231 獣ノ國 - under the ground -
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[色を持たない私を光>>110だなんて、本当におかしな人。そして、愛しい人]
大切にして。 私、あなたに大切にされたいの。
約束するわ。 ずっと、側にいる。
[約束する、と。口にした時に。 私は、この台詞を口にするのが初めてではない、と思った。 前も、約束という言葉は、私を落ち着かなくさせたけれど>>10、今はあの時の比ではなくて。 約束をした? ……忘れてしまったのは、私の方? そんな思考は、頬を撫でられて、耳元に落とされたキスに霧散する。 かあっと顔が熱くなったけれど、きっと夜が隠してくれた。 おずおずと目を合わせれば、そのまま自然に引かれ合って。
どうして口づけをする時、人は目を閉じるのかしらと、不思議に思っていたのだけれど。今はなんだか、わかる気がする。 目を閉じれば、それ以外の感覚が研ぎ澄まされるから。 それはきっと、あなたの音を、あなたの体温を、あなたの匂いを、あなたの味を、もっともっと感じたいから]
(114) takicchi 2015/07/20(Mon) 23時頃
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……そろそろ、戻る? もう、“送ってくれて”なんて、言わないわよね?
[広い夜の空を、思い切り飛んでみたい。 それは私の望みで、けれどそれが叶った時、私はちっとも嬉しいと思えなくて>>63。それなのに、今はフィリップを連れて飛ぶことを考えただけで、胸が一杯になる。 施設からここまで来る時だってそうだったのに、何が違うというのだろう。やっぱり、私が夜の住人だからなのかしら。 それとも、それだけじゃなくて――――]
それとも、少し、夜空をお散歩する?
[ぽろりと口からそんな言葉が零れて、私は目を見開いた。 そうだ。 “約束するわ” “きっと、何があっても。この約束だけは忘れない”>>2:122]
(115) takicchi 2015/07/20(Mon) 23時頃
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あ……あ……。
[なぜ忘れていたのだろう。こんなに、こんなに大切なこと。 こんなに、こんなに大切な……約束を]
……ごめんなさい。私、フィリップのこと、全然言えないわ。 私も、忘れていたの。 どうしてこんな大切なことを忘れていたのか、全然意味がわからない。 あなたとした、約束。たった今、思い出した。
[あなたより遅かったわね、と眉を下げて。 ごめんなさい、ともう一度呟くと、抱きしめる腕にぎゅうと力をこめた]
(116) takicchi 2015/07/20(Mon) 23時頃
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わがまま、だな…と
[我慢出来ない、なんて言われればクスリと笑って これ以上焦らしてしまえばその潤んだ瞳から、一滴の雫が落ちてしまいそうで、こちらにしては珍しく言う事を聞くのも悪くないだなんて されるがまま、思うままに、お互いの敏感な所を、愛を確かめるようにゆっくりと挿れていく]
ん…はぁ……きっ、つ………
[少し馴らしてからにすれば良かっただろうか、と少しだけ後悔して。それでもゆっくり動かしながら、中をかき混ぜるように馴らしながらアマルテアの奥へと侵入していく それが全て包み込まれたのならば、高揚する気持ちを抑えて、アマルテアを抱きしめ、安心させるようにその額にキスをする]
(117) 黒戌 2015/07/20(Mon) 23時頃
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…痛く、ないかい 動くぞ…と
[言葉少なく交わして、少し出してからまた挿れて しがみついて離さないような、彼女に少し嬉しくなって。揺れるその胸を片手で揉んでから悦ばせてあげようだなんて思ってしまう]
愛してる、アマルテア キミの全てが、欲しい…んだ……
[その動きは少しずつ高揚と共に早くなって 彼女との愛を確かめ合えば、やがて絶頂を迎えるだろう**]
(118) 黒戌 2015/07/20(Mon) 23時頃
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……んっ、大丈夫。
[痛くないか、と聞かれて。思わず強がってしまう。 こういう時ですら意地っ張りな自分に、本当に嫌になる]
あっ……ん。
[必死に押し殺そうとしても、 痺れるような快感に思わず嬌声が漏れてしまう。 外に聞こえたらどうしよう、だとか。 彼の迷惑になるのでは、とか。 こちらの葛藤はお構いなしに、彼は激しく攻めたてるのだ]
