171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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トレイルに5人が投票した。
ハルカに1人が投票した。
カイルに3人が投票した。
オスカーに1人が投票した。
トレイルは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ハルカが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ヨーランダ、ロビン、マユミ、ラディスラヴァ、ヒュー、カイル、オスカー、エフェドラの8名。
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そう、なら仕方ないわね。
[殴りかかってくる彼の打撃、技《スキル》こそ無いが紅蓮《アカ》の思念《オーラ》を纏った良い打撃だった。 肩口に喰らい、その場で数歩後退する。]
大丈夫なのかしら。 どうやら、遙夏はセカイに帰還した様子だし。
オスカー君は倒れたままだわ。 3人がかりで、あたしの片腕と片翼を持って行ったのはすごいけれど……ね。
(0) 2014/04/10(Thu) 09時半頃
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[治療が普段よりも遅い。 完全な自業自得なのだが、学園自体がある程度のダメージを受けている現状。
そちらに、修復効果を付与したせいなのか。 此方の止血までは間に合ったものの、吹き飛んだ腕と翼の修復には時間がかかりそうだった。]
1人であたしを倒そうなんて、とんだ勇者《ドン・キホーテ》だわ。
(1) 2014/04/10(Thu) 09時半頃
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――行くわよ。
[左手には神剣デュランダル。
片腕とは言え、其の攻撃力は衰えるものでは無い。 すれ違う刹那に、連続しての斬撃を叩き込み。 残された片翼からはレーザービームがロビンへと放たれる。]
(2) 2014/04/10(Thu) 09時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/04/10(Thu) 09時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/04/10(Thu) 09時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/04/10(Thu) 10時頃
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――体育館―― [屋根の上での戦闘を終えて、体育館に降り立つ。 先程抛った太刀とギプスがそこにあった。]
ふむ。太刀の方は持って行くか…。
[太刀をヒョイと持ち上げると、再び腰に差して天を仰ぐ。]
楽しかったぞ、光流。 約束通り何かあれば一度だけ緋奈を助けよう。
[そう呟いて歩き出すと、ふらり、足元が揺れた。]
(3) 2014/04/10(Thu) 11時半頃
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……その時の相手が強敵ならば、異能さえも使ってな。
[正直光流との戦いでかなり体力も削られた。 次の戦いでは異能抜きではまともに張り合えないだろう。]
後先考えないのは俺の悪癖だな。
[ぼそり呟いて壁際に座り込んだ。**]
(4) 2014/04/10(Thu) 11時半頃
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― 決戦要塞へ変貌せし学園校舎-ラグナロクスクール- ―
[僕は…確かに重傷を負い吹き飛ばされた。 幾億に登る砲台斉射は僕ごときの身体を容易く生徒会室から吹き飛ばし、僕はどことも知れない廊下をごろごろと転がる。
そんな僕の全身を、大量の聖鎖が絡めとる。 何故?ヒュウガ先輩が作成した、皇の血流秘伝の免罪布・皇式薔薇十字《クロス・オブ・パードゥン・アコムパニード・ロゼ・エンペラー》は、完璧に僕の冥力を封印-プリズニング-したのに。
神の坐す場所《レッドゾーン》を何がそれ程に刺激したのか。 どうやらほんの微かな負の力にも過剰反応するシアの聖鎖は、深く封印-プリズニング-した僕の冥力と、僕が握り続ける、皇の呪剣に反応したらしい。
僕を緊縛-いましめ-る、シアの聖鎖が身体にいたい。 神の嘆き、シアの秘鳴-ひめい-、身体を蝕む。封印が無ければ確実に死んでた…]
(5) 2014/04/10(Thu) 12時頃
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[再び意識を失くす直前、僕の耳には微かに、何かが流れ込んでいた。]
(……音楽……が……聞こえる……? 学校の……音楽室………?)
[厳かで流麗で優しく楽しくも少し騒がしい。そんな音色。 そして僕は、誰かとも知れない人影に見降ろされていた。 …僕自身…?ううん違う、それは幻覚だね。
最後にもうひとつ確かな事は。僕が再び意識を失くした時。 スバル先輩と、背後に潜んでた写真部部長《スニーキングエージェント》に、 そっと背中を押された気がした…]
(6) 2014/04/10(Thu) 12時頃
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― 決戦要塞へ変貌せし学園校舎-ラグナロクスクール- ―
[次に目覚めた時、重傷が回復していた。僕の生命力だろうか]
うっ…いたた…。 はっ…確か僕はヒナさんに…。
[僕の右手右足、腰周りには、がっちりと聖鎖が絡みついていた。 随分強固だ。破壊に時間がかかるだろう。 封印-プリズニング-したのに…これも運命の鎖がもたらす宿命か…。
僕は、此処が何処か確認する為にも、よろよろと呪剣を杖に立ち上がった**]
(7) 2014/04/10(Thu) 12時頃
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――硝煙と瘴気が満ちる異界の皹境《ナカニワ》――
……わたしも包帯くらい、貰っておけばよかったかしら。
[薄く笑ってぼやいた瞬間、封印―ミラジェン―が砕けた。>>3:326 聖炎によって大量に生まれ落ちた紅い薔薇の花弁が、棺のように消え行く破片を抱きとめた。 ぼろぼろになった身体は、開かれた冥府の力によって徐々に治療されていく。しかし聖炎はその力ごと焼き、平時よりも相当遅い。 特に首の半分はまったく癒えぬまま、真黒に炭化している]
[謝る声が聞こえて、口元を引き結ぶ。>>3:329 元よりミラジェンか自身か、一方の回避しか選べぬよう選択を強いた形。手段を選ぶ余裕はない。 そして、それを嘆く暇すら無い]
(8) 2014/04/10(Thu) 13時頃
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《突き破る地の色は赤赤赤赤》
[無視できない数の聖鎖が迫る。 手のひらからこぼれ落ちたチェーンソーが、周囲の薔薇の花弁が、一斉に無骨な円盤に変わった。 ――地雷。 身を起こすと同時、爆音を立てて自分を中心に起爆され、聖鎖を砕く。 響く唄声《コワイア》に共鳴して、無数の荊が檻のように身を包み、撃ち落とし損ねた鎖が左腕に絡みついた]
……辛い? 誰が?
(9) 2014/04/10(Thu) 13時頃
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《深淵より最悪を齎す魔物》――なんて。 ひどいわね。女の子にそんな運命―もの―押しつけるなんて。
[変質したラブの右腕を、引き摺る影を見て、呟く]
ねえ。あなたさっきこの世界に要らないっていったけど。 でもあなたは好きなんでしょ。この世界。 愛部・ラディス・トレートル。
[告げる間も、蒼き荊が鳴動を続ける。 地に這い伸びるまでに長くなり、輝きを増した。 封が、破られる*]
(10) 2014/04/10(Thu) 13時頃
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《革冥喪悲禁書に於ける情報収奪兼入出力特務人型装置》 ―ミディアンアカシックハックヒューマンプロトコル―
progress........................ ■■■■■■■■■■.....100%
.............解錠―ブレイク―
(11) 2014/04/10(Thu) 14時頃
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この仮想学園より情報を収奪―インプット―する。
[響く声は平坦。その髪は地に着くほど長くなり、瞳と同じ蒼を灯す。 紅いドレスは解体され、代わりに蒼き荊が身体に纏わりつき、変質する。 現れたのは、純白のウェディングドレス。オーロラのように、光を受けて虹色に煌めく。 荊は大地に根を張るように沈み、地面を蒼き光で満たした]
収奪―インプット―完了............ 展開―アウトプット―開始...........
[蒼き光が天上にまで伸び、その筒状の光柱に、黒点が生まれる。 点は線を描き見る見るうちに立体となり、やがて黒い人型を成す]
(12) 2014/04/10(Thu) 14時頃
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『死はすべてのはじまりであり、終わり――世界の終演《エピローグ》、か』 『……ん。私、いちご生クリームね。』 『しあちゃん…まだ、ないてるの?』 『どうして…。全部終わったと思ったのに! 変身《トランス》!夢幻面相《スペクターズ・ミラー》――Mode:Wizard!』 『桜――見るの久しぶりだね…天元行躰神変神通力・至高封術!!』
[機関の者か、あるいは生徒か。等身大の影絵が世界を舞う。 それはこの学校に関わった、無数の英雄―ジャキディス―達の追憶の現出。 すなわち]
(13) 2014/04/10(Thu) 14時頃
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英雄†大戦―ジャキディス・パレード―>>0:#7
(14) 2014/04/10(Thu) 14時頃
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[彼らは思い思いに行動する。 神の鎖に抗う者。天空の獣を攻撃する者。影絵同士で闘う者。校舎に意気揚々と侵入するもの。まるで猫のように広がる影を追っかけ回す者。 その中には、"生徒会長"の姿もあったかもしれない]
展開―アウトプット―終了........... 使役―サーヴド―................完了
[自由に動く影絵のひとつに手を伸ばし、助力を乞う。 一糸まとわぬ少女の姿をした影絵がこちらへと近づく]
(15) 2014/04/10(Thu) 14時頃
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あなたの呪いが勝つか――……、 この学園の愛―おもい―が勝つか。 やってみましょう?
