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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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夜風に乗って、遠くから声がとどきます。昨夜は幽かに。今夜は響き。きっと明日は……
(0) 2012/04/02(Mon) 23時頃
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空から降り続く白い華
世界を優しい色で包み静かに死へと誘う悪魔は
気紛れに風を連れて、一枚の紙片を舞わせた
其れは殴り書きで文章らしきものが書かれているが
この地に住まう人々には読めぬ言語だ
(#0) 2012/04/02(Mon) 23時頃
賢者:特定の人の真実を見出します。
守護者:殺意から特定の人を護ることが可能です。
降霊者:どこからか死者の声が聞こえてきます。
賞金稼ぎ:想い人や恨み人を、自らの死の際に道連れにすることができます。
人犬:あなたの命は少しだけ長らえるかもしれません。
魔女:生死を司る存在です。
少女:どこからか不思議な声が聞こえてきます。
囁き狂人:あなたはルナに狂わされた人間です。
首無騎士:人を食らいたい衝動に駆られる存在です。
弟子:誰かについていくと心に決めた者です。
鱗魚人:あなたは自らの死を望んでいます。
※あくまで一応の設定です
個々のPCが活かし易い設定に変えてしまって構いません
(#1) 2012/04/02(Mon) 23時頃
紙片は何処かへと舞い上がる
人の手の届かぬ空か、何時か夢見た高い壁の向こうか
きっとそれは誰にも解らぬ未来
ひらひらと舞い上がり
無感情な時間だけが其処に*横たわった*
(#2) 2012/04/02(Mon) 23時頃
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[傘を差して、空を見上げている。 白い華はいつも世界を覆い尽くしている。 もう木の芽立ちの季節を迎える筈なのに この白い壁の中にそんな美しい光景は既に数少ない。]
……外に出て、みたいわ
[そんなことをしたら自らの命が危ういのに。 『BlueRose』を投与されているからこそ 生き延びている命なのに。]
(1) 2012/04/02(Mon) 23時半頃
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[白亜の壁を前に、白と空の境界線を見る。 世界は狭くて、だけど嫌いじゃないこの空間。 外に出たいのはないものねだりのようなもの。]
……ふふ、叶わない夢は見るものではないわね。
[微苦笑を浮かべる。]
あめ、のち、ゆき。 世界は、儚くて、きれい。
[ビニール傘の上に白の華が咲く。 害のあるものだと知っていても、綺麗だと 思わざるを得ない、真白の華。]
(2) 2012/04/02(Mon) 23時半頃
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[虚ろな景色は世界を覆う。 理想など崩れる砂上の幻想。 空が描いた真白な世界は、朽ちてしまって久しい。
一度は全てが失われた筈だった。 世界の終わりと殆どのひとが絶望した。 それから長らく凍りついた時間の果てに、 『BlueRose』が開発された、キセキ。]
私がもし、Liliumが起きたばかりの頃に 生きていたら―――やはり絶望したかしら? それでも必死で生きようとしたかしら?
[枯れゆく刻、この世界がどれほど持つかはわからない。 飛び交う無数の幻影。 虚実の混じった閉ざされた世界で、 此処には、私達しか、いない**]
(3) 2012/04/02(Mon) 23時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/04/03(Tue) 00時頃
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[花言葉は「夢かなう」「神の祝福」「奇跡」の『BlueRose』。 その昔、咲かすことなどできないと。 「不可能、あり得ない」ともいわれていて。
しかし、それでも咲かすことが出来たため。 その言葉が足されたという――。]
ここは、箱庭ね。 私たちがどうにかひっそり生きている。 そんな小さな世界。
私たちは籠の鳥。 大空へ飛び立つにはか弱すぎる生き物。
[歌うように、囁く。 その囁きは……誰の耳に届くのか。 誰にも届かないかも知れない。 そんな淡い悲しみがにじみ出ている、うたかた。]
(4) 2012/04/03(Tue) 13時頃
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[見上げる空から降りて来るのは何時もと変わらぬ白い華]
……はぁ。
[変わらぬ見慣れたそれに、唇から漏れるは白いため息**]
(5) 2012/04/03(Tue) 16時半頃
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[日記帳をパタリと閉じる。 内容なんてほとんどない。 変化のない日常]
私は。 なぜここにいるのかしらね…?
[答えのでない問を、ひとりごちる**]
(6) 2012/04/03(Tue) 22時頃
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―― 管理局 ――
[出生、死亡、婚姻などに纏わる管理をする 謂わば役場のような施設で昼間は仕事をしている。]
……
[退屈な仕事だ。 身に変化の起こる滅多に人物なんていない。 特に、この隔離された壁の中だけとなれば。
カツン。
ひっくり返す砂時計がさらさらと流れていく。 その様を、頬杖をついて眺めていた。]
(7) 2012/04/03(Tue) 22時頃
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[煌くかけらは、時を刻む。 全てが落ちてしまうまで、ぼうっと砂を見つめ 落ちてしまえば、また引っくり返す。
何度か繰り返して、かたん、と席を立った。
コーヒーメーカーがこぽこぽと 少し苦いコーヒーを沸かせている。 自分専用のウサギの描かれたマグカップに注ぎ、 砂糖とミルクは多めに入れる。]
(8) 2012/04/03(Tue) 22時半頃
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嗚呼、神様
[両手でマグカップを包み、愁傷な表情]
どうして私を生かして呉れているのに こんなにも退屈な生を与えるのですか。 叶うならば御伽話のロミオとジュリエットのように 濃く、切なく、甘く、そして美しく――逝きたい!
