人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 00時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―中庭―
[その人のことはディーンに任せるべきだ、と。
 背を向けようとしたところで、炎天下の庭には不似合いな人の姿]

 ノックスさん、――……ッ?

[近づこうとするノックスの腕を掴んだのは、
 反射で――手の届く範囲にあったからに過ぎない。
 何が見えていたわけでもないのだ、
 ただ、その人の制止の声が聞こえたから]

[手を差し伸べたディーンに向けて、
 いや、ディーンにではない何かにだったのかもしれない。
 「巻き込むな」確かにそう言ってた]

(7) 2011/08/07(Sun) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[けれど、その薔薇の呪いは、
 制止を聞かず触れたディーンをも巻き込んだのだろう。
 ディーンの体が傾いでいく。

 深い眠りへと落ちる、
 その人を追いかけるかのように]

(10) 2011/08/07(Sun) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[そして眠りについた二人の体が、
 重なるように薔薇の木の下に倒れ伏す、
 ひらりと、濃い緑の葉が落ちた。]

 ――……、これは、

[反射的にノックスを掴んでいた手は、
 無意識のままに離されて、
 その熱を伝えていたことに気づかない。]

 ランディと…同じ、

[呆然とつぶやく横顔はきっと、
 誰にも見せたことのない沈痛な面持ちで、
 目の前で起きた出来事が大きく心乱したことを、示す]

(17) 2011/08/07(Sun) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[沈痛な面持ちを首をふって振り払う、
 熱を疼かせる薔薇の香は、今は肉体に届かない。
 感じるための器官全てが麻痺したかのように。

 そして笑う理由もないのに、小さく笑みを浮かべる。
 心を隠す、そんな笑みのまま、ノックスに眼差しを向けて]

 ……困りましたね。

 医務室に運びたいけど、
 俺とあなたじゃ、少々人手不足だ。

[小柄なランディならともかく、二人は上背もそれなりだ。何より、体の弱いこの人に力仕事はさせられない]

 ああ、ランディは医務室に。
 眠ったままずっと起きてない。

 ……近づいただけでこうなるなら、
 ランディ運んだ俺はとっくにおんなじ状態になってると思いますよ。

(21) 2011/08/07(Sun) 01時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 01時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[言われて、小さな下級生の存在に気づく。
 けれど今はそう気に留まることはなかった。
 小柄なこの子では、数に入らないだろうな、と思っただけで]

 ……一旦戻って人呼んできましょう。
 ヘクターさんまだ医務室にいるかもしれないし。

 ノックスさんはそのまま休んでていいですよ。
 日よけもなしに外にいたら、大変でしょう。

[強がりはただ無茶なこととして、取り合わない。
 気遣っているようだけれど、結局心を汲み取れてはいないのだ。

 ベンチの上にまだあのギターはあるだろうか、
 戻ることを視線を態度で、促した]

(27) 2011/08/07(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[言いたげな、を通り越して、
 不満が表情に現われればさすがに気づいた。
 じ、と深いコバルトの双眸が見つめ返す]

 ……何か。

[問い返したところで、彼の表情が変わる。
 素直に言葉に従って貰えたことには、安堵の息を一つ]

 ヘクターさんにも、心配かけますよ。

[宥めるように告げれば、その場から背を向けて、
 医務室へと向かおうとした]

(34) 2011/08/07(Sun) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―廊下―
[中庭で古いギターを手にして、
 それから医務室へ向かう道すがら――
 先ほど騒動のあった階段から、降りてくる二人の姿が見えた。
 イアンは己が手にしたものに気づくだろうか。
 気づくのであれば、中庭で二人がランディと同じように眠りに落ちたことを告げるだろう]

 ……、具合が悪いんですか?

[そして眉根を寄せるのは、ピッパを支えるような姿に、
 視線は問うようにイアンを向く。
 きっとそこには、少しだけ憔悴の色が滲んでた]

(37) 2011/08/07(Sun) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―廊下―
[問うまでもなく具合の悪そうな様子は見えていたのだから、
 元より、彼の手を借りようなどというつもりはなく]

 ああ、こっちは大丈夫だ。
 ……お前、ちゃんと看病できるのか?