[緩やかに笑むと、影絵の少女は躊躇う素振りを見せた後、黒き焔を現出させる。ラブへと次々と放つ。 素直に当たるとは思わない。蒼き荊が実体化する機会を逃さぬよう、広がり続ける*]
(16) 2014/04/10(Thu) 14時頃
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― 生徒会室(仮) ―
[デュランダルの斬撃とビームによる牽制。 それでロビンの肉弾攻撃と渡り合っていたが。
不信な影が周囲に動き出す>>14]
何これ。
[英雄†大戦―ジャキディス・パレード―の最中。 あまりにも不穏な気配を感じ取っていた。]
(17) 2014/04/10(Thu) 19時頃
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――生徒会室――
お前は僕のことを勘違いしている。
[たたらを踏む七枷>>0に、血に汚れたまま笑う。 生徒会室自体からも、神滅戦艦《ドレッドノート》からも被弾し、全身のあちらこちらが痛むが、それでも笑う。]
仕方のない事だがな。 この学園に来てここまで僕に傷が入ったのは初めてだ。
[赤く、赤く。紅蓮の煙がたなびく。 ふ、と一息吐き距離をまた詰める、その速度は、先にシャベルを振りかぶったその時よりも明らかに"疾い"。]
(18) 2014/04/10(Thu) 21時半頃
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[すれ違いざまの連撃>>2は、重い。 だが、思念《オーラ》波を紅蓮の赤にまで高めた今ならば、かたく握った拳で受け止め、薙ぎの動作で衝撃をそのまま七枷の右腕へと反転《リターン》できる。 右翼のレーザーは熱線ゆえにそうした反撃へは繋げられないが、瞬きの隙間に距離を自在に行き来できるこの状態《モード》なら、軽傷程度のダメージレベルまで避けることは、容易く。]
Suicide――……という作戦《ゲームメイク》を、知ってるか? 広義には自殺、という意味だが。
[七枷の背後まで走り抜けると、ずれた眼鏡を押し上げゆっくりと振り向く。 紅い煙が、緊張を張り詰めた。]
(19) 2014/04/10(Thu) 21時半頃
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「100のライフポイントがあった時、99ポイントは余剰である」 99%のライフを削っても、それを更なるダメージに変換して、相手を0に出来れば、それでいい。
[拳をまた、握る。 もう一発行くぞ、と、言外に語るつもりで。 引いた右足をぐっと踏み込んだ。]
つまり。
(20) 2014/04/10(Thu) 21時半頃
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僕は、傷つくほど、強くなる。
[踏み込んだ足は、ばねになり。 再び七枷の懐へと飛び込んでいく。 一発、二発。手応えも感じつつ、無論刀傷もいくつか増える。 その度に、熱色の思念《オーラ》は少しずつ、少しずつまた赤みを増し。 それを纏う拳は疾く、固くなる。]
(21) 2014/04/10(Thu) 21時半頃
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[やり合いは何度か続き、互いの削り合いが繰り返される。 蒼舟の立ち上がるは見えても、七枷から意識を逸らすことはしない。 が、七枷自身が逆に外へと目を向ける>>17のを聞けば。]
随分と余裕だな、七枷。
[じくり、傷が痛む。 荒く息をしながらも、しかし大戦《パレード》には目もくれず、ただ前《ヒナ》を見つめていた。]
(22) 2014/04/10(Thu) 21時半頃
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――硝煙と瘴気が満ちる異界の皹境《ナカニワ》――
[聖鎖に縛られたまま広がる闇の影同様、 エフェドラの蒼い荊もまた地へ広がり、まるで互いに 陣地を争うゲームの様>>10]
貴女も随分なもの押し付けられたわね。
[私の右手と影に視線を向けた彼女に微笑んで、 互いに神から嫌われた者同士だが、目的は随分と違うと それすらも笑いながら]
ええ、私はこの世界大好きよ。 勿論雪白の赤憑き躍るエフェドラ、貴女も大好き。 大好きだから神を殺すのよ。
[彼女の封印が破れていく>>11その様を静かに見つめて]
(23) 2014/04/10(Thu) 21時半頃
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知っているわ。
だけどまあ、本当にSuicideな戦術を取ってくるなんてね。
[呆れるようにそう言うと、お互いに拳と剣のやり取りが続く。 向こうの打撃をまともに喰らうが。
此方の身体は機械なのだ。 そういう意味では、残りライフがあれば動けることには変わり無い。]
(24) 2014/04/10(Thu) 22時頃
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余裕の心算は無いんだけど。
そう見えたのなら、きっとこれのせいかもね。
[そう言うと、残っている手で片耳のピアスを握りつぶすようにして。 まだ使ってない“枷”は2つ。]
(25) 2014/04/10(Thu) 22時頃
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――necro
[周囲に“闇”が満ちて行く。 そして、“闇”の中から生み出されるのは漆黒の逆十字。
一つ一つはナイフ程度の大きさながら。 生み出されたその数は実に77(0..100)x1個。]
(26) 2014/04/10(Thu) 22時頃
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さあ、逝きなさい。
[漆黒の逆十字はロビンの身体に突き刺さっていく。 そして、彼の生命力を吸い取ると緋奈に還元していく。
通常の攻撃だけでなく、回復も兼ね備えた。 本来は、緋奈単体で敵陣に切り込む時の備えだが。 これだけ消耗しているのならば、丁度良い。]
(27) 2014/04/10(Thu) 22時頃
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───………英雄†大戦―ジャキディス・パレード―…か
[光の柱より生まれ出た影達。 思い思いに動き回り、攻撃するその影達に統一した 意志は見られず、有るとすれば学園への愛《ラヴ》]
あーぁ。私としては…愛だけ遺していたかったんだけどな。
[禁書には愛だけ遺しておきたかったが、それが裏目に出たらしい。 重ね重ね残念ね、と呟いて迫り来る黒い焔を受け入れる。 焔に焼かれる事無く、だがその衝撃で輪郭を保つ事は難しく 空洞が空く様に陽炎が散っていく]
(28) 2014/04/10(Thu) 22時頃
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[傷つくほどに強くなる、その言葉に間違いはなく。 事実、色味を増せば増すほど、拳も、脚も、鋭く重くなっているはずだ。 七枷に当たる数も、増えていく。 だが、強くなるといえど、自身のダメージが蓄積していることも、最大火力に近づくほど限界も近くなるのも、また事実。]
くそっ――、
[顕現する77の逆十字>>26。 この程度防御陣《シールド》や反射陣《リフレクト》ならば全て防ぎ切るも容易いのに、と舌を打つのは常ある葛藤《ジレンマ》。 だが、ないものねだりをしている間はない。 攻撃でなく防御のために、拳を構え直す。]
"→↘↑《Right-Diago-Up》" "大P《Highpunch》"――
(29) 2014/04/10(Thu) 22時頃
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『翔波斬』!!
[可能な限り、この技《スキル》の衝撃波で叩き落とすつもりだが。 34本は落ち切らず、射線逸れてもいくつかの傷をまた増やした。]
(30) 2014/04/10(Thu) 22時頃
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この学園の情報を収集する? うーん。難しそうね。
[既に形を保つ事は難しく、左半身は掻き消え続けたまま]
何かそう言うの得意そうなのいたわよね。
[屋上の空中要塞は その得意そうな彼女の仕業だと思っていたが]
まぁでも…愛《ラヴ》なら私も負けてないわよ?
[刻と場所が間違えなければ学園生活を エンジョイしている様に見えるだろうノリの良い口調]
(31) 2014/04/10(Thu) 22時半頃
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―ボイラー室―
[上から音が響く。妙にざわざわとした気配がボイラー室の格納庫を模した緊急時のコンソールルームの外からうかがえる。少しの休憩の後、ようやく体を起こした]
全く、神を倒すかどうかの戦とは言え、神の空間《レッドゾーン》だと思って好き勝手な… こうもPTA―――Probe of Terrible Accusation《重度校則違反査問会議》級の案件が立て続けに繰り出されるとは思ってもみなかった…
特に空中要塞を出した奴……部長連《エイジェント》の予算は少し見直さなければな…
[松葉杖をついて立ち上がる。ここでただ敵の来襲を待っているつもりはなかった]
(32) 2014/04/10(Thu) 22時半頃
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驚いた、半分近く弾くなんてね。
[それでも、突き刺さった漆黒の逆十字を通してこちらに彼の生命力は流れ込んでくる。それは取り除かれなければ、生命力をひたすら緋奈が吸い続ける代物だった。]
まあ、それでも…… これなら、“Ark”を使うまでも無いかしらね。
[そう告げて、デュランダルを構える。]
(33) 2014/04/10(Thu) 22時半頃
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必殺技を使えるのは君だけじゃない。
あたしにだってそれぐらいあるわよ? ――冥皇・五芒星《ハデス・ペンタグラム》
[necroを起動しているせいか。 死の気配を纏ったままで一気に間合いを詰める。]
(34) 2014/04/10(Thu) 22時半頃
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ひとまずは……
[体育館の方の決着はもう着いたろうか。恐らく上の空中要塞と、彼岸花《リコリス》の咲荒れる中庭。どちらでも、《新生派》との戦いがあるはずだ。
松葉杖のグリップを握り、右足をついて考え、それから歩き出す]
……上だな。
(35) 2014/04/10(Thu) 22時半頃
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――un, deux, trois, quatre, cinq
[相手の身体に五芒星を刻み付けるような連撃。 それを瞬く間に繰り出していく。
刻み終えると、一度間合いを取り。 彼の生命力をさらに吸収していくのだった。]
(36) 2014/04/10(Thu) 22時半頃
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あは♪
[揺らぐ陽炎の中、前髪がはらりと揺れて。 昏闇一色の片眼が荊を見つめる。
バジリスクの邪眼と呼ぶべきか、深淵の瞳が視界に入る 荊を、焔を石化させ砂へと帰す]
何処まで情報得たのか…もっと見せて頂戴?
[私が遺した愛の他に、と探る様に石化の瞳を彼女に向けた]
(37) 2014/04/10(Thu) 22時半頃
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半分近く……? 半分"以上"だ、間違えるな。
[強がるも、十字の刺さった傷から力が抜けていく。 一本を力任せに引き抜くも、一つ一つ抜くには隙が大きすぎる。]
方舟《Ark》か――
[舟の名を抱く、蒼舟を思いながら。 シャベルを構え、次撃に備える。この武器は枷でもあるが、手放すつもりはない。]
(38) 2014/04/10(Thu) 23時頃
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[辺りが妙に騒がしい。不思議な気配が増えてる気がする]
…吹き飛ばされすぎて、ロビンとヒーナさんからははぐれたか。 …早い所、復帰しないと。
みんなは、大丈夫なのかな。 中庭と生徒会室に、激しい大戦《パレート》の気配が…
[体育館から、戦闘の気配を感じない? レイルはどうしたんだろう。そして彼女は…。 僕は身体と、わずらわしい聖鎖を引きずる様にして、学園の廊下を…]
(39) 2014/04/10(Thu) 23時頃
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…マユミちゃん? 体育館に行かなか、ううん、無事なんだね。
[僕はその時丁度、何処ぞの部屋から出てきたマユミちゃんと鉢合わせた>>35。 松葉杖のグリップを握る手。これ程の激戦でも、とりあえず無事そうな姿。
…対して僕はボロボロの様相、額に左腕の封印-プリズニング-、おおよそ格好いい見た目じゃなかっただろう]
(40) 2014/04/10(Thu) 23時頃
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カツン.....カツン...
[杖の音は、屋上の階段を上り切ったあたりで止まる。その姿は、扉の隅、物陰に隠れた部分で静かに様子をうかがっている]
いる。この奥だ。 1,2……3。3人。妙だな。胸騒ぎが…する。
何か、ひどく同質なものと共振し合っているような……
[胸を押さえて、一度呼吸をする。ガチャリ、と扉を開けた]
―――――バスキンス、それに…
[もう2人、オスカーと、七枷がいる。]
(41) 2014/04/10(Thu) 23時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/04/10(Thu) 23時頃
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[が、備えはその次撃の前には無力だった。 "すでにある傷から"生命力を奪われる、それは自身の制御を想像以上に狂わせる。 五連撃をまともに食らって、その衝撃に吹き飛ばされた。]
っ――……
[ごほ、と咳き込むと、血の塊を吐き。 それと同時に、赤く燃えていた思念《オーラ》が、白く、白く強い光を放つ。]
(42) 2014/04/10(Thu) 23時頃
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―少し前>>40―
ああ、オスカー君か。
[ボイラー室を出て地上部へ戻ってきた辺りで、彼と再び出くわした。全身傷ついているようだが、ひとまず無事らしい]
歩ける程度には無事そうで良かった。さっき非常用のシールドを校舎に張ったから少しはもつと思うが、上で浮いている要塞がある限り屋上の方は危険だと思う。
……行ったよ。体育館にはね。 けれど、あそこは私の立つべき戦場《イクサバ》ではなかった。
(43) 2014/04/10(Thu) 23時頃
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――英雄躍る蒼淵の地《ナカニワ》――
じゃあ、自分から嫌われるようなことしなくてもいいのよ。 少なくとも、わたしは今のあなたが好きだから。 ありのままでいいのよ。
[黒い炎≪マティオークス・エピ・フラングル・ウォセ≫が陽炎を散らす。>>28 荊はラブを取り囲むように、徐々に距離を詰めていく。 背後から、右腕に聖鎖が絡みついた。そろそろ命に関わる。笑った。 元よりこの形態は長くは続かない。 動くことすらままならない、自ら躍ることを放棄した"要塞形態―ダンス・マカブル―"]
(44) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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なんだったら逃げる?
あたしは撤退する心算だったんだし。 それでも構わないわよ。
[ロビンに微笑んでそう告げるが。 戦場《ステージ》にはさらなる来訪者があったようだった>>41]
(45) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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――っ!
[食らいつこうとした荊が砂に還る。現れたのは深淵の魔眼。 言われずとも次の狙いは明瞭。頬の荊が一斉に乱れ飛び、視界を散らした。 対処が遅れた冥色の右眼が、その周囲が石へと染まる]
[一拍遅れて影絵の少女が間に入り、黒い鏡を突きだした。 それは黒い炎が溢れる元。深淵の魔眼を映すと、白と黒の龍が喰らいつかんと飛び出した]
(46) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/04/10(Thu) 23時半頃
|
非常用シールド……? マユミちゃんに、意外とそんな技術力が…
[だけどそれに感嘆する暇はない>>43。 あの要塞をどうにかしないとまずいのは違いないのだけど]
…立つべき……?
(47) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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…ううん。ひとまず僕は戦いに戻らないと。
あの空中要塞。 この学園、いくら能力者の学園だからて、あんな巨大物まで建造してたの? いったい、いくらのお金が学園にあるのさ。 さすが、十三血流《リネッジサーティーン》…。
…いや、それは今はいいか。 マユミちゃん、あの空中要塞。弱点に心当たりはないかな。
[思い当たらなければ仕方が無いけれども。 全霊で空中要塞《エアフォースドレッドノート》だろうが、ぶった切るしかないから]
(48) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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オスカーは、マユミと話す間にも生徒会室へ足は向き…ひとあし速く、戦場へ復帰するだろう>>41
2014/04/10(Thu) 23時半頃
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大分休んでしまったな。そろそろ移動するか…。 戦いの気配は二箇所か…。
[さて、どちらを目指そうかと思考する。 緋奈がいるのは恐らく生徒会室側の方。]
いずれにしても校舎に向かうのが先か…。
[傷の痛みは多少マシになった。 後は精神力でなんとかするしかないだろう。 いつものように高速移動はせず、少しばかりふらふらとしながら校舎を目指す。]
(49) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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― 天空に要塞と天使が聳える荒野-セイトカイシツ- ―
[マユミちゃんより少しだけ早く、戦線復帰した時。 どうやら、ひとりで戦い続けていたロビンは、苦戦していた>>42]
さっきはよくもやってくれたな!!