[よよよ、と演技がかった仕草で天井を仰げば 同僚の訝しむ視線が痛かった。]
(9) 2012/04/03(Tue) 22時半頃
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[マグカップをデスクに置いて、先月分の死亡届を纏めながら]
まぁ死にたくはないですけどね。 退屈な生より、美しい死に憧れるのは 乙女の条件ですから。
[同僚に対してか、あるいは独り言と化しているか。 そんな言葉を紡いで、ふわりと息を吐く。]
ところでまた例の死亡、あったんですね。 BlueRoseで生かされている以上、仕方のないことですけど。
―――…月狂いの猟奇殺人、か
(10) 2012/04/03(Tue) 22時半頃
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[人間によく似て、人間と非なるもの。]
私達は……
[――人間じゃ、無い。]
……いえ
[今更考えたって仕方の無いこと。 BlueRoseは奇跡的に咲いた華だけれど その美しさの影にも棘がある。]
(11) 2012/04/03(Tue) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/04/03(Tue) 23時頃
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注射の時間だわ。
[時計を見遣っては、纏めていた死亡届を所定の位置に戻し 己の鞄からボタン注射器と液薬を取り出す。 注射器に液薬をセットして、袖を捲って二の腕に注射した。
一般的に、エーテル注射と呼ばれる其れ。 BlueRoseの成分も僅かに含まれており、 生まれつきBlueRoseが効きづらい体質の者は こうして定期的に注射をする必要がある。]
(12) 2012/04/03(Tue) 23時頃
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[空から降る白い華は死の香り。 それはおそろしくもあり甘美でもあり。 閉じこめられた籠の鳥を手招きするかのようで。
フリルのついた雨傘で凌げるのか。 そんな、ときめきにも似たざわめきが。 心の中に湧き起こり。]
か弱いけれども。 だからって、生きているのをやめたくないわ。
[ポツリと雨だれのような微かなつぶやき。 いつものように仕事場へ。 自分の手から産み出されるべく。 待ち焦がれている小さな娘たちのいる工房。]
(13) 2012/04/03(Tue) 23時半頃
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[エーテル注射を打った後、少しの間椅子に腰掛けて安静にする。 身体にエーテルが巡るまで一寸。 ゆらり、くらり、と、 頭が自然に揺れた。]
これで私はまた命を繋ぐのね――
[BlueRoseが身体から消えれば、 白き灰、Liliumに侵されて華となるだろう。 世界を忌避せず、燦々と生きるために 必要なエーテルが、身体を満たしていく]
(14) 2012/04/03(Tue) 23時半頃
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[だけど時々不安に思うのだ。 こうしてエーテルを摂取する度、 人ではなくなっていくような気がして。
いつか、感情すらも失ったガイノイドの様になってしまいそうで。]
私は何者なんだろう、ね
[デスクに鎮座する砂時計に問いかけた。 何も返答をしない砂時計を、えいやとひっくり返すと 其れはまた、三分間という短い時間に煌く砂が落ちて往き**]
(15) 2012/04/04(Wed) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/04/04(Wed) 00時頃
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[工房にたどり着くと。
鞄から取り出した注射器に薬液を充填する。 透き通る液体は"青薔薇"の名に相応しく。 仄かに青みを帯びて。
それを腕に打ってしばらくじっと。 体内に吸収されていくのを感じた。
グラスアイを嵌められ。 すでに命を吹きこまれた娘たちや。 まだ、瞳を持たず化粧も施されず。 空ろな眼窩を晒す娘まで。 その様子をじっと伺っているかのようだった。**]
(16) 2012/04/04(Wed) 00時半頃
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−自室−
[おもむろにバニティボックスを取り出す。 その中に揃えられた色とりどりのメイク用品を出すと、三面鏡に向かって化粧を始めた。 29分後、ぱたりとボックスを閉め、]
そろそろ、出かけましょうか。
[出かける、ではなく出勤なのだが。 塀の外では大目玉を食らうだろうが、ここは塀の中… 一人や二人、遅刻欠席したところで大差あるとは思えないし、 実際咎められることもない。
一応仕事だ、との意識からか服装は黒を基調としたものではあるが、フリルやレースが存分にあしらわれているし、よく見れば紺のバラの刺繍がわかるだろう。 パニエの広がり具合を確認してから、家をでた]
(17) 2012/04/04(Wed) 10時半頃
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−管理局−
[すでに同僚の彼女はいた。 特に挨拶することもなく、綺麗に片付けられた、自分にあてがわれたデスクに座る。 仕事、などほとんど存在しない。 引き出しの中のチョコレートをひと粒なめて]
美しい死? 死に、美しいも汚いもあって?
[イリスの発言に眉尻を上げる。 彼女の、悲劇のヒロインにでもなりたがっているかのような台詞にはもう慣れた。 しかし仕事がなければ暇だ、たまには付き合うか、と顔を彼女に向ける]
…そう、あの猟奇殺人…またあったのね。 嫌なこと。
[ふう、とため息をつくと、紅茶を飲もうと自分のマグカップを探し始めた*]
(18) 2012/04/04(Wed) 11時頃
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―― 集合墓地 ――
母さん
[白き灰が芳しい香りを纏い降り続く 母だった物は一週間前に目前の砂の山の下へ眠った 気持ち程度の木の棒が乱雑に突きたてられている まともな葬式なんてしてやれる金銭は持ち合わせていない そもそもこの地で葬式を執り行えるのならば それはそこそこの家柄か もしくは人付き合いの上手い家庭なんだろう]
母さん…
[何度呼びかけても答えは無い 薄青のレインコートを着てぼうやりと立ち尽くす]
(19) 2012/04/04(Wed) 11時半頃
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今日もね、これから仕事 別にもう、働かなくても良いんだけど
[薄茶のおさげを手で弄る 微かに手が震えてしまうのは寒い訳じゃなかった 答えの無い会話に未だ慣れないだけ]
動いて無いと、私 なんだか余計な事、色々考えちゃうから
[微苦笑して墓に背を向けた 思うのは一月前の事 気持ちを抑えきれず、母を強引に犯した夜 母は、抵抗する事も無く病に弱る身体で静かに泣いた]
(20) 2012/04/04(Wed) 12時頃
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でもね どうしてかな
[ただ、母との間に子供が欲しかったのだ たった二人だけの家庭で 母の余命が幾許も無いのに 一人でこの地に立ち続ける自信なんて無かった]
どうして、子供 ……出来なかったのかな
[弱り死に行く母を痛めつける行為だと解っていても 押さえ切れなかったエゴと、歪んだ愛情 ちらと首だけを振り向かせて 動かぬ母が眠る山と、動く自身の手のひらを見比べた]
(21) 2012/04/04(Wed) 12時頃
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全てもう 灰に埋もれてしまえば好いのに
[傍に突き立てられていたスコップを掴む ん、と力を篭めて引き抜くと 今日も"仕事場"へと向かう]
……行って来ます
[降り続く灰をスコップで除灰するだけの作業だ 男の居ぬ地でも、男が中心で行われる仕事が 無くなる訳じゃ無い 私は、私の家庭は、此れで生きていたのだから 母は笑って見送ってくれるだろうか ぎゅっ、ぎゅ、と音を立てて定まらぬ仕事場へ*向かう*]
(22) 2012/04/04(Wed) 12時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/04/04(Wed) 12時頃
新妻 カトリーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(新妻 カトリーナは村を出ました)
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― 路地 ―
おいで……。
[ちりんと鈴の音が聞こえたようなきがしたから、 真っ暗な路地裏のほうへと手を差し伸べる。
みゃあ…と震える小さな声とともに姿を現すのは、 茶色い毛並みの小さな猫]
ああ、やっぱりお前だったの。 お帰り、セシル。
[セシルと名付けたこの猫が姿を見せるのは本当に久しぶりだった。 ふらりとやってきてはこうして何かをねだる様に身体を摺り寄せるのを抱き上げる]
(23) 2012/04/04(Wed) 12時半頃
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おや…おなかが大きいようだね。 いい相手がいたのかい?