[ただ、眦を和らげた眼差しを向けるだけで、
 きっとその時にはもう疲労の色は隠されてた]

 ――薔薇の?

[問い返すような言葉の反復は、けれど意味はつながらず、
 また答えを求めるものでもなかった。
 ひと時、止めた足をまた医務室へと向けて――]

(47) 2011/08/07(Sun) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―医務室―
[ヘクターも騒動に様子を見にこようとしていたかもしれない。
 とにかく、二人を運ぶのにその手を貸して貰い、
 その時に>>2:431医師への連絡を頼んだことも聞けただろう。

 二人を医務室に運び終えれば、
 手にしたギターはどうするか迷って、
 結局、ヴェスパタインの寝台の傍らに立てかけた。

 くしゃりを髪をかき混ぜて、
 白いカーテンを閉ざす**]

(48) 2011/08/07(Sun) 03時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 03時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―廊下―
[廊下を歩いていれば、ふときつい薔薇の香りと水の音。
 シャワールーム、ランドリーも隣接する場所、
 水の音が聞こえても特に不審には思わない。

 そのシャワールームの中で、
 冷水が出しっぱなしのシャワーの下、
 崩れ落ちたフィリップの姿があることなど気づく筈もなく*]

(57) 2011/08/07(Sun) 10時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 10時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 16時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―廊下―
[医務室でのヘクターの様子は、病人、と
 思われる者への対処に際して慣れた様子を思わせた。
 彼がノックスと同室なことに納得しつつ、
 薔薇の香の篭る医務室が息苦しくて廊下に出たのはつい先ほどのこと]

 ――……、

[緊張が途切れれば自覚するのは、煽られる熱と疲労感。
 たしかに、水でもあれば飛び込みたい気分だ。]

 暑い、な……
 いっそ、プールにでも飛び込んでくるか。
 ああ、いや――、

[部屋の鉢に水をやらなければ、と思って、
 今朝、それをしたはずなのに昨日のことのように遠く感じることに気づく]

(87) 2011/08/07(Sun) 17時頃

ヤニクは、駆ける足音にそちらを、見やった。

2011/08/07(Sun) 17時頃


【人】 さすらい人 ヤニク


 何かあったのか?
 ……また誰か倒れてたんじゃ。

[息を切らせて駆けてきた様子に、案じる声。
 けれどこちらに反応する姿は、いつもどうりにも見えて]

 ……、それは?

[その腕を見て一度、瞬き眉根を寄せた。
 赤く腕を掴まれた痕は、それとはまったく違うのに
 ふとあの人に刻まれた黒い棘茨の文様と重なって。]

(90) 2011/08/07(Sun) 17時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ――…は?

[実際に倒れたと聞かされれば、言葉に詰まる。
 見てないということは、誰かに聞いたのだろうか。
 急いてないということは、対処はすでになされているのだろう。
 明らかな異常事態だというのに、
 自分自身、どこか反応が鈍くて。]

 なんだ、黒ミサとかでもされそうになったか。
 ……あんまその辺の連中には近寄んない方がいいぞ。

[ザックやサイモン、彼らの行為と直接の関わりはない。
 少なくとも今は問題行動からは距離を置いているから、その内容は知らない。ザックと彼がどのような関係かも。
 けれど彼らはもう卒業したかつて自分がつるんでいた上級生たちと同じ匂いがする気がして、忠告めいた言葉が零れた。

 その間にも、薔薇の芳香は強くなる。
 少しだけ忌々しげに、眼差しを伏せた。]

(95) 2011/08/07(Sun) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―少し前―
[>>94 きらり涼しげな色で揺れる鍵に目を止める、
 そういえば昨夜――だったかに聞いた気がした]

 ああ、いいですね。
 それどころじゃないですけど、ちょっとだけ息抜き。

 ―――行きます?