…ハルカ先輩は… …そうか、あの全力放火で、きっと…
[その中に、共に戦列を並べていた、 未来への澪示す純情可憐-ピュアガイドリーダー-の姿がいない事に気づいた]
(50) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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―少し前>>47―
……違うな。あれは私の力ではない。『機関』だよ。 ここは異能の學園だ、有事に際して一通りの遺失科学《ロストテクノロジー》や物理魔道《インダストリアルソーサリー》は備え付けてある。私自身の力ではないよ。
[話しながらも、上へ向けて階段を上る足は止めない。]
いや、空中要塞は私も知らなかった。あんなドレッドノート級が格納されていたとは…誰かの異能では?
それはともかく。そう…あれの弱点か。 古今の戦闘論理に則れば、一つしかないだろう。
(51) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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それはそれよ。 嫌われるのが私の役目の1つなのよ。 面倒よね。
[聖なる鎖はエフェドラだけでなく、私の影も縛り付けていくが]
自分を崇めない者は認めない、嫌いって… 神様とは思えない人間臭さよね。 神様も人間になれば良いと思わない?
[ね?と掛けた声の間を黒い鏡が遮った>>46]
(52) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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――驚いた、すごい回復力ね。
[あれだけの火器を受けたのだ。保健室送りになってもおかしくない……と言うか普通はそうなるのに。]
再戦《ダイニラウンド》と言った所かしら?
(53) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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……遅かったな。
[床に仰向けに倒れたまま、来訪者>>41にそう声をかける。
無色から、薄青、紫、紅色、紅蓮。 そして、"白"。 煌々と輝くその思念《オーラ》の色が、終着点《リミット》だ。 あまやかな唄声《コワイア》すらも聞こえそうなほどの《聖》が、満ちみちていた。]
ここまで来ておいて、撤退など、誰がするか。 あの《機関》の鬱陶しい上層が、僕を未だに擁護する理由を、見せてやろうというのに。
[ゆるく、上体を起こす。 ほろほろと白い燐光に焼かれるようにして、逆十字は崩れて消えた。]
(54) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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ブリテンの伝承にないか?『微かな罅から戦艦も沈む』…
最も弱いところから侵入し、内側から叩く。それしかないだろう。
……まだこの戦場《イクサバ》に拠って立つ力があるなら…行くといい。私もすぐに追いつく。時間を無駄にするな。 そして……壮健でな。
[オスカーの背中を見送り、自分も遅れて後を追った]
― 天空に要塞と天使が聳える荒野-《元生徒会室》へ ―
(55) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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蒼舟。 焼き尽くしたら、すまん。
[光に包まれた身体。 その額には、幾筋の血の流れの中でもくっきりと、翼様のあかい聖痕《スティグマ》が輝いていた。 害意はないつもりだが、冥府の力持つものにはつらいものもあろうかと。]
(56) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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……お揃いかな♪
[パキッ…幻影とは思えない音が響いて左眼と周囲が砕け散る。 陽炎はそのままだが、顔半分が崩れたまま形が戻る事も 邪眼が戻る事も無い。 修復に時間を掛けている場合では無かったからだが]
あそこまで罅が入れば、そう簡単に修復は出来ないし。
[天と地に繋ぎ止められたこの距離では遠距離の荊と 影の使役を操るエフェドラの方が利がある。 ほんの少しの迷いの後]
(57) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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――成程。 どうやら、君を侮っていたようね。
[そう告げると、背後の空中要塞が再び駆動音を響かせた。]
それだけの意志――見事なまでの力。
[逆十字を消失させたその力には、賞賛の言葉をかける。 ――そして。]
もう、逃げても良いとは言わないわ。
(58) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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――校舎―― [校舎の様変わりを見上げて、深く溜息を漏らしてしまった。]
これやったの誰だ? いくら現実世界ではないとはいえ、これはやり過ぎだろう。 いや、現実世界にも同様のものがあると考えるべきか…。
[疲れた表情は隠せないまま、すぐに我に返る。]
おっと、こんなことしている場合ではなかったな。 さっさと進ませてもらおうか。
[そうして舞台は天空に要塞と天使が聳える荒野《元生徒会室》へと移り変わる。]
(59) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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なんだ、待っていたのか?バスキンス。別件が入っていただけだ。
[傷つき横たわるロビン>>54を見下ろす。立ち上がれぬかとも思ったが、漆黒の逆十字を消滅させ起き上がろうとする様に、見下ろす眉をぴくりと上げた。]
……その見上げた根性は評価しないでもない。 貴様は戻ったらPTA《重度校則違反査問会議》案件送りだ。気にもすまいが、停学にでもなりたくなければ少しは気骨も見せておくか。
……さて。
(60) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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そもそも、逃がすつもりなど、毛頭ない。 だが……僕も、死に損ないみたいなものだからな。 正気を保っていられる自信はない。
――サポートは頼むぞ、神宮院、蒼舟。
[焼き尽くす宣言の後に、援助を求めつつ。 この不良が素直に助けを求めることそのものが、事の重大さを語っているだろう。]
こいつは"僕の能力"ではないから、使うのは嫌いなんだがな。
(61) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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………堕ちて。
[私の呼び声が届いた瞬間。 唄声《コワイア》では無い獣の雄叫びが響き渡る。
天空の罅に喰らい付いた漆黒の獣…尾は[[1d10本]]の毒蛇、 体躯はヒヒ、四肢は私の右腕と同じ巨大な鉤爪を持ち、 頭は曲がった角を持った獅子、 全身を包む漆黒の毛は触れた瞬間 オリハルコンすら貫通させる剣と化し英雄の影達を貫いて。
獣はその巨体を罅から躍らせて、エフェドラの真上から 爪を振い影を薙ぎ払いながら彼女目指して堕ちて行く]
(62) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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僕の殻を食い破り顕現せよ、傲岸たる有翼獅子《グリフォン》――!
[やがて、思念《オーラ》の光はロビン自身をすべて包み込み。 次第に、四足の獣を形作る。大獅子に翼持つその姿は、神々の時代に語られた聖幻獣そのものと化して、生徒会室の床を踏みしめた。
――そう、《機関》は、この駒鳥《ロビン》を擁護することで、強大な聖獣を鳥籠に飼っていたのに、他ならない。]
(63) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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――天空に要塞と天使が聳える荒野《元生徒会室》―― [辿り着くとそこでは既に緋奈とそれに相対するオスカー、ロビン、副会長《ロ-ド》の姿。]
ふむ、既に戰場はクライマックスと言った所か。 来るのは大分遅れてしまったようだ。
[そう告げながら副会長《ロ-ド》の側へ、そして一言。]
俺が勝った……死ぬかと思ったがな。
(64) 2014/04/11(Fri) 00時半頃
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――つくづく、《機関》は何を考えてるのかしら。
[駒鳥《ロビン》の姿が変貌し。 目の前には有翼獅子《グリフォン》の姿。]
全くもって。 ここまで追い込まれるとはねえ。
(65) 2014/04/11(Fri) 00時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/04/11(Fri) 00時半頃
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まさか。 神《零艇紫亜》と戦う前に使うとはね。
[そう言って、未だに外してなかった最後の力。 真のArkへと手をかけた。]
(66) 2014/04/11(Fri) 00時半頃
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――Ark・Truth
[其の言葉に呼応する様に。 右腕と右翼が再生していく。
世界樹超越愛箱舟死超弩級天使システムの真の力。
神《零艇紫亜》に叛逆する、方舟の機構天使。 其の機械の翼は以前よりも大きく。 そして、禍々しい姿に変貌していた。]
(67) 2014/04/11(Fri) 00時半頃
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貴様に協力する覚えはない…とも言えないか。
[どうやら、これは本気のようだ。退くに退かれぬ事情があるのだろう。その思いを知る由はない。自分もまた、胸の内を語っていないように。]
横槍は入れさせない。安心して躯を晒せ。
[その姿が有翼の獅子《グリフォン》へと変化していく。黙って見つめる。このぐらいではもう驚く事もない。 けれど、後ろからの気配>>64には松葉杖をついて振り返る。黒髪が揺れた]
泰山峰、貴方か。我々「十三血流」の衛士たる一ノ門に勝つとは、正直驚いた。 戦うのか、《新生派》と。
(68) 2014/04/11(Fri) 00時半頃
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[Ark・Angel《大天使》形態。 それはまさに、神へと至る為の。
機関の、いや新生派の執念の結晶か。]
(69) 2014/04/11(Fri) 00時半頃
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神様も天使も悪魔も全部面倒くさい生き物よ。 こんな面倒くさい世界を創り―こわし―上げているのだもの。
――……ねえ。愛部・ラディス・トレートル。 あなたはもしかして、神様に愛されたいの?
[左の蒼く澄んだ眼が、不思議そうに問うた>>52]
(70) 2014/04/11(Fri) 00時半頃
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[食らいついていた獣が離れ、こちらに堕ちてくる。 よかった。 安堵の笑みを浮かべて、両手を挙げ、荊を捧げる。さながら獣を抱きとめるように]
……ねえ。 もっと可愛らしいお揃いがあるのよ。
[影絵が全て蒼に染まり、雫のように地に落ちる。 張り巡らされた荊が、自身とラブを囲い、蒼き光を創る。 その光の輪郭に沿って、巨大な蒼き薔薇が地を破り現れる。 花弁は自身を、そしてラブを包み、閉ざそうとする。 それは呪いも追憶も封じる冥―死―の繭]
(71) 2014/04/11(Fri) 00時半頃
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当然だ。狙撃手《スナイパ-》が俺をあそこまで接近させてしまったら勝ち目はない。
そうだな…新生派の考え方にはどうも賛同出来ないと結論づいたからな。
[そう言って緋奈の方を見つめる。 助けが必要なのかは殆ど分からない状態になっているが…。 もっともロビンの姿も変わってしまったので、どうなるのかは余計に分からない。]
(72) 2014/04/11(Fri) 00時半頃
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[蒼き雫からも芽が息吹き、見る見るうちに蔦を這わせ花を咲かせ、一面を取り囲んだ荊の園を創り上げる。 深淵を改めて閉ざすように。しばしの安らぎを誘うように]
《蒼き夢は全てを包み還す》
[薔薇の内部で獣の爪と体毛に貫かれんとする瞬間、歯を見せて嗤うと。 その眼に這う荊すべてで獣を抱え込み、その牙に優しくキスをした**]
(73) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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嗚呼、このままでは。多くの犠牲が生まれてしまう。
[日向は跪いたままで、何かに縋る。
自らの無力。この強大な力の前では、治癒の力など何にも為さない。]
(74) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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あら、誡流も。
[Ark・Angel形態になりながらも、普通に意思の疎通は出来る。 彼を見ると、いつぞやの会話を思い出して。]
いい加減、どちらに付くかは決めたのかしら。 見た感じだと、そちら側《JKDS派》のようだけど――
(75) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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[回復する右半身に、ぐるるる、と喉を鳴らした。 《大天使》の持つ禍気と、こちらの持つ聖気とが、場に満ちぴんと張り詰めている。 好機を伺って、身を低め。]
――――!!
[巨躯を駆り、《大天使》へと飛び込んでいく!]
(76) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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ロビンは、その攻撃は、奇しくも七枷が泰山峰へと声をかけた、その瞬間とまったく時を同じくした。
2014/04/11(Fri) 01時頃
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そうか。……そうだろうな。一ノ門のあれは、そういう力だ。 ではJKDSに……私に賛同するのか。
[無駄な言葉を交わしている状況ではないのだけれど。 あくまでサポートと言われているからには、獅子より先に挑む法はない。 対峙する七枷は、その身を機構仕掛けの天使へと変じていた]
あれがArk因子の力……陳腐な表現だが、さしずめ機構仕掛けの天使《Angeles Ex Machina》とでも言ったところか。
あれが……『機関』の創り上げたArk因子の到達点なのか。
[そしてオスカーと、自分にも存在する因子]
(77) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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零艇紫亜《かみ》よ、世界《がくえん》を救って────
(78) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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――ッ
[有翼獅子《グリフォン》の爪牙に、機構の一部が破損していく。 核《コア》への直撃を避ける事は出来ても、サイズが増大した分だけ回避行動が取りにくいのは仕方ない。
翼の一部が破損するが、それは少しづつ再生していく。 愛《love》によって。]
(79) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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――dreadnought・起動!