[鼻の頭を指の先で撫でる。 ごろごろと喉を鳴らして気持ちよさそうに目を閉じる猫のおなかは腫れているように大きく、 姿を見せなくなっていた間に何があったのか容易に知れた]
(24) 2012/04/04(Wed) 12時半頃
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おなかの子の分までたんとミルクを上げようね。 さあ、おいで。
[猫を抱き上げたまま職場でもある管理局へと向かう。 たしか同僚に猫嫌いはいなかったはずだ――いても気にしないが――と、柔らかな毛並みをゆっくりと撫ぜながら。 白い雪が降る街を歩く一人と一匹の影]
(25) 2012/04/04(Wed) 12時半頃
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[管理局へと向かう途中には工房のある通りを歩くことになる。 腕に抱いた子が逃げぬようゆっくりとした歩みは、工房の窓からも見えるだろうか]
……そうかい。 それはよかったねえ……。
[何かを伝えるように、腕の中の猫がか細い声で鳴くのを目を細めて微笑む。 遠い昔に亡くしたわが子の代わりだというように、 女の常からはそぐわないとても慈しみに満ちたもので]
(26) 2012/04/04(Wed) 13時頃
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[何事もなければ、そのまま管理局へ。
まずは腕の中の猫へミルクを上げようか。 それとも、誰かに会うならばこの子を紹介するのが先か。
そんなことを考えながら、白い街に一人と一匹の影はゆっくりと歩みを進めるのだ**]
(27) 2012/04/04(Wed) 14時半頃
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[瞳を嵌めた顔に化粧を施してから。 一休みしていたところ、外からチリンという音が。]
……リン?
[時々餌をあげていた馴染みの茶色い猫。 首につけてる鈴の音から。 勝手にそう呼んでいるだけなのだが。
春ののどかな陽射しの中。 路地のどこかを散歩していたのだろうか。
そういえば、ここしばらくの間。 お腹のあたりがふっくらとしてきたような。 その膨らみに命の営みを感じてほっこりと。
窓をあけて見ると。 我が子のように茶色の猫を抱く女性が一人。]
(28) 2012/04/04(Wed) 14時半頃
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こんにちは、どちらへ?
[女性と腕の中の猫を見ながら。 ふわりとほほ笑んだ。
女性はこちらに気づいただろうか。
腕の中の猫は気持ちよさそうにしており。 多分、彼女が飼い主なのだろうと。
いずれ生まれるであろう仔猫が見てみたい。 面倒は見てあげられないだろうけど。 新しい命が生まれてくるのはやはりうれしい。 せめてそれでも見られたらと。**]
(29) 2012/04/04(Wed) 16時頃
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[猫を抱いた女性を見送って。 空を見上げれば、白い華は降り止まず。 雪のように胸の底に何かが積もる。
ふうっと、溜息ひとつ。
窓を閉め、部屋の中に視線を戻すと。 命を吹きこまれるのを。 物言わぬ娘たちが待つばかり。]
(30) 2012/04/05(Thu) 00時頃
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―― ゲート前 ――
遅くなりました
[集合墓地から暫し歩き辿り着いたのは 聳える壁の向こうへ抜け出せる大きな扉の前だった けれど此れが開いたのは人生で2度しか 目撃した事が無いという程に開く機会は無い]
今日は母さんの機嫌が良くて ……少し話し込んでしまって
[微笑を浮かべ説明すれば、 同じようにスコップを手にした同僚は やや困惑気味に苦笑いを返してきた 二人とも、母が既にこの世の者で無い事を知っている]
(31) 2012/04/05(Thu) 00時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/04/05(Thu) 00時頃
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今日は此処から何処までですか?
[スコップを置いて首を傾ぐ ポケットから取り出した襤褸の手袋をして 向こうまで続く幅のある道を見遣った 同僚の一人、ヘレンは この道の突き当たりまでだ、と言う]
そう ……結構長いですね
[徒歩で15分程度はある距離だ 其れを三人で処理するとなると結構な時間が掛かる 残る一人の同僚、エリーが 面倒くさいね、と笑った]
(32) 2012/04/05(Thu) 00時半頃
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さあ、お化粧しましょうね。
[艶やかで滑らかなその肌に。 少しずつ、少しずつ色を重ねていく。
色の見えにくい肌は徐々に明るく。 頬は仄かに薔薇色に。 眉や睫毛は極細筆で毛の一本一本まで。 丁寧にひとつずつ足していく。]
(33) 2012/04/05(Thu) 00時半頃
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[唇に筆で紅をさす。 淡い色を、何度も何度も塗り重ね。 ひと片の花弁を思わせる形に整える。
あとは瞳、グラスアイを嵌め込むばかり。
その瞬間、空ろな眼窩は消え。 命の宿る小さな娘の顔が生まれる。
そこから先はおめかしの領域。 髪の毛の色やそれに合わせる服やアイテム。]
どんなコーディネートにしようかしら。
[何しろ一から作るのである。 どんな服、どんな下着、どんな靴か。 娘の顔を見て相談するつもり。**]
(34) 2012/04/05(Thu) 01時頃
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―― 管理局 ――
[同僚のグロリア、年齢的に先輩の彼女に 死について問われるならば、少し思案げな表情を浮かべ]
死の先にあるものは分からないの。 真っ暗な世界?生まれ変わり?諸説はあるけど信じられない。
ただ、死に際ってものがあるじゃないですか。 路頭で惨めに野垂れ死ぬのと、 華に囲まれて皆に悲しまれながら逝くのでは どちらがお好み?