[ヘクターが行くのなら、あとからそちらに行くつもりで、
 行かないのならプールの鍵だけ借りようとするだろう。

 水を被るよりも、泳ぐよりも、
 多分きっと、冷たく静かな水の中に浸りたくて*]

(97) 2011/08/07(Sun) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[信頼しているのだろう言葉を特に否定することはない。
 その辺、には当然ザックその人も含まれていて、
 信頼を寄せるべき相手には、見えなかったのだけれど]

 そうか……、
 その人が頼りになるならいいんだけどな。

[歯切れ悪くつぶやきに返せば、
 風もないというのに、一際強い薔薇の香が匂って]

 ――……って、おい。
 だいじょうぶか?

[ふらついた下級生を支えるように手を差し伸べる。
 小柄な体からは、濃密な甘い香り――触れるほど近づけば、
 行為の残滓も感じられただろうか。きつく眉根を寄せるのは一瞬]

(99) 2011/08/07(Sun) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[腕の中でびく、と跳ねる小柄な体。
 支えた手に一瞬だけ力が篭った、慎重にそれを緩めて。

 あつい、という呟き。
 確かに眩暈のようなあつさがまた湧き上がる。
 けれどそれは昏く焦がれるような想いを伴わない、ただの肉体の熱に過ぎない]

 ――……いや、大丈夫、だ。
 それより、その、

[見下ろした先、赤らむ頬を掠めて指を伸ばし、
 その襟を正しながら発した言葉で意図は伝わるだろうか]

 もう少し、身奇麗にしておいたほうがいいんじゃないか。

[それは薔薇の枝に触れたと同じ、無心な優しいだけの指で]

(107) 2011/08/07(Sun) 19時頃

ヤニクは、けれど浮かべた笑みにはきっと、後悔にも似た色が混ざっていただろう*

2011/08/07(Sun) 19時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 19時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 22時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―廊下―
[>>106 逃げるように走り去った下級生の背を一度見る。
 植物に触れるようには、いかない。
 過ぎっていたのは、過去でしかなかった。
 どこか時を曖昧に感じ始めている、
 昨夜は遠いのに、過去は鮮明で。現在は……どうだろう。]

 ――……せめて、
  ランディみたいに穏やかな眠りなら、

[呟きながら、自室に戻り鉢に水をやった。
 自室の花の香に、すこし落ち着きを取り戻したけれど、
 そのささやかな願いはかなってはいないことを知らない。
 
 花の手入れを済ませれば、また廊下へと出て、
 ――現実を確かめるように、その足は医務室へと戻った]

(143) 2011/08/07(Sun) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―医務室―
[医務室にはイアンと、
 フィリパもヘクターもまだそこにいただろうか。]

 ……なにしてる。

[寝台へとファインダーを向けるイアンに、
 咎めるような呆れたような声。
 声より先に、かすかに茉莉花が香ったかもしれない]

 被写体の許可を得ずに撮影するのは、
 控えたほうがいいんじゃないか?

[寝台を遮るカーテンを閉めようとして、
 うなされるような呻き声にはっとした。
 声の聞こえた寝台の傍らには古いギター、一度躊躇いながらその寝台を覗き込む]

(145) 2011/08/07(Sun) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それは気の迷いだとそう告げたも同然のあの時から、
 彼の目は覚めたのだと、思っている。
 だから、接する姿勢は常とほとんど変わらない、
 横顔を見られていることに気づいて、一度そちらを見た]

 俺は、……まだ何も。
 
[頬の赤らむ様子に、いぶかしんだけれど。
 視界の端に映ったものに、目を奪われる]

 ――……ッ、

[眠るその人の、蔓薔薇の文様が這う、右手と閉ざされた右眼。
 その黒い棘の食い込むように、じわりと紅く血が滲んでいた。
 刻み込まれ決して消えない呪いのよう―――眠りの中でも止まない苦痛。

 反射的にカーテンを閉ざして、うつむく。
 その白い生地を掴んだままの指先が、震えてた]

(151) 2011/08/07(Sun) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 いや……、

[怪我という問いに、答えようとして首を振った。
 文様の棘が食い込んでいるそれは、
 彼の抱える痛みをそのまま示しているようで。
 イアンに気づかれていただろうか、震える指をそっと剥がす]

