108 麻雀邪気村-second season-
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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壁の向こうだ、やつの足音が聞こえる。いよいよ隣室に迫る。 明日は、もう……
(0) 2012/12/30(Sun) 22時半頃
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― 雀荘Seven LiLi ―
[リィンリィン――…
本日開店の雀荘“Seven LiLi”の扉の鈴が鳴る。 出迎えられたのは、七転町からやって来た刺客]
ち、ッ 何で俺がわざわざこんな所まで……
[―――もとい、カモ。
七転荘という雀荘を経営する店主、べネット・デイル。 またの名を、振り込み王子《ロン・プリンス》という。]
(@0) 2012/12/30(Sun) 23時頃
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[彼の目を見張るべきは、その驚異の振り込み率。
ツモはことごとく他家のアタリ牌を引き 狙ったように待ち牌を河へと流す。
その才能故に呼ばれたという事を知らず 青年は呑気に、ぐるり店内に目を配らせて]
まぁ、賞金は魅力だけどねえ…… お。アンタがここの店長《オーナー》か。
[小綺麗なカウンターに肘を乗せて その奥に佇む女性へと声をかけた―――]
(@1) 2012/12/30(Sun) 23時頃
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嗚呼。 お待ちしておりました、べネット・デイル様。
いえ―――振り込み王子《ロン・プリンス》
………そう、お呼びした方が宜しいでしょうか?
[鈴の音に振り返り、青年の姿を捉えると 女は屈託のない笑みを浮かべた。
彼女こそ、この雀荘の店主《オーナー》 グロリア・アンダーソンであった。]
(@2) 2012/12/30(Sun) 23時頃
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遠路遥々ようこそ。
此度は貴方に贄 ……いえ、お力を借り 華やかな開店記念とさせて頂きたく存じます。
[丁寧なお辞儀をひとつ、すれば これから来るであろう者達を迎える準備をし始める。
小綺麗とは言え小さな店だ。 彼女が従業員としての役割も果たしていくらしい。]
―――ようこそ、いらっしゃいませ。
[やがて客の姿が見えれば、そう笑顔で出迎えるのだろう**]
(@3) 2012/12/30(Sun) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/12/30(Sun) 23時半頃
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ふ…
我が街に新しい雀荘とはね。 これもまた、世界の選択か…
[冬の訪れを聞いて、既に幾月が過ぎただろうか。 それでもまだ勢いが落ちぬどころか益々と勢いを増す冷たい風に吹かれながら、件の店を目指す]
(1) 2012/12/31(Mon) 00時頃
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[店の入り口の側に控える、黒服の男 客人を迎えるに相応しい上品な装いで深々と頭を下げる様は、小さな雀荘にはやや不釣り合いではあったが]
――いらっしゃいませ、闘士様《ザ・ブレイヴ》。
[たとえいぶかしがられようとも気にも止めず、男は客人達にそう呼び掛ける。 そして彼らをこれから始まる闘いの卓《フィールド》へと導くのだ。それこそが男の、聖戦の僕《バトラー・オブ・ロワイヤル》の役目**]
(@4) 2012/12/31(Mon) 00時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 00時半頃
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― 雀荘Seven LiLi ―
[扉に付いたベルが鳴り、来客の訪れを告げる。 その下に立っていたのは漆黒の衣装を身に纏う姿]
新しく出来たという雀荘は此処か…? 大会が行われると聞いたが、まだ人は集まっていないようだな。
[店内へ視線を向けるが、大会という程に人が居るようには思えなかった。 従業員らしい女性に会釈ともつかぬ首の動きだけを向ける]
(2) 2012/12/31(Mon) 00時半頃
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[自室の向かいに面する雀荘Seven LiLiに人影が集まってゆくのを尻目にベッドから身を起こし、側に掛けてあるカーディガンを身に纏う]
――そう、聖戦≪ジ・ハード≫は今日だったかしら?
