26 Fairy Tales Ep.4
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店番 ソフィアは、双生児 オスカーが口許に人差し指を添える仕草に瞬いた。
2010/08/10(Tue) 01時半頃
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もひとつ。手順を終えるには二日かかる。 二日。どうしても二日必要。これは覚えておいてほしいな。
いい?
[ひそりと、小声でお姉ちゃん達に一番大事なことを伝えた。]
(117) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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―診療所―
[フランシスカ一行が診療所につく頃にはもう、昼に近い時刻になっていて。]
・・・・・・もう少し、早くここに着けていれば・・・
[実際には、着いていなくても変わりはないのであるが。 フランシスカはそれは口にする事はせず。]
(118) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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ン…わかった 頑張ってみるよ
[オスカーの言葉にこくりと頷く頃にはグロリアの姿。 眉を潜めるグロリアを見詰めてきょとりと瞬く]
グロリア、彼はテッドだよ
ルゥには逢った? 君の落とし物を預けておいたんだけど
(119) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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[この村はわたしの生まれたところ。 でも、覚えてないわたしにとっては。 なんだかとても不思議な感じ。 村の人も優しいけど、きっとわたしのこと知らないからなんだろうな。]
……わたしが…人狼だって疑われるのかもしれない…。 村の子供じゃないし…。
[広場に置いてあったベンチに腰掛けました。 わたしのいるところからはお姉ちゃんの姿は見えません。]
(120) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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………オスカーくん オスカーくんは体、大丈夫だった?
[心配そうにオスカーに尋ねるが瞳は何かを探るよう観察している。]
(121) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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― 広場 ―
[他の人に気付けなかったというよりは 幼い妹しか見えてなかったのかもしれないが
ベンチに腰掛ける姿が見えればそちらへ歩みを進める。]
よ。
[昨日ぶり、と言うようにポーチュラカへと歩み寄り とくりと脈打つ腕の証は共鳴するかのようにも思えた。]
…ちゃんと眠れたか?
ン、ぇと…さ ――― その、
(122) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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[口の中の渋みを消すように、唾を飲んだり咳払いを無駄にしてから冷えた手を握り覚悟を決めたような顔つきで]
自己紹介まだだったよな! 俺は、…――― 俺は、ルーカス。
タイミング逃して言えなかったンだ。 ポー、お前の 兄貴だよ。**
(123) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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でも、ロミオ先生なら、もしかしたら、まだ・・・
[鼻声混じりの声でフランシスカは呟く。 既に冷たくなったアイリスの体を抱えながら診療所の中へ歩む足取りは、迫真の演技。 悲しげなアレンジのタンゴを踊るかのように、物悲しさを演出する。]
(124) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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……ぼく? 見ての通り、だけど?それがどうかしたの?グロリア。
[見ての通り、って便利な言葉。いいね。]
(125) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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[ソフィアから差し伸べられた手。 俯いて昏い表情を隠して、その手を取った。]
……二日、ですね。 わかりました。
[隠した口元は三日月に歪ませ、オスカーに頷く。
捕まったカストルは怖がっていた。 銃を向けられて怖かった。 撃たれて怖かった。 庇われて怖かった。 人間が怖かった。
迫る死が怖い。]
(126) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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俺も、怖かったですよ……。
[手を借り、立ち上がりながらぼそりと呟く。 久しぶりに会う気がするグロリアとは目を合わそうともしない。]
(127) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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お兄さまには診療所で会えましたわ。
落し物…?
[お姉ちゃんの言っているのはたぶん>>86 のこと、かな。 ぼくはそれが何か知らない、困ったな…。]
――― ! ソフィお姉ちゃん、今の私は受取れませんの。
(128) 2010/08/10(Tue) 01時半頃
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見ての通り…?
オスカーくん、私もオスカーくんから見て、見ての通りに見えているの?
