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――――10:20
…くッそ………!何だよ!何がどうなってんだよ!!! 危ねェ橋は無かった筈だろ!?
[背後から響くヨアヒムの怒声>>#0。それを掻き消すような銃声に耳を抑え、ひたすらに走れば、転がるようにグリーンがハンドルを取る車の後部座席に飛び込んだ。もう間もなくに、荒く吹かされたエンジン音を立て、車は走りだす事だろう。
客に混じり周囲の哨戒を行っていた男はしかし、けたたましい警報音で、計画の破綻を知った。]
何だよ、なぁ!一体!!!!!*
(6) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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――――10:03
[やはり首周りが落ち着かない。咳払いと共にタイを正し、綺羅びやかな高級宝石店へ足を踏み入れた男は、安賃金を慎ましく積み上げて、恋人へのプレゼントを買いに来た幸せ者にでも見えたか。宝石なんざ、女から毟り取るもんだがね。
まるで場違いの様な素振りでキョロキョロと、物珍しげに見渡すのは、警備員の配置や監視カメラを探るのにお誂え向きだ。
小さな商店やガススタンドに押し込むのは手慣れたもんだが、鉄パイプでカチコミやらかすのとはちっとこのヤマは規模が違う。
ひぃ、ふう、みぃ、小洒落たダウンライトに隠されたカメラを数える。成る程ヨアヒムが何処ぞより仕入れた図面と合致する。赤子の頃から親も呪っただろう程の醜貌だが、仕事の腕前だけは確かなようだ。
そのまままるで、こんな場所に訪れる機会はもうありませんから、との素振りであちらこちらのショーケースを覗き込む。天鵞絨に収められて煌めくばかりのジュエリー。これ一個で、何年くらい遊んで暮らせんのかねェ…。*]
(9) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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ってぇ!押すな!ってなんだよpinkyか、 おい!おい乗んなら早くしろ!!!置いてっちまうぞ!!
[自分に続いてグリーンの車に転がりこんだ誰>>7かに押されて声を荒げる。 それから、車外に今にも倒れんばかりに息も絶え絶え此方へ走るホワイトが目に入れば>>12、それが脅しではない、とでも言いたげに身を乗り出し今にも閉めんと扉に手を掛けた。
乗り込めたのはそれで最後か。エンジンの振動に深く身を凭れさせ、何だよ…糞ったれ…、と、意味も無く繰り返し呟く、全力疾走後特有の口中に鉄錆の味が広がり、だから、車中に本当の血臭が満ちていたと気づくのはpinkの声で>>7。覗き込めば座席に広がる赤>>13。
忌々しげに、今は不要となったネクタイを抜き取ると、座席の隙間から身を乗り出そうとした。]
おい、お前、あー?グリーン?ちょっと、足浮かせろ!
(17) 2016/04/08(Fri) 01時頃
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るっせェながなってんのはお前だろうがッ…ッてェッ
[吠えたワン公>>16の鼻先に噛みつく様に、此方は長毛種の犬ががなり返すと、車の発進する急激な揺れに舌を噛んで口を押さえた。]
おっ前よく逃げ切れたな…
[えづきを必死で抑える様子のホワイトに>>12、似たような感想>>16を此方は声に出して漏らして、車内のメンツを確認すると、此処に居ない奴等の所在を指折り上げる。]
レッドは待機だろ、ブルーとブラウンは走ってんの見たぞ。オレンジは…知らねぇな…誰か見たか?
[ヨアヒムの名を敢えて出さないのは「そういうこと」だ。]
(24) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
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貧血なんざメンスの女だけで充分だからな、気ぃ失って対向車とディープキスなんて真っ平だからな?
[手錠のリスクも最もだが、命に及ぶリスクも秤に掛けたい。処置に首を振る>>22グリーンに、それだけ釘を刺し座席の合間から首を引っ込める。]
適当な場所で止めりゃ代われるだろ。
[しかし適当と言うのは何処で?完璧だった筈の計画は、不測の自体で破綻したのではなく、まるで待ち構えられていたように足の底に大穴を開けたのだ。知られていた?非常線は何処まで張られている?いや、”何故知られている”?
逃走の熱が冷めるほど、背筋に粟立つものを感じて奥歯が嫌な音を立てた。**]
(25) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
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は?逃げ、た―――…?
