258 【突発誰歓】鬼渡し弐
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/21(Mon) 00時頃
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─神社の裏手─
[これから祥子さんと他の人を探しに行こう、そう促した矢先の出来事だった。 歩き出した、その隣に来ると思った祥子さんが来てない。 わたしは立ち止まって振り返る。そして、目の当たりにした]
祥子、さん…?!
[祥子さんの全身が、眩い光に包まれている。>>#1 まともに見れなくて、わたしは思わず腕で目元を覆った。恐る恐る腕を提げ、再びそこを見ると…───祥子さんの姿が、消えていた。]
(2) 2016/11/21(Mon) 01時頃
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祥子さんっ!!!
[目の前で起きた事が信じられなくて、わたしは消えてしまった彼女の名前を大声で呼んだ。一体なぜ?こんな現象起きるなんて、聞いてない!祥子さんは、鬼に捕まったのか。まさか、幽霊になったんじゃないだろうな]
そ、んな……。
[勇気を与えてもらったのに。 いつか鬼に追われて、離れ離れになったかもしれないけど。こんなに突然、いなくなってしまうなんて、まったく予想していなかった。 足元から急に力が抜けて、膝が崩れてその場にへたり込む。 地面に両手をついて項垂れる。手の甲に、両目から溢れた涙がぱたぱたと落ちた]
(3) 2016/11/21(Mon) 01時頃
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[こんな事、想定していなかったから。 不意打ちを食らってしまって、思いの外ダメージを食らってしまったから、泣きたくないのに泣けてしまう。遊びなのに、鬼ごっこ、なのに。 心が震えて、止まらない。 本当は祥子さんを今すぐ探しに行きたいのに、息が詰まって、気持ちが苦しくて、動けない]
(4) 2016/11/21(Mon) 01時頃
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[わたしはしばらくその場に蹲り、声を押し殺して泣いた。 どのくらいそうしていたか、分からないけど。 再び顔を上げた時、わたしの顔は涙と泥で汚れていた。
祥子さんは突然消えてしまった。 原因が明かされないまま、わたしの胸はどうしようもない不安と心配に覆われてしまうけど。今はただ、彼女の無事を祈るしかなかった。 泣いていたあの子がどうか、無事に戻れますように、と……。**]
(5) 2016/11/21(Mon) 01時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/21(Mon) 01時頃
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[地面に蹲っていたわたしは、やがてゆっくりと立ち上がる。袂に手を入れ手拭いを出そうとしたら、指先に小さな包みが触れて、カサリと音を立てた]
……。
[取り出して見てみると、祥子さんから受け取った、御門さんの飴だった。 悲しい時や辛い時に、甘いのを舐めて元気になろうとか、そんな話をしたっけ。 わたしは包みを開くと、中から飴を取り出して口に含んだ。 舌でゆっくり転がすと、ほんのりとした甘さが口の中に広がっていく…。]
(7) 2016/11/21(Mon) 12時半頃
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う……。
[優しい味に触れて、思わずまた涙ぐみそうになる。慌てて鼻を啜り、手拭いで目元を覆って拭う。
そんな風にしていたら、誰かが近付く気配がして、わたしはハッと顔を上げた。視線の先には、こちらに向かってくるネリエルさんがいた。>>6
ネリエルさんは無事だったのかな。 それとも、もう鬼になってしまったのかな。お面らしいものは、ここからでは見えないけれど。 わたしは警戒をしながら、ネリエルさんとの距離を慎重に測る。 声が届く距離になったら、尋ねようか]
…あなたは、今の鬼ですか?**
(8) 2016/11/21(Mon) 12時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/21(Mon) 16時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/21(Mon) 18時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/21(Mon) 18時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/21(Mon) 19時頃
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[やってきたネリエルさんに鬼かと尋ねたら、違うと返ってきた。>>11 一定の距離を空けて、ネリエルさんがその場に立ち止まる]
…光ったの、…そっか…あれ、見えたんだね。
[間近に居たわたしは目を覆うしか出来なかった。それほど強烈だった光。 この境内に居れば、あの光を目にした者も居て不思議はない]
…あのね、急にそこで光って。
[祥子さんが居た位置を示して伝える]
祥子さんが光に包まれて、……それで、消えちゃったんだ。 もう、どこにも、いなくて…。 幽霊になっちゃったのかな…。
[不安を口にしたら、また胸が塞がれそうになった。慌てて首をぶんぶんと振って振り払う]
無事、だといいけど…。
(13) 2016/11/21(Mon) 20時頃
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[ネリエルさんが鬼ではないとすると、今は誰だろう。 その疑問に答えてくれるように、言葉が続く。 キリヤマさんは知らない名前だ。もしかしたら、最初に見かけた大人の男の人かもしれない]