[口元を押さえてコフリ、と小さく咳き込みながらのもその顔に浮かぶのは微笑み]
楽しみね、どういう勝負になるのかしら。 嗚呼、この目で見たいわ……。
[淡雪のように白い肌を上気させながら、ゾクゾクと身体を駆ける寒気を抑えるように我が身を抱きか細く呟きを漏らす]
――いえ、この戦いは我が目で見守らなければいけない。
[頭を振って決意するかのように三度呟きを漏らし、拳を握ると普通感冒≪ただの風邪≫に冒された身体を気だるげに起こしていそいそと会場へ足を運ぶための準備をするのだった**]
(@5) 2012/12/31(Mon) 00時半頃
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[小さな雀荘の前に、黒い一台の車が止まった。 スーツに身を纏った男がそのドアを開けると 中から出て来たのは、何とも小柄な少女。]
じゃぁ、いってくるね。 ……パパとママには内緒だよ?
[唇のまえに指を立て、首を傾ける。 黒服の男が頷けば、満足したように笑みを零した。
そうして嬉しそうに駈け出していく少女の後ろ姿を 男は静かに見送ったのだった。]
(3) 2012/12/31(Mon) 02時頃
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― 雀荘Seven LiLi ―
……わぁ。
すっごく狭い。
[驚いたように口に手を当てて、発した第一声。 扉の鈴が恨めしそうにちりんちりんと音を立てている。
入口に佇む男>>@4は何と思うだろうか。 そちらに気付けば、ぺこりと大きくお辞儀をして]
ありがとう、貴方《バトラー》。 私、お茶とお菓子が欲しいな。
[普段から見慣れた姿に安心したのか、しれっと注文をすると 軽やかに店の奥へと歩を進めた。]
(4) 2012/12/31(Mon) 02時頃
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あたっ
[雀卓を見つけ、そちらに向かおうとすれば 思いがけず、先客>>2にぶつかってしまう]
……と、っとっと。 ごめんなさい、ぶつかっちゃって。
―――あなたも、大会の参加者さんなの?
[大袈裟に手を広げてバランスを取りながら ぶつかったばかりの黒い子に首を傾げつつ、問いかけてみる。]
(5) 2012/12/31(Mon) 02時半頃
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―???―
……そう ついに、聖戦≪ジ・ハード≫が始まるのね
[女は携帯電話を片手に誰かと通話している]
(6) 2012/12/31(Mon) 10時半頃
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……心配はいらないわ わたしが出るまでも無いもの
[華やかに彩られた寝室で、一人女は笑う]
(7) 2012/12/31(Mon) 10時半頃
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聖戦≪ジ・ハード≫には『彼』を、派遣す――
(8) 2012/12/31(Mon) 11時頃
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ゴフッ ゲフッ
[女は突然咳き込むとその場にうずくまる]
(9) 2012/12/31(Mon) 11時頃
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大丈夫 少し寝ればおさまるから 心配しないで
[女はそういうと慌てた様子で通話終了ボタンを押す]
(10) 2012/12/31(Mon) 11時頃
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急いで 『彼』に 電話しなくては
[女は携帯の電話帳を開くと何者かに電話をする]
(11) 2012/12/31(Mon) 11時頃
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妻 ブレンダがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(妻 ブレンダは村を出ました)
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――ピピピ ピピピ
(12) 2012/12/31(Mon) 11時頃
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―restaurant momentary―
……奥様、どうされました? たまに電話を寄越したと思えば。
[調理帽を被った男が携帯電話を取り出すと]
(13) 2012/12/31(Mon) 11時頃
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……聖戦≪ジ・ハード≫が始まると。 けれども私は既に卓《フィールド》から足を洗った身、今更何も出来やしませんよ。お引き取りください。
[男は困惑した様子で携帯を切ろうとすると]
(14) 2012/12/31(Mon) 11時頃
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……奥様! 大丈夫ですか奥様!!!
[男は只ならぬ様子に大声を上げる。]
(15) 2012/12/31(Mon) 11時頃
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――ガタッ
(16) 2012/12/31(Mon) 11時頃
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だ、誰だ!