[ピンクの言葉に>>30、問い直す様に復唱する。
誰よりも先に? 自慢じゃねぇが俺も大概逃げ足は早い。その俺が、警報の初音と同時に身を翻した時には>>6、俺より先に扉を出た奴ぁいなかった筈だ。
居るとするなら、そりゃぁ糞豚野郎の怒声前>>#0>>3。警報音が鳴り響く前だ。鳴りもしない警報に、何でトンズラかませンだって?
そして先の疑問>>25が湧き上がる。 ――――何故、計画が、知られたかって?]
………なァ。
[一つの推論に乾ききった口内に唾をごくりひとつ飲み込み、無意味な呼び掛けを車内に投げた。]
(34) 2016/04/08(Fri) 12時半頃
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――10:10
[一足先に、スノッブ面決めたブラウンが店内に乗り入るに>>8、一呼吸置いて素知らぬ振りで後に続く。その後にサイモン>>28、それからオレンジ>>18と交渉役であるピンクが続く筈だ>>31。
手筈は万全。それぞれが事前に定められた配置につくのを目の端で確認する。 非常口を抑え、適宜に店内の人間を分断するにいい位置だ。
計画通り。此処まで何も狂いはない。が、些細な違和を覚えるのは、此処数日の様子を見ても、朝っぱら早い高級宝石店にしては、客足の数が多くなかったか、だが>>21。週末だからか?いや。人間ってもんは自分に都合よく考えたがるもんだ。喉に詰まった小骨の様な違和を咀嚼する前に、ピンクが、導火線に火をつけたのが、聞こえた。*]
(36) 2016/04/08(Fri) 13時半頃
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─アジト─
[非常線を掻い潜り、迂回をし、最短距離とはいかなかったが、どうにかこうにかアジトについた>>33。それはレッドが運転する車よりも先立ったか後だったか>>39 結局、途中で運転を代わる暇などなかったか。出血著しいグリーンに肩を貸そうとするピンクに。]
おいちょ、お前の貧相な身体で此奴の図体支えられんのかよ。
[と、拒まれなければ手を貸しアジトの中へ運び込んだ。
住宅街に紛れる何の変哲もない建物だったが、不特定多数が出入りをしても目立たぬよう、出入りは複数から出来るようになっているようだった。
怪我の手当ての心得なんか知らねぇからな、と、ひとまずそれだけは豊富にあった酒の瓶を手に取ると、グリーンの傷口に振り掛け消毒し布で強く縛り付ける。弾は貫通しているかしないのか。どちらにせよ此の場では手の施しようも無いだろうか。]
(41) 2016/04/08(Fri) 21時頃
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―車内―
………へぇ?
[逃げた、と再度頷くピンクに>>44、自分の頬がピクリと歪み、合うた瞳から、ぼんやりと頭のなかで輪郭が整いそうな考えが伝わったのはわかった。
不明瞭な呼び掛けに、応じこそすれ>>45、其れ以上の問いが無かった事からも。]
……………………。
[曖昧な呼び掛けは曖昧なままに宙を漂い放置され、男も今はそれ以上は継がず。荒い運転に身を任せ、録に働いてやしないのに嫌に草臥れた身体を後部座席に深く預けると、スーツの内側、胸元のホルスターの重みを、今更のように思い出した。*]
(60) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
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―アジト―
うっせぇよ雑で出来たような身体の癖しやがって何が丁寧だ、こっちゃあ怪我人の世話なんざ報酬に入ってねぇんだからそれだけで感謝しやがれ。
[手当てとも言えない、アルコールでの消毒と布を当てた応急処置>>55をグリーンに行いながら悪態吐く。
オレンジが来たのはその頃だったか、チラリ、一瞥して血で汚れた己の手もジンで流す。発されるのは当然の問い>>35。
同じところを周回するに似たホワイトの自問自答>>53>>54を、まだるっこしいと聴こえるように舌打ちする。]
んなもん、俺らの知らねぇ『予定』があったんだろうよ。
[ピンクが輪郭だけをなぞった様な応答を返すのに>>48、生憎短気なこの犬は、鼻で嗤って此方は立ったまま、なァ?とオレンジへと顎をしゃくった。*]
(63) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
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[ぐだぐだと周りまわって、辿り着いた結論は同様か>>64。もう一度、今度は口中小さく舌打ち。投げやりにピンクが笑うのに>>70。]