…それか、御門さん、か…。
[呟きながら、わたしの視線はネリエルさんの肩越しを超えて、その向こうに据えられる。付近の建物の影、一瞬だけチラリと着物の裾がのぞいた。声を張れば、届くだろうか]
(14) 2016/11/21(Mon) 20時頃
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[ただし、御門さんに呼びかける前に、ネリエルさんに一つ提案を]
ネリエルさんの後ろの建物、そこに御門さんがいる。 キリヤマさん?は分からない。いないかもしれない。
……もし、もうこの境内にわたしたちと、御門さんしかいないのであれば…。
[ネリエルさんがここへ来る前に考えていたことがある。 果たして、それがどう出るか分からない…が、試してみる価値はあるんじゃないかと思ったから、言ってみる事にする][ただし、御門さんに呼びかける前に、ネリエルさんに一つ提案を]
ネリエルさんの後ろの建物、そこに御門さんがいる。 キリヤマさん?は分からない。いないかもしれない。
……もし、もうこの境内にわたしたちと、御門さんしかいないのであれば…。
[ネリエルさんがここへ来る前に考えていたことがある。 果たして、それがどう出るか分からない…が、試してみる価値はあるんじゃないかと思ったから、言ってみる事にする]
(15) 2016/11/21(Mon) 20時頃
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わたしたち、一緒に逃げよう? 鬼は逃げる者を追いかける。一緒に逃げて、追いかけられて…───同時に捕まったら、どうなるかな?
[二人同時に捕まったら、鬼のお面はどうなる? 二つに増える?それとも、二つに割れる…?。 その可能性を伝えて、首を一つ傾げるとネリエルさんを誘う]
試して、みない?*
(16) 2016/11/21(Mon) 20時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/21(Mon) 20時半頃
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[果たして、ネリエルさんはわたしの提案にどう返してくれるだろう。わたしは口の中の飴玉を噛み砕いて飲み込むと、御門さんらしき気配がする方へ声をかけた]
御門さん、そこに居るんでしょう?
[反応があったら、ネリエルさんへ向けたのと同じ問いをしようか]
あなたは今、鬼ですか?*
(17) 2016/11/21(Mon) 21時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/21(Mon) 21時半頃
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[さっきも思ったけど、ネリエルさんはとても優しくて、気を遣ってくれる人だよね。子どもに対して、希望を持たせてくれるような言い方をしてくれる。例えば>>19とかもね]
一足先に、……本当にそうだといいな。
[ネリエルさんからそういわれれば、本当にそうなったような気がする。自分で自分に言い聞かせるより、人に言ってもらう方がいいのかな。 祥子さんの無事をもう一度祈って、それから現状に向き直る。 わたしが出した提案、ネリエルさんは乗ってくれるようだ。>>20 そうと決まれば話は早い]
(21) 2016/11/21(Mon) 21時半頃
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[早速、物陰に隠れていた御門さんに声をかける。鬼かと尋ねたらそうだ、と返って来る]
わかりやすいね。
[迷う必要がないって事はいいことだ]
ネリエルさん、こっち!!
[一緒に逃げようって決めたから声をかける。さぁ、手を取り合って、一緒に鬼から逃げよう]
捕まる時は一緒だからね、…───おーにぃさん、こぉちらっ!
[囃すように言って、共に駆け出した。*]
(22) 2016/11/21(Mon) 21時半頃
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[わたしも当然、そのままだと走りづらいから、持ち上げた着物の裾をきつく縛った帯の上から突っ込んでいる。 膝小僧をむき出しにして、全力で手足を動かし走る。
ネリエルさんは走るの得意? わたしは走るのなんて生まれて初めてだから、同じ年頃の少年と比べて足が速いか遅いかなんてわからない。
それでも一生懸命走る。逃げる。 木々の間を縫うように走る。茂みに飛び込むなんて初めて。ガサガサと音と立てるのが楽しい、なんて新しい発見をしたり。 二人で交互に思い思いの場所を目指して、共に走る]
(25) 2016/11/21(Mon) 22時頃
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……はぁ、はぁ…。
[距離が極端に縮まらなければ大丈夫かな。 時々足を止めて、小休憩を挟みながら鬼の方を見る。 鬼ごっこは永遠に捕まらない遊びではない。鬼も子も、みんなで楽しむのだとしたら、いつか捕まらないとならない。
子どもの遊びは、みんなで楽しい気持ちになって終わるもの。 誰かが可哀想なまま、置いてきぼりにされたまま、終わっていい遊びなんて、ないはずだよ。
ネリエルさんも同じことを考えてる。きっと。 だから最後まで、繋いだ手だけは離さないように。捕まる時は一緒だよ、と意識は常に向けて。*]
(26) 2016/11/21(Mon) 22時頃
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[それ>>27が飛んできた時、わたしたちはちょうど走っていた。 茂みの中を往く途中、不意に近くで大きな物音がしたものだから、てっきり何かが出てきたのかと思って、わたしはびっくりして飛び退く]
うわぁッ!
