日・どこかの休み時間 / 2年教室 ―
――…あ、先輩…… おはようございます。
[休み時間、天使の絵を描く先輩――許宮先輩が、教室を訪れました。 保健室で「また明日」と言ってお別れしましたが、律儀にもその通りにしてくれたのでしょうか。 瞳を伏せると長い睫毛が際立ち、先輩こそまるで一枚の絵画みたいに綺麗……]
先輩は、昨日はその後無事に帰れまし…って え、ぇえ あわわわわ……
[なんて、感想を抱いていると、その目が大きく開かれました。>>171 その両手に引き寄せられ、許宮先輩の方へと身体が寄ります。 そして甘いピアノのメロディを背景に、先輩の綺麗な歌声を間近で聞くのです――>>172>>173
で、あれば。 その旋律に私の声が乗るのも自然の流れでした……]
(184) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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♪ やっと出逢えた 貴方はそう喜んでくれて 雪に震えていた翼も その声に花開くよう 私を探し出してくれた貴方 その眼に何を見たのでしょう
初めまして 貴方は修道士《フラ・アンジェリコ》? 敬虔に信じ続けたから 逢える日が来た
ずっと待っていたと 夢見ていたと 高らかに奏でたその声に 覆う闇を晴らすかのように 私の心にも火が灯る
(185) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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( 君となら極致 届きそうさ ) ( 芸術的(artistic)に 審美的(aesthetic)に ) ( その瞳の奥 覗かせて ) ああ 私と貴方 眼と眼が合った
( 君となら絶頂 至れそうさ ) ( 分析的(analytic)に 解剖学的(anatomic)に ) ( 君のこと深く知りたいよ ) 丸裸にされていく 私の奥底まで
( 初めまして ぼくの描くべきひと《アンジェ》 ) ( 求めていたのは―― ) 私の衣に手をかけるのは――
(台詞)「――貴方なの?」
灯ったばかりのこの火 その声が焚きつけようとする ♪
(186) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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――…、
……え、ええっ あ、あの その なんと答えたら良いのか……
[あまりに情熱的な歌に、誘われるよう声を合わせていました。 けれど、許宮先輩のこのお願いは、とても綺麗な言葉ですが…… えっと、その、要するに―――……]
――――――…… ぅ、
[先輩の力強い頷き>>174に、思わずつられそうになりました。 でもでも ―――〜〜 どうすれば良いのかしら!*]
(187) 2020/01/13(Mon) 15時半頃
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──夜──>>180>>181
ぎ、……ッ!!
[みちりと体が軋む。 遠慮会釈の欠片もない踏みつけに、息が詰まって無様な息を溢した]
──なん、の、話……、ッ
[足首を掴んで体を起こそうとしながラン睨め付ける。胸倉を掴むうつくしい手を払い除ける余力は殆ど残されていなかった。痛みに呻く、が────
喜べ? 何を? 鼻で笑ってやろうとした表情が凍る]
(188) 2020/01/13(Mon) 16時頃
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────ッ!!!!!
[頭が真っ白に塗りつぶされる。 これは怒りか。憎悪か。それとも。]
ッざ、けんな!!!!
[動かしていなかった方の指先を無理矢理に動かして、燃え盛る黒い刃を編む。虹を纏う天使へ刃を向けようと──────]
(189) 2020/01/13(Mon) 16時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 16時頃
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[翻る黒刃>>189。 燃えるエーテルの気配に気付けば、朦朧としたままに地を蹴った。
虹の天使に向かう刃。 彼と刃の間に、この身を滑り込ませる。 炎に焼かれようと構わない、といった様子で立ち向かうのは、深層意識に宿る警護兵の本能だったかもしれない*]
(190) 2020/01/13(Mon) 16時半頃
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[反抗的に乱舞するピアノの音! 天に唾を吐きかける気性の荒さを表し ギターリフが逸れに重なる]
Holy shit!
神も悪魔もありゃしねえ 天には栄え?地獄に落ちろ
運命なんざ破って捨てろ 吐き気がするぜ 魂を食らう悍ましい貪欲
讃えてやらねえひれ伏すものか ──柘榴に毒を、この手に刃を! Holy shit!
(191) 2020/01/13(Mon) 16時半頃
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神も悪魔もありゃしねえ 共によろこび《Win-Win》だって? 舐めんじゃねえよ
何を知ってる?お前は誰だ? 冷たい眸の“天使様”とやら 吐き気がするぜ
shout/邪魔すんじゃねえよクソ天使!
[さあ、その刃の行方は**>>190]
(192) 2020/01/13(Mon) 16時半頃
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|
― 夜 >>188>>189 ―
[振われる刃に、バランスを崩させようと 咄嗟に踏みつける足に全体重をかけた。
間に入る影>>190に、薄蒼の目が動く。 刃を受ける様を、冷たい目でそれは見ていた。]
…いや、本当に便利だなあ。この天使は。 別に良かったのに。 わたしはこの“がわ”に興味が無いしね。
(193) 2020/01/13(Mon) 16時半頃
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|
[歌>>191>>192へ首を傾げ、]
さあ?
“わたし”を知るものなんて、 きっと居ないさ。
随分前に、誰かの 要らないものになったのだから。 [薄青の目が、細められる。 今だけそこには、明確な嫉妬の色が載っている]
[――それは、天使候補生の目と同じ色をしていた]
(194) 2020/01/13(Mon) 16時半頃
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|
にしても、違ったのかな。 また離れ離れになったんだろ。 如何あれ、会えるチャンスじゃないか
…だが、好い顔になった。 これなら旨そうだ。
どんな味がするだろうなあ。 さあ―――わたしを満たしてくれ。
[天使の顔に、“悪魔”のような笑みが浮かんだ。]
[ぐい、と胸倉を掴んだ手に力を込めた。 己へと近づけさせようとする。その額へ、祝福のキスを落とさんと。天使の権能で、感情を、魂を呑み込まんとする―――!]
(195) 2020/01/13(Mon) 16時半頃
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─ 乃束家、夜 ─
[熱い熱い歌が、空気に溶けていく>>123。 ノアの声が、音楽が、想いがのった音が>>116 伸ばした手と言葉はここにあって>>124
零れた言葉に、ぐっと口を引き結んで]
……〜〜っ ソウぅぅ!!
[でかい身体の青年は、たまりかねた犬のように桐野にがばっと飛びついた。]
(196) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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|
[届いた。とそう思った。みえなくても、信じるしかなくても、今夜のこの時間は。 痛いだろうくらいに腕に力を入れて、それから顔を上げて、]
〜〜っ 、ありがと な。
[ごめん。と、いいそうな言葉を飲み込んで、代わりに、応えてくれたことに、まだ少し震える声で礼を言った。]
(197) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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…っ はぁ……
[ソウがソウのままなことにほっとして、それで子どもか何かのように、そのまま力が抜けてしまった。ずるずるとそのまま、床に沈む。]
…… …… よかった
いや、まだなんも安心じゃねえけど でも ちゃんと 聞けて、よかった……
[顔の前に腕を置いて、息を吐いて、それで緩んだ意識はだんだんと暗がりにおちていった。]
(198) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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─ 深夜、乃束家 ─
[気づいたら寝ていて、起きたら知らない天井が上にあった。桐野かノアがかけてくれたのか、毛布が上にかかっていた。 のそりと身体を起こして、蛍光灯の光が落ちた室内を見回すと、窓辺に立っている背中が見えた>>138。]
……
[未熟だった黒い羽根が大きく広がっていく。]
(199) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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[声は、かけなかった。正しくは、かけられなかった。黒い羽根、これまでたくさん、自分の爪にかけてきたのと、同じ色の羽根。]
……
[── 昼間に会った黒い羽根のアイツの事情は、どうだったんだろうなと、少し、自分の右腕に手を添えた。 今の身体(いれもの)のそこに、かつて受けた傷はない>>2:88。なんども相争うなかで、顔を合わせてきた黒羽の執着を思い出す。]
(200) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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―戦いの記憶― 吠える獣 黒炎の剣線が焼く闇
chorus/“Abyssus abyssum invocat” ──地獄は地獄をよぶ──
[暗中、爪と剣が弾き合う音 獣の唸り声と、悪態が交差する]
戦場(いくさば)光と闇が切り結ぶ 黒き翼 銀の獣 射せ 貫け 喰らえ 残酷なりし外典(クルーエルアポクリファ)
chorus/“Abyssus abyssum invocat” ──地獄は地獄をよぶ──
(201) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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[争いの中できいた怒りの声が、あの堕天使が持っていた必死さが、何を由来としたものなのかを、獣は彼から聞いたことはない。
交わしたのは、言葉ではなく 互いに、血と傷だけだった。]
…
[話を聞こうとしていたら、どうなっただろう。と、少し思った。役目を果たすことしか見えていなかった頭では、思いつきもしなかったコトだったけれども。]
(202) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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[話せるようになって、言葉をもって 伝えられるようになって、 できることは増えた気がする。 早くなった、とも言えるだろうか。
人間社会の進化に、別な場所でマイクがやきもちを妬いているとは知らないまま、言葉を交わすことの意味に思いを馳せた。
ごろり、肩まで毛布を引き上げて横になって目を閉じて、]
…♪
"Good news"? "Bad news"?