 ランディは大丈夫だ、穏やかに寝てるよ。
 こっちは……、開けないで、そっとしておいて、ほしい。

[口ぶりは珍しく懇願にも、似て。
 きっと下級生の純粋な眼差しは痛かった、眼差しを背けて。
 せめてそれを拭くために、湿らせたガーゼを取りに行く]

(162) 2011/08/08(Mon) 00時頃

ヤニクは、座り寝している様子には、ちょっと瞬いた

2011/08/08(Mon) 00時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[ノックスのうたた寝の様子には、
 困ったように小さく息を吐いた]

 ……こんなところに寝てたら、
 風邪引くんじゃないのか、いや夏だけど。

[空調が直接あたらぬよう、
 肩にそっとタオルケットをかけて、棚を漁りに行く。
 所詮代理なので、てきぱきとはいかない。]

(173) 2011/08/08(Mon) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 どうした?

[手間取っていれば、
 近づかれようとする気配に肩越し振り返り、
 そのまま、かけられた言葉に一度目を見開いて、
 それからその眼差しを歪めた]

 ――……何言ってる。
 いい加減、目を覚ませって――、

[咎め留めようとする言葉が、咄嗟に続かない。
 そんなふうな言葉を向けられるべき人間ではないのだ、と
 口にすればそれは罪の告白だ。]

(174) 2011/08/08(Mon) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[俯かれればゆっくりと手を伸ばした。
 薔薇の枝に触れると同じ、優しいだけの指先で、
 一度だけ、その髪を拭うように撫でる。]


 お前は、俺がどんな人間か知らないんだ。


[あの傷とそれに付随する物語、
 知る者はすでに深い苦痛に満ちた眠りの中。

 声は少し震えたけれどそのまま、
 棚に向き直れば目的のものは見つけられるだろう。
 そして、イアンの傍らを離れようとして、きつく握られた掌にに一度眼差しを落とした]

(182) 2011/08/08(Mon) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[教えてください、
 という言葉への返事は、きっと少し間違えた。]

 ……俺も、
  お前がどんな奴か知らないのに?

[平等に、等しく、誰の心にも、踏み込むつもりなどないのに。
 間違えたことに気づかないまま、寝台へと戻ろうとして。

 それから、伸びをする人に一度足を止めた。
 少し困ったような顔で、けれど変わりなさそうな姿に眼差しを和らげる]

 ああ、おはようございます、ノックスさん。
 ベッドで寝ればいいのに、本当なんでそんなとこで……。

[今の話が耳に届いてたことはしらないまま、
 彼の人の眠る寝台のカーテンに手をかけた]

(193) 2011/08/08(Mon) 01時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[椅子から立ち上がる気配を、引き止めるように振り向いた]

 あ、ノックスさん待って。
 屋上行くなら、ちゃんと日よけになるもの持ってって下さい。

[そして、言葉にふと瞬く]

 ――…って、熱い?
 やっぱりそんなところで寝て、
 また体調崩したんじゃないですか。

[装われることに気づかぬまま、
 いつもどうりの言葉を投げる]

(197) 2011/08/08(Mon) 01時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[その低い声にはやはり瞬きを重ねたけれど、
 驚き具合は当の本人よりは、下に見えたかもしれない]

 そうですね、少し無用心に見えましたけど、
 ……好きでとかそんな風には思ってませんよ。

 すみません。

[不快感を与えたことに素直すぎるほど素直に謝罪をする、
 本当は自分が要因で煩わせたくはないのだ、誰も。
 なのに、逆に謝罪は向こうから向けられて――]

(204) 2011/08/08(Mon) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[言うなり走り去っていってしまう。
 あんな勢いで駆け出して、体は大丈夫なのかと思ったけれど。]

 ――……、

  あなたが謝ることじゃないでしょう。


[ゆるく首を振る、気まずいだろうから逃げた相手を、
 追いかけ追い詰めるつもりはない。
 いつだって、そうだった。]

(206) 2011/08/08(Mon) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[イアンに眼差しを向けられたけれど。
 自分はそのまま、すべきことを為す。