[叫んで飛び上がった後、ネリエルさんにぶつかった。 ネリエルさんも体制を崩しちゃったかな。そのまま二人して、その場に倒れちゃったかもしれない。
その時、御門さんとの距離はどのくらいだったかな。 地面に伏したわたしが顔を上げた時、そこに御門さんは…。*]
(30) 2016/11/21(Mon) 22時半頃
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[そこに、鬼が…───居た。>>33 必死に逃げてきたけど、遂に追いつかれてしまった]
遊びのおしまいは、……みんな一緒、だよ。
[わたしの語り掛けは耳に届いたかな。倒れた地面から身を起こし、肩を並べるわたしたちに、御門さんが両手を伸ばす。 乱れた息の中、一言だけ聞いた。『つかまえた』
わたしたちの肩が、それぞれ同時に叩かれる。 その後の御門さんは、まるでどこか安心したような、ほっとしたような、そんな顔をしているように見えた。 立ったまま、わたしたちに背を向ける。そして、わたしたちが見守る前で、御門さんの姿が、……消えた]
鬼を渡した後は、…こんな風になるんだね。
[最初に会った夕顔とか、みょんこさんとか、見ないなぁと思っていたら、こんな仕組みだったんだ。で、消えた御門さんが居た場所に、ぼうっと鬼のお面のようなものが浮かんでいる。本来これが、捕まった時に渡されるはずのお面……鬼の正体だ、と悟った]
(35) 2016/11/21(Mon) 23時半頃
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ネリエルさん…、これが…鬼のお面、かな?
[般若のような顔をして、空洞の目をわたしとネリエルさん、交互に向ける。 やっぱり、これは目論見通り?同時に捕まった時、次にどこへ鬼を渡すか、迷っているようだった]
鬼さん、こちら…。
[二人で同時に手を伸ばす、ネリエルさんの動きに合わせる。 どちらが早くてもいけない]
…せーの、…。
[合図をして、息をそろえる。わたしたちは、同時にお面に触れようとして]
…────!
[ピシ、っと割れる音を聞いた。 お面のちょうど真ん中、縦にヒビが入った後で、面が真っ二つに割れる。 わたしたちの手にそれぞれ、半分に割れた欠片が飛んできて、のっかる前に光る粒子に姿を変え……辺りに散るように、消えてしまった。*]
(36) 2016/11/21(Mon) 23時半頃
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─遊戯の終わり─
[さぁ、時は黄昏。もう日は暮れてしまったよ。 じきに夜が来る。 鬼渡しで遊ぶ時間は、もうおしまいだ。]
おうちに帰ろう。
[辺りに咲いていた曼殊沙華が一斉に揺れる。一つ、一つ、赤い色彩が失われて、薄闇に溶けていく。 木々の間を、風がざぁざぁと吹き抜ける。空を見上げると、黒いフレームのような枝葉の隙間に、一番星が輝くのが見えた]
こんなに走り回って、遊んで……ちょっと怖かったけど、……。
[辺りの光景が歪む。赤い色彩が失われる時が加速する。 先に行ったあの人たちは、……祥子さんは、無事に帰れたかな。遊びの最後はやっぱり、]
楽しかったよ。
[と締め括ればいいかな。おそらくわたしはもう、二度と季節外れの曼殊沙華を見よう、なんて思わないけれど]
(37) 2016/11/21(Mon) 23時半頃
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[世界が消滅する…───あるいは、世界からわたしたちが消えたのかもしれないけれど……再び目を開けた、そこにはきっと皆の顔が並んでいると信じて、
…───わたしは、目を閉じた。**]
(38) 2016/11/21(Mon) 23時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/21(Mon) 23時半頃
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