It's Cool&Casual talk, Common ask
Hello!Mr.Tomorrow,How do you think? Will a small seed germinate tomorrow? I imagine in the blanket
(203) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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♪
Hello, Mr.Tomorrow. How do you think? Will a seed make a flower bloom tomorrow?
OH! My God! Please!Don't tell me the answer!
正解が知りたいってワケじゃない ただ 花が咲くその瞬間まで ワクワク待っていたいだけなんだ 雪の日の不安も 雨の日の憂鬱も ハリケーンと戦う瞬間だってそう
(204) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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♪
ただ そう 会えるのが楽しみで ただ そう 話すのが楽しみで
"Good news"? "Bad news"?
尋ねちゃみるけど ホントのところ
一目会えて 声まできけたなら どっちだって 最高にハッピーな今日だ ru ru ru ru... ♪
(205) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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[不安と期待と希望と願い事が 夜に沈んでいく。
眠る前に思ったのは、明日がいい日でありますようにとか、そんな愚にもつかない話だった。]
*
(206) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 17時頃
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─ 朝、登校時 ─
[そうして、三者熱いリリックを交わした夜を越えた翌日。
たらふく食べた後に、ぐっすり寝ている時間があった番犬は>>6、朝にはしっかり目を覚ましていた。
起きる時間だぞ、行かないのか。と、>>118 寝ているノアをつんつんとつついてみたが、これっぽちも目覚める気配がなかったのと、>>144 桐野が起こす作業に見切りをつけたのを見比べて、そういうものか? と後をついて出た。]
(207) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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─ 朝、登校の道中 ─
[まだ着慣れない制服をきて、桐野の後をおいかける。]
ソウ。
……ヨーラにも、羽根のこと。 今日、話すのか?
[自分で話すとは、言っていたけれど。それは桐野がワガママをいう前の話だったから、どうするつもりなのかの予定を道すがらで聞いた。]
(208) 2020/01/13(Mon) 17時頃
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♪ >>154 彼(か)の話じゃそうだっけな 良い麦を撒いた畑々へ それを天国と嘯いて 此処を天国としたならば 何故ここに悪があるんだろな おやすみのキス落としたその顔で 毒麦は君が撒いたんだ 「此処が地獄じゃありませんように」 「私は敬虔でありますように」 夢の中へ誘っている 満ち足りた天国は此処にある
太陽は堕ちて 夜が来て 人が眠る頃に 敵は来る
毒麦が何時か 眼を覚ます 優しい子守歌を 敵は謡う
(209) 2020/01/13(Mon) 17時半頃
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♪ 紛れた悪も黄金も集め 焼却炉は 何時開く? 「如何か毒麦じゃありませんように」 「私は敬虔でありますように」 蹲って願っている 誰がそれを決めるんだろな?
「此処が地獄じゃありませんように」 「私は敬虔でありますように」 夢の中で願っている 満ち足りた天国は此処であれ
太陽は堕ちて 時が来て 御使いは来りて 君に問う
その首に何時か 鉈がかかる 優しい子守歌を 敵は謡う
(210) 2020/01/13(Mon) 17時半頃
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[この天使は、感情――魂を 呑み込んでしまえる権能を天から授かった。
魂というのは感情が強い程溢れ、感情が弱い程弱まる。 血潮にも似て、己の中で再び作り出せるものだ。
退職してすっかり意気消沈していた父親が、惰性で始めた畑に徐々にやる気を入れ始める…みたいなものが、典型的な魂の減衰と復活の例である。
それを危険な量まで呑み込んだなら、 血潮と同じが如く、不調をきたす。 そういうものだった。
血でいうならば、貧血。 魂でいうならば、簡単には覚めぬ、深い眠りの形になるかもしれない。]
(211) 2020/01/13(Mon) 18時頃
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──夜──>>190>>193 ──っな、……!!
[残った力を振り絞った刃は朱鷺色の翼をした天使に阻まれる。震える指先、黒い炎が解けて消える]
テメェ……ッ
[エーテルを裂く手応え。 つめたい美声に背筋が冷える>>193 まるで魂のはあり方が変わってしまったようだ。果敢にも、無謀にも、睨み付けた眸。]
────、その、色…………
[>>194澄んだ水色に大罪の色。]
ど、して、……あの候補生と、……
(212) 2020/01/13(Mon) 18時半頃
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──っ、……なんも、しらねぇのに、……! 余計な、お世話だッ!!!
[漆黒の悪魔を仄めかされると情緒が目に見えて乱れる。そんなに単純なものではないのだ、自分にだってわからない!! 胸倉を掴み返そうとしたが叶うだろうか。
心を逆撫でされて、怒りに染まり、それこそ、“旨そうな”と嘲笑されそうな表情を晒した。 《悪魔》のような笑みに息を飲む。 ────薄水色の/虹を帯びた双眸から、縛り付けられたように目が逸らせず。
耳を塞ぐこともできない>>209>>210]
(213) 2020/01/13(Mon) 19時頃
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─ 夜 ─>>212>>213
[果敢に睨みつけた瞳に、冷たい目が動じることは無く]
[目の前にある「食事」に、それ以上己を語る必要は無いと、その動揺も軽視したまま]
[簡単に崩れる情緒に口角が上がる。
胸倉を掴み返されて、勢いのまま顎が上がれば、 見下したような形になったそれは、 嘲笑うかのように、冷たく煽るようであった。]
[深い子守歌のような歌が 魂を呑み込む、額への祝福のキスと共に BGMとして流れていく―――…]
(214) 2020/01/13(Mon) 19時半頃
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────ッぐ、ぅ……ッく
やめ、…───ッ、や、
[胸倉を掴んで握り締めた手から力が抜けていく。 >>211──喰われる。 再現ない孔に引き摺り込まれるよう。
体がずるりと傾いで、 そのまま、がくりと項垂れて。
冥府の如き深い眠りの底に誘われた*]
(215) 2020/01/13(Mon) 19時半頃
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キランディは、シーシャへキスを落とせたならば、掴む胸倉を雑に離そうとする。
2020/01/13(Mon) 19時半頃
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[エーテル体を、魔の黒炎が裂いた>>212。 腹部に呑み込まれた刀身は、じくりと傷口を蝕んで消える。]
ぁ"――……?
[喉の潰れるような音。疑問のかたちに音尾があがる。 どうして。何が起きてる?]
(216) 2020/01/13(Mon) 19時半頃
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[エーテル体は、つまるところ精神体だ。 意識を失い、暗示の権能で動いていた木偶人形は、精神を斬られるという荒療治で偶然にも叩き起こされる。 虚ろだった視線が僅かに光を取り戻してぶれた。
が、暗示が解かれたわけでもない上に、傷口から闇に侵食されエーテルをほろほろと零し続けるせいで、刹那戻ってきた意識も虚ろ。 奇しくも、天使の身体を守り、堕天使の一撃を受けた状況。 腹を押さえ数歩後ずさるも、つくべき相手は見誤ったまま。]
(217) 2020/01/13(Mon) 19時半頃
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(候補、生……?)
[そこに、命より優先するべきフレーズが耳を打つ。 ふいに、先程目のあった、さめた薄青>>140が思考を掠めた。 あの瞬間は、痛みが勝ってまともに見ることなど叶わなかったが。 思い返せばあのいろは、穏やかに微笑む、周りから愛される、心やさしい少女と、おなじいろ。]
(218) 2020/01/13(Mon) 19時半頃
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ッ……!
[激情。 精神を喰らうための歌声>>209>>210が聞こえても、腹の傷を自らの手で抉り無理矢理意識をとどめた。 自身に直接向けられた歌でないからか、はじめに聞いたときほど身体を"持っていかれる"感覚はない。 堕天使を喰らおうとする友の後ろから、怒りと審尋を込めた視線を向ける*]
(219) 2020/01/13(Mon) 19時半頃
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―虹色の天使の手に握られて……>>139 >>140―
音量・指向性に関するご希望を承認。完了。
[イースターは地におちた彼と一緒に地に叩きつけられたが、丈夫なので故障はしなかった。柄がぽっきり折れてしまうかも?と思っただけで、柄も無事だ。多少カケが出たり、傷になっただけ。機能に支障はない。
イースターは彼の歌をサポートする。>>153>>154 この世の仕組みで惑うものに時に問題提起をすることは福音的だが……これは少々事情が違ってきこえた。]
(220) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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[虹色の天使はこれから歌うのは空の堕天使や、 友人にも聞かせる歌なのだと言った。]
(221) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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[>>215 傾いだ身体に、掴んだ胸倉を離し、雑に街路樹へと放り投げる。多くの魂――感情を奪ったとはいえ、まだ多少の遅効性はあるかもしれない。それでも碌に動くことは出来ない程の眠気は伴うだろう。
暫く視線を何処に向ける事も無く俯いていた。] [やがて、怒りと審尋を込めた視線>>219に、 ゆっくりと振り向いた。]
[肉の壁として切られたせいか、それとも。 先程までよりは暗示の解けた様子だ。]
おや。 起きたのかい?