[どうやってぼくをぼくじゃないとカマをかけられるかな…。 下手を打つ訳にはいかないし…。]
(129) 2010/08/10(Tue) 02時頃
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ン…僕もこわいから少しだけ一緒だね
[取られた手を引きテッドを助けおこし耳元に囁いた。 目を合わせないテッドとグロリアを交互に見る]
テッド、彼女はグロリアだよ
[紹介するグロリアからはルーカスの話も聴け、 けれど証を"受け取れない"と云うのに面持ちは曇る]
え…? だってあれ、大事な物でしょ
[グロリアとオスカーが交わす言葉は普通と云えば普通? オスカーは具合が悪かったのだろうかと心配そうに見遣る]
(130) 2010/08/10(Tue) 02時頃
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あ、こんにちはー…、お花のお兄さん。
[名前とかそういえば聞いてなかったです。 お兄さんの顔を見て昨日こと思い出しました。 そういえば、今日も誰か襲われたとか聞いた気がして。]
……ちゃんと、うん。寝れた…かなぁ。
[寝たような気がするけど、なんだか疲れはとれてないです。 エルピス村にいたときもそんな風な感じで。 なんだろ、夜遊びでもわたししてるのかな…病気? でも、ゼファーの力のお陰のような気もするし。 というか、そもそも誰の声が聞こえてたんだろうね。 寝たのか寝てないのかもよく分からないし。]
(131) 2010/08/10(Tue) 02時頃
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んー、そうだね。 グロリアはその怪我、どうしたの? ロミオ先生に診てもらわないとだめじゃない。
[右腕の怪我を指差して。そろそろ治療しないとまずいんじゃないかな。ふつうに。]
(132) 2010/08/10(Tue) 02時頃
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[そうだ。 そもそも、わたしがちゃんとおうちに行ったのか確かめるためにサイモンさんに会いに行ったのに。 サイモンさんはあんなことになっちゃうし。 わたし、本当におうちに行ったのかなー…。 宿に戻って寝てて夢でも見たのかもしれないし。 サイモンさんなんて言ってたっけ。 風がどうとか…あれ、でもここははっきり覚えてる。]
………ん? あ………、は………っ、ごめんなさいーっ!! お兄さんのお話聞いてなかった、ですっ!! なんだっけ、自己紹介? あ、えっとポーチュラカっていうんだよっ。
[なんだかぐるぐる考えてたら、お兄さんのお話聞いてませんでした…わわわ、ごめんなさい! あうー…お兄さんの視線が若干怖いです…。]
(133) 2010/08/10(Tue) 02時頃
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ええ、とても大事なもの。 だから私には受取れないんです…。
[困ったような笑みをソフィアに向ける。]
[ああ、どうやってぼくを伝えられるだろうか…。何かなかったかな、何かぼくとお姉ちゃんしか知らない何か…。もしくは三人に共通する何かが……!!]
(134) 2010/08/10(Tue) 02時頃
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あたし・・・この娘を殺した子を許せない・・・ 前途ある、女の子の将来を奪ったのよ?
[涙ながらに男たちに訴えるフランシスカ。 その姿は、サロメを彷彿とさせるように、巧みな言葉で怒りを煽っていく。]
(135) 2010/08/10(Tue) 02時頃
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[なんだか視線が怖いので話題を変えようとわたしなりに頑張ります。]
あ…昨日からお姉ちゃんが…どっか行っちゃって…。 元気ないみたいだったのに…どうしたんだろ…。 お兄さんは知らないよねぇ…。
[お兄さんがわたしのお姉ちゃんを知ってるわけないし。]
わたし…どうしたらいいのかなー…。
[ちょっと泣きそうになったけど。 ぐっとこらえました。]
(136) 2010/08/10(Tue) 02時頃
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……………。 …そうですね。 一緒、ですよ。
[表情は相変わらず隠しながらも僅か笑む気配。 グロリアの紹介には僅かに視線をやっただけ。]
……少し、疲れたので。 休ませて貰ってもいいですか。
[立ち上がれはしたものの足元は覚束無い。 ソフィアの許可が取れたのなら、雑貨屋でしばし休憩をさせて*貰う。*]
(137) 2010/08/10(Tue) 02時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 02時頃
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お兄さんに言っても困っちゃいますよねー…えへへ。 ごめんなさいー。
[ベンチで足をブラブラさせながらそう答えました。 暗い顔して悩むなんてわたしらしくもない。 ちゃんと、お姉ちゃん探さないと。]
よいしょ、と。 どっから探せばいいかなー。 あ、お酒飲むところでなんかケンカしたらしいのっ! お兄さん、なんか知ってるー??