[ふふ、と猫のような無邪気な表情を見せるもつかの間 グロリアがこちらを向き、目が合った瞬間 どこかぎこちない姿を見せる]
(35) 2012/04/05(Thu) 12時半頃
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[彼女のその瞳―――。 翠がかったあの色を見てしまうと ふわりと脳みそが軽くなるような錯覚に陥る。 彼女に限ったことではない。 人の"瞳"に、敏感に反応する。 謂わば、性的に興奮するといっても過言ではない。 オキュロフィリア《眼球愛好》という性癖があるのだ。]
あ、あの 外回り行ってきます。
(36) 2012/04/05(Thu) 13時頃
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―― 屋外 ――
[白い灰の中、傘を差して歩く。 先日死亡届が受理されたばかりの家に、 その遺族に面会に行こうと思った。
目的の家の扉をノックする。 返答はなく、家の中から人の気配もしない。 家族が死亡したばかりの場合 ショックで寝込んでいるか 気持ちを他所に向ける為に、何か行動を起こすものだ。]
仕事に、行ったのかしら。
(37) 2012/04/05(Thu) 13時頃
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[白い灰はどこまでも深く覆い尽くそうとしている。 灰を踏み荒らしながら、進む道行。 どこかからスコップで灰を掘る音が聞こえた。]
ヘレンさん
[音を頼りに人物に声を掛け、此方に気づいた様子のヘレンに お疲れ様、と労いの言葉をかけながら]
ケイトさんは?
[目的の人物の名前を出して、居場所を問うた。]
(38) 2012/04/05(Thu) 13時頃
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[向こう側で作業している、と返答を受け ヘレンが指さした方向へ歩けば、 灰が一箇所に集められた光景と スコップを持つ重労働をするケイトの姿が見える。]
こんにちは、ケイトさん。
[高くも低くもない声色で、挨拶をして]
お加減、いかがですか?
[一週間前に家族を亡くした彼女に、そっと調子を問いかける**]
(39) 2012/04/05(Thu) 13時頃
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−管理局−
死の先…ね。どうせ残るのは…貴女の手の中にある、死亡届一つよ。 何もないように思うけれど。
…ああ、そういうこと、ね。
[死に際、との言に頷いて]
そうね…少なくとも野垂れ死ぬのは嫌だわ。 せめて、綺麗なベッドで…誰かに看取られたいわね。 まださきのことでしょうけど。
[そう言って、また目を合わせる。 …瞳を覗き込んだ時の表情を見るのは嫌いじゃない]
(40) 2012/04/05(Thu) 14時頃
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外回り…?
[そんな必要があるんだろうか、と思った。 しかし、死亡者がいれば遺族を訪問することはあるし、要請があれば出向くことはある。 そういえば死亡届が出されていたっけ、などと思いあたり]
そう、行ってらっしゃい。
[手をひらひらと振ってイリスを見送った。 紅茶を飲み、一息ついてから…死について少し考える]
(41) 2012/04/05(Thu) 14時頃
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そうねえ… あんまり、生には執着しないけれども… 綺麗なお洋服をきて、綺麗にメイクをして。 そうするのは好きだわ。 死ぬのは、それに満足してからでもいいかしら。
でも…うーん。 死に装束は、あのお気に入りのワンピースがいいわ。
[独り言か、他の同僚に話しかけているのか。 わからないけれど、クローゼットの中にある幾つもの服を思い浮かべ、今度はあれとそれを組み合わせてみようか、など 死から洋服へと思考は移った。 所詮、その程度]
(42) 2012/04/05(Thu) 14時頃
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はい、なんでしょう?
[ぼう、と物思いにふけっていれば、カウンター越しに声がした。 そちらを向けば、二人の…当たり前だが女性。 うち一人は、何かを抱えている。 それが赤ん坊だと気づくまで、少々時間がかかった]
出生届ですね、おめでとうございます。 ……、はい、確かにお預かりしました。
[一枚の紙を受け取り、ニッコリと笑えば、来客は去っていった。 また暇になる]
(43) 2012/04/05(Thu) 14時頃
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赤ん坊、ね…
[死と対極にある存在、だろう。 生があれば死がある。 さて、その間にいる自分は…?*]
(44) 2012/04/05(Thu) 14時頃
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|
[フリルが縁取る淡いピンクの雨傘さして。 用事がてらの散歩に出かける。]
春のようなドレスがいいかしら。
[先ほど瞳を嵌めた娘の顔を思いながら。 海のような青い瞳に似合う毛色は。 それに似合うドレスやボネは何だろうと。]
(45) 2012/04/05(Thu) 14時半頃
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|
[ふと、その瞳の色が『BlueRose』に似ていたと。 青空のようなブルーグレイもいいけれど。
深く澄んだアクアブルーは。 遠い遠い昔々、命を産み出した母なる海。 それを感じさせるからだろうか。
見ていると心奪われそうに懐かしい。]
(46) 2012/04/05(Thu) 14時半頃
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[道すがら、赤ん坊を抱きしめる姿とすれ違う。 管理局で出生届を出された子どもか。 白い産衣に包まれた、ささやかだが貴いもの。
それをちらりと見て、微笑む。 自分の手から生み出す娘たちとは違う。 温かな重みをもつ"生き物"。
いつかこの身に宿すのだろうか。 それとも、誰かに宿らせるのだろうか。 それが、幸せな愛の結晶であるように。 そう祈るばかり。**]
(47) 2012/04/05(Thu) 14時半頃
|
|
い、ろ――…
[見ている色は何色。 瞳に映る色は何色。
つい、と視線を空へと*動かした*]
(48) 2012/04/06(Fri) 00時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2012/04/06(Fri) 01時頃
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……
[黙々と一定間隔で音を立てながら灰を除ける 傍に寄せた台車に満杯になるまで灰を移し 満杯になれば定位置へと運ぶ その繰り返しが半日ほど続くのだろう それも何時もの事だった]
ん 解りました、気をつけて
[ヘレンとエリーは其々に距離を置いた場所へ 作業の効率を上げる為に離れると言う 小さく頷いてその背を見送った]
(49) 2012/04/06(Fri) 11時半頃
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ケイトは、三分の一程まで灰で埋まった台車を見詰めた。
2012/04/06(Fri) 11時半頃
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まいにち、毎日、マイニチ。
[台車を見詰めながら呟いた 空は高く、されどまるで心を写すような重さで 私の頭を強く押し付ける 気の持ちようだと本の中の主人公は言うけれど]
同じ事の繰り返し それなのに 変わるのは、変わって欲しくない事だけ
[それが綺麗事にしか見えなくなってしまったのは 何時の日からだったろう 少なくとも、母の笑顔を見れなくなってから 物事に感動する事も随分と減ってしまった]
(50) 2012/04/06(Fri) 11時半頃
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……?