[男が振り返ると、入り口には――――]
(17) 2012/12/31(Mon) 11時頃
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料理人 ピエールがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(料理人 ピエールは村を出ました)
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―restaurant momentary―
……久しぶりじゃない。ピエール。 いえ、点棒調理人と呼んだ方が良かったかしら?
[入り口に立つ女はクスリと笑う。]
(18) 2012/12/31(Mon) 11時半頃
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あなたみたいな三下に聖戦≪ジ・ハード≫に向かわせるなんて何を考えているのかしらね。
[女はピエールから携帯を奪いとると]
(19) 2012/12/31(Mon) 11時半頃
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『なっ、貴様何を考えているっ!』
決まってるじゃない。あたしが聖戦≪ジ・ハード≫に参加してあげるって事よ。
[女は手にした携帯電話に向かって]
(20) 2012/12/31(Mon) 11時半頃
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ブレンダ様。こんな面白い事に『南風のナンシー』と呼ばれるあたしを誘わないなんて随分とつれない話じゃない。
[ナンシーは携帯電話に向かって話を続ける。]
(21) 2012/12/31(Mon) 11時半頃
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けれども、行かせてもらうわよ。聖戦≪ジ・ハード≫には。
目の前にいるこの人を倒してでも、ね。じゃあね、それじゃ。
[ナンシーは携帯電話の通話終了ボタンを押す]
(22) 2012/12/31(Mon) 11時半頃
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さ、聖戦≪ジ・ハード≫の前に小手調べと行きましょうか。
[レストランのテーブルの前に繰り広げられた卓《フィールド》。
聖戦≪ジ・ハード≫への前哨戦≪プレリュード≫が今、始まる――――**]
(23) 2012/12/31(Mon) 11時半頃
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― 雀荘Seven LiLi前 ―
ありがとう、お釣りはいらないわ。
[タクシーから降りると雀荘を見上げる影が1人。 “彼”の声のトーンに年配の運転手は怪訝そうな顔をした後で車を走らせて行った。
ブレザーの制服に黒のニーソ。 ただし、この制服の学校は実在はしない。 某アニメのコスプレであり、華奢な“彼”にとっては女性用のコスでサイズはぴったりだったのだ。]
さて――ここが聖戦《ジハード》の舞台《ステージ》ね。
[ピンク色のスマホをポケットから取り出すと斜め上の角度から自分の姿を撮影する。 そうしてスマホを簡単に弄るとツイ●ターに投稿した。]
「大会会場前、なぅ」っと。
[傍らには麻雀大会に果たして必要なのかと言うサイズのボストンバッグ。]
(24) 2012/12/31(Mon) 13時半頃
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[そして、Seven LiLiに唐突にクラシックが流れた。]
(25) 2012/12/31(Mon) 13時半頃
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ふ……この私、電脳神の愛娘《ドーター・オブ・デウス・エクス・マキナ》の戦場はここかしら?
[持ってきたラジカセでベートーヴェンの交響曲第9番を流しながら入ってきた一見女子高生に見える少女。 彼女こそ男の娘雀士、華―ハナ― またの名を電脳神の愛娘《ドーター・オブ・デウス・エクス・マキナ》の姿だった。]
(26) 2012/12/31(Mon) 13時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 13時半頃
お使い ハナは、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 13時半頃
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― 雀荘Seven LiLi ―
[煌びやかな店内は、まさに異空間《ヘヴンレイ》だった。 小さいながらも、小綺麗に纏まった空間は居心地が良く、オーナーの品の良さを感じさせる]
いやあ、しかし、困ったな… 煙草が吸い辛いぞ
[そんな中、どこにでも居そうな中年が一人。 顔にも髪の毛にも、それなりの年期と貫禄が出始める年齢。 吸い辛いと言いつつも、しっかり煙草は吸っているのだが、優秀な空気清浄機のおかげか、煙草の臭いは漂う端から消えていた]
(27) 2012/12/31(Mon) 18時頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 18時半頃
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―Seven LiLi前―
キキィッ....
