239 名探偵の館
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これはわたくしの……いえ。 なんでもありません。お気になさらず。
[鋼鉄のハリセンをドレスの背中に仕舞う。 そして小声で]
なぜこんなところにわたくしの相棒が落ちているのかしら。 不思議ですね。 誰かに見られたかしら?
……見られたかしら。ふふ……。
[と呟き、頬を赤くした。]
(28) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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わたくしも写真を見せていだだきます。 キールさん、お隣失礼しますね。
[キルロイが見ている写真の中から、キールが見ているものとは違う写真を数枚手に取り、自分の前に並べる。 しばらくじっと見つめていたが、やがて疲れたようなため息をついた。]
いけませんね……。皆さんのようには閃きません。 少し時間をいただきますわ。
礼拝堂は確か……外、でしたね。 ……といっても単独行動は避けるべき。
どなたかの推理が終わったらついてきてくださるようにお願いしましょう。
(29) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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オーレリアは、真摯なまなざしで他の探偵達の推理に耳を傾けている。
2015/10/28(Wed) 22時半頃
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[>>50ジョージの言葉ににこりと笑う。]
ありがとう、小さな騎士様。 猫さんも一緒に来てくださるのね。 心強いわ。
(61) 2015/10/29(Thu) 08時頃
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[途中、ジョージが止まればそこで待ち、興味深げに視線の先に目をやる。]
あら、まあ。ふむ。 館中にいろんな仕掛けがしてあるのね。
不自然なくらいに。……うぅん、でもそうね……。
[そして少々悩ましげに唸る。]
(62) 2015/10/29(Thu) 08時頃
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[少年探偵が調査の終わりを告げるのと、>>58その悲鳴が響くのとどちらが先だっただろう。 館をつんざく恐怖に彩られた悲鳴に、思わずキョロキョロと辺りを見回した。]
今の声は……一体……。 なにかとても恐ろしいものを見たかのような声でしたね。 まさか第二の事件が?
…………いけませんね。 礼拝堂より先に、声のした方を見に行きましょう。
(64) 2015/10/29(Thu) 08時頃
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[ジョージの抗議の声には]
まぁ、ごめんなさい。 それじゃあもう立派な大人ね。ミスター。
[少ししゃがんで低い位置だ目線を合わせて言った。]
(65) 2015/10/29(Thu) 08時半頃
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オーレリアは、駆け足で食堂に向かった。
2015/10/29(Thu) 08時半頃
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メルヤさん、どうしました!?
(66) 2015/10/29(Thu) 08時半頃
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……ッ!!
[体当たりに近い勢いのメルヤを抱きとめ、その指が指し示した方角に目をやるも、窓の外には夜の闇が広がるばかり。]
……なにか恐ろしいものでも見たのですね。 でも、もう大丈夫です。 なにもいませんから、落ち着いてください。
[今にも泣き出しそうなメルヤの肩を、ぽんぽんと柔らかく叩く。 メルヤが見たものを否定もしない。]
(79) 2015/10/29(Thu) 17時頃
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いいえ。全然平気です。 落ち着いたらなにを見たのか話していただけますか?
[すぐに離れたメルヤの手を追いかけるように握り、手の甲を幾度か撫でる。 一見落ち着いているように見えるメルヤが、芯から落ち着きを取り戻すまでそうしているだろう。*]
(81) 2015/10/29(Thu) 17時頃
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……そうでしたか。
[>>89メルヤの話を聞き終えると、否定も肯定もせず、窓の外に消えた猫を視線で追いかけるように外を見遣る。]
(114) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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[それから──]
メルヤさん、エントランスホールへ参りましょうか。
あなたが見たものがなんだったのか、わたくしは答えを持ちませんが、少なくとも、今は人の気配のある場所へ行けば、あなたを捉えている名状しがたき恐怖からあなたは解放されるかもしれない。
ね?