 寝台で彼の人の黒い茨に滲む血を拭う。
 銀の水盆の中の水が、ほのかに赤く濁って――、

 けれどこの呪いのような茨をどうにかしない限り、
 彼は眠りの中でも苦しみ続けるのだろう。
 きっとそれは、自分にはどうしようもできないことで。]

 ――……、

[与えられる罰を望んでいる。

 彼の人の体の清拭を終えれば、自分も医務室を出て行こうと立ち上がる。約束があった、それを交わした時よりもますますそんな場合ではなくなってしまったけれど]

(207) 2011/08/08(Mon) 01時半頃

ヤニクは、医務室を出れば、そのままプール方面に歩いてく

2011/08/08(Mon) 01時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[プールに近づけば、感じているのは水の匂い、
 薔薇の匂いには慣れてしまったのだろうか。]

 誘ってやれば――……、

[よかったかな、と言いかけて。
 多分輪をかけてそんな状態ではないことは自覚する。

 イアンは、ノックスを追いかけていったようだった、
 何の為だろう、あの下級生の行動はよくわからない。
 わからなくても、何も差し障りはないはずだったけれど――]

(216) 2011/08/08(Mon) 02時頃

ヤニクは、服着たまんまで、プールに近づいてった。

2011/08/08(Mon) 02時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[ズボンに手をつっこんだまま、
 珍しく真面目そうな顔を見れば、
 プールサイドから少しだけ身を乗り出す]

 ……頼みたいこと?
 って、なんですか。改まって珍しい。

[問われたことも珍しく、
 首を傾ける様相は年相応の顔になった]

(218) 2011/08/08(Mon) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ……忘れてきたんですよ、水着。
 
[プールサイドに腰掛ければ、
 裾を捲り上げて水に足を浸す、
 引っ張られでもしたら即落ちるだろう体制]

 伝染病、ですか。
 ……そんななんですかね、あれはなんか。もっと。

[呪い、そんな言葉が湧き上がるのは、
 あの血の滲む黒い文様を見たからで――けれど、
 そんな発想の幼稚さに、口を噤む。それよりも]

 ……ロビン?なんでロビンなんですか。
 感染してない、ってなんか証拠でも?

[出てきた名前の唐突に、思わず理由を問うてしまった。
 余計なことだと思ったのは、口に出したあと]

(222) 2011/08/08(Mon) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 はあ、意味わかんないです。

[体躯に似合わぬぼそぼそとした物言いに、
 つい思わず正直な感想を言ってしまった]

 あ、いや……変わりないように見えて、
 ここにいたら感染するかもなんて、大体に当てはまるというか。
 同級生とか、本当意味わかんないです。
 
[フォローするつもりが、面倒そうな態度に、
 つい同じ言葉を2度繰り返してしまった。]

 というか、気になるなら自分が行けばいいんじゃ――…、

[言いかけて何か色々考えたように、言葉が途切れて。
 ヘクターの手が水面を打てば、跳ねた飛沫は裾を濡らした]

(235) 2011/08/08(Mon) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 嫌われるようなこと、したんですか。
 
[問いかけでない言葉をぽつりと挟んで、
 それからひたりと猫の目は見る、
 感染源を調べるとか、何か考えはあるのだろうか、と*]

(236) 2011/08/08(Mon) 03時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 04時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 18時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―プール―
[言葉に今は繋がりの見えない二人の接点を知る。
 以前は今よりももっと人と距離を置いていたから、
 彼のいう 昔 のことなど、自分は知らない]

 ……まあ、俺は昔とか知らないですけど、
  今のあなたもそう悪くないと思いますけどね。

[さらりと告げたところで、見下ろした顔はむっとしていた。
 そっと身をひこうとして]

 同級生なので、関係ありますよ。

[少しからかうように、先ほど彼が口走った言葉を理由にしてやった]

(274) 2011/08/08(Mon) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 信じる信じないとかじゃないです。
 あなたのいうこと、ロビンには言付けてそうするように言おうと思いますけど、

 ――……でも俺は、ここからは、

[俯く視線、落ちた髪にその表情は隠れる。
 ふと考えこんだ瞬間は、大方隙だらけだった]

 って、
  あんた何す―――…ッ、!!