[再び、神滅戦艦が動き出す。
全ての砲門が有翼獅子《グリフォン》へと向けられると一斉に火を放つ。 その威力は、救世主の業火にも匹敵するだろう。 あるいは闇色の12月の焔ほどの破壊力。]
(80) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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[驚異的な回復力。僕はそれにふ、と笑うだけに留めた>>53]
……再戦《ダイニラウンド》?いいや?
決着の舞踏会-ラグナレック-の…はじまりだよ。
[但し、戦うのは、僕じゃないけど…>>54]
(81) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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[焼きつくしたらすまん。聖鎖が活性化した。《聖》の思念《オーラ》のためだ>>56]
…ぐっ。 この位、なんてことない、なんて言いたいけど。
なかなか大変、だなあ…!
[僕は左腕に巻きつく免罪布-クロスシール-を抑えつけた。 身の内に封印-プリズニング-した冥が暴れださないように、だ。 そして傲岸なる獅子は今ぞ顕現《アバタール》する!]
(82) 2014/04/11(Fri) 01時頃
|
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おっ、おおきい…!聖獣、いや、神獣に匹敵する…!!
[だけどこの力は大きすぎないか!?>>63 聖幻獅子《オーラグリフォン》は、ロビンの人間としての身体を依り代にでもしたの? だが、これは、最悪、彼が人間の領域を踏み越えかねない、危険な力だ!]
…ヒナさん……あなたも…なんだね…
[そして彼だけでない。 神滅せし方舟の機構天使《デッドリーアークエンジェル》により近づく、彼女。 七枷緋奈。彼女も、その人の領域から逸脱を始めていた>>67]
(83) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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あれが……Ark因子の到達点……?
さしずめ、D-Ark。 【Divine Ark 因子】という所なのかな…
[僕は瞳を空へ見上げる。機関の妄執、執念の結晶。 いや、今この世界にある、機関と云う場所の負の結晶が、あれなのかも知れない。
…僕は、両腕にある皇の呪剣を、強く握りしめた]
(84) 2014/04/11(Fri) 01時半頃
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[神滅戦艦《ドレッドノート》は、その機体の四割>>3:449を失っても尚、七枷の声ひとつで砲門をこちらに向ける。 急速に高まる熱量。放たれる弾幕の多くが校舎を取り囲むエネルギーシールドに阻まれるが、しかしシールド自体も、限界に近い。]
があぁぁっっ!!
[咆哮。 防護を突き抜けてこちらへ向かう弾を、背の翼で撃ち落とす。]
(85) 2014/04/11(Fri) 01時半頃
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[その時、僕の封印すらむしばむ聖気放つ、聖幻獅子《グリフォン》が飛び出した!>>76 だが、それを迎撃すべく、神滅戦艦-ドレッドノート-を方舟機構天使-アークエンジェル-が再斉射-オープンフルファイア-させていた!>>80]
二度も砲撃に負けはしない! 援護するよ、ロビン!!
―― 蒼舟緋剣流 …ッッ!!
[僕は、天空へ巨躯を駆る、聖幻獅子《グリフォン》狙う砲撃を狙い。 大地から動かずに、閃光の如く、剣閃を振りぬく。
天滅斬閃の一撃。泰山峰流の抜刀術を組んだ、鋭い大衝撃波を伴う《剣気》。 それは、僕の、正確にはマユミちゃんの傍に居た人物が目にする事になる。 本家本流には及ばない。然し、泰山峰の心技体を理解し、なおかつ自己流に組み替えた、僕の業を]
(86) 2014/04/11(Fri) 01時半頃
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Divine-Ark因子、か。
[オスカーの言葉に唱和するようにその言葉を繰り返す。]
Ark因子は……多分、保有者によって意味合いが異なるのかもしれない。オスカー、貴方しかり、七枷然り……
『機関』があれを作り出した目的は不明だが…… 巡り巡って自らを苛む獅子身中の虫となるとは皮肉、いや道理か。 それを言うなら私も人の事は言えない、かな…
(87) 2014/04/11(Fri) 01時半頃
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………皇技……楓刃裂戦羅業剣-フウジン-……
[これが僕自ら、心技体の三技から編み出した奥義。
心と気の空技。 体と速の閃技。 技と力の皇技。
神速と猛攻の我流剣術……蒼舟緋剣流……!]
(88) 2014/04/11(Fri) 01時半頃
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《Absolute Reglation by Kaisership》――――――
[右の未だ純白を保つ絹手袋に手をかける。目前の獅子と天使の間で繰り広げられる終末戦争の様を眺めながら]
……あれは、さしずめ黙示録の日の獣と、それに向かって喇叭を吹くという天使を見ているようじゃないか。 それで、貴方はどうするんだ。まさか、ただこの見物に来たわけでも…ないんだろう?
[ちらりと泰山峰の方を向いて声をかけた**]
(89) 2014/04/11(Fri) 02時頃
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[日向の祈りによって、寄せられる力。
そこには聖職者《プリースト》としての彼が持ちうる力のすべてを使い、何かと契約を交わす─────]
(90) 2014/04/11(Fri) 02時半頃
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零艇紫亜《かみ》は賽子《サイコロ》を、振らない────
(91) 2014/04/11(Fri) 02時半頃
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そうよね。面倒臭い生き物よね。
[エフェドラには全く同意>>70と頷いた後、続いた問いに 口元の笑みは消えた]
多分そうじゃないかな。 愛される人間に…なりたいのよ、きっと。
罪満ち死堕つ林檎園―リリスズ・スイート・ティーパーティ― 神が押し付けた負を全て受け入れる位は… 神様の事愛してたと思うわよ。
初めの失楽園-アゲインスト-の巫女はね。
[見上げるエフェドラの上に獣が堕ちて行く]
(92) 2014/04/11(Fri) 02時半頃
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[堕ちて来る獣を受け止める様に、荊が伸びる。 影が蒼く堕ちて蒼き薔薇が生まれる。
巨大な蕾が負と呪いを包み込む。 神の目から2人を隠す様に、深淵へと封じる様に。
荊で包まれエフェドラのキスを贈られた獣の剣は彼女を 貫くに至らず。 ただ………]
エフェドラ…判るでしょう? 獣は…私自身だって。
[残った右目から零れる光は深淵の獣の腕では拭う事も出来ず 流れるままに、拭えぬ代わりに 右腕はエフェドラの背に向けて斬撃を放った**]
(93) 2014/04/11(Fri) 02時半頃
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響け この世界《がくえん》に 惨美歌よ 届け この世界《がくえん》に 零艇紫亜《かみ》の祝福《いのり》よ
[日向が十字を切れば神々しい光が段々と具現化し、少女の形を成していく。]
(94) 2014/04/11(Fri) 02時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/04/11(Fri) 03時頃
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世界《がくえん》から紛争《あらそい》を、
[日向は零艇紫亜《かみ》に向けて祈りを捧げる。]
(95) 2014/04/11(Fri) 03時頃
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紛争《あらそい》を、無くしてください────
[聖職者《プリースト》の祈り《ねがい》は、発信された────**]
(96) 2014/04/11(Fri) 03時頃
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悪いが俺はJKDS派でも新生派でもない。 俺は俺で第三の道を模索中だ。
能力者の能力者による能力者のための世界など、無能力者にとって苦痛でしかない世界は、少なくともお断りだ。
[檀の言葉にすまんな。と付け加えつつももう一度緋奈を見て]
あんな姿になってまで、彼女たちにはやりたいことがあるわけだ。 異能などただの個性、と割り切れん理由があるのだろうな。
[そうしてどうするつもりだと問われれば暫し考えて]
助けを求められたら助けるまでだ。 俺はそう約束した。 それに、タイマン勝負に横槍入れるほど無粋な真似もしたくない。
[そう告げて再び腕を組む。腹部の痛みは黙ってこらえた。]
(97) 2014/04/11(Fri) 10時頃
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流石ね。
神滅戦艦― dreadnought ―の攻撃を凌ぎきるとは。
[聖幻獅子《オーラグリフォン》の翼と、楓刃裂戦羅業剣-フウジン-によって此方の攻撃を全て弾かれる。 以前に試した時は演習とは言え大軍を葬るレベルの攻撃だったにも関わらずだ。
だがしかし……神滅戦艦― dreadnought ―は再びエネルギーを充填していく。 次なる手段は死と悪魔の爆発か。 それとも、天界の門を開くのか――]
(98) 2014/04/11(Fri) 10時頃
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――助けを、ね。
[光流の最後の言葉を思い出し。 まあ、とはいえ横から聖幻獅子《オーラグリフォン》をぶん殴ってくれと言うのもおかしな話だった。]
ありがとう、もしもの時はお願いするわ。
(99) 2014/04/11(Fri) 10時半頃
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ああ、それにしても。 本当に世紀末とでも言った様子だわ。
[神の罅はさらに大きく広がってた。 超音波>>3:340も、サイボーグである彼女は平気だったのだけど。]
黒い風が哭いている。 それだけじゃないわ。
[戦いの合間、優雅に指差したその先。 爆撃を受けた中庭でモアイ像だけはまだ残っていた。 ただし、余波を受けてまるで泣いているようにも見えたが。]
(100) 2014/04/11(Fri) 10時半頃
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まるで、モアイが血の涙を流しているようね。
いよいよ、セカイの終わり。 神《零艇紫亜》の降臨が迫っているわ。
[そう告げると、天を仰ぐ。 無論、誰かが攻撃を仕掛けてくれば迎撃するのだが。]
念のため、聞いておく。 今からでも遅くは無い、《新生派》につこうって人はいないかしら。
もしも、今から《新生派》に鞍替えするのなら。
(101) 2014/04/11(Fri) 10時半頃
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この学園の半分をあげるわ。
[自分が神になった暁には、この学園の支配権も手に入るのだろう。ただし、創り変えられたセカイの中でジャキディス学園は異能者の為の学園ではなく、普通の生徒で溢れる学園なのだろうけど。
それでも、権利の半分ぐらいは差し上げると。]
(102) 2014/04/11(Fri) 10時半頃
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[蒼舟の、そして皇の《剣気》を背に受け、吼えたける。 学園に向けられた砲門へ、睨みをきかせる。 重心低く構えるのは、飛び込む前姿勢。七枷を討つべきか、光集める戦艦へ一撃を加えるか、見定める。]
……誰が。
[うるる、と喉鳴らす奥で、残ったロビン自身の意思が七枷に反意を示すも。 泰山峰の言葉届いて、飛びかかるはずの脚は、地に縫い止められる。]
(103) 2014/04/11(Fri) 11時頃
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(そうだな……僕は少し、踏み込みすぎている)
[あんな姿になってまで。 自身の姿を客観的に見ることはかなわないが、人間の型には嵌まらないかたちをしているはずだ。 《神》殺しは許せなかった。それは自分自身の敵だと認識していたからだ。 撤退はさせたくなかった。澪標の全力と、蒼舟の負傷とをおして傷つけた七枷を、みすみす逃したくはなかった。 だが、今。《大天使》と化した彼女と、限界すら越えて奥の手を晒した自分と。 何をしているのかとふいに過って、脚が止まった*]
(104) 2014/04/11(Fri) 11時半頃
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―惨美歌と祝福《いのり》近づく戦場 -プリースティオ・シアシング・フィールド-―
[神《零艇紫亜》の降臨が迫る。それは言葉にするまでも無く。 身体に強い負荷を齎す、シアの聖鎖が、雄弁に証明していた。 …制限時間-タイムリミット-が…近い……?>>2:224]
なんだろう…… このどこからとも無く聴こえて来る…… 物悲しく悲鳴の様な、惨美歌《うた》は……
[世界の終焉>>101。そんな形容はまさしくそのもの。 神域は荒廃し、皹は広がり、神はやがて降り立ち。
紛争《あらそい》をみつめるモアイはただひとつ。 悲しみに暮れた緋色の涙をほろほろと美しく流しているのだ]
(105) 2014/04/11(Fri) 14時半頃
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学園の半分?おそろしくちっちゃい権利だね。
こういう時は、銀河の半分-ギャラクシーハーフ-と云うのが、 極東の様式美だと僕は聞いたんだけどな。
[何より僕は、初めての学園生活-モラトリアムライフ-を求める! 学園半理事長-インパーフェクトスクールディレクター-?>>102 経営方面なんて、僕に興味はなかった!**]
…そろそろ…無駄に巨大-でか-い戦艦くらい…撃滅-おと-そうか… …まだあるんでしょ? あっと驚く、真の隠しだまが。
(106) 2014/04/11(Fri) 14時半頃
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− 蒼き夢は死と呪いの実を付ける −
[斬撃はエフェドラへと届いたか。 残る荊が邪魔をしたか。 荊が襲いかかろうとも私は右腕を振い、 花弁から生まれなければならない。 何故なら]
神が降臨するわ…。
[祈りが呼び寄せる少女の様な光の神>>94 その光は冥や深淵たる私やエフェドラに どんな影響を及ぼすのか。 厚く閉ざされた花弁の中では光は届かなくとも 深淵たる私には判る。
私の役目を果たさなくてはいけない]
(107) 2014/04/11(Fri) 18時頃
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雪白の赤憑き躍るエフェドラ……。 早く一緒に桜パフェ食べに行きたいわね。
でもね…私、その前に約束果たさないといけないの。
光流が神を引き摺り出し、私が斃し…。 七枷を神に《新生》させる……。
[あの超弩級要塞を見れば、誰が新生派なんて明らかだろう]
光流は倒れる寸前まで全力で私達の為に助力してくれた。
(108) 2014/04/11(Fri) 18時頃
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その想い《キズナ》を裏切るわけにはいかないのよ!!