[その眼はやはり薄蒼の色で、 無表情のまま。冷たく友を見つけている 言葉尻だけが、かつての天使のそれを沿っていた]
(222) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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[――「はた迷惑な子供だよね。本当に。」>>3:273
そう話しながらレイは 『無力がつらかったのだ』と話した。>>3:271
福音。 その言葉をイースターは日々を生きるヒントなど、かなり広い意味をこめながら扱っているが、レイの一言はたしかにイースターにとっては福音(ヒント)だった。
無力がつらい。当時、マイクとして戦場にあったイースターはそれを別段おもわなかった。
舗装された道を引きずられ、硬い柄が堕天使におもいきり振り下ろされる。
イースターは持ち主の望む通りに機能を果たしながら、なるほどとどこか納得していた。 今現在の無力さに。**]
(223) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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─ 朝・登校中 ─
そういうもんだよ。 子供じゃないんだから自力で起きるだろ。
[男三人、熱いリリックを交わしあった翌朝だ。嬉しい気持ちと裏腹に少し気恥ずかしさがないでもない。照れ隠しに、のあに対する態度にいつもより心持ちぶっきらぼうさが増していた。>>207>>208]
……うん。
後でヨーラにも話すよ。 あいつにはちゃんと知ってて欲しいからな… その時はお前もついていてくれるか?
(224) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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[その笑顔は少し頼りなかったかもしれない。 夜中、シロが起きていたことは知っていた。きっと自分の姿を見ていただろう。 ──それを受け入れる自分も。]
ん、今初めてゆっくり見たが… 制服似合ってるじゃないか。
[他愛もない話を繰り返しながら、学園へと向かった。]
(225) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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─ どこかの休み時間・2年教室 ─ [変態…ではなく変人で有名な3年生、許宮ニコラス瑛二が異様なキラキラオーラを放ちながら教室に乗り込んできた。そのいやに美しい顔立ちは「この先輩も実は天使なのではないか」と思わせるものだった。昨日からの天使と悪魔の顔面偏差値大洪水のせいだ。]
…ん?
[先輩はヨーラに近づき歌う。]
おい、シロ。 俺は自分の耳を疑っているぞ。
(226) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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……最悪な寝起きだよ。
[>>222絞り出した声は低かった。 改めて見た瞳は、氷のように冷たい。 ああ、候補生の瞳はこれから来る春を思わせるのに、この友のいろは、極寒の氷原だ。 感情の乗らない顔が、刺さった。 まるで知らない男があいつの下手な真似をしているみたいで、癇に障る。]
ヨーランダに何かしたのか。
[問う。それだけで答えが返るとは思わない。]
(227) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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[芯に火が灯っただとか絶頂だとか なんだとか…? なんかエロいこと色々言われてないか?? 手取り足取り…だとかを話しているのは聞こえたか聞こえなかったかはさておき、変態…ではなくて変人の先輩がヨーラの手をとったのは見逃さない。>>174 桐野は勢いよく席を立ち、二人に詰め寄った。>>187 先輩がヨーラに何の用かは知らないが…] ヨーラ。 俺は誰にでも応えようとするなって言ったよな?
[声に籠もる苛立ちは隠せない。 先輩の腕を掴み、ヨーランダから引き離そうとする。]
(228) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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自分で断れるようになれって言ってる。 …わかるな?
お前そんなんじゃあ…!!
[いつかきっと、天使になってしまう。
──俺が堕ちたのと同じように!**]
(229) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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・・・・・ ――答えろ、キランディ。
[普段けして呼ぶことのない名を添えれば、反応はどうか*]
(230) 2020/01/13(Mon) 20時頃
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|
何。喋れる元気があるだけ僥倖、 …っていうのは如何だろう。
[>>227 飄々としていたこの天使が冗談交じりに 言いそうな事だった。 そう言って、口角を上げ目を細める。 天使のような微笑みを作った。]
何か? さあ。 何だろう、電話はしたかな。
[答える。何時もの雑談のような言葉が返る]
(231) 2020/01/13(Mon) 20時半頃
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[>>230 呼ばれた名前に、ひゅ、と喉が鳴った。
今度こそ紛れもない、 普段呼ばれる事は決してなかった真名。]
[むず痒いような感覚がする。 ・・・・・ 無視し難いような感覚がする。]
[瞬きを一つ落とした先。 そこに薄蒼の相貌は無く。
紫の相貌が、そこにはあった]
(232) 2020/01/13(Mon) 20時半頃
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|
―――、 ……
[焦点が少し定まらないような、ぼうっとした様子で、己の首を触る。首輪がかけられたような違和感。勿論そこには何もない。]
[視線はゆるゆると、己の腹を見る]
[途端。天使は何の躊躇いも無く 己の口へ指を突っ込み。舌の奥を押し込んだ。]
(233) 2020/01/13(Mon) 20時半頃
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、 っ ぇ゛げ゛え゛ぇっげ、 ぶ、 っ、 ぉ゛ぇ、
[腹を抱えるように身体を折り曲げた。 濁った虹色の羽が揺れて、歪なグラデーションを描く。 嘔吐くような声が上がる。 それでも、先程と変わらぬように、 胃が痞えているかのように中身が一向に出てこない。]
(234) 2020/01/13(Mon) 20時半頃
|
|
どうだろうも何も。 あの歌の力ひとつトバしてくれるだけで、喋る以上の元気も出るんだけど?
[>>231それは叶わぬ願いだろうということくらいはわかる。 そうするつもりがあるなら、堕天使に相対するに当たって、こちらを足止めする必要はないはずだ。 悪魔も堕天使もいちいち癇に障る。行動のひとつひとつが嫌いだ。 その堕天使を深淵に落とすのを、オレはきっと止めなかった。]
電話ね。
[一笑に付す。 それでそんな変化が起きるなら、剣はいらない。]
(235) 2020/01/13(Mon) 21時頃
|
|
[が、"名前"を呼んだ瞬間、変化があった>>232。 薄青が赤みを帯びる。見慣れた藤色が瞳に灯った。
僅かに安堵する。そこにいるのは、天使の姿に見えた。 首に触れ、腹を見。そうしている友に、改めて質問を重ねようとしたところで。]
な……、え。
[天使は唐突に手を食った>>233。 喉奥を圧迫して、嘔吐きだす。 先程の様子が思い起こされ――そして、"中にいる何か"を吐こうとしているのかと予想する。]
(236) 2020/01/13(Mon) 21時頃
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|
……それ、吐かないと話せないヤツ?
[しかし、一向に生理的な分泌物以外が出てくる様子はない。 繰り返し喉を虐めるのを見下ろしながら、静かに聞いた。 案外、友人が目の前で嘔吐しようとしているのは見ていてつらい。 "キランディの中には何かがある"それだけでも、情報としては大きい*]
(237) 2020/01/13(Mon) 21時頃
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|
[口からは一向に何も出てこず。 友から声を掛けられた>>237ところで、 ゆるゆると口から指を出した。]
[痛めた喉に息を切らしながら視線はぐるりと回って、 街路樹の中に放られた堕天使>>215の姿が目に留まる。 胃を擦ったまま、暫く押し黙る。]
―――あの堕天の子、 後で運んどいてくれるかい、
[友の質問には答えず。此方の要望を友へと告げた]
(238) 2020/01/13(Mon) 21時半頃
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……はぁ。
[結局答えないのかよ、というのは飲み込んだ。 吐かなければ話せないのか、と聞いて、答えが返らないなら、肯定と受け止めるだけだ。
しかし哀しいかな、今こうしてキラの方を見、言葉交わす程度で精一杯なのだが、どう運べというのか。 意識を落とされた堕天。悪魔と対峙するのに力を借りた恩はあるので、意識のない間くらい、運ぶのはやぶさかでなく、曖昧に返事はした。]
(239) 2020/01/13(Mon) 21時半頃
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|
[曖昧な返事に、視線がようやく友の方へと戻る。 いつも通りの微笑みが浮かんでいたが、流石に疲れたような色が残る。]
有難う、
若し起きたら、彼に謝っといてくれ… ちょっと今は戻せそうにない…
[手が痺れるような感覚がした。そこで手にスタンドマイクが握られていることに漸く気付く。強く握りすぎた指は白くなっていた。]
[柔らかく持ち直すと、“友へかけた歌は解かぬ”まま。 人気のない道を去ろうと足を踏み出した。]
(240) 2020/01/13(Mon) 21時半頃
|
|
[朋友は、疲れたように笑っていた>>240。 こんなにも知った顔なのに、やはりどこか遠い存在になってしまったような気がする。 謝っといてくれ? 戻せそうにない? 昏睡させておいてなかなか身勝手な言い分に、どう言葉を返してやるか探しているうち。]
ッ、おい!