[スコップが、さく、と幾度目かの音を立てた その時、不意に背から声が掛かる 手を止めて緩やかに振り返ると]
ああ、貴女はたしか 管理局の―――。
[名前までは、はっきりとは覚えていない けれど、母の死の際に諸々の手続きを 管理局で行ったとき、彼女の顔を見た事が有った]
(51) 2012/04/06(Fri) 12時頃
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仕事はきちんとやってます 生きていくなら お金と世間体は必要だから
[返事をし、再び作業に戻る 視線を彼女から外して ゆっくりとスコップを灰に突き立てた]
管理局のお仕事も大変ですね ……此処の監視も しなきゃ、 いけない、なんて
[手を動かしながら放る言葉は、 所々、余計な力が入り呻くような其れになった]
(52) 2012/04/06(Fri) 12時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/04/06(Fri) 12時頃
ケイトは、灰を少しずつ台車に*乗せている*
2012/04/06(Fri) 12時半頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/04/06(Fri) 12時半頃
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―管理局―
お母様?
[ふ、と聞きなれた声がして顔をあげれば そこには自分そっくりの格好をした母親が。 …ただし、髪型やメイクは違った]
どうされたの、お母様? わたくしなら、こうして仕事をしていてよ?
[上品に微笑むと、母は満足そうな顔をした。 時々、自分が働いているかを観察しに来るのだ。 自分は、そのために働いているといっても過言ではなかった]
(53) 2012/04/06(Fri) 14時半頃
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今日は、お茶会は? そう、これからですか。 楽しんでいらしてね?
[同年代の女性同士集まって開かれるお茶会。 二、三日ごとに開かれるそれが、母の楽しみらしい。 職場観察に満足すると、母はグレーの、縁にレースをあしらった日傘を差して出て行った]
ふう… この年になってもまだ監視、ね…
[ひとつ、ため息をついた]
(54) 2012/04/06(Fri) 14時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/04/06(Fri) 16時頃
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―― 道端 ――
[ケイトが作業するその場で、彼女が気づいた様なら 軽く会釈をするように頭を下げ]
管理局のイリス・ラ・ブリュイエールです。 アイリスとでも、イリスとでもお好きに。
ケイトさんも大変ですね。
[監視との言葉には少しだけ弱った表情を見せ]
ご様子を見に来ました。 心身ともに弱る時期ですから。 どうか、ご無理だけはなさらないよう――
(55) 2012/04/06(Fri) 16時頃
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[お金に関しては切実な部分。 場合によって働けぬ人間は生活を保護する制度もある。 だけれどそこは彼女の言う世間体が許しはしないのだろう。]
何か困ったことがあったら、 いつでも相談に乗りますから、 遠慮無く言って下さいね。
[ぱちりぱちりと猫のような瞳を瞬かせ、 ケイトの顏を、その瞳を見つめる。]
綺麗な、紫色……
[こうして横顔から見るだけでも思わず見惚れるのだから つまりイリスは、正面を向いて目を合わせて話すのが苦手だ。 動揺が先走ってしまう。]
(56) 2012/04/06(Fri) 16時半頃
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……
[そ、と彼女から視線を逸らして、 深く呼吸をした後、管理局員としては余計な一言二言を]
私。 幼い頃から家族が居なくて、 管理局からお金を貰って、農作物とか育てたりして そうやって今までやってきたんです。 管理局に入ったのは、その、わりと、つい、最近。
(57) 2012/04/06(Fri) 16時半頃
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だから――その
[少しだけはにかむように小首を傾いで、目を細めた]
寂しかったら、なんて、人の気持ちを図るつもりじゃなくて ただ、単に、私が寂しいから。
遊びに来てください、良かったら。 私の家、11-22番地です。 いい、ふーふ。 覚えやすいでしょ?
(58) 2012/04/06(Fri) 16時半頃
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[管理局に入ると、外に比べていく分か。 人が集まり賑わっていて。
先ほどすれ違ったような。 親に抱かれた嬰児が時折むずがる声や。 身寄りを亡くした届けを出して。 堪えきれず漏れ出てしまう遺族の嘆きが。
水面に広がる波紋のごとく。 無機質な建物を鳴らしている。
ここは悲喜交々で震える楽器。 青く淡く澄んだ音色を響かせる。]
(59) 2012/04/06(Fri) 19時頃
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『BlueRose』の用紙を。
[窓口で受け取るのは医療費助成の申請用紙。
どうにか自活出来ているとはいえ。 生きていくためのその薬は。 わずかであっても生活を圧迫していくもので。 優雅な生活とはいえず、伝手もない身の上では。 手続きを踏んで負担を軽くする必要もあった。]
ありがとうございます。
[用紙を受け取ると、あとはここへいつものように。 綴りを間違えないよう気をつけながら。 欄に文字を埋めていけばいいだけ。**]
(60) 2012/04/06(Fri) 20時頃
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[出生届、死亡届。 書類を取りに来る人、提出しに来る人。 そんな人達の声で、管理局は溢れている。
その中、自席のの直ぐ側で澄んだ声がした。 ガラス玉のような、綺麗な声]
はい、『BlueRose』ですね。少々お待ちを。
[医療費援助を申し出る人も少なくない。 それゆえたまに用紙が足りないことがあるが、今回はすぐに見つかった]
これですね、どうぞ。
[簡単な書類だ。 ミスさえなければすぐに終わる。 なれた様子で、しかし慎重に綴られる文字を眺める]
(61) 2012/04/06(Fri) 20時半頃
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[自分では提出したことがなかった。 BlueRoseがよく効く体質であったこと、また家が裕福であるため、余裕のあるものが申請してもほんとうに必要な人に迷惑だろう、ということ。 自らは書かないのに、書き方だけはわかるなんて無駄な知識だろうか、と一瞬考える。 そうこうしているうちに、書類は出来上がったようだ]
えっと…
[数カ所確認する。 Clarissa Caroller…歳は20、か。 年下なのに苦労しているのだな、とのんきに考え]
確かにお預かりしました、これで…
[いいですよ、と微笑もうとした時。 彼女の全体をようやく見て]
…可愛いお洋服ですね。 ご自分でお作りに?