[メルヤを人のいる場所へと誘導する。]
(116) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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[メルヤが落ち着いてひとりでもいられるようになった頃、オーレリアはそっと館の外へと向かった。 単独行動は控えるべきなのだが、それ以上に、推理を披露する若い探偵達の邪魔になってはいけない。
森閑とした外の空気を吸って、ひとり考える。]
たしかに──。 誰の推理をとってみても論拠がはっきりしていて矛盾がない。 見事です。
なのに──。 違和感が拭えない。
何か見落としている気がします。
(119) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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──礼拝堂──
[目指す礼拝堂は館の裏手の、朝には日の光が一番に当たる場所にあった。 オーレリアは中に入ると、祭壇の前に跪き手を組んだ。
そのまましばらくは、無言で一心に神に祈りを捧げるかのような時が流れ──]
(120) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[どれほど時が経過したのか、ゆっくりと目を開けたオーレリアの視界に、一枚のカードが映った。]
これは、まさか……。
[細い指先がそれを慎重に拾い上げる。]
…………やっぱり。
間違いないですね。 まさかここにこれがあるとは思いませんでした。
しかしこれなら。いえ、これでこそ、か。 やっと違和感の原因が──足りなかった欠片がわかりました。
(122) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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──エントランスホール──
[ほぼ全員が己の推理を終え、意見を交わし合っていた頃だろうか。 今更のように遅れて現れたオーレリアは、遺体の傍らに膝をつき、死者に語りかけるように口を開いた。]
啓示が下りました。 あなたの語れぬ真実は、わたくしが語りましょう。
まず──これをご覧ください。
[オーレリアの手中から鋭い閃光が飛ぶ。 閃光はホールの絨毯の上に落ちると一際強く輝くようなオーラを放った(ように見えただろう)。
それは銀の飾り文字でSeven Tools of the Thiefと描かれた一枚のカードだった。 デュエリスト達の間では最早伝説となったトラップカード。]
(134) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[──盗賊の七つ道具《Seven Tools of the Thief》]
(135) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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……これはとあるカードゲームのカードのひとつ。 Seven Tools of the Thiefというカードです。
[ゆったりとした調子で、オーレリアは語る。]
相手のトラップカードが発動した際、自分のライフを一定数支払って相手のトラップカードを無効にすることが出来ます。 このゲームにおいてトラップは切り札に等しい。それを無効にしてしまえるこのカードは強力無比。もちろん、対価は非常に大きいですが……ほぼ決まりかけた勝負を覆すことが出来るのは、このカードだけと言っても過言ではありません。 そのあまりの効果に公式の大会では第二回目にしてすでに使用禁止にされたほど。
その後は新たに生産されることもなかった幻のカードであるのに加えて、様々な手段で回収が進み、今ではこれを持っているのは第一回公式大会チャンピオンに輝いたプレイヤーだけなのです。
(136) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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……そう。 もうおわかりですね。
それがパルックさん。 人狼館でシェフをしていたこの方は、若き頃に人狼戯王というカードデュエル大会の初代優勝者でした。
パルックさんの部屋には黄金のカードトロフィーが置いてありました。 目立たない場所ですが、磨きぬかれて曇りひとつないそれは、彼が今でもチャンピオンの誇りを失っていないことを示しています。
恐らく……いえ、確実に、彼は今でも訓練を続けていたでしょう。 きっとパルックさんの部屋のパソコンを調べればPC版人狼戯王の戦績が見れますよ。 何十年にも及ぶ練磨は彼を高みへと押し上げ、同時にその自尊心も、遥か天高く聳えたバベルの塔のごとくであった。
けれど実は、ここにもう一人の戦士がいました。
(137) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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探偵として呼び集められた中に、その類まれなる頭脳をデュエルの世界でも発揮し、昨年の大会で彗星のごとく優勝を攫った若きデュエリストが混じっていた。 館の主がそれを知って招待したのか、ただの偶然かはわかりません。 けれど、運命は彼らを引き合わせた。
────そして悲劇は起きました。
(138) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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この写真をご覧ください。
[オーレリアは一枚の写真を見せる。 腕に装着したカードデッキにカードをセットし、映像はVR(ヴァーチャルリアリティ)で直接網膜に映すタイプの最新の通信デュエル機器だ。]
これを用いて、往年のチャンピオンと若き超新星の苛烈な戦いは幕を開けた。