……うぅ、っく。 [彼の背中に回した手に、力が籠る。 指が白くなるくらい強く。私は彼を求めていた。 身体が溶けてしまいそうな感覚]
(119) gurik0 2015/07/21(Tue) 00時頃
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[彼の愛はすべて受け止めたかった。ひとつも逃さず。 自分の中に、彼の温かなものが広がっていくのが分かった]
……だめ。
[彼の身体が離そうとしたならば、両腕でぐっと引き寄せて]
お願い、しばらくこのままでいさせて。
[額をくっつけて、熱い瞳でおねだりをする。 もう少しだけ。彼とひとつでいたかった。 彼の温もりが名残惜しくて。それを手放したくなかったのだ]
(120) gurik0 2015/07/21(Tue) 00時頃
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[いつまで、そうしていただろうか。 やがて頭が冷静になってくると、 自分の先ほどまでの痴態がひどく恥ずかしくなってきて。 シーツを手繰り寄せて、胸元を隠すだろう]
……ごめんなさい。 大丈夫、かしら。お仕事なのに。
[上目遣いに、彼を見遣った*]
(121) gurik0 2015/07/21(Tue) 00時頃
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えっ――
[彼女の膣内に射精してしまって、とうとうやってしまった。なんて少し後悔から離れようとすればふと身体にのしかかる感触 それがアマルテアが自身を抱きしめて離さないようにするものだとわかれば、安心からか、その身を彼女に委ねてしまう]
良いよ、勿論 キミは温かいな。ずっと、傍に居たくなる
[素肌と素肌が重なり合って、そこから伝わる体温を受け止めて 彼女の柔肌をそっと撫でてから愛を確認するように、口付けを交わす]
(122) 黒戌 2015/07/21(Tue) 00時頃
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――ありがとう、アマルテア
[大切な人を思い出させてくれて。そして、自分と一緒に居てくれて もし、あの施設にずっと居たのならば今頃罪悪感と虚無感で生きているのに死んだような生活をしていたかもしれない 灰色だった自分の世界に色を与えてくれたのは、嫌いなのに、大好きで、愛おしい彼女なのだから]
キミと出会えて、ボカァ幸せだ
[そう囁いてから、ヘラリといつものように笑って 二人の気分が落ち着くまでずっと抱きしめ合っていただろう]
(123) 黒戌 2015/07/21(Tue) 00時頃
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[それからいくらか経って、ようやく彼女が自分の事を離してくれれば上裸のまま、自身の薄ピンクのシャツを彼女に投げ渡して 古傷から出血はないものの、痛みはあるため落ち着いて包帯だけでも巻くつもりだ]
僕はここに住んでるようなものさ だから、大丈夫だよ
[彼女がシャツを着ないのならば、無理矢理にでも着せて、ボタンまで止めてあげよう。なんて、思ってしまう それから、もし許されるのならば首筋に新しい痕を作って。自分だけのものだと主張するように]
ケド、外で住居を買おうかな。なんて思ってるってハナシ
[ボサボサの頭を掻いて、適当に手櫛で誤魔化しながら、同じようにアマルテアの髪の毛を整えて それが終われば後ろから抱きしめて、何もない、本ばかり詰まった壁を見て何かを思うように]
(124) 黒戌 2015/07/21(Tue) 00時頃
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研究所から通える距離でさ ――キミと一緒に暮らせるような
[その表情が悟られないようにするのが必死だった 体温が上がる感覚がより鮮明にわかるし、何よりアマルテアの反応を確かめるのが怖い それでも、言葉を途切れさせないで。ここまで来たら全て言おうと決めて]
(125) 黒戌 2015/07/21(Tue) 00時頃
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――僕と結婚してくれないか
[好きだった子にすら言った事のない、初めての告白を 一夜限りでは無い愛を確かめた、愛している相手へ告げる**]
(126) 黒戌 2015/07/21(Tue) 00時半頃
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[ 柔らかな闇の中でするキスは あの日交わしたものよりも慣れてはいたけれど 「そと」の自由の中で交わすそれは ひときわ得難いものに思えて。