[ふっと、雑談が出た*]
(62) 2012/04/06(Fri) 20時半頃
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―公園―
[木々に白の花を咲かせたように見えた。 降り注ぐ白は、 公園を本来の色から別の色に染めるかのよう。
その中に一滴の青墨。]
全てを染める、の?
[青墨の髪を僅かに揺らし、 唇が微かに動いた。
手には目の前の風景を写すスケッチブック。]
(63) 2012/04/06(Fri) 22時半頃
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[窓口で不意に服の話題が出て。 例えそれが社交辞令であったとしても。 褒められるのは嬉しいこと。
娘たちの小さな服を縫うことに比べれば。 自分のものを仕立てるのは。 多量の生地を裁く手間があるくらいで。 あまり根を詰める作業ではない。
あえてそれはいわないが。 自作の服であることだけは肯定する。]
ええ、……ありがとうございます。
[ほんのり頬を染めながら、はにかんだ。]
(64) 2012/04/06(Fri) 23時半頃
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[目の前の局員の服をちらり眺めると。 シックながらも生地も仕立ても一流で。 フリルやレースを要所要所でふんだんに使っており。 既製品ではなく、一点物のような上品さが垣間見えた。
気位の高そうな彼女には。とても相応しい感じで。
一瞬、見惚れてしまうが、ふと我に返り。 微かに笑顔を陰らせた。**]
(65) 2012/04/06(Fri) 23時半頃
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―― 店内 ――
[ギィ・・・カランカラン―― 少しばかりたてつけのわるい扉をあけると、澄んだベルの音が客を出迎える]
あ、いらっしゃいませ! 今日はゆっくりしていけるんですよね?
[小さな雑貨屋をぐるり見渡すと決してものは多くなく、窓際の花瓶に花がゆれる]
今日はマドレーヌを焼いてみたんですよ。 おいしい紅茶の葉も手に入ったんです。
[にこにこと親しげに微笑むと、棚から茶器をとりだす。 客人は慌ただしい訪問となった先日のことを詫びると、慣れた様子で隅にある小さなテーブルへと腰を落ち着ける。
――ふらりとやってきて店内のものを買っていく客人はこの店では少ない]
(66) 2012/04/07(Sat) 10時半頃
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ふふ、お口にあうといいんですけど。
[お茶会によせられる期待の言葉に、はにかんだように笑む]
はい!もちろん!
[この店を訪れるのはもっぱら常連で、注文を受けた品を準備するのが姉のエマの仕事である。 姉はこの狭いとは言えない隔離空間を飛び回っているのが常。
必然、店番はソフィアの役割になるというわけだ。 注文の品の首尾をたずねる言葉には元気よく答える]
まずは紅茶をどうぞ。 今!今持ってきますから。
[ぱたぱたと忙しなく動くさまはまるで子リスのようで微笑ましい]
(67) 2012/04/07(Sat) 10時半頃
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[母はすでにない―――。
それでも、姉とふたりなんとか暮らしていけるのは、母が残してくれたこの店と、なんだかんだと気にかけてくれる人たちがいるから。
今日は足の悪い細工師のもとへ材料を届けに行くといっていただろうか、姉の動向は把握しきれない]
ありがとうございます。 よかった、気に入ってくださって。
[美しい白髪の客人過ごす穏やかなひととき。 マドレーヌの爽やかなレモンの風味。
注文の品はもとより、茶葉も購入したいという相手に手早く包をこしらえる]
(68) 2012/04/07(Sat) 11時頃
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ご用が無くてもいいので、また顔をだしてくさいね?
[ベルの音と共に客人を見送る。
ソフィアのつくる菓子を喜んでくれる人がいるから、次はなにをつくろう?なんて鼻歌交じりに考える]
いらっしゃい!
[今日は客人が多い。 茶器を片付ける終わらぬその内に、再びベルがなる。
ギィ・・・カランカラン―――*]
(69) 2012/04/07(Sat) 11時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/04/07(Sat) 11時半頃
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[あの後、ケイトと一言二言交わして別れると 管理局に戻る前に一度自宅に寄った。]
お母さん達はどんな人だったのかしら
[局で使う書類をバッグに仕舞いながら、 そっと見遣るは写真立て。 まだ幼い、3歳程のイリスを中心にした写真 母の顔は写っていないが、イリスが両手でつないだ、手。]
(70) 2012/04/07(Sat) 11時半頃
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村娘 ラディスラヴァがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(村娘 ラディスラヴァは村を出ました)
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[写真立ての裏側には、「ラ・ブリュイエール」と彫ってある。 これが己の苗字を知る切欠だった。]
お母さん、私はしっかり育っています。 だから心配しないで。 私は、大丈夫。
[微笑んで。 そっと写真立てを撫でれば 管理局への道を急ぐ**]
(71) 2012/04/07(Sat) 12時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/04/07(Sat) 12時頃
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[窓の外を眺めればいつだって真白の灰が降る――――――― 客人の訪いと共に店内にもふわりとカケラが舞う。
――かぐわしい華の香りをつれて。
自身を人間でないなどとは思ったことがない。 否、人間、とはなんであるのだろう。
繰り返される壁の中の日々こそ彼女にとっての日常。 ―――時々、ふと思う。
白華の降らぬ地は真実存在し得ないのか、と。 たかい高い壁の外にも?
―――この地上のどこにも・・・・・?*]
(72) 2012/04/07(Sat) 16時半頃
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[カランカランと雑貨屋のベルを鳴らしたのは……>>69]
こんにちは、ソフィア。 注文しておいたカップとお皿、届いているかしら?
[自身の店で使う食器が届いていないか尋ねる。]
(73) 2012/04/07(Sat) 17時頃
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[なるべく灰を入れないようにドアを開ける前には払っているのだが、どうしても入ってしまうのは仕方ない]
今日もソフィアお手製のお菓子があるのかしら?