(139) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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礼拝堂で見つけたSeven Tools of the Thiefには、この庭にしか咲かない薔薇の香りが染み付いていました。
……ここにも、ほら。
[オーレリアの指が、パルックの髪に絡まった小さな赤い花びらを拾い上げる。]
おそらく、戦いの場所は薔薇の香りに包まれた中庭。 美しく整えられた夜の庭が、世紀の戦いの舞台に変わった。
[ほんの束の間、オーレリアの瞳は、その時の光景を思い浮かべるように遠くを見た。]
薔薇の舞台は彼──初代の王に甘い香りとともに敗北を届けました。 彼は誇りを折られた。
デュエリスト同士の戦いはあまりに苛烈。 衝撃に、パルックさんの心臓は耐えられず、鼓動を止めた──。
(141) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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盗賊王の七つ道具はすべてを見、そして語ります。 カードデッキで行われたデュエルの情報は、ネットを介して人狼遊戯を経営するNINJIN社のデータバンクにすべて記録されています。
先ほど、パルックさんの対戦相手を調べるようわたくしの執事に頼みました。 ……シントシン社の調査力をもってすれば、すぐに結果は届けられるでしょう。
[そう言うのとほぼ時を同じくして、オーレリアの携帯に着信があった。]
わたくしです。
……ええ。そう、ですか。
(142) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[通話を終えたオーレリアは顔を上げて一人の少女を見た。]
あなただったのですね、ナナオさん。
────いいえ。 デュエル会の超新星、ヘルズエンジェル ナナオさん。
(143) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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ナナオさんに殺意があったのかはわかりません。 いえ。 きっと二人共、純粋に闘士として力をぶつけあっただけでしょう。
これは殺人事件ではありません。 頂点同士のぶつかり合いによって、起こるべくして起きてしまった悲しい事故……。
(144) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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オーレリアは、メルヤにゆっくりと頷いた。
2015/10/30(Fri) 00時頃
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ご存知ですか? メルヤさん。
(146) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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オーレリアは、シメオンに頷いて見せた。
2015/10/30(Fri) 00時頃
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メルヤさんもまた一人の決闘者(デュエリスト)なのですね。
わたくしも決闘者の末端に名を連ねる一人ですが、経験が浅く、また、まさかこんな場所でそんな運命的な邂逅を果たしているとも思い至らず、答えにたどり着くのに時を要してしまいました。
(148) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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カードは主を裏切らず、正々堂々戦ったデュエリストの間には絆が生まれると言います。
パルックさんは、戦いを通じてナナオさんを認め、最期の瞬間に彼女を守りたいと願った。 デュエルによって命を落としたとナナオさんが知れば、心優しい彼女は二度と決闘を行わないかもしれないから。……それだけは防ぎたかったのではないでしょうか。
(149) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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この子(Seven Tools of the Thief)は、主人であるパルックさんの最期の願いを叶えるために、他のカード共々風に乗って館の外へと散ったのかもしれません。
館の外ならセレストさんの目も届かない。 ナナオさんは真実を知ることなく、デュエルを続ける。
……わたくしは、この子を見つけるべきだったのでしょうか?
(150) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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オーレリアは、憂いを帯びた寂しそうな表情で遠くを見つめ、十字を切った。**
2015/10/30(Fri) 01時頃
オーレリアは、キルロイに真剣な眼差しで答えた。**
2015/10/30(Fri) 01時頃
オーレリアは、飛行するナニカを目にした
2015/10/30(Fri) 07時半頃
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え……
[顔が一瞬強張った。 信じられないものを見た、とでも言うように。]
(156) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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(まさか、まさか……メルヤさんの話は、
ほ ん と う に ? )
(158) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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