人に虐げられ、兄を奪われ、恐ろしさばかりだった外に 夜空舞う梟を見るという光をくれたのは 彼女だった。
きっとこれからも、このあったかい暗闇は 僕の生命を照らす光になるんだろう。]
(127) kanko 2015/07/21(Tue) 00時半頃
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……言わない。 それにね、戻る、でもなくて
「うちに帰る」だよ。 ……まゆみがあんな家で良ければ、だけど…
[ 投げられたちょっとした”仕返し”>>115に 僕は唇をとがらせて、小さくそっぽを向く。
その流れで足元の兄さんを見たら、 赤い鸚哥はこれみよがしに そっぽを向いた。
それにちょっとばかりの苦笑と、 自分の家の惨状と、 「掃除はひとりでやれる」なんて言った 知らない自分の事も 全部ひっくるめて。 笑ってしまえることが、なにより嬉しい。
( ありがと。無理させてごめんね、にいさん。) 微かに細めた視線で 鸚哥をつつむ。 きっと兄には、それだけで伝わるから。 ]
(128) kanko 2015/07/21(Tue) 00時半頃
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[ 夜空を散歩、と彼女が云うものだから>>115 僕はすっかりあの日に結んだ 夜空の真ん中で歌を唄うという、僕の願いのような 「約束」の事だと思っていたのだけど。
動揺に揺れる瞳に、首を傾け 零れた震える声に、手を伸ばし>>116
落ち着かせようと さっき自分がして貰ったように 黒髪を撫でる。 ”大丈夫だよ” と、繰り返して ]
僕の唄は、これから兄さんときみのものだから 約束なんてなくったって良いんだ。
[ 下がった眉尻を指先でついついっと撫でて、 詫びる彼女に笑顔を返す。 それでもしょぼくれているようなら 狡い僕は啄むようなバードキスでごまかしてしまおう。]
(129) kanko 2015/07/21(Tue) 00時半頃
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ね、リクエストはある?
[ 彼女の肩に腕を回しながら 演目のお伺い。
あ、あ、と喉の具合を確かめながら 疲れ顔の兄さんには、気付かないふりを決め込もう。]
(130) kanko 2015/07/21(Tue) 00時半頃
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[そっぽを向かれて>>128告げられた言葉に、はたりと瞬いた。 ちょっぴり意地悪してしまったのに、返ってきたのがこの上なく嬉しい言葉だったから、ちょっと良心がちくり]
そうね。……帰る。 もちろんよ。 同じ家に帰れて、嬉しいわ。
[あんな家、なんて言葉に、もちろん構わないと頷いて。 きっと私の表情は、微かに緩んでいただろう]
(131) takicchi 2015/07/21(Tue) 01時頃
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[すっかり忘れていた、大切な約束。 フィリップが私への気持ちを忘れてしまったことと、無関係とは思えない。 こんな感じなのかと納得しつつ、思い出した今でも、自分が信じられなくなりそうな感覚に襲われる。 これで、全部? もう何も忘れてはいない? 大丈夫、とフィリップは慰めてくれる>>129けれど]
なくたっていいなんて、言わないで。 忘れていた私が言うことではないけれど……。 ……私にとって、大切な、約束だったのよ。
[気持ちは晴れなくて、眉を下げたきっと私は情けない顔をしている。 そんなところにキスをされてしまっては。 きっと彼の思う壺なのだと思いつつ、しっかり私は誤魔化されてしまった]
(132) takicchi 2015/07/21(Tue) 01時頃
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[リクエストを尋ねられたら>>130迷うことはない]
あのね、あの日の夜に歌ってくれた歌を、もう一度聞きたいの。
[柔らかな音>>2:167に包まれて、あの日の眠りはとても安らかだった>>2:174から。 あの歌声に、もう一度包まれたいと強請った]
(133) takicchi 2015/07/21(Tue) 01時頃
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[ 時折はばたく翼の彼方、月が見おろす明かりのなか。
遥か向こうには、森が燃えているように灯る人里 眼下を埋める海森は、無数の命を内に抱えて 星は満月に気圧されて、アルコルは僕には視えない。