[前髪の奥、隠れていた右眼がぎらりと光る。 砕けていた左の顔が回復する…。 獅子の顔と捻じれた漆黒の角を持つ獣の顔に。 失った箇所が深淵の獣のパーツに入れ替わり、まさに 継ぎ接ぎの業聖獣《キマイラ》の姿]
私が深淵の獣。 禁書から奪った英雄達の眩い光の下に生まれた色濃い 闇の…深淵の運命《ケモノ》達。
私は、ここで貴女に負けたら…光流にも、皇にも貴女にも 顔向け出来ないの!!
[聖なる鎖で繋ぎ止められていた影からは 無限の如く猛毒の炎を吐く蛇が生まれ、まるで羽化を目指す様に蒼い花弁を切り咲こうと牙を立て]
(109) 2014/04/11(Fri) 18時半頃
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[獣の力を持って、蒼い花園の眠りを護る聖母へと跳んだ**]
(110) 2014/04/11(Fri) 18時半頃
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……そう簡単に落とされるわけにはいかないわ。 まだ、この子《dreadnought》にはやる事が残ってるのだもの。
[そう告げて、改めて校舎の屋上を見やる。
聖幻獅子《オーラグリフォン》と化したロビン君。 復活したのか、先程よりも動きが良くなったオスカー君。 未だに、能力が定かでは無い副会長……檀 此方に介入してくるかは分からないが誡流。]
これが終わったらいよいよね。 ――楽しみだわ。
(111) 2014/04/11(Fri) 20時頃
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[――否。]
[これが終わったらいよいよね。 七枷の言葉に、ふんと鼻を鳴らす。 迷う間など、ないのだ。彼女がもう退かぬと決めた時から。 そうしたのは自分だが、悔いてはいない。 止めなければならない。彼女に《神》の座は渡さない。]
があぁぁっっ!!
[ひときわ大きく、高く吠えた。]
(112) 2014/04/11(Fri) 22時頃
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[元は生徒会室だった部屋の隅、有翼の獅子と機械仕掛けの天使が睨み合っている。 その向こうで、金色の眩いばかりの光>>94。]
秘めたる暴威にArk因子により引き出された天使兵器、更に神《零艇紫亜》…… 成程、事此処に至っては誰も彼も神の力の一片ぐらいはその身に保有していなければ残れはしなかったというわけか。
どう思う?
[怜悧な口調ながらも笑みを絶やさず、いやそれどころか先ほどよりも柔和な表情で問いかける。 それは神だとか天使だとかいうよりも…もっと涅槃の寂静のような、そんな]
JKDSに与しないか。それなら貴方は『機関』の主流派たる我々の…いや、私の敵、という事になるな。
一つ教示しておこう。『機関』が能力者のための世界を構築するために神《零艇紫亜》を保管している目的は2つある。
(113) 2014/04/11(Fri) 22時頃
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[カツン、と松葉杖を鳴らして目を細め、泰山峰を見つめる]
貴方は一ノ門を撃退したほどの好漢だから、それを伝えてもいい。もっとも、気に入らないだろう。それは分かるんだ。
一つは…そうだな。我々はこの世界の中では少数派なんだよ。 無能力者は、弱者とは違う。我々は無論弱くはない。ないが……こうして纏まっていなければ個別に排斥される、弱い立場にすぎない。言っている意味が貴方に分かるだろうか?
もっとも……そうだな。彼らの姿は少々禍々しいが、内に秘める思いは分かるよ。賛同するしないは別にして、その純性は大したものだ。
(114) 2014/04/11(Fri) 22時頃
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それにもう一つ……おや。
[宙に浮かぶ空中戦艦《dreadnought》を見上げる七枷に視線を向け、話を切った]
どうした、余裕だな。案外まだ奥の手なんかありそうじゃないか。早めに出しておいた方が良くはないか?
[松葉杖に重心を預けたまま、振り返る。泰山峰と同じく、自分も動かない。]
お互い無粋を嫌って横槍を入れられないのは少々不便、かな? そんな感じの表情にも見える、貴方は。
[中庭にも、獣の吠える声がする。世はまさに黙示録の日といった様相だ]
いや、世界が新生するかもしれぬ瀬戸際だ、黙示録には違いないか。
(115) 2014/04/11(Fri) 22時半頃
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Ark因子か。よく分からんが、ずいぶん強力らしいな。 どうと言われても俺にはそんなたいそれた物があるとは思えんがな。
[私の敵になる。その言葉に静かに、そうなるな。と呟いた。 檀の話を聞きながら静かに頷いて]
少数派、確かにそうだろうな。 だが、その少数派のために多数派を犠牲にするのか?
異能をもっていない…いや、今更持っていないといっても無駄だろう。 確かに俺は異能を持つ能力者だ。 それでも異能を使わずとも能力者達と渡り合えるというのが俺の自慢であり、周りの持たざる者達の自信に繋げている。
[そこまで言ってもう一度檀をじっと見つめ返して]
だからこそ、俺は能力者による能力者の為の世界など…。 俺にとって機関そのものが不要に感じるがな…。
(116) 2014/04/11(Fri) 22時半頃
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[横槍を入れない、その言葉にはふと笑って頷いた。]
少々不便であったとしても、仕方がないことだ。 あぁ、そうだオスカーあの二人の戦いに横槍を入れることはお勧めしない。 簡単に一言だけ言っておこう"やめておけ"。
世界は生まれ変わるべきなのだと俺は思うがな。 もっとも少なくとも新生派の連中の提唱する世界はお断りだがな。
[その点において、自分はどちらかといえばJKDS派に近いのだろう。]
(117) 2014/04/11(Fri) 22時半頃
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――蒼き夢は意志と想いの花を咲かせ――
そうね。近くで見たら意外とかわいらしい顔をしていたわ。
[消えた獣に眼を細め、声の方を見やる。>>93 斬撃は蕾にひびを入れ、陶器のような音を立てて花弁の一部が砕け散る。 ――活性化した聖鎖によるパワーダウン。封印解除形態のタイムリミット。 悔やむ暇はもはや無い]
……なかないで。
[おまけのように斬撃が背中を裂いた。 欠けた蕾から見えた彼女を一瞥すると、それに構わず手を伸ばした。 白い指が彼女の涙を拭う。唇が優しく弧を描いた。 大きく裂かれた衣服の下には、びっしりと歪な紋様が刻まれている。 それら一つ一つが、今の自身を構成する冥約術式―プロトコル・ネザー―。 紋様は脈打つと鎌首をもたげ新たな荊となり、それ以上の攻撃を阻害する]
(118) 2014/04/11(Fri) 23時頃
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……生憎、わたしも後を託されているの。
[新たな情報に頭を回す暇は無い。>>108>>109 現れた業聖獣《キマイラ》の姿に、ただ笑いかける]
《革冥喪悲禁書人型装置―エフェドラ―からの直接展開――over》
[残った荊全てを使って、新たな蒼い影を編み上げる。 それは剣を背負った、ひとりの少年の影絵。――皇。 自分の内に残った、統べる者の心強く麗しき意志-ヒトノイシヲシンジルユウキ-の具現化。理想。想い。 影は剣を引き抜くと、見えぬ刀身を自在に操り、無限に近い影の蛇を斬り開いた]
(119) 2014/04/11(Fri) 23時頃
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[一通り露を払うと、剣がこちらに差し出される。 それを、受け取る。幻ゆえの軽さと、思念ゆえの重さを感じて、強く柄を握りしめ]
終わりにしましょう……!
[跳躍する獣に向けて、剣を構える。狙いは胸部。致命をただ一撃、差し違えてでも。 二人を包むように、無数の蒼い薔薇の花弁が舞い躍った*]
(120) 2014/04/11(Fri) 23時頃
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………………へぇ?"やっちまえ"、じゃなくて?
[僕は皇の呪剣を引いて背後を振り向いた>>117。 横槍と言え、彼に云われるまでは継戦の考えだった]
ハルカ先輩も、君と似た様な事をいってたよ。 『なんか、第三の道なんかないかな』て。
君みたいに、思い切りの良い考えを持てたらいいのにな。
(121) 2014/04/11(Fri) 23時頃
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犠牲?どうかな…… そう言えば一ノ門は、私は異能の有無に拘りすぎだと言っていたな。ふふっ… あの人にはわからないだろう。『機関』の中枢たる十三血流でありながら、無能力者として生まれた私の事は……
[対峙する獣と天使、それにオスカー。彼の三者に割って入るつもりはない。いや]
あれに割って入るような無粋はできまいよ。 ふふ……奴らは口ではああ言っているが、本当は楽しんでいるように私には思える。泰山峰、貴方もそうだ。
しかし、もし異能を持たずに一ノ門に勝ちを収めたのだとしたら大したものだよ。 ……貴方は私には眩しすぎる。しかし、それ故に認めてもいい。選定委員会《セレクターズ》もあるいは認めるだろう。 ……いや、認めさせよう。
(122) 2014/04/11(Fri) 23時頃
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泰山峰 誡流。貴方は今や大空位となっているあの座席《スローン》… そこに座する生徒会長《エンペラーオブジャキディス》となる気はないか?
オスカーや皇ではない。貴方だ。我々JKDSの要として、内よりより良い世界を手に入れてみたいとは思わないか。私の右腕として、自分の望み通りに造ってみたくはないか?
……それともやはり私の敵として、第三の道無き道を探し続けるのか。
[視線は泰山峰に。それから中庭の方、血の涙を流すモアイ…ふとそこから逸れて、黄金色の少女の姿をした神《零艇紫亜》を眺めた。]
(123) 2014/04/11(Fri) 23時頃
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[青船の言う"やっちまえ"にはうるる、と喉を鳴らして反応を見せた。 やればいい。それが彼の意思ならば、立ち上がったそれを止める権利はない。 騎士道に基づく気もなく、校則すら守りもしない不遜な駒鳥の中に、タイマンも真剣勝負もない。 もっとも、駒鳥《ロビン》自身の意識がもう少しあれば、一人で充分だと虚勢を張ったのだろうが。
今は闘志に猛る、一匹の獣。]
(124) 2014/04/11(Fri) 23時頃
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そうだ、やっちまえではない。 お前が動くというのならば、俺もお前を斬らねばならなくなる。 ……約束してしまったからな。 一度だけ手助けをしてやると…。
[オスカーにそう告げながら、第3の道には深く頷く。]
そう、どちらも譲れない想いがあるが故の…というやつだな。 だが、どちらも納得できる世界など到底作れるわけはないのだ。
[そう言って、檀に視線を戻す。]
お前が能力の有無に拘っているのは仕方のないことだ。 それが機関というものであり、機関の根本なのだからな。
光流との戦いに異能は使わなかった…、決してあいつが弱いからではなく、侮っていたわけでもない。 俺は異能抜きで能力者と戦うことで、部長《エイジェント》として能力を持たぬ者に希望を与えねばならぬ。 故に能力抜きでも負けるわけにはいかなかったのだよ。
[その代償は余りにも大きかったが……。]
(125) 2014/04/11(Fri) 23時半頃
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……そいつは魅力的なご提案ではあるな。
[空座《スロ-ン》を見詰めてくっと嗤う。]
俺は俺の目的のためならば何にでもなってやる。 だがな、残念ながら俺が求める世界に恐らく機関はない。 能力者が特別でない世界、能力者と能力を持たぬ者が共存できる世界を俺は創りたい。
全ては才ではなく、努力で得られる世界、そして努力が報われる世界を創りたいのだよ。
[再び檀に視線を向けて、不敵に嗤う]
そのためならば俺は神をも目指そう。 それでも俺に生徒会長《エンペラーオブジャキディス》となりお前達を統べよと望むのか?