[袖口をひかれれば、そのまま傾れて、
 盛大に水しぶきをあげて、プールに落ちた]

(275) 2011/08/08(Mon) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[白く反転する世界、
 一度水の中に沈めば、いくつもの気泡が昇って行くのが見える。
 水の層を越えた先の白い光が、霞むように揺らめいて、
 一瞬とても綺麗だ、と思い――伸ばそうとした手がもがく様に水を掻いた。

 濡れた衣服の重みに引きずられて、
 沈んでいる時間は、少し不自然に長いかもしれない]

(276) 2011/08/08(Mon) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[冷たい水の中で、たゆたうそれは、
 息苦しいのに、心地よくて光の眩しさに目を閉ざしたくなる。
 こぽり、とまた気泡が一つ浮き上がって。

 ゆっくり沈んでゆこうとする体が、
 唐突に引き上げられた時、少しぼうっとしていて、
 無反応にも見えたかも知れない。

 重たげに濡れたまつげが震えた]

(279) 2011/08/08(Mon) 19時頃

ヤニクは、しばらくしたら、咳き込みだすだろうけれど。

2011/08/08(Mon) 19時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[咳き込みが収まった後、
 ふるふると首を振って水を払った。]

 ―――ッ、は 、はぁ、
   いきなり……溺れたら、どうすんです か……。

[軽く息を切らして、喘ぐくちびる。
 ぽたぽたと雫のおちる前髪の隙間から、
 濡れた濃い目元でちらりと犯人を睨む。

 上下する呼吸が収まるまで、支えられた腕に身を預けて。
 薔薇の香は微かに水の匂いに混ざる、そっと胸を押して離れた]

(285) 2011/08/08(Mon) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それからもう諦めてシャツに手をかける、
 息抜きとする罪悪感と、肌を晒すのに少し躊躇いがあった事実が、忘れたなんて言わせただけで、本当は静かな水の中は好きだった。
 張り付くシャツを絞って放れば、
 傷跡の残る濡れた褐色の肌は曝されて、]

 まあ、……もういいですよね。
 ああ、水泳部と水泳勝負とかは、無理ですよ。

 ヘクターさん、エースとかじゃなかったでしたっけ?
 
[事情に疎い、曖昧な記憶のまま、そんな言葉を口にして、しばし、水に戯れる。
――着替えはなかったけれど、寮の部屋までそう距離はないから濡れたままで戻っても、問題はないだろう*]

(289) 2011/08/08(Mon) 20時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 20時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 22時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[水に匂う花の香に、支えられる熱に、
 留まる視線に、何か感じていたのかもしれない。
 けれど、単なる思い過ごしだろうという程度には軽く捉えて。
 ヘクターの表情を目にすれば、冗談の一つでも口にするところだったのだけれど]

 ――……、

[安堵と落胆、相反するそれに少しだけ身動きが取れなくなった。
 深い碧に過ぎった一瞬の焦燥は、どうにか常の笑みを戻して、
 視線は刻まれたタトゥーを追っていく。別にそれを確かめて口にしたわけではないのだけど、
 軽口を言うタイミングは悪かったかもしれない]

 まあ、……ものの弾みで反応することもありますよね。

[すこし上の空になったのは、刻まれた刺青があの黒く絡まる蔓薔薇の文様に重なったからで、血滲むそれを思い出して眼差しが伏せられる。ぽたり、と濡れた滴が髪から落ちた]

(312) 2011/08/08(Mon) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[上の空になる思考は、
 ヘクターは口早になったことには気づかない。
 手元で水を遊ばれば、すくった傍から零れてく]

 ……俺、あれ呪いみたいだと思ったんです。

[ぽつり、と零して。
 そして口にした言葉で、ふと何かが浮かんだ。]

 俺、ちょっと調べてきます。
 ヘクターさんの言伝は、ちゃんと伝えますから。

[それから、濡れた衣服が水中で纏わりつくのに、
 脚をとられながら水を掻き分け上がろうと、プールサイドに手をかけた]

(324) 2011/08/08(Mon) 23時半頃

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