[黒塗りのロールス・ロイスが雀荘前で停まる。その中から、シックな色合いのシャツとベストに、赤いネクタイをつけた小柄な少年が降りてくる。傍らには、30代後半ぐらいの長身の男が附いていた]
(@6) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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ジェフリー。ここが件の雀荘か。 なるほど?そこいらの三下が集う吹き溜まりとは違うようだな。
ここにいるんだろう?奴が……
[荷物を持って随う男に先にドアを開けさせ、自分もまた続いて雀荘の中に足を踏み入れた]
……ルートヴィヒ・ヴァンの第九か。
[どこから流れているのか、ステレオから流れる交響曲に耳を止め、適当な席に腰を下ろした]
(@7) 2012/12/31(Mon) 18時半頃
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――――自模。 小三元 混老頭 混一色 対々和 南 白 中 三倍満 24,000点であたしの勝ちね。
[ナンシーは床に倒れ込むピエールの頭を踏みつける。]
(28) 2012/12/31(Mon) 19時半頃
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アナタがこの局で緑一色・四暗刻≪ザ・グレイテスト・ベジタブル≫を張っている事くらいわかっていたわ。
[ナンシーは上がり牌の發を見て、笑う]
(29) 2012/12/31(Mon) 19時半頃
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けれども、あたしの局《フィールド》に勝負を仕掛けたアナタには勝機は無かった。
[ナンシーは發をピエールの体の上に投げ捨てる。 ピエールの汚れたコック帽の白、踏みつけられた血の紅(チュン)、捨てられた發はまるで小三元のよう。]
(30) 2012/12/31(Mon) 20時頃
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さて、余興はこれくらいにして、聖戦≪ジ・ハード≫へ向かいましょうか。
[屈折した笑みを浮かべながらナンシーは「雀荘・Seven LiLi」へと向かう]
―restaurant momentary→雀荘・Seven LiLi―
(31) 2012/12/31(Mon) 20時頃
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いやあいやあ、完全に場違いだねえ、俺…
[全然困ってなさそうに、中年男は煙草を咥えて、店内を見回した。 黒服チーム>>2>>4。 クラシックな曲と共に現れた女子高生>>26 少年とお供>>@6]
全く…こんなに、恐ろしい所とは思っていなかったんだが 予定調和《メルドビルダー》が居るとは
[ぼりぼりと頭を掻きながら、ぼやいた]
ところで、あの子は……?
[JK絶対領域、のはずなのだが>>24、何故かそそられない。 本能的な何かが反応しない、ちょっとエロ親父だった]
(32) 2012/12/31(Mon) 20時半頃
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すごい。
こんな狭い所にも、いっぱい人が来るんだ。
[>>26クラシックと共に現れた少女(?)や >>@7黒服を傍に控えさせた少年に目を輝かせると ぴょこん、と小さく飛び跳ねる。
これから聖戦《ジ・ハード》が始まるとは思えぬ程 純粋で楽しげな表情が、少女を飾っていた。]
はやく、打ちたいな
[ぎゅ、と首からかけられたペンダントを握り呟いた。]
(33) 2012/12/31(Mon) 21時頃
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[誰かがぶつかってきた>>5と知ると、顔をそちらへと向ける。 いくら女性向けとはいえ雀荘には似つかわしくない女性。 その紅薔薇《ロサ・キネンシス》のように紅い頬には見覚えがあった]
そうだけど… お嬢さん《フロイライン》、君も参加するのかい?