[能力者による能力者の為の世界、能力者のいない世界、どちらの世界も面白くない。 強者が強者であるために自らを磨くことを怠らない世界が自身の出した結論だった。]
当然、その折はお主らにも意見を求めることになる。 歴代の生徒会長《エンペラーオブジャキディス》がどうだったか知らんが、押し付けてあとはよろしく頼むなど、俺だけは許さん。
(126) 2014/04/11(Fri) 23時半頃
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どうせ世界は、多かれ少なかれ犠牲を生む。 "機関"に限らず、それは運命の法則なのかも知れないね。
だから僕は、その為に運命と戦い続けたいと思う。 そして君も、それを為すだけの力が何よりもある。
[横目で僕は、マユミちゃんの言葉に小さく反応する>>123。 僕でもスバル先輩でもない、彼を。 英雄達の帝皇《エンペラー》に誘う、彼女の意思に瞳を瞠った]
(127) 2014/04/11(Fri) 23時半頃
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…そもそも。異能力を用いずに僕たちを圧倒できる。
その時点で君の力は、 異能、或いは化け物《モンスター》の領域だと僕は思うけど…。
だからこそ、統べる者の資格は誰よりもあると思う。 能力者だけでも無く。 無能力者だけでも無く。 世界を丸ごと統べ、変革する意志と覚悟があるなら。
[それは間違えようもなく、皇《エンペラー》の意思だ。 もし彼が本当に、世界を統べる座に、君臨-あ-ろうとするのなら]
(128) 2014/04/11(Fri) 23時半頃
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……僕の意志と覚悟も……共に越えていく……?
[僕は、緋色に揺らめく、視得ざる刃を抜き放ち。 カイルへ向けて正面から突きつけている]
王者-スベルモノ-とは。 運命と宿命を統べて、世界-ミライ-と剣をぶつけ続ける者の事なのだから。
僕も此処で、この歩みを止めるわけにはいかないよ。
[…どうする?>>0:173 僕は静かに彼に問いかけた]
(129) 2014/04/11(Fri) 23時半頃
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可愛かった? 良かった。でもミラジェンが一番可愛いのよ?
[さながら何処かのカフェで自慢する様に、 ふふっと春風の揺らぎの様な笑い声をエフェドラに聞かせたが]
…泣いてなんか無いわ?
[彼女がが伸ばした白い手が頬を伝うものを拭っても>>118 認める事無くその笑みは真っ直ぐに彼女に向けたまま。 白い身体に描かれた彼女自身《プロトコル・ネザ》に爪を阻まれても尚、紋様から生まれた荊に力を突き立てる]
(130) 2014/04/11(Fri) 23時半頃
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……知ってる。
[屋上から降り立った彼女は光流と皇の戦いを見届けただろう。 光流から受け継いだと同じく、 彼女も皇の姿に何かを見たとしてもおかしくはない。 だから、彼女が託された>>119事も静かに頷いて認めた]
皇…光流もカッコ良いけど、君もなかなかカッコ良いわね。
[蒼い荊が編んだ影絵は数刻前に呪訃を贈り、 光流と戦った皇に間違いなかった。 そう言えば、2人とも奢って貰う約束したなと 場違いな事を思い出した唇は 悪戯を思い付いた様な意味深なもの]
(131) 2014/04/11(Fri) 23時半頃
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そうだった。お互い横槍は入れるつもりはない。そうだろう? そして、多分私と貴方の道は交わらない。『機関』がある限りは、そうだろうな。
思えば、私は『機関』の為に生きてきたようなものだ。 ……それはとても、とても確かな事実だ。
貴方の統べる者としての価値は、能力に溺れた異能者よりも実際高いだろう。私は貴方の力の詳細を知らないが、その身の異能もただ人のものではないと理解している。
それでも、あくまでも『機関』のない世界を目指すために力を振るうを望むのか。
(132) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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そうね…終わりにしましょうか……。
[握られた影の剣は、影であるけれども、 確かに想いを継いだ剣でもあり。 剣を手にしたエフェドラは真正面から私を迎えた。 そこには逃亡や回避等の意志は欠片も見えぬ眩しいもの。 その眩しさに前髪の下、 残った右目を瞬かせて獣の腕を振り下ろす]
ありがとう…………………ごめんね……。
[振り下ろした右腕を彼女に届かせたくとも、剣の刃の方が リーチがあった。 胸を貫く痛みに口元は初めて歪むが、構わず剣を抜かれぬ様に 左手で掴んだまま彼女へ鉤爪を振り下ろした]
(133) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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[空を見る。金色に輝く少女の姿の神。その姿は、我々に何かを語りかけはしない]
………あれも元は人間だったんだろう。私は知らないが『機関』に翻弄された末のことかもしれない。
ふふ……『神』か。
そう言えば、一族の者が昔言っていたな…
(134) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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十三血流《リネッジサーティーン》の。
『皇』は世界を統べる者として定められた一族。
『一ノ門』はそれを絶対守護する第一の関門として定められた一族。
そして『神宮院』は即ち神の坐する場所。
その今代の当主、『檀』は―――――
(135) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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やれやれ、異能抜きで戦うのもだいぶ努力を重ねてきたからできることなんだが…。 とはいえ、俺は俺の覇道を貫くと決めた。 異能持ちの有無など知ったことではない。 俺は結局人間が好きなのだよ。そしてそれを夢見ることもまた人間の自由であり、可能性だ。
[オスカーの言葉にそう返して、静かに目を閉じる。 腹部の痛みは増すばかりで、一向に良くなる気配はない。 これ以上の戦闘に耐えられるほどではないだろう。]
少なくとも光流が万全で最初から本気で戦っていたら俺は負けていただろう。 異能抜きで…という限定条件があるが…。
[やれやれ、と言葉を続ければ腕組みを解いてオスカーを見つめなおす。]
やりあうつもりなら考え直すことを推奨する。 俺もできれば異能は使いたくない。
(136) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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― 惨美歌と祝福《いのり》近づく戦場 ―
結局、貴方だけ?
[終末の唄声《コワイア》が響く中。 ロビンにだけ、攻撃の意識を集中させていく――]
(137) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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貴女の愛《ラブ》、確かに受け取ったわ……でも…ごめんね。
[唇から零れる血が風に舞う花弁の様に散り、消えて逝く。 血と同じように愛部の髪や輪郭が、陽炎の様な揺らぎでは無く ざああぁっと蒼い花弁の中舞う様に散り消えて]
あんまり…見ないで…くれるかな……。
[剣《オモイ》を受け入れ力尽きる愛部と全てが入れ換わり。 獣の本体とも実体とも言える姿が現れた]
(138) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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[そうして檀に視線を移す。]
そうだ。機関がある限りは決して交わらないだろう。 そのために俺は、まずは機関を潰さなければならない。
俺は犠牲の上に成り立つ世界など認めたくないだけだ。 機関はその犠牲を多く排出している。
光流の人生然り、檀、お前の人生も然りだ。
[ゆっくりと深呼吸をする、そうしてゆっくりと目を閉じる。]
オスカー、檀、お前達がその覇道を邪魔するというのならば、やはり俺はお前たちを越えてその先へ行く。
[そう、例え異能を使うことになっても…。]
(139) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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――――――神の律法を守護するという意味だ。
あるいは転じて、『神の祭壇』。
(140) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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少し…は…まともに…踊れてた?
[あは、と笑う口元が最後に残り。 いつもの笑みを浮かべていた唇が砕けた後に現れた 鈍銀の牙と、血の様な色の獣の口が大きく咆哮をあげる。
同時に全身から放たれた漆黒の剣は蒼の花弁を貫き切裂くと エフェドラに眼もくれずに黄金の女神へと近付かんと 校舎を駆け昇る。
その胸に楔の様に影の剣はあったが、 既に獣は冥の力だけでは斃すには至らぬ程成長していた]
(141) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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[もう一度黄金色に光り輝く神《零艇紫亜》を眺める。どこまでも柔和な笑みで]
――――Ark《Absolute Regulation by Kaisership》……
有象無象の成らんとする神の姿より、あれに相応しいのは私しかいない。 ……『機関』はそのためにも、あれを保管していたのかもしれない。
[その言葉とともに、左手と右手の手袋に指をかける。]
私は、あれを守護しなければならない。
[純白の絹手袋を外す。 その全身から――――煙のような、黒い靄が周囲に立ち上っていく]
……あれは、《新生派》にも、第三の道を選ぶ者にも渡すものではない。
(142) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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――Ark・Angel
[機構天使から放たれる大規模な力の奔流。 それは聖幻獅子《グリフォン》だけでなく。
結果として他の面々も巻き込まれるような規模の攻撃となってしまうだろう。 神雷、あるいは業火と言った攻撃が降り注いでいく。]
(143) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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[獣は永い永い封印の間に蓄積した憎悪と、 愛部の血脈が受け入れて来た負を纏い 神へと挑もうと咆哮する。
神と同様に憎悪する冥の力宿す者へも、 その憎悪は伝わるだろうか。
獣は暫し、天に浮かぶ黄金の神に唸りをあげるが まだその距離は縮まらず、だが聖なる鎖で押し留められる程 弱くは無いが、素直に繋がれる筈も無く 校舎の窓や壁を破壊しながら屋上を目指していた]
(144) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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[その姿はまるで影のように、シルエットのように漆黒へと変貌していく。生徒会室の床に伸びた影が、まるで今にも沈みゆく夕陽を浴びたように、床から壁へ、天井へと伸びていく。
いや、その影は今や太陽に照らされた影よりも色濃く、漆黒に染まっている。 空へ――――檀の、人間の姿とも言い難い。それは”何か”だ。
そのまま、黄金色に輝く神《零艇紫亜》の元へ。]
(145) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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[結局貴方だけ>>137かと零す言葉に、ふ、と息を吐いた。 それは、笑いとも取れる行動だったろう。 一人なはずもない。金色の、静かな光>>94が、神獣である有翼獅子《グリフォン》の中に、しっかりと届いていた。 一人な はずも ない。この身には《神》と聖職者《プリースト》の祈りが宿る。
この争いを、一刻も早く"無くさなければ"。]
(146) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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[その巨大な幻影に、中空に緋色の瞳が開いた。
がばりと、緋色の咢が開いた。]
(147) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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[そして―――――神《零艇紫亜》を、そのまま"喰らった。"]
(148) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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……皆揃って人間を辞める心算なのかしらね。
[変貌していく、副会長の姿。 彼女の意図はつかめぬままに。
天へと昇って行くのならば、それを見送るつもりでは居た。]
(149) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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隠し続けているが俺の異能は特別大したものではない。 どちらかといえばありきたりな能力に近いだろう。 それでも異能を使わなかったのには理由がある。
[臨戦態勢を整える二人に独り言のようにしゃべり続ける。]
一つは先にも言ったように、無能力者でもここまでできるという可能性を見せることで異能に対するコンプレックスのようなものを消し去ってほしかったから。 二つ目は、この能力を使うと外見がかなり歪になるんでな、惚れた女の前では少なくとも、まあできれば人間には見せたくないんだよ。 最後、三つ目は……
[そう言って構えを作り、深く深呼吸を行う。 深く、深く、深く…]
あとで能力を使わないと言ったのに卑怯だと罵るのも構わん。 だが、光流との戦いでこのままでは戦闘も覚束ないのだ。勘弁してやってほしい。
(150) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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うん、そこは僕、すごいと思うんだ。
能力者だけの世界、能力者のいない世界。 どちらも正しいと思えない僕には、君の思想がいちばん正解に近いとさえ思える。 誰の犠牲もない世界。
その為になら、機関さえも敵に回す君の覚悟は。 僕には、真似できないよ。
(151) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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…だけど僕は、歩みを止める訳にはいかない。
[天空に降臨する黄金の女神めがけ、遠くで走る漆黒の剣>>141。 憎悪に震え強烈に活性しすぎた呪詛は僕さえ飲み込むはず>>144。
然し剣の呪詛は、それを僕の戦意に変える様、気を放っていた]
(152) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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僕は、神にも悪魔にもなりたくない。 生徒会長《エンペラー・オブ・ジャキディス》になる程の器もない。 君みたいに、ひとりで世界を丸ごと統べる力もない。
…だけど皇剣-タクサレタイシ-がある。
世界から犠牲にされ続けた僕たちでも。 幸せに成れない理由-わけ-がない。
…その為に君が障害になるな――
(153) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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……………………ら……?