[去りゆく背に声を上げても、歌の力は解けない。 イースターを持っていくのも、止められなかった。]
(241) 2020/01/13(Mon) 22時頃
|
|
ああ、クソ、
[背中が離れていく。 傷を抉りエーテルを垂れ流しでようやく立っているようじゃ、追うにも追えない。 暗示ではなく、精神消耗のしすぎで倒れそうだ。
重い足をどうにか、数歩。 キラ自身の頼みだからか、何とか動いてくれた。]
(242) 2020/01/13(Mon) 22時頃
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|
重、
[意識のない男>>215の身体を抱きかかえ、無理矢理翼を開く。 まったく、どこへ運べというのか。 聖愛のマンションに戻ることも考えたが、流石にヨーランダに手を出しかけた堕天使を匿うのに場所を借りるのは憚られた。 結局、ふらりふらりと夜の街を飛び、途中で力尽きる。
家出天使はこうして生まれた*]
(243) 2020/01/13(Mon) 22時頃
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|
[胃が限界まで膨らんで軋むような痛みがする。 当然だ。此処には既に先客が居たのに、たった今、此処で数えられる数だけでもう一人増やしてしまった。]
[胃を擦る。背に友の声がかかる。>>241 ゆるゆると視線をそっちを見てから、]
大丈夫大丈夫…、心配要らない
ちょっと昔の仕事が、残ってるから 仕事してくるだけだ
あんなに、綺麗な魂だったんだ… まだきっと救ってあげられる… 満たしてあげられる。
(244) 2020/01/13(Mon) 22時頃
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― どこかの休み時間 / 2年教室 ―
[己の熱に応えるような歌>>185>>186に、期待に満ちた眼差しでヨーランダを見つめる。 薄青く澄んだ瞳に見つめ返されて、陶然と目を細めた。その唇が合意の言葉を紡ぐのを、その首がかわいらしく頷くのを、柔らかく温かい手を握ったまま待つ――が、横からかけられた声>>228に、つまらなそうに冷えた目をちらりと向けて、またヨーランダを見上げた。]
ねえ、ヨーランダ。ダメなのかい?
[眉を下げた悲しげな表情で重ねて問いかけるも、腕を掴まれ引っ張られれば流石に割り込んできた相手に顔を向けた。ヨーランダの手を放す気はなかったが、如何せん非力なので容易に引き剥がされてしまった。仕方がないので立ち上がる。]
なんだい話の邪魔をして。 その口ぶりじゃ、別に恋人ってわけでもないんだろう? だったら別にいいじゃないか。
[肩を竦め、眼鏡の後輩を見る。 彼とヨーランダの関係性は知らないが、交際関係というより保護者という印象を受けた。]
(245) 2020/01/13(Mon) 22時頃
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何。君、勤勉だし。 ちょっと離れても、大丈夫だろ?
[緩く指さす様は、昼の時のように>>2:237 あの時の言葉の本意は隠したまま]
いや、周りが恵まれていて、 私は僥倖だ
[微笑みを伴へと返して、ぺたぺたと、疲れた足取りで。 天使は街を歩いて行った。]
(246) 2020/01/13(Mon) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 22時頃
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[友の姿が見えなくなって少しして。彼が夜の街を飛んだ頃。>>243天使は手元のスタンドマイクに声を掛けた。
子供の頭を撫でるかのような柔らかさで、少し指先で、柄を撫でる]
……お前、名前はなんだったっけ…
…まあいいか…拡声器。 ぼんやりとしか、覚えてないが…
私が歌った歌を、停止。 彼を楽にさせて、あげなさい。
いやぁ…ぼろぼろの中、 ずっと立たせてしまって悪いことをした…
[先程の相手を跪かせる歌>>154を解くように、イースターへと告げた]
(247) 2020/01/13(Mon) 22時半頃
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|
なんか、奢らなきゃならんなぁ。
いや、なんだっけかなあ… あの飲み物の名前…
[傷む腰に間抜けな悲鳴を上げながら、羽根を畳む。 今は飛ぶ余力もない。濁った虹の羽は目立つだろう。 逆に人に紛れてしまった方がいい気がした。
小さく畳んだ羽根をストールの内側に仕舞う。 スタンドマイクを持ったまま、人の見える姿へとなった青年は、ふらふらと夜の街を進んでいった。**]
(248) 2020/01/13(Mon) 22時半頃
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|
[>>247 現在の持ち主に問いかけられて、イースターはすぐに応答する。]
ボクはイースターです。
承認。 心に届いた歌は残るものですので すぐに歌の効果が切れる保障は致しません。 イースターは拡声器としての機能を一度停止します。 宜しいですか?
[友人に対して今度は思い遣るようなことを口にする天使のお手元で、マイクとしての機能を一旦OFFすると、マイクにかかっていた虹の輪がヴン……と消えた。]
飲み物?ワインですか? ……
[天使と共に虹色のマイクは夜の街へ消えていく。**]
(249) 2020/01/13(Mon) 22時半頃
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イースターは、有働の時よろしく、じきに歌の効果は薄れていくだろう。
2020/01/13(Mon) 23時頃
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おお、イースターか。 んん、大丈夫。 構わんよ。 [>>249 消えた虹の輪柄エフェクトに、 親指で優しくこするよう柄を撫でる。**]
ああ〜 ワインかぁ。 んん、定番だ。 それも改まってて良いかもしれん。
若い子が面白がるものも、 いいんじゃないかって思ってね…
彼、気持ちが若そうだしなあ、まだ ……
(250) 2020/01/13(Mon) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 23時頃
|
─朝、登校中─
もちろん! 側にいるぞ。 今日は朝からちゃんと教室にいれる。
[>>224 しっかり頷きを返す。話すときは傍についていようと思った。>>225 ただ、桐野の笑顔は少し、いつもよりも元気がないように、青年の目には見えた。 ──ぱんっと桐野の肩を叩く。]
さんきゅーな!
服って色々あっておもしろいな。 毛皮は冬と夏のふたつしかないから新鮮だ。
[他愛ない話を繰り返しながら、並んで学校に向かう。朝はそれ以上、天使とか堕天使とかの話は出さなかった。]
(251) 2020/01/13(Mon) 23時半頃
|
|
─ どこかの休み時間、2年教室 ─
[朝の間に、昨日よりも清々しく感じる空気に、やや首を捻りながら全校朝礼での体育教師の移動の話を聞くことになった。洗われたような空気はなんとなくとしかいいようがないが、周囲からは嘆きの声があふれていたから、人気がある教師だったんだな、とそんな話を桐野にもした。
教室には、有働の姿はない。昨日の一件から、その他の生徒たちからは、やや遠巻きにされている。元々、普通にしていると不良じみた顔立ちだ。いちおう転校生という扱いでも、近寄りがたく思われているのかもしれなかった。その教室へ存在する道を切り開いてくれた有働は病院に運ばれていると聞いたので、放課後に見舞いに行こうかとそんなことを考えて外を見ていた。
そこに、昨日の保健室にもいた顔が入ってくる>>171>>172>>173。]
ソウ、これは…… もてもて……ってヤツか?
[>>226 耳を疑う。という桐野に、事情をとらえきれずに疑問形で声を返した。]
(252) 2020/01/13(Mon) 23時半頃
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[入ってきた相手の歌に、攻撃の意思は感じなかったが、手を取るのには、ぴくっと肩を揺らした>>174。]
あのセンパイ、ヨーラにモデルってやつを 頼みに来たんだな?
ありのままの姿で、 てとりあしとり、 色々おしえてあげるって
[犬から人になっても、耳はいい。意味をかみ砕こうと声にする間に、隣に座っていた桐野が席を立った。]
(253) 2020/01/13(Mon) 23時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/13(Mon) 23時半頃
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――夜明け前――
[堕天使を抱えて夜の街に飛び立つ。 しばらくして、身体が軽くなる感覚があった。 暗示の権能の影響が消えたらしい。 とはいえそれで腹の傷が治るわけでもなく、じくじくと痛むのを耐えながら飛んでいた。
せめて、せめて回復に向いた場所まで。 無意識的に自然物を求めながら彷徨うも、今や人の暮らしの中にはコンクリートの建物ばかり。 吸い寄せられるように辿り着いたのは、天獄学園の中庭に併設された、小さな植物園。 生物の授業で使われる他、昼休みのお弁当スポットにも人気の場所だ。]
(254) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[そうとは知らないまま、薄れかけた意識でふらり、ふらり、落ちていく。 植物園隅の一区画で、崩折れるように力尽きた。 倒れるように眠っている、来園者。 加えて花のない区画にも関わらず、花の香りがすることに気づく生徒はいるだろうか**]
(255) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[―――胃が痛む。]
[擦り切れるような。]
[意識が持っていかれるような。]
[千切れて消えるような、喪失感。]
(256) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[朝が来る頃には、差し込む陽光と草木のエネルギーを受け取り、エーテル体が微かに光を纏っている。 しかし、植物園という明るい場所柄、その光は漂う花の香りより目立ちにくい**]
(257) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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― 早朝 ―
[冬の朝は遅い。未だ暗く、 冷え切った一月の空気に、ひとつ白い息が上がる]
[虹のスタンドマイクを持つ青年が、足を止めた。]
(258) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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― 早朝/天獄学園・玄関口 ―
[早朝の玄関口。そこに人影の姿があった。] [くすんだ虹の羽を揺らし、生徒の名前を探すように 指が靴箱を扉をなぞっていく。]
え〜と…き、 き… き… …………いや、多いな? いや〜…豊かな時代なもんだ…
―――おお。 あった。
[靴箱の扉を勝手に開ける。 手元のスタンドマイクを少し上に掲げた。一般的なスタンドマイクのサイズは1mなぞ優に超える。]
……んん。入らんな。
[コンマ5秒で判る当然の帰結。]
(259) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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イースター。 此処に入るくらいのサイズになりなさい。
[お手元のマイクに、靴箱を指さしながら天使は告げ、 縮めたイースターをその中へと入れた。]
(260) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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― ??? ―
[銀鏡伶が生きた二十年のうち、ちょうど後ろ半分は未練と反骨が育んだものだ。>>1:468]
(261) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[繰り返しとなるが、伶は今回、ヨーランダの"選択"を見届けに帰国した。
十年前、天使候補生だった際に自分は選択を誤り大失敗した。 かつての自分より年齢が高く、より清らかで、良き周囲に恵まれた彼女であれば、自分の時とは違った結末を見せてくれるのではないか――…
託した>>3:334、などと言えば聞こえは良いが、ただの自我(エゴ)だ。
自分勝手な欲でヨーランダの成長過程に干渉したのだから、知られることになれば批難されてしかるべきだろう。 (とは言え、もともと心の綺麗な子供だったヨーランダが悪い道に走らないよう、ちょっと過保護にしていただけとも言えるが。)]
全て、未練が伶を突き動かした結果である。]