気をつけたほうがいい。 入り口の扉《マージナル・ライン》を超えたその時から、聖戦《ジハード》は始まってるのだから…
(34) 2012/12/31(Mon) 21時頃
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[ラジカセのスイッチを切ると、大会が始まるまではとのんびりと待つ事にした。 ふと、黒服の男を見ると飲み物を頼んだのだった。]
ねえ、執事《バトラー》さん。珈琲が飲みたいな。 悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘いのをお願いね。
[要はホットコーヒーのアリアリ砂糖多めが欲しいと言う事であった。 視線を感じる>>32とそちらに向けてにっこりと微笑んだ。]
(35) 2012/12/31(Mon) 21時頃
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全く、年末に第九などとは、醤油臭い民族は発想が違うな…それとももう神へ勝利を捧げる戴冠者気取りか? まあいいか。
[どこからか流れるBGMが切れたのを聴いて取り、顔を上げた。傍らの長身の男が何かを察して動こうとするのを片手を上げて制止し、声を発する]
ジェフリー、ここは店だ。お前が気を回すな。 ―――そこの執事《バトラー》。紅茶を持ってきてくれ。無論ミルクも別沿えだ。
……これだけの装いなら、それなりのものは用意しているんだろう? まあさほど期待もしないが……まさかティーバッグで淹れはしないだろう?
[そう言って、ちらりと参加者を見渡す。]
あいつは……
(@8) 2012/12/31(Mon) 21時頃
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うんっ もちろん。
[>>34問い掛けに対し咲いた笑みは、花開く薔薇のよう。]
……気をつける?
大丈夫だよ、私 楽しみでしょうがないもん。
聖戦《ジ・ハード》―――壮絶な戦い《ザ・ハード》が、ね。
[目の前の彼女と同じ お揃いの黒を揺らし、無邪気に言う。]
(36) 2012/12/31(Mon) 21時頃
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……おや。僕の事を知っているのか。 どこかで会ったかな?まさかカードの方で顔を合わせるはずもないし…
[少し意外そうに>>32、特に目立った所もなさそうな今一つ冴えない風貌の男を胡散臭そうに眺める]
安心しろ、今日はちょっと理由あって見物だけのつもりだ。 これが聖戦《ジハード》―――とかいう大層な戦の名を汚すような愚かしいものでないかどうか、篤と見させてもらおうじゃあないか。
…まあ、少なくともそこの五里氷中《サイレンス・ブリザード》については僕より一段上という事は認めておこう。
―――あまり、失望させないでほしいものだね?
[椅子に腰かけながら脚を組み、両掌を胸の前で合わせて、優雅にほほ笑んだ]
(@9) 2012/12/31(Mon) 21時半頃
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……何だ何だ。 ガキばっかだな。
こんなのが麻雀なんて出来るのかねえ……
[自分の店とは大きく異なる客の顔ぶれに 悪態とも取れる言葉を吐き付けて、卓前へと腰掛ける。
>>27男の吸う煙草の匂いが、漂った途端消えていくのが 何処か慣れない、と言った顔をしつつ]
まだ時間あるなら、肩慣らししよーぜ アンタも暇だろ。
[そして始められる、小さな戦いは ――――青年《カモ》が点棒《ネギ》を背負って居た**]
(@10) 2012/12/31(Mon) 21時半頃
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やあ、こんにちは
[にっこり笑顔>>35に、煙草を持った手を軽く上げて応対する。しかしどことなく様にならないのは、残念ながら平凡過ぎる一般小市民の外見だからだろう]
君も、こんな所に来るなんて、とても猛者なんだねえ 俺はよく知らないもんでさ 名前、聞いて良いかな?
[噂のネット雀士の素顔は知らなかった]
(37) 2012/12/31(Mon) 21時半頃
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ああ、私ですか? ハナです、よろしければこちらをどうぞ。
[笑いながら鞄の中のカードケースを出すと名刺を差し出す。 そこには「電脳神の愛娘《ドーター・オブ・デウス・エクス・マキナ》華―ハナ―」と書かれていた。
ややハスキーな声は果たして目の前の相手にどう映るのだろうか。]
(38) 2012/12/31(Mon) 22時頃
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[そうして、卓《フィールド》へと目を向ければ 既に其処には三人の闘士《トレ・ソルジャー》の姿が見える。
ちらり、ぶつかったばかりの黒服の少女と思しき人物へ目を向け 少しだけ考え込むように唇に指を当てるが]
ううん、パパが言ってた。 麻雀は何人でもできる、って。
[そうしてもう一度ペンダントを握り締め]
ね、行こう。
[彼女を誘いながら、卓へと急いだ。]
(39) 2012/12/31(Mon) 22時頃
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色々有ってねえ
[カルヴィンの言葉>>@9には、にっこり]
五里氷中《サイレンス・ブリザード》? 聞いた事、有るような――どんな人、だっけ?