[僕はその時、煙の様な黒い靄を振り向いた>>142。 覚悟の表明をぶち切り、その先に続ける決意を取り落として]
(154) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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――――世界は正に千変万化
[その姿は宙に浮いている]
――――――天秤は今も揺籃伽藍
[瞳に人外の金色を湛えたまま]
――――――――総量は常に定常不変
[漆黒の靄を身に纏い]
―――――――――――不幸は幸に輪転流転
[緋色の気配を靡かせて]
(155) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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打ち鳴らせ世界意思。
私は歌になる。無常の悲喜交々を握り締めながら。
――――――――か。
なるほど。内に留めて初めて分かる。 これが『機関』が私に護らせようとしていた『神』か。
(156) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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[檀の様変わりには驚きもしない。 自分が惚れた女だ。ただの女であるわけがあろうものか。 だからくっと嗤って一言だけ。]
やはり俺の目は正しかったな、惚れ直しそうなほど真っ直ぐだよ。 だが、俺も異能を使うと決めた以上、そう簡単に負けるわけにはいかん。
[そう告げて気合を入れなおす。]
鬼門開放、術者、泰山峰傀留が命ず……。
(157) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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[學園の上空、空中戦艦すら水平か、軽く見降ろせそうな場所に浮遊したまま、半跏思惟に柔和な笑みを浮かべる。神というよりは、さしずめ菩薩にも似た]
ふふ。まあ、務めは果たそう。『機関』の老人達の望む通り。 安心しろ。この内のものは――――最早誰にも触れる事かなうまい。 後の事は、私の知った事でない。
[彼岸花《リコリス》の咲荒れる校庭を見降ろし、罅割れた空を彼方に臨みながら]
それでも向かってくるというなら……最早身の安全も保証はできまい。
(158) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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その力は∞
その力は未来永劫変わることなく
封じられた現世に於いても、老いることなく
強き意志と精神によってのみ抑止される
故に、この意志を以ってそれを解き放つならば
汝は我にその身と力を託さんことを
我が名は泰山峰傀留
鬼の力を人の身に留める器《モノ》也
(159) 2014/04/12(Sat) 00時半頃
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泰山峰我流秘奥義・鬼神降臨《オニノカミノナレノハテ》
[その言葉と共に紫の稲妻が体中を駆け巡り、眩い光と共に姿を眩ます。 そうして光が収まった時にそこにあるのは髪は白く長く伸び増えて、頭からは二本の角が姿を現す。 体中の傷という傷は一時的に回復し、その姿は傀留と似ても似つかぬもの。]
三つ目は、この姿での戦闘は経験数が足りなすぎて加減が効かない事だ。
[太刀を抜いて、軽々と持ち上げる様はいつもよりどこか豪快。]
(160) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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[既に、人間の領域を踏み越えている"何か"を見上げて>>145。 緋色の咢が、神《零艇紫亜》を喰らう瞬間を見つめて>>148。
色々とした物が僕の中で吹き飛んだ気がした。
マユミちゃんは、"それ"の中の何処にいる? 人外の金色を讃え、漆黒の靄纏い、緋色を靡かせる"それ"をみて]
(161) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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…………それは……"いつから"……?
[剣の呪詛が、神雷の業火が、そして聖鎖。 いまや目の前の彼女"であるはずの"存在に繋がるそれ。
幾度も身を蝕まれる痛みも気にせず、問いかける]
(162) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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これは戦う為の力ではない。貴殿達のように戦場に愉悦を見出す力でもない。ただ―――――これだけの為の力だ。
向かってくるのか?貴殿が散々望み続けたその神の力を内に取り込んでいる私に? やれやれ。
[半跏思惟の姿のまま、傀留を見ていた目を閉じる。 鬼に変わっていくその姿。ああ、あの異能も確かに安易な行使を躊躇するものだろう。 ほんのひと時思案して。そうして、やおら金色の光を放つ目を見開いた]
(163) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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[剣が捉えた確かな手応えに満足した瞬間。>>133 右腕の爪が首筋を、冥府との境界線を抉る。声なき吐息が漏れ、大量の蒼い花弁が傷口から散る。 見ないで、と言う言葉は聞きながら、消え行くラブの身体をじっと見つめていた]
あなたは、最高のパートナーだったわ。
[苦痛に呻きそうになる身体を叱咤して、何とか笑んで。 だから謝らないで、と続けようとした刹那。 獣そのものから放たれた漆黒の剣に、眼を見開いた。 憎悪の咆哮。その波動に弾かれるように剣は消え、身体が転がる]
(164) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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―――――私は私だよ。オスカー、いや。 蒼舟-アオブネ-・藍-ラン-=オスカー。
私は私であり、彼女でもある。 彼女は彼女でもあり、私でもある。
貴殿という、いや他の数多の無辜なる犠牲の上に成り立った、神の祭壇たる器の依代だよ。 これなくして如何にしてこの異能の學園と言う名の魔窟で永らえる事能うただろうか。 全ては……初めからの既定事項にすぎない。
(165) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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…檀、俺にお前が斬れると思うのか?
[真剣にそこだけは問い質す。]
全部"機関"につき合わされた結果でしかないのだろう? ……それを飲み込んだままそこで待ってろ、ほかの道を探してやる…。
[檀に戦う意思は未だに無いと認識して、今度はオスカーへと視線を移す。]
オスカー、この姿は特別変わった力はない。 解放することで、俺の力に鬼神の力を上乗せするだけのモノだ。 鬼神の力とは即ち、力・防・速・癒の4つ。 普段より全体的な能力が上がるただそれ"だけ"の力だ。
[逆に言えばそれで十分。普段の力の何倍にも膨れ上がった力。 元の肉体である自分の肉体を極限まで上げているが故に、上がる力も異常値であることに変わりはない。]
本気でやるなら、相手をしてやる…かかってこい。
(166) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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最後の、最期で……!
[歯噛みして動きを目で追う時には既に、戦闘形態は解除されていた。 髪は短く闇の色に、衣服も制服に戻る。 けれど黒剣が迫る前に――黒い影が、神―シア―を喰った]
――……、
[理解をする前に、致命を受けた身体が急速に眠りに落ちていく。 ただ、神は"在る"。気配で分かる。 その事実に安堵すると、獣の姿を捜して。 その片眼に捉えられるなら笑んで、触れられる距離ならその頭を優しく撫でて。 蒼き薔薇の花弁が散る中、静かに目を閉じた**]
(167) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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あーあ、ついに貴女まで人間やめちゃったの?
[天に浮かぶ彼女に向けてそう問いかける。 戦闘を一時中断して、問いかけるぐらいには意外な光景だったから。
第一、此処に神が居るというのなら――また少し話は違ってくる。]
(168) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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――――さて。愈々となれば覚悟ぐらいはあろうが。 斯様に鬼へと変じようとも適いはすまいが。
然し、是は断じても良い。 私は貴殿を排除する事は何時でもできる、とな。
[眼下の鬼となった傀留が自分に攻撃を向けてくる様子はない。では、《新生派》は。そう、獣と……天使だ]
(169) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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……初めからの規定事項…………。
"いと"つきの運命に約束された。 神の坐ります祭壇。 あの時、君と出会えたその日から。 この運命この瞬間は、約束されてたんだね。
……………………。
(170) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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鬼神の力を、それ"だけ"といえちゃうのか。
君の下地が、それ"ほど"のものだからだろうね。
[僕は本気を出したカイルの威圧を不思議と凪いだ視線で眺めた。 この状態で戦えば、恐らくどちらも無事ではすまない激戦になる>>166]
…相手をするなら本気で戦うよ…だけど…。
(171) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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……君の相手をする理由-わけ-を失くしたんだ……
[戦意の代わりに、剣の呪詛が、震えて、たわむ。 負感情の憎悪に導かれる様に、意識が呑まれそうになるが。
それでも尚、呪われし緋色の陽炎の中で僕は。 確かに己を統べたまま、口元だけで笑みを浮かべた]
(172) 2014/04/12(Sat) 01時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/04/12(Sat) 01時頃
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人間?此の身は元より人の形した神を封じて仇より護るべく誂えられし器だよ。唯其れに人の名がついているだけの事だ。
第一――――未だ神を封じても居ないのに人離れした者達に言われる筋でもない。 或は、それがArk因子と言うものでもあろうかな。
[七枷に向けて金色の瞳は余裕を保ったまま、見下ろしている。]
(173) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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おやすみ……。
[傷口から蒼い花弁を散らしながら眠りに落ちて行く 友《エフェドラ》を獣は省みる事はしない。 伸ばした手等が届く距離には当におらず、 中庭から屋上へと駆けていた。
だがその伸ばした優しい手は確かに何かに触れた。
みゃおう
甘えた様な鳴声と、労わる様な幻聴は彼女に届いただろうか]
(174) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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情けない奴だな。そんな簡単に剣を引けるなら初めから挑もうなどと考えるな。
[オスカーの言葉に呆れて言葉を返す。 そうして、檀を見つめて…]
悪いがな、檀を犠牲にしてまで神になろうなんて心算はないんだよ。 越えていく、と言ったのが違う意味に聞こえていたら酷く申訳がたたないがな…。 いきなりそんなことするとは思っていなかったからな。
[そうして、今度は緋奈へと視線を移した。]
状況が変わった…どうするつもりだ?
(175) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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[黄金の神に吼え、飛び掛かる距離を図ろうと 屋上へ向かう獣の前で、神は知らぬ神へと喰われた>>148]
GUUUUUUUUUUGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!
[だが神が入れ換わっただけの事。 愛部が託した《アタラシキ》神では無い。 何故ならまだ獣が存在しているから…。 神が七枷に換わらねば獣は消えず、愛部の意志が まだ生きているとも言え。
咆哮と共に、漆黒の剣が再び背から幾本も生まれ剣翼へと 変わる。 重い金属が軋み合う耳障りな音と共に獣は羽ばたいた]
(176) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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[金色《カミノコンジキ》。それは間違いなく、自身に力を与えていた。 光の持つ《聖》に力を受け。だからこそ、《大天使》とまみえながらも笑みを浮かべた。 神滅戦艦の砲門すらも恐れるに足らなかった。 故に。]
――――!!
[七枷緋奈のもつ戦闘意志と緊張が僅かの一瞬色を変えた、その瞬間に。 《神》をその身に喰らった"何か">>148を、金色をたたえる"何か"を排除対象と見做して、背の翼羽ばたき大爪を振り上げる。 鬼の顔>>160も、蒼舟の微笑み>>172も、視界に入らぬ。 野暮も、状況も、理解らぬ。 ただ、彼女へ爪立てんと、飛び立った。]
(177) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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器ね……つくづく、機関の人たちは何を考えているやら。
[そう言うと、彼女に攻撃を仕掛けたものか否か。 一先ずは言葉を交わすのが筋かとも思いながら。]
それで、器たる貴女はそれで満足ってわけ?
まあ、Ark因子の力でこの姿をとれるあたしには言われたく無いか。 それでも、貴女は望んで器に《そう》なったわけ?
(178) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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[愛部が託した役目《カミゴロシ》と己の憎悪に従う様に 剣の翼を羽ばたかせる獣は、 意志と共に愛部の力もその身に宿していた。
触れる現実を幻に変える力を全身に、 翼の剣にも付加させたまま神を打ちつけようとするが]
GUUUUUUUUU!!
[突然姿を見せた有翼の獅子の姿にも低く唸り、 そちらに向けても剣の翼を放つ]
(179) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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――そんな規定事項-うんめい-、認めて堪るか。
[譲らない、譲れない、正義や宿命も関係ない。 これは僕と云う"人間"を形成する、根源の意志《おもい》だ]
神の祭壇とか器の依代とか。 誂えられた器とか。
唯、誰かから定められて誂-つく-られた。 そんな規定事項-うんめい-に統べられるのはもういやだ!
(180) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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それが本当に正義としても、運命としても。
情けなくても構わない。
僕の意志に立ちはだかり、僕の思いを邪魔するなら。
僕は僕の為に。
例え神の座に着く事になろうとも戦う。
例えこの世界から能力者全てを消し去ろうとも。
(181) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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今ある"機関"を僕は潰す。 そこの目的が重なるなら、君とは戦う必要性が無い。
例えこの世界から全ての能力者を消し去ろうとも、僕は決めた。
それだけの話だけど。 もしそれでも僕を邪魔するなら…。
やっぱり、僕は君と戦うよ?