真っ白の地下の世界で 眠る彼女と兄へ唄った歌の 唄い出しが、いまの光景と全く違うのが少し可笑しくて 僕は月に向かってくすりと笑う。
科戸の風は、彼のところにも吹いているだろうか。
声とは全く違うところから出る聲で 大瑠璃の手を持つ鸚哥は 唄を紡いだ。
遠く 遠く 叶うなら、 彼方の塔 地の底までも響けと 願いを込めて。]
(134) kanko 2015/07/21(Tue) 13時半頃
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月なきみ空に、きらめく光
嗚呼 その星影、希望のすがた ……
[ 針鼠はせめて生きてくれているだろうか、 いつか「そと」で逢える日が来るだろうか。
猫の光と手は、戻ることはあっただろうか、 彼女の望む「しあわせ」のままであるだろうか。
外へ行ったという鮫は、呼吸に苦労していないだろうか、 ”うみ”には出逢えているだろうか。
寂しい、と言っていた亀は 誰かの傍に在るだろうか、 鶴の赦しは得られたのだろうか。
僕は なにも知ることはできないけれど 唯一 手にした「しあわせ」と共に、そらを飛ぶ。 ]
(135) kanko 2015/07/21(Tue) 13時半頃
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雲なきみ空に、横とう光
嗚呼 洋々たる、銀河の流れ ……
[ まがい物の桜から見下ろした 重い濃色の和装の胸元 記憶の中で蒼く光るつぶが、見上げた夜空の中で煌めく。
大扉の前で、振り向き見えた 伏せた瞼>>4:-42に 隠されたもの>>4:-43を伺えるほど ぼくは聡くはなかったし 彼の未練の一部になっていたなんて、想像もしない。 ただ、僕を愚直だと嘲笑った彼が 何故扉を開けたのか 今でも不思議な心持ちがするんだ。
扉の前で性懲りもなく「お腹が痛い」と言ったなら 彼は、いったい何て云っただろう。
同じように 工夫が足りないと嘲笑ってくれれば良い。]
(136) kanko 2015/07/21(Tue) 13時半頃
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[ 狡い優しさの鉄檻を開いてくれた夜色の人間と もう一度生きようという翼をくれた夜色の梟と
僕をかたち成す ふたつの夜。
きっと、人間のことは 梟との幸せのうちに忘れてしまう日も来るだろうが
僕の大切な梟が舞う空に いつも月は浮かんでいる。 姿が見えない日もあれど いつも月は浮かんでいる。
歌の終わり、与えるばかりの優しい月明かりを仰ぎ見て]
さようなら。
[ 僕は彼>>4:64に 別れを告げた。 ]
(137) kanko 2015/07/21(Tue) 13時半頃
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ねぇ、まゆみ。 満月の夜はさ、一緒に空で唄おうよ。
[ よるかぜが遊ぶ彼女の黒髪に 鼻先を寄せて 空を翔ける翼の耳元で ぽそりと呟く。
地下でした”約束”は 叶ったから 明日も 明後日も 今度こそ、この幸せを続けられるよう そんな願いを込めた ”新しい約束” を。 *]
(138) kanko 2015/07/21(Tue) 13時半頃
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[子守唄に包まれて、眠った夜。 私はとても満たされて、幸せで。これ以上の贅沢があるのかと思ったものだったけれど。 幸せには、際限なんてないのだと、私は思い知る。 外の世界の、広い広い夜空の下を、月の光と大好きな人の歌声に包まれながらの空中散歩。 今なら、どこまでだって飛んでいけそうな気がした。
外の世界に出られる日が来るなんて思っていなかった。 ただ、願い続けることだけは自由だと思っていた。 けれど、その願いはこうやって叶ったから。 それなら、到底叶いっこなさそうな他の願いだって、叶う日が来るのかもしれない。 叶わないとしても、願い続けることだけは自由で。
例えば、そう。何のリスクもなく獣を人間にする薬が完成して。 獣が、人間になるか、獣として生きるかを、好きに選べるような未来。 獣が獣として、身を潜めずとも、堂々と光の下を生きられるようになる未来。 そんな未来だって、来るのかもしれない]
(139) takicchi 2015/07/21(Tue) 14時頃
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[歌い終えたフィリップの呟きが耳元に落とされる>>138。 反射的に、私は歌えないわ、なんて返しそうになって、飲み込んだ。 私は決して歌えないわけじゃない。歌い方を知らないだけ。 そして、知らないことは、これから知ることだってできるはずだ]
……そうね。 教えてくれる?