[フッと笑みを浮かべてソフィアに話しかけた*]
(74) 2012/04/07(Sat) 17時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/04/07(Sat) 17時頃
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[管理局を後に傘をさしてゆっくり歩く。
降りゆく花で白く白く煙る街は。 夢の中のようで、儚く終わる世界のようで。 目覚めているのにぼんやりと淡く。
口ずさむは昔々の聖なる歌。 祈りをこめた神への歌。 叶わぬこととは思いつつも。 世界がすべてに優しくあればいいのにと。]
(75) 2012/04/07(Sat) 18時半頃
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あ、ダーラさん! こんにちは。
[馴染みの顔に片付けをする手を止める]
あ、はい・・・。 用意できてはいるんですけど。
[食器について尋ねられれば>>73少しばかり困ったように]
昨日届いたんですけど、確認してもらわなきゃと思ってたんです。 ちょっと待ってくださいね。
[いそいそと片付けを再開すると届く、いつもソフィアの菓子を楽しみにしてくれる女の言葉>>74]
マドレーヌです! 今準備しますね!
[ぱっと満面の笑みで頷く]
(76) 2012/04/07(Sat) 18時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/04/07(Sat) 18時半頃
|
[通りすがりの雑貨店の。 甘い香りに誘われてふらりと入れば。
顔見知りの店員が。 馴染みの客との接客中で。
こちらに気づいてはいたのだろうが。 邪魔になるだろうと思い。 ちらりと目配せして微笑むだけに。
小栗鼠のようにまめまめしく動く店員と。 猫科を思わせる意志の強そうな女性のやり取りの。 成り行きを静かに見守る。**]
(77) 2012/04/07(Sat) 19時頃
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|
[店の奥へと一旦姿を消すと、手にはカップとお皿を持って。 ダーラの注文は”いつもの”だったのだけれど、差し出されたそれは…]
えっと、これなんですけど…。
[目に飛び込むのは鮮やかな碧(あお)い縁どり。 どこか、海を思わせるような・・・]
(78) 2012/04/07(Sat) 19時半頃
|
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[この隔離された場所では触れることができぬが故か、好む人、嫌う人、静かなようでどこかざわめくように向けられる眼差し――。
使われない色彩というわけではないけれど、不特定多数相手の客商売には避けられることの方が多い]
おねえちゃんが気にいっちゃったみたいで。
どうします? すごく、きれいだなぁって、思うんですけど・・・。
[壁の中には噴水や泉もあるけれど、水面には白い白い華が降る。 食器を見つめるソフィアの目のうちにあったのは、見ることの叶わぬものへのわずかばかりの羨望だったのかどうか。
自身にすらあいまいなまま]
(79) 2012/04/07(Sat) 19時半頃
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[カラン…となる音に扉をみやればクラリッサの姿。 声をかけようと口を開きかけて、目配せにそっと微笑を返すにとどめる]
あ、注文の品もきてはいるんですよ! だから、これでなくても!
[食器を手にするダーラに慌てたように付け加える]
いっ、いったぁ。
[ぶんぶんとふる手を椅子にぶつけてしまうのもご愛嬌。 きっとそれも、いつもの風景。]
(80) 2012/04/07(Sat) 19時半頃
|
|
[いつものを頼んだのが、出てきたカップを見て>>78]
まぁ綺麗。うちで使うのが勿体無いくらいだわ。
[確かに使う人を選びそうな色合いではあるが、 皆が嫌うわけでもなく、いつも同じでつまらないという客がいるのも事実で]
センスあるエマが気に入ったものなら、これ、いただくわ。
[にっこりと微笑む。店のインテリアで飾っておいてもいいくらいのものに、満足気である]
いままでも、あなた達に勧められた食器を使うと、 不思議とお客が増えるの。 あなたたちのセンスは信頼しているのよ。
[ウインクひとつ。]
(81) 2012/04/07(Sat) 19時半頃
|
|
[大丈夫とばかりに照れ笑いすると――痛みに若干引きつってはいたものの――お茶の準備にとりかかる。
ダーラと自分のもの、そして、空席におかれた茶器はクラリッサのために。
商談がまとまったなら、ささやかなお茶会が幕をあけるのだろう*]
(82) 2012/04/07(Sat) 19時半頃
|
|
あらあら大丈夫?
[ソフィアが手をぶつけて>>80 その動作が可愛くて、心配しつつ思わず吹き出してしまった。]
注文の品もあるなら、両方いただいてもいいかしら?
[コホンと咳払いしつつ、優雅な笑みをうかべる]
(83) 2012/04/07(Sat) 19時半頃
|
|
[と、ここで店に入ってきていたクラリッサにも声をかける >>77]
こんにちは、クラリッサ。
[午後のひととき、ソフィアの美味しいお菓子と共に、 可憐なクラリッサも交えたお茶会を楽しんだ*]
(84) 2012/04/07(Sat) 20時頃
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|
わ、ありがとうございます。 おねえちゃんも喜びます!
[両方購入してくれるというダーラにペコリ、とお辞儀をひとつ]
いらっしゃい。 今日は?
[用があるのだろうかと、クラリッサへと首をかしげる。
――この年上の女性の訪いは必ずしも用を携えたものではなく、ふらりと立ち寄ってくれるその時がとても楽しみだったりもするのだけれど]
(85) 2012/04/07(Sat) 20時半頃
|
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/04/07(Sat) 21時頃
|
[自分で作ったのかと問えば、控えめな肯定が返ってきた。 見たとおりの性格なのだろう]
そう…とっても似合ってますね。 貴女にぴったりだわ。
[自分には似合わないかもしれないなあ、と思いながら。 笑顔がわずかに曇ったことにも気づかず、笑顔で彼女を見送る]
さて… そういえばイリス、戻ってこないわね…
[特に問題はないけれど、と呟きながら、 また訪れた人たちの対応に戻った*]
(86) 2012/04/07(Sat) 21時頃
|
|
―― 回想 ――
保護の話ですか? 母の手続きの時も勧められました
[緩やかに瞬いて手を止めた 女性のほうへ向き直って呼吸を整える 空を一度仰ぎ、視線を戻すと]
保護を受ける心算は有りません 多分、一度甘えたらそのまま 自分の足で、立てなくなりそうだから
[無表情に伝え、スコップを台車に乗せる そろそろ一度、所定の場所へ灰を運んでもいい量だ]
(87) 2012/04/07(Sat) 21時半頃
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|
?