[立上る緋色の陽炎は色濃く、天空の獣に呼応する]
(182) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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満足か、とは何か。悪いが意味をうまく把握できなかった。
[黄金色の双眸を、天使へと化した七枷>>178に向ける]
私は十三血流に於いて皇と並び立つ『神宮院』。 その家名を継ぐと決めた時より此の身を顧みた事もない。 でなければ無能力者の儘、如何して此処に居られたろうか。 器であるという事は、最早私とは不可分だ。 望む望まぬの問題ではない。
(183) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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おや。鬼ではなく獣が向かうか。 未だ神其の物とは言えぬにせよ…其れを内包せし私に…彼女に挑むか。
[黄金の力を受けた有翼の獅子と、漆黒の剣翼を生やした獅子。共に宙へと羽ばたき、此方へと向かってくる。
目を閉じ、呼吸をするのは一度。ぱちりと目を見開いた]
(184) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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[吠えるオスカーに溜息混じりに言葉を続ける。]
だから言っただろう? 機関が総ての根本にあるんだと…。 檀も、お前も、光流も、もしかしたら皇すらも機関の思うがままで、くそったれな運命を定義付けしてるのだと。
だから異能の有無に拘るなと言うのだ。 全て機関の思うがままだからな…。
[天に浮かぶ檀に視線を移す…。 今緋奈が彼女に挑むのなら、どちらの為にも太刀は引けない。]
(185) 2014/04/12(Sat) 01時半頃
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ぐぁぅっっ!!
["何か"が起こした《神》喰いに、別方向からも獣が飛来する。 構うことなく金色放つ目標のみを見ていれば、黒剣状の翼がこちらを狙い来る>>179。 短く吼え、翼を羽ばたいて叩き落とそうとするが。 落ちない数本が、獅子の身体をさくりと射た。]
(186) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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―――――地に伏せ不敬者。 貴様達が軽々に口にした『神』の力とは斯くある事だ!!
[漆黒の幻影を纏わせたまま、左手の指を一本だけ持ち上げる。]
――――――如是我聞 是大神呪《我は聞けり 是は大いなる真言》
――――――即是 那由他撃《即ち 極大なる一撃》
[罅割れた漆黒の空の大気がぐにゃりと歪む。指先から、重圧とも呼ぶべき大気圧が2つの獣の影に向けて撃ち放たれる。その姿を地に叩き落とすために]
(187) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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だから俺は機関のない世界を作りたいと言ったのだ。 能力の有無は努力次第でいいじゃないかと…。
人はもっと自由だ。 生きるも死ぬも、運命ってやつも他人の許しなんか必要なければ、他人が決めることでもないんだよ。
それを理解しない輩としか俺は戦わん。 お前はどうなんだオスカー?俺に賛同できるならば、それがきっと第3の道というやつだ。
[もう一度視線をオスカーに視線を移し少しだけ笑って見せる。 それならばお前は同胞だと、そう告げて。]
(188) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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家名ね……大変だ事。
[彼女と自分との隔たり。 それを噛み砕いて理解する前に。
2人の、いや2体の獣が彼女の元へと向かっていく。 それを緋奈は見送っていた。]
……。
(189) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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GUUUUUAAAAAAAA!!!
[まさに神の言葉>>187に獣が紅い口を開いて嗤う。 視界に映る空間を歪めてなお余る重圧と大気圧に 拡げた翼を振動させた。 不愉快な不協和音と共に大気を震わせて生み出した 圧の障壁が押し合った末、獣の身を落とす事無く神の前に置いた。
神を名乗る1人如きの犠牲で封印出来ると思うなと 言わんばかりに血走った眼を向けた**]
(190) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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旧き血流はやがて澱み穢れ行く。 定義付ける運命は人を悲しませる。
…どの道、旧き機関はやがて崩れる定めだ。
[長きに渡り世界を守り続けてきた《機関》は何処で歪んだのだろう。 誰かの運命を操り穢し、その上に成り立つ世界なんて]
(191) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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だけれど、僕は機関が永遠に不要とも断じれない。
本当の機関はもっと。 世界の脅威を裏側から守り続けるための。 やさしくてつよい、そんな存在なんだと思う。
今の機関を赦せないのは確か。 だけれど、その後の未来をどうするかは……。
[視線をカイルと合わせた。少し笑んで見せるその姿に。 僕は強く、旧き世界の神に吼える、獣の呪縛にすら想いを重ねた]
(192) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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それは僕たち皆で、後で考えてもいいかな?
その為に、生徒会の円卓《ラウンズ》はあるんだ。
でも今は、マユミちゃんをこのままにしたくない。
…それが、今の僕の完全意志-すべて-。
[聖鎖が弾ける、聖気を遮断する、緋色が奔る。 呪縛に塗れた恐ろしき皇剣に、僕は意志-おもい-を同調-かさ-ねて。
この意志と共に奔る緋色の陽炎はまるで、無垢なる血流の波動]
(193) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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そんな機関があればこうはならなかったのかもしれんな。
[オスカーの言葉に賛同すれば頷いて、それからくつりと嗤って見せた。]
そうだな、それならば俺が生徒会長《エンペラーオブジャキディス》となって機関を支配するのも一興だ。 民主主義性に乗っ取って、決め事は円卓《ラウンズ》全員で決めてもらうぞ。
[そう言って太刀を抜く、そして檀を見て。]
その未来のために、ひとまず檀に起きてもらわねばならんな。 これ以上今のあいつを見ているのは気が滅入る。 俺の言葉がきっかけになってしまったのならば、元に戻すのも俺の役目だろう。
[さて、いかようにすれば彼女がさっきまでの状態に戻るのか。 それを思索したが思いつかず…。]
檀、俺は伝え方を誤ったようだ。 謝罪するからとりあえず降りてついでに戻って来い。
[直接抗議してみた。]
(194) 2014/04/12(Sat) 02時頃
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ぐ、がぁっ…… !
[上がる左腕>>187を、何らかの予備動作と感知し、我先にと高度を上げたのが敗因とも言えたか。 全身を鉛で伸されるような感覚。空を蹴った上昇の力を真逆に押し返されて、喉奥で潰れた悲鳴をあげる。 純然たる聖幻獅子《オーラグリフォン》であれば、この程度の圧は耐え抜くこともできたろう。 が、今は宿主の意識も薄く、体力も、命の灯すらも乏しい。 獅子の翼は、羽ばたく力を持たず。]
(195) 2014/04/12(Sat) 02時半頃
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[終着点は、赤き彼岸花《リコリス》。 校庭に広がるその華の上、傷だらけの身体が打ち付けられた。 かろうじて息はあるが、目を開けることすらかなわない。
倒れ伏したその身は、四肢を獣のように縮こめ、片腕には免罪布でしっかりとシャベルを括りつけたまま、動かない**]
(196) 2014/04/12(Sat) 02時半頃
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……冥界へ還るが似合いのものを。
[既に手負いの有翼の獅子には>>195些か効いたようだが、闇色の方>>190には然程でもない。半跏思惟の姿を保ったまま、柔和だった笑みがすっと表情から消える。 神を内包しているとは言っても、無論神そのものとはとても言い難い。でなければ適うものなどそういるはずもないのに]
そうか。嗤うか。獣が笑うのは初めて見た。
[真顔のまま語った時、地上から声が聞こえた。まだ鬼の姿のように見えるが>>194]
(197) 2014/04/12(Sat) 02時半頃
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……何だ。見ての通り取り込んでいる。 然し此処からでは少々話もし難いのは確かだ。
主無き獣よ。貴様には首輪という名の作為が似つかわしい。
[再び左手を振り上げ、弾くように薙ぎ払う。それで、再び剣翼に大気圧が叩きつけられた。獅子は地に落ちたが、それはもはやかかずらうべき事でもなかった]
―――――如何した。
[闇色の獣を抵抗させる事が出来たのなら、屋上近くの空中までふわりと高度を下げ、声をかけた傀留>>194に問おう。彼はまだ鬼の姿かもしれないが**]
(198) 2014/04/12(Sat) 02時半頃
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お前、今の自分のありようが正しいと思っているのか? それとも仕方のないことだと諦めているのか?
[何を言おうか、どうすれば元に戻るだろうかと思索しながら言葉を探す。]
本当にそれでいいのならかま…わなくもないんだが、お前が言っていた機関の内側から変えるというのは至極難解だろう。 もう腐れきっているからこんな犠牲を出してでも余計なことをするんだ。 もう一度言う、能力なんてもんはな、ただの個性みたいなもんなんだよ。 家系で護るべきものがあるのは分かる。俺もそうだから理解できる。 だが、俺はそれを受け入れたいと思ったから受け入れたんだ。 俺も後天的な能力者だからな、だからこそ、能力者の気持ちも、非能力者の気持ちもわかる。 お前もそうではないのか?
[どうしても上辺だけの言葉になっているような気がしてならない。 そうして漸く思い出したことがあって…。]
俺は光流にもう一つ誓ったことがあったな。
(199) 2014/04/12(Sat) 03時頃
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俺はお前が、檀が好きだ。
[はっきりと面と向かって言うのは初めてだ。 恋文などよりよほど勇気が入用なものだとはっきりわかった。 もう二度としたくない。
そんなことを思いながら鬼神化を解除する。]
お前の言うとおり生徒会長《エンペラーオブジャキディス》にでもなんでもなってやる。 交わることのない道だったら俺が強引に折って交えてやろう。 だから、本来のお前の姿でもう一度答えを聞かせてくれ。
[結局今の檀の様は気に入らないのかもしれない。 一直線なのは好意に値するが、その先はいかんともしがたかった。 結局その言葉が一番気持ちを込められた。]
(200) 2014/04/12(Sat) 03時頃
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民主主義《デモクラッセイ》上等。
それだけ理解-わか-れば十分だよ
[そう、生徒会長《エンペラーオブジャキディス》の座はカイルに任せていいと思う。異議なし。 だがマユミちゃんの事については、どうやら近い将来、実力主義《パワークラッセイ》の対話が必要そうだね。それも、審判者次第だけど]
(201) 2014/04/12(Sat) 03時半頃
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[その時、赤き彼岸花《リコリス》の華畑に翼獅子が堕ちた>>196。
傷だらけ、生命も危うく、意識が途切れている。 だが然し、人から逸脱した肉体に転じて尚。
僕は見た。免罪布にくくりつけられた。
正しき血流へ還る愛と約束の澪- シ ャ ベ ル - を。 それなら、彼の心はきっと無事だ。 彼を再び、人へ戻してくれる存在-ガイド-がいるから…。
そう後の事を信じて、僕もまた、向き直る]
(202) 2014/04/12(Sat) 03時半頃
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……マユミちゃん……。
[高度を屋上近くにまで下げたそれ。 半跏思惟の姿を形作る、神にふさわしきもの>>198
だけどそれは彼女じゃない。 僕の知る、マユミちゃんじゃ、ない]
(203) 2014/04/12(Sat) 03時半頃
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神宮院とか機関とか、僕には関係ない。
遠いあの日に出会った時。 君は僕を人間にした、初めて色のある記憶をくれた。 あの時僕に、自我-じぶん-が芽生えた。
君と出会わなければ。 僕は、何を疑う事も無く《新生派》として神を、君ごと殺したはずだ。 でも、今の僕はここにいる。 "神"でも"道具"でもない、"人間"であろうとして。
(204) 2014/04/12(Sat) 03時半頃
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そんな大切な事を始めに教えてくれた君が。 そんな姿でいるなんて、僕はいやだよ。
[規定事項なんて、器なんて、関係ない]
例えそれが君の本心から選んだ道でも。 僕は絶対にいやだ。
僕はこれから、君と、皆と。 "人間"として、同じ高さと同じ目線で幸せになりたい。
それが叶えない物があるなら、僕は何をしてでも戦い続ける。
(205) 2014/04/12(Sat) 03時半頃
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僕も君が、マユミちゃんが好きだよ。
[あの日から、既に想い続けてきた。 例えその想いが運命に巻かれた幻想だと云うなら]
機関も。神宮院も。十三血流も。 それが君の心を縛る鎖なら、僕はその全てを断ち切る。
神様も。運命も。世界でさえも僕は打倒す。
僕は、君と同じ高さで世界を歩けないなら。 どうしても、幸せにはなれないと思うから。
(206) 2014/04/12(Sat) 03時半頃
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だから、君を傷つける物があるなら…。 僕は例え何が敵でも、それを廃する。
[例え全身に蝕む震えが奔る深淵でも、僕は戦えるはずだ**]
(207) 2014/04/12(Sat) 03時半頃
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