[噂は知っているけれども。 彼の知識を試してみようかと、質問で返してみた]
(40) 2012/12/31(Mon) 22時半頃
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[渡された名刺>>38に目を落として、凍りつく。 伝説のゴスロリネット雀士の名。
並み居る強敵を屠り、圧倒的な強さを放ち。 まるで死神に首を刈られるかの如く、一瞬のうちに相手を飛ばす。 その手腕はどこまでも漆黒で絶望]
君は……君が、あの……! 噂の、電脳神の愛娘《ドーター・オブ・デウス・エクス・マキナ》
[しかしハスキーな声。 女では、ない。しかし美少女。しかし……]
女の子、なのかい?
[ただし優先順位はコレが最初であった]
(41) 2012/12/31(Mon) 23時頃
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[ぴくり、と眉を動かす。何か、知っていてわざとこちらを試すような、そんな仄めかしたもの言いに感じたからだ]
……なんだい?敵を知り己を知れば…という奴かな。 本当はとっくに御存じなんだろう? ……だがまあ、いいか。
シモ・ヘイヘという狙撃手を知っているかな? 彼はフィンランドはラウトゥヤルヴィの何の変哲もない一猟師だった。
しかし、Белая Смерть―――ソ連赤軍は彼に、その異名を与えた。意味は―――【白い死神】。
彼は極寒の冬戦争の中、純白のスーツに身を包んだ僅か30人の同士と共に、4000人の敵兵を一方的に殺戮した。しかも索敵を防ぐため、スコープを銃身に取りつけず、だ。
自分の動きすら察知されぬため、彼は雪を食する事で息を白く染めぬようにすら心がけていたという…
(@11) 2012/12/31(Mon) 23時頃
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……僕の知る限り、卓上を仮に戦場に見立てるとすれば、奴こそがそれだと言って、過言はない。
……少なくとも、奴はリーチはかけない。相手を確実に殺せると確信するまでは姿を現さない。殺せる射程内の人間を狙い撃っていく……そういう奴だ。
そうだな。まあ……精々奴と戦うなら、地獄待ちには注意しておくことだ。 といっても、無駄かもしれないが……?
ああ、御苦労。
[目の前の相手>>40を値踏みするように眺めながら、執事然とした従業員が持ってきた男の紅茶を受け取り、ミルクを注いだ]
(@12) 2012/12/31(Mon) 23時頃
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[久しぶりに聞いた気がする問いかけ。 その言葉には笑っていつもの返答を返すのだ。]
性別なんてどちらでも構わないでしょう? あんなの神様が勝手に決めたものですもの。
[はぐらかすような答え、ただその返答は性別がどちらであるか答えているようなものだった。]
(42) 2012/12/31(Mon) 23時頃
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とん、とこ、とん。
[靴を鳴らして声を弾ませて。 可憐な少女は卓《フィールド》へと近付く。
>>40噂をされている五里氷中《サイレンス・ブリザード》が 自分の後を付いて来たかは知れないが]
はじめまして。 マーガレット・エマーソンっていいます。
……おじゃましても?