[施設にいた頃、私は失った記憶の隙間を埋めるために、ひたすら知識を求めていた。 けれど私に、隙間を埋めるためだけの知識は、もう必要ない。 これからの私にとって、知識は目的ではなく手段だから。 きっとこれからは、もっと幸せになるために、私は知識を求めるのだろう。 交わす新しい約束に、私は微笑んで。 嗚呼、結局のところ、私の願いはとてもシンプルかもしれない、なんて思う。 私は今、とても幸せだから。 同じくらいあなたも、そして他の人たちも、幸せでいてほしい]
(140) takicchi 2015/07/21(Tue) 14時半頃
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[こっそり、そんな祈りを捧げて。 私は、大切な人を抱きしめる腕に、力をこめた**]
(141) takicchi 2015/07/21(Tue) 14時半頃
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白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。
takicchi 2015/07/21(Tue) 14時半頃
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―それから―
着いたわ。
[森の奥深くにぽつんと建つ小さな一軒の家の前。降り立ってフィリップを解放した私は、懐かしさに目を細めた]
ここが、私の育った場所よ。
[その家は、記憶しているより少し古びていて。思ったとおり、今は誰も住んでいないよう。 けれど、私はそれほど落ち込んではいなかった。 それは、予想していたから、というのもあるけど、それだけではなくて]
毎年ね、どこからか、衣服が届いていたの。 今思えばあれは……かあさまだったんだわ。
[翼のある私の着られる、背中の開いた特別製のブラウス。 つまりそれは、かあさまは、私があの施設にいることを知っているということ。 それならばきっと、私があそこから逃げたということも、いつか耳に入るだろう。 そして、逃げ出した私がきっと、いつかはこの場所を訪れるだろうと、かあさまならきっとわかってくれるはずだ]
(142) takicchi 2015/07/21(Tue) 18時頃
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扉は鍵がかかっていると思うのだけど。 実はね、一つだけ、鍵のかからない窓があるの。
[こっちよ、とフィリップの手を引いて。内緒よ、なんて口の前に人差し指を立てて、問題の窓へと案内する。 ほらね、と窓を開けてみせれば、フィリップは先に窓枠を乗り越えて、私の引き入れてくれたかもしれない]
……懐かしいわ。
[大きな家具は、ほとんどそのままになっていた。こんな森の奥の家から、わざわざ持っては行けなかったんだろう。 リビングで足を止め、テーブルの埃を丁寧に落とした]
いつか、見つけてもらえますように。
[そう呟いて、テーブルに置くのはかあさまへの手紙。 いつか、私がここを訪れると、かあさまならきっとわかってくれると思うから。 かあさまが、私の痕跡を見つけに、ここに来てくれることもあると期待して、私は一通の手紙を残す]
“かあさまへ。 私は今、とても幸せです。 マユミ”**
(143) takicchi 2015/07/21(Tue) 18時頃
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