137 海の家 『nave Di mare』
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― 回想・朝のキッチン ―
[遠慮するタバサ>>1に「んー?」と首を傾げて]
背なんか関係ないわよー?ビキニだし。 あーでもそうね、……胸がなぁ、 潰れちゃいそうねぇ。
[水着を着られない本当の理由を知らないから、 どうにかして着られないかと思案顔。]
あたしもタバサの水着姿が見たいのよー。 (絵のいいモデルにもなりそうだし) んんんー。
[下心はさておき、きっと似合うだろうなぁと思って。 けれど唸ったところで、 水着のサイズを直すなんて真似は自分にはできないし……。]
わかったわ。 でも気が変わったら言うのよ?
[まだ完全には諦めないまま、今のところは引き下がった。]
(15) 2013/08/20(Tue) 23時頃
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[人差し指を向けた胸が、 くすくすという声とともに揺れる>>2。
同性でもつい視線は釘付けになって。]
そうねぇ、いる可能性は高いんじゃないかしら? 現に、どこかの誰かさんは舞い上がっているようだし。
[そこまで言ってガバッと視線を上げ、 タバサの顔を覗き込んだ。]
でも……ぱふぱふ海の家はないわ。 そりゃお客は来るかもしれないけど、 たった一人の殿方を見つけ出すには向かないもの。
[だめだめ、と言って眉間に皺を寄せて、 首を大袈裟に左右に振った。
勿論タバサが言ったことが冗談だって、わかっていたけれど。]
(16) 2013/08/20(Tue) 23時半頃
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[自分に誘惑されるのが幸せ。>>2 果たしてそうだろうか。そうであるならいいのに。]
あたし?そうねぇ、寂しい思いはさせないつもりよー? かと言ってベッタベタというタイプでもないの。
我侭で寂しがりな女が好きな男にとっちゃ、 物足りないかもしれないけどねぇ。
[そう言って笑う顔は、少しだけ翳りが見えたかもしれない。 だけど、すぐににこーっと笑って。]
(17) 2013/08/20(Tue) 23時半頃
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あら?タバサだってキラキラよ? ホリーも、グローリアも。
タイプは皆違うけどねぇ。 違う色、違う光。あたし、どのキラキラも好きよ。
[自分にないものを持った人は、 どこかキラキラと羨ましく見えるものだ、と タバサの露わになっている肩をぽんぽんと叩いた。]
[タバサとの会話の途中に聞こえた、 サミュエルの「誘惑は受付中」には>>3:66]
んふふ、そぉねぇ。……よぉーく知り合ってから、ね。
[ウィンクをしながら、悪戯っぽく笑った。**]
(18) 2013/08/20(Tue) 23時半頃
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― 海 ―
[海に入る前、 背後から例の舞い上がった誰かさんの声が聞こえて>>11]
はーぁーい♪ ……っていうかトレイルー、
「そこの水着美人なおねぇさん、 一緒に泳ぎませんかー?」 でしょー?
誘い方って、大事なのよ? 「僕は君と泳ぎたいんだ!」って思わせないとー。
[ちょっとしたダメ出しをしてから、一緒に海へと入って行く。]
(19) 2013/08/21(Wed) 00時頃
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[しばらく潜ったり、泳いでみたりした後、 トレイルに久々の泳ぎの手応えを訊かれると>>11、]
そうね、泳げはするみたい。 あとは息ね。潜ったりするのに肺が慣れてくれれば。
[少し疲れたので、仰向けになって休んで応えた。]
(20) 2013/08/21(Wed) 00時頃
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[「帰る頃には」と言うのには、]
楽しみだわぁー。 ここからでも十分綺麗だけど、 潜って見る景色はまた、格別なんでしょう?
[よく絵画や写真で見る、 海に差し込んでくる日の光とか、海面に昇っていく気泡とか……。
子供のような笑みと、羨望を向けた。]
(21) 2013/08/21(Wed) 00時頃
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[潜っていくトレイルの影>>12を水面から眺め、]
いいなぁ……。イルカみたい。
[と、こぼした。 フィンをつけているから、尚更。
トレイルの泳ぐ様を見ようと、 息を大きく吸い込んで少しだけ潜ってみる。
潜水というのは存外難しいもので、 トレイルが泳ぎ回っている深さまで今はまだ、潜ることができなかった。]
(22) 2013/08/21(Wed) 00時頃
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[海面近くまで浮上して、 今までに無かった音を聞いた>>8。
海面から顔を出して耳を澄ましてみるけれど、 自分の荒い息と、心臓の音がうるさくてその音は聴こえなくて。
そのどちらもがすっかり落ち着いた後にも、 二度とその音らしきものは聴くことができなかった。
またぷかぷかと海面を漂い、 そこそこ離れた砂浜から「おーい」という声が聞こえて>>9]
(23) 2013/08/21(Wed) 00時頃
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タバサー!!!海!!! すっごく綺麗よーーー!!
[波の音にかき消されてしまわないよう、 大きな声をあげて両手をブンブンと振った。
プカプカと浮かんでいるうち、 大分沖へと流されてしまっていたのにも気付かずに。]
(24) 2013/08/21(Wed) 00時頃
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[「潜ってみる?」とトレイルに提案された>>13のは、 タバサの声>>9に気付く前のこと。]
うん、ちょっとずつ潜っては見てるんだけど、 お尻の脂肪のせいか、中々深く潜れないの。
もうちょっと練習してみるわ。
[海水の中、ぺしぺしと脂ののったお尻を叩いて、 困ったような笑みを浮かべた。
トレイルが一休みすると言うので、 砂浜の方へ泳いでいくのを見送って、また少しプカプカと浮いて海を満喫した。]
(25) 2013/08/21(Wed) 00時頃
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