[また丁寧にお辞儀をした後、 其処に居る者を見回して首を傾げる。]
(43) 2012/12/31(Mon) 23時頃
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―「雀荘・Seven LiLi」―
……ここね。
[ナンシーはお目当ての雀荘を見つけるとつかつかと中へと歩いていく。]
(44) 2012/12/31(Mon) 23時頃
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[狭い>>4という評価にも眉ひとつ動かすこともなく ゆっくり丁寧な礼にはぶれもなく、美しく。]
畏まりました、お嬢様《フロイライン》。 本日はラング・ド・シャをご用意させていただきました。
[ティーセットは嫌味でない程度の、淡色の蔦薔薇が這う華奢なデザイン。もちろん、ティーバックなど使いはしない>>@8。 下準備から丁寧に、真白い手袋を嵌めた大きな手のひらがこなして行く。 それからミルク、チョコレート、コーヒー、キャラメル…様々なクリームを挟んだ、淡い狐色を小皿に載せて。]
(@13) 2012/12/31(Mon) 23時頃
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地獄の悪魔と愛に舞う天使《デビル・アンド・エンジェルスタイル》の珈琲―――そしてミルクティー。 畏まりました、闘士様方《ブレイヴス》。ええ、聖戦《ジ・ハード》にふさわしい、聖戦《ロワイヤル》をより高める品を…と。主人から命ぜられております故。
[注文>>35には正確に、的確に応えてみせよう。それが僕《バトラー》。 そして期待>>@8に添える品、最高の持て成しを。それが僕《バトラー》。 全てはそう、聖戦《ロワイヤル》の…聖戦《ジ・ハード》の為に。]
(@14) 2012/12/31(Mon) 23時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 23時半頃
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心配するなジェフリー、お前の淹れる茶の方が美味い。
……とは言え、うん。こんな場で出すものとは言え及第点だな。「Li○ton」のような茶葉は本当に勘弁してほしいところだからな…
[ミルクを溶かしたカップの淡い水色を一口啜って、傍に控える黒スーツの男に振り向いて声をかけた。そんな中、別の少女の声>>43に振り向く]
―――うん? そうか、マーガレット。エマーソン……
構わないよエマーソン、僕は今回は言ってみれば部外者なのだし。どうぞ自由にしてほしい。
紹介が遅れたな。僕はカルヴィンハリス・エーリッヒ・ミザンツィオン。 今日は理由あって寄せてもらった。
(@15) 2012/12/31(Mon) 23時半頃
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おお、詳しいね 思い出したよ、五里氷中《サイレンス・ブリザード》
リーチのコールを聞いた時――それが、死ぬ時だって
[ありがとう、とにっこり微笑む]
可愛らしい――お嬢さん達だ いやあ、おじさん嬉しいなあ
[こちら>>42はお嬢さんと呼んでおく事にした。 礼儀正しそうなもう一人にも、笑顔を向けて]
はじめまして 俺はワットと言う、ただのおじさんだよ
[ちょっとスケベな、ただのおじさんです]
(45) 2012/12/31(Mon) 23時半頃
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|
[ちなみにドリンクや茶菓子のラインナップは何も気取ったものばかりではない。 番茶からラムネからオレンジから熱燗からなにから、よりどりみどり。 もちろん頼めばお絞りも紙ナプキンも出てくる。
客人に求められるものを、全て最高の形で用意する。 それが執事《バトラー》たるものの勤めだ。本家には道楽とも呼ばれた小さな店ではあるが、妥協はできぬ。
獅子たるもの、兎一匹狩るにも全力を尽くさねばならぬのだから。 手を抜ける場所など一切あろうはずもない。]
(@16) 2012/12/31(Mon) 23時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2012/12/31(Mon) 23時半頃
百姓 ワットは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 00時頃
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[ぱちぱち、と長い睫毛が瞬く。]
……ミザンツィオン? パパから聞いた事があるような―――…
[予定調和を組み上げる者《メルドビルダー》の名は 少女の記憶の片隅に残っていたか。]
残念、あなたの腕もみたかったのに。 ……じゃあ、遠慮なく。
[スカートを靡かせ、ちょこんと椅子に腰掛ける。]
(46) 2013/01/01(Tue) 00時頃
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お嬢さん《フロイラン》…いや、可憐なる姫騎士《ヴァルキュリア》。 君には余計なお世話だったようだ。 僕も卓《キリング・フィールド》の上では油断しないようにしよう。
[無邪気な物言い、微笑み>>36の中に底知れぬ実力が窺い知れた。 今回の大会、暇潰しだと思っていたが中々に楽しめそうだ。 誘いの言葉をかけられる>>39と、頷きを返し]
ああ。 行こう…約束の地へ…
(47) 2013/01/01(Tue) 00時頃
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