[しかし、たまたま聞こえた一言に首を傾ぐ 何の話だろう 周囲を見回した後に、彼女を見詰めた]
紫色?
[此方に視線を合わせようとはしない彼女。 結局その答えは返っては来ないが]
……
[彼女の身の上話を黙って聞き]
(88) 2012/04/07(Sat) 21時半頃
|
|
そう。 ……大変だったんですね。
[微笑を浮かべ小さく頷いた これも世間体の域を出ない 辛い環境の人は吐いて捨てるほど居るし 今更同情の念も沸かなければ 自分への同情も、正直余計なお世話だった]
へ?
[けれど続く言葉には、素っ頓狂な声を漏らし どういう意味だろう、と二度、三度 彼女の言葉を反芻する]
(89) 2012/04/07(Sat) 21時半頃
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[ふたりの商談はまとまったのか。 小栗鼠……ソフィアの用意した茶器を数える。 その数は、ひとつ、ふたつ、みっつ……三客。
商談中、手をぶつけたのを見て。 ハラハラするも、テキパキ茶器を出す様子は。 度々見ている時とさほど変わらず。
しかし、健気な小栗鼠は密かに堪えているのかも。 そうも思うので、そっと声を。]
ありがとう、ソフィア。 手伝いがいるなら遠慮なくいってね。
(90) 2012/04/07(Sat) 21時半頃
|
|
[街角で花の入った籠を持ち街灯の下へぽつんと立っている。 姿に気づいた幾人かが声を掛け少女から何かを受け取って暗がりへと消えていく。]
ありがとうございました。良い夢見てくださいね。
[後ろ姿に声を投げ再び街路へと目を向けた。 籠の花は減ってる様子は見えない。]
(91) 2012/04/07(Sat) 22時頃
|
|
遊びに。
[遊びに誘われることなんてほとんど無かった それもあまり交流の無い相手なのに 嬉しいような照れくさいような想いが沸いて]
毎日仕事があるから、 貴女との予定が合うか解らないけど ……予定が合えばそのうち
[小さな声でぼそぼそと返答した その後は仕事や天候について言葉を交わしたろうか 彼女が去るのなら無理に止めず見送って]
(92) 2012/04/07(Sat) 22時頃
|
|
[黒豹のような女性……ダーラは。 この店でよく出くわす顔見知り。 といっても、彼女の方が足繁く通っていて。 たまにふらりと訪れると。 そこにいるというのが真相だろう。]
こんにちは、ダーラ。 素敵な器との出会いがあったのかしら。
[そんな挨拶を。]
(93) 2012/04/07(Sat) 22時頃
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|
―― 現在・ゲート前 ――
お疲れ様でした また明日
[数時間後、同僚達とゲートの前に集まると 自分が一枚の紙に三人分の勤怠を取りまとめて 後ほど管理局へと提出する運びだった これは当番制で今月は自分の番だ]
……
[去っていく同僚の背を見送る あの二人は仕事の後も何か遊んだりするみたいだ 私はそれに誘われた事が数度しかない きっと同僚、ではあっても友達、ではないんだろう]
(94) 2012/04/07(Sat) 22時頃
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|
[ソフィアの問いに、躊躇いがちに。]
管理局にいつもの用で出ていたの。 ここを通ったら……つい。
[恥じらいでややしりすぼみで。 この店から漂う甘い香りは誘惑に満ちていて。 だからといって、必要なものもあったので。]
あのね……淡いピンクのリボンを探しにきたの。 新しい子のお洋服に使おうと思って。 他にもリボンあったら、後で見せて欲しいわ。
(95) 2012/04/07(Sat) 22時頃
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クラリッサは、ダーラ、ソフィアの三人でしばらくのんびりティータイム。**
2012/04/07(Sat) 22時頃
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明日も仕事 その次も、またその次も
[掌を見詰めて一人呟いた 最近、独り言が多くなった気がする それも母が居なくなってから酷くなった]
別に仕事が厭な訳じゃないけど ……
[意味の見出せ無い時間ほど辛いものは無い かといって、完全な自棄に至る訳でも無い 宙ぶらりんな日々が過ぎていく]
(96) 2012/04/07(Sat) 22時頃
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|
[クラリッサの言葉に>>93ニッコリと笑顔を向ける]
えぇ、エマの見立てでいいカップが手に入ったわ。
[周りが敬遠しても、女自身は派手なものが好きなので、今回の買い物はとても満足できるものだった。]
(97) 2012/04/07(Sat) 22時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/04/07(Sat) 22時半頃
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[ダーラの笑顔は満足気で。 エマの審美眼もさることながら。 彼女に寄せる信頼感もいいなあと思う。 ささやかながらも幸せな空気。]
……エマの見立てなら、ダーラ好みね、きっと。 今度、お邪魔するわね。
[微笑みとともに、約束する。 多分、新しい娘が出来てからとは思うが。]
(98) 2012/04/07(Sat) 22時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/04/07(Sat) 22時半頃
|
[クラリッサの控えめな声はやわらかな響き帯びて]
い、いつものことだから!
[打ちつけた手はまだ少し赤みを帯びていたけれど、痛みはさほどでもない。 手伝いを申し出てくれる言葉にはにかむように頬が緩む]
(99) 2012/04/07(Sat) 23時頃
|
|
[良い食器が手に入ったとのダーラとクラリッサのやりとりには自然と笑みがこぼれる。 気に入ったものを認めてもらえる、その喜び]
えっと、リボン、リボン。
[クラリッサの捜し物に、どんなのがあったかとくるくると表情を変えながら思案中]
(100) 2012/04/07(Sat) 23時頃
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えぇ、是非来てちょうだい。
[クラリッサへ微笑みを向ける>>98]
そうだ、クラリッサ。 うちの店の看板娘として、一人“養女”がほしいのだけれど。 また工房へお伺いするから、相談に乗ってちょうだい。
[クラリッサへ笑みをそのままに。 クラリッサへの人形の注文はいつもこう言うことにしている。 彼女が娘のように自分の作った人形を慈しんでいることを知っているため、このような表現を使うことにしているのだ。]
(101) 2012/04/07(Sat) 23時頃
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