8 DOREI品評会
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修道女 ツェツィーリヤは、ランタン職人 ヴェスパタインの居城の見事さに、ためいきしかでない。
ふらぅ 2010/04/14(Wed) 22時頃
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─ 主人の別荘 ─
[裸足の主に導かれて、女は犬のように四つ足で庭へと降りた。 短く整えられた芝の上、リードを引かれて従順に付き従う。
幾人もの視線の中、隠すもの一つない白磁の肌には、ところどころ紅色の模様。 よく見ればそれは、傷つけられた痕だと判るはず。 肩の茶色の焦げ痕は、いまだ赤く熱を持ち、ことさらに鮮やかに目を惹いた。
春風はまだ少し冷たく、肌寒いねとの言葉に小さく身を震わせて主を見上げる。]
(52) ふらぅ 2010/04/15(Thu) 14時頃
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[主人の命令に、静々と差し出す凶悪な器具。 お気に入りらしい新しい玩具を恭しく捧げ持ち、主人が楽しそうに弄るのを見守る。 このような世界に育った女にすら見慣れぬものが多いほど、彼のコレクションは生物・非生物問わず、驚くべき充実っぷりだった。]
(143) ふらぅ 2010/04/16(Fri) 14時頃
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[やわらかな果実に噛み付く獣のように、四つに割れた顎は乳房を挟み込む。]
…く、……ぅぅっ。
[押し殺した声。太い眉が苦悶に歪む。 上等のパン生地を掴んだ時のように、器具の隙間からはみ出すやわらかな白い肉。 滲み滴り落ちる赤は、薔薇の花弁のごとき雫。]
(144) ふらぅ 2010/04/16(Fri) 14時頃
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…っぁ。
[無残に潰れた傷口が開放されて、滲み出す薔薇。 流れる赤を舐める舌を、苦痛の中にも何処かうっとりとして。 子に乳を与える母のように、そっとその墨色の髪をなでる。
壊していい。 そう告げる甘い囁きに、頷く笑顔は聖母のよう。]
…かしこまりました。 [指示されるままに、小さな灯火で針を熱した。
主人が見せる興味。 自ら手を下す行為が、愛かどうかなどはわからないけれど、 愉しそうにしてくれる様子だけで、女の心は満ち足りていく。]
(145) ふらぅ 2010/04/16(Fri) 15時半頃
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[褒められて恭しく頷き、赤熱していく鋼の顎をうっとりと見つめる。
主人が「友人」の肌へ小さな鉤針を飾って行くのを見守りながら、 消毒用のエタノールの霧吹きを手渡した。]
(146) ふらぅ 2010/04/16(Fri) 16時半頃
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……く、…うぅ……ーーーーーーーーーーーーーーーッ!!! [ジュウ…と肉の焦げる臭い。思わず庇おうと手が伸びそうになるのを必死に堪えて責め苦を受ける。 高温で変性していく組織が、固い四つ顎に噛み潰されるように。 苦悶に歪む太い眉。冷や汗がだらだらと薔薇の香りを纏って流れ落ちていく。
ジェレミーの手から器具が離れると同時によろりとへたり込み、暫くガクガクと震えが止まらなかった。
ちらりと見上げる主人は、いつにもまして愉しそう。]
(164) ふらぅ 2010/04/17(Sat) 01時半頃
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