elementary schoolじゃあるまいし、参加賞でハイ解散なんてことにゃ引っ繰り返ってもならねぇな。
第一…
[忌々しげにそう言うと、瓶底に残ったジンを喚き散らすグリーンの傷口へ降り注ぎきって言葉を切る。その分配を担う筈の輩は。
オレンジチキンと煽る言に、3対の目>>69>>73が一処に注がれた時には、奇妙な沈黙が訪れたか、それもすぐにグリーンの罵倒に破られる。]
あぁ、あぁそうだな、ポリスだなぁ。 よかったな。『仲間』に撃たれたんじゃなくてな。
[罵倒の主には目を向けず、視線を先より動かしもせず、大仰な口調で言ってみせる。気付くのが>>75、ね、と鼻で哂い、聴こえたエンジン音>>82に窓の外へと目を向けた。]
(88) 2016/04/09(Sat) 05時半頃
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おい、あの糞豚を知らねぇか。
[それから数分、建て付け悪い扉から現れた人影>>84が、洗面所へと向かう背中に如何にもやる気無く言葉を投げると、激高したピンク>>85の背中を、落ち着けとでも黙れとでも言うように数回強く叩き、軋みの悪いソファに腰を下ろした。**]
(89) 2016/04/09(Sat) 05時半頃
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ソーセージになってりゃそうだな、スーパーマーケットにでも卸して金に替えるか?
[自分で言っても面白くもない。しかもそんなもの、自分でも決して食いたくはないが>>91。
甘味の次は尿意喚くナリだけでかいシュガーベイビーに、言葉に合わせ>>98足元の空瓶を蹴ってやる。
介護はもう充分施しただろう、とでも言いたげに、深く座ったソファから腰を上げる様子もなく、介添えはピンクとオレンジに任せた。]
(122) 2016/04/09(Sat) 22時半頃
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逃げるっつってもアレだろ。何処まで逃げるかっつーの。
[縄張り捨てる気ならば兎も角。寄せ集めたゴロつき共を我が身を大事のみに限って捨てて逃げれば、次の興行も続くまい。その辺りの空気感は、癪であっても読める人物の様な気がしていた。人間と認めるのも醜貌な肉塊ではあったが。ピンクとオレンジの遣り取り>>99>>101にそう挟み、だから後続に聞いたのもまっさきにそれ>>89。
生憎、見に合わないスノッブ面したブラックは、言葉身近に>>127部屋の奥、薄汚れた洗面所に向かったが、継いで補足されたのは、余程状況が見えるそれ>>106]
あー……………。駄目だな。
[言葉を繕う事もしない。西洋神秘の功夫を、奴が習得しているならば兎も角、そんなミラクルはあり得ない。捕まったか殺されたか。大凡逃げ果せるなどと希望的観測にも程がある。]
あんた等は揃って逃げてきたのか。
[グリーンのキャデラックに駆け込んだ自分とピンクとホワイト、ひとり後を訪れたオレンジ、そして後を追って今訪れたレッドブルーブラウンに確認を取るように。]
(131) 2016/04/09(Sat) 23時頃
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―――ヘマった? ちげぇだろ。上手いことやりおおせた奴が、この中にいるだけだろ。
[焦点合わないレッドの目が、幾瞬此方を通り過ぎた間、声が篭ったように感じたのだ>>118。 既に計画の破綻も、その統率も失われたと同然の今、言葉を隠す振りもなく、吐き棄てるようにソファ浅く身を屈めるとそう言った。*]
(133) 2016/04/09(Sat) 23時頃
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――10:19
[ピンクが銃口を間抜け面の店員へと突き付け、命の保障と代わりに、さんざ色とりどりに煌めく石の引き渡しを要求している。全ては計画通りに進行している。何度もリハーサルを行った舞台、バミが見えるかのように店内に散り己の立ち位置を護る仲間、何度もシュミレーションした店員との遣り取り…しかし何だ。どうしてこう、違和感が拭えないのか。
そのお膳立て全てを、笑っている輩がいるような気がするのは。 床に身を伏せさせた一般客に向ける短銃を握る手に、嫌な汗をかくのは何故か。
ささくれだった神経が捉えたのは、豚の罵声より瞬間早い、警報機がけたたましくもその初声を上げる音。*]
(135) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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