[首を傾げてお兄さんに尋ねました。**]
(138) 2010/08/10(Tue) 02時半頃
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ふぇ…? あ、うん そう、なんだ
[証の事を軽々しく人前で口にするのも憚られて、 グロリアの言葉には曖昧に頷いた]
― 回想/繋ぐ手 ―
[ルーカスに背負われたグロリアと別れて>>1:3から、 オスカーと共に広場の傍まで戻り来て分かれ道]
おやすみ、オスカー またね
あ、そうだ はい オスカーの方が似合うよ
[帰り際に自分の耳に飾っていた分の花もオスカーへ。 髪に飾れば満足気に微笑んでオスカーの背を*見送った*]
(139) 2010/08/10(Tue) 02時半頃
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っ !
[怪我のことを言われて初めて傷が痛んだ。 いままで怪我のことを気付かずにいたおかげで痛みも何も感じずにすんでいたのかと怪我を押さえながら眉をひそめる。]
(140) 2010/08/10(Tue) 02時半頃
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お姉ちゃん、ぼく店番してくるね。 店の中で休んでる人もいるし。
[あんまり今のグロリアと話す事もないし、ちょっとぼくも疲れた。*お店番も大事だし、行かなきゃ。*]
(141) 2010/08/10(Tue) 02時半頃
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全部じゃないけどね
[先においた問いへの答えはかえらずも再び問いはせず、 テッドが笑む気配には瞳を細めても表情は見えない]
あ…! うん、うん 昨日処方箋持って来る筈の人も未だ来てないし 僕もお店開けたままだし戻らないとだ
あ、うん ありがとう 直ぐに戻るから
[テッドに次ぎオスカーが店番を名乗り出て呉れれば頷き、 怪我をしているらしきグロリアに顔を向ける]
ええと、グロリア おじいちゃんの診療所の場所はわかるかな?
(142) 2010/08/10(Tue) 02時半頃
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[ソフィアの手を取り少し焦ったように口を開く。]
お姉ちゃん、案内してほしいな。 私 ソフィお姉ちゃんにどうしても聞きたいことがるんだけれど、いい?
(143) 2010/08/10(Tue) 02時半頃
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ふぇ…?!
[急に切羽詰ったらしき様子のグロリアに手を取られ、 おろおろそわそわ雑貨屋とグロリアを交互に見る]
う、うん 判らないなら案内するから大丈夫だよ 訊きたいことって何だろう?
[手を無理に振り解きはしないけれど、 オスカーと繋ぐ時とは感触も違い落ち着かずこわごわ]
ええと、いこう か
(144) 2010/08/10(Tue) 02時半頃
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店番 ソフィアは、良家の娘 グロリアと共に診療所を目指して歩き始めた―――怪我を気にする歩調は緩やか。
2010/08/10(Tue) 02時半頃
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あのね、お姉ちゃん
昔>>139 遊び疲れた私を背負ったお兄さまと別れた後のことなんだけれど…。覚えてるかな?
[ソフィアと手をつなぎ歩き始めるとできるだけ平静を装いながら静かに話し始めた。]
(145) 2010/08/10(Tue) 03時頃
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うん…? オスカーと一緒にこの辺りまでかえってきたよ 丁度あそこでちっちゃい背中を見送ったんだ
[懐しい話と相俟ってグロリアと繋ぐ手は不思議な心地。 繋がぬ手でオスカーを見送った辺りを指し示す]
(146) 2010/08/10(Tue) 03時頃
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