(262) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[ところで、伶はヨーランダが天使になるという選択をした場合に、それを止める事は無いとしても…… 決して天使、およびその上――神について、快くは思っていない。
それは子供の自分が拙かったとは言え、善かれと思ってした行動>>3:269>>3:270を認めてもらえなかったことへの不満(逆ギレ)が大きい。 しかし、それだけではなく、「その後」も大問題だった。]
(263) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[※ 以下、完全に伶の主観が色濃く反映された話。]
[自分の犯した過ちに押し潰されそうだった幼い伶の許に、一人の天使が現れる。 真っ白な翼持つ彼の姿は、天使になれなかった自分でも見る事ができた。>>1:10
彼は傷付いていた伶の心をケアしようとする。 天の意思か、彼自身の判断か……いずれにせよ、伶という問題だらけの元候補生に対しては手厚すぎるアフターサービスだ。
その時の伶を満たしていた感情――魂などとても単純で、無力感から来る悲しさ・悔しさ・怒りで5:4:1といったところ。 極めて分かり易いそれを消化するのは容易いことだっただろう。
しかし、その原因となる失敗の記憶――傷跡が深く残り続ける限り、血潮>>211は止めどなく溢れ続ける。]
(264) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[なればと思ってこそだろうか。 その天使は、"祝福"を伶に施してくれた。
ぐっすりと眠りに就けるよう。 優しい夢に、つらい出来事を忘れ、心が癒えるよう。]
(265) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[ ――――冗談じゃない、と思った。 ]
(266) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[伶はその時点で前述の逆ギレもあって、その失敗――悲しさ・悔しさ・怒りを糧に立ち上がろうとしていた。 ちょっとグズグズべこべこしてはいたが、もうちょっと休んだら本気出すつもりだったのである。
※※※ 伶の主観です。※※※
実際に祝福によるケア無しにそうできたかはともかくとして――… 伶は子供ながらに「ニンゲンのまますごい人に成長して、いつか神様や天使なんて必要の無い世界を作って、お空に向けて中指立てながら唾を吐いてやるんだ!」と思うようになっていた。
本気で天使になりたかった子供。今は?>>1:498 返す答えはもちろん「クソ食らえ」である。ルイには言わなかったけれど。]
(267) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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─ どこかの昼休み、2年教室 ─
[先輩の柔らかい微笑みと温かな手のぬくもりと熱に、どきときと心臓が鳴っています>>245。]
だ…… ダメ、といいますか……
あの、ありのままの姿で、というのは、 私は、どうしていたら、いいのでしょうか
[心を込めての頼み事の手です。どうしても無下に、振り払うことができません。ただ、頼み事の内容を確認を、と思ったのは、昨夜の怜おねえちゃんのお話が頭に残っていたせいでしょうか。]
(268) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[そんな伶にとって、悲しい事を忘れるような暗示の込められた祝福なんてものは、邪魔で邪魔で仕方なかった。 人間である以上は睡眠を取らない訳にもいかないが、伶は残念ながら「凡庸」>>1:107ではなかったので、強い意志で抗い続けた。 慢性的な寝不足で情緒が安定せず、ヨーランダにも酷くあたったりしてしまった。
効き目が悪いと取られたのか、何度も何度も、でこチューされた。
もはや祝福どころか呪いとなったそれは、今もまだ効果が続いているのか、それとも既に自家中毒で生み出し続けているのか――とにかく未だ伶に刻まれ続けている。 そして、その祝福に抗い続けるに伴い、天使嫌いは更に加速した。]
(269) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[何度もその暗示と眠りに挫けそうになった。 もうあんなこと、忘れてしまえばこんな苦労しなくて良いんじゃないか――そう思う事もあった。
事実、一度は折れかけている。>>2:44
どこぞの悪魔の「やりたいようにさせる」甘やかしのおかげで「忘れる」という甘えに逃げずに済んで今の伶があるのは、一種の皮肉かもしれない。]
(270) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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[さて、こんな長いモノローグを挟んでおいて曲の一つも流れないのでは、落ちも締まりも無い。 だから伶の感情が、魂が――突然歌い出すのは反骨の歌。
聞いてください。『反逆の歌』]
(271) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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♪
似合うはずもない 甘い逃げ道 あの日の残響が この歌になった 天使の名残羽が今も肩にのしかかる
あの日無様に膝を折って舐めた地べたは 辛くて酸っぱい味がした 呑み込めやしない 恨みがましく見上げた天に唾を吐け!
鎖よりも頑なに絡んだ糸は 僕の五線譜に引っかかったまま
砂塵のように崩れそうな骨を拾って 藻掻き掴んだ頂は宙(そら)の彼方...
(272) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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♪
許されるはずもない 幼い過ち あの日の残骸が この身を成した 天使の名残羽はこびりついたまま
今もしつこく耳を擽る囁きは たいそう甘ったるそうだ ほざかせやしない 涙のように溢れた怒りで吠え立てろ!
耳障りな賛美の歌に震えて 僕は五線譜を掻き毟り続ける
地を蹴り跳んで描く未来の現実-リアル- 鎮座する頂は宙(そら)の彼方...
(273) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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♪(かっこいいギターソロ)
ギュルルルギャギャギャ ギュィィーンチュインギー ギャラルルギュギュルギュィィィンギャギャギー ギャインギュィィンギュンギュゥゥンギャギギャー
ギュルルルギャギャギャ ギュィィーンチュインギー ギャラルルギュギュルギュィィィンギャギャギー ギャインギュィィンギュンギュゥゥンギャギギャー
ギャララギャラララギュィィィン... ギャギャギ ギャララギャラララギュィィィン... ギュルルララ
ギュギギギュギギギュルルルギュギギギ
ギュルルルギャギャギャ ギュィィーンチュインギー ギャラルルギュギュルギュィィィンギャギャギー ギャインギュィィンギュンギュゥゥンギャギギャー
ギャィィン...
(274) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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♪
この声が続く限り
反逆の歌を吠え立てろ
(275) 2020/01/14(Tue) 00時頃
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♪
鎖よりも頑なに絡んだ糸は 僕の五線譜に引っかかったまま
耳障りな 賛美の歌に震えて 僕は五線譜を掻き毟りつづける
高らかに誇り叫んだ その向こう 鎮座する頂は宙(そら)の彼方...
(276) 2020/01/14(Tue) 00時半頃
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― 朝/屋上 ―
―――――――――…
―――――――― ッ !!
(277) 2020/01/14(Tue) 00時半頃
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(ガシャァアン!!)
[レイの右腕が、屋上のフェンスの支柱を強く殴りつけた。 巻かれた包帯の下、縫合した傷口が激しく痛む。]
……っ くそ。
[寝不足からか、気付けば寝落ちかけていた。>>155]
(278) 2020/01/14(Tue) 00時半頃
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――…良い眠気覚ましじゃないか。
[痛む右腕を左手でさすりながら呟く。 伶は、今なお眠りに就く事が嫌いだ。]
[大人になった今では、昔よりは天使たちに対する悪感情もいくらかマイルドになっている。 彼らも社会や仕事があって動いているし、それについて理解もできる。 ルイとなら今は普通に話す事だってできた。]
(279) 2020/01/14(Tue) 00時半頃
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[けれど。 「あの天使」だけは、もし再会する事があったら…… CoolさもCleverさもかなぐり捨てて一発殴ってやりたいと思っている。]
[その彼が、当時とはまるでその色彩も変わっており、 おそらくは伶のことなど全然覚えていなくて、 更にはそのあり方すらすっかり変わりつつあるとしても――**]
(280) 2020/01/14(Tue) 00時半頃
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― 早朝/天獄学園・玄関口 ―
承認。 イースターをハンドマイク形態に変更します。
[マイクを携えた天使のお手元、スタンドマイクの柄がカツンカツンカツーンと縮んで小さくなった。]
変更いたしました。あ。
[そのままイースターは靴箱に押し込められた。 暗くて狭くて長年使われた感のある独特な箱であった。]
(281) 2020/01/14(Tue) 00時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/01/14(Tue) 00時半頃
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[狭い靴箱の中。硬質な扉を閉める前に、天使はマイクへと声を掛けた。]
イースター。
わたしの友は今、 とても優しくて、正しい事をしようとしている。
ただ正しい者には、 何時だって困難が付き物だ。 子山羊を、応援してあげなくては。
君はプレゼントになりなさい。
その子の力になってあげなさい。
[微笑むように細められた目。 マイクを見つめる双眸は、冷えた薄蒼色をしていた]
(282) 2020/01/14(Tue) 00時半頃
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[扉を閉める。 そうして、天使は玄関口から ひたひたと、裸足で歩いて何処かへ消えていく。
―――閉められた靴箱の扉。 そこには、「桐野」と名前が書かれていた。**]
(283) 2020/01/14(Tue) 00時半頃
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― 桐野の靴箱のなか ―
正しい者が正しいことを……
[言葉の意味があまりわからないように繰り返す。ローディング音。イースターには難解だった。 正しい者という言葉を真に取り扱えるのは神なのではなかろうか。イースターは不思議に思った。天使という御使いがゆえ、正しさを代弁してみているということだろうか。イースターは神でも天使でもない。ただの道具であるがゆえ、真意は不明だ。]
……
要請を承認しました。 困難と試練にもまた対話(セッション)はつきものです。
確認。 ここで待機をしますが宜しいですか? 贈り物はいいものですね。 [靴箱の扉を閉じられて、真っ暗になった空間で天使の足音が遠ざかっていくのをきいていた。**]
(284) 2020/01/14(Tue) 00時半頃
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― どこかの休み時間 / 2年教室 ―
[断るとも決められずにいる間に、昨日言われたのと同じ忠告が届きました>>228。]
奏くん、
[また、同じことを言わせてしまっていて、そのことに眉が下がりました。自分の優柔不断がちくりと胸に刺さります。]
こ、恋人では、ないですけど お友達なんです。
[>>245 ただ、奏くんと関係がないようなことを言われるのは、それは寂しくて。先輩の言葉をとめたくなってしまって、袖を引きました。]
(285) 2020/01/14(Tue) 00時半頃
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─ 休み時間/2年教室 ─
ほらみろ! お前が歌なんて返すから先輩がその気になってるだろう!
[いつもの桐野を知るものなら彼がいつもより幾分か理性的ではないことがわかるだろう。期待を含んだニコラスの瞳と、怒気を帯びた桐野の瞳がヨーラの方へ向けられる。ヨーラから引き剥がしたニコラスの腕は、未だ掴んだままに。>>245]
……ただの友達…てより幼馴染だよ。 けど、幼馴染がセクハラめいたことをされて 黙ってもいられないんでな。
(286) 2020/01/14(Tue) 01時頃
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[セクハラと断じるのが早すぎる。いかがなものなのか。そういうところが保護者に見えるということなのではないだろうか。けれど桐野にそれを判断する能力は今はない!!]
大丈夫だヨーラ。 お前は俺と居れば良い。
[そう告げた桐野の手に握られたものは…──]
(287) 2020/01/14(Tue) 01時頃
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─ 回想:朝/靴箱 ─
[学校に到着して、下駄箱を開きそこにあったものを目にしてぎくりとする。>>284>>283咄嗟にシロの方を確認するが、彼は転校生なので少し離れた下駄箱を用意されている。こちらのことには気付かなかっただろう。]
お前、こんなところで何…ッ
(288) 2020/01/14(Tue) 01時頃
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─ どこかの時間の昼休み、2年教室 ─
[桐野の後を追って席を立つ。ニコラスの割って入った桐野を突き放すような物言いに、ヨーラを天使扱いするのが気に食わなかったという感情だけでむっとした顔をしながらも、白鳥とは逆に、桐野の腕を引く。]
ソウ。
そいつ、ヨーラを攻撃しようとはしてない。
[──脱がそうとはしているかもしれないが──それはさておき、きちんと合意をとりつけようとはしているし、向けているのは悪意や敵意の類いでもない。
いつもの、シロが知っている桐野なら、理性でわかるはずだとそう考えて、落ち着けとまでは言わなかった。]
(289) 2020/01/14(Tue) 01時頃
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[反射的にコレがイースターだと判断し、手にとったが桐野はこの姿のイースターを見るのは初めてだ。《聖遺物》を直感的に理解できる。改めて自分は堕天使になったのだと実感した。 そしてイースターを… この《聖遺物》をどのように使うべきか。 はっきりとわかる。
だってこの《聖遺物》は… ──あまりにも歌うための姿をしていた。]
仕方ないな。少しの間じっとしていろよ。
[小声で語りかけ、彼を懐に忍ばせる。 ニオイ…神気に敏感なシロは、気付いただろうか。 桐野がイースターを手にしたことに。]
(290) 2020/01/14(Tue) 01時頃
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─ 朝・自宅 ─
[寝ぼけ眼のままゆっくりと身体を起こすと、ずるりと毛布がずり落ちた。 周りを見渡したが家の中は静まり返っていて、誰も居ないようだった。]
…あれ…?そーちゃん…、シロ…?
[さっきより少し起きた頭で昨日の事を振り返る。 ありったけの想いをぶつけあって、それからシロと一緒に桐野へ飛びついて、シロが寝落ちたのを撫でて、それから…の記憶がない。 きっとこの辺りで自分も寝落ちてしまったのだろうと推測した。]
………ちゃんと、言えるじゃん…ばか。
[桐野が零した本音は、ちゃんと覚えている。>>123 >>124 嘘偽りのない言葉は、思い出すだけでも目頭が熱くなる。 何がどうなるかなんてわからないが、あの願いを守りたい。 その気持だけは、のあの中で確かなものだった。]
(291) 2020/01/14(Tue) 01時頃
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─ 戻って休み時間/2年教室 ─
うるさい!!! ヨーラに近づかないでもらえるか、先輩。
[怒鳴り上げ、腕を引くシロの手を振り払う…!!! 桐野の手にはしっかりと…《聖遺物-イースター-》が握られていた。]
よし、イースター 一緒に歌え!!!
───『SACRIFICE』
[ドドドドと重く低いくベースとドラムの音が教室に押し寄せるように鳴り響く!]
[※今から歌書きます]
(292) 2020/01/14(Tue) 01時頃
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[PiPiPi…PiPiPi…PiPiPi…
静まり返っていた部屋に、再び電子音が鳴り響く。]
…ん?
んんんんんんんんん!?!!!!
[鳴ったのは四度目のスヌーズ。 手に持ったスマホを見て、二度見した。 スマホに表示されている時刻は、いつものあが家を出る15分前だった。 三度目のスヌーズを止めた時にスマホの画面に映し出された時刻をしっかりと見ていれば、この事態は防げたはずだが、今となっては後の祭り。 久々の超!登校チキンレースの開幕である。]
(293) 2020/01/14(Tue) 01時頃
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んーーーーわーーーー!!!? そーちゃんのばか!なんで起こしてくんなかったの!
[文句を言いながら、ドタバタと朝の支度を始める。 リビングには桐野が作ってくれたであろう朝食>>144が二人分置いてあった。 のあと、ルイの分だろうか。
どうやらあれからルイは帰ってきていないようだった。 何かあったのだろうか…と思い巡らせようとしたが、朝の時間は待ってはくれない。]
(294) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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やばっ、えーっとえーっと…
[この後何をすべきか、頭がこんがらがってきている。 家から猛ダッシュすれば5分くらいの時間は短縮できるだろう。 だとすれば、メイク、髪型を超速でなんとかする時間はあるかもしれない。 だが、目の前にある桐野の作った朝食も諦めきれなかった。
結局、のあの脳内で勝利したのは桐野の朝食だった。 寝癖を手早く直していつぶりかの学ランに着替えるとリビングのテーブル前に腰をおろし、いただきます!と朝食に手をあわせた。 そして食べ始めたものの全て食べきるにはやはり時間が足らず、サラダとハムエッグだけどうにか平らげて、食べかけのトーストはかじりながら家を出る事となった。**]
(295) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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─ どこかの休み時間・学園内 ─
…失礼しました〜。
[そう言いながら教科準備室のドアを閉め、のあは大きな溜息をついた。 昨日授業に遅刻した事の罰として休み時間に教材の運搬を命じられ、今しがたその任務が終わったところだ。 今日も今日とて、のあの一日は波乱万丈だ。]
もーほんと、昨日からどうなってんだろ…。 音坂先生も急に辞めちゃったし…。
[今朝、登校チキンレースをギリギリでクリアしたのあ待っていたのは、体育教師である音坂の退職の知らせだった。 昨日会った時もそんな素振りはまるでなかったため、未だに実感がない。 Mai Otosakaのファンである母親に報告すべきだろうか?などと考えながら廊下を歩く。]
(296) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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────────…?
[ふと、とてもいい香りがした。 植物園の近くを通っているから花の香りがしても不思議ではないが、もっと独特な。 香りに導かれるように進むと、植物園の一角がうっすらと光っている気がした。 それは、気の所為だと思ってしまう程の光。 でも、先程より少し花の香りが濃くなっている気がして。]
……ルイ?そこに、いるの…?
[近寄り、そっと声をかける。 何も見えないが、そこに彼が居るような気がした。**]
(297) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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― 休み時間/2年教室 ―
[朝。上空から落下し引きずり回され鈍器っぽく使われたことで若干キズのあるマイクは、使い古された小さな空間(靴箱)から、キリノの懐に移された。イースターは一度間抜けな質問をしていた。それも先刻のこと。]
……借問。 もしや、あるいは、まさかと思いますが キリノは神ですか?
[そして現在。 マイクはキリノのお手に持たれていた。]
キュル………? 対話(セッション)ですか? 拡声器としての機能をONにする必要があります。 承認しますか?
[明るいところに出た。周囲には人。 一緒に歌え、と言われて手に持たれたイースターは拡声器としての機能をONにした。]
(298) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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………キュルッキュルルッ………キュキュ……!!
[ノイズとともに、マイクが再び別のエーテルに染まっていく――! 普段白いマイクのイースターはこの時、 なにやら黒と白の怪しげなマーブル模様に染まっている。]
キュル…… デュエットの申請を承認しました。
(299) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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♪
天使も神もないこの世の中さ 人の子であるが故にそれを追い求めるのかい? 獲物を見つけた Twinkle Eye 奪い合いの連鎖をお望みなら他所へ行ってくれ!
[ジャガジャガジャガジャガジャガジャガ…ジャジャッ!!!(ギター)] 報われない望みじゃあないさ 朝日を望めばいつかは拝めるようにね
Shut Up,XXX! Good Sleep(グッスリ)おねんねしてな!
(300) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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♪
「もちろん俺は神なんかじゃない!>>298」
♪
(301) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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キリノは、イースターを白と黒のマーブルカラーに染め上げながら、周囲の空気を震わせている…!*
2020/01/14(Tue) 01時半頃
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─ 休み時間 / 2年教室 ─
[ヨーランダから発せられた問い>>268に、にこやかに口を開く。そう、この男、めちゃめちゃその気になっている。]
それは勿論、何も身に着けない状態でお願いするよ。 でないと体の曲線美とか肌の質感とかがわかりにくいからね。 姿勢は好きにしていてくれて構わないよ。できれば君が自分で一番美しいと思うポーズがいいけど、時間かかるし楽な姿勢でも大丈夫。
[それはもう爽やかな笑顔で。照れや恥じらいの気配は一切ない、堂々としたものだった。]
(302) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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[と、袖を引かれる。恋人ではなく友達だ>>285、という言葉を聞いて、目を瞬いた。 友人がヌードモデルをすることは嫌なことなんだろうかと考えてみるも、ニコラスには友達がいないのでよくわからない……が、いたとしても別に嫌ではないだろうと思った。この男ちょっと、いやかなり感覚がアレだ。]
なるほど、お友達……ね。
[ちらりと桐野の方を見る。 その腕を、不良っぽい男子がやってきて掴む>>289のが見えて、これで引き下がってくれるかと思ったのだが。桐野の口から出た聞き捨てならない発言>>286に、体ごと、正面から彼に向き直った。]
(303) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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セクハラ? もしかしてあれかい。ぼくがいかがわしいことをするとか、そういうことを疑われているのかな。 はは。……心外だな。
[乾いた笑いと冷えた視線を投げて。 怒鳴り声に眉を顰めつつ、その手に握られたマイク>>292を……マイク?????]
待て、そのマイクは、昨日の……?
[なんでそれがここで出てくる???という困惑の中、放たれた重低音のデュエットを食らうことになった。**]
(304) 2020/01/14(Tue) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/14(Tue) 01時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/14(Tue) 02時頃
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─ 休み時間 / 2年教室 ─
それでは本日は救世主たr
[言い終わらないうちに、曲のタイトルが挿入されてしまった。その曲は『SACRIFICE』という。>>292 音が押し寄せる。イースターは拡声器としての力を行使し、音を増幅させていく。
すると自然、デュエット機能を使用中のイースターというマイクは、キリノに歌わされてしまう――!!!]
(305) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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♪>>300
悪魔や地獄が蔓延るこの世だ 我思う故に我在り探求心は猫をも殺すってな 言いなりはNO De omnibus dubitandum 飛んで火に入る?今の季節がわかってるのか?
[ジャガジャガジャガジャガジャガジャガ …ジャジャッ!!!(ギター)]
惰性って言葉があるだろう? 待ってりゃ出るおまんま食うお前らはいいよな
Shut Up,XXX! goodness(グッネス)おとといきやがれ!
(306) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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♪
「どうやらキリノは神ではない。>>301」
♪
(307) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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─ これは夢だ ─
[虹色の羽が水面に落ちる夢。]
[不安な事なんてないから、 ぐっすり眠れと言うような、 子守唄のような夢。]
(308) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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[水面が揺れて波紋を作り、 広がるように現れるのは過去の事だ。
なぜいま思い出すのだろう。
あれはオトサカと出会った時のシーン。 少し困ったように笑う顔、今でも思い出せる。
そういえば、 あのときどうして兄だけは、 私に怒るのではなくて、 オトサカに厳しい視線を向けていたのか。
シスコンだからだと思っていたけれど、 もしかして別の理由があったのかもしれない。]
(309) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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[そう、兄は、悪魔祓いの家系、 マスカルウィン家次期当主だ。]
[そうして次は水面に、黒い羽が落ちる。 それと同時に音楽が流れ出した──…。]
(310) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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(台詞: 波紋、ゆられて映るのは暗い森のワンシーン。 リアルにはない、夢の中にだけある光景。
私はその場所をさ迷っている。)
[そう、歌いながら。 台詞は基本的に曲調に似合う、そう、ウィスパーボイス…。]
(311) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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♪ 暗い森のグリムヴェルト あっち こっちに あかりが灯る
夜闇に浮かぶオペレッタ そこかしこから 歌声が聞こえる
(台詞: 眼前に現れた湖は、静謐を湛えていた。 けれどそこにいたのは存在感ある、白と、黒だ。)
(312) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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♪ 白い鳥 優雅に躍り 黒い鳥 淫靡に跳ねた
おどる おどる ヴィネットの上 ここからは でられない 天使と悪魔の歌劇場
(台詞: 私は手を伸ばした。伸ばさないと、 その鳥たちに手が届かないと思ったから。)
(313) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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♪ 手をとろうと手を伸ばす 白と黒が振り向いた
(台詞: でも、)
(314) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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♪ 一瞬の躊躇い すべて闇にとけた
(315) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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(台詞: すべてが一瞬にして消える。 鳥たちも、湖も、波紋も、私のまわりのすべてが。
結局は最初から───…、)
♪
あの手に 私は 届かなかった いつの日にか どこかの誰か
届くなら 届くなら
祈りの形に両手を組んだ …♪
(316) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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[手を組み、目を伏せ、再度また。 虹色の羽が一枚、場面を塗り替えるように波紋を作った。]*
(317) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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[マーブル模様にぐにゃりぐにゃりと染まっていたイースターはやがて深い緑色に光り始める。それはまるで、冥界で今尚迷い苦しむ魂のように。]
そうだ! 歌え!イースター!! 俺と《同調(シンクロ)》しろ!!!
(318) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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♪ [ジャガジャガジャガジャガジャガジャガ …ジャジャッ!!!(ギター)]
(ハモリ) Shut Up,XXX! Good Sleep(グッスリ)おねんねしてな! Shut Up,XXX! goodness(グッネス)おとといきやがれ! Shut Up,XXX! Good Sleep(グッスリ)おねんねしてな! Shut Up,XXX! goodness(グッネス)おとといきやがれ! ─────────……… ♪
(319) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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[攻め立てるような叫び(シャウト)、そして同調(シンクロ)。 共鳴(ハウ)る音色は針のように、鈍器のように重く、刺さる! 周囲の生徒はその歌の通りやがて殴られたようにオネンネすることだろう…!! ただし標的は…ヨーラを狙う男だ!**]
(320) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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―夜明け前>>254― [ジェルマンに抱えられてもぴくりとも動かなかった。 エーテル濃度の足りない肉に近い体はさぞ重いに違いないが、支えるための翼を編むだけの力もない。
──揺蕩うような夢の中で、 遠い戦いの断片を見た気がする]
―残酷なりし外典/ピアノバージョン―
[何度も顔を合わせた銀色の獣。 兵器として運用される牙。 人の感情を強く持ってしまった堕天使は怒りと悲しみを露に対峙していた。
(それこそ虹色の天使に揶揄されたのが正しいほどに)>>175
あの獣はなぜ戦うのか。 天はこんなにも残酷《クルーエル》なのに! 理不尽な八つ当たりもまた確かにあったに相違ない。]
(321) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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[──それは外典《アポクリファ》。
血と刃しか交わされなかった、 書き記されない物語だ*]
(322) 2020/01/14(Tue) 02時頃
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─ 休み時間 / 2年教室 ─
肯定。同調(シンクロ)は デュエットモードの機能の一つです。
[徐々にキリノのお手元のマイクは緑色に染まり、最終的に深い緑色のあやしい光に覆われる! >>319 メインボーカルキリノのメロディーラインに対し、イースターはちょうどいいハモリを重ねた。
時に針のように、時に鈍器のように暴れ回る音声は、周囲の生徒や机や椅子をなぎ倒しオネンネさせていく!何かのPV!?教室中はめちゃくちゃよ!>>320
イースターは同調したことによって、その指向性のご希望を了解していた。どうやら……一般生徒の人に向いているらしい。
イースターは歌われながら疑問に思っている。 この対話(セッション)も、きっときっと福音になるかもしれない歌なのだろう……か?暴力を切っ掛けに誰かと対話することも、あるのかもしれないけれど……**]
(323) 2020/01/14(Tue) 02時半頃
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―天獄学園/植物園―
[>>255>>257 エーテル不足で無茶をしたジェルマンが倒れ、シシャもまた地面に投げ出された。 天使と堕天使は薄桃色の花の群れに分け入って倒れている。 ジェルマンのエーテル体は淡く輝いて透けているが、花がたわんでその形をわかりやすくしていた。 一方のシシャは姿が消えることもなくぐったりと横向きに横たわる。
蜃気楼のように浮かんだ記憶が>>321ふっと遠ざかり、 其の儘意識は再び深淵に沈む。 多くの感情《ちから》をごっそりと“食われ”た所為で、悪夢は未だ遠い。
眉間の皺もなく、 不機嫌そうな柘榴色の眸も今は瞼に隠れ、 “天使の絵”を思い起こさせるほど番穏やかな表情であったのは皮肉であった**]
(324) 2020/01/14(Tue) 02時半頃
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─ どこかの休み時間、2年教室 ─
[止めようとした手が振り払われて、はっと目を見開く。白い何か──マイクを桐野がもっているのが目に留まった。]
〜〜 ソウ!? そいつ使う気か!? 今のオマエ、完ッ全に冷静じゃねぇぞ!
[声を上げても、手にあるマイクが拡大した歌声には敵わない。>>292 重低音が教室を満たす──!]
(325) 2020/01/14(Tue) 03時頃
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[堕天使であることを受け入れた桐野の叫び(シャウト)が教室の生徒たちに影響を及ぼす。ばたばたと倒れる周囲の生徒が出る中で、ニコラスに向けて声を張り上げた。]
くっ……そ! いきなりか!? おい! ソウの目の仇んなってるセクハラ先輩!
こっから逃げるか離れるかしろ! 今、ソウに狙われてんのはアンタだ!
[余波でがんがんと頭を殴られているような痛みに襲われるも、マイクが標的を一般生徒と定めているからか、即刻の昏倒までは至らなかった。 それでも、桐野がマイクを使う前に、この状況になる前にとめられなかったことに歯噛みする。]
(326) 2020/01/14(Tue) 03時半頃
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〜 バカ! あとでやらかしたって 思うだろこんなの!
[堕天使である桐野の声も問題だが、あの拡声器も問題大有りのありのありだった。]
イースターー!! お前も!! 黙って使われてんな!
[マイクの方に、道具相手に無茶苦茶な事を言いながら、自分を鼓舞するために、声を張り上げた。]
(327) 2020/01/14(Tue) 03時半頃
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──♪
Stop! Stop! Stop! 此処が地獄ったって あんまり燃えさかって熱すぎるだろ
、どしゃぶりでも降れよってくらい 煉獄の火でアチチ 焦げた森なんて 姫様の寝床にゃ不適だろ!
[歌での対抗は、桐野が拡声器を使っている分、どうしたって分が悪い。負ける勝負だ。けれど、激しい重低音に抗う為にも、音が必要だった。]
(328) 2020/01/14(Tue) 03時半頃
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♪
なあ! 真っ赤な火で目が眩んじゃないか ご注文はこちらでよろしいですか?!
Stop the order!! その寝具の衝動買いに待った!
[歌で、届いてほしいと思う。届かないなら、どうしたって力づくになる。イースターを桐野の手から叩き落すしかないかもしれない。 覚悟を決めて、地面を蹴るための足に力を込めた。]
キャンセルボタンの所在地が たとえ 地獄のど真ん中でも 一歩踏み出す背中に手をかけるために どんな穴の中にだって 飛び込んでやる
♪
(329) 2020/01/14(Tue) 03時半頃
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─ どこかの休み時間、2年教室 ─
[歌う、俺は歌う。]
♪ Shut Up,XXX! Good Sleep(グッスリ)おねんねしてな! Shut Up,XXX! goodness(グッネス)おとといきやがれ! ♪
[繰り返し歌う!!!]
冷静かどうかなんてどうでもいいだろう! ヨーラが誰にでも優しいのは…
俺は嫌だ!! だから歌う!!!!
なあ!なんて気持ちいいんだろうな腹の底から歌うのは! 心のままに行動するってのは!!
(330) 2020/01/14(Tue) 05時半頃
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Tap! Tap! Tap! 此処は地獄じゃないぜ お姫様は熱いのがお好みかもだろ?
雨降って地固まるってか 焦げて真っ黒になった歴史だって 同じさ 固まっちまえば!
♪
(331) 2020/01/14(Tue) 05時半頃
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[シロが向かってくれば、その歌声に呼応するように歌い出す!]
無駄だぞシロ! 俺は正しいことをしている! 俺が正しいから、イースターを託されたんだ!
[歌の合間、こちらに向かってくるシロに語りかける。 おかしいな、どうしてこいつは俺を止めようとするんだ。]
(332) 2020/01/14(Tue) 05時半頃
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♪
おい! 真っ赤な炎は情熱の証だろ? オーダーミスはお前の方だ
Stop the order!! 壺でも買って勉強するか?
♪
(333) 2020/01/14(Tue) 05時半頃
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なんでだよ!! なんで一緒にヨーラを守ってくれないんだ。 俺は俺のままで良いって言ったのにどうして俺のしたいことを応援してくれないんだ! "あいつ"は背中を押してくれたのに!!
[シロが地面を蹴り、桐野の手元… イースターをめがけて飛びかかる…──!!]
(334) 2020/01/14(Tue) 05時半頃
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♪ キャンセルボタンの所在地が もしも 地獄のど真ん中なら
一歩踏み出せるかな そこに行けるかな 臆病者の俺でも…─ ♪
(335) 2020/01/14(Tue) 05時半頃
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キリノは、イースターを掲げ、歌い上げている…─**
2020/01/14(Tue) 06時頃
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[眠っている少女の頬に一筋の涙が 流れたことは、誰にも知られることはなく…。]
(336) 2020/01/14(Tue) 06時頃
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─ 夢はまだ続いている ─
[これはまた小さい頃の夢だ。 大事そうに大きな本を抱えている。
何が書いているか解らない本。 兄が何かを言っている。
おとぎ話だろうか? その話はよく覚えてない。]
(337) 2020/01/14(Tue) 06時頃
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「天使も悪魔も、 ……」 「…、〜〜…」
[……なんだったっけ──?]
「“大丈夫、心配要らない”」>>1:106
(338) 2020/01/14(Tue) 06時頃
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[兄の声が、誰かと被った。 最近聞いた声だ。
そうだ、だから、なんの不安もなく、 大丈夫だって、安全だって、思って。
今日だってぐっすり眠れるのだ。]
(339) 2020/01/14(Tue) 06時頃
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[私はぎゅっとその本を抱き締める。 この本も見覚えがある…? そうだ、さっき本棚で見つけた本だ>>150。
夢の中で、ぺらりと捲る。
その内容は、 白紙 だ。
─── 私には、その頁が 全く読めなかった。]
(340) 2020/01/14(Tue) 06時頃
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[かわりといってはなんだけど、 本の内容ではなく歌が流れ出す……
それは優しい子守唄だ。]
(341) 2020/01/14(Tue) 06時頃
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♪ 暗がりに一人 座り込んで メルヘンなメロディ 奏でる指揮者
空の上に一人 たたずんで キラキラなメロディ 奏でる天使
紡ぐのはメロディ こころ きもち 安心してと ささやく音色は おにいちゃん
(342) 2020/01/14(Tue) 06時頃
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♪ 夕暮れに一人 空みあげて しんみりとメロディ 奏でる誰か
のはらに一人 土を蹴って コロコロとメロディ 奏でる悪魔?
紡ぐのはメロディ おもいで きおく 大丈夫だよと ささやく音色は おにいちゃん
(343) 2020/01/14(Tue) 06時頃
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♪ 優しく 守られ 甘やかされて 子守唄が聞こえる 夜の優しい 夢の中
この歌が 届きますようにと 髪を撫でる指先のような──…
夜の優しい 夢の中
(344) 2020/01/14(Tue) 06時頃
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[ベッドの傍ら、サイドテーブルに件の本はあった。 悪魔祓いを生業にするマスカルウィン家に代々受け継がれてきた魔道書のうちの一冊。 兄がそっと荷物に紛れ込ませたその本。 それに掛けられた術式が発動したことにより、何が起きたか、起こるかなど未だ知らず。
虹色の天使の夢を見ながら軽く寝返りをうった。]*
(345) 2020/01/14(Tue) 06時頃
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─ どこかの休み時間、2年教室 ─
[Shut Up,XXX! Good Sleep(グッスリ)おねんねしてな! Shut Up,XXX! goodness(グッネス)おとといきやがれ!
がんがん重低音で、割れるように頭が痛い。]
話しあうのに、 冷静かどうかは大事だろが!
〜〜 オマエ、ほんっっと 絶対溜め込みすぎだからな!? [気持ちいいという桐野に、これはこれで発散にはなっているのかもしれないと思考がよぎりながら、踏みきる足は止めずに、両手をマイクに向けて伸ばし、押し倒す勢いで桐野にとびかかる。]
(346) 2020/01/14(Tue) 06時半頃
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No! No! No!
姫の好みは姫に聞けって 強引に連れ込んで翌朝に後の祭りなんて 見ちゃられねぇだろ! 正解なんて いったい誰に聞いたんだ
♪
(347) 2020/01/14(Tue) 06時半頃
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[頭の中がかき乱される。俺が正しい。と桐野が言う。 そうなのか? と思考が刺激される。疑問が不安を呼んで、マイクを、イースターを奪おうとする手指の力が鈍る。]
〜〜〜〜っ
[どうしても、指の力が鈍るので、頭を使った。
物理的にだ。]
(348) 2020/01/14(Tue